JPH07295917A - 複合装置および複合装置の組合せ機能選択方法 - Google Patents

複合装置および複合装置の組合せ機能選択方法

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JPH07295917A
JPH07295917A JP6081619A JP8161994A JPH07295917A JP H07295917 A JPH07295917 A JP H07295917A JP 6081619 A JP6081619 A JP 6081619A JP 8161994 A JP8161994 A JP 8161994A JP H07295917 A JPH07295917 A JP H07295917A
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JP
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combination function
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JP6081619A
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Yasuto Suzuki
保人 鈴木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各機能構成要素の指定がなくても、出力情報
に対して各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選
択して出力処理を確実に行える。 【構成】 メインユニット2−1のCPU11は出力情
報に対する処理条件に従って登録されたいずれかの要素
の組合せ機能を構成データベース14に登録されて、構
成要素テーブル15に登録された構成要素から決定し、
該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判定し
て、いずれかの組合せ機能を選択する構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ機能,複写機
機能,ファクシミリ機能等の各機能を有する複合装置お
よび複合装置の組合せ機能選択方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ機能,複写機機能,ファ
クシミリ機能等の各機能を複合化された複合装置におい
ては、例えばプリントを行う場合には、単にプリンタと
して、ホストからデータをFAX送信する場合にはFA
Xモデムとしてというように、同時には複合装置の中の
いずれか1つの機能しか使用することができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の複
合装置は、単能機器を1つにまとめたものに過ぎず、各
単能機器の各機能を活かした本来の複合機能処理を実現
できず、いずれか選択した単能機器が何等かの原因で障
害が発生すると、複合機能によっては処理可能な情報を
も、当該単能機器がリカバリされるまで処理待機状態と
なり、継続して発生する後続のユーザの使用要求すらも
滞らせるといった複合障害を発生してしまう等の問題点
があった。
【0004】また、ユーザは使用に際し、複合装置の構
成,機能を考慮してどの機能を使用するかを指定する必
要があるという操作上の問題もあった。
【0005】さらに、プリント機能処理選択中に、プリ
ントにおいて、例えば用紙切れが生じてプリントできな
いような場合においても、単なるプリンタと同様にオペ
レータの対処を待つだけで、内蔵する他の機能を用いて
代替処理を行うこともできないという問題もあった。
【0006】また、処理不能状態から復帰を待つような
場合も、何等かの処理がとられるまでは永久的に待ち続
けるだけで、待ち時間に応じた柔軟な処理等はできない
等の幾多の問題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、第1の目的は、出力情報に対する処理
条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を
決定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを
判定して、いずれかの組合せ機能を選択することによ
り、各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対し
て各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択して
出力処理を確実に行える複合装置を提供することであ
る。
【0008】第2の目的は、出力情報に対する処理条件
に従って登録されたいずれかの構成要素情報を検索評価
して決定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどう
かを判定して、いずれかの組合せ機能を選択することに
より、各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対
して各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択し
て出力処理を確実に行える複合装置を提供することであ
る。
【0009】第3の目的は、出力情報に対する処理条件
に従って登録されたいずれかの構成要素情報を各属性情
報毎に検索評価して決定し、該決定された組合せ機能が
実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を
選択することにより、各機能構成要素の指定がなくて
も、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じた組
合せ機能を選択して出力処理を確実に行える複合装置を
提供することである。
【0010】第4の目的は、出力情報に対する処理条件
に従って登録されたいずれかの構成要素情報に従って決
定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判
定して、いずれかの組合せ機能を選択することにより、
各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対して各
機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択して出力
処理を確実に行える複合装置を提供することである。
【0011】第5の目的は、新たな要素の組み込み状態
を判定して、登録されている構成要素情報を自動更新す
ることにより、選択する組合せ要素の範囲を容易に拡充
できる複合装置を提供することである。
【0012】第6の目的は、出力情報に対する処理条件
に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を決定
し、該決定された組合せ機能としての印刷機能が実行可
能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を選択す
ることにより、各機能構成要素の指定がなくても、出力
情報に対して各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能
を選択して出力処理を確実に行える複合装置を提供する
ことである。
【0013】第7の目的は、出力情報に対する処理条件
に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を決定
し、該決定された組合せ機能としてのページ記述言語処
理機能が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合
せ機能を選択することにより、各機能構成要素の指定が
なくても、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応
じた組合せ機能を選択して出力処理を確実に行える複合
装置を提供することである。
【0014】第8の目的は、出力情報に対する処理条件
に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を決定
し、該決定された組合せ機能としての通信回線を介して
出力情報の送受信機能が実行可能かどうかを判定して、
いずれかの組合せ機能を選択することにより、各機能構
成要素の指定がなくても、出力情報に対して各機能構成
要素の状態に応じた組合せ機能を選択して出力処理を確
実に行える複合装置を提供することである。
【0015】第9の目的は、出力情報に対する処理条件
に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を決定
し、該決定された組合せ機能としてのネットワークを介
した外部装置との通信機能が実行可能かどうかを判定し
て、いずれかの組合せ機能を選択することにより、各機
能構成要素の指定がなくても、出力情報に対して各機能
構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択して出力処理
を確実に行える複合装置を提供することである。
【0016】第10の目的は、出力情報に対する処理条
件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を決
定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判
定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能となる所定
の待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度該決定さ
れた組合せ機能が実行可能かどうかを判定して、いずれ
かの組合せ機能を選択することにより、各機能構成要素
の指定がなくても、出力情報に対して各機能構成要素の
状態に応じた最適な組合せ機能を選択して出力処理を確
実に行える複合装置を提供することである。
【0017】第11の目的は、出力情報に対する処理条
件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を登
録された構成要素情報に基づいて決定し、該決定された
組合せ機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決定され
た組合せ機能が実行可能となる所定の待ち時間を計測
し、該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機能が
実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を
選択することにより、各機能構成要素の指定がなくて
も、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じた最
適な組合せ機能を選択して出力処理を確実に行える複合
装置を提供することである。
【0018】第12の目的は、出力情報に対する処理条
件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を登
録された構成要素情報を各属性情報毎に基づいて決定
し、該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判定
し、かつ決定された組合せ機能が実行可能となる所定の
待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度該決定され
た組合せ機能が実行可能かどうかを判定して、いずれか
の組合せ機能を選択することにより、各機能構成要素の
指定がなくても、出力情報に対して各機能構成要素の状
態に応じた最適な組合せ機能を選択して出力処理を確実
に行える複合装置を提供することである。
【0019】第13の目的は、出力情報に対する処理条
件に従って登録されたあるいは新たに追加登録されたい
ずれかの要素の組合せ機能を決定し、該決定された組合
せ機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決定された組
合せ機能が実行可能となる所定の待ち時間を計測し、該
待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機能が実行可
能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を選択す
ることにより、各機能構成要素の指定がなくても、出力
情報に対して各機能構成要素の状態に応じた最適な組合
せ機能を選択して出力処理を確実に行える複合装置を提
供することである。
【0020】第14の目的は、出力情報に対する処理条
件に従って自動更新登録されたいずれかの要素の組合せ
機能を決定し、該決定された組合せ機能が実行可能かど
うかを判定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能と
なる所定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度
該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判定し
て、いずれかの組合せ機能を選択することにより、各機
能構成要素の指定がなくても、出力情報に対して各機能
構成要素の状態に応じた最適な組合せ機能を選択して出
力処理を確実に行える複合装置を提供することである。
【0021】第15の目的は、出力情報に対する処理条
件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を決
定し、該決定された組合せ機能としての印刷機能が実行
可能かどうかを判定し、かつ決定された組合せ機能が実
行可能となる所定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過
後、再度該決定された組合せ機能としての印刷機能が実
行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を選
択することにより、各機能構成要素としての印刷機能が
使用中の状態でも、出力情報に対して各機能構成要素の
状態に応じた組合せ機能として印刷機能を選択して出力
処理を確実に行える複合装置を提供することである。
【0022】第16の目的は、出力情報に対する処理条
件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を決
定し、該決定された組合せ機能としてのページ記述言語
処理機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決定された
組合せ機能が実行可能となる所定の待ち時間を計測し、
該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機能として
のページ記述言語処理機能が実行可能かどうかを判定し
て、いずれかの組合せ機能を選択することにより、各機
能構成要素としてのページ記述言語処理機能が使用中の
状態でも、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応
じた組合せ機能としてページ記述言語処理機能を選択し
て出力処理を確実に行える複合装置を提供することであ
る。
【0023】第17の目的は、出力情報に対する処理条
件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を決
定し、該決定された組合せ機能としての通信回線を介し
た出力情報の通信処理機能が実行可能かどうかを判定
し、かつ決定された組合せ機能が実行可能となる所定の
待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度該決定され
た組合せ機能としての通信回線を介した出力情報の通信
処理機能が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組
合せ機能を選択することにより、各機能構成要素として
の通信回線を介した出力情報の通信処理機能が使用中の
状態でも、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応
じた組合せ機能として通信回線を介した出力情報の通信
処理機能を選択して出力処理を確実に行える複合装置を
提供することである。
【0024】第18の目的は、出力情報に対する処理条
件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を決
定し、該決定された組合せ機能としてのネットワークを
介した外部装置との通信処理機能が実行可能かどうかを
判定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能となる所
定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度該決定
された組合せ機能としてのネットワークを介した外部装
置との通信処理機能が実行可能かどうかを判定して、い
ずれかの組合せ機能を選択することにより、各機能構成
要素としてのネットワークを介した外部装置との通信処
理機能が使用中の状態でも、出力情報に対して各機能構
成要素の状態に応じた組合せ機能としてネットワークを
介した外部装置との通信処理機能を選択して出力処理を
確実に行える複合装置を提供することである。
【0025】第19の目的は、出力情報に対する処理条
件に従って組み込まれた各要素手段による組合せ機能に
対応する構成要素情報を検索して、各組合せ機能の選択
順位を決定し、該決定された各組合せ機能に対応する各
要素手段の状態を検出し、該状態検出結果と決定された
各組合せ機能の実行状態の可否を順次判定し、該判定結
果に基づいて前記出力情報を処理可能な最適な各組合せ
機能を自動選択して、出力情報を出力するた要素の組合
せを自動選択できる複合装置の組合せ機能選択方法を提
供することである。
【0026】第20の目的は、出力情報に対する処理条
件に従って組み込まれた各要素手段による組合せ機能に
対応する構成要素情報を検索して、各組合せ機能の選択
順位を決定し、該決定された各組合せ機能に対応する各
要素手段の状態を検出する検出し、該状態検出結果と前
記決定手段により決定された各組合せ機能の実行状態の
可否を順次判定し、不可状態と判定した場合に、決定さ
れた各組合せ機能の実行状態となるまで所定の待ち時間
を計測し、該待ち時間計測終了したら、決定された各組
合せ機能の実行状態の可否を再判定して、最初に決定さ
れた組合せ機能を選択できる確率を高めることができる
複合装置の組合せ機能選択方法を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、組み込まれた各要素手段による組合せ機能に対応す
る構成要素情報を所定の属性情報に従って記憶する記憶
手段と、前記出力情報に対する処理条件に従って前記構
成要素情報を検索して、各組合せ機能の選択順位を決定
する決定手段と、この決定手段により決定された各組合
せ機能に対応する各要素手段の状態を検出する検出手段
と、この検出手段による状態検出結果と前記決定手段に
より決定された各組合せ機能の実行状態の可否を順次判
定する判定手段と、この判定手段の判定結果に基づいて
前記出力情報を処理可能な最適な各組合せ機能を自動選
択する選択手段とを有するものである。
【0028】本発明に係る第2の発明は、決定手段は、
出力情報に対する処理条件に従って前記構成要素情報を
検索評価して、各組合せ機能の選択順位を決定するよう
に構成したものである。
【0029】本発明に係る第3の発明は、決定手段は、
出力情報に対する処理条件に従って前記構成要素情報を
各属性情報毎に検索評価して、各組合せ機能の選択順位
を決定するものである。
【0030】本発明に係る第4の発明は、各要素手段の
構成要素情報を記憶手段に登録する登録手段を設けたも
のである。
【0031】本発明に係る第5の発明は、新たな要素手
段の組み込み状態を判定して記憶手段に登録された各要
素手段の構成要素情報を自動更新する更新手段を設けた
ものである。
【0032】本発明に係る第6の発明は、いずれかの要
素手段は、出力情報を記録媒体に印刷するように構成し
たものである。
【0033】本発明に係る第7の発明は、いずれかの要
素手段は、出力情報を解析してビットマップイメージを
発生するページ記述言語処理を行うように構成したもの
である。
【0034】本発明に係る第8の発明は、いずれかの要
素手段は、出力情報を通信回線を介して送受信を行うよ
うに構成したものである。
【0035】本発明に係る第9の発明は、いずれかの要
素手段は、出力情報を所定のネットワークを介して外部
装置と通信処理を行うように構成したものである。
【0036】本発明に係る第10の発明は、組み込まれ
た各要素手段による組合せ機能に対応する構成要素情報
を所定の属性情報に従って記憶する記憶手段と、前記出
力情報に対する処理条件に従って前記構成要素情報を検
索して、各組合せ機能の選択順位を決定する決定手段
と、前記決定手段により決定された各組合せ機能に対応
する各要素手段の状態を検出する検出手段と、この検出
手段による状態検出結果と前記決定手段により決定され
た各組合せ機能の実行状態の可否を順次判定する判定手
段と、この判定手段が否と判定した場合に、決定された
各組合せ機能の実行状態となるまで所定の待ち時間を計
測する計測手段とを設け、この計測手段による待ち時間
計測終了となるまで、判定手段が前記決定手段により決
定された各組合せ機能の実行状態の可否を再判定するよ
うに構成したものである。
【0037】本発明に係る第11の発明は、決定手段
は、出力情報に対する処理条件に従って前記構成要素情
報を検索評価して、各組合せ機能の選択順位を決定する
ように構成したものである。
【0038】本発明に係る第12の発明は、決定手段
は、出力情報に対する処理条件に従って前記構成要素情
報を各属性情報毎に検索評価して、各組合せ機能の選択
順位を決定するように構成したものである。
【0039】本発明に係る第13の発明は、各要素手段
の構成要素情報を記憶手段に登録する登録手段を設けた
ものである。
【0040】本発明に係る第14の発明は、新たな要素
手段の組み込み状態を判定して記憶手段に登録された各
要素手段の構成要素情報を自動更新する更新手段を設け
たものである。
【0041】本発明に係る第15の発明は、いずれかの
要素手段は、出力情報を記録媒体に印刷するように構成
したものである。
【0042】本発明に係る第16の発明は、いずれかの
要素手段は、出力情報を解析してビットマップイメージ
を発生するページ記述言語処理を行うように構成したも
のである。
【0043】本発明に係る第17の発明は、いずれかの
要素手段は、出力情報を通信回線を介して送受信を行う
ように構成したものである。
【0044】本発明に係る第18の発明は、いずれかの
要素手段は、出力情報を所定のネットワークを介して外
部装置と通信処理を行うように構成したものである。
【0045】本発明に係る第19の発明は、前記出力情
報に対する処理条件に従って組み込まれた各要素手段に
よる組合せ機能に対応する構成要素情報を所定の属性情
報を評価して組合せ選択テーブルを作成する作成工程
と、該作成された組合せ選択テーブルを検索して、各組
合せ機能の選択順位を決定する決定工程と、前記決定手
段により決定された各組合せ機能に対応する各要素手段
の状態を検出する検出工程と、この検出工程による状態
検出結果と決定された各組合せ機能の実行状態の可否を
順次判定する判定工程と、この判定工程の判定結果に基
づいて前記出力情報を処理可能な最適な各組合せ機能を
自動選択する選択工程とを有するものである。
【0046】本発明に係る第20の発明は、前記出力情
報に対する処理条件に従って組み込まれた各要素手段に
よる組合せ機能に対応する構成要素情報を所定の属性情
報を評価して組合せ選択テーブルを作成する作成工程
と、該作成された組合せ選択テーブルを検索して、各組
合せ機能の選択順位を決定する決定工程と、前記決定手
段により決定された各組合せ機能に対応する各要素手段
の状態を検出する検出工程と、この検出工程による状態
検出結果と決定された各組合せ機能の実行状態の可否を
順次判定する第1の判定工程と、この第1の判定工程が
否と判定した場合に、決定された各組合せ機能の実行状
態となるまで所定の待ち時間を計測する計測工程と、こ
の計測工程による待ち時間計測終了となるまで、決定工
程により決定された各組合せ機能の実行状態の可否を再
判定する第2の判定工程とを有するものである。
【0047】
【作用】第1の発明において、出力情報に対する処理条
件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能を決
定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判
定して、いずれかの組合せ機能を選択することにより、
各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対して各
機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択して出力
処理を確実に行えるものである。
【0048】第2の発明において、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの構成要素情報を検
索評価して決定し、該決定された組合せ機能が実行可能
かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を選択する
ことにより、各機能構成要素の指定がなくても、出力情
報に対して各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を
選択して出力処理を確実に行えるものである。
【0049】第3の発明において、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの構成要素情報を各
属性情報毎に検索評価して決定し、該決定された組合せ
機能が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ
機能を選択することにより、各機能構成要素の指定がな
くても、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じ
た組合せ機能を選択して出力処理を確実に行えるもので
ある。
【0050】第4の発明において、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの構成要素情報に従
って決定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどう
かを判定して、いずれかの組合せ機能を選択することに
より、各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対
して各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択し
て出力処理を確実に行えるものである。
【0051】第5の発明において、新たな要素の組み込
み状態を判定して、登録されている構成要素情報を自動
更新することにより、選択する組合せ要素の範囲を容易
に拡充できるものである。
【0052】第6の発明において、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能
を決定し、該決定された組合せ機能としての印刷機能が
実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を
選択することにより、各機能構成要素の指定がなくて
も、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じた組
合せ機能を選択して出力処理を確実に行えるものであ
る。
【0053】第7の発明において、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能
を決定し、該決定された組合せ機能としてのページ記述
言語処理機能が実行可能かどうかを判定して、いずれか
の組合せ機能を選択することにより、各機能構成要素の
指定がなくても、出力情報に対して各機能構成要素の状
態に応じた組合せ機能を選択して出力処理を確実に行え
るものである。
【0054】第8の発明において、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能
を決定し、該決定された組合せ機能としての通信回線を
介して出力情報の送受信機能が実行可能かどうかを判定
して、いずれかの組合せ機能を選択することにより、各
機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対して各機
能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択して出力処
理を確実に行えるものである。
【0055】第9の発明において、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能
を決定し、該決定された組合せ機能としてのネットワー
クを介した外部装置との通信機能が実行可能かどうかを
判定して、いずれかの組合せ機能を選択することによ
り、各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対し
て各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択して
出力処理を確実に行えるものである。
【0056】第10の発明において、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を決定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどう
かを判定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能とな
る所定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度該
決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判定して、
いずれかの組合せ機能を選択することにより、各機能構
成要素の指定がなくても、出力情報に対して各機能構成
要素の状態に応じた最適な組合せ機能を選択して出力処
理を確実に行えるものである。
【0057】第11の発明において、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を登録された構成要素情報に基づいて決定し、該決定
された組合せ機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決
定された組合せ機能が実行可能となる所定の待ち時間を
計測し、該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機
能が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機
能を選択することにより、各機能構成要素の指定がなく
ても、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じた
最適な組合せ機能を選択して出力処理を確実に行えるも
のである。
【0058】第12の発明において、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を登録された構成要素情報を各属性情報毎に基づいて
決定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを
判定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能となる所
定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度該決定
された組合せ機能が実行可能かどうかを判定して、いず
れかの組合せ機能を選択することにより、各機能構成要
素の指定がなくても、出力情報に対して各機能構成要素
の状態に応じた最適な組合せ機能を選択して出力処理を
確実に行えるものである。
【0059】第13の発明において、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたあるいは新たに追加登録さ
れたいずれかの要素の組合せ機能を決定し、該決定され
た組合せ機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決定さ
れた組合せ機能が実行可能となる所定の待ち時間を計測
し、該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機能が
実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を
選択することにより、各機能構成要素の指定がなくて
も、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じた最
適な組合せ機能を選択して出力処理を確実に行えるもの
である。
【0060】第14の発明において、出力情報に対する
処理条件に従って自動更新登録されたいずれかの要素の
組合せ機能を決定し、該決定された組合せ機能が実行可
能かどうかを判定し、かつ決定された組合せ機能が実行
可能となる所定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過
後、再度該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを
判定して、いずれかの組合せ機能を選択することによ
り、各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対し
て各機能構成要素の状態に応じた最適な組合せ機能を選
択して出力処理を確実に行えるものである。
【0061】第15の発明において、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を決定し、該決定された組合せ機能としての印刷機能
が実行可能かどうかを判定し、かつ決定された組合せ機
能が実行可能となる所定の待ち時間を計測し、該待ち時
間経過後、再度該決定された組合せ機能としての印刷機
能が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機
能を選択することにより、各機能構成要素としての印刷
機能が使用中の状態でも、出力情報に対して各機能構成
要素の状態に応じた組合せ機能として印刷機能を選択し
て出力処理を確実に行えるものである。
【0062】第16の発明において、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を決定し、該決定された組合せ機能としてのページ記
述言語処理機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決定
された組合せ機能が実行可能となる所定の待ち時間を計
測し、該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機能
としてのページ記述言語処理機能が実行可能かどうかを
判定して、いずれかの組合せ機能を選択することによ
り、各機能構成要素としてのページ記述言語処理機能が
使用中の状態でも、出力情報に対して各機能構成要素の
状態に応じた組合せ機能としてページ記述言語処理機能
を選択して出力処理を確実に行えるものである。
【0063】第17の発明において、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を決定し、該決定された組合せ機能としての通信回線
を介した出力情報の通信処理機能が実行可能かどうかを
判定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能となる所
定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度該決定
された組合せ機能としての通信回線を介した出力情報の
通信処理機能が実行可能かどうかを判定して、いずれか
の組合せ機能を選択することにより、各機能構成要素と
しての通信回線を介した出力情報の通信処理機能が使用
中の状態でも、出力情報に対して各機能構成要素の状態
に応じた組合せ機能として通信回線を介した出力情報の
通信処理機能を選択して出力処理を確実に行えるもので
ある。
【0064】第18の発明において、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を決定し、該決定された組合せ機能としてのネットワ
ークを介した外部装置との通信処理機能が実行可能かど
うかを判定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能と
なる所定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度
該決定された組合せ機能としてのネットワークを介した
外部装置との通信処理機能が実行可能かどうかを判定し
て、いずれかの組合せ機能を選択することにより、各機
能構成要素としてのネットワークを介した外部装置との
通信処理機能が使用中の状態でも、出力情報に対して各
機能構成要素の状態に応じた組合せ機能としてネットワ
ークを介した外部装置との通信処理機能を選択して出力
処理を確実に行えるものである。
【0065】第19の発明において、前記出力情報に対
する処理条件に従って組み込まれた各要素手段による組
合せ機能に対応する構成要素情報を評価して組合せ選択
テーブルを作成し、該作成された組合せ選択テーブルを
検索して、各組合せ機能の選択順位を決定し、該決定さ
れた各組合せ機能に対応する各要素手段の状態を検出
し、該状態検出結果と決定された各組合せ機能の実行状
態の可否を順次判定し、該判定結果に基づいて前記出力
情報を処理可能な最適な各組合せ機能を自動選択して、
出力情報を出力するた要素の組合せを自動選択できるも
のである。
【0066】第20の発明において、前記出力情報に対
する処理条件に従って組み込まれた各要素手段による組
合せ機能に対応する構成要素情報を評価して組合せ選択
テーブルを作成し、該作成された組合せ選択テーブルを
検索して、各組合せ機能の選択順位を決定し、該決定さ
れた各組合せ機能に対応する各要素手段の状態を検出す
る検出し、該状態検出結果と決定された各組合せ機能の
実行状態の可否を順次判定し、不可状態と判定した場合
に、決定された各組合せ機能の実行状態となるまで所定
の待ち時間を計測し、該待ち時間計測終了したら、決定
された各組合せ機能の実行状態の可否を再判定して、最
初に決定された組合せ機能を選択できる確率を高めるこ
とができるものである。
【0067】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示す複合装
置の構成を説明する概略図である。
【0068】図において、1は複合装置本体、2はコン
トロールユニットで、複合装置の各機能処理を制御する
メインユニット2−1,ページ記述言語、例えばLIP
S,CaPSL,ポストスクリプト(商品名を含む)を
解釈実行してビットマップイメージを作成(ラスタライ
ズ)するPDLコントローラ2−2,通信回線4を通じ
てファクシミリデータのやり取り、イメージ展開等を行
うFAXコントローラ2−3,イーサネット(商品名)
等のローカルエリアネットワーク(LAN)5とのデー
タのやり取りを行うLANコントローラ2−4等から構
成されが、ユーザの使用形態に応じて機能処理を適宜組
み合せてシステムアップできるように構成されている。
【0069】3はインタフェースケーブル(I/Fケー
ブル)、6は電子写真プロセスを実行する印字機構部
で、本実施例ではレーザプリンタエンジンを備え、複数
の解像度での印字を行えるように構成されている。
【0070】図2は、図1に示したメインユニット2−
1の構成を説明するブロック図である。
【0071】図において、11は全体の制御及びデータ
の解析を司るCPU、12はI/F機構で、I/Fケー
ブル3,通信回線4,LAN5等の入出力インタフェー
スとの接続を行う。13はデータバッファで、インタフ
ェースからデータをCPU11が解析した結果を蓄え
る。14は現在のシステムの構成およびLAN5に接続
された機器の構成を蓄える構成データベース、15は実
現可能な構成要素の組合せ要求を満たす順に並べた構成
要素テーブル、16は構成要素テーブル中で現在の処
理,判断の対象となる組合せを示す構成要素ポインタ、
17は出力手順中のリトライカウンタ、18はシステム
バスで、コントロールユニット2内の各コントローラ2
−1〜2−4,印字機構6とのデータ,ステータス情報
を相互にやり取りする。
【0072】以下、本実施例と第1〜第9の発明の各手
段との対応及びその作用について説明する。
【0073】第1の発明は、出力情報を処理する機能が
異なる複数の要素手段(本実施例では、印字機構6,P
DLユニット2−2,FAXユニット2−3,LANユ
ニット2−4等あるいはシート後処理装置(ソータ,ス
テイプラ機能処理),ADF,RDF等の原稿搬送装置
等)が組み込まれて複合機能処理を実行する複合装置に
おいて、組み込まれた各要素手段による組合せ機能に対
応する構成要素情報を所定の属性情報に従って記憶する
記憶手段(構成データベース14,構成要素テーブル1
5)と、前記出力情報に対する処理条件に従って前記構
成要素情報を検索して、各組合せ機能の選択順位を決定
する決定手段(本実施例ではメインユニット2−1のC
PU11による)と、前記決定手段により決定された各
組合せ機能に対応する各要素手段の状態を検出する検出
手段(本実施例ではメインユニット2−1のCPU11
が各種センサからの入力から検出する)と、この検出手
段による状態検出結果と前記決定手段により決定された
各組合せ機能の実行状態の可否を順次判定する判定手段
(本実施例ではメインユニット2−1のCPU11によ
る)と、この判定手段の判定結果に基づいて前記出力情
報を処理可能な最適な各組合せ機能を自動選択する選択
手段(本実施例ではメインユニット2−1のCPU11
による)とを有し、メインユニット2−1のCPU11
は出力情報に対する処理条件に従って登録されたいずれ
かの要素の組合せ機能を構成データベース14に登録さ
れて、構成要素テーブル15に登録された構成要素から
決定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを
判定して、いずれかの組合せ機能(例えば図4の示す組
合せA〜D)を選択することにより、各機能構成要素の
指定がなくても、出力情報に対して各機能構成要素の状
態に応じた組合せ機能を選択して出力処理を確実に行え
るものである。
【0074】第2の発明は、メインユニット2−1のC
PU11は出力情報に対する処理条件に従って登録され
たいずれかの構成要素情報を検索評価して決定し、該決
定された組合せ機能が実行可能かどうかを判定して、い
ずれかの組合せ機能を選択することにより、各機能構成
要素の指定がなくても、出力情報に対して各機能構成要
素の状態に応じた組合せ機能を選択して出力処理を確実
に行えるものである。
【0075】第3の発明は、メインユニット2−1のC
PU11は出力情報に対する処理条件に従って登録され
たいずれかの構成要素情報を各属性情報毎(本実施例で
は各解像度,速度,用紙サイズ,フォント,印字品位,
両面出力有無,ステイプル有無,ソート有無等毎に)に
検索評価(後述する図6,図7に示すように出力情報の
指定条件から各構成要素の属性情報をポイント付けして
最適な要素組合せを評価)して決定し、該決定された組
合せ機能が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組
合せ機能を選択することにより、各機能構成要素の指定
がなくても、出力情報に対して各機能構成要素の状態に
応じた組合せ機能を選択して出力処理を確実に行えるも
のである。
【0076】第4の発明は、メインユニット2−1のC
PU11は出力情報に対する処理条件に従って、構成要
素テーブル15に登録されたいずれかの構成要素情報に
従って決定し、該決定された組合せ機能が実行可能かど
うかを判定して、いずれかの組合せ機能を選択すること
により、各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に
対して各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択
して出力処理を確実に行えるものである。
【0077】第5の発明は、本体1に対する新たな要素
の組み込み状態を図示しないユニットセンサにより判定
して、構成データベース14に登録されている構成要素
情報を自動更新することにより、選択する組合せ要素の
範囲を容易に拡充できるものである。
【0078】第6の発明は、メインユニット2−1のC
PU11は出力情報に対する処理条件に従って登録され
たいずれかの要素の組合せ機能を決定し、該決定された
組合せ機能としての印刷機能(印字機構6)が実行可能
かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を選択する
ことにより、各機能構成要素の指定がなくても、出力情
報に対して各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を
選択して出力処理を確実に行えるものである。
【0079】第7の発明は、メインユニット2−1のC
PU11は出力情報に対する処理条件に従って登録され
たいずれかの要素の組合せ機能を決定し、該決定された
組合せ機能としてのページ記述言語処理機能(PDLユ
ニット2−2)が実行可能かどうかを判定して、いずれ
かの組合せ機能を選択することにより、各機能構成要素
の指定がなくても、出力情報に対して各機能構成要素の
状態に応じた組合せ機能を選択して出力処理を確実に行
えるものである。
【0080】第8の発明は、メインユニット2−1のC
PU11は出力情報に対する処理条件に従って登録され
たいずれかの要素の組合せ機能を決定し、該決定された
組合せ機能としての通信回線を介して出力情報の送受信
機能(FAXユニット2−3)が実行可能かどうかを判
定して、いずれかの組合せ機能を選択することにより、
各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対して各
機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択して出力
処理を確実に行えるものである。
【0081】第9の発明は、メインユニット2−1のC
PU11は出力情報に対する処理条件に従って登録され
たいずれかの要素の組合せ機能を決定し、該決定された
組合せ機能としてのネットワークを介した外部装置との
通信機能(LANユニット2−4)が実行可能かどうか
を判定して、いずれかの組合せ機能を選択することによ
り、各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対し
て各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択して
出力処理を確実に行えるものである。
【0082】以下、図3に示すフローチャートを参照し
ながら図1に示した複合装置におけるデータの出力処理
動作について説明する。
【0083】図3は、図1に示した複合装置におけるデ
ータの出力処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(11)は各ステップを示し、出力
に先立ち、構成データベース14には、システムの電源
投入時等適当な時期に調べられた複合装置本体及びLA
N5に接続された機器等の構成情報が蓄えられているも
のとする。
【0084】メインコントローラ2−1のCPU11は
I/Fケーブル3,通信回線4あるいはLAN5を介し
て図示しないホストコンピュータ等から送られたデータ
を解析し(1)、データ中の処理要求と構成データベー
ス14の内容から、実現可能な構成要素の組合せの要求
を満たす順に並べたリストを構成要素テーブル15に作
成して(2)、リトライカウンタ17に所定のリトライ
回数をセットし(3)、構成要素ポインタ16に構成要
素テーブル15の先頭をセットする(4)。次に、構成
要素ポインタ16の示す位置が構成要素テーブルの最後
を越えたか、すなわち、テーブルの全リストについて処
理を終了したかどうかを調べ(5)、最後を越えていな
ければ(有効な組合せが選択されていれば)、その組合
せの各構成要素が処理可能な状態かどうかを調べる
(6)。
【0085】各構成要素が全て処理可能な状態なら、所
定の処理を実行し(7)、出力処理を終了する。
【0086】一方、ステップ(5)で構成要素テーブル
15の最後を越えた(テーブルの全リストについて処理
終了した)場合は、データの要求を満たすことは不可能
な状態にあるので、その旨をオペレータコールし
(8)、リトライカウンタ17の内容を「1」減らし
(9)、リトライカウンタ17の内容が「0」になった
か、すなわち、所定の回数のリトライを終了したかどう
かを判断し(10)、「0」でなければステップ(4)
に戻り、「0」であれば異常終了する。
【0087】一方、ステップ(6)で処理可能な状態で
ない場合は、構成要素テーブル15上で次の構成要素の
組合せを示す構成要素ポインタ16を「1」つ進め(1
1)、ステップ(5)以降の処理へ戻る。
【0088】以下、本実施例と第19の発明の各手段と
の対応及びその作用について説明する。
【0089】第19の発明は、出力情報を処理する機能
が異なる複数の要素手段が組み込まれて複合機能処理を
実行する複合装置の組合せ機能選択方法において、CP
U11が前記出力情報に対する処理条件に従って組み込
まれた各要素手段による組合せ機能に対応する構成要素
情報を評価して組合せ選択テーブルを作成する作成工程
(ステップ(2))と、該作成された組合せ選択テーブ
ルを検索して、各組合せ機能の選択順位を決定する決定
工程(ステップ(5))と、前記決定手段により決定さ
れた各組合せ機能に対応する各要素手段の状態を検出す
る検出工程(ステップ(6))と、この検出工程による
状態検出結果と前記決定工程により決定された各組合せ
機能の実行状態の可否を順次判定する判定工程(ステッ
プ(6))と、この判定工程の判定結果に基づいて前記
出力情報を処理可能な最適な各組合せ機能を自動選択す
る選択工程(ステップ(4)又はステップ(11))と
を実行して、すなわち、出力情報に対する処理条件に従
って組み込まれた各要素手段による組合せ機能に対応す
る構成要素情報を評価して組合せ選択テーブル(本実施
例では、構成要素テーブル15に相当する)を作成し、
該作成された組合せ選択テーブルを検索して、各組合せ
機能の選択順位を決定し、該決定された各組合せ機能に
対応する各要素手段(本実施例ではPDLユニット2−
2,FAXユニット2−3,LAN2−4)の状態を検
出し、該状態検出結果と決定された各組合せ機能の実行
状態の可否を順次判定し、該判定結果に基づいて前記出
力情報を処理可能な最適な各組合せ機能を自動選択し
て、出力情報を出力するた要素の組合せを自動選択でき
るものである。
【0090】図4は、図2に示した構成データベース1
4の内容の一例を示す図である。
【0091】この図に示すように、図2に示したコント
ローラ構成から実現可能な構成要素の組合せ(#)がA
〜D想定されており、組合せAは「PDLユニット+印
字機構」、組合せBは「FAXユニット+印字機構」、
組合せCは「ネットワーク上に接続されたLBP」、組
合せDは「FAXユニット+通信回線上に接続された
(本体1に近設される)ファクシミリ、具体的にはFA
Xコントローラ2−3でラスタライズしたイメージを通
信回線4を介して上記ファクシミリで出力する」の4つ
が登録され、それぞれについて各属性情報(解像度,速
度,用紙サイズ,フォント,印字品位,両面出力,ステ
イプル,ソート等)が登録されている。
【0092】次に、図5に示すフローチャートを参照し
ながら、構成要素テーブル15を作成する処理について
詳述する。
【0093】図5は、図3に示した構成要素テーブル作
成処理の詳細手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(21)〜(30),(221)〜(224),
(231),(232),(241),(242)はそ
れぞれステップを示し、図3のステップと同様のステッ
プには同一のステップ番号を付記してある。
【0094】図3に示したステップ(1)の処理を終了
したら、CPU11は、構成データベース14を構成要
素の組合せを無条件で検索して、構成要素の組合せおよ
び各組合せのポイント数の初期値「0」を構成要素テー
ブル15にセット(21)、解像度の要求を構成要素テ
ーブル15の各項目(組合せ)のポイント数に反映させ
る(22)。
【0095】具体的には、ステップ(22)において、
解像度≧要求解像度の条件で構成データベース14から
組合せを検索し(221)、検索条件を満たす組合せに
ついては構成要素テーブル15上のその項目のポイント
数に「10」を加える(222)。
【0096】次いで、解像度<要求解像度の条件でソー
トして、構成データベース14から組合せと解像度を検
索し(223)、検索条件を満たす組合せに対して、”
(組み合せの面積当りの解像度)/(要求面積当りの解
像度)*10”を構成要素テーブル15上のその項目の
ポイント数に加える(224)。
【0097】以上のステップ(22)で、要求解像度以
上の解像度を持つ組合せには満点の「10」が(ただ
し、いくら解像度が高くても要求以上のものについては
ポイントは同じ)、要求未満のものについてはその解像
度に応じて満点に満たないポイント数が加えられる。
【0098】次に、ページ数の要求を構成要素テーブル
15の各項目(組み合せ)のポイント数に反映させる
(23)。
【0099】構成データベース14から組合せと速度を
速度条件でソートして検索し(231)、”(ページ
数)/20*(速度)”を構成要素テーブル15上のそ
の項目のポイント数に加える(232)。
【0100】これにより、ページ数に応じて速度に重み
付けをしたポイントが構成要素テーブル15にセットさ
れる。次に、用紙サイズの要求を構成要素テーブル15
の各項目(組み合せ)のポイント数に反映させる(2
4)。
【0101】用紙サイズ≧要求用紙サイズの条件で構成
データベース14から組合せを検索し(241)、要求
を満たす組合せには満点の「10」が、満たないものに
ついては「0」点を加える(242)。以後、同様にデ
ータ中の要求のあるものに対しては、フォントの要求に
応じたポイントを構成要素テーブル15にセットし(2
5)、印字品位の要求に応じたポイントを構成要素テー
ブル15にセットし(26)、両面出力の要求に応じた
ポイントを構成要素テーブル15にセットし(27)、
ステイプルの要求に応じたポイントを構成要素テーブル
15にセットし(280、ソートの要求に応じたポイン
トを構成要素テーブル15にセットし(29)、構成要
素テーブル15をポイント数で降順にソートして(3
0)、構成要素テーブル作成処理を終了して、図3のス
テップ(3)に示すリトライカウンタの初期化処理に移
行する。
【0102】これにより、構成要素テーブル15には、
データ中の要求に相応しい順に構成要素の組合せがセッ
トされる。
【0103】以下、図6を参照しながら、例えば300
DPI,マルチフォント,5ページ,用紙サイズA4の
データの場合における構成要素テーブル15に対するポ
イントセット処理について説明する。
【0104】図6は、図2に示した構成要素テーブル1
5の一例を示す図であり、上記データに対して設定され
たポイントがセットされる場合に相当する。
【0105】上述した図3に示すステップ(1)のデー
タ解析で、上記データであると解析された場合、ステッ
プ(2)において、図6に示す内容のテーブルデータが
図2に示した構成要素テーブル15にセットされる。こ
のテーブルデータは印字品位が優先され、速度に対する
重みが少なくなっている。
【0106】続いて、ステップ(4)で、組合せA(P
DLユニット+印字機構)の状態を調べ、出力可能かど
うかを判断する。そして、出力可能状態(PDLユニッ
ト+印字機構ともレディ状態)であればPDLユニット
でラスタライズを行いステップ(7)で、印字機構で印
字・出力する。
【0107】一方、ステップ(6)の判定で、例えばP
DLユニットが処理中・故障等でレディ状態でなかった
場合、ステップ(11)で、組合せCを選択し、ステッ
プ(5)へ戻る。
【0108】ステップ(6)でネットワーク接続された
LBPがレディ状態であれば、同LBPへデータを転送
して出力する。さらに、このLBPもレディ状態でなけ
れば組合せB(FAXユニット+印字機構)、組合せD
(FAXユニット+通信回線FAX)に対して同様の処
理を繰り返し、構成要素テーブル15上の全ての組合せ
が処理可能状態でなければオペレータコールとなってオ
ペレータに何等かの対処(ユニットの修理,用紙の補
給,ジャムの回復等)を要求し、リトライに移る。
【0109】以下、図7を参照しながら、例えば200
DPI,フォント1種類,100ページのデータの場合
における構成要素テーブル15に対するポイントセット
処理について説明する。
【0110】図7は、図2に示した構成要素テーブル1
5の他の例を示す図であり、上記データに対して設定さ
れたポイントがセットされる場合に相当する。この例で
は、印字品位に対する要求が少なく速度に対する重みが
大きくなっている。
【0111】図3のステップ(4)で、組合せB(FA
Xユニット+印字機構)を処理の対象とし、ステップ
(6)で、組合せBの各構成要素(FAXユニット・印
字機構)の状態を調べ、出力可能かどうか判断する。こ
の判断で、出力可能状態(FAXユニット・印字機構と
もレディ状態)であると判断された場合には、ステップ
(7)で、FAXユニットでラスタライズを行い、印字
機構で印字出力する。ステップ(6)で印字機構がレデ
ィ状態でなかった場合、ステップ(11)で組合せAを
選択しステップ(5)へ戻る。印字機構がレディ状態で
なければ組合せAに対するステップ(6)の判断でも出
力不可能なので、ステップ(11)で組合せCを選び、
再びステップ(6)でネットワーク接続されたLBPが
レディ状態であれば、同LBPへデータを転送して出力
する。
【0112】さらに、ネットワークLBPもレディ状態
でなければ、最悪のケースとして、組合せDのファクシ
ミリで出力する。〔第2実施例〕図8は本発明の第2実
施例を示す複合装置の構成を説明する概略図であり、図
1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0113】図において、21はタイマで、処理不能状
態であるときにどれだけの間処理可能になるのを待つか
という待ち時間を計測し、該計測された待ち時間が構成
データベース14aに記憶される。
【0114】図9は、図8に示した構成データベース1
4aの内容を示す図である。
【0115】この図に示すように、図6,図7に示した
属性情報に加えて、上記タイマ21により計測された待
ち時間がセットされている。当該待ち時間は、各構成要
素の処理時間や処理の集中の度合い,回線の込み具合等
の要素を考慮して決定される。
【0116】例えば処理時間の長いPDLユニットを用
いる組合せは、処理時間の短いFAXユニットを用いる
組合せよりも待ち時間を長く設定する等である。
【0117】以下、本実施例と第10〜第18の発明の
各手段との対応及びその作用について説明する。
【0118】第10の発明は、出力情報を処理する機能
が異なる複数の要素手段(本実施例では、印字機構6,
PDLユニット2−2,FAXユニット2−3,LAN
ユニット2−4等あるいはシート後処理装置(ソータ,
ステイプラ機能処理),ADF,RDF等の原稿搬送装
置等)が組み込まれて複合機能処理を実行する複合装置
において、組み込まれた各要素手段による組合せ機能に
対応する構成要素情報を所定の属性情報に従って記憶す
る記憶手段(構成データベース14a,構成要素テーブ
ル15)と、前記出力情報に対する処理条件に従って前
記構成要素情報を検索して、各組合せ機能の選択順位を
決定する決定手段(本実施例ではメインユニット2−1
のCPU11による)と、前記決定手段により決定され
た各組合せ機能に対応する各要素手段の状態を検出する
検出手段(本実施例ではメインユニット2−1のCPU
11が図示しない各種センサからの入力を検出する)
と、この検出手段による状態検出結果と前記決定手段に
より決定された各組合せ機能の実行状態の可否を順次判
定する判定手段(本実施例ではメインユニット2−1の
CPU11による)と、この判定手段が否と判定した場
合に、決定された各組合せ機能の実行状態となるまで所
定の待ち時間を計測する計測手段とを設け、この計測手
段(本実施例では、タイマ21による)による待ち時間
計測終了となるまで、判定手段が前記決定手段により決
定された各組合せ機能の実行状態の可否を再判定する構
成とし、メインユニット2−1のCPU11が出力情報
に対する処理条件に従って構成データベース14a等)
登録されたいずれかの要素の組合せ機能を構成要素テー
ブル15を参照して決定し、該決定された組合せ機能が
実行可能かどうかを判定し、かつ決定された組合せ機能
が実行可能となる所定の待ち時間(構成データベース1
4aに記憶されるているものとする)をタイマ21が計
測し、該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機能
が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能
を選択することにより、各機能構成要素の指定がなくて
も、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じた最
適な組合せ機能を選択して出力処理を確実に行えるもの
である。
【0119】第11の発明は、メインユニット2−1の
CPU11が出力情報に対する処理条件に従って構成デ
ータベース14aに登録されたいずれかの要素の組合せ
機能を登録された構成要素情報(構成要素テーブル15
に登録される)に基づいて決定し、該決定された組合せ
機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決定された組合
せ機能が実行可能となる所定の待ち時間をタイマ21が
計測し、該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機
能が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機
能を選択することにより、各機能構成要素の指定がなく
ても、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じた
最適な組合せ機能を選択して出力処理を確実に行えるも
のである。
【0120】第12の発明は、メインユニット2−1の
CPU11が出力情報に対する処理条件に従って構成デ
ータベース14aに登録されたいずれかの要素の組合せ
機能を構成要素テーブル15に登録された構成要素情報
を各属性情報毎(本実施例では各解像度,速度,用紙サ
イズ,フォント,印字品位,両面出力有無,ステイプル
有無,ソート有無,待ち時間等毎)に基づいて決定し、
該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判定し、
かつ決定された組合せ機能が実行可能となる所定の待ち
時間をタイマ21が計測し、該待ち時間経過後、再度該
決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判定して、
いずれかの組合せ機能を選択することにより、各機能構
成要素の指定がなくても、出力情報に対して各機能構成
要素の状態に応じた最適な組合せ機能を選択して出力処
理を確実に行えるものである。
【0121】第13の発明は、メインユニット2−1の
CPU11が出力情報に対する処理条件に従って構成デ
ータベース14aに登録されたあるいは新たに追加登録
(本実施例ではユニットセンサからの出力で登録状態が
判定される)されたいずれかの要素の組合せ機能を構成
要素テーブル15を参照して決定し、該決定された組合
せ機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決定された組
合せ機能が実行可能となる所定の待ち時間をタイマ21
が計測し、該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ
機能が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ
機能を選択することにより、各機能構成要素の指定がな
くても、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じ
た最適な組合せ機能を選択して出力処理を確実に行える
ものである。
【0122】第14の発明は、メインユニット2−1の
CPU11が出力情報に対する処理条件に従って構成デ
ータベース14aに自動更新登録されたいずれかの要素
の組合せ機能を構成要素テーブル15を参照して決定
し、該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判定
し、かつ決定された組合せ機能が実行可能となる所定の
待ち時間をタイマ21が計測し、該待ち時間経過後、再
度該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判定し
て、いずれかの組合せ機能を選択することにより、各機
能構成要素の指定がなくても、出力情報に対して各機能
構成要素の状態に応じた最適な組合せ機能を選択して出
力処理を確実に行えるものである。
【0123】第15の発明は、メインユニット2−1の
CPU11が出力情報に対する処理条件に従って構成デ
ータベース14aに登録されたいずれかの要素の組合せ
機能を構成要素テーブル15を参照して決定し、該決定
された組合せ機能としての印刷機能が実行可能かどうか
を判定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能となる
所定の待ち時間をタイマ21が計測し、該待ち時間経過
後、再度該決定された組合せ機能としての印刷機能が実
行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を選
択することにより、各機能構成要素としての印刷機能が
使用中の状態でも、出力情報に対して各機能構成要素の
状態に応じた組合せ機能として印刷機能を選択して出力
処理を確実に行えるものである。
【0124】第16の発明は、メインユニット2−1の
CPU11が出力情報に対する処理条件に従って構成デ
ータベース14aに登録されたいずれかの要素の組合せ
機能を構成要素テーブル15を参照して決定し、該決定
された組合せ機能としてのページ記述言語処理機能が実
行可能かどうかを判定し、かつ決定された組合せ機能が
実行可能となる所定の待ち時間をタイマ21が計測し、
該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機能として
のページ記述言語処理機能(PDLユニット2−2によ
る)が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ
機能を選択することにより、各機能構成要素としてのペ
ージ記述言語処理機能が使用中の状態でも、出力情報に
対して各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能として
ページ記述言語処理機能を選択して出力処理を確実に行
えるものである。
【0125】第17の発明は、メインユニット2−1の
CPU11が出力情報に対する処理条件に従って構成デ
ータベース14aに登録されたいずれかの要素の組合せ
機能を構成要素テーブル15を参照して決定し、該決定
された組合せ機能としての通信回線を介した出力情報の
通信処理機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決定さ
れた組合せ機能が実行可能となる所定の待ち時間をタイ
マ21が計測し、該待ち時間経過後、再度該決定された
組合せ機能としての通信回線を介した出力情報の通信処
理機能(FAXユニット2−4による)が実行可能かど
うかを判定して、いずれかの組合せ機能を選択すること
により、各機能構成要素としての通信回線を介した出力
情報の通信処理機能が使用中の状態でも、出力情報に対
して各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能として通
信回線を介した出力情報の通信処理機能を選択して出力
処理を確実に行えるものである。
【0126】第18の発明は、メインユニット2−1の
CPU11が出力情報に対する処理条件に従って構成デ
ータベース14aに登録されたいずれかの要素の組合せ
機能を構成要素テーブル15を参照して決定し、該決定
された組合せ機能としてのネットワークを介した外部装
置との通信処理機能(LANユニット2−3による)が
実行可能かどうかを判定し、かつ決定された組合せ機能
が実行可能となる所定の待ち時間をタイマ21が計測
し、該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機能と
してのネットワークを介した外部装置との通信処理機能
が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能
を選択することにより、各機能構成要素としてのネット
ワークを介した外部装置との通信処理機能が使用中の状
態でも、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じ
た組合せ機能としてネットワークを介した外部装置との
通信処理機能を選択して出力処理を確実に行えるもので
ある。 以下、図10に示すフローチャートを参照しな
がら、本発明に係る複合装置における他のデータの出力
処理動作について説明する。
【0127】図10は、図8に示した複合装置における
データの出力処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【0128】なお、(1)〜(11),(41),(4
2)は各ステップを示し、出力に先立ち、構成データベ
ース14aには、システムの電源投入時等適当な時期に
調べられた複合装置本体及びLAN5に接続された機器
等の構成情報および待ち時間が蓄えられているものとす
る。また、図3に示したステップと同様の処理には同じ
ステップ番号を付記しているので、以下、図3の各ステ
ップと相違するステップを中心に説明する。
【0129】ステップ(2)の構成要素テーブルで待ち
時間も設定するように変更し、すなわち、図5のステッ
プ(21)で構成要素テーブル15を初期化する際に、
構成データベース14aから検索した待ち時間も構成要
素テーブル15にセットする。そして、ステップ(5)
とステップ(6)との間にタイマ21に待ち時間をセッ
トするステップ(41)を挿入し、ステップ(6)とス
テップ(11)の間にタイマ21がステップ(41)で
セットした待ち時間を終了したか判断するステップ(4
2)を挿入したものである。
【0130】具体的には、ステップ(41)で、ステッ
プ(6)の各構成要素の状態のチェック前に、この組合
せに対する待ち時間でタイマ21をスタートさせ、処理
可能状態でない場合には、所定の待ち時間までは繰り返
し状態をチェックし処理可能になるのを待つ(42)。
【0131】以下、本実施例と第20の発明の各手段と
の対応及びその作用について説明する。
【0132】第20の発明は、出力情報を処理する機能
が異なる複数の要素手段が組み込まれて複合機能処理を
実行する複合装置において、前記出力情報に対する処理
条件に従って組み込まれた各要素手段による組合せ機能
に対応する構成要素情報を所定の属性情報を評価して組
合せ選択テーブルを作成する作成工程(図10のステッ
プ(2))と、該作成された組合せ選択テーブルを検索
して、各組合せ機能の選択順位を決定する決定工程(ス
テップ(4)またはステップ(11))と、前記決定手
段により決定された各組合せ機能に対応する各要素手段
の状態を検出する検出工程(ステップ(6))と、この
検出工程による状態検出結果と前記決定手段により決定
された各組合せ機能の実行状態の可否を順次判定する第
1の判定工程(ステップ(6))と、この第1の判定工
程が否と判定した場合に、決定された各組合せ機能の実
行状態となるまで所定の待ち時間を計測する計測工程
(ステップ(41),ステップ(6),ステップ(4
2))と、この計測工程による待ち時間計測終了となる
まで、決定工程により決定された各組合せ機能の実行状
態の可否を再判定する第2の判定工程(繰り返すステッ
プ(6))とを実行して、すなわち、前記出力情報に対
する処理条件に従っ組み込まれた各要素手段(本実施例
ではPDLユニット2−2,FAXユニット2−3,L
ANユニット2−4等)による組合せ機能に対応する構
成要素情報を評価して組合せ選択テーブル(構成要素テ
ーブル15)を作成し、該作成された組合せ選択テーブ
ルを検索して、各組合せ機能の選択順位を決定し、該決
定された各組合せ機能に対応する各要素手段の状態を検
出する検出し、該状態検出結果と決定された各組合せ機
能の実行状態の可否を順次判定し、不可状態と判定した
場合に、決定された各組合せ機能の実行状態となるまで
所定の待ち時間(構成要素テーブル15に登録されてい
る)を計測し、該待ち時間の計測を終了したら、決定さ
れた各組合せ機能の実行状態の可否を再判定して、最初
に決定された組合せ機能を選択できる確率を高めること
ができるものである。
【0133】以上説明したように、第2実施例によれ
ば、構成要素が処理不能状態にあるとき処理可能になる
までの時間を計測する手段を設け、各構成要素の組合せ
に応じて所定の時間だけ処理可能になるのを待つように
したことで、各構成要素の処理時間や処理の集中度・占
有時間,回線の込み具合まで考慮した非常に柔軟な選択
が可能となる。
【0134】また、上記実施例では、複合装置におい
て、出力データで指定された処理の要求,現在のシステ
ムの構成(PDL処理機構,FAX処理機構,通信回線
接続,LAN接続の有無/接続機器の種類等)、システ
ム状態(印字機構の用紙切れ,ジャム,各機構の使用
中,回線使用状況等)から、最適な構成要素の組合せに
よって処理を行宇ので、ユーザの要求に最も相応しい処
理を実現できるだけでなく、システムに何らかの障害が
生じた場合でも、各構成要素の状態に応じて確実な出力
を得ることができる。さらに、指定する要素手段を1つ
だけに強制すれば、従来の使用形態に対応できる。ま
た、複数の機器がネットワークに接続されているような
場合でも、ユーザは個々の機器の構成・機能等を意識す
ることなく出力できるようなった。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、出力情報に対する処理条件に従って登
録されたいずれかの要素の組合せ機能を決定し、該決定
された組合せ機能が実行可能かどうかを判定して、いず
れかの組合せ機能を選択するので、各機能構成要素の指
定がなくても、出力情報に対して各機能構成要素の状態
に応じた組合せ機能を選択して出力処理を確実に行え
る。
【0136】第2の発明によれば、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの構成要素情報を検
索評価して決定し、該決定された組合せ機能が実行可能
かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を選択する
ので、各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対
して各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択し
て出力処理を確実に行える。
【0137】第3の発明によれば、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの構成要素情報を各
属性情報毎に検索評価して決定し、該決定された組合せ
機能が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ
機能を選択するので、各機能構成要素の指定がなくて
も、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じた組
合せ機能を選択して出力処理を確実に行える。
【0138】第4の発明によれば、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの構成要素情報に従
って決定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどう
かを判定して、いずれかの組合せ機能を選択するので、
各機能構成要素の指定がなくても、出力情報に対して各
機能構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択して出力
処理を確実に行える。
【0139】第5の発明によれば、新たな要素の組み込
み状態を判定して、登録されている構成要素情報を自動
更新するので、選択する組合せ要素の範囲を容易に拡充
できるものである。
【0140】第6の発明によれば、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能
を決定し、該決定された組合せ機能としての印刷機能が
実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を
選択するので、各機能構成要素の指定がなくても、出力
情報に対して各機能構成要素の状態に応じた組合せ機能
を選択して出力処理を確実に行える。
【0141】第7の発明によれば、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能
を決定し、該決定された組合せ機能としてのページ記述
言語処理機能が実行可能かどうかを判定して、いずれか
の組合せ機能を選択するので、各機能構成要素の指定が
なくても、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応
じた組合せ機能を選択して出力処理を確実に行える。
【0142】第8の発明によれば、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能
を決定し、該決定された組合せ機能としての通信回線を
介して出力情報の送受信機能が実行可能かどうかを判定
して、いずれかの組合せ機能を選択するので、各機能構
成要素の指定がなくても、出力情報に対して各機能構成
要素の状態に応じた組合せ機能を選択して出力処理を確
実に行える。
【0143】第9の発明によれば、出力情報に対する処
理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機能
を決定し、該決定された組合せ機能としてのネットワー
クを介した外部装置との通信機能が実行可能かどうかを
判定して、いずれかの組合せ機能を選択するので、各機
能構成要素の指定がなくても、出力情報に対して各機能
構成要素の状態に応じた組合せ機能を選択して出力処理
を確実に行える。
【0144】第10の発明によれば、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を決定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどう
かを判定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能とな
る所定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度該
決定された組合せ機能が実行可能かどうかを判定して、
いずれかの組合せ機能を選択するので、各機能構成要素
の指定がなくても、出力情報に対して各機能構成要素の
状態に応じた最適な組合せ機能を選択して出力処理を確
実に行える。
【0145】第11の発明によれば、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を登録された構成要素情報に基づいて決定し、該決定
された組合せ機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決
定された組合せ機能が実行可能となる所定の待ち時間を
計測し、該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機
能が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機
能を選択するので、各機能構成要素の指定がなくても、
出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じた最適な
組合せ機能を選択して出力処理を確実に行える。
【0146】第12の発明によれば、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を登録された構成要素情報を各属性情報毎に基づいて
決定し、該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを
判定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能となる所
定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度該決定
された組合せ機能が実行可能かどうかを判定して、いず
れかの組合せ機能を選択するので、各機能構成要素の指
定がなくても、出力情報に対して各機能構成要素の状態
に応じた最適な組合せ機能を選択して出力処理を確実に
行える。
【0147】第13の発明によれば、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたあるいは新たに追加登録さ
れたいずれかの要素の組合せ機能を決定し、該決定され
た組合せ機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決定さ
れた組合せ機能が実行可能となる所定の待ち時間を計測
し、該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機能が
実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機能を
選択するので、各機能構成要素の指定がなくても、出力
情報に対して各機能構成要素の状態に応じた最適な組合
せ機能を選択して出力処理を確実に行える。
【0148】第14の発明によれば、出力情報に対する
処理条件に従って自動更新登録されたいずれかの要素の
組合せ機能を決定し、該決定された組合せ機能が実行可
能かどうかを判定し、かつ決定された組合せ機能が実行
可能となる所定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過
後、再度該決定された組合せ機能が実行可能かどうかを
判定して、いずれかの組合せ機能を選択するので、各機
能構成要素の指定がなくても、出力情報に対して各機能
構成要素の状態に応じた最適な組合せ機能を選択して出
力処理を確実に行える。
【0149】第15の発明によれば、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を決定し、該決定された組合せ機能としての印刷機能
が実行可能かどうかを判定し、かつ決定された組合せ機
能が実行可能となる所定の待ち時間を計測し、該待ち時
間経過後、再度該決定された組合せ機能としての印刷機
能が実行可能かどうかを判定して、いずれかの組合せ機
能を選択するので、各機能構成要素としての印刷機能が
使用中の状態でも、出力情報に対して各機能構成要素の
状態に応じた組合せ機能として印刷機能を選択して出力
処理を確実に行える。
【0150】第16の発明によれば、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を決定し、該決定された組合せ機能としてのページ記
述言語処理機能が実行可能かどうかを判定し、かつ決定
された組合せ機能が実行可能となる所定の待ち時間を計
測し、該待ち時間経過後、再度該決定された組合せ機能
としてのページ記述言語処理機能が実行可能かどうかを
判定して、いずれかの組合せ機能を選択するので、各機
能構成要素としてのページ記述言語処理機能が使用中の
状態でも、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応
じた組合せ機能としてページ記述言語処理機能を選択し
て出力処理を確実に行える。
【0151】第17の発明によれば、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を決定し、該決定された組合せ機能としての通信回線
を介した出力情報の通信処理機能が実行可能かどうかを
判定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能となる所
定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度該決定
された組合せ機能としての通信回線を介した出力情報の
通信処理機能が実行可能かどうかを判定して、いずれか
の組合せ機能を選択するので、各機能構成要素としての
通信回線を介した出力情報の通信処理機能が使用中の状
態でも、出力情報に対して各機能構成要素の状態に応じ
た組合せ機能として通信回線を介した出力情報の通信処
理機能を選択して出力処理を確実に行える。
【0152】第18の発明によれば、出力情報に対する
処理条件に従って登録されたいずれかの要素の組合せ機
能を決定し、該決定された組合せ機能としてのネットワ
ークを介した外部装置との通信処理機能が実行可能かど
うかを判定し、かつ決定された組合せ機能が実行可能と
なる所定の待ち時間を計測し、該待ち時間経過後、再度
該決定された組合せ機能としてのネットワークを介した
外部装置との通信処理機能が実行可能かどうかを判定し
て、いずれかの組合せ機能を選択するので、各機能構成
要素としてのネットワークを介した外部装置との通信処
理機能が使用中の状態でも、出力情報に対して各機能構
成要素の状態に応じた組合せ機能としてネットワークを
介した外部装置との通信処理機能を選択して出力処理を
確実に行える。
【0153】第19の発明によれば、出力情報に対する
処理条件に従って組み込まれた各要素手段による組合せ
機能に対応する構成要素情報を評価して組合せ選択テー
ブルを作成し、該作成された組合せ選択テーブルを検索
して、各組合せ機能の選択順位を決定し、該決定された
各組合せ機能に対応する各要素手段の状態を検出し、該
状態検出結果と決定された各組合せ機能の実行状態の可
否を順次判定し、該判定結果に基づいて前記出力情報を
処理可能な最適な各組合せ機能を自動選択するので、出
力情報を出力するた要素の組合せを自動選択できる。
【0154】第20の発明によれば、出力情報に対する
処理条件に従って組み込まれた各要素手段による組合せ
機能に対応する構成要素情報を評価して組合せ選択テー
ブルを作成し、該作成された組合せ選択テーブルを検索
して、各組合せ機能の選択順位を決定し、該決定された
各組合せ機能に対応する各要素手段の状態を検出する検
出し、該状態検出結果と決定された各組合せ機能の実行
状態の可否を順次判定し、不可状態と判定した場合に、
決定された各組合せ機能の実行状態となるまで所定の待
ち時間を計測し、該待ち時間計測終了したら、決定され
た各組合せ機能の実行状態の可否を再判定するので、最
初に決定された組合せ機能を選択できる確率を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す複合装置の構成を説
明する概略図である。
【図2】図1に示したメインユニットの構成を説明する
ブロック図である。
【図3】図1に示した複合装置におけるデータの出力処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】図2に示した構成データベースの内容の一例を
示す図である。
【図5】図3に示した構成要素テーブル作成処理の詳細
手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】図2に示した構成要素テーブルの一例を示す図
である。
【図7】図2に示した構成要素テーブルの他の例を示す
図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す複合装置の構成を説
明する概略図である。
【図9】図8に示した構成データベースの内容を示す図
である。
【図10】図8に示した複合装置におけるデータの出力
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2−1 メインユニット 3 I/Fケーブル 4 通信回線 5 LAN 11 CPU 12 I/F機構 13 データバッファ 14 構成データベース 15 構成要素テーブル 16 構成要素ポインタ 17 リトライカウンタ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力情報を処理する機能が異なる複数の
    要素手段が組み込まれて複合機能処理を実行する複合装
    置において、組み込まれた各要素手段による組合せ機能
    に対応する構成要素情報を所定の属性情報に従って記憶
    する記憶手段と、前記出力情報に対する処理条件に従っ
    て前記構成要素情報を検索して、各組合せ機能の選択順
    位を決定する決定手段と、この決定手段により決定され
    た各組合せ機能に対応する各要素手段の状態を検出する
    検出手段と、この検出手段による状態検出結果と前記決
    定手段により決定された各組合せ機能の実行状態の可否
    を順次判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に
    基づいて前記出力情報を処理可能な最適な各組合せ機能
    を自動選択する選択手段とを有することを特徴とする複
    合装置。
  2. 【請求項2】 決定手段は、出力情報に対する処理条件
    に従って前記構成要素情報を検索評価して、各組合せ機
    能の選択順位を決定することを特徴とする請求項1記載
    の複合装置。
  3. 【請求項3】 決定手段は、出力情報に対する処理条件
    に従って前記構成要素情報を各属性情報毎に検索評価し
    て、各組合せ機能の選択順位を決定することを特徴とす
    る請求項1記載の複合装置。
  4. 【請求項4】 各要素手段の構成要素情報を記憶手段に
    登録する登録手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の複合装置。
  5. 【請求項5】 新たな要素手段の組み込み状態を判定し
    て記憶手段に登録された各要素手段の構成要素情報を自
    動更新する更新手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の複合装置。
  6. 【請求項6】 いずれかの要素手段は、出力情報を記録
    媒体に印刷することを特徴とする請求項1記載の複合装
    置。
  7. 【請求項7】 いずれかの要素手段は、出力情報を解析
    してビットマップイメージを発生するページ記述言語処
    理を行うことを特徴とする請求項1記載の複合装置。
  8. 【請求項8】 いずれかの要素手段は、出力情報を通信
    回線を介して送受信を行うことを特徴とする請求項1記
    載の複合装置。
  9. 【請求項9】 いずれかの要素手段は、出力情報を所定
    のネットワークを介して外部装置と通信処理を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の複合装置。
  10. 【請求項10】 出力情報を処理する機能が異なる複数
    の要素手段が組み込まれて複合機能処理を実行する複合
    装置において、組み込まれた各要素手段による組合せ機
    能に対応する構成要素情報を所定の属性情報に従って記
    憶する記憶手段と、前記出力情報に対する処理条件に従
    って前記構成要素情報を検索して、各組合せ機能の選択
    順位を決定する決定手段と、前記決定手段により決定さ
    れた各組合せ機能に対応する各要素手段の状態を検出す
    る検出手段と、この検出手段による状態検出結果と前記
    決定手段により決定された各組合せ機能の実行状態の可
    否を順次判定する判定手段と、この判定手段が否と判定
    した場合に、決定された各組合せ機能の実行状態となる
    まで所定の待ち時間を計測する計測手段とを設け、この
    計測手段による待ち時間計測終了となるまで、判定手段
    が前記決定手段により決定された各組合せ機能の実行状
    態の可否を再判定することを特徴とする複合装置。
  11. 【請求項11】 決定手段は、出力情報に対する処理条
    件に従って前記構成要素情報を検索評価して、各組合せ
    機能の選択順位を決定することを特徴とする請求項10
    記載の複合装置。
  12. 【請求項12】 決定手段は、出力情報に対する処理条
    件に従って前記構成要素情報を各属性情報毎に検索評価
    して、各組合せ機能の選択順位を決定することを特徴と
    する請求項1記載の複合装置。
  13. 【請求項13】 各要素手段の構成要素情報を記憶手段
    に登録する登録手段を設けたことを特徴とする請求項1
    0記載の複合装置。
  14. 【請求項14】 新たな要素手段の組み込み状態を判定
    して記憶手段に登録された各要素手段の構成要素情報を
    自動更新する更新手段を設けたことを特徴とする請求項
    10記載の複合装置。
  15. 【請求項15】 いずれかの要素手段は、出力情報を記
    録媒体に印刷することを特徴とする請求項10記載の複
    合装置。
  16. 【請求項16】 いずれかの要素手段は、出力情報を解
    析してビットマップイメージを発生するページ記述言語
    処理を行うことを特徴とする請求項10記載の複合装
    置。
  17. 【請求項17】 いずれかの要素手段は、出力情報を通
    信回線を介して送受信を行うことを特徴とする請求項1
    0記載の複合装置。
  18. 【請求項18】 いずれかの要素手段は、出力情報を所
    定のネットワークを介して外部装置と通信処理を行うこ
    とを特徴とする請求項10記載の複合装置。
  19. 【請求項19】 出力情報を処理する機能が異なる複数
    の要素手段が組み込まれて複合機能処理を実行する複合
    装置の組合せ機能選択方法において、前記出力情報に対
    する処理条件に従って組み込まれた各要素手段による組
    合せ機能に対応する構成要素情報を所定の属性情報を評
    価して組合せ選択テーブルを作成する作成工程と、該作
    成された組合せ選択テーブルを検索して、各組合せ機能
    の選択順位を決定する決定工程と、前記決定工程により
    決定された各組合せ機能に対応する各要素手段の状態を
    検出する検出工程と、この検出工程による状態検出結果
    と決定された各組合せ機能の実行状態の可否を順次判定
    する判定工程と、この判定工程の判定結果に基づいて前
    記出力情報を処理可能な最適な各組合せ機能を自動選択
    する選択工程とを有することを特徴とする複合装置の組
    合せ機能選択方法。
  20. 【請求項20】 出力情報を処理する機能が異なる複数
    の要素手段が組み込まれて複合機能処理を実行する複合
    装置の組合せ機能選択方法において、前記出力情報に対
    する処理条件に従って組み込まれた各要素手段による組
    合せ機能に対応する構成要素情報を所定の属性情報を評
    価して組合せ選択テーブルを作成する作成工程と、該作
    成された組合せ選択テーブルを検索して、各組合せ機能
    の選択順位を決定する決定工程と、前記決定工程により
    決定された各組合せ機能に対応する各要素手段の状態を
    検出する検出工程と、この検出工程による状態検出結果
    と決定された各組合せ機能の実行状態の可否を順次判定
    する第1の判定工程と、この第1の判定工程が否と判定
    した場合に、決定された各組合せ機能の実行状態となる
    まで所定の待ち時間を計測する計測工程と、この計測工
    程による待ち時間計測終了となるまで、決定工程により
    決定された各組合せ機能の実行状態の可否を再判定する
    第2の判定工程とを有することを特徴とする複合装置の
    組合せ機能選択方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000187573A (ja) * 1998-06-09 2000-07-04 Canon Inc マルチファンクションシステム及びその機能設定方法
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