JPH07294630A - 疑似信号発生装置 - Google Patents

疑似信号発生装置

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Publication number
JPH07294630A
JPH07294630A JP6111822A JP11182294A JPH07294630A JP H07294630 A JPH07294630 A JP H07294630A JP 6111822 A JP6111822 A JP 6111822A JP 11182294 A JP11182294 A JP 11182294A JP H07294630 A JPH07294630 A JP H07294630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
generator
signal generator
control data
pseudo
Prior art date
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Pending
Application number
JP6111822A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Seo
克明 瀬尾
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP6111822A priority Critical patent/JPH07294630A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被試験対象であるレーダ装置のローカル発信
器の安定度に左右されない疑似信号発生装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 装置自体にドップラ周波数を重畳した標準信
号を発生させる標準信号発生器を備え、この標準信号発
生器からの出力を変調して疑似信号を発生させる構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーダ受信機の試験あ
るいは評価を行うための疑似目標反射信号を発生させる
疑似信号発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のごとくレーダ装置は、送信した電
波が目標にあたって反射した反射波を受信して、目標を
追尾する装置であるが、移動する目標に対しては、反射
波のドップラ周波数を検出してその移動速度等を検出す
る。従って、レーダ装置が受信する移動目標からの反射
波は、送信波と比較すると減衰し、ドップラ周波数が重
畳され、場合によってはノイズが混入していることにな
る。このため、レーダ受信機の試験あるいは評価を行う
ための疑似目標反射信号には、ドップラ周波数が重畳さ
れ、減衰し、場合によってはノイズが混入された信号と
する必要がある。
【0003】図2は、従来のこの種の疑似信号発生装置
の構成を示すブロック図であり、図において、1は被評
価対象となるレーダ装置、2は制御装置、3はドップラ
周波数発生器、4はミキサ、5は変調信号発生器、6は
ミキサ、7は減衰器である。
【0004】次に従来の装置の動作について説明する。
図2に示す疑似信号発生装置は、レーダ装置1からのロ
ーカル信号10を基に疑似信号を出力する。すなわち、
入力装置(図示せず)から設定信号が制御装置2に入力
されると、制御装置2はこの設定信号に基づいた制御デ
ータをドップラ周波数発生器3、変調信号発生器5、減
衰器7へ送り、ミキサ4でローカル信号10に所定のド
ップラ周波数を重畳した信号とし、次のミキサ6で所定
の変調信号とし、減衰器7で所定の減衰をかけて疑似信
号として出力する。なお、図2では省略しているが、ノ
イズ発生器を用いて所定のノイズを混入させて疑似信号
とする装置もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の疑似信号発生装
置は以上のように、被評価対象となるレーダ装置自体か
らのローカル信号を用いて疑似信号を発生させているの
で、レーダ装置自体のローカル発振器の安定度が悪い
と、発生させた疑似信号がふらついてしまい受信機で信
号処理を行った場合、疑似信号成分がうまく検出できな
い場合が生じる。また、ローカル発振器の周波数および
出力レベルを一定にしなければならず、そのために周波
数制御装置や出力制御装置が必要になる。また、疑似信
号の周波数を変更したい場合でも、レーダ装置自体のロ
ーカル発振器が周波数の変更を予定してないため、周波
数の変更が容易に行えない。さらに、ノイズを混入させ
た疑似信号を出力したい場合には、ノイズ発生器等別の
手段が必要になる等の問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、常時安定した疑似信号を得ることが
でき、且つ、その周波数の変更やノイズの混入が容易な
疑似信号発生装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる疑似信号
発生装置は、装置自体にドップラ周波数を重畳した標準
信号を発生させる標準信号発生器を備え、この標準信号
発生器からの出力を変調して疑似信号を発生させること
とした。
【0008】また、装置自体にドップラ周波数を重畳し
た複数の標準信号を発生させる標準信号発生器を設け、
制御データにより或はマニュアル操作で1つの標準信号
を選択して発生させる手段を備え、この標準信号発生器
からの出力を変調して疑似信号を発生させることとし
た。
【0009】さらに、上記標準信号発生器に制御データ
により或はマニュアル操作で疑似ノイズを重畳して出力
する手段を付加することとしたものである。
【0010】
【作用】本発明の疑似信号発生装置は上述のような構成
とすることにより、レーダ装置自体のローカル信号の安
定度に左右されることなく、常に安定した疑似信号を発
生させることができ、また、その周波数の変更等も容易
に行えるようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を基に説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
図において、11は制御装置、12は標準信号発生器、
13は変調信号発生器、14はミキサ、15は減衰器で
ある。標準信号発生器12は、発信器と既存のハードウ
ェア、あるいはハードウェアとソフトウェアとの組合せ
により高分解能で高安定度、且つ出力レベルの安定度が
高い複数種類の高周波(RF)信号を出力できる信号発
生器が用いられる。
【0012】次に動作について説明する。入力装置(図
示せず)から設定信号が制御装置11に入力されると、
制御装置11はこの設定信号に基づいた各制御データを
標準信号発生器12、変調信号発生器13、減衰器15
へ送出する。制御データを受けた標準信号発生器12
は、この制御データで設定される送信周波数で、且つ制
御データで設定される周波数ドップラ周波数を重畳した
RF信号を発生させ、ミキサ14へ送出する。
【0013】また、制御データを受けた変調信号発生器
13はこの制御データで指定される変調データに基づく
変調周波数を発生し、ミキサ14へ送出する。ミキサ1
4では、標準信号発生器12からのRF信号に変調信号
発生器13からの変調周波数を重畳してRF信号を変調
して減衰器15へ送る。そして減衰器15では、制御装
置11からの制御データに基づき、この変調信号を減衰
して疑似信号として出力する。
【0014】なお上記実施例における標準信号発生器1
2は、設定信号により設定される周波数にドップラ周波
数を重畳した信号を発生させる構成としているが、ハー
ドウェアあるいはソフトウェアを用いて更に疑似ノイス
や疑似偏波をかけたRF信号を発生させる構成としても
良い。
【0015】また、上記実施例では、入力装置からの設
定信号で制御装置11を動作させ、標準信号発生器12
から所望のRF信号を得ることとしているが、標準信号
発生器12をマニュアル操作する構成とすることもでき
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の疑似信号発
生装置は、レーダ装置からのローカル信号を利用せず、
装置自体に標準信号発生器を備える構成としたので、常
に安定した疑似信号を発生させることができる。また、
疑似信号周波数の変更や疑似ノイズの混入等も容易に行
うことができ、レーダ受信機の試験や評価を正確に行う
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の疑似信号発生装置の一例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
11 制御装置 12 標準信号発生器 13 変調信号発生器 14 ミキサ 15 減衰器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ受信機の試験あるいは評価を行う
    ための疑似信号を発生させる疑似信号発生装置におい
    て、 装置自体にドップラ周波数を重畳した標準信号を発生さ
    せる標準信号発生器を備え、 この標準信号発生器からの出力を変調して疑似信号を発
    生させる疑似信号発生装置。
  2. 【請求項2】 レーダ受信機の試験あるいは評価を行う
    ための疑似信号を発生させる疑似信号発生装置におい
    て、 装置自体にドップラ周波数を重畳した複数の標準信号を
    発生させる標準信号発生器を設け、制御データにより或
    はマニュアル操作で1つの標準信号を選択して発生させ
    る手段を備え、 この標準信号発生器からの出力を変調して疑似信号を発
    生させる疑似信号発生装置。
  3. 【請求項3】 上記標準信号発生器に制御データにより
    或はマニュアル操作で疑似ノイズを重畳して出力する手
    段を備えたことを特徴とする請求項第1項または第2項
    記載の疑似信号発生装置。
JP6111822A 1994-04-28 1994-04-28 疑似信号発生装置 Pending JPH07294630A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6111822A JPH07294630A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 疑似信号発生装置

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JP6111822A JPH07294630A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 疑似信号発生装置

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Publication Number Publication Date
JPH07294630A true JPH07294630A (ja) 1995-11-10

Family

ID=14571035

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JP6111822A Pending JPH07294630A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 疑似信号発生装置

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JP (1) JPH07294630A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110488232A (zh) * 2019-08-22 2019-11-22 深圳市易探科技有限公司 一种5.8g多普勒信号模拟器及其触发方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110488232A (zh) * 2019-08-22 2019-11-22 深圳市易探科技有限公司 一种5.8g多普勒信号模拟器及其触发方法

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