JPH07295679A - 機能拡張装置 - Google Patents

機能拡張装置

Info

Publication number
JPH07295679A
JPH07295679A JP6086270A JP8627094A JPH07295679A JP H07295679 A JPH07295679 A JP H07295679A JP 6086270 A JP6086270 A JP 6086270A JP 8627094 A JP8627094 A JP 8627094A JP H07295679 A JPH07295679 A JP H07295679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
power supply
portable computer
expansion device
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6086270A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Ninomiya
良次 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6086270A priority Critical patent/JPH07295679A/ja
Priority to US08/410,516 priority patent/US5664118A/en
Publication of JPH07295679A publication Critical patent/JPH07295679A/ja
Priority to US08/870,032 priority patent/US5930110A/en
Priority to US10/192,275 priority patent/US6701273B2/en
Priority to US10/762,161 priority patent/US7148589B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ポータブルコンピュータの機能を拡
張する際に使用される機能拡張装置(拡張ユニット)に
於いて、ポータブルコンピュータの実装部及び拡張スロ
ットを備えた拡張装置本体と、拡張装置本体より分離さ
れ、ケーブルを介して拡張スロットを含む拡張装置本体
の実装回路部に電源を供給する電源ユニットとを具備し
てなることを特徴とする。 【構成】別体構成された、拡張ユニット本体10と電源
ユニット30との間を制御信号線を含む専用の電源ケー
ブル40によって繋ぎ、拡張ユニット本体10からの電
源供給・遮断指示に従い、電源ユニット30が拡張ユニ
ット本体10へ電源を供給制御する構成としたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポータブルコンピュー
タの機能を拡張する際に使用される機能拡張装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポータブルコンピュータの機能を拡張す
る際に使用される機能拡張装置として、ディスクステー
ションと称される拡張ユニットが知られている。この
種、拡張ユニットに接続(ドッキング)されるパーソナ
ルコンピュータは、近年、性能が大幅に向上している。
又、近年では多岐に亘るオプション機器類が開発されて
いる。
【0003】このような背景から、拡張ユニットには多
種の機能拡張機構が要求され、これに伴いユニット内部
の部品実装密度が高くなりユニット筐体が益々大型化す
る傾向にある。更に拡張ユニット内の電源装置が益々大
電力化し、重量も嵩むようになってきた。
【0004】従って、要求される拡張機能をもたせた拡
張ユニットを、従来通りの製造技術で製作すると、ユニ
ット本体が、大型化し重量が嵩むことから、大きな設置
スペースを必要とし扱い難い構成となる。
【0005】又、従来のこの種、拡張ユニットは、ユニ
ット内部に電源装置を備え、ユニット内の各部に電源を
供給していたため、上記したように、ユニット内部の部
品実装密度が高まると、電源装置より発生する、熱、ノ
イズ等がユニット内の各コンポーネントへ与える影響が
大きくなり、信頼性の面で問題となる。
【0006】又、従来のこの種、拡張ユニットは、拡張
ユニットと、その拡張ユニットに実装されるパーソナル
コンピュータとの間に於いて、相互の電源が別個にオン
/オフ制御される構成であり、相互の電源供給状態のず
れ等によって誤動作を招く虞があった。
【0007】更に、従来のこの種、拡張ユニットは、拡
張ユニットに実装されたパーソナルコンピュータを任意
に離脱操作できることから、動作中の離脱操作によるデ
ータ破壊等の不祥事が生じる可能性が高く、又、セキュ
リティの面でも問題があった。
【0008】又、従来のこの種、拡張ユニットは、ハー
ドディスクユニット等のオプションユニットを実装する
際に、ドライバ等の工具を用いて、拡張ユニットの筐体
の一部を分解し、ハードディスクユニット等のオプショ
ンユニットを筐体内の定位置に固定した後、筐体の組み
立てを行なって、オプションユニットを拡張ユニットに
収納していた。従って、従来ではオプションユニットの
収納、交換等が簡単に行なえず、多くの時間と労力を要
していた。
【0009】又、従来のこの種、拡張ユニットは、パー
ソナルコンピュータを着脱するとき、パーソナルコンピ
ュータと拡張ユニットとの各電源の投入・遮断を所定の
投入遮断シーケンスに従って別個に行なう必要があり、
操作性が悪いという問題があった。
【0010】又、従来のこの種、拡張ユニットは、パー
ソナルコンピュータが拡張ユニットに実装されたとき、
パーソナルコンピュータに設けられた、プリンタ接続ポ
ート、シリアル(RSー232C)ポート、CRT
(R,G,B)接続ポート等の各I/Oポートが塞がれ
てしまうことから、拡張ユニットにも、同様の各I/O
ポートを設けていた。従って従来では、ユニット筐体に
多くの接続インタフェースを設けなければならず、従っ
てユニットが大型化するとともに、多くのコネクタ配線
が必要となり拡張ユニットの構成が繁雑化していた。更
に上記した従来の構成に於いては、上記各I/Oポート
を使用しないシステム構成であっても上記各I/Oポー
トを備えた拡張ユニットを用いなければならないことか
ら経済的にも問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来で
は、拡張ユニットの多機能化を実現する際に、ユニット
が大型化し、重量が嵩み、大きな設置スペースを必要と
するという問題が生じていた。又、電源装置より発生す
る、熱、ノイズ等がユニット内の各コンポーネントへ与
える影響が大きくなり、信頼性の面でも問題が生じてい
た。
【0012】又、パーソナルコンピュータを着脱すると
き、パーソナルコンピュータと拡張ユニットとの各電源
の投入・遮断を所定の投入遮断シーケンスに従って別個
に行なう必要があり、従って誤動作を招く虞があり、か
つ操作性が悪いという問題があった。
【0013】又、拡張ユニットに実装されたパーソナル
コンピュータを任意に離脱操作できることから、動作中
の離脱操作によるデータ破壊等の不祥事が生じる可能性
が高く、セキュリティの面でも問題があった。
【0014】又、ハードディスクユニット等のオプショ
ンユニットを実装する際に、ドライバ等の工具を用い
て、拡張ユニットの筐体の一部を分解しなければなら
ず、オプションユニットの収納、交換等が簡単に行なえ
ないという問題があった。
【0015】又、拡張ユニットにも、パーソナルコンピ
ュータと同様に、プリンタ接続ポート、シリアル(RS
ー232C)ポート、CRT(R,G,B)接続ポート
等、各種のI/Oポートを設ける必要があることから、
ユニット筐体に多くの接続インタフェースが必要とな
り、ユニットが大型化し、構成が繁雑化するとともに、
経済的にも問題があった。
【0016】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
小形、軽量で、取扱い並びに操作が容易であり、しかも
信頼性の高い安定した動作が維持できる経済的にも有利
な構成の機能拡張装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポータブルコ
ンピュータの機能を拡張する際に使用される機能拡張装
置(拡張ユニット)に於いて、ポータブルコンピュータ
の実装部、及び拡張スロットを備えた拡張装置本体と、
拡張装置本体より分離され、ケーブルを介して拡張スロ
ットを含む拡張装置本体の実装回路部に電源を供給する
電源ユニットとを具備してなることを特徴とする。
【0018】又、本発明は、ポータブルコンピュータの
機能拡張装置に於いて、ポータブルコンピュータの実装
部、及び拡張スロットを備えた拡張装置本体と、拡張装
置本体より分離され、ケーブルを介して拡張スロットを
含む拡張装置本体の実装回路部に複数種の直流電源を供
給する電源ユニットと、拡張装置本体にポータブルコン
ピュータが実装されたとき拡張スロットに電源を供給す
る電源供給制御回路とを具備してなることを特徴とす
る。
【0019】
【作用】本発明の拡張ユニットは、拡張ユニットの電源
装置をユニット外部に別筐体で設け、そのユニット化さ
れた電源装置(電源ユニット)と拡張ユニットとの間を
所定長のケーブルで繋いで、拡張ユニット側の指示に従
い、電源ユニットからケーブル経由で拡張ユニットへ動
作用電源を給電する。即ち、図1に示すように、拡張ユ
ニットの電源装置を同ユニットと別体に構成し、その別
体構成された、拡張ユニット本体10と電源ユニット3
0との間を制御信号線を含む専用の電源ケーブル40に
よって繋ぎ、拡張ユニット本体10からの電源供給・遮
断指示に従い、電源ユニット30が拡張ユニット本体1
0へ電源を供給制御する。
【0020】このように、拡張ユニットの電源部を同ユ
ニットより独立させた構成とすることにより、拡張ユニ
ット本体を机上に置き、電源ユニットを床上に置くこと
で、設置スペースの有効化が図れるとともに、拡張ユニ
ット本体内に、発熱、雑音発生等を伴う電源回路機構が
存在しないことから、拡張ユニットを小型、軽量化で
き、これにより、取扱いが容易で、しかも信頼性の高い
安定した動作を維持できる機能拡張装置(拡張ユニッ
ト)が実現できる。
【0021】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例による機能拡張装置(拡張ユ
ニット)の構成を示すブロック図である。
【0022】図1に於いて、10は拡張ユニット本体
(DS)である。この拡張ユニット本体(DS)10
は、所定長のケーブル40を介して電源ユニット(P
S)30に接続され、電源ユニット(PS)30よりケ
ーブル40を介して複数種(ここでは3種)のDC電源
を受電する。
【0023】この拡張ユニット本体(DS)10には、
上部に、ポータブルコンピュータ(PC)20が前後方
へのスライドにより着脱されるポータブルコンピュータ
実装部11が設けられ、前部に、IO機器が実装された
規定寸法のユニバーサルシャーシ(UCH)50A,5
0Bを収納するシャーシ収納部(USLT−A,USL
T−B)12A,12Bが設けられる。
【0024】又、拡張ユニット本体(DS)10には、
図3に示すような機能回路及びロック機構(13〜1
8)が設けられる。20は拡張ユニット本体(DS)1
0に実装されるポータブルコンピュータ(PC)であ
り、拡張ユニット本体(DS)10のポータブルコンピ
ュータ実装部11へ後面部よりスライドさせて所定量挿
入することにより、後面部に設けられた拡張コネクタ
(リセプタクル)(図3符号CNa 参照)が、同コネクタ
に対応して拡張ユニット本体(DS)10に設けられた
コネクタ(図3符号CNb 参照)に結合され、ポータブル
コンピュータ(PC)20が拡張ユニット本体(DS)
10に回路接続される。
【0025】このポータブルコンピュータ(PC)20
には、図3に示すように、拡張ユニット本体(DS)1
0によりロック及びロック解除されるロック係合機構
(ロック溝)21a,21bが設けられる。
【0026】30は拡張ユニット本体(DS)10に電
源を供給する電源ユニット(PS)であり、ここではケ
ーブル40を介して拡張ユニット本体(DS)10から
の指示に従い3種の直流電源(+5v,+12v,+1
5v)を生成し拡張ユニット本体(DS)10へ送電す
る。この電源ユニット(PS)30には、図2に示すよ
うに、それぞれ所定の時間差でオン/オフ制御される複
数個(ここでは3個)の電源(AC)アウトレットPC
1,PC2,PC3が設けられ、内部に、上記3種の電
源を生成する電源部及び電源制御専用のマイクロプロセ
ッサを含む機能回路(31〜34)が設けられる。
【0027】40は拡張ユニット本体(DS)10と電
源ユニット(PS)30とを繋ぐケーブル40であり、
ここでは、電源ユニット(PS)30で生成した3種の
直流電源(+5v,+12v,+15v)を拡張ユニッ
ト本体(DS)10に供給するための複数本の電源ライ
ンと、拡張ユニット本体(DS)10で発生した電源の
オン/オフを指示する電源制御信号を電源ユニット(P
S)30に供給するための1本の制御信号ラインとによ
り構成される。
【0028】50A,50Bはそれぞれ拡張ユニット本
体(DS)10にIO機器を実装(接続)する際に用い
られる規定寸法のユニバーサルシャーシ(UCH)であ
り、拡張ユニット本体(DS)10に実装する各IO機
器をそれぞれ同一規格の器形状にして扱うためのもの
で、ここでは拡張ユニット本体(DS)10に実装する
IO機器として、ユニバーサルシャーシ(UCH)50
AにCD−ROM60を実装し、ユニバーサルシャーシ
(UCH)50Bにハードディスクドライブ(HDD)
70を実装した例を示している。この際、CD−ROM
60、HDD70等の各IO機器は、それぞれコネクタ
結合位置が一致するように、予め定められたシャーシ内
の定位置に、複数の捩子(B,…)によって捩子止調整
され、シャーシ内に固定される。
【0029】このIO機器を内蔵したユニバーサルシャ
ーシ(UCH)50A,50Bを、拡張ユニット本体
(DS)10に設けられたシャーシ収納部(USLT−
A,USLT−B)12A,12Bに所定量嵌挿するこ
とにより、当該シャーシに実装されたIO機器が拡張ユ
ニット本体(DS)10にコネクタ結合され回路接続さ
れる。これによって、ハードディスクユニット等のオプ
ションユニットを実装する際に、ドライバ等の工具を用
いることなく、オプションユニットの実装及び交換等を
簡単に行なうことができる。
【0030】図2は上記図1に示す電源ユニット(P
S)30の内部構成を示すブロック図である。図2に於
いて、31は電源ユニット全体の制御を司る電源制御専
用のマイクロプロセッサ(PS−CPU)であり、ここ
では、ケーブル40及びIOポート(IOP)32を介
して拡張ユニット本体(DS)10より電源のオン/オ
フを指示する電源制御信号を受け、電源オンの指示を受
けると、拡張ユニット本体(DS)10で必要とする3
種の直流電源(+5v,+12v,+15v)を生成す
る電源回路(PSC)33に起動をかける。この電源制
御専用マイクロプロセッサ(PS−CPU)31は、こ
の実施例ではACコンセントが差し込まれているとき常
時動作用電源が供給されて、動作可(スリープ)状態に
あり、電源のオン/オフを指示する電源制御信号を割込
み信号として受けることにより、通常動作モードとなっ
て、電源供給制御の処理を実行する。即ち、電源制御専
用マイクロプロセッサ(PS−CPU)31は、IOポ
ート(IOP)32を介して電源制御信号を受けると、
システムが電源オン状態にあれば電源をオフする処理を
実行し、電源オフ状態にあれば電源をオンする処理を実
行する。
【0031】32は上記マイクロプロセッサ(PS−C
PU)31と拡張ユニット本体(DS)10の制御部
(マイクロプロセッサ)との間で制御信号の受け渡しを
行なうIOポート(IOP)であり、ここではケーブル
40の制御信号ラインを介して拡張ユニット本体(D
S)10より電源のオン/オフを指示する電源制御信号
を受け、その信号内容をマイクロプロセッサ(PS−C
PU)31に通知する。この実施例では、構成を簡素に
するため、ケーブル40の制御信号ラインを常時プルア
ップしておき、上記ライン上の電源制御信号が、予め定
められた時間(例えば0.5秒)接地レベル(“0”)
となったとき、その都度、電源のオン/オフを指示する
電源制御信号を電源制御専用マイクロプロセッサ(PS
−CPU)31に通知する。電源制御専用マイクロプロ
セッサ(PS−CPU)31は、電源制御信号を受ける
度に、電源オン状態にあれば電源をオフする処理を実行
し、電源オフ状態にあれば電源をオンする処理を実行す
る。
【0032】33は電源ユニット(PS)30の主構成
要素をなす電源回路(PSC)であり、電源制御専用マ
イクロプロセッサ(PS−CPU)31の制御の下に、
拡張ユニット本体(DS)10で必要とする3種の直流
電源(+5v,+12v,+15v)を生成し、それぞ
れケーブル40の各電源ラインに送出する。
【0033】34は電源(AC)アウトレットPC1,
PC2,PC3をオン/オフ制御する順序制御回路を備
えたドライバ(DRV)であり、ここでは電源制御専用
マイクロプロセッサ(PS−CPU)31の制御の下
に、給電スイッチS1,S2,S3をそれぞれ所定の時
間差もつ異なるタイミング(T1,T2,T3)でオン
/オフ制御し、電源(AC)アウトレットPC1,PC
2,PC3の各AC電源(商用交流電源)をそれぞれ予
め定められた異なるタイミング(T1,T2,T3)で
順に供給/遮断制御する。
【0034】この電源(AC)アウトレットPC1,P
C2,PC3の順序制御により、システム構成に従う電
源投入・遮断シーケンス機構を容易に実現でき、ラッシ
ュによる急激な電力消費に伴って生じる電圧変動、ブレ
ーカダウン等の不都合を回避して安定した動作を確保で
きるとともに、各機器、線材等の定格電力を抑えてシス
テムの簡易化が図れる。
【0035】図3は上記図1に示す拡張ユニット本体
(DS)10の内部に設けられた一部の機能回路とポー
タブルコンピュータのロック機構を示すブロック図であ
る。図3に於いて、13はポータブルコンピュータ(P
C)20が拡張ユニット本体(DS)10に設けられた
ポータブルコンピュータ実装部11の定位置にセットさ
れた際に、駆動制御されてポータブルコンピュータ(P
C)20を拡張ユニット本体(DS)10に固定するロ
ック機構である。
【0036】このロック機構13は、ここでは、ポータ
ブルコンピュータ実装部11のスライド面の予め定めら
れた位置に倒伏/起立の2位置をもって回動自在に係止
杆pを設け、ポータブルコンピュータ(PC)20がセ
ットされない際は、係止杆pが倒伏位置にあってスライ
ド面と一致し、ポータブルコンピュータ(PC)20が
セットされた際は係止杆pが起立してスライド面より突
出し、ポータブルコンピュータ(PC)20の底面部所
定位置に設けられたロック係合機構(以下ロック溝と称
す)21a(又は21b)に係合して、ポータブルコン
ピュータ(PC)20を定位置に固定保持する。
【0037】14は上記ロック機構13の係止杆pを倒
伏/起立制御する駆動装置(DRV)であり、制御部1
5の制御の下に、例えば電磁プランジャを駆動制御して
係止杆pを起立/倒伏制御して、係止杆pをロック溝2
1a(又は21b)に係合(ロック)し、開放(ロック
解除)する。
【0038】15は拡張ユニット本体(DS)10の制
御を司るマイクロプロセッサにより構成された制御部
(CNT)であり、ここでは電源制御キー16の操作で
入力された電源のオン/オフを指示する電源制御信号
(SWP)をケーブル40の電源制御ラインを介して電
源ユニット(PS)30に送出するとともに、電源回路
(PSC)18を制御して、電源ユニット(PS)30
より受けた上記3種の直流電源(PV)を内部の回路に
供給制御する。この実施例では、電源制御キー16が操
作されたとき、電源ユニット(PS)30側でプルアッ
プされた電源制御ラインを接地ラインに短絡して、電源
のオン/オフを指示する電源制御信号(SWP)を出力
するものとする。
【0039】又、制御部(CNT)15は、ポータブル
コンピュータ(PC)20が実装部11の定位置にセッ
トされたことを後述するスイッチ信号により認識して、
駆動装置(DRV)14を駆動制御し、ロック機構13
を作動させて、ポータブルコンピュータ(PC)20を
実装部11の定位置に固定保持する制御を行なう。この
ような、ロック機構を設けることで、動作中の離脱操作
によるデータ破壊等の不祥事を回避できるとともに、ポ
ータブルコンピュータ(PC)20が拡張ユニット本体
(DS)10に一体となることでセキュリティ面の効果
も持たせることができる。
【0040】16は拡張ユニット本体(DS)10の電
源オン/オフ、及び電源ユニット(PS)30に設けら
れた電源(AC)アウトレットPC1,PC2,PC3
の給電及び遮断等を指示する電源制御キー(KP)であ
り、この実施例では、最も簡単な構成として、キー操作
により、単に、電源ユニット(PS)30側でプルアッ
プされた電源制御ラインを接地ラインに短絡して、電源
制御ライン上の電源制御信号を接地(“0”)レベルに
する構成としているが、例えば複数個の数値キーにより
構成されるキーパットを用い、このキーパットのキー操
作で入力されたキーコードを制御部15に入力する構成
とすることにより、拡張ユニットの電源オン/オフ制御
と、電源(AC)アウトレットPC1,PC2,PC3
の給電及び遮断制御とをそれぞれ個別に指示入力できる
とともに、これらの指示を特定のキーの組み合わせで有
効にすることにより、セキュリティ機能をもたせること
もできる。但しこの際は、制御部15をスリープモード
で動作させる回路が必要となる。
【0041】17はポータブルコンピュータ(PC)2
0がポータブルコンピュータ実装部11の定位置にセッ
トされたことを検知する状態検知スイッチであり、その
検知状態を制御部15に通知する。
【0042】18は拡張ユニット本体(DS)10に内
蔵された電源回路(PSC)であり、制御部15の制御
の下に、ケーブル40を介して電源ユニット(PS)3
0より受けた上記3種の直流電源(PV)をコネクタ
(CNb )を含む内部の回路に供給制御する。
【0043】図4は上記実施例に於いて、拡張ユニット
本体(DS)10にポータブルコンピュータ(PC)2
0を実装する際に、ポートリプリケータを介在した際の
接続例を示す図である。
【0044】図に於いて、80はポータブルコンピュー
タ(PC)20と拡張ユニット本体(DS)10との間
にコネクタ接続により介在されるポートリプリケータで
ある。このポートリプリケータ80の使用時に於いて
は、ロック機構13の係止杆pが起立したとき、その係
止杆pに、ポータブルコンピュータ(PC)20の底面
部所定位置に設けられたロック係合機構(ロック溝)2
1a,21bのうち、ロック溝21bが係合して、ポー
タブルコンピュータ(PC)20を定位置に固定保持す
る。
【0045】このようなポートリプリケータ構造をもつ
ことにより、ポータブルコンピュータ(PC)20が拡
張ユニット本体(DS)10に実装されたとき、その接
合によって塞がれる、プリンタ接続ポート、シリアル
(RSー232C)ポート、CRT(R,G,B)接続
ポート等の各I/Oポートを容易に使用でき、任意のオ
プション機器類を容易に接続することができる。
【0046】ここで上記各図を参照して本発明の実施例
に於ける動作を説明する。この実施例による機能拡張装
置は、その電源部が拡張装置本体より独立して別筐体に
より構成され、その間がケーブルで接続された構成であ
るので、例えば拡張ユニット本体(DS)10を机上に
置き、電源ユニット(PS)30を机下(床上)に置く
ことで、設置スペースの有効化が図れる。又、拡張ユニ
ット本体(DS)10には、発熱、雑音発生等を伴う電
源回路機構を持たないことから、拡張ユニットを小型、
軽量化できる。これにより、取扱いが容易で、しかも信
頼性の高い安定した動作が維持できる。
【0047】上記実施例に於いて、拡張ユニットを使用
する際、先ず、拡張ユニット本体(DS)10に設けら
れたポータブルコンピュータ実装部11の定位置に、ス
ライド操作でポータブルコンピュータ(PC)20を実
装し、電源制御キー16を操作する。
【0048】この電源制御キー16の操作で入力された
電源のオン/オフを指示する電源制御信号(SWP)は
制御部15に入力される。制御部15は電源制御キー1
6の操作に伴う電源制御信号(SWP)をケーブル40
の電源制御ラインを介して電源ユニット(PS)30に
送出する。即ち、この実施例では、電源制御キー16の
スイッチオンに伴い、ケーブル40の電源制御ライン上
の電源制御信号が“1”(プルアップ状態)から“0”
(接地状態)に切替わる。
【0049】このケーブル40の電源制御ライン上の電
源制御信号は電源ユニット(PS)30のIOポート
(IOP)32に受付けられる。IOポート(IOP)
32は、電源制御ライン上の電源制御信号が予め定めら
れた時間(例えば0.5秒)接地レベル(“0”)とな
ったとき、その電源のオン/オフを指示する電源制御信
号を電源制御専用マイクロプロセッサ(PS−CPU)
31に通知する。
【0050】電源制御専用マイクロプロセッサ(PS−
CPU)31は、IOポート(IOP)32より電源制
御信号を受けると、電源オン状態にあれば電源をオフす
る処理を実行し、電源オフ状態にあれば電源をオンする
処理を実行する。電源オンの処理では、電源回路(PS
C)33に起動をかけ、更にドライバ(DRV)34に
起動をかける。
【0051】電源回路(PSC)33は、電源制御専用
マイクロプロセッサ(PS−CPU)31の制御の下
に、拡張ユニット本体(DS)10で必要とする3種の
直流電源(+5v,+12v,+15v)を生成し、そ
れぞれケーブル40の各電源ラインに送出する。
【0052】又、ドライバ(DRV)34は、電源制御
専用マイクロプロセッサ(PS−CPU)31の制御の
下に、給電スイッチS1,S2,S3をそれぞれ所定の
時間差もつ異なるタイミング(T1,T2,T3)でオ
ン制御し、電源(AC)アウトレットPC1,PC2,
PC3の各AC電源(商用交流電源=AC)をそれぞれ
予め定められた異なるタイミング(T1,T2,T3)
で順に供給制御する。
【0053】電源回路(PSC)33より出力された3
種の直流電源(+5v,+12v,+15v)はケーブ
ル40の各電源ラインを介して拡張ユニット本体(D
S)10の電源回路(PSC)18に動作用電源(P
V)として供給される。
【0054】拡張ユニット本体(DS)10の制御部1
5は、動作用電源(PV)が供給され、状態検知スイッ
チ17から、ポータブルコンピュータ(PC)20が定
位置にセットされた旨を知らせる検知信号を受けると、
駆動装置(DRV)14に起動をかけ、ロック機構13
を駆動制御して、ロック機構13の係止杆pを起立さ
せ、係止杆pをポータブルコンピュータ(PC)20の
ロック係合機構(ロック溝)21aに係合して、ポータ
ブルコンピュータ(PC)20をポータブルコンピュー
タ実装部11の定位置に固定保持する。
【0055】更に、制御部15は、電源回路(PSC)
18を制御して、ケーブル40を介して受けた動作用電
源(PV)を予め定められた順次に従いコネクタを含む
所定の各回路に分配供給する。
【0056】これにより、拡張ユニット本体(DS)1
0に実装されたポータブルコンピュータ(PC)20、
及びシャーシ収納部(USLT−A,USLT−B)1
2A,12Bに収納された各ユニバーサルシャーシ(U
CH)50A,50B内の入出力機器(この例では、ユ
ニバーサルシャーシ(UCH)50Aに実装されたCD
−ROM60、及びユニバーサルシャーシ(UCH)5
0Bに実装されたハードディスクドライブ(HDD)7
0)を含む接続機器類がそれぞれ所定の電源シーケンス
に従う電源投入制御で起動する。
【0057】又、システム動作を終了する際は、拡張ユ
ニット本体(DS)10の電源制御キー16を操作す
る。この電源制御キー16の操作による電源制御信号
(SWP)は上記同様にして、ケーブル40の電源制御
ラインを介し、電源ユニット(PS)30に送出され、
電源ユニット(PS)30IOポート(IOP)32の
電源制御専用マイクロプロセッサ(PS−CPU)31
に受付けられる。
【0058】電源制御専用マイクロプロセッサ(PS−
CPU)31は、電源オン状態下で、電源のオン/オフ
を指示する電源制御信号(接地レベル=“0”)を受け
ると、電源をオフする処理を実行し、電源回路(PS
C)33、及びドライバ(DRV)34をそれぞれ起動
して、拡張ユニット本体(DS)10の動作用電源を予
め定められた順序で遮断制御するとともに、電源(A
C)アウトレットPC1,PC2,PC3への給電を予
め定められた順序で断つ。
【0059】上記したように本発明の実施例の構成によ
る機能拡張装置(拡張ユニット)に於いては、その拡張
ユニットの電源部が拡張装置本体より独立して別筐体に
より構成され、その間がケーブルで接続された構成であ
るので、例えば拡張ユニット本体(DS)10を机上に
置き、電源ユニット(PS)30を机下(床上)に置く
ことで、設置スペースの有効化が図れる。又、拡張ユニ
ット本体(DS)10には、発熱、雑音発生等を伴う電
源回路機構を持たないことから、拡張ユニットを小型、
軽量化できる。これにより、取扱いが容易で、しかも信
頼性の高い安定した動作が維持できる。
【0060】又、拡張ユニット本体(DS)10の電源
投入・遮断シーケンス制御機能、及び電源(AC)アウ
トレットPC1,PC2,PC3の給電及び遮断シーケ
ンス制御機能をもつことで、システム全体の立上げ及び
終了に伴う電源のオン/オフ操作作業を容易化でき、操
作負担を大幅に軽減できるとともに、相互の電源供給状
態のずれ等によって誤動作を回避できる。
【0061】又、拡張ユニット本体(DS)10に、実
装ポータブルコンピュータ(PC)20のロック機構1
3を設けることで、動作中の離脱操作によるデータ破壊
等の不祥事を回避できるとともに、ポータブルコンピュ
ータ(PC)20が拡張ユニット本体(DS)10に一
体となることでセキュリティ面の効果も持たせることが
できる。
【0062】又、IO機器を内蔵したユニバーサルシャ
ーシ(UCH)50A,50Bを、拡張ユニット本体
(DS)10に設けられたシャーシ収納部(USLT−
A,USLT−B)12A,12Bに所定量嵌挿するこ
とにより、当該シャーシに実装されたIO機器が拡張ユ
ニット本体(DS)10にコネクタ結合され回路接続さ
れる構成であることから、ハードディスクユニット等の
オプションユニットを実装する際に、ドライバ等の工具
を用いることなく、任意の各種オプションユニットの実
装及び交換等を簡単に行なうことができる。
【0063】又、電源(AC)アウトレットPC1,P
C2,PC3の各AC電源(商用交流電源)をそれぞれ
予め定められた異なるタイミング(T1,T2,T3)
で順に供給/遮断制御する構成としたことで、システム
構成に従う電源投入・遮断シーケンス機構を容易に実現
でき、ラッシュによる急激な電力消費に伴って生じる電
圧変動、ブレーカダウン等の不都合を回避して安定した
動作を確保できるとともに、各機器、線材等の定格電力
を抑えてシステムの簡易化が図れる。
【0064】又、図4に示すようなポートリプリケータ
構造をもつことにより、ポータブルコンピュータ(P
C)20が拡張ユニット本体(DS)10に実装された
とき、その接合によって塞がれる、プリンタ接続ポー
ト、シリアル(RSー232C)ポート、CRT(R,
G,B)接続ポート等の各I/Oポートを容易に使用で
き、任意のオプション機器類を容易に接続することがで
きる。
【0065】上記した実施例では、電源制御キー(K
P)16のキー操作で拡張ユニットの電源オンを指示し
ていたが、他の実施例として、状態検知スイッチ17の
検知信号をもとに、制御部15が拡張ユニット本体(D
S)10に電源オンを指示する構成としてしてもよい。
【0066】この際は、ポータブルコンピュータ(P
C)20が拡張ユニット本体(DS)10に設けられた
ポータブルコンピュータ実装部11の定位置にセットさ
れることにより、その状態が状態検知スイッチ17で検
知され、制御部15に通知されて、電源オンを指示する
電源制御信号がケーブル40を介し電源ユニット(P
S)30に送出される。
【0067】電源ユニット(PS)30では、上記ケー
ブル40上の電源制御信号がIOポート(IOP)32
を介して電源制御専用マイクロプロセッサ(PS−CP
U)31に受け付けられる。
【0068】電源制御専用マイクロプロセッサ(PS−
CPU)31は電源オンを指示する電源制御信号を受け
ると、拡張ユニットの動作に必要な電源を生成し、その
電源をケーブル40を介して拡張ユニット本体(DS)
10に送出する。
【0069】このような電源の自動投入制御機構によ
り、使用者の操作負担を軽減でき、使い勝手を向上でき
る。更に、他の実施例として、上記したような電源の自
動投入制御機構に加え、電源(AC)アウトレットPC
1,PC2,PC3に順次電源を供給する機能を付加す
る構成としてもよい。この際は、電源制御専用マイクロ
プロセッサ(PS−CPU)31が、電源オンを指示す
る電源制御信号を受けると、順序制御回路を備えたドラ
イバ(DRV)34に起動をかけ、ドライバ(DRV)
34が電源(AC)アウトレットPC1,PC2,PC
3に所定の時間差をもって順次電源を供給制御し、電源
オフを指示する電源制御信号を受けると、電源(AC)
アウトレットPC1,PC2,PC3のAC電源を予め
定められた順序に従って順次遮断制御する。
【0070】このような電源の自動投入制御機構によ
り、使用者の操作負担を軽減でき、使い勝手を向上でき
る。又、この際は、拡張ユニット本体(DS)10に、
電源制御キー(KP)16等の操作指示手段を必ずしも
必要とせず、システム全体の電源制御を自動化できる。
【0071】又、拡張ユニット本体(DS)10側で電
源オンを指示した際に、その指示信号を無線で電源ユニ
ット(PS)30に送信する構成であってもよい。又、
上記した実施例では、ロック機構を、電磁プランジャに
より係止杆を倒伏/起立制御して、係止杆pをポータブ
ルコンピュータのロック溝に係合(ロック)することに
より、ポータブルコンピュータを拡張ユニット本体の定
位置に固定する構成としたが、これに限らず、例えばモ
ータを駆動源としてポータブルコンピュータ本体を両脇
で挟みポータブルコンピュータを拡張ユニット本体の定
位置に固定する構成としたロック機構等、他の構成によ
るロック機構であってもよい。
【0072】この実施例では、最も簡単な構成として、
キー操作により、単に、電源ユニット(PS)30側で
プルアップされた電源制御ラインを接地ラインに短絡し
て、電源制御ライン上の電源制御信号を接地(“0”)
レベルにする構成としているが、例えば複数個の数値キ
ーにより構成されるキーパットを用い、このキーパット
のキー操作で入力されたキーコードを制御部15に入力
する構成とすることにより、拡張ユニットの電源オン/
オフ制御と、電源(AC)アウトレットPC1,PC
2,PC3の給電及び遮断制御とをそれぞれ個別に指示
入力できるとともに、これらの指示を特定のキーの組み
合わせで有効にすることにより、セキュリティ機能をも
たせることもできる。但しこの際は、制御部15をスリ
ープモードで動作させる回路が必要となる。
【0073】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の機能拡張装
置によれば、その電源部が拡張装置本体より独立して別
筐体により構成され、その間がケーブルで接続された構
成であるので、例えば拡張ユニット本体を机上に置き、
電源ユニットを机下(床上)に置くことで、設置スペー
スの有効化が図れる。又、拡張ユニット本体には、発
熱、雑音発生等を伴う電源回路機構を持たないことか
ら、拡張ユニットを小型、軽量化できる。これにより、
取扱いが容易で、しかも信頼性の高い安定した動作が維
持できる。
【0074】又、本発明によれば、拡張ユニット本体の
電源投入・遮断シーケンス制御機能、及び複数個の電源
(AC)アウトレットの給電及び遮断シーケンス制御機
能をもつことで、システム全体の立上げ及び終了に伴う
電源のオン/オフ操作作業を容易化でき、操作負担を大
幅に軽減できるとともに、相互の電源供給状態のずれ等
によって誤動作を回避できる。
【0075】又、本発明によれば、拡張ユニット本体
に、実装ポータブルコンピュータのロック機構を設ける
ことで、動作中の離脱操作によるデータ破壊等の不祥事
を回避できるとともに、ポータブルコンピュータが拡張
ユニット本体に一体となることでセキュリティ面の効果
も持たせることができる。
【0076】又、本発明によれば、任意のIO機器をそ
れぞれ同一規格形状のユニバーサルシャーシに収納し、
そのIO機器を内蔵した同一規格形状のユニバーサルシ
ャーシを、拡張ユニット本体に設けられたシャーシ収納
部に所定量嵌挿することにより、当該シャーシに実装さ
れたIO機器が拡張ユニット本体にコネクタ結合され回
路接続される構成であることから、ハードディスクユニ
ット等のオプションユニットを実装する際に、ドライバ
等の工具を用いることなく、任意の各種オプションユニ
ットの実装及び交換等を簡単に行なうことができる。
【0077】又、本発明によれば、複数個の電源(A
C)アウトレットの各AC電源(商用交流電源)をそれ
ぞれ予め定められた異なるタイミング(T1,T2,
…)で順に供給/遮断制御する構成としたことで、シス
テム構成に従う電源投入・遮断シーケンス機構を容易に
実現でき、ラッシュによる急激な電力消費に伴って生じ
る電圧変動、ブレーカダウン等の不都合を回避して安定
した動作を確保できるとともに、各機器、線材等の定格
電力を抑えてシステムの簡易化が図れる。
【0078】又、本発明によれば、図4に示すようなポ
ートリプリケータ構造をもつことにより、ポータブルコ
ンピュータが拡張ユニット本体に実装されたとき、その
接合によって塞がれる、プリンタ接続ポート、シリアル
(RSー232C)ポート、CRT(R,G,B)接続
ポート等の各I/Oポートを容易に使用でき、任意のオ
プション機器類を容易に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による機能拡張装置の構成を示
すブロック図。
【図2】上記図1に示す電源ユニットの内部構成を示す
ブロック図。
【図3】上記図1に示す拡張ユニット本体の内部に設け
られた一部の機能回路とポータブルコンピュータのロッ
ク機構を示すブロック図。
【図4】上記実施例に於いて拡張ユニット本体にポータ
ブルコンピュータを実装する際に、ポートリプリケータ
を介在した際の接続例を示す図。
【符号の説明】
10…拡張ユニット本体(DS)、11…ポータブルコ
ンピュータ実装部、12A,12B…シャーシ収納部
(USLT−A,USLT−B)、13…ロック機構、
14…駆動装置(DRV)、15…制御部(CNT)、
16…電源制御キー、17…状態検知スイッチ、18…
電源回路(PSC)、20…ポータブルコンピュータ
(PC)、21a,21b…ロック係合機構(ロック
溝)、30…電源ユニット(PS)、31…電源制御専
用マイクロプロセッサ(PS−CPU)、32…IOポ
ート(IOP)、33…電源回路(PSC)、34…ド
ライバ(DRV)、40…ケーブル、50A,50B…
ユニバーサルシャーシ(UCH)、60…CD−RO
M、70…ハードディスクドライブ(HDD)、80…
ポートリプリケータ、PC1,PC2,PC3…電源
(AC)アウトレット、S1,S2,S3…給電スイッ
チ、p…係止杆、CNa ,CNb ,CNc ,CNd …コネクタ、
SWP…電源制御信号、PV…直流電源。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポータブルコンピュータの機能を拡張す
    る際に使用される機能拡張装置に於いて、ポータブルコ
    ンピュータの実装部、及び拡張スロットを備えた拡張装
    置本体と、拡張装置本体より分離され、ケーブルを介し
    て拡張スロットを含む拡張装置本体の実装回路部に電源
    を供給する電源ユニットとを具備してなることを特徴と
    するポータブルコンピュータの機能拡張装置。
  2. 【請求項2】 ポータブルコンピュータの機能を拡張す
    る際に使用される機能拡張装置に於いて、ポータブルコ
    ンピュータの実装部、及び拡張スロットを備えた拡張装
    置本体と、拡張装置本体より分離され、ケーブルを介し
    て拡張スロットを含む拡張装置本体の実装回路部に複数
    種の直流電源を供給する電源ユニットと、拡張装置本体
    にポータブルコンピュータが実装されたとき拡張スロッ
    トに電源を供給する電源供給制御回路とを具備してなる
    ことを特徴とするポータブルコンピュータの機能拡張装
    置。
  3. 【請求項3】 拡張装置本体と電源ユニットとの間に専
    用通信路を設け、上記通信路を介して、拡張装置本体が
    電源ユニットへ電源のオン/オフを指示する請求項1又
    は2記載の機能拡張装置。
  4. 【請求項4】 拡張装置本体と電源ユニットとの間に専
    用の通信路を設け、拡張装置本体にポータブルコンピュ
    ータの実装検知手段を設けて、拡張装置本体にポータブ
    ルコンピュータが実装されたことを検知したとき、拡張
    装置本体が上記通信路を介して電源ユニットに電源オン
    を指示する請求項1又は2記載の機能拡張装置。
  5. 【請求項5】 電源ユニットに、複数個の電源アウトレ
    ットと、この各電源アウトレットに所定の時間差をもた
    せ一定の順序で電源を投入する手段とを具備してなる請
    求項1又は2記載のポータブルコンピュータの機能拡張
    装置。
  6. 【請求項6】 ポータブルコンピュータの機能を拡張す
    る際に使用される機能拡張装置であって、ポータブルコ
    ンピュータの実装部と、この実装部にポータブルコンピ
    ュータが実装されとき、同コンピュータを実装部の定位
    置に固定するロック機構とを具備してなることを特徴と
    するポータブルコンピュータの機能拡張装置。
  7. 【請求項7】 操作入力手段と、この操作入力手段より
    特定の情報が入力されたときロック機構を作動させる手
    段とを備えた請求項4記載のポータブルコンピュータの
    機能拡張装置。
  8. 【請求項8】 操作入力手段と、この操作入力手段より
    特定の情報が入力されたときロック機構のロックを解除
    する手段とを備えた請求項4記載のポータブルコンピュ
    ータの機能拡張装置。
JP6086270A 1994-03-28 1994-04-25 機能拡張装置 Pending JPH07295679A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6086270A JPH07295679A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 機能拡張装置
US08/410,516 US5664118A (en) 1994-03-28 1995-03-24 Computer system having detachable expansion unit
US08/870,032 US5930110A (en) 1994-03-28 1997-06-05 Computer system having detachable expansion unit
US10/192,275 US6701273B2 (en) 1994-03-28 2002-07-09 Method and apparatus for controlling internal heat generating circuitry
US10/762,161 US7148589B2 (en) 1994-03-28 2004-01-20 Method and apparatus for controlling internal heat generating circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6086270A JPH07295679A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 機能拡張装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07295679A true JPH07295679A (ja) 1995-11-10

Family

ID=13882135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6086270A Pending JPH07295679A (ja) 1994-03-28 1994-04-25 機能拡張装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07295679A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6757165B2 (en) 1999-01-25 2004-06-29 Fujitsu Limited Function expanding device for electronic hardware
US7068503B2 (en) 1997-04-23 2006-06-27 Hitachi, Ltd. Information processing unit and information processing related units

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068503B2 (en) 1997-04-23 2006-06-27 Hitachi, Ltd. Information processing unit and information processing related units
US7274565B2 (en) 1997-04-23 2007-09-25 Hitachi, Ltd. Information processing unit and information processing related units
US6757165B2 (en) 1999-01-25 2004-06-29 Fujitsu Limited Function expanding device for electronic hardware

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100816505B1 (ko) 랩탑테이블
KR100361870B1 (ko) 컴퓨터 시스템 내의 주변 장치에 공급되는 전원을제어하는 방법 및 장치
US7365964B2 (en) Modular power distribution unit, module for the power distribution unit, and method of using the same
JP4958762B2 (ja) ディスクアレイ装置
JP2645804B2 (ja) コンピュータ用ケーブルマネージャー装置
KR100790035B1 (ko) 전원제어장치 및 방법
US7532461B2 (en) Port indicator
US20010010622A1 (en) Information processing unit and information processing related units
JP2005318795A (ja) Ethernet接続を用いて充電するラップトップ型コンピュータ
JP2004022058A (ja) 記憶装置の制御方法および記憶装置
CN101243376A (zh) 带待机插座的插座组合件
JP4871000B2 (ja) 着脱式入出力装置搭載電子計算機
US20170139451A1 (en) Casing and redundant power supply thereof
CN102822767A (zh) 用于阻断计算机外围设备的待机电力的装置
TW201818634A (zh) 具熱插拔智能模組之電源分配單元及其所適用之電源管理系統
JP2001339853A (ja) ディスクアレイ装置の電源供給方式
JPH0793045A (ja) 計算機の入出力装置
JPH07295679A (ja) 機能拡張装置
US6424522B1 (en) Structure and circuit of input/output port bar to connect computer peripheral
US6169661B1 (en) Computer spare power supply structure
US9439309B2 (en) Electronic apparatus and controlling method thereof
KR100448274B1 (ko) 대기전력 차단 및 절전을 위한 전원공급 제어장치, 그 제어 방법 및 절전 시스템
US7315954B2 (en) Hardware switching apparatus for soft power-down and remote power-up
US9110639B2 (en) Power supply control across independently powered modules in a storage library
JPH10260758A (ja) 機器の切り替え装置