JP2000124838A - 制御システム - Google Patents
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/32—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
- H03F1/3223—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward
- H03F1/3229—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward using a loop for error extraction and another loop for error subtraction
- H03F1/3235—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward using a loop for error extraction and another loop for error subtraction using a pilot signal
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Abstract
って生成される全ての信号と干渉することなく、当該電
気回路の動作周波数帯全域にわたる情報を獲得するパイ
ロット信号を利用する制御システムを実現する。 【解決手段】 パイロット信号によって変調されたキャ
リア信号が電気回路に印加され、当該電気回路の動作周
波数帯の少なくとも一部に亘って通過する。その際に、
電気回路によって生成される歪みに係る情報がパイロッ
ト信号によって選択的に獲得される。歪みに係る情報
は、本発明に係る制御システムが、パイロット信号によ
って変調された通過中のキャリア信号と電気回路に印加
されたあるいは電気回路によって生成された信号との間
に干渉があると判断した時間期間の間は獲得されない。
獲得された情報は、電気回路によって生成される歪みを
実質的に打ち消す目的で制御システムによって用いられ
る。
Description
生成される歪みを実質的に打ち消す目的でパイロット信
号を利用する電気回路を有する制御システムに関し、特
に、当該電気回路の動作帯域の両端において両側波帯パ
イロット信号を適用する技法に関する。
回路によって処理されることの結果として、しばしば歪
みを有するようになる。さらに、電気回路は、種々の有
用な目的のために信号を生成する。歪みは、電気回路に
よって生成された望ましくないあらゆる信号を有してお
り、それらは印加されたあるいは生成された信号に追加
されたりある程度組み合わせられたりする。電気回路に
よって生成された歪みを実質的に打ち消すための公知の
方法においては、当該電気回路に接続された制御システ
ムを用いており、当該電気回路に対してパイロット信号
が印加される。印加されたパイロット信号は、当該制御
システムによって検出される。印加されるパイロット信
号は、ある振幅を有する単一スペクトル成分(すなわ
ち、単一周波数)を有するか、あるいは種々の振幅を有
する複数個のスペクトル成分を有している。通常、印加
されるパイロット信号は、当該電気回路に対して印加さ
れるあるいは当該電気回路によって生成される信号より
も少なくとも60dB低い振幅を有している。制御シス
テムは、検出されたパイロット信号から(歪みに関す
る)情報を獲得し、この情報を当該電気回路によって生
成される歪みを実質的に打ち消す目的で利用する。
有しており、当該回路は、外部信号あるいは当該回路に
よって生成された信号を、当該回路に対して印加される
信号を処理する目的で利用する。上述された技法のある
実施例が図1に示されている。図1は、二つのフィード
フォワードループ(ループ1及びループ2)及び検出回
路132を有する制御システムを示している。パイロッ
ト信号は、カップラ105を介して電気回路108に印
加される。電気回路108は、あらゆる種類の電気及び
/あるいは電子回路(例えば無線周波数(RF)線型増
幅器、電力増幅器)である。ループ1は、カップラ10
5、利得/位相回路104、スプリッタ102及び遅延
回路126を有している。カップラ105は、通常、二
つあるいはそれ以上の入力信号を結合し、結合された信
号全体あるいはその一部へのアクセスを可能にするデバ
イスである。カップラは、その入力及び出力に現われる
信号の一部を得るためにも用いられる。利得/位相回路
104は、通常、その制御入力(図示せず)に印加され
る制御信号の値に基づいて、その入力に印加される信号
の振幅及び位相を変化させる回路である。スプリッタ1
02は、単一の入力を有し、少なくとも二つの出力を有
する回路であって、入力に印加された信号がその出力に
実質的に複製されるような回路である。遅延回路126
は、通常、その入力に印加された信号に所定の量の遅延
を与える回路である。
プリッタ102)に印加されると、印加された信号が電
気回路108のために受けた歪みが、点A(すなわち、
経路123)において分離される。詳細に述べれば、入
力信号はスプリッタ102に印加される。スプリッタ1
02は、入力信号を経路103及び127に実質的に複
製する。経路103においては、入力信号は利得/位相
回路104、カップラ105及び電気回路108に印加
される。経路127においては、入力信号は遅延回路1
26によって遅延させられ、経路125を介して打ち消
し(相殺:cancel)回路124に供給される。この図に
おいては示されていないが、経路125上の入力信号の
振幅及び位相は(公知の検出回路を用いて)検出される
ことが可能であって、制御信号に変換され、それが利得
/位相回路104の制御入力(図示せず)に印加されう
ることは、当業者には容易に理解される。カップラ11
2を用いることによって、電気回路108の出力に現わ
れる入力信号(及び電気回路108によって生成された
あらゆる歪みを加えたもの)の一部が、経路113を介
して打ち消し回路124に供給される。打ち消し回路1
24は、少なくとも二つの入力と一つの出力を有する組
み合わせ回路としてインプリメントされうる。組み合わ
せ回路は、その入力に印加された信号を組み合わせて、
組み合わせた信号をその出力に伝達する。利得/位相回
路104は、回路113上の入力信号の振幅及び位相が
経路125上の入力信号とは実質的に180°(±1
°)位相がずれていて相対的に同一振幅である(すなわ
ち、実質的に反転信号である)ものとされるように修正
されるべく調節されており、それら二つの信号は、打ち
消し回路124によって組み合わせられると、互いに実
質的に打ち消し合って、点A(経路123)において
(電気回路108によって生成された)歪みのみを残
す。よって、ループ1は、電気回路108によって生成
された歪みを分離するように設計されている。
位相回路122、及び増幅器120よりなるループ2
は、電気回路108に印加されたパイロット信号から検
出回路132によって獲得された情報を、電気回路10
8によって生成された歪みを実質的に打ち消す目的で利
用する。詳細に述べれば、パイロット信号は、カップラ
105を介して電気回路108に印加される。(電気回
路108によって処理された)パイロット信号は、経路
115及びカップラ116の出力すなわち経路117に
現われる。パイロット信号は、カップラ112を介して
経路113を伝播した後に経路123上の点Aに現われ
る。電気回路118によって処理されたパイロット信号
の一部は、カップラ130及び経路128を介して、検
出回路132に印加される。検出回路132は、パイロ
ット信号の信号特性(例えば振幅)を検出する公知の回
路(例えば、対数検出器/増幅器、サンプルホールド回
路、ヌル回路)を有している。これらの特性の一部ある
いは全てが、電気回路108の歪み効果によって変化さ
せられている。検出回路132は、入力の特性を検出
し、その情報を経路131上の制御信号を生成する目的
で使用する。当該制御信号は、利得/位相回路122
に、パイロット信号を修正させる。点Aにおけるパイロ
ット信号は、経路118に現われるパイロット信号が実
質的に経路115に現われるパイロット信号の反転(相
対的に同一の振幅であって、180°±1°位相がずれ
ている)となるように修正される。増幅器120は、利
得/位相回路122の出力にさらに利得を付け加える。
付加される利得は、経路118に現われる信号が経路1
15の信号の振幅と実質的に等しい振幅を有するように
計算される。遅延回路114は、二つのパイロット信号
が実質的に同じ瞬間にカップラ116に到達するように
設定される;すなわち、二つのパイロット信号は十指摘
に互いに同期されている(時間的に揃えられている)。
二つのパイロット信号は、カップラ116によって組み
合わせられると、互いに打ち消し合う。
相回路122が点Aに現われる歪みを修正することを可
能にし、よって電気回路108の出力に現われる歪みを
打ち消すことを可能にする情報を有している。入力信号
が制御システムに印加されると、電気回路108によっ
て生成されたあらゆる歪みが、前述されたように点A
(経路123上)に分離される。経路115上の信号
は、(電気回路108によって処理された)入力信号に
電気回路108によって生成されたあらゆる歪みを追加
したものである。点Aにおける歪みは、以前印加された
パイロット信号から得られた情報(すなわち信号特性)
に基づいて、利得/位相回路122によって修正され、
経路129での歪みが経路115上の歪みの実質的な反
転であるようにされる。経路115及び経路118上の
歪みはカップラ116によって結合され、歪みが実質的
に互いに打ち消し合い、実質的に歪みのない出力信号が
得られる。
作周波数帯を規定する帯域を有している。パイロット信
号は、スペクトル的に、電気回路108の動作周波数帯
の実質的に中央に位置していることが望ましい。なぜな
ら、この種のパイロット信号が受ける歪みは、電気回路
108に印加される信号あるいは電気回路108によっ
て生成される信号が受ける歪みと実質的に同じである傾
向があるからである。しかしながら、電気回路108の
動作帯内にパイロット信号を配置することによって、入
力信号とパイロット信号との間に干渉が生じ、入力信号
により多くの歪みを追加する可能性がある。干渉は、パ
イロット信号と印加あるいは生成される信号との間のあ
らゆる相互作用であって、印加あるいは生成される信号
及び/あるいはパイロット信号の単一あるいは複数の特
性(例えば、振幅、周波数、位相)に不都合な影響を与
える。よって、干渉は、電気回路に印加されるあるいは
電気回路によって生成されるあらゆる信号を歪ませるの
みならず、パイロット信号に対しても影響を与える。前
述されているように、パイロット信号は、印加あるいは
生成される信号よりも通常60dB低い振幅を有してお
り、それらの信号による干渉を受ける。歪ませられたパ
イロット信号は歪みに関する不正確な情報を供給し、そ
の種のパイロット信号の本来的な目的が無効になる。さ
らに、パイロット信号が動作周波数帯の中央に位置して
いる場合においてさえ、それらは動作周波数帯の他の部
分(例えば、より周波数の低い部分あるいは高い部分)
における歪みを受けるわけではない。よって、必要とさ
れているのは、電気回路に印加されるあるいは当該電気
回路によって生成される全ての信号と干渉することな
く、当該電気回路の動作周波数帯全域にわたる情報を獲
得するパイロット信号を利用することである。
数帯を有し、歪みを発生する電気回路を含む制御システ
ムに係るものである。パイロット信号によって変調され
たキャリア信号が電気回路に印加され、当該電気回路の
動作周波数帯の少なくとも一部に亘って通過する。パイ
ロット信号によって変調されたキャリア信号が電気回路
の動作周波数帯の少なくとも一部に亘って通過する際
に、電気回路によって生成される歪みに係る情報がパイ
ロット信号によって選択的に獲得される。歪みに係る情
報は、本発明に係る制御システムが、パイロット信号に
よって変調された通過中のキャリア信号と電気回路に印
加されたあるいは電気回路によって生成された信号との
間に干渉があると判断した時間期間の間は獲得されな
い。獲得された情報は、電気回路によって生成される歪
みを実質的に打ち消す目的で制御システムによって用い
られる。
接続された第一フィードフォワードループ及び第二フィ
ードフォワードループを有している。本発明に係る制御
システムは、さらに、単側波帯(SSB)変調器に接続
されたキャリア回路を有しており、キャリア回路は電気
回路に接続されている。本発明に係る制御システムは、
さらに、キャリア回路及び第二フィードフォワードルー
プに接続された検出回路を有している。キャリア回路
は、周波数を変化することが可能な(すなわち、ある周
波数領域に亘って変化する周波数を有するような)キャ
リア信号を生成するように設定されている。SSB変調
器は、単側波帯パイロット信号を生成し、かつ、その単
側波帯パイロット信号によってキャリアを変調するよう
に設定されている。キャリア回路は、さらに、パイロッ
ト信号によって変調されたキャリア信号を、前記電気回
路に印加されるあるいは前記電気回路によって生成され
るあらゆる信号と干渉することなく前記電気回路の動作
周波数帯の少なくとも一部に亘って通過させるように設
定されている。パイロット信号によって変調されたキャ
リア信号が動作周波数帯の少なくとも一部に亘って通過
する際、検出回路は前記電気回路によって生成された歪
みに係る情報を選択的に獲得し、その情報を第二フィー
ドフォワードループに供給する。第一フィードフォワー
ドループは、前記電気回路によって生成された歪みを分
離するように設定される。第二フィードフォワードルー
プは、検出回路によって獲得された情報を、前記電気回
路によって生成される歪みを実質的に打ち消す目的で用
いるように設定される。
ループ(すなわちループ1)及び第二フィードフォワー
ドループ(すなわちループ2)に接続された電気回路1
08を含む、本発明に係る制御システムを示すブロック
図である。本発明に係る制御システムは、さらに、単側
波帯(SSB)変調器188及び検出回路191に接続
されたキャリア回路171を有している。電気回路10
8は歪みを生成し、それはループ1の点Aにおいて分離
される。ループ2は、検出回路191によって獲得され
た情報を、電気回路108によって生成された歪みを実
質的に打ち消す目的で利用する。検出回路191によっ
て獲得された情報は、キャリア回路171及び単側波帯
変調器188を用いて(経路146及びカップラ105
を介して)電気回路108に印加されたパイロット信号
変調済みキャリア信号から収集される。キャリア回路1
71及びSSB変調器188は、パイロット信号変調済
みキャリア信号を、電気回路108の動作周波数帯に亘
って通過させる(すなわち、周波数を電気回路108の
動作周波数帯内で掃引する)。パイロット信号変調済み
キャリア信号が電気回路108の動作周波数帯内で掃引
される際、検出回路191は、スイープされるパイロッ
ト信号変調済みキャリア信号と電気回路108へ印加さ
れるあるいは電気回路108によって生成されるあらゆ
る信号との間に干渉が実質的に存在しないと決定した場
合のみ、パイロット信号から情報を獲得する。
00)及びパイロット信号変調済みキャリア信号を表わ
すスペクトル成分(306)を示したグラフである。周
波数応答は、電気回路の周波数に対応する特定の特性
(例えば、振幅、位相)を示すチャートあるいはグラフ
である。動作周波数帯は、電気回路108が信号を処理
及び/あるいは生成する周波数範囲である。動作周波数
帯の境界は、加減周波数fLと上限周波数fUによって規
定される。周波数fL及びfUは、周波数応答が最大振幅
応答よりも3dB低下した点(302、304)に対応
する。通常、回路の帯域は、その3dB点に対応する周
波数によって規定される。動作周波数帯は、必ずしも帯
域と同一である必要はない。パイロット信号変調済みキ
ャリア信号は、最初は動作周波数帯の外部の周波数(f
I)より掃引を開始し、矢印308に示されている方向
で、動作周波数帯あるいは動作周波数帯の少なくとも一
部を横断する。ここで、図3に示されている周波数応答
は例示目的のみであり、電気回路108の周波数応答が
周波数応答300に限定されているわけではない、とい
うことに留意されたい。さらに、パイロット信号変調済
みキャリア信号306が、fLに近接した位置(fI)か
ら掃引を開始する必要は必ずしもない。パイロット信号
変調済みキャリア信号306は、例えば、fUに近接し
た位置(fF)から掃引を開始して矢印308で示され
ているのと逆の方向に動作周波数帯を横断することも可
能である。
171は、電圧制御発振器(VCO)164に接続され
た掃引信号発生器(スイープジェネレータ)166を有
しており、VCO164はスプリッタ162に接続され
ている。スプリッタ162の各々の出力は、それぞれ増
幅器(160、170)に接続されている。一方の出力
はミキサ172に接続され、他方の出力はSSB変調器
188に接続される。スイープジェネレータ166は、
変化電圧信号を生成する。VCO164は、その周波数
が変化電圧信号に直接対応して変化するようなキャリア
(すなわち正弦波)を生成する。スイープジェネレータ
166によって生成される電圧が増大(あるいは減少)
すると、キャリア周波数は増大(あるいは減少)する。
よって、キャリア回路171は、変化する周波数を有す
るキャリア信号を生成する。
ここでは、発振器148、90°移相回路150、バン
ドパスフィルタ(BPF)152、153、及び平衡変
調器154を有している。発振器148はある周波数を
有するパイロット信号(例えば矩形波)を生成し、それ
を90°移相回路150に供給する。90°移相回路1
50は、矩形波の周波数を所定の周波数に分割し、同一
の周波数を有するが互いに90°位相がずれている二つ
の矩形波を生成する。各々の信号は、所定の周波数成分
に対して実質的に影響を与えることなく通過させる通過
帯域を有するバンドパスフィルタ(152、153)に
印加される。矩形波が種々の周波数成分を有することは
公知である。発振器148によって生成された矩形波
は、BFP152及び153によって正弦波に変換され
る。なぜなら、矩形波の多くの周波数成分がBPF15
2及び153によって除去されてしまうからである。B
PF152及び153は、通過帯域内の信号のみを実質
的に影響を与えることなく通過させ、その通過帯域外の
周波数を有する信号を除去(あるいは著しく減衰)する
公知のフィルタ回路である。通過帯域は、バンドパスフ
ィルタの周波数応答が同調されている周波数(あるいは
周波数群)である。バンドパスフィルタ152及び15
3の出力は、平衡変調器154に印加される。キャリア
回路171の出力も(経路158を介して)平衡変調器
154に印加される。平衡変調器は、キャリア信号を変
調する目的でパイロット信号を利用する。通常、キャリ
ア信号が変調される場合には、一般に側波帯周波数と呼
称される周波数を有する信号が変調の結果として生成さ
れる。側波帯周波数は、キャリアの周波数よりも等しい
周波数だけ高いか低い周波数である。平衡変調器に供給
されるパイロット信号間に90°の位相関係があるた
め、結果として生成されるパイロット信号変調済みキャ
リア信号の側波帯の一方は、実効的に抑圧される。SS
B変調器188の出力は、キャリア信号の周波数をパイ
ロット信号の周波数に等しい量だけシフトした信号であ
り、従って出力はパイロット信号変調済みキャリア信号
である。
電気回路108に印加されて経路117に現われる。パ
イロット信号変調済みキャリア信号の一部は、カップラ
130を介して経路128に供給される。パイロット信
号変調済みキャリア信号は、増幅器168を介してミキ
サ172に供給される。キャリア回路171の出力もミ
キサ172に供給される。ミキサ172は、少なくとも
二つの入力及び少なくとも一つの出力を有しており、そ
の出力が二つの入力信号を互いに乗算した結果であるよ
うな公知の回路である。ある周波数を有する二つの信号
が混合される場合には、その結果得られる信号は二つの
信号の周波数の和及び差を有する信号であることは公知
である。同一の周波数を有する二つの信号の混合は、同
期検波として知られている。それゆえ、パイロット信号
変調済みキャリア信号はミキサ172によって同期検波
され、ミキサ172の出力はパイロット信号の周波数と
等しい中心周波数を有するBPF174に供給される。
それゆえ、BPF174の出力はBPFとなる。
され、パイロット信号の特性(例えば振幅)が検出され
てその特性が電圧に変換される。それゆえ、パイロット
信号変調済みキャリア信号が電気回路108の動作周波
数帯に亘って通過するにつれて、対応する信号(例えば
電圧)が対数検出器178の出力に導出される。その信
号は経路179に印加され、よって比較器178の一方
の入力に印加される。この信号はスイッチ182を介し
てローパスフィルタ(LPF)180にも印加される。
LPF180は平均化回路として機能し、パイロット信
号に関する情報を含む、検出されたパイロット信号の特
性(例えば振幅)の平均を生成する。この平均はスイッ
チ184及びバッファ増幅器186を介してヌル回路1
32に供給される。バッファ増幅器186は二つの出力
を有しており、その一方は比較器178の入力にフィー
ドバックされる。掃引されるパイロット信号変調済みキ
ャリア信号が電気回路108に印加されるあるいは電気
回路108によって生成される信号と干渉する場合に
は、対数検出器176の出力すなわち比較器178への
経路179上の入力が増大し、比較器178によってス
イッチ182及び184が開放されて、LPF180が
平均化動作を実行することを妨げ、かつ、そのような平
均がヌル回路132へ供給されることが妨げられる。
較して、その入力信号の相対振幅に基づいた電圧を生成
する回路である。経路179上の入力信号振幅が経路1
81上の信号振幅よりも大きい場合には、比較器178
は、経路190上に、スイッチ182及び184を開放
させる制御電圧を生成する。これらのスイッチが開放さ
れると、LPF180によって実行される平均化操作が
停止する。経路179上の入力信号の振幅が経路181
上の信号の振幅以下である場合には、比較器178はス
イッチ182及び184を閉じ、LPF180は平均化
操作を継続し、その出力がヌル回路132に供給され
る。従って、検出回路191は、電気回路108に供給
されるあるいは電気回路108によって生成される信号
がパイロット信号と干渉していると決定した場合には、
印加されたパイロット信号から情報を獲得しない。
166から経路134を介して制御信号を受信すると、
経路131上に制御信号を生成する。よって、スイープ
ジェネレータ166は、ヌル回路132が検出回路19
1から獲得された情報をいつ使用するかを決定する。ス
イープジェネレータ166は、パイロット信号変調済み
キャリア信号が動作周波数帯の一部に亘って掃引された
後あるいは動作周波数帯全体を少なくとも一度あるいは
複数回掃引された後に、その制御信号を生成することが
可能である。ヌル回路132によって生成された制御信
号は、利得/位相増幅器122に、点Aにおける歪み
を、カップラ116を用いて、経路115に現われる歪
みによって打ち消されるように修正させる。
もので,この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
のことを電気回路に印加されるあるいは当該電気回路に
よって生成される全ての信号と干渉することなく、当該
電気回路の動作周波数帯全域にわたる情報を獲得するパ
イロット信号を利用する制御システムが提供される。
ループ及び検出回路を有する制御システムを示すブロッ
ク図。
図。
路の周波数応答、パイロット信号変調済みキャリア信
号、及び、パイロット信号変調済みキャリア信号の周波
数が変化していく方向を示すグラフ。
Claims (3)
- 【請求項1】 歪みを生成する電気回路(108)を含
む制御システムにおいて、前記電気回路は動作周波数帯
を有し、パイロット信号が前記電気回路に印加され、前
記パイロット信号が前記制御システムによって前記歪み
を実質的に打ち消す目的で利用され、前記制御システム
が、前記パイロット信号によって変調された掃引可能な
キャリア信号を生成するように設定されたキャリア回路
(171)を有し、ここで、前記パイロット信号変調済
みキャリア信号は、前記キャリア回路によって、前記電
気回路の動作周波数帯の少なくとも一部に亘って通過す
るように掃引され、結果として、前記制御システムが前
記掃引可能パイロット信号変調済みキャリア信号から、
前記歪みを実質的に打ち消す目的で前記制御システムに
よって用いられる情報を選択的に獲得することを可能に
することを特徴とする制御システム。 - 【請求項2】 前記制御システムが、さらに、前記パイ
ロット信号を生成するように設定された単側波帯変調器
(188)を有し、ここで、前記単側波帯変調器は前記
キャリア回路に接続されており、前記掃引可能なキャリ
ア信号を変調する目的で前記パイロット信号を利用する
ことを特徴とする請求項1記載の制御システム。 - 【請求項3】 前記制御システムが、さらに、前記制御
システムに接続され、前記掃引可能パイロット信号変調
済みキャリア信号と前記電気回路に印加されるあるいは
前記電気回路によって生成されるあらゆる信号との間に
干渉が無いと判断した時間期間に、前記掃引可能パイロ
ット信号変調済みキャリア信号から情報を獲得するよう
設定された検出回路(191)を有することを特徴とす
る請求項1記載の制御システム。
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