JPH0729450A - タクトスイッチ - Google Patents
タクトスイッチInfo
- Publication number
- JPH0729450A JPH0729450A JP16798093A JP16798093A JPH0729450A JP H0729450 A JPH0729450 A JP H0729450A JP 16798093 A JP16798093 A JP 16798093A JP 16798093 A JP16798093 A JP 16798093A JP H0729450 A JPH0729450 A JP H0729450A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- fixed terminal
- fixed
- tact switch
- movable terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可動端子の成形の簡易化と塵埃等の影響によ
る導通不良を防ぐタクトスイッチを提供することを目的
とする。 【構成】 中央部に凹部を有する固定端子7aと、固定
端子7bと、両側を固定端子7bに接続され略中央部が
固定端子7aに接触可能な可動端子10と、可動端子1
0を押圧するステム11とからなる。 【効果】 取付台中央の固定端子の接触面に凹部を設け
ることにより、接触面が塵埃等から守られ、また接触形
態が線接触であることから導通の安定化が図られる。
る導通不良を防ぐタクトスイッチを提供することを目的
とする。 【構成】 中央部に凹部を有する固定端子7aと、固定
端子7bと、両側を固定端子7bに接続され略中央部が
固定端子7aに接触可能な可動端子10と、可動端子1
0を押圧するステム11とからなる。 【効果】 取付台中央の固定端子の接触面に凹部を設け
ることにより、接触面が塵埃等から守られ、また接触形
態が線接触であることから導通の安定化が図られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塵埃等に有効な導通接
点部を備えたタクトスイッチに関するものである。
点部を備えたタクトスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のタクトスイッチの内部構成
を示す縦断面図、図5は従来のタクトスイッチの接点部
の拡大図である。
を示す縦断面図、図5は従来のタクトスイッチの接点部
の拡大図である。
【0003】以下、図4及び図5を用いて説明する。1
a及び1bは固定端子、2は固定端子1aと固定端子1
bを取り付ける取付台、3は可動端子、4は可動端子3
の中央に設けた端子孔、5は可動端子3を押し曲げるス
テム、6はステム5が中心軸方向以外に動くのを防ぐた
めのカバーである。
a及び1bは固定端子、2は固定端子1aと固定端子1
bを取り付ける取付台、3は可動端子、4は可動端子3
の中央に設けた端子孔、5は可動端子3を押し曲げるス
テム、6はステム5が中心軸方向以外に動くのを防ぐた
めのカバーである。
【0004】上記構成において、まず、外力がステム5
に作用する。次に、外力によって押し下げられたステム
5により、可動端子3が押し曲げられ、可動端子3中央
の端子孔4の周縁部と固定端子1aが接触して、固定端
子1aと固定端子1bとが電気的に導通する。
に作用する。次に、外力によって押し下げられたステム
5により、可動端子3が押し曲げられ、可動端子3中央
の端子孔4の周縁部と固定端子1aが接触して、固定端
子1aと固定端子1bとが電気的に導通する。
【0005】タクトスイッチは、ステム5とカバー6と
の隙間部分から塵埃等が侵入する。接触時に導通接点部
に塵埃等が侵入してくると、導通不良が起こりやすくな
る。このため、上記従来例のように、可動端子3の中央
に端子孔4を設けていた。
の隙間部分から塵埃等が侵入する。接触時に導通接点部
に塵埃等が侵入してくると、導通不良が起こりやすくな
る。このため、上記従来例のように、可動端子3の中央
に端子孔4を設けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可動端
子3に端子孔4を設けた場合は、孔の周縁部に荷重が集
中するため、可動端子3に割れや変形が生じる場合があ
り、可動端子3の寿命が低下するといった問題点が残さ
れていた。
子3に端子孔4を設けた場合は、孔の周縁部に荷重が集
中するため、可動端子3に割れや変形が生じる場合があ
り、可動端子3の寿命が低下するといった問題点が残さ
れていた。
【0007】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、可動端子の成形の簡易化と塵埃等の影響に
よる導通不良を防ぐタクトスイッチを提供することを目
的とする。
ものであり、可動端子の成形の簡易化と塵埃等の影響に
よる導通不良を防ぐタクトスイッチを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、取付台中央の固定端子の接触面に凹部
を設けた。
解決するために、取付台中央の固定端子の接触面に凹部
を設けた。
【0009】
【作用】本発明は、取付台中央の固定端子に設けた凹部
により、塵埃等が導通接点部に侵入しても、塵埃等は凹
部に落ちるので、接触接点を塵埃等から守ることができ
る。
により、塵埃等が導通接点部に侵入しても、塵埃等は凹
部に落ちるので、接触接点を塵埃等から守ることができ
る。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例について説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例におけるタクトス
イッチの内部構成を示す縦断面図、図2は本発明の一実
施例におけるタクトスイッチの接点部の拡大図、図3は
本発明の一実施例におけるタクトスイッチの斜視図であ
る。
イッチの内部構成を示す縦断面図、図2は本発明の一実
施例におけるタクトスイッチの接点部の拡大図、図3は
本発明の一実施例におけるタクトスイッチの斜視図であ
る。
【0012】以下、図1,図2及び図3を用いて説明す
る。7a及び7bはそれぞれ固定端子、8は固定端子7
aと固定端子7bを取り付ける取付台で略中央部に固定
端子7aが取り付けられ、固定端子7bが固定端子7a
の両側に一つずつ取り付けられている。10は可動端子
で弾力性をもった材質からなり、固定端子7aから離れ
る方向に湾曲しており、その両端を固定端子7bに固定
されている。11は可動端子10を押し曲げるためのス
テムであり底面中央部に凸部を有し、凸部の底面は半球
状である。但し、凸部の底面は必ずしも半球状には拘束
されない。可動端子10はその弾性力により常時ステム
11を上方に付勢しており、ステム11を押してから離
すと、可動端子10の弾性力によりステム11を上方に
押し戻す作用を有する。12はステム11が中心軸方向
以外に動くのを防ぐためのカバーである。また図2に示
すように、固定端子7aの可動端子10と接触する面に
凹部9を設けている。
る。7a及び7bはそれぞれ固定端子、8は固定端子7
aと固定端子7bを取り付ける取付台で略中央部に固定
端子7aが取り付けられ、固定端子7bが固定端子7a
の両側に一つずつ取り付けられている。10は可動端子
で弾力性をもった材質からなり、固定端子7aから離れ
る方向に湾曲しており、その両端を固定端子7bに固定
されている。11は可動端子10を押し曲げるためのス
テムであり底面中央部に凸部を有し、凸部の底面は半球
状である。但し、凸部の底面は必ずしも半球状には拘束
されない。可動端子10はその弾性力により常時ステム
11を上方に付勢しており、ステム11を押してから離
すと、可動端子10の弾性力によりステム11を上方に
押し戻す作用を有する。12はステム11が中心軸方向
以外に動くのを防ぐためのカバーである。また図2に示
すように、固定端子7aの可動端子10と接触する面に
凹部9を設けている。
【0013】以上の構成されたタクトスイッチにおい
て、まず、外力がステム11に矢印の方向から作用する
と、外力によって押し下げられたステム11により可動
端子10が押し曲げられ、可動端子10と固定端子7a
の接触面に設けられた凹部9の周縁部とが接触して、固
定端子7aと固定端子7bとが電気的に導通する。
て、まず、外力がステム11に矢印の方向から作用する
と、外力によって押し下げられたステム11により可動
端子10が押し曲げられ、可動端子10と固定端子7a
の接触面に設けられた凹部9の周縁部とが接触して、固
定端子7aと固定端子7bとが電気的に導通する。
【0014】このとき、ステム11の半球状の下端部の
最下点と固定端子7aに設けられた凹部9の接触面にお
ける円の中心とが、可動端子10をはさんで一致するた
め、可動端子10と固定端子7aは線接触となる。
最下点と固定端子7aに設けられた凹部9の接触面にお
ける円の中心とが、可動端子10をはさんで一致するた
め、可動端子10と固定端子7aは線接触となる。
【0015】また、タクトスイッチ内に侵入した塵埃等
のうち、導通接点部に集まってくるものに対しては、固
定端子7aの接触面に設けた凹部9に落ちるため、接触
するときに、接触接点は塵埃等から守られることにな
る。
のうち、導通接点部に集まってくるものに対しては、固
定端子7aの接触面に設けた凹部9に落ちるため、接触
するときに、接触接点は塵埃等から守られることにな
る。
【0016】以上のことから、本発明では、線接触によ
り接触が安定し、塵埃等の影響から起こる導通不良を防
ぐことができる。
り接触が安定し、塵埃等の影響から起こる導通不良を防
ぐことができる。
【0017】ただし、凹部9は図1及び図2では円柱状
であるが、上から見た形状が円であればよいのであっ
て、半球状,円錐状等でもよい。
であるが、上から見た形状が円であればよいのであっ
て、半球状,円錐状等でもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、取付台中央の固定端子の接触
面に、凹部を設けることにより、接触時に塵埃等から導
通接点部が守られることと、接触形態が線接触であるこ
とから導通の安定化が図られる。
面に、凹部を設けることにより、接触時に塵埃等から導
通接点部が守られることと、接触形態が線接触であるこ
とから導通の安定化が図られる。
【0019】また、可動端子に端子孔を設けないので、
可動端子の成形の簡易化と寿命の延長が達成され、従来
のものより安価にて製造できる。
可動端子の成形の簡易化と寿命の延長が達成され、従来
のものより安価にて製造できる。
【図1】本発明の一実施例におけるタクトスイッチの内
部構成を示す縦断面図
部構成を示す縦断面図
【図2】本発明の一実施例におけるタクトスイッチの接
点部の拡大図
点部の拡大図
【図3】本発明の一実施例におけるタクトスイッチの斜
視図
視図
【図4】従来のタクトスイッチの内部構成を示す縦断面
図
図
【図5】従来のタクトスイッチの接点部の拡大図
7a,7b 固定端子 8 取付台 9 凹部 10 可動端子 11 ステム 12 カバー
Claims (4)
- 【請求項1】第1の固定端子と、略中央部に凹部を有す
る第2の固定端子と、両側を前記第1の固定端子に接続
され略中央部が前記第2の固定端子に接触可能な可動端
子と、前記可動端子を押圧する押圧手段とを備えたこと
を特徴とするタクトスイッチ。 - 【請求項2】押圧手段は底面に凸部を有し、前記凸部の
底面部が半球状であることを特徴とする請求項1に記載
されたタクトスイッチ。 - 【請求項3】可動端子は弾性力を有する材質からなり、
湾曲していることを特徴とする請求項1に記載されたタ
クトスイッチ。 - 【請求項4】第2の固定端子の両側に第1の固定端子を
配していることを特徴とする請求項1に記載されたタク
トスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16798093A JPH0729450A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | タクトスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16798093A JPH0729450A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | タクトスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729450A true JPH0729450A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15859585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16798093A Pending JPH0729450A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | タクトスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729450A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010050105A (ja) * | 2009-10-29 | 2010-03-04 | Hokuriku Electric Ind Co Ltd | プッシュオンスイッチ |
JP2021022553A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 株式会社デンソー | 車両用操作装置 |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP16798093A patent/JPH0729450A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010050105A (ja) * | 2009-10-29 | 2010-03-04 | Hokuriku Electric Ind Co Ltd | プッシュオンスイッチ |
JP4647700B2 (ja) * | 2009-10-29 | 2011-03-09 | 北陸電気工業株式会社 | プッシュオンスイッチ |
JP2021022553A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 株式会社デンソー | 車両用操作装置 |
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