JPH07295941A - アクセス権参照方式及び設定方式 - Google Patents

アクセス権参照方式及び設定方式

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JPH07295941A
JPH07295941A JP6084351A JP8435194A JPH07295941A JP H07295941 A JPH07295941 A JP H07295941A JP 6084351 A JP6084351 A JP 6084351A JP 8435194 A JP8435194 A JP 8435194A JP H07295941 A JPH07295941 A JP H07295941A
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JP
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access right
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directory
setting
list
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Application number
JP6084351A
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English (en)
Inventor
Satoru Matsumura
悟 松村
Satoru Tezuka
悟 手塚
Kenichi Kihara
健一 木原
Hiroshi Furukawa
博 古川
Shigeru Miyake
滋 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サーバの記憶装置内の情報を、関連項目の内の
いずれかの項目をキーとして一覧表示することにより、
アクセス権の参照・更新操作の理解容易性、操作性を向
上させること。 【構成】ユーザ・グループを一意に設定するリスト40
2と追加または削除の設定モードを設定するリスト40
3とアクセス権の組み合わせを設定するボタン404
と、402,404の設定項目により表示内容が一意に
定められるディレクトリ一覧405、ファイル一覧40
8を一画面上に表示する。 【効果】アクセス権設定者はディレクトリ・ファイルの
アクセス権の参照、更新操作を、ディレクトリ・ファイ
ル全体のアクセス権設定状況を把握した上で行うことが
でき、理解容易性を向上し、設定誤りを減少させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LAN(Local Area Netwo
rk)や通信回線などのネットワークに接続されたワーク
ステーションやパーソナルコンピュータから、ネットワ
ーク上のコンピュータの記憶装置(ハードディスク,磁
気テープ,光磁気ディスク,CD-ROMなど)を共有して使
用するネットワークシステムのアクセス権設定方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のワークステーションやパー
ソナルコンピュータをネットワークに相互接続して使用
するネットワークに対するニーズの増大に伴い、サーバ
装置に接続された記憶装置を共同利用できるネットワー
クOS(Operating System)が普及してきている。ここで、
サーバ装置の記憶装置を複数のユーザが共同利用する場
合にもし、ネットワークにログインできる全てのユーザ
が全ディレクトリに対して何でもできてしまうネットワ
ークでは、重要なデータを喪失する可能性があり、やが
てはシステムの稼動すら保証できなくなってしまう。そ
こでネットワークOSをインストールした後は、ネットワ
ークを使用する各ユーザおよびグループに対してアクセ
ス権を設定し、サーバの記憶装置に対するセキュリティ
を構築する必要がある。このアクセス権設定を、ごく一
般的な小規模グループに対して設定する際の考え方、お
よび実施例が月刊LAN TIMES 1994年1月号P.46からP.55
の「実践的アクセス権設定法」に紹介されている。ま
た、記憶装置上のディレクトリ、ファイルの作成者、更
新者の判別を容易に行うために、個々のユーザに割り当
てられた色をユーザカラー格納部に格納し、ディレクト
リまたはファイルを表示する際に作成者または更新者に
対応する色と対にして表示する方式が特開平5-216727号
公報に紹介されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術における
ネットワークOSに備わっているアクセス権設定コマンド
では、その大部分はユーザおよびグループ、またはディ
レクトリおよびファイルの設定対象ごとに別画面をオー
プンしてアクセス権の設定を行う必要があり、操作が煩
雑であった。また、ユーザまたはグループ(以後、本明
細書ではユーザ・グループと記述する。)、ディレクト
リまたはファイル(以後、本明細書ではディレクトリ・
ファイルと記述する。)、アクセス権の3つの関連要素
の内、各要素の限られた範囲間の関連のみしか確認して
アクセス権を設定することができない。つまりユーザ・
グループ、またはディレクトリ・ファイルの全体のアク
セス権設定状況を把握した上でアクセス権を設定するこ
とができず、ユーザ・インタフェースの点で使い勝手が
悪かった。また、ある程度アクセス権の機能を理解して
いても、アプリケーションをインストールしたディレク
トリにアクセス権を設定する場合には、アクセス権の中
のいくつかの権利を組み合わせた権利を設定しなければ
ならないものもあり、試行錯誤を繰り返さないと最適な
アクセス権を設定できないという不具合があった。ま
た、一度設定したアクセス権を変更する場合には、最初
からアクセス権設定用コマンドを逐一使用してディレク
トリ・ファイルに対するアクセス権を設定し直すという
操作が必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明によるアクセス権設定方式は、指定ユーザ・
グループが指定アクセス権を持つディレクトリ・ファイ
ルを、ディレクトリ・ファイル一覧が表示されている中
に強調表示する手段をとる。この場合に強調表示されて
いないディレクトリ・ファイルをマウスでクリックする
ことにより、クリックされたディレクトリ・ファイルを
強調表示に変化させ、かつ指定ディレクトリ・ファイル
において指定アクセス権が変更されたという情報を保存
する。また、ディレクトリ・ファイルを一意に指定した
場合は、指定ディレクトリ・ファイルにおいて指定アク
セス権を持つユーザ・グループを、ユーザ・グループ一
覧が表示されている中に強調表示する手段をとる。ここ
でもユーザ・グループを指定した場合と同様にマウスク
リックにより、アクセス権が変更されたという情報を保
存する機能を持つ。アクセス権設定者が設定したこれら
のアクセス権に関する情報はファイルとして保存してお
き、アクセス権設定者が任意のファイルを選択すること
により、記憶装置のアクセス権設定を容易に変更できる
ようにする。また、アクセス権設定の際には複数個の単
一アクセス権の組み合わせをアクセス権として設定でき
るようにする機能も持たせる。また、ディレクトリ・フ
ァイル一覧、ユーザ・グループ一覧を表示する画面にお
いて、個々の項目を色分けして表示する機能を持たせ、
各々のアクセス権に関して個別に表示色を設定し、ディ
レクトリ・ファイル一覧、またはユーザ・グループ一覧
において設定されているアクセス権ごとに異なる色を表
示させる手段をとる。
【0005】
【作用】アクセス権設定を行う端末がクライアントの場
合は、ネットワーク上で使用しているネットワークOSの
クライアント用API(Application Program Interface)を
発行することにより、サーバの記憶装置のディレクトリ
・ファイル、ユーザ・グループ情報を取得する。また、
アクセス権設定を行う端末がサーバの場合は、ネットワ
ークOSのサーバ用APIを発行することにより、サーバの
記憶装置の情報を取得する。そして取得した情報を、ア
クセス権設定を行う端末の画面上に表示する。この画面
上でユーザ・グループを一意に指定した場合は指定ユー
ザ・グループがアクセス権を持つディレクトリ・ファイ
ルがディレクトリ・ファイル一覧上に強調表示される。
また、ディレクトリ・ファイル一覧を一意に指定した場
合は指定ディレクトリ・ファイルがアクセス権利を持つ
ユーザ・グループがユーザ・グループ一覧上に強調表示
される。またこの場合、任意のアクセス権を設定可能と
する。このように、ディレクトリ・ファイル一覧または
ユーザ・グループ一覧において指定アクセス権を持つ項
目とそうでない項目を判別可能とする。この場合、アク
セス権設定者がアクセス権の変更を行った場合はその情
報をファイルに保存しておく。そしてこれらの内の任意
のファイルを選択し、そのファイルに記述されているア
クセス権を設定すると指定することにより、そのファイ
ル中に記述されている情報に基づきアクセス権の設定を
行う。この場合のアクセス権の設定処理はアクセス権を
取得した場合と同様に、操作端末がクライアントである
場合はネットワークOSのクライアント用APIを使用し、
操作端末がサーバである場合はネットワークOSのサーバ
用APIを使用することにより行う。またアクセス権の参
照,変更を行う場合には、読み込みまたは書き込みなど
の単一のアクセス権のみに関して参照,変更を行うので
はなく、複数のアクセス権を組み合わせたアクセス権に
関しても一個のアクセス権として使用可能とする。これ
を実現するには次の方式を採る。画面上に、各アクセス
権に対応し、マウスクリックに従いボタンの押下状況が
トグル状に変化するボタンを表示する。これらのボタン
の内、押下されているボタンのアクセス権を組み合わせ
たアクセス権を一個のアクセス権として検査するように
する。また、ディレクトリ・ファイル一覧およびユーザ
・グループ一覧において各項目を複数の色で色分けして
表示する機能を持たせ、各アクセス権に対して異なる色
を設定し、一覧の各項目が保持しているアクセス権に対
応する色を表示する。このアクセス権に対する色の設定
は、色のメニューを一覧表示し、その中からユーザが任
意の色を各アクセス権に対して割り当てることができる
ようにする。ここで、任意のアクセス権を組み合わせた
アクセス権に対しても色を設定可能とする。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を、以下図面を参照しながら
詳細に説明する。まず、図1にネットワークの基本的な
形態を示す。ここで101はサーバ、102は記憶装
置、103はクライアントである。このネットワークを
使用する複数のユーザはサーバ101,クライアント1
03のいずれかからネットワークにログインし、記憶装
置102に保存されている情報を共通にアクセスする。
ここで記憶装置102としてはハードディスク,磁気テ
ープ,光磁気ディスクなどの磁気記憶装置、またはCD-R
OMなどを示す。
【0007】図2に本発明の画面遷移図を示す。201
はアクセス権設定情報選択画面、202はディレクトリ
・ファイル設定画面、203はディレクトリ・ファイル
選択画面、204はユーザ・グループ設定画面を示す。
図2の矢印は画面が遷移する順序を示す。本発明のアク
セス権設定方式では、起動直後にアクセス権設定情報選
択画面201が表示される。この画面では記憶装置内の
ディレクトリ・ファイルに対するアクセス権の情報を保
存したアクセス権設定情報ファイルの選択を行う。この
アクセス権設定情報ファイルに関しては、図3,図8で
詳細に説明する。またこのアクセス権設定情報選択画面
201ではディレクトリ・ファイル一覧、ユーザ・グル
ープ一覧のどちらを表示するかを選択する。ディレクト
リ・ファイル一覧を表示すると指定した場合はディレク
トリ・ファイル設定画面202が表示される。この画面
ではディレクトリ・ファイル一覧を表示し、ディレクト
リ・ファイルのアクセス権参照変更を行う。201でユ
ーザ・グループ一覧を表示すると指定した場合はディレ
クトリ・ファイル選択画面203が表示される。ここで
はユーザ・グループ一覧を表示するディレクトリ・ファ
イルを選択する。ディレクトリ・ファイル選択画面20
3でユーザ・グループのアクセス権参照変更を行うと指
定した場合はユーザ・グループ設定画面204が表示さ
れる。この画面では指定ディレクトリ・ファイルに対す
るユーザ・グループのアクセス権参照,変更を行う。
【0008】図3にアクセス権設定情報選択画面201
を示す。アクセス権設定情報選択画面201において3
01はアクセス権設定情報ファイルのファイル一覧リス
ト、302はカレントディレクトリ、303はカレント
ディレクトリのサブディレクトリ一覧リスト、304は
ドライブ一覧リストである。301,302,303,
304に示されている各情報は画面操作端末の記憶装置
内の情報を示す。301,303,304の各リストを
操作することにより、アクセス権設定情報ファイルを一
意に選択することができる。なお、301においてアク
セス権設定情報ファイル名の拡張子として*.ACSを指定
しているが、別の任意の拡張子を設定してもよい。30
5はユーザ設定ボタンであり、このボタンを押下するこ
とによりディレクトリ・ファイル選択画面203が表示
される。306はディレクリ設定ボタンであり、このボ
タンを押下することによりディレクトリ・ファイル設定
画面202が表示される。また、301のリストにおい
て任意のアクセス権設定情報ファイルを選択し、307
の"開く"ボタンを押下すると、305,306のボタン
を押下した場合に、選択したアクセス権設定情報ファイ
ルの情報がディレクトリ・ファイル、またはユーザ・グ
ループに対して設定された一覧が表示される。308
の"保存"ボタンを押した場合は、画面202,203,
204で既にアクセス権の設定の変更が行われていた場
合はその情報をファイルに保存する。ここで、301で
ファイル名が指定されていた場合はそのファイル名でフ
ァイルを保存し、指定されていない場合は新たにファイ
ル名を指定する画面をオープンする。画面202,20
3,204でまだアクセス権の設定の変更が行われてい
ない場合は現在のアクセス権の情報をアクセス権設定情
報ファイルに保存する。309の"設定"ボタンを押下し
た場合は現在開かれているアクセス権設定情報ファイル
の情報が記憶装置内のアクセス権として設定される。開
かれているアクセス権ファイルがない場合はこのボタン
は無効となり機能しない。310の"終了"ボタンを押し
た場合はこの画面がクローズする。
【0009】図4にディレクトリ・ファイル設定画面を
示す。この画面は指定ユーザ・グループに対してディレ
クトリ・ファイルの保有するアクセス権の参照,変更を
行う画面である。401はこの画面の表示モードの設定
を行う。ここで表示モードを選択モードに設定した場合
には406,407のディレクトリ、ファイル一覧を表
示することのみ行う。表示モードを設定モードに設定し
た場合には406,407においてアクセス権の変更を
行うことができる。具体的なアクセス権の変更方法に関
しては後述する。402はユーザ・グループを選択する
リストである。右側の下矢印ボタンをマウスでクリック
することによりユーザ・グループの一覧リストが表示さ
れ、その中から任意の項目を選択することができる。4
03は設定モードの設定を行う。ここで設定モードを追
加モードにした場合はアクセス権の追加処理を行い、削
除モードにした場合はアクセス権の削除処理を行う。4
04はアクセス権を設定するためのボタンである。これ
らのボタンはトグル機能を持っていて、マウスでクリッ
クする度に押下されていない状態と押下されている状態
が切り換わる。ここで示されているS,R,W,C,
E,M,F,Aはそれぞれスーパバイザ権(S)、読み込
み権(R)、書き込み権(W)、作成権(C)、削除権(E)、
変更権(M)、検索権(F)、アクセス制御権(A)を
示す。405はディレクトリ一覧を示す。このディレク
トリ一覧において406はサーバ名を示す。ネットワー
ク上に複数個のサーバが存在する場合は、ディレクトリ
一覧には複数個のサーバ名が表示されることになる。4
07はパーティション名(またはボリューム名)を示す。
パーティションとはサーバの一個の記憶装置内に割り当
てられた領域のことであり、一個のサーバに対して一個
以上のパーティションが存在する。405に表示されて
いる他の項目は全てディレクトリである。405のディ
レクトリ項目の右側に表示されている"(S )"等の表
示は402に示されているユーザ・グループに対して、
各ディレクトリに割り当てられているアクセス権を示
す。ここでは表示されている文字(DIR1ではS)のア
クセス権は所有しているが、表示されていない文字(S
以外の文字)のアクセス権は所有していないことを示
す。408のファイル一覧においては405の指定ディ
レクトリ内に存在するファイルの一覧が表示される。4
05においてディレクトリを指定する方法においては後
述する。408のファイル一覧においてファイル名の右
側に表示されている文字列の意味は405のディレクト
リの意味と同じである。402,405,408で示し
たユーザ・グループ、ディレクトリ・ファイル情報は操
作端末がクライアントであればネットワークOSのクライ
アント用APIを発行することにより取得する。また、操
作端末がサーバである場合はネットワークOSのサーバ用
APIを発行することにより取得する。次にディレクト
リ、ファイルの指定方法およびアクセス権の設定方法を
示す。401において表示モードを選択モードに設定し
た場合はディレクトリ一覧405、ファイル一覧408
において一項目しか選択できない。この場合、ディレク
トリ一覧405において選択した項目のディレクトリ内
に存在するファイルが408のファイル一覧に表示され
る。ディレクトリ一覧405で選択した項目がディレク
トリ以外の場合、またはディレクトリであってもその中
に一個のファイルも存在しない場合はファイル一覧40
8には何も表示されない。401において表示モードを
設定モードに設定した場合は、402,403,404
の設定情報に従い405,408の項目が強調表示され
る。それを具体的に示す。403において設定モードが
追加モードに設定されていた場合は、402に示されて
いるユーザ・グループに対して404で押下されている
ボタンに対するアクセス権を持つディレクトリ・ファイ
ルのみが強調表示される。ここで404で複数個のボタ
ンが押下されていた場合は押下されているボタンの示す
アクセス権を全て保有しているディレクトリ・ファイル
のみ強調表示される。図4ではアクセス権としてEMF
Aが指定されている場合を示し、ディレクトリ一覧では
DIR3、ファイル一覧ではFILE3が強調表示されている。
ここで強調表示されている項目をクリックしてもその項
目に関するアクセス権は変更されないが、強調表示され
ていない項目をクリックするとその項目に対して指定ア
クセス権を追加することができる。この場合クリックさ
れた項目は表示が強調表示に変更され、項目の右側のカ
ッコ内のアクセス権として新たに404で指定されてい
るアクセス権が追加される。指定アクセス権以外のアク
セス権に関しては変更されない。ここで401で設定モ
ード、403で削除モードが指定されていた場合は、4
02に示されているユーザ・グループに対して404で
押下されているボタンに対するアクセス権を持たないデ
ィレクトリ・ファイルのみが強調表示される。ここで4
04で複数個のボタンが押下されていた場合は押下され
ているボタンの示すアクセス権をいずれも保有していな
いディレクトリ・ファイルのみ強調表示される。ここで
強調表示されている項目をクリックしてもその項目に関
するアクセス権は変更されないが、強調表示されていな
い項目をクリックするとその項目から404で指定され
ているアクセス権を削除することができる。この場合ク
リックされた項目は強調表示に表示が変更され、項目の
右側のカッコ内に表示されていたアクセス権の内、40
4で指定されているアクセス権は削除される。指定アク
セス権以外のアクセス権に関しては変更されない。また
表示モードが設定モードの場合は408のファイル一覧
の内容が別のディレクトリ内の情報に切り換わることは
ない。このように401の表示モードを設定モードに設
定することにより、ディレクトリ・ファイルのアクセス
権をマウスクリックのみで変更することができる。アク
セス権に関して変更要求が生じた場合はすぐにはアクセ
ス権の設定変更を行わず、変更すべきアクセス権の情報
を一時的ファイルに保管しておく。そしてアクセス権設
定情報選択画面201の設定ボタン309が押された時
にアクセス権の変更を行う。設定終了ボタン409を押
下した場合はディレクトリ・ファイル設定画面202に
おける変更内容を保存して画面を終了し、設定中止ボタ
ン410を押下した場合は変更内容を破棄して画面を終
了する。ここでファイルに対してアクセス権を設定する
場合には、404に示したアクセス権の他にA(アーカ
イブ)、C(コピー禁止)、D(削除禁止)、X(実行
専用)、H(隠し)、P(パージ)、Ro/Rw(読み
込み専用/書き込み専用)、R(名前変更禁止)、S
(共有可能)、Sy(システム)、T(トランザクショ
ン)などのアクセス権を設定してもよい。また、ユーザ
・グループ選択リスト402で同時に複数の項目を選択
可能なインタフェースにしてもよい。 図5はディレク
トリ・ファイル選択画面203を示す。この画面は図3
のユーザ設定ボタン305を押下することによりオープ
ンされる。501,502,503,504はそれぞれ
図4の405,406,407,408と同様の意味で
ある。501,504に表示される内容はサーバの記憶
装置のディレクトリ・ファイル情報であり、図4と同様
の方式により取得する。501,504の操作方法は4
05,408と同様である。ただ501,504では図
4で示した設定モードは存在せず、図4の選択モードに
相当する操作方法のみ可能である。つまり501,50
4ではそれぞれ一項目のみ選択可能である。また50
1,504では405,408で表示されたアクセス権
情報は表示されない。ユーザボタン507を押下した場
合はユーザ・グループ設定画面204をオープンする。
ユーザ・グループ設定画面204ではディレクトリ・フ
ァイル選択画面203で選択されたディレクトリ・ファ
イルに対するユーザ・グループのアクセス権を設定す
る。設定終了ボタン505を押下した場合はユーザ・グ
ループ設定画面204で設定したアクセス権の情報を保
存してディレクトリ・ファイル選択画面203の画面を
終了する。設定中止ボタン506を押下した場合はユー
ザ・グループ設定画面204で設定したアクセス権の情
報を破棄してディレクトリ・ファイル選択画面203の
画面を終了する。また、この画面で同時に複数個のディ
レクトリ、複数個のファイルを選択可能なインタフェー
スにしてもよい。
【0010】図6はユーザ・グループ設定画面204を
示す。ここでディレクトリ・ファイル601はディレク
トリ・ファイル選択画面203で選択したディレクト
リ、またはファイルが表示される。203で特にユーザ
がファイルをクリックした場合には601にはディレク
トリパスを含むファイル名が表示される。それ以外の場
合は203で選択されているディレクトリ名が表示され
る。602,603はそれぞれ図4の403,404と
同様の機能を持つ。605はユーザ・グループの一覧で
ある。サーバの記憶装置に保存されている全てのユーザ
・グループ情報が表示される。この情報の取得は、ディ
レクトリ・ファイル情報を取得した方法と同様に、操作
端末がクライアントの場合はクライアント用APIを発行
することにより取得し、操作端末がサーバの場合はサー
バ用APIを発行することにより行う。ここで604の各
項目に関して、項目がユーザの場合は605のように左
端に"(U)"と表示され、項目がグループの場合は606
のように左端に"(G)"と表示される。また、各項目の右
側には各ユーザ・グループが601のディレクトリまた
はファイルにおいて保有しているアクセス権が表示され
る。また、602の設定モードが追加モードの場合は6
03で押下されているボタンに対応する全てのアクセス
権を保有する項目が604において強調表示され、60
2の設定モードが削除モードの場合は603で押下され
ているボタンのいずれのアクセス権も持たない項目が6
04において強調表示される。604の各項目において
アクセス権を変更する方式は図4で示した方式と同様で
ある。設定終了ボタン607を押下した場合はこの画面
で設定した情報を保存して画面を終了し、設定中止ボタ
ン608を押下した場合はこの画面で設定した情報を破
棄して画面を終了する。
【0011】図7はアクセス権に対してそれぞれ異なる
色を設定して表示する場合の方式を示した図である。図
4および図6では、押下されているアクセス権ボタンの
組み合わせにより、ディレクトリ,ファイル,ユーザ・
グループ一覧で検査するアクセス権を指定し、ディレク
トリ,ファイル,ユーザ・グループの各項目が指定アク
セス権を保有する否かを示す表示は、各項目を強調表示
するかしないかによって区別していた。ここで、ディレ
クトリ,ファイル,ユーザ・グループの各項目が保有す
るアクセス権を検査する際に、個々のアクセス権にそれ
ぞれ異なる色を設定し、各項目が保有するアクセス権に
対応して各項目を色分け表示すれば、各項目が保有する
アクセス権に対する理解容易性を高めることができる。
以下にその例を示す。図7の711は図4の404また
は図6の603に対応して置き換わるものである。70
2はアクセス権リストを示す。ここでは(S )、( R )
などの各アクセス権に関してそれぞれ異なる色が割り当
てられている場合を示している。ここで個々のアクセス
権に対して色を設定するにはアクセス権色設定ボタン7
03を押下してアクセス権色設定画面701をオープン
する。ここで704は702で示されているものと同じ
アクセス権リストである。アクセス権ボタン705を押
下してアクセス権を選択し、706の設定色によりアク
セス権に割り当てる色を選択する。そして登録ボタン7
09を押下すると選択したアクセス権、設定色がアクセ
ス権リスト704に登録される。また、アクセス権リス
ト704において項目を選択した後、削除ボタン710
を押下するとアクセス権リストから指定アクセス権を削
除することができる。ここで、705は404,603
と同様の機能を持つ。また706は705と同様なトグ
ルボタンであるとする。ここで706ではいずれか一つ
のボタンしか押下できないものとする。設定終了ボタン
707を押下した場合は701で設定した情報を保存し
て701の画面を終了し、設定中止ボタン708を押下
した場合は701で設定した情報を破棄して701の画
面を終了する。
【0012】図8はアクセス権設定情報ファイル801
の内容を示す。801にはディレクトリ・ファイル80
2、ユーザ・グループ803、アクセス権804の情報
が互いに対応付けられて記録されている。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークの端末上
でユーザ・グループを指定すれば指定アクセス権を持つ
ディレクトリ・ファイルがディレクトリ・ファイル一覧
中において強調表示され、ディレクトリ・ファイルを指
定すれば指定アクセス権を持つユーザ・グループがユー
ザ・グループ一覧中に強調表示される。また、一覧にお
いて項目のクリックのみでアクセス権の変更が行える。
このため、各項目が保有するアクセス権の参照、変更操
作の操作性を向上させることができる。また、アクセス
権の設定情報をアクセス権設定情報ファイルに保存し、
これらのファイルの内の任意のファイルを選択してアク
セス権を設定できるようにしたため、アクセス権を大幅
に変更する場合の操作効率も向上する。また、個々のア
クセス権に対して異なる色を設定することにより、ディ
レクトリ・ファイル一覧、ユーザ・グループ一覧におい
てそれぞれの項目が持つアクセス権に対する理解容易性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワークの基本的な構成を示す図である。
【図2】本発明の画面遷移を示す図である。
【図3】本発明のアクセス権設定情報選択画面を示す図
である。
【図4】本発明のディレクトリ・ファイル設定画面を示
す図である。
【図5】本発明のディレクトリ・ファイル選択画面を示
す図である。
【図6】本発明のユーザ・グループ設定画面を示す図で
ある。
【図7】本発明のアクセス権色設定方式およびアクセス
権色設定画面を示す図である。
【図8】本発明のアクセス権設定情報ファイルの構造を
示す図である。
【符号の説明】
101…サーバ、102…記憶装置、103…クライア
ント、201…アクセス権設定情報選択画面、202…
ディレクトリ・ファイル設定画面、203…ディレクト
リ・ファイル選択画面、204…ユーザ・グループ設定
画面、701…アクセス権色設定画面、801…アクセ
ス権設定情報ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 博 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 三宅 滋 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続されている記憶装置を
    複数のユーザまたはグループがアクセスする場合に、前
    記記憶装置内のディレクトリおよびファイル名一覧をネ
    ットワーク端末の画面上に表示し、前記画面上でユーザ
    またはグループ、およびアクセス権を指定することによ
    り、指定アクセス権を保有するディレクトリ、ファイル
    名を強調表示して参照できることを特徴とするアクセス
    権参照方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記画面のモードを設
    定モードに設定し、前記ディレクトリおよびファイル名
    一覧においてディレクトリまたはファイル名を指示する
    ことにより、指示されたディレクトリまたはファイルに
    設定されているアクセス権を変更できることを特徴とす
    るアクセス権設定方式。
  3. 【請求項3】ネットワークに接続されている記憶装置を
    複数のユーザまたはグループがアクセスする場合に、ネ
    ットワーク端末の画面上で前記記憶装置内のディレクト
    リまたはファイル名を指定してから、別の画面でユーザ
    およびグループ一覧を表示し、ユーザおよびグループ一
    覧が表示されている前記画面でアクセス権を指定するこ
    とにより、指定アクセス権を保有するユーザまたはグル
    ープ名を強調表示して参照できることを特徴とするアク
    セス権参照方式。
  4. 【請求項4】請求項3において、ユーザおよびグループ
    名一覧が表示されている前記画面のモードを設定モード
    に設定し、前記ユーザおよびグループ名一覧においてユ
    ーザまたはグループ名を指示することにより、指示され
    たユーザまたはグループに設定されているアクセス権を
    変更できることを特徴とするアクセス権設定方式。
  5. 【請求項5】請求項2又は4において、アクセス権の情
    報がアクセス権設定情報ファイルとして保存され、前記
    アクセス権設定情報ファイルを指定することにより、前
    記記憶装置全体のアクセス権の変更が行えることを特徴
    とするアクセス権設定方式。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3又は4において、任意の
    単一アクセス権を組み合わせたアクセス権を、参照変更
    を行うアクセス権として取り扱えることを特徴とするア
    クセス権設定方式。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3又は4において、ディレ
    クトリおよびファイル一覧が表示される前記画面、およ
    びユーザおよびグループ一覧が表示される前記画面にお
    いてアクセス権を保有する項目が三色以上の色に色分け
    して表示されることを特徴とするアクセス権設定方式。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100319740B1 (ko) * 1998-11-21 2002-02-19 오길록 실시간디렉토리감시/관리장치및그방법
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