JPH072951A - 酸化橋かけすることができるポリマー - Google Patents
酸化橋かけすることができるポリマーInfo
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- JPH072951A JPH072951A JP3295177A JP29517791A JPH072951A JP H072951 A JPH072951 A JP H072951A JP 3295177 A JP3295177 A JP 3295177A JP 29517791 A JP29517791 A JP 29517791A JP H072951 A JPH072951 A JP H072951A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/30—Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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- C08F2800/20—Copolymer characterised by the proportions of the comonomers expressed as weight or mass percentages
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 酸化によつて橋かけすることができそして、
式(1)及び/または(1a) 【化1】 [式中、R1は、特定の脂肪族飽和炭化水素基であり、
そしてR2の少なくとも30%は、モノオレフィン的に
またはポリオレフィン的に不飽和な炭化水素基でありそ
して、残りの置換基R2は特定の飽和脂肪族及び/また
は芳香族炭化水素基である]に対応する10〜80重量
%の構造単位を含むポリマー及びそれの製造のための方
法。 【効果】 本発明によるポリマーは、透明なコーティン
グの製造のためのバインダーとして直接、即ち、別の添
加剤無しで使用することができる。
式(1)及び/または(1a) 【化1】 [式中、R1は、特定の脂肪族飽和炭化水素基であり、
そしてR2の少なくとも30%は、モノオレフィン的に
またはポリオレフィン的に不飽和な炭化水素基でありそ
して、残りの置換基R2は特定の飽和脂肪族及び/また
は芳香族炭化水素基である]に対応する10〜80重量
%の構造単位を含むポリマー及びそれの製造のための方
法。 【効果】 本発明によるポリマーは、透明なコーティン
グの製造のためのバインダーとして直接、即ち、別の添
加剤無しで使用することができる。
Description
【0001】
【0002】
【発明の分野】本発明は、酸化橋かけすることができる
ポリマー、カルボン酸無水物基を含むコポリマーと不飽
和カルボン酸のヒドロキシアルキルアミドとを反応させ
てイミドを生成させることによるそれらの製造のための
方法、並びにコーティング及びシーリング組成物のため
のバインダーとしてのこれらのポリマーの使用に関す
る。
ポリマー、カルボン酸無水物基を含むコポリマーと不飽
和カルボン酸のヒドロキシアルキルアミドとを反応させ
てイミドを生成させることによるそれらの製造のための
方法、並びにコーティング及びシーリング組成物のため
のバインダーとしてのこれらのポリマーの使用に関す
る。
【0003】
【先行技術の説明】コポリマーを基にした酸化的に乾燥
するバインダーは知られている。それらは、例えば、O
H官能性コポリマーと乾燥する脂肪酸とのエステル化に
よって(DE-OS 2,728,568)またはグリ
シジルコポリマーと乾燥する脂肪酸との反応によって
(GB−PS 793,776及び1,227,39
8)得られる。
するバインダーは知られている。それらは、例えば、O
H官能性コポリマーと乾燥する脂肪酸とのエステル化に
よって(DE-OS 2,728,568)またはグリ
シジルコポリマーと乾燥する脂肪酸との反応によって
(GB−PS 793,776及び1,227,39
8)得られる。
【0004】それらの価格並びに、例えば遅い乾燥及び
上塗りされたフィルムを引っ張り上げる傾向に起因する
上塗り問題を含むペイント技術に関するある種の欠点の
ために、これらのバインダーは、実際における使用のた
めには成功裏に採用されたことが全くなかった。
上塗りされたフィルムを引っ張り上げる傾向に起因する
上塗り問題を含むペイント技術に関するある種の欠点の
ために、これらのバインダーは、実際における使用のた
めには成功裏に採用されたことが全くなかった。
【0005】本発明の一つの目的は、酸化橋かけするこ
とができ、高価ではない原材料から容易に製造すること
ができそしてそれらの性能性質に関する実際的な要件を
満たす新しいポリマーを提供することである。
とができ、高価ではない原材料から容易に製造すること
ができそしてそれらの性能性質に関する実際的な要件を
満たす新しいポリマーを提供することである。
【0006】この目的は、本明細書中で後で詳細に説明
する本発明によるポリマーによって達成された。本発明
によるポリマーは、分子内カルボン酸無水物基を含むコ
ポリマーの誘導体である。それらは、これらのポリマー
を反応生成物、即ち、アミノアルコール及びオレフィン
性不飽和モノカルボン酸から生成された主にヒドロキシ
アルキルアミドと反応させてイミドを生成させることに
よって製造される。
する本発明によるポリマーによって達成された。本発明
によるポリマーは、分子内カルボン酸無水物基を含むコ
ポリマーの誘導体である。それらは、これらのポリマー
を反応生成物、即ち、アミノアルコール及びオレフィン
性不飽和モノカルボン酸から生成された主にヒドロキシ
アルキルアミドと反応させてイミドを生成させることに
よって製造される。
【0007】
【発明の要約】本発明は、式(1)及び/または(1
a)
a)
【0008】
【化7】
【0009】[式中、R1は、少なくとも2つの炭素原
子が窒素原子と酸素原子との間に配置されているという
条件下で、2〜6の炭素原子を含む脂肪族飽和炭化水素
基であり、そしてR2は、置換基R2がポリマーの重量を
基にして少なくとも2.0重量%の、C=Cとして表さ
れる脂肪族的に不飽和な二重結合(分子量=24)を含
むという条件下で、少なくとも30%の置換基R2は、
モノオレフィン的にまたはポリオレフィン的に不飽和な
炭化水素基でありそして、残り、即ち70%までの置換
基R2は、エーテル、エステル、ケト、ウレタン、尿素
及び/またはアミド基の形で随時ヘテロ原子としてとし
て酸素及び/または窒素を含んでよい飽和脂肪族及び/
または芳香族炭化水素基である]に対応する10〜80
重量%の構造単位を含むことを特徴とする、酸化橋かけ
することができるポリマーに関する。
子が窒素原子と酸素原子との間に配置されているという
条件下で、2〜6の炭素原子を含む脂肪族飽和炭化水素
基であり、そしてR2は、置換基R2がポリマーの重量を
基にして少なくとも2.0重量%の、C=Cとして表さ
れる脂肪族的に不飽和な二重結合(分子量=24)を含
むという条件下で、少なくとも30%の置換基R2は、
モノオレフィン的にまたはポリオレフィン的に不飽和な
炭化水素基でありそして、残り、即ち70%までの置換
基R2は、エーテル、エステル、ケト、ウレタン、尿素
及び/またはアミド基の形で随時ヘテロ原子としてとし
て酸素及び/または窒素を含んでよい飽和脂肪族及び/
または芳香族炭化水素基である]に対応する10〜80
重量%の構造単位を含むことを特徴とする、酸化橋かけ
することができるポリマーに関する。
【0010】本発明はまた、 a)4,500〜100,000の分子量(Mw)及び
240〜1,960の無水物当量を有し、一つのオレフ
ィン性不飽和分子内カルボン酸無水物をその他のオレフ
ィン性不飽和モノマーと共重合させることによって製造
され、そして式(6)または(6a)
240〜1,960の無水物当量を有し、一つのオレフ
ィン性不飽和分子内カルボン酸無水物をその他のオレフ
ィン性不飽和モノマーと共重合させることによって製造
され、そして式(6)または(6a)
【0011】
【化8】
【0012】に対応する分子内カルボン酸無水物基を含
むコポリマーを b)式(7)
むコポリマーを b)式(7)
【0013】
【化9】 に対応し、そして式(8)
【0014】
【化10】HO−R1−NH2 (8) に対応するアミノアルコール及び式(9)
【0015】
【化11】R2−COOH (9) に対応するモノカルボン酸の反応生成物を基にしたヒド
ロキシアルキルアミドと80〜200℃で反応させてイ
ミド基を生成させることによる[ここでこれらの反応物
は、1:0.5〜1:1.5の成分a)の無水物基対成
分b)中の有機的に結合した窒素とのモル比に対応する
量で使用される]これらのポリマーの製造のための方法
に関する。
ロキシアルキルアミドと80〜200℃で反応させてイ
ミド基を生成させることによる[ここでこれらの反応物
は、1:0.5〜1:1.5の成分a)の無水物基対成
分b)中の有機的に結合した窒素とのモル比に対応する
量で使用される]これらのポリマーの製造のための方法
に関する。
【0016】本発明は、さらに、コーティングまたはシ
ーリング組成物のためのバインダーまたはバインダー成
分としてのこれらのポリマーの使用に関する。 〔発明の詳細な説明〕
ーリング組成物のためのバインダーまたはバインダー成
分としてのこれらのポリマーの使用に関する。 〔発明の詳細な説明〕
【0017】本発明による方法のための出発物質a)と
して使用されるコポリマーは、4,500〜100,0
00、好ましくは8,000〜50,000の分子量
(Mw、標準としてポリスチレンを使用してゲルパーミ
エーションクロマトグラフィーによって測定された)及
び240〜1,960、好ましくは320〜1,250
の無水物当量を有する。本明細書中では、“無水物当
量”は、共重合された分子内無水物基の各々の1モルに
あたる重量である。
して使用されるコポリマーは、4,500〜100,0
00、好ましくは8,000〜50,000の分子量
(Mw、標準としてポリスチレンを使用してゲルパーミ
エーションクロマトグラフィーによって測定された)及
び240〜1,960、好ましくは320〜1,250
の無水物当量を有する。本明細書中では、“無水物当
量”は、共重合された分子内無水物基の各々の1モルに
あたる重量である。
【0018】コポリマーa)は、オレフィン性不飽和分
子内ジカルボン酸無水物とその他のオレフィン性不飽和
モノマーとのラジカル開始共重合によって製造される。
子内ジカルボン酸無水物とその他のオレフィン性不飽和
モノマーとのラジカル開始共重合によって製造される。
【0019】この共重合のための適当なモノマー混合物
は、 a1)3〜40重量部の共重合可能なジカルボン酸無水
物、例えば無水イタコン酸または無水マレイン酸、好ま
しくは無水マレイン酸、 a2)5〜50重量部の芳香族ビニル化合物、芳香族イ
ソプロペニル化合物、ビニルエステル、ビニルエーテル
及びこのようなモノマーの混合物、 a3)25〜92重量部の、アルコール部分中に1〜1
8の炭素原子を含むアクリレート、アルコール部分中に
1〜18の炭素原子を含むメタクリレート及びこのよう
なモノマーの混合物から成る群から選ばれたモノマー、 a4)0〜7重量部の少なくとも二官能モノマー例えば
ジビニルベンゼン、ヘキサンジオールビスアクリレート
及びトリメチロールプロパン(TMP)トリスアクリレ
ート、並びに a5)0〜25重量部の、500〜3,000の分子量
(Mn)を有するポリブタジエン、例えばポリオール
(Polyol)110(ヘミッシエ ベルクヒルズ
AGの製品)を含み、ここでこれらのモノマーの全重量
部を加えると100になる。
は、 a1)3〜40重量部の共重合可能なジカルボン酸無水
物、例えば無水イタコン酸または無水マレイン酸、好ま
しくは無水マレイン酸、 a2)5〜50重量部の芳香族ビニル化合物、芳香族イ
ソプロペニル化合物、ビニルエステル、ビニルエーテル
及びこのようなモノマーの混合物、 a3)25〜92重量部の、アルコール部分中に1〜1
8の炭素原子を含むアクリレート、アルコール部分中に
1〜18の炭素原子を含むメタクリレート及びこのよう
なモノマーの混合物から成る群から選ばれたモノマー、 a4)0〜7重量部の少なくとも二官能モノマー例えば
ジビニルベンゼン、ヘキサンジオールビスアクリレート
及びトリメチロールプロパン(TMP)トリスアクリレ
ート、並びに a5)0〜25重量部の、500〜3,000の分子量
(Mn)を有するポリブタジエン、例えばポリオール
(Polyol)110(ヘミッシエ ベルクヒルズ
AGの製品)を含み、ここでこれらのモノマーの全重量
部を加えると100になる。
【0020】適当なモノマーa2)は、スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、芳香環がC1-4のア
ルキル基によって置換されたスチレン、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、エチルビニルエーテル
及びブチルビニルエーテルを含む。
メチルスチレン、ビニルトルエン、芳香環がC1-4のア
ルキル基によって置換されたスチレン、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、エチルビニルエーテル
及びブチルビニルエーテルを含む。
【0021】適当なモノマーa3)は、エチルアクリレ
ート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレー
ト、n−プロピルアクリレート、n−ペンチルアクリレ
ート、イソプロピルアクリレート、ヘキシルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルア
クリレート、ラウリルアクリレート、2−フェニルエチ
ルアクリレート、ベンジルアクリレート、ステアリルア
クリレート、シクロヘキシルアクリレート、n−オクチ
ルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレー
ト、ラウリルメタクリレート、カプリクメタクリレー
ト、ステアリルメタクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレー
ト、イソブチルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリ
レート及びシクロヘキシルメタクリレートを含む。
ート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレー
ト、n−プロピルアクリレート、n−ペンチルアクリレ
ート、イソプロピルアクリレート、ヘキシルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルア
クリレート、ラウリルアクリレート、2−フェニルエチ
ルアクリレート、ベンジルアクリレート、ステアリルア
クリレート、シクロヘキシルアクリレート、n−オクチ
ルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレー
ト、ラウリルメタクリレート、カプリクメタクリレー
ト、ステアリルメタクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレー
ト、イソブチルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリ
レート及びシクロヘキシルメタクリレートを含む。
【0022】%を加えると100になる、以下の組成を
有するモノマー混合物が、コポリマーa)を製造するた
めに好ましくは使用される: a1)14〜30重量%の無水マレイン酸、 a2)15〜35重量%のスチレン、並びに a3)35〜65重量%のn−ブチルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメ
タクリレート、メチルメタクリレート及び/またはn−
ブチルメタクリレート。
有するモノマー混合物が、コポリマーa)を製造するた
めに好ましくは使用される: a1)14〜30重量%の無水マレイン酸、 a2)15〜35重量%のスチレン、並びに a3)35〜65重量%のn−ブチルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメ
タクリレート、メチルメタクリレート及び/またはn−
ブチルメタクリレート。
【0023】これらのコポリマーは、30〜90%の固
体含量で、好ましくは有機溶液中で、モノマー混合物の
ラジカル開始共重合によって製造される。
体含量で、好ましくは有機溶液中で、モノマー混合物の
ラジカル開始共重合によって製造される。
【0024】適当な溶媒は、酢酸ブチル、ソルベントナ
フサ、石油蒸留物(white spirit)、キシ
レン、トルエン並びにこれらの及び、無水物と反応性で
はないその他の溶媒の混合物を含む。
フサ、石油蒸留物(white spirit)、キシ
レン、トルエン並びにこれらの及び、無水物と反応性で
はないその他の溶媒の混合物を含む。
【0025】適当な開始剤は、有機ペルオキシド例えば
ジベンゾイルペルオキシド、ジ−tert.−ブチルペ
ルオキシド、tert.−ブチルペルオキシ−2−エチ
ルヘキサノエート(tert.−ブチルペルオクトエー
ト)、ジデカノイルペルオキシド、及びアゾ化合物例え
ばアゾジイソブチロニトリルを含む。これらの開始剤
は、モノマーの重量を基にして0.5〜10重量%、好
ましくは3〜6重量%の量で使用される。
ジベンゾイルペルオキシド、ジ−tert.−ブチルペ
ルオキシド、tert.−ブチルペルオキシ−2−エチ
ルヘキサノエート(tert.−ブチルペルオクトエー
ト)、ジデカノイルペルオキシド、及びアゾ化合物例え
ばアゾジイソブチロニトリルを含む。これらの開始剤
は、モノマーの重量を基にして0.5〜10重量%、好
ましくは3〜6重量%の量で使用される。
【0026】所望の分子量を得るためには、調節剤、例
えばn−ドデシルメルカプタンもまた、モノマーの重量
を基にして0.01〜5重量%の量で使用してよい。
えばn−ドデシルメルカプタンもまた、モノマーの重量
を基にして0.01〜5重量%の量で使用してよい。
【0027】この共重合は、一般的には60〜180
℃、好ましくは110〜160℃の温度で実施される。
℃、好ましくは110〜160℃の温度で実施される。
【0028】この共重合を実施するためには、溶媒及び
随時一部のモノマー混合物を通常は最初に導入しそして
所望の反応温度に加熱する。次に残りのモノマー混合物
及び開始剤を3〜6時間の時間にわたって連続的に添加
する。
随時一部のモノマー混合物を通常は最初に導入しそして
所望の反応温度に加熱する。次に残りのモノマー混合物
及び開始剤を3〜6時間の時間にわたって連続的に添加
する。
【0029】本発明の方法によれば、分子内無水物基を
含むポリマーを、次に、アミノアルコール及びモノカル
ボン酸の反応生成物b)と反応させる。
含むポリマーを、次に、アミノアルコール及びモノカル
ボン酸の反応生成物b)と反応させる。
【0030】反応生成物b)は、式(7)
【0031】
【化12】 にそして、随時小量の式(7a)
【0032】
【化13】
【0033】に対応する。これらの式においては、R1
及びR2は上で定義されたようである。ここの両方でそ
して以下において、R1は好ましくは2または3の炭素
原子を含む飽和脂肪族炭化水素基であり、一方R2は4
〜20の炭素原子を含むモノ−及び/またはポリ不飽和
脂肪族炭化水素基である。
及びR2は上で定義されたようである。ここの両方でそ
して以下において、R1は好ましくは2または3の炭素
原子を含む飽和脂肪族炭化水素基であり、一方R2は4
〜20の炭素原子を含むモノ−及び/またはポリ不飽和
脂肪族炭化水素基である。
【0034】反応生成物b)は、式(8)
【0035】
【化14】HO−R1−NH2 (8) に対応するアミノアルコールと式(9)
【0036】
【化15】R2−COOH (9) に対応するカルボン酸との間の縮合反応によって製造さ
れる。
れる。
【0037】式(8)に対応する適当なアミノアルコー
ルは、1−アミノ−2−エタノール、1−アミノ−2−
プロパノール、1−アミノ−3−プロパノール、2−ア
ミノ−1−プロパノール、1−アミノ−2−ブタノー
ル、1−アミノ−3−ブタノール、2−アミノ−1−ブ
タノール、2−アミノ−3−ブタノール、3−アミノ−
1−ブタノール、1−アミノ−2−ヘキサノール、2−
アミノ−1−ヘキサノール及び2−アミノ−2−メチル
プロパノールを含み、1−アミノ−2−エタノール、1
−アミノ−2−プロパノール及び2−アミノ−1−プロ
パノールが好ましい。
ルは、1−アミノ−2−エタノール、1−アミノ−2−
プロパノール、1−アミノ−3−プロパノール、2−ア
ミノ−1−プロパノール、1−アミノ−2−ブタノー
ル、1−アミノ−3−ブタノール、2−アミノ−1−ブ
タノール、2−アミノ−3−ブタノール、3−アミノ−
1−ブタノール、1−アミノ−2−ヘキサノール、2−
アミノ−1−ヘキサノール及び2−アミノ−2−メチル
プロパノールを含み、1−アミノ−2−エタノール、1
−アミノ−2−プロパノール及び2−アミノ−1−プロ
パノールが好ましい。
【0038】式(9)に対応する適当なカルボン酸は、
オレイン酸、ラウロレイン酸(lauroleic a
cid)、ミリストレイン酸(myristoleic
acid)、パルミトレイン酸、ガドレイン酸(ga
doleic acid)、エルカ酸、ひまし油脂肪
酸、リシネン(ricinene)脂肪酸、リノール
酸、リノレン酸、アラキドン酸、ソルビン酸、天然脂肪
酸混合物(例えばひまわり油脂肪酸、大豆油脂肪酸、亜
麻仁油脂肪酸、落花生油脂肪酸、トール油脂肪酸及びパ
ーム油脂肪酸)、飽和モノカルボン酸(例えば2−エチ
ルヘキサン酸、安息香酸及びイソノナン酸)を含み、好
ましくは不飽和そしてさらに好ましくはポリ不飽和モノ
カルボン酸が使用される。飽和モノカルボン酸は、不飽
和モノカルボン酸と組み合わせてだけ使用される。
オレイン酸、ラウロレイン酸(lauroleic a
cid)、ミリストレイン酸(myristoleic
acid)、パルミトレイン酸、ガドレイン酸(ga
doleic acid)、エルカ酸、ひまし油脂肪
酸、リシネン(ricinene)脂肪酸、リノール
酸、リノレン酸、アラキドン酸、ソルビン酸、天然脂肪
酸混合物(例えばひまわり油脂肪酸、大豆油脂肪酸、亜
麻仁油脂肪酸、落花生油脂肪酸、トール油脂肪酸及びパ
ーム油脂肪酸)、飽和モノカルボン酸(例えば2−エチ
ルヘキサン酸、安息香酸及びイソノナン酸)を含み、好
ましくは不飽和そしてさらに好ましくはポリ不飽和モノ
カルボン酸が使用される。飽和モノカルボン酸は、不飽
和モノカルボン酸と組み合わせてだけ使用される。
【0039】置換基R2の定義に従って、前に述べたモ
ノカルボン酸はまた、エーテル、エステル、ケト、ウレ
タン、尿素またはアミド基を含むモノカルボン酸との混
合物として使用してもよいが、これはあまり好ましくは
ない。
ノカルボン酸はまた、エーテル、エステル、ケト、ウレ
タン、尿素またはアミド基を含むモノカルボン酸との混
合物として使用してもよいが、これはあまり好ましくは
ない。
【0040】反応生成物b)の製造において使用される
モノカルボン酸の少なくとも30モル%そして好ましく
は全量は、5〜21の炭素原子、さらに好ましくは15
〜21の炭素原子を含む、少なくともモノオレフィン性
不飽和の、好ましくはポリオレフィン性不飽和の脂肪族
モノカルボン酸である。言い換えれば、R2は、好まし
くは4〜20、さらに好ましくは14〜20の炭素原子
を含むモノ−及び/またはポリ不飽和炭化水素基を表
す。
モノカルボン酸の少なくとも30モル%そして好ましく
は全量は、5〜21の炭素原子、さらに好ましくは15
〜21の炭素原子を含む、少なくともモノオレフィン性
不飽和の、好ましくはポリオレフィン性不飽和の脂肪族
モノカルボン酸である。言い換えれば、R2は、好まし
くは4〜20、さらに好ましくは14〜20の炭素原子
を含むモノ−及び/またはポリ不飽和炭化水素基を表
す。
【0041】アミノアルコールとモノカルボン酸との反
応においては、これらの反応物は、1:1〜2:1、好
ましくは1:1〜1.2:1のアミノアルコール対モノ
カルボン酸のモル比に対応する量で使用される。
応においては、これらの反応物は、1:1〜2:1、好
ましくは1:1〜1.2:1のアミノアルコール対モノ
カルボン酸のモル比に対応する量で使用される。
【0042】この反応は、必要に応じて適切な伴出剤、
例えばソルベントナフサ、キシレン、トルエンまたはガ
ソリンを使用して、水を排除しながら、反応生成物が<
3、好ましくは<1の酸価を有するまで実施される。も
しあるならば伴出剤、及び過剰のアミノアルコールは、
次に、蒸留によって除去される。
例えばソルベントナフサ、キシレン、トルエンまたはガ
ソリンを使用して、水を排除しながら、反応生成物が<
3、好ましくは<1の酸価を有するまで実施される。も
しあるならば伴出剤、及び過剰のアミノアルコールは、
次に、蒸留によって除去される。
【0043】過剰のアミノアルコールを留去しない場合
には、本発明による反応において使用される反応生成物
b)の量は、過剰のアミノアルコールもまたコポリマー
a)の無水物基と反応することができるように計算しな
ければならない。これに関連して、反応溶液の濃度をで
きる限り低く保持して橋かけの危険を最小にすることを
薦める。この方法においては、式(10)及び式(10
a)
には、本発明による反応において使用される反応生成物
b)の量は、過剰のアミノアルコールもまたコポリマー
a)の無水物基と反応することができるように計算しな
ければならない。これに関連して、反応溶液の濃度をで
きる限り低く保持して橋かけの危険を最小にすることを
薦める。この方法においては、式(10)及び式(10
a)
【0044】
【化16】
【0045】に対応するイミド構造を経由して結合され
ているヒドロキシル基が、付加的にポリマー中に取り込
まれる可能性がある。もし所望ならば、橋かけ剤、例え
ば有機ポリイソシアネートをヒドロキシル基との反応の
ために添加してもよい。
ているヒドロキシル基が、付加的にポリマー中に取り込
まれる可能性がある。もし所望ならば、橋かけ剤、例え
ば有機ポリイソシアネートをヒドロキシル基との反応の
ために添加してもよい。
【0046】無水物官能コポリマーa)とアミノアルコ
ール及びモノカルボン酸の反応生成物b)との間の本発
明による反応は、一般的に、80〜200℃の反応温度
で起きる。この反応は、通常は、この反応生成物を前に
述べた有機溶媒中に溶解されたこのコポリマーに80〜
150℃の温度で添加し、そしてこの反応混合物を水分
離器の上で100〜200℃で最終生成物が25の最大
酸価、好ましくは10の最大酸価を持つまで加熱するこ
とによって実施される。
ール及びモノカルボン酸の反応生成物b)との間の本発
明による反応は、一般的に、80〜200℃の反応温度
で起きる。この反応は、通常は、この反応生成物を前に
述べた有機溶媒中に溶解されたこのコポリマーに80〜
150℃の温度で添加し、そしてこの反応混合物を水分
離器の上で100〜200℃で最終生成物が25の最大
酸価、好ましくは10の最大酸価を持つまで加熱するこ
とによって実施される。
【0047】これらの反応物は、1:0.5〜1:1.
5、好ましくは1:1.05〜1:1.25のコポリマ
ーa)の無水物基対成分b)中の化学的に結合された窒
素のモル比に対応する量で使用され、成分b)中に存在
する可能性がある式(8)に対応する、あり得る過剰量
のアミノアルコールは計算に含まれる。ある場合には、
反応の完結に際して、アミノアルコール及びモノカルボ
ン酸の追加の小量の反応生成物を添加して、最終生成物
の酸価を減少させることを推奨できる可能性がある。
5、好ましくは1:1.05〜1:1.25のコポリマ
ーa)の無水物基対成分b)中の化学的に結合された窒
素のモル比に対応する量で使用され、成分b)中に存在
する可能性がある式(8)に対応する、あり得る過剰量
のアミノアルコールは計算に含まれる。ある場合には、
反応の完結に際して、アミノアルコール及びモノカルボ
ン酸の追加の小量の反応生成物を添加して、最終生成物
の酸価を減少させることを推奨できる可能性がある。
【0048】反応の完結に際して、最終生成物の粘度
を、小量の溶媒の添加によって調節してもよい。一般に
は、本発明によるポリマーは、適当な溶媒中の30〜9
0重量%溶液の形で使用される。製造方法における使用
のために前に開示した溶媒に加えて、その他の適当な溶
媒は、酢酸メトキシプロピル、ブタノール、ヘキサノー
ル、ペンタノール、プロパノール、エタノール、メチル
イソブチルケトン、N−メチルピロリドン、酢酸エチル
並びにこれらの溶媒及び/または製造方法における使用
のために前に開示した溶媒の混合物を含む。
を、小量の溶媒の添加によって調節してもよい。一般に
は、本発明によるポリマーは、適当な溶媒中の30〜9
0重量%溶液の形で使用される。製造方法における使用
のために前に開示した溶媒に加えて、その他の適当な溶
媒は、酢酸メトキシプロピル、ブタノール、ヘキサノー
ル、ペンタノール、プロパノール、エタノール、メチル
イソブチルケトン、N−メチルピロリドン、酢酸エチル
並びにこれらの溶媒及び/または製造方法における使用
のために前に開示した溶媒の混合物を含む。
【0049】本発明による反応の間に、式(7)中に存
在するアミド基は、大部分、エステル基中に再配置され
る。元のアミド窒素原子は、構造式(1)または(1
a)のイミド窒素原子となる。
在するアミド基は、大部分、エステル基中に再配置され
る。元のアミド窒素原子は、構造式(1)または(1
a)のイミド窒素原子となる。
【0050】本発明によるポリマーは、10〜80重量
%の式(1)または(1a)に対応する構造単位、好ま
しくは30〜66重量%の式(1)に対応する構造単位
を含む。
%の式(1)または(1a)に対応する構造単位、好ま
しくは30〜66重量%の式(1)に対応する構造単位
を含む。
【0051】本発明によるポリマーは、一般的に、この
定義の外側にある二三のそれほど好ましくはない化合物
を除いて、 a)30〜66重量%の、式(1)に対応する繰り返し
構造単位、 b)3〜30重量%の、式(2)
定義の外側にある二三のそれほど好ましくはない化合物
を除いて、 a)30〜66重量%の、式(1)に対応する繰り返し
構造単位、 b)3〜30重量%の、式(2)
【0052】
【化17】
【0053】に対応する繰り返し構造単位、 c)15〜67重量%の、式(3)及び/または(4)
【0054】
【化18】
【0055】に対応する繰り返し構造単位、並びに d)0〜15重量%の、式(5)
【0056】
【化19】
【0057】に対応する構造単位を含み、ここで、これ
らの%を加えると100となり、そして[これらの式
中、R1及びR2は、上で定義された意味または好ましい
意味を有し、R3は、水素、メチル若しくはエチル基、
塩素またはフッ素、好ましくは水素であり、R4は、2
〜15の炭素原子を含む脂肪族炭化水素基、5〜10の
炭素原子を含む脂環式炭化水素基、6〜12の炭素原子
を含む芳香族炭化水素基、ニトリル基またはエステル、
エーテル、アミド、ウレタン若しくはケト基を含む有機
のC1-6の基、好ましくはフェニル基であり、R5は、1
〜18、好ましくは1〜10の炭素原子を含む飽和脂肪
族炭化水素基である]。
らの%を加えると100となり、そして[これらの式
中、R1及びR2は、上で定義された意味または好ましい
意味を有し、R3は、水素、メチル若しくはエチル基、
塩素またはフッ素、好ましくは水素であり、R4は、2
〜15の炭素原子を含む脂肪族炭化水素基、5〜10の
炭素原子を含む脂環式炭化水素基、6〜12の炭素原子
を含む芳香族炭化水素基、ニトリル基またはエステル、
エーテル、アミド、ウレタン若しくはケト基を含む有機
のC1-6の基、好ましくはフェニル基であり、R5は、1
〜18、好ましくは1〜10の炭素原子を含む飽和脂肪
族炭化水素基である]。
【0058】本発明によるポリマーの製造において使用
される出発物質のタイプ及びそれらが使用される量は、
生成物が2.0〜10.0重量%、好ましくは3.5〜
8.0%の量で置換基R2中にオレフィン性二重結合
(C=Cとして表され、分子量=24)を含むように選
択される。
される出発物質のタイプ及びそれらが使用される量は、
生成物が2.0〜10.0重量%、好ましくは3.5〜
8.0%の量で置換基R2中にオレフィン性二重結合
(C=Cとして表され、分子量=24)を含むように選
択される。
【0059】本発明によるポリマーは、透明なコーティ
ングの製造のためのバインダーとして直接、即ち、別の
添加剤無しで使用してよい。
ングの製造のためのバインダーとして直接、即ち、別の
添加剤無しで使用してよい。
【0060】しかしながら、顔料及び典型的な添加剤、
例えば乾燥加速剤、酸化防止剤、皮張り防止剤、粘度安
定剤、湿潤剤、流動制御剤及び充填剤を添加してもよ
い。
例えば乾燥加速剤、酸化防止剤、皮張り防止剤、粘度安
定剤、湿潤剤、流動制御剤及び充填剤を添加してもよ
い。
【0061】好ましい乾燥加速剤は、既知の乾燥剤、例
えば、6〜18の炭素原子を含む(環式)脂肪族モノカ
ルボン酸と金属例えばコバルト、マンガン、ニッケル、
クロム、亜鉛、ジルコニウム、アルミニウム、カルシウ
ム、バリウム及び鉛との塩である。
えば、6〜18の炭素原子を含む(環式)脂肪族モノカ
ルボン酸と金属例えばコバルト、マンガン、ニッケル、
クロム、亜鉛、ジルコニウム、アルミニウム、カルシウ
ム、バリウム及び鉛との塩である。
【0062】顔料、添加剤及び本発明によるバインダー
は、公知の方法で粉砕してペイントを生成さることがで
きる。
は、公知の方法で粉砕してペイントを生成さることがで
きる。
【0063】適当なミルは、サンドミル、ビーズミル、
ボールミルまたはトリプルロールミルを含む。
ボールミルまたはトリプルロールミルを含む。
【0064】本発明によるポリマーは、プラスチック、
金属、ガラス、木材、紙、板紙及びセラミックのための
空気乾燥コーティング組成物においてまたはとして使用
してよい。バインダーに関するその他の潜在的な応用
は、織物または皮革のための印刷インクとして及び紙、
織物または皮革のための含浸または強化剤としてであ
る。
金属、ガラス、木材、紙、板紙及びセラミックのための
空気乾燥コーティング組成物においてまたはとして使用
してよい。バインダーに関するその他の潜在的な応用
は、織物または皮革のための印刷インクとして及び紙、
織物または皮革のための含浸または強化剤としてであ
る。
【0065】これらのコーティング組成物は、慣用の方
法によって、例えば、浸水(flood)コーティン
グ、浸漬コーティング、スプレーコーティング、スプレ
ッドコーティング、キャスティング及びロールコーティ
ングによって塗布してよい。
法によって、例えば、浸水(flood)コーティン
グ、浸漬コーティング、スプレーコーティング、スプレ
ッドコーティング、キャスティング及びロールコーティ
ングによって塗布してよい。
【0066】バインダー含有コーティングまたはシーリ
ング組成物としての本発明によるポリマーの処理及びそ
れらの後続の酸化的な橋かけは、一般に室温で起きる。
しかしながら、乾燥はまた、60〜120℃での5〜3
0分間の強制された熱的乾燥によって加速してもよい。
ング組成物としての本発明によるポリマーの処理及びそ
れらの後続の酸化的な橋かけは、一般に室温で起きる。
しかしながら、乾燥はまた、60〜120℃での5〜3
0分間の強制された熱的乾燥によって加速してもよい。
【0067】
【実施例】以下の実施例においては、すべての部及び%
は、特記しない限り、不揮発性固体を基にした重量によ
る。
は、特記しない限り、不揮発性固体を基にした重量によ
る。
【0068】実施例 モノカルボン酸/アミノアルコール反応生成物の製造: 生成物A 840g(3モル)の大豆油脂肪酸及び840g(3モ
ル)の共役不飽和C18モノカルボン酸(コンジュバンド
ール(Konjuvandol)脂肪酸、ヘンケルAG
の製品)を、撹拌機並びに冷却及び加熱システムを備え
た3リットルの反応容器中に窒素下で導入しそして、室
温での366g(6モル)のアミノエタノールの添加の
後で、この反応混合物を2時間の時間にわたって150
℃に加熱した。水を連続的に除去しながら温度を150
℃に上げそして酸価が≦1となるまでそのレベルで保持
した。114gの水が除去された。
ル)の共役不飽和C18モノカルボン酸(コンジュバンド
ール(Konjuvandol)脂肪酸、ヘンケルAG
の製品)を、撹拌機並びに冷却及び加熱システムを備え
た3リットルの反応容器中に窒素下で導入しそして、室
温での366g(6モル)のアミノエタノールの添加の
後で、この反応混合物を2時間の時間にわたって150
℃に加熱した。水を連続的に除去しながら温度を150
℃に上げそして酸価が≦1となるまでそのレベルで保持
した。114gの水が除去された。
【0069】生成物B 1,260g(4.5モル)の大豆油脂肪酸を、撹拌機
並びに冷却及び加熱システムを備えた2リットルの反応
容器中に窒素下で導入しそして、室温での288.2g
(4.725モル)のアミノエタノールの添加の後で、
この反応混合物を2時間の時間にわたって150℃に加
熱した。水を連続的に除去しながら温度を190℃に上
げそして酸価が≦1となるまでそのレベルで保持した。
93gの水が除去された。軽い真空に引くことによって
この反応生成物から過剰のアミノエタノールを無くし
た。
並びに冷却及び加熱システムを備えた2リットルの反応
容器中に窒素下で導入しそして、室温での288.2g
(4.725モル)のアミノエタノールの添加の後で、
この反応混合物を2時間の時間にわたって150℃に加
熱した。水を連続的に除去しながら温度を190℃に上
げそして酸価が≦1となるまでそのレベルで保持した。
93gの水が除去された。軽い真空に引くことによって
この反応生成物から過剰のアミノエタノールを無くし
た。
【0070】生成物C 1,680g(6モル)の大豆油脂肪酸、1,680g
(6モル)の落花生油脂肪酸及び122g(1モル)の
安息香酸を、撹拌機並びに冷却及び加熱システムを備え
た5リットルの反応容器中に窒素下で導入した。975
g(13モル)の1−アミノ−2−プロパノールを60
℃で添加しそしてこの反応混合物を水を除去しながらゆ
っくりと190℃に加熱した。この反応を酸価が≦1と
なるまで続けた。263gの水が除去された。
(6モル)の落花生油脂肪酸及び122g(1モル)の
安息香酸を、撹拌機並びに冷却及び加熱システムを備え
た5リットルの反応容器中に窒素下で導入した。975
g(13モル)の1−アミノ−2−プロパノールを60
℃で添加しそしてこの反応混合物を水を除去しながらゆ
っくりと190℃に加熱した。この反応を酸価が≦1と
なるまで続けた。263gの水が除去された。
【0071】実施例1 1,088gのソルベントナフサを、撹拌機並びに冷却
及び加熱システムを備えた4リットルの反応容器中に窒
素下で導入しそして132℃に加熱した。次に、190
g(19重量%)の無水マレイン酸、150g(15重
量%)のn−ブチルアクリレート、280g(28重量
%)のメチルメタクリレート、270g(27重量%)
のスチレン及び60g(6重量%)のn−ブチルメタク
リレートの混合物を2時間の時間にわたって導入しそし
て、同時に、71g(5重量%)の、炭化水素の混合物
中のtert.−ブチルペルオクトエートの70%溶液
及び33gのソルベントナフサを2.5時間の時間にわ
たって添加し、引き続いて130℃で1時間撹拌した。
このコポリマー溶液は46.5%の固体含量を有してい
た。
及び加熱システムを備えた4リットルの反応容器中に窒
素下で導入しそして132℃に加熱した。次に、190
g(19重量%)の無水マレイン酸、150g(15重
量%)のn−ブチルアクリレート、280g(28重量
%)のメチルメタクリレート、270g(27重量%)
のスチレン及び60g(6重量%)のn−ブチルメタク
リレートの混合物を2時間の時間にわたって導入しそし
て、同時に、71g(5重量%)の、炭化水素の混合物
中のtert.−ブチルペルオクトエートの70%溶液
及び33gのソルベントナフサを2.5時間の時間にわ
たって添加し、引き続いて130℃で1時間撹拌した。
このコポリマー溶液は46.5%の固体含量を有してい
た。
【0072】120℃に冷却した後で、全部で714g
のモノカルボン酸/アミノアルコール反応生成物Aを2
時間の間隔で3つの等しい分量で添加した。次にこの混
合物を水の除去をしながら165℃に加熱しそして樹脂
溶液の酸価が約3になるまでその温度で保持した。26
gの皮張り防止剤(アスシニン(Ascinin)R
コンズ(conz)、バイエルAGの製品)の添加の後
で、この混合物をソルベントナフサで希釈して62%の
固体含量としそしてこれは1,100mPa.sの23
℃での粘度を有していた。
のモノカルボン酸/アミノアルコール反応生成物Aを2
時間の間隔で3つの等しい分量で添加した。次にこの混
合物を水の除去をしながら165℃に加熱しそして樹脂
溶液の酸価が約3になるまでその温度で保持した。26
gの皮張り防止剤(アスシニン(Ascinin)R
コンズ(conz)、バイエルAGの製品)の添加の後
で、この混合物をソルベントナフサで希釈して62%の
固体含量としそしてこれは1,100mPa.sの23
℃での粘度を有していた。
【0073】コポリマー中に取り込まれた無水物対添加
されたモノカルボン酸/アミノアルコール反応生成物の
当量比(モノカルボン酸エタノールアミドとして表し
て、無水物基対窒素のモル比に等しい)は1:1.13
であった。
されたモノカルボン酸/アミノアルコール反応生成物の
当量比(モノカルボン酸エタノールアミドとして表し
て、無水物基対窒素のモル比に等しい)は1:1.13
であった。
【0074】このポリマーは、約48重量%の構造単位
1
1
【0075】
【化20】
【0076】を含んでいた。
【0077】実施例2 1,088gのキシレン及び190g(19重量%)の
無水マレイン酸を、撹拌機並びに冷却及び加熱システム
を備えた4リットルの反応容器中に窒素下で導入しそし
て130℃に加熱した。
無水マレイン酸を、撹拌機並びに冷却及び加熱システム
を備えた4リットルの反応容器中に窒素下で導入しそし
て130℃に加熱した。
【0078】150g(15重量%)のn−ブチルアク
リレート、280g(28重量%)のメチルメタクリレ
ート、270g(27重量%)のスチレン及び60g
(6重量%)のn−ブチルメタクリレートのモノマー混
合物を2時間の時間にわたって添加しそして、同時に、
71g(5重量%)の、炭化水素の混合物中のter
t.−ブチルペルオクトエートの70%溶液及び33g
のキシレンの混合物を2.5時間の時間にわたって添加
した。130℃での1時間の撹拌の後で、この混合物を
120℃に冷却しそして全部で714gのモノカルボン
酸/アミノアルコール反応生成物Aを2時間の間隔で3
つの等しい分量で添加した。次にこの混合物を水の除去
をしながら145℃に加熱しそして酸価が4になるまで
その温度で保持した。26gの実施例1からの皮張り防
止剤の添加の後で、この混合物をソルベントナフサで希
釈して60%の固体含量とした。生成した溶液は23℃
で600mPa.sの粘度を有していた。
リレート、280g(28重量%)のメチルメタクリレ
ート、270g(27重量%)のスチレン及び60g
(6重量%)のn−ブチルメタクリレートのモノマー混
合物を2時間の時間にわたって添加しそして、同時に、
71g(5重量%)の、炭化水素の混合物中のter
t.−ブチルペルオクトエートの70%溶液及び33g
のキシレンの混合物を2.5時間の時間にわたって添加
した。130℃での1時間の撹拌の後で、この混合物を
120℃に冷却しそして全部で714gのモノカルボン
酸/アミノアルコール反応生成物Aを2時間の間隔で3
つの等しい分量で添加した。次にこの混合物を水の除去
をしながら145℃に加熱しそして酸価が4になるまで
その温度で保持した。26gの実施例1からの皮張り防
止剤の添加の後で、この混合物をソルベントナフサで希
釈して60%の固体含量とした。生成した溶液は23℃
で600mPa.sの粘度を有していた。
【0079】このポリマーは、約48重量%の構造単位
1を含んでいた。
1を含んでいた。
【0080】実施例3 883gのキシレン及び82.5g(8.25重量%)
の無水マレイン酸を、撹拌機並びに冷却及び加熱システ
ムを備えた4リットルの反応容器中に窒素下で導入しそ
して130℃に加熱した。次に、165g(16.5重
量%)の無水マレイン酸、231g(23.1重量%)
のn−ブチルアクリレート、263g(26.3重量
%)のメチルメタクリレート及び220g(22.0重
量%)のスチレンの混合物を2時間の時間にわたって添
加しそして、同時に、55g(3.85重量%)の、炭
化水素の混合物中のtert.−ブチルペルオクトエー
トの70%溶液を2.5時間の時間にわたって添加し
た。130℃での1時間の撹拌の後で、この混合物を1
20℃に冷却しそして全部で961.5gのモノカルボ
ン酸/アミノアルコール反応生成物Aを2時間の間隔で
3つの等しい分量で添加した。この反応混合物を150
℃に加熱しそして7の酸価に到達するまでその温度で保
持した。キシレンの添加の後で、ポリマー3は、4,5
00mPa.s/23℃の粘度を有する62%溶液の形
で得られた。
の無水マレイン酸を、撹拌機並びに冷却及び加熱システ
ムを備えた4リットルの反応容器中に窒素下で導入しそ
して130℃に加熱した。次に、165g(16.5重
量%)の無水マレイン酸、231g(23.1重量%)
のn−ブチルアクリレート、263g(26.3重量
%)のメチルメタクリレート及び220g(22.0重
量%)のスチレンの混合物を2時間の時間にわたって添
加しそして、同時に、55g(3.85重量%)の、炭
化水素の混合物中のtert.−ブチルペルオクトエー
トの70%溶液を2.5時間の時間にわたって添加し
た。130℃での1時間の撹拌の後で、この混合物を1
20℃に冷却しそして全部で961.5gのモノカルボ
ン酸/アミノアルコール反応生成物Aを2時間の間隔で
3つの等しい分量で添加した。この反応混合物を150
℃に加熱しそして7の酸価に到達するまでその温度で保
持した。キシレンの添加の後で、ポリマー3は、4,5
00mPa.s/23℃の粘度を有する62%溶液の形
で得られた。
【0081】このポリマーは、約60重量%の構造単位
1を含んでいた。
1を含んでいた。
【0082】実施例4 985gの石油蒸留物(155〜185℃の沸騰範囲を
有する脂肪族炭化水素混合物)を、撹拌機並びに冷却及
び加熱システムを備えた4リットルの反応容器中に導入
しそして128℃に加熱した。225g(22.5重量
%)の無水マレイン酸、210g(21重量%)のn−
ブチルアクリレート、330g(33重量%)のメチル
メタクリレート及び200g(20重量%)のスチレン
の混合物を2時間の時間にわたって添加しそして、同時
に、50g(3.5重量%)の、炭化水素の混合物中の
tert.−ブチルペルオクトエートの70%溶液を
2.5時間の時間にわたって添加した。130℃での1
時間の撹拌の後で、この混合物を120℃に冷却しそし
て全部で874.5gのモノカルボン酸/アミノアルコ
ール反応生成物Bを2時間の間隔で3つの等しい分量で
添加した。この反応混合物を160℃に加熱しそして約
7の酸価に到達するまでそのレベルで保持した。
有する脂肪族炭化水素混合物)を、撹拌機並びに冷却及
び加熱システムを備えた4リットルの反応容器中に導入
しそして128℃に加熱した。225g(22.5重量
%)の無水マレイン酸、210g(21重量%)のn−
ブチルアクリレート、330g(33重量%)のメチル
メタクリレート及び200g(20重量%)のスチレン
の混合物を2時間の時間にわたって添加しそして、同時
に、50g(3.5重量%)の、炭化水素の混合物中の
tert.−ブチルペルオクトエートの70%溶液を
2.5時間の時間にわたって添加した。130℃での1
時間の撹拌の後で、この混合物を120℃に冷却しそし
て全部で874.5gのモノカルボン酸/アミノアルコ
ール反応生成物Bを2時間の間隔で3つの等しい分量で
添加した。この反応混合物を160℃に加熱しそして約
7の酸価に到達するまでそのレベルで保持した。
【0083】石油蒸留物の添加の後で、バインダー4
は、11,700mPa.s/23℃の粘度を有する6
0%溶液の形で得られた。
は、11,700mPa.s/23℃の粘度を有する6
0%溶液の形で得られた。
【0084】このポリマーは、約60重量%の構造単位
1を含んでいた。
1を含んでいた。
【0085】実施例5 1,500gの、実施例1中で述べた無水物官能コポリ
マー溶液を、全部で501gの、実施例1中で述べたよ
うなモノカルボン酸/アミノアルコール反応生成物Cと
反応させた。
マー溶液を、全部で501gの、実施例1中で述べたよ
うなモノカルボン酸/アミノアルコール反応生成物Cと
反応させた。
【0086】この反応を5の酸価に到達するまで続け
た。バインダー5は、1,400mPa.s/23℃の
粘度を有する57.5%溶液の形で得られた。
た。バインダー5は、1,400mPa.s/23℃の
粘度を有する57.5%溶液の形で得られた。
【0087】このポリマーは、約52重量%の構造単位
1
1
【0088】
【化21】
【0089】を含んでいた。
【0090】実施例6 801gのキシレンを、撹拌機並びに冷却及び加熱シス
テムを備えた4リットルの反応容器中で窒素下で128
℃に加熱した。300g(30重量%)の無水マレイン
酸、290g(29重量%)のn−ブチルアクリレー
ト、170g(17重量%)のメチルメタクリレート及
び200g(20重量%)のスチレンの混合物を1時間
の時間にわたって添加しそして、同時に、57g(4.
0重量%)の、炭化水素の混合物中のtert.−ブチ
ルペルオクトエートの70%溶液を1.5時間の時間に
わたって添加した。1時間の撹拌の後で、この混合物を
120℃に冷却しそして969gのモノカルボン酸/ア
ミノアルコール反応生成物Bを全部一度に添加した。こ
の反応混合物を水を除去しながら148℃に加熱しそし
て酸価が23になるまでその温度で保持した。次にさら
に155gの反応生成物Bを添加し、その後でこの混合
物を、約9の酸価に到達するまで154℃で加熱した。
キシレンによる希釈の後で、バインダー6は、1,90
0mPa.s/23℃の粘度を有する59%溶液の形で
得られた。
テムを備えた4リットルの反応容器中で窒素下で128
℃に加熱した。300g(30重量%)の無水マレイン
酸、290g(29重量%)のn−ブチルアクリレー
ト、170g(17重量%)のメチルメタクリレート及
び200g(20重量%)のスチレンの混合物を1時間
の時間にわたって添加しそして、同時に、57g(4.
0重量%)の、炭化水素の混合物中のtert.−ブチ
ルペルオクトエートの70%溶液を1.5時間の時間に
わたって添加した。1時間の撹拌の後で、この混合物を
120℃に冷却しそして969gのモノカルボン酸/ア
ミノアルコール反応生成物Bを全部一度に添加した。こ
の反応混合物を水を除去しながら148℃に加熱しそし
て酸価が23になるまでその温度で保持した。次にさら
に155gの反応生成物Bを添加し、その後でこの混合
物を、約9の酸価に到達するまで154℃で加熱した。
キシレンによる希釈の後で、バインダー6は、1,90
0mPa.s/23℃の粘度を有する59%溶液の形で
得られた。
【0091】このポリマーは、約66重量%の構造単位
1を含んでいた。
1を含んでいた。
【0092】使用 二酸化チタン及び実施例1〜6のバインダーを含む白色
顔料を含んだコーティング組成物を公知の方法で製造し
た。バインダー対二酸化チタンの比は1:0.8であっ
た。Caオクトエート、Coオクトエート及びPbオク
トエートを乾燥助剤として使用した。バインダーの製造
の間にそれを添加しなかった場合には、皮張り防止剤を
もまた導入した。この組成物を、混合容器中で予備混合
し、小量の溶媒の添加の後でビーズミル中で粉砕しそし
て石油蒸留物及びキシレンの混合物によって希釈して約
100秒の流れ時間(DIN 4mm カップ中で測定
して)に等しい粘度にした。
顔料を含んだコーティング組成物を公知の方法で製造し
た。バインダー対二酸化チタンの比は1:0.8であっ
た。Caオクトエート、Coオクトエート及びPbオク
トエートを乾燥助剤として使用した。バインダーの製造
の間にそれを添加しなかった場合には、皮張り防止剤を
もまた導入した。この組成物を、混合容器中で予備混合
し、小量の溶媒の添加の後でビーズミル中で粉砕しそし
て石油蒸留物及びキシレンの混合物によって希釈して約
100秒の流れ時間(DIN 4mm カップ中で測定
して)に等しい粘度にした。
【0093】塗布の前に、この溶液をスプレーする粘度
(約25〜30秒の流れ時間)に希釈した。これらのペ
イントを、清掃されたガラス板に、商業的に入手できる
充填剤によってコートされたスチール板に、そして清掃
されたスチール板に直接に塗布した。以下の結果が得ら
れた: 実施例 1 2 3 4 5 6 ペイント固体 63% 70% 55% 59% 60% 60% (100sec.流れ時間, DIN 4 mm カツプ) 乾燥(時間) 2.5 2 3 2.5 3 3 (180μm 湿った フイルム,室温) ガードナー(Gardner) 79 80 76 72 80 79 による光沢(20°) 触感1) 0 0 0 0 0 0 コーニヒ(Konig)振子 硬さ(秒) 2日 RT 32 24 21 60 36 20 7日 RT 52 45 27 84 55 24 1日/70℃後のエリクセン 9.0 9.0 9.0 7.5 9.0 9.0 (Erichsen)弾性(mm) 16h/RT後の高級ガソリン 4 4 2 3 4 4 に対する耐性2)、 1 min 3日/RT後のスチール 0 0 1 0 -* -* 板への接着3) * テストしなかった 1)触感: 0=触感無し 5=粘着性 2)高級ガソリンに対する耐性: 0=オーケ
ー 5=ひどく溶解された 3)接着:DIN 53 151によるクロスハッチ
(cross−hatch)テスト 0=最良値 5=最悪値 本発明によるバインダーによって製造された白色顔料を
含んだコーティング組成物は、速く乾いて、非常に良好
な光沢、良好な機械的性質及び良好な接着を有するコー
ティングとなった。室温での16時間の乾燥の後で、フ
ィルムが既に高級ガソリンに対するある種の耐性を示し
そしてもはや何らの触感を持たなかったという事実によ
って証明されるように、雰囲気の酸素による酸化的な橋
かけが明瞭に進行した。
(約25〜30秒の流れ時間)に希釈した。これらのペ
イントを、清掃されたガラス板に、商業的に入手できる
充填剤によってコートされたスチール板に、そして清掃
されたスチール板に直接に塗布した。以下の結果が得ら
れた: 実施例 1 2 3 4 5 6 ペイント固体 63% 70% 55% 59% 60% 60% (100sec.流れ時間, DIN 4 mm カツプ) 乾燥(時間) 2.5 2 3 2.5 3 3 (180μm 湿った フイルム,室温) ガードナー(Gardner) 79 80 76 72 80 79 による光沢(20°) 触感1) 0 0 0 0 0 0 コーニヒ(Konig)振子 硬さ(秒) 2日 RT 32 24 21 60 36 20 7日 RT 52 45 27 84 55 24 1日/70℃後のエリクセン 9.0 9.0 9.0 7.5 9.0 9.0 (Erichsen)弾性(mm) 16h/RT後の高級ガソリン 4 4 2 3 4 4 に対する耐性2)、 1 min 3日/RT後のスチール 0 0 1 0 -* -* 板への接着3) * テストしなかった 1)触感: 0=触感無し 5=粘着性 2)高級ガソリンに対する耐性: 0=オーケ
ー 5=ひどく溶解された 3)接着:DIN 53 151によるクロスハッチ
(cross−hatch)テスト 0=最良値 5=最悪値 本発明によるバインダーによって製造された白色顔料を
含んだコーティング組成物は、速く乾いて、非常に良好
な光沢、良好な機械的性質及び良好な接着を有するコー
ティングとなった。室温での16時間の乾燥の後で、フ
ィルムが既に高級ガソリンに対するある種の耐性を示し
そしてもはや何らの触感を持たなかったという事実によ
って証明されるように、雰囲気の酸素による酸化的な橋
かけが明瞭に進行した。
【0094】本発明を例示の目的のためにこれまで詳細
に説明してきたけれども、このような詳細は単にその目
的のためだけにであること、並びに本発明が特許請求の
範囲によって限定され得る以外には本発明の精神及び範
囲から逸脱すること無く、当業者によって本発明におい
て変更を為し得ることが理解されねばならない。
に説明してきたけれども、このような詳細は単にその目
的のためだけにであること、並びに本発明が特許請求の
範囲によって限定され得る以外には本発明の精神及び範
囲から逸脱すること無く、当業者によって本発明におい
て変更を為し得ることが理解されねばならない。
【0095】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
である。
【0096】1)酸化によって橋かけすることができそ
して、式(1)及び/または(1a)
して、式(1)及び/または(1a)
【0097】
【化22】
【0098】[式中、R1は、少なくとも2つの炭素原
子が窒素原子と酸素原子との間に配置されているという
条件下で、2〜6の炭素原子を含む脂肪族飽和炭化水素
基であり、そしてR2は、置換基R2がポリマーの重量を
基にして少なくとも2.0重量%の脂肪族的に不飽和な
二重結合(C=Cとして表され、そして分子量は24で
ある)を含むという条件下で、少なくとも30%の置換
基R2は、モノオレフィン的にまたはポリオレフィン的
に不飽和な炭化水素基でありそして、残りの置換基R2
は、エーテル、エステル、ケト、ウレタン、尿素及び/
またはアミド基の形で随時ヘテロ原子としてとして酸素
及び/または窒素を含んでよい飽和脂肪族及び/または
芳香族炭化水素基である]に対応する10〜80重量%
の構造単位を含むポリマー。
子が窒素原子と酸素原子との間に配置されているという
条件下で、2〜6の炭素原子を含む脂肪族飽和炭化水素
基であり、そしてR2は、置換基R2がポリマーの重量を
基にして少なくとも2.0重量%の脂肪族的に不飽和な
二重結合(C=Cとして表され、そして分子量は24で
ある)を含むという条件下で、少なくとも30%の置換
基R2は、モノオレフィン的にまたはポリオレフィン的
に不飽和な炭化水素基でありそして、残りの置換基R2
は、エーテル、エステル、ケト、ウレタン、尿素及び/
またはアミド基の形で随時ヘテロ原子としてとして酸素
及び/または窒素を含んでよい飽和脂肪族及び/または
芳香族炭化水素基である]に対応する10〜80重量%
の構造単位を含むポリマー。
【0099】2)該ポリマーが30〜66重量%の構造
単位1を含み、そして式中、R1が2または3の炭素原
子を含む脂肪族飽和炭化水素基でありそしてR2が4〜
20の炭素原子を含むモノ−及び/またはポリ不飽和炭
化水素基である、上記1に記載のポリマー。
単位1を含み、そして式中、R1が2または3の炭素原
子を含む脂肪族飽和炭化水素基でありそしてR2が4〜
20の炭素原子を含むモノ−及び/またはポリ不飽和炭
化水素基である、上記1に記載のポリマー。
【0100】3)a)30〜66重量%の、式(1)に
対応する繰り返し構造単位、 b)3〜30重量%の、式(2)
対応する繰り返し構造単位、 b)3〜30重量%の、式(2)
【0101】
【化23】
【0102】に対応する繰り返し構造単位、 c)15〜67重量%の、式(3)及び/または(4)
【0103】
【化24】
【0104】に対応する繰り返し構造単位、並びに d)0〜15重量%の、式(5)
【0105】
【化25】
【0106】に対応する構造単位を含み、ここで、これ
らの%を加えると100となり、そして[これらの式
中、R3は、水素、メチル若しくはエチル基、フッ素ま
たは塩素であり、R4は、2〜15の炭素原子を含む飽
和脂肪族炭化水素基、5〜10の炭素原子を含む飽和脂
環式炭化水素基、6〜12の炭素原子を含む芳香族炭化
水素基、ニトリル基またはエステル、エーテル、アミ
ド、ウレタン若しくはケト基を含む有機のC1-6の基で
あり、そしてR5は、1〜18の炭素原子を含む飽和脂
肪族炭化水素基である]、上記1に記載のポリマー。
らの%を加えると100となり、そして[これらの式
中、R3は、水素、メチル若しくはエチル基、フッ素ま
たは塩素であり、R4は、2〜15の炭素原子を含む飽
和脂肪族炭化水素基、5〜10の炭素原子を含む飽和脂
環式炭化水素基、6〜12の炭素原子を含む芳香族炭化
水素基、ニトリル基またはエステル、エーテル、アミ
ド、ウレタン若しくはケト基を含む有機のC1-6の基で
あり、そしてR5は、1〜18の炭素原子を含む飽和脂
肪族炭化水素基である]、上記1に記載のポリマー。
【0107】4)式中、R1は、2または3の炭素原子
を含む飽和脂肪族炭化水素基であり、R2は、4〜20
の炭素原子を含むモノ−及び/またはポリ不飽和脂肪族
炭化水素基であり、R3は、水素であり、R4は、フェニ
ル基であり、そしてR5は、1〜10の炭素原子を含む
飽和脂肪族炭化水素基である、上記3に記載のポリマ
ー。
を含む飽和脂肪族炭化水素基であり、R2は、4〜20
の炭素原子を含むモノ−及び/またはポリ不飽和脂肪族
炭化水素基であり、R3は、水素であり、R4は、フェニ
ル基であり、そしてR5は、1〜10の炭素原子を含む
飽和脂肪族炭化水素基である、上記3に記載のポリマ
ー。
【0108】5)酸化によって橋かけすることができそ
して式(1)及び/または(1a)
して式(1)及び/または(1a)
【0109】
【化26】
【0110】に対応する10〜80重量%の構造単位を
含むポリマーの製造のための方法であって、 a)4,500〜100,000の分子量(Mw)及び
240〜1,960の無水物当量を有し、一つのオレフ
ィン性不飽和分子内カルボン酸無水物をその他のオレフ
ィン性不飽和モノマーと共重合させることによって製造
され、そして式(6)または(6a)
含むポリマーの製造のための方法であって、 a)4,500〜100,000の分子量(Mw)及び
240〜1,960の無水物当量を有し、一つのオレフ
ィン性不飽和分子内カルボン酸無水物をその他のオレフ
ィン性不飽和モノマーと共重合させることによって製造
され、そして式(6)または(6a)
【0111】
【化27】
【0112】に対応する分子内カルボン酸無水物基を含
むコポリマーを b)式(7)
むコポリマーを b)式(7)
【0113】
【化28】 に対応し、そして式(8)
【0114】
【化29】HO−R1−NH2 (8) に対応するアミノアルコールと式(9)
【0115】
【化30】R2−COOH (9) に対応するモノカルボン酸との反応生成物を基にしたヒ
ドロキシアルキルアミドと80〜200℃で反応させて
イミド基を生成させることを含んで成り、ここでこれら
の反応物は、1:0.5〜1:1.5の成分a)の無水
物基対成分b)中の有機的に結合した窒素とのモル比に
対応する量で使用され、式中、R1は、少なくとも2つ
の炭素原子が窒素原子と酸素原子との間に配置されてい
るという条件下で、2〜6の炭素原子を含む脂肪族飽和
炭化水素基であり、そしてR2は、置換基R2が該ポリマ
ーの重量を基にして少なくとも2.0重量%の脂肪族的
に不飽和な二重結合(C=Cとして表され、そして分子
量は24である)を含むという条件下で、少なくとも3
0%の置換基R2は、モノオレフィン的にまたはポリオ
レフィン的に不飽和な炭化水素基でありそして、残りの
置換基R2は、エーテル、エステル、ケト、ウレタン、
尿素及び/またはアミド基の形で随時ヘテロ原子として
として酸素及び/または窒素を含んでよい飽和脂肪族及
び/または芳香族炭化水素基である、方法。
ドロキシアルキルアミドと80〜200℃で反応させて
イミド基を生成させることを含んで成り、ここでこれら
の反応物は、1:0.5〜1:1.5の成分a)の無水
物基対成分b)中の有機的に結合した窒素とのモル比に
対応する量で使用され、式中、R1は、少なくとも2つ
の炭素原子が窒素原子と酸素原子との間に配置されてい
るという条件下で、2〜6の炭素原子を含む脂肪族飽和
炭化水素基であり、そしてR2は、置換基R2が該ポリマ
ーの重量を基にして少なくとも2.0重量%の脂肪族的
に不飽和な二重結合(C=Cとして表され、そして分子
量は24である)を含むという条件下で、少なくとも3
0%の置換基R2は、モノオレフィン的にまたはポリオ
レフィン的に不飽和な炭化水素基でありそして、残りの
置換基R2は、エーテル、エステル、ケト、ウレタン、
尿素及び/またはアミド基の形で随時ヘテロ原子として
として酸素及び/または窒素を含んでよい飽和脂肪族及
び/または芳香族炭化水素基である、方法。
【0116】6)該オレフィン性不飽和分子内カルボン
酸無水物が無水マレイン酸を含有して成る、上記5に記
載の方法。
酸無水物が無水マレイン酸を含有して成る、上記5に記
載の方法。
【0117】7)成分a)のコポリマーが、 a1)14〜30重量%の無水マレイン酸、 a2)15〜35重量%のスチレン、並びに a3)35〜65重量%のn−ブチルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメ
タクリレート、メチルメタクリレート及び/またはn−
ブチルメタクリレートを含有して成り、これらの%は加
えると100になる混合物を共重合させることによって
製造される、上記5に記載の方法。
−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメ
タクリレート、メチルメタクリレート及び/またはn−
ブチルメタクリレートを含有して成り、これらの%は加
えると100になる混合物を共重合させることによって
製造される、上記5に記載の方法。
【0118】8)成分b)が、アミノエタノール及び/
またはアミノプロパノールと天然の不飽和脂肪酸混合物
との反応生成物を含有して成る、上記5に記載の方法。
またはアミノプロパノールと天然の不飽和脂肪酸混合物
との反応生成物を含有して成る、上記5に記載の方法。
【0119】9)成分b)が、アミノエタノール及び/
またはアミノプロパノールと天然の不飽和脂肪酸混合物
との反応生成物を含有して成る、上記7に記載の方法。
またはアミノプロパノールと天然の不飽和脂肪酸混合物
との反応生成物を含有して成る、上記7に記載の方法。
【0120】10)上記1に記載のポリマーを含有して
成る、コーティングまたはシーリング組成物。
成る、コーティングまたはシーリング組成物。
Claims (2)
- 【請求項1】 酸化によって橋かけすることができそし
て、式(1)及び/または(1a) 【化1】 [式中、 R1は、少なくとも2つの炭素原子が窒素原子と酸素原
子との間に配置されているという条件下で、2〜6の炭
素原子を含む脂肪族飽和炭化水素基であり、そしてR2
は、置換基R2がポリマーの重量を基にして少なくとも
2.0重量%の脂肪族的に不飽和な二重結合(C=Cと
して表され、そして分子量は24である)を含むという
条件下で、少なくとも30%の置換基R2は、モノオレ
フィン的にまたはポリオレフィン的に不飽和な炭化水素
基でありそして、残りの置換基R2は、エーテル、エス
テル、ケト、ウレタン、尿素及び/またはアミド基の形
で随時ヘテロ原子として酸素及び/または窒素を含んで
よい飽和脂肪族及び/または芳香族炭化水素基である]
に対応する10〜80重量%の構造単位を含むポリマ
ー。 - 【請求項2】 酸化によって橋かけすることができそし
て式(1)及び/または(1a) 【化2】 に対応する10〜80重量%の構造単位を含むポリマー
の製造のための方法であって、 a)4,500〜100,000の分子量(Mw)及び
240〜1,960の無水物当量を有し、一つのオレフ
ィン性不飽和分子内カルボン酸無水物をその他のオレフ
ィン性不飽和モノマーと共重合させることによって製造
され、そして式(6)または(6a) 【化3】 に対応する分子内カルボン酸無水物基を含むコポリマー
を b)式(7) 【化4】 に対応し、そして式(8) 【化5】HO−R1−NH2 (8) に対応するアミノアルコールと式(9) 【化6】R2−COOH (9) に対応するモノカルボン酸との反応生成物を基にしたヒ
ドロキシアルキルアミドと80〜200℃で反応させて
イミド基を生成させることを含んで成り、ここでこれら
の反応物は、1:0.5〜1:1.5の成分a)の無水
物基対成分b)中の有機的に結合した窒素とのモル比に
対応する量で使用され、 式中、 R1は、少なくとも2つの炭素原子が窒素原子と酸素原
子との間に配置されているという条件下で、2〜6の炭
素原子を含む脂肪族飽和炭化水素基であり、そしてR2
は、置換基R2が該ポリマーの重量を基にして少なくと
も2.0重量%の脂肪族的に不飽和な二重結合(C=C
として表され、そして分子量は24である)を含むとい
う条件下で、少なくとも30%の置換基R2は、モノオ
レフィン的にまたはポリオレフィン的に不飽和な炭化水
素基でありそして、残りの置換基R2は、エーテル、エ
ステル、ケト、ウレタン、尿素及び/またはアミド基の
形で随時ヘテロ原子としてとして酸素及び/または窒素
を含んでよい飽和脂肪族及び/または芳香族炭化水素基
である、方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4032783A DE4032783A1 (de) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | Zur oxidativen vernetzung befaehigte polymere |
DE4032783.3 | 1990-10-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072951A true JPH072951A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=6416375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3295177A Pending JPH072951A (ja) | 1990-10-16 | 1991-10-15 | 酸化橋かけすることができるポリマー |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5223582A (ja) |
EP (1) | EP0481295B1 (ja) |
JP (1) | JPH072951A (ja) |
AT (1) | ATE109802T1 (ja) |
CA (1) | CA2053351A1 (ja) |
DE (2) | DE4032783A1 (ja) |
ES (1) | ES2057707T3 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5548031A (en) * | 1993-11-19 | 1996-08-20 | Tosoh Corporation | Copolymer production process |
KR100253575B1 (ko) * | 1996-06-24 | 2000-04-15 | 김영환 | 포토레지스트 |
GB9811813D0 (en) * | 1998-06-03 | 1998-07-29 | Horsell Graphic Ind Ltd | Polymeric compounds |
DE10029554A1 (de) | 2000-06-15 | 2002-01-03 | Beiersdorf Ag | Verfahren zur Herstellung vernetzbarer Acrylathaftklebemassen |
WO2002034843A1 (en) * | 2000-10-25 | 2002-05-02 | Akzo Nobel N.V. | Coating composition comprising a reactive diluent |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB793776A (en) * | 1954-04-07 | 1958-04-23 | Ici Ltd | Esters of drying oil acids with certain vinyl polymers |
US3455827A (en) * | 1967-08-04 | 1969-07-15 | Enver Mehmedbasich | Maleic anhydride copolymer succinimides of long chain hydrocarbon amines |
DE1720697B2 (de) * | 1967-08-16 | 1976-10-21 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur herstellung von lacken |
DE1745954A1 (de) * | 1968-02-13 | 1971-09-16 | Hoechst Ag | Verfahren zur Herstellung von AEthanolimidderivaten von Styrol-Maleinsaeureanhydrid-Cotelomerisaten |
US4000986A (en) * | 1975-01-15 | 1977-01-04 | Rohm And Haas Company | Additives to improve the flow of heavy fuels and crude oils |
USRE30238E (en) * | 1975-01-15 | 1980-03-25 | Rohm And Haas Company | Additives to improve the flow of heavy fuels and crude oils |
DE2728568A1 (de) * | 1977-06-24 | 1979-01-11 | Bayer Ag | Luft- und ofentrocknende acrylat- lackbindemittel |
DE3319014A1 (de) * | 1983-05-26 | 1984-11-29 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Copolymere und ihre verwendung als leimungsmittel |
IT1201137B (it) * | 1987-01-14 | 1989-01-27 | Vedril Spa | Polimeri acrilici immidizzati e procedimento per la loro preparazione |
FR2613371B1 (fr) * | 1987-04-01 | 1989-07-07 | Inst Francais Du Petrole | Copolymeres azotes, leur preparation et leur utilisation comme additifs pour ameliorer les proprietes d'ecoulement des distillats moyens d'hydrocarbures |
KR890014686A (ko) * | 1988-03-08 | 1989-10-25 | 나가이 야다로 | 열가소성 메타크릴이미드 그룹-함유 수지 조성물 |
-
1990
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