JPH07294057A - 吸着式空気冷却装置 - Google Patents

吸着式空気冷却装置

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JPH07294057A
JPH07294057A JP10791694A JP10791694A JPH07294057A JP H07294057 A JPH07294057 A JP H07294057A JP 10791694 A JP10791694 A JP 10791694A JP 10791694 A JP10791694 A JP 10791694A JP H07294057 A JPH07294057 A JP H07294057A
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refrigerant
adsorption
air
heat transfer
liquid
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JP10791694A
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Masaru Sanada
勝 真田
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Mayekawa Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成績係数が高く、長時間に渡り安定して運転
できる吸着式空気冷却装置を提供する。 【構成】 本吸着式空気冷却装置は、複数個の吸着装置
12A、Bと、凝縮器14と、冷媒貯槽16と、空気冷
却器18と、冷媒ポンプ36とを主要要素としている。
吸着装置は、冷媒蒸気の吸着工程と、脱着工程とを交互
に行う吸着剤層と、加熱又は冷却流体が流れる伝熱管1
3とを備えている。凝縮器は、吸着装置から流入した冷
媒蒸気を凝縮させ、冷媒液を供給する。空気冷却器は、
冷媒液を流す伝熱管25を備え、伝熱管内を流れる冷媒
液と伝熱管外を流れる空気との間で熱交換させて一部冷
媒を蒸発させつつ空気を冷却する。冷媒貯槽は、空気冷
却器からの冷媒液と冷媒蒸気とを分離すると共に凝縮器
からの冷媒液及び空気冷却器からの冷媒液を収容するた
めに空気冷却器の下方に配置されている。本装置は、吸
着装置の吸着作用により圧縮機を必要とすることなく冷
媒を循環し、また従来のチラー方式と異なり、空気を冷
媒で直接冷却しているので、成績係数が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸着式空気冷却装置に
関し、更に詳細には成績係数が高く長時間安定して冷風
を送風できる吸着式空気冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の吸着式空気冷却装置は、基本的に
は冷媒の吸脱着を行う吸着装置と、吸着装置からの冷媒
蒸気を凝縮させる凝縮器と、冷媒液を蒸発させてその蒸
発潜熱により伝熱管内を流れる水を冷水にする蒸発器
と、冷水により空気を冷却するチラー(空調機器)とか
ら構成されている。吸着装置は、冷媒蒸気の吸着工程
と、吸着した冷媒蒸気の脱着工程とを交互に行う固体吸
着剤層と、吸着工程中吸着剤層を冷却し、脱着工程中吸
着層を加温するように流体が流れる伝熱管とを備えてい
る。冷媒として、通常、水、アルコール等を使用し、固
体吸着剤としてシリカゲル、ゼオライト等を使用してい
る。脱着した冷媒蒸気は、凝縮器で凝縮し、凝縮した冷
媒液は蒸発器に入り、そこでチラーと蒸発器との間をポ
ンプにより循環している水を冷却しつつ蒸発する。一
方、循環水は、冷水となって、チラーに入り、そこで空
気を冷却して冷風を発生させ、加温された循環水は蒸発
器に再び戻る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の吸着式空気冷却
装置では、上述のように、別置きのチラーを設け、蒸発
器から冷水をポンプによりチラーに通水して、そこで空
気を冷却して冷風を発生させている。夏期の室内の空調
条件を満たすには約18°C 位の温度の冷風がチラーか
ら吹き出していることが要求されているので、チラーで
約18°C の冷風を発生させるためにはチラーへ供給す
る冷水温度は7°C 程度が必要である。従って、蒸発器
での冷媒の蒸発温度は、それより更に低い温度、例えば
2°C 〜5°C にする必要があり、更には一層低い温度
の冷却媒体が必要になる。そのため、吸着式空気冷却装
置の構成が複雑になり、設備費及び運転費が嵩むと言う
問題点と共に装置の成績係数が低くなり、熱エネルギー
を無駄に消費していると言う問題点を有していた。
【0004】また、従来の吸着式空気冷却装置にも、チ
ラー方式でなく、冷媒の蒸発器で直接空気を冷却し、冷
風を発生させる方式もあるが、従来の方式では、蒸発器
で蒸発した冷媒蒸気を循環させるために圧縮機が必要と
されていた。そのため、圧縮機を駆動する動力を必要と
し、成績係数が低下するばかりでなく、騒音等の問題も
付随して発生していた。
【0005】また、別法として、吸湿剤を用いて空気を
直接冷却する、いわゆるデシカントクーラー方式も研究
されている。この方式は、外気導入通路と室内空気導出
通路の両側に渡って、吸湿剤を充填した回転式吸湿体を
回転させるように構成されている。更に、回転式吸湿体
の下流の外気導入通路には顕熱熱交換式空気冷却器と加
湿蒸発式冷却器とが設けられ、室内空気導出通路には空
気加熱器が設けられている。
【0006】この方式では、室内からの換気空気を空気
加熱器で加熱し、それをデシカントの再生用熱源として
使用し、連続して回転している円筒状吸湿剤層の約半分
の吸湿剤を乾燥させつつ、室外から導入された新鮮空気
は、回転している半分の再生が終了している吸湿剤層の
間を通過して、吸湿剤によって減湿、乾燥される。減
湿、乾燥した新鮮空気は、加湿蒸発式冷却器で加湿され
ると、水が蒸発して潜熱で空気自体の温度が低下すると
共に湿度が元に戻る。このようにして、空調を施そうと
するものである。しかし、回転している吸湿剤の中を直
接空気が通過するので、吸湿剤に塵埃等の異物が堆積
し、吸湿性能が低下する。そのため、長時間の使用が難
しく、また吹き出し空気温度も新鮮空気の湿度条件で左
右され、吹き出し空気温度を20°C 以下に低下させる
ことが難しいと言う問題があって、未だ実用化されてい
ない。
【0007】以上の従来の空気冷却装置の問題に鑑み、
本発明の目的は、成績係数が高く、長時間に渡り安定し
て運転できる吸着式空気冷却装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る吸着式空気冷却装置は、冷媒蒸気の吸
着工程と、吸着した冷媒蒸気の脱着工程とを交互に行う
吸着剤層と、吸着工程中吸着剤層を冷却し、脱着工程中
吸着剤層を加温するように流体が流れる伝熱管とをそれ
ぞれ備え、かつ並列に配置された複数個の吸着装置と、
各吸着装置の伝熱管に接続され、吸着工程中冷却流体を
送液して吸着剤層を冷却する冷却流体供給手段と、脱着
工程中加熱流体を送液して吸着剤層を加温する加熱流体
供給手段と、吸着装置から流入する冷媒蒸気を凝縮させ
て冷媒液を供給する凝縮器とを備え、一の吸着装置の吸
着工程中に少なくとも他の一の吸着装置の脱着工程を行
う吸着式空気冷却装置において、冷媒液を流す伝熱管を
備え、伝熱管内を流れる冷媒液と伝熱管外を流れる空気
との間で熱交換させて一部冷媒を蒸発させつつ空気を冷
却する空気冷却器と、空気冷却器から流入する冷媒液と
冷媒蒸気と混合流体を気液分離すると共に凝縮器からの
冷媒液及び空気冷却器からの冷媒液を収容するために空
気冷却器の下方に配置された冷媒貯槽と、冷媒貯槽から
空気冷却器の伝熱管に冷媒液を供給するポンプとを備え
ていることを特徴としている。
【0009】本発明で使用する空気冷却器は、空気/冷
媒熱交換の際の伝熱係数を大きくするために、空気が流
れる伝熱管の外側にフィンが植設されているフィン付き
伝熱管で構成された空気冷却器が好ましい。吸着剤とし
ては、シリカゲル、ゼオライトを使用し、冷媒としは
水、アルコール等を使用す。また、冷却流体としては通
常の市水又は工業用水を、加熱流体としては60°C 〜
85°C の廃温水を使用する。吸着装置の吸着工程と脱
着工程との切り換え、及び吸着装置の吸着工程と脱着工
程との切り換えに合わせた冷却流体供給手段と加熱流体
供給手段との切り換えには、好適には、必要箇所に電動
式又は流体圧式のアクチュエータを備えた自動弁を設
け、プログラムに従い又はタイマーと連動して自動的に
切り換え操作が行えるようにする。
【0010】好適には、凝縮器を冷媒貯槽の上方に配置
し、かつ凝縮器から冷媒貯槽に冷媒液を導入する通路に
絞り弁を設け、絞り弁にて冷媒液の流量を調節すること
により冷媒貯槽の液面を制御すると共に冷媒液をフラッ
シュさせるようにしたことを特徴としている。かかる構
成により、冷媒液は、高低差により凝縮器から冷媒貯槽
に流入し、また絞り弁により冷媒液をフラッシュさせる
ことにより、冷媒液を冷却することができる。
【0011】本本発明の好ましい実施態様では、一の吸
着装置の伝熱管と他の吸着装置の伝熱管とを切り換え弁
を介して接続して、一の吸着装置の吸着工程終了後、吸
着装置の伝熱管内及び伝熱管に連通した配管内の冷却流
体と加熱流体とを混合するようにした手段と、前記冷媒
貯槽に設けられた冷熱蓄熱材とを備えていることを特徴
としている。一の吸着装置と他の吸着装置とを相互に切
り換える時点では、一の吸着装置は通水されている加熱
流体により加温されており、他方の吸着装置は通水され
ている冷却流体により冷却されている。この状態で直ち
に切り換えると、加温された一の吸着装置を冷却流体で
冷却し、冷却された他方の吸着装置を加熱流体で加熱す
ることになり、熱エネルギーが無駄になり、成績係数が
低下する。そこで、本実施態様では、冷却流体と加熱流
体とを混合して平均の温度にする。これにより、他方の
吸着装置の所要加熱熱量はかかる両流体の混合を行わな
い場合の半分で済むことになり、それだけ成績係数が向
上する。
【0012】加熱流体と冷却流体の混合工程を行う短い
時間、例え2〜3分間でも、空気冷却器への冷媒液の供
給が不足することも考えられるので、冷媒貯槽の中に冷
熱を蓄熱できる蓄熱材を組込み、この間蓄熱された冷熱
を冷媒貯槽内の冷媒液に放出する。これにより、冷媒液
の温度上昇を押さえ、冷風温度が大きく変化するのを防
止し、快適な温度の冷風を安定して連続的に供給でき
る。本発明で使用する蓄熱材としては、顕熱蓄熱材でも
潜熱蓄熱材でも良い。潜熱蓄熱材の場合には、0°C か
ら15°C の温度範囲に融点を有するものが好適であ
る。蓄熱材の例として、例えばカプセルに封入された氷
蓄熱材、TRANSPHASE SYSTEMS, INC.から販売されている
モデル番号「T−41」又は「T−47」の蓄熱材等が
ある。蓄熱材を設ける代わりに冷媒液循環量に比べて冷
媒貯槽の冷媒液量、即ち冷媒液の滞留時間を大きくして
も同じ効果を発揮できる。
【0013】なお、本発明に係る吸着式空気冷却装置に
おいて、冷媒液の流入出に関し相互に並列に配置されて
いる複数の空気冷却器を備えることができる。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、吸着装置の少なくとも一
つは吸着工程中であって、冷媒蒸気の吸着作用により吸
着装置内の圧力は低く維持されている。空気冷却器にて
気化した冷媒蒸気は、空気冷却器から吸着工程中の吸着
装置に圧力差により導入され、吸着剤に吸着される。次
いで、吸着された冷媒蒸気は、吸着装置の脱着工程にお
いて脱着されて凝縮器に入り、そこで冷媒液となり、冷
媒貯槽経由空気冷却器に送られ、そこで再び冷媒蒸気に
なる。よって、圧縮機を要することなく、冷媒が循環す
る。
【0015】更に説明すると、凝縮器で凝縮した冷媒液
は、冷媒貯槽に入る。冷媒貯槽中の冷媒液は、冷媒ポン
プにより空気冷却器に送液されて強制的に空気冷却器の
伝熱管内を流れ、冷媒の一部は、空気との熱交換により
蒸発潜熱を得て気化し、蒸気となる。発生した冷媒蒸気
及び蒸発しなかった残りの冷媒液は、冷媒貯槽に戻り、
気液分離して冷媒蒸気は吸着工程中の吸着装置に圧力差
により導入されて吸着剤に吸着され、一方、冷媒液は冷
媒ポンプにて再び空気冷却器に送られる。吸着工程中の
吸着装置に発生する吸着熱は、冷却流体により除去され
て吸着活性が持続する。一方、冷媒蒸気で飽和した吸着
装置の吸着剤は、加熱流体により加温されて冷媒蒸気を
脱着させると共に吸着活性を取り戻す。
【0016】以上のような構成により、空気は空気冷却
器で冷媒液により直接冷却されて冷風となるので、吹き
出し冷風温度が従来と同じ約18°C であっても、冷媒
の蒸発温度を10°C 〜15°C 程度の高い温度にでき
る。これにより、成績係数が高くなり、エネルギーの節
減に寄与する。また、凝縮器に送液する冷却媒体の温度
は、従来の吸着式空気冷却装置より高い温度でよく、通
常の市水、工業用水を使用できる。
【0017】請求項2の発明では、凝縮器で凝縮した冷
媒液は、凝縮器から絞り弁を通して高低差により冷媒貯
槽に入る。絞り弁により冷媒はフラッシュし、その一部
が蒸気になり、蒸発潜熱により冷媒液を更に冷却する。
これにより、成績係数が更に向上する。
【0018】請求項3及び4の発明では、一の吸着装置
の伝熱管と他の吸着装置の伝熱管とを切り換え弁を介し
て接続して、一の吸着装置の吸着工程終了後、吸着装置
の伝熱管内及び伝熱管に連通した配管内の冷却流体と加
熱流体とを混合することにより、一層高い成績係数を得
ることができる。また、流体の混合工程の間は、冷媒貯
槽の冷媒液又は蓄熱材が、蓄熱した冷熱を放出して、冷
風の吹き出し空気温度が上昇しないように作用する。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照し、実施例に基づいて
本発明をより詳細に説明する。実施例1 図1は本発明に係る吸着式空気冷却装置の実施例1の構
成を示すプロセスフローシートである。本実施例の吸着
式空気冷却装置(以下、簡単に冷却装置と略称する)1
0は、主要要素とてて、2個の吸着装置12A、Bと、
吸着装置12A、Bに接続された凝縮器14と、吸着装
置12A、Bと凝縮器14にそれぞれ接続された冷媒貯
槽16と、空気冷却器18と、冷媒貯槽16から空気冷
却器18に冷媒液を送液する冷媒ポンプ36とを備えて
いる。
【0020】吸着装置12A、Bは、吸着剤、例えばシ
リカゲルを充填した吸着剤層と、吸着剤層中に埋設され
たコイル式の伝熱管13(図1中12Bにのみ図示)と
からなり、冷媒蒸気が吸着剤層を通過するように構成さ
れていて、同じものが2個並列に配置されている。吸着
装置12A、Bの各々は、交互に冷媒蒸気の吸着工程と
脱着工程とを実施し、吸着工程では、冷媒貯槽16から
導入された冷媒蒸気を吸着剤に吸着させ、脱着工程では
吸着剤に吸着させた冷媒蒸気を脱着させる。吸着工程で
は吸着熱を除去するために、吸着剤層に埋設した伝熱管
13に冷却流体、本実施例では冷却水を通水し、脱着工
程では吸着剤を加温するために伝熱管13に加熱流体、
本実施例では、60°C 〜85°C の低温水を通水す
る。
【0021】凝縮器14は、2個の吸着装置12A、B
の上側に配置された横型の冷媒蒸気/冷却水熱交換器で
あって、Uチューブを直列に接続した伝熱管15を備え
た上部の凝縮部と、凝縮部の下方に設けられた液溜まり
とから構成されている。凝縮器14は、2個の下部入口
を介して吸着装置12A、Bにそれぞれ接続されてお
り、各下部入口は、それぞれ冷媒液溜まりを貫通して凝
縮部に連通し、制御装置(図示せず)のプログラムに従
い開閉する開閉弁20A、Bを備えている。凝縮器14
は、伝熱管15を流れる冷却水により、吸着装置12か
ら脱着して下部入口から流入した冷媒蒸気を冷却して凝
縮させ、凝縮した冷媒液を下部の液溜まり滞留させる。
【0022】冷媒貯槽16は、2個の吸着装置12A、
Bの下側に配置された横型の容器であって、上部の空間
部と下部の液溜まりとから構成され、かつ液溜まりには
冷熱蓄熱材22が配置されている。本実施例では、蓄熱
材としてTRANSPHASE SYSTEMS, INC.から販売されている
モデル番号「T−47」が使用されている。「T−4
7」は、融解温度が8.3°C 、融解潜熱が22.8Kc
al/kg である非晶塩水化物をカプセルに封入したもので
あって、相変化点での容積変化が極めて少ない。冷媒貯
槽16は、2個の上部出口を介して吸着装置12A、B
にそれぞれ接続されており、各上部出口は、それぞれ制
御装置(図示せず)のプログラムに従い開閉する開閉弁
24A、Bを備えている。また、冷媒貯槽16と凝縮器
14の液溜まりとは、絞り弁26を備えた冷媒液管28
により接続されており、凝縮器14の液溜まりの冷媒液
は、絞り弁24により流量調節されつつ冷媒貯槽16に
流入する。絞り弁26は、冷媒液の流量を調節すること
により冷媒貯槽16の冷媒液面を制御し、かつ冷媒液を
フラッシュさせている。
【0023】空気冷却器18は、フィン付きの伝熱管2
5を多数備えた空気/冷媒液の熱交換器であって、空気
は付設されたファン30により空気冷却器18に流入
し、伝熱管25の管外を通過しつつ伝熱管25を流れる
冷媒液によりフィン27を介して冷却されて所定の場所
に送風される。空気冷却器18の伝熱管25の群は、上
下に配設されて上部でヘッダ32に接続され、ヘッダ3
2は冷媒液供給管34により冷媒貯槽16に接続されて
いる。また、冷媒液供給管34の途中には冷媒ポンプ3
6が設けてある。各伝熱管の下端は、空気冷却器18の
下部空間部に開口し、下部空間部は、内径の大きい下降
管38を介して冷媒貯槽16の空間部に連通している。
冷媒液は、冷媒貯槽16から冷媒ポンプ36により冷媒
供給管34及びヘッダ32を経て伝熱管25に流入し、
空気を冷却しつつ一部気化して伝熱管25から流出し、
下降管38を通って冷媒貯槽16に入り、気液分離す
る。吸着工程中の吸着装置12は、冷媒蒸気を吸着する
ので減圧状態にあり、よって冷媒蒸気は圧力差により空
気冷却器18から吸着装置12に入る。
【0024】吸着装置12A、B及び凝縮器14に冷却
水及び温水を供給するために、凝縮器14に接続された
冷却水供給管40と冷却水排出管42、吸着装置12
A、Bに接続された温水供給管44と温水排出管46、
更に冷却水供給管40と温水供給管44との接続管、冷
却水排出管42と温水排出管46との接続管が、図1に
示すように、切り換え弁48A〜D、50A〜D及びそ
の他チェッキ弁等と共に設けてある。また、冷却水を送
水するための冷却水ポンプ52も冷却水供給管40の途
中に設けてある。
【0025】次に、図2〜図4を参照して、本実施例の
冷却装置10の操作を説明する。図2は吸着装置12A
が脱着工程中、吸着装置12Bが吸着工程中である状態
での各バルブの開閉状態を示し、図3は熱回収運転中の
各バルブの開閉状態を示し、図4は吸着装置12Aが吸
着工程中、吸着装置12Bが脱着工程中である状態を示
す。図中、開のバルブは白抜きで、閉のバルブは黒で塗
られている。図2では、温水は、温水供給管44、バル
ブ50Aを経て吸着装置12A内の吸着剤を加熱し、吸
着剤に吸着された冷媒蒸気を脱着する。吸着装置12A
を出た温水は、バルブ48Aを経て温水排出管46から
系外に出る。脱着された冷媒蒸気は、上昇して、開状態
の開閉弁20Aを経て凝縮器14に入り、伝熱管15内
を流れる冷却水により冷却されて凝縮し、凝縮器14下
部の液溜まりに溜まる。
【0026】凝縮器14に供給する冷却水は、冷却水供
給管40、チェッキ弁54、循環ポンプ52、流量調節
弁56を経て凝縮器14の伝熱管15内を流れ、凝縮器
14を出た後、バルブ58、冷却水排出管42を経て系
外に出る。液化した冷媒は、絞り弁26により流量調節
されつつ冷媒液管28内を流れて冷媒貯槽16に入る。
絞り弁26は、冷媒貯槽16の冷媒液面を維持するよう
に凝縮器14から流入する冷媒液の流量を調節する。冷
媒は、冷媒貯槽16から冷媒ポンプ36により送液され
て空気冷却器18の伝熱管25を流れる。空気は、ファ
ン30より送入され、伝熱管25の管外フィン27を介
して冷媒と熱交換し、冷却された後、空気冷却器30の
出口から所望の室内に入る。一方、冷媒液の一部は空気
から蒸発潜熱を得て蒸発して冷媒蒸気となって、大部分
は液体のままで冷媒貯槽16に戻る。
【0027】冷媒蒸気は、開状態の開閉弁24Bを経て
吸着工程中の吸着装置12Bに吸引され、吸着剤に吸着
されるので、空気冷却器18及び冷媒貯槽16内の圧力
は一定に保持される。吸着装置12Bで発生した吸着熱
を除去して吸着剤の吸着活性を持続させるために、吸着
装置12Bの吸着剤層を冷却する必要がある。そこで、
冷却水供給管40、チェッキ弁54を経て冷却水ポンプ
52で送水されて来た冷却水の一部をバルブ50Dを経
て吸着装置12Bの送水し、吸着剤を冷却する。吸着剤
を冷却した冷却水は、バルブ48D、バルブ58を経て
冷却水排出管42から系外に出る。
【0028】吸着装置12Bの吸着剤は、所定量の冷媒
蒸気を吸着すると、飽和し、その後は冷媒を吸着できる
なくなる。そこで、所定の時間(運転条件によっても異
なるがおおよそ5〜10分間)運転すると、吸着剤が再
生されているもう一方の吸着装置12Aに切り換えて冷
媒の吸着が継続して続くように運転される。
【0029】吸着装置12A、Bを相互に切り換える
時、一方の吸着装置12Aは通水されている温水により
加温されており、他方の吸着装置12Bは通水されてい
る冷却水により冷却されている。この状態で直ちに相互
に切り換えると、加温された吸着装置12Aを冷却水で
冷却し、冷却された吸着装置12Bを温水で加熱するこ
とになり、熱エネルギーが無駄になり、成績係数が低下
する。そこで、本実施例では、熱エネルギーの無駄を防
止するために、切り換え操作毎に熱回収運転を行う。
【0030】以下に、熱回収運転状態での各バルブの開
閉状態を示す図3を参照しながら熱回収運転を説明す
る。温水入口、出口のバイパス弁60を開いて温水をバ
イパスし、バルブ50C、バルブ50Dを開き、バルブ
50A、バルブ50Bを閉じ、バルブ48C、バルブ4
8Dを開き、バルブ48A、バルブ48Bを閉じる。更
に、冷却水出口のバルブ58を閉じ、バイパス弁62を
開く。かかるバルブ操作により、吸着装置12A及び1
2Bは、外部の冷却水及び温水供給/排出系統から遮断
される。更に、開閉弁20A、B、24A、Bは、全て
閉にし、吸着装置12A、Bを冷媒系統から遮断する。
【0031】このように各バルブを所定の開閉状態にし
た後、冷却水ポンプ52により系内の温水、冷却水を循
環し、両吸着装置12A、Bの伝熱管13及び伝熱管1
3に連通する配管内にに滞留している温水、冷却水を相
互に混合して平均の温度にする。両吸着装置12A、B
の吸着剤及び両吸着装置12A、B内に滞留していた温
水、冷却水が平均の温度になることにより、吸着装置1
2Bの脱着工程において加熱熱量は熱回収を行わない場
合の半分で済むことになり、成績係数が相当に向上す
る。
【0032】熱回収運転が行われている短い時間、例え
ば約一分間位の間、冷媒液が不足し、空気冷却器18か
ら出る冷風の吹き出し空気温度が上昇するおそれもあ
る。そこで、本実施例では、これを避けるため、通常運
転中に冷風貯槽16の蓄熱材22に蓄熱された冷熱を熱
回収運転中に放出させる。熱回収運転時に蓄熱材22が
機能して冷媒ポンプ36で循環する冷媒の温度上昇を抑
制できるので、冷風の吹き出し空気温度の上昇が抑制さ
れる。
【0033】図3に示す熱回収運転が終了すると、図4
に示すように各バルブの開閉状態を図2と逆になるよう
に変え、吸着装置12Aを吸着工程中、吸着装置12B
を脱着工程中にする。尚、本実施例では、各バルブの開
閉及び開閉弁20A、B、24A、Bの開閉は、吸着装
置の切り換え毎に電気的に制御されるアクチュエータに
より開閉駆動される。運転が継続されている間、これら
の操作が順次バッチサイクルで切り換わり、空気冷却器
18から冷風を連続的に送風することができる。
【0034】実施例2 図4は本発明に係る吸着式空気冷却装置の実施例2の要
部の構成を示すフローシートである。本実施例では、吸
着式空気冷却装置(以下、簡単に冷却装置と略称する)
70は、実施例1と同様な吸着装置72を4個並列に、
更に凝縮器73、冷媒貯槽74、空気冷却器75、冷媒
ポンプ76をそれぞれ1個備えている。かかる構成によ
り、吸脱着工程の切り換え時に、熱回収運転により吸着
装置の吸着作用が停止しても、いずれかの吸着装置が吸
着作用を行うことができるので、より安定した吹き出し
空気温度の冷風を連続的に送風することができる。
【0035】実施例3 図5は本発明に係る吸着式空気冷却装置の実施例3の要
部の構成を示すフローシートである。本実施例では、吸
着式空気冷却装置(以下、簡単に冷却装置と略称する)
80は、実施例1と同様な吸着装置82を4個並列に、
2個の空気冷却器83を冷媒液の流れに対し並列に、更
に凝縮器84、冷媒貯槽85、冷媒ポンプ86をそれぞ
れ1個備えている。実施例3は、空気冷却器を複数個の
部屋に設置できることを示している。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、低温水の廃熱
を利用して吸着装置の脱着工程を行い、しかも従来のチ
ラー方式とは異なり、冷媒により空気を直接冷却して、
冷風を発生させるので、冷媒の蒸発温度を高く設定で
き、それにより成績係数が高くなり、廃熱の有効利用率
も向上する。また、チラー方式を採用した場合に必要と
なる冷水循環ポンプ、冷水配管、ファンコイルユニット
等の空調機器が不要になるので、装置全体が単純にな
り、設備コスト及び運転コストが低減する。また、吸着
装置の吸着作用により吸着装置の圧力を低くし、それに
よって圧縮機を必要とすることなく冷媒を吸着装置に導
入できるので、成績係数をより一層高くできる。更に
は、圧縮機を必要としないので、大きな振動、騒音もな
く、要求される環境のいかなる場所にも設置できる。ま
た、空気と吸着剤とが直接接触するデシカントクーラ方
式と異なり、空気冷却器の伝熱面を介して空気を冷却し
ているので、空気中の塵埃が吸着剤に堆積して吸着活性
が低下するようなこともなく、長時間安定して使用する
ことが可能である。
【0037】以上の構成並びにその利点により、本発明
に係る吸着式空気冷却装置は、排温水を駆動原として省
エネルギーを実現し、従来の小容量から中容量までのフ
ロン使用直接空調機の代替品として最適である。また、
本発明は、排熱を有効に利用していることから地球温暖
化に関する最近の環境問題の解決にも寄与することも可
能である。更には、本発明は、冷媒として水を使用し、
吸着剤としてゼオライト或いはシリカゲルを使用するこ
とにより、環境汚染の恐れのある化学物質に依存するこ
となく地球上に存在する自然物質を有効利用して、環境
破壊の無い吸着式空気冷却装置を実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸着式空気冷却装置の実施例1の
構成を示すプロセスフローシートである。
【図2】実施例1において、吸着装置12Aが脱着工程
中、吸着装置12Bが吸着工程中である状態での各バル
ブの開閉状態を示す。
【図3】実施例1の熱回収運転中の各バルブの開閉状態
を示す。
【図4】実施例1において、吸着装置12Aが吸着工程
中、吸着装置12Bが脱着工程中である状態での各バル
ブの開閉状態を示す。
【図5】本発明に係る吸着式空気冷却装置の実施例2の
構成を示すプロセスフローシートである。
【図6】本発明に係る吸着式空気冷却装置の実施例3の
構成を示すプロセスフローシートである。
【符号の説明】
10 吸着式空気冷却装置 12 吸着装置 13 吸着装置の伝熱管 14 凝縮器 15 凝縮器の伝熱管 16 冷媒貯槽 18 空気冷却器 20 開閉弁 22 冷熱蓄熱材 24 開閉弁 25 空気冷却器の伝熱管 26 絞り弁 27 空気冷却器の伝熱管のフィン 28 冷媒液管 30 ファン 32 ヘッダ 34 冷媒液供給管 36 冷媒ポンプ 38 下降管 40 冷却水供給管 42 冷却水排出管 44 温水供給管 46 温水排出管 48、50 切り換え弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒蒸気の吸着工程と、吸着した冷媒蒸
    気の脱着工程とを交互に行う吸着剤層と、吸着工程中吸
    着剤層を冷却し、脱着工程中吸着剤層を加温するように
    流体が流れる伝熱管とをそれぞれ備え、かつ並列に配置
    された複数個の吸着装置と、 各吸着装置の伝熱管に接続され、吸着工程中冷却流体を
    送液して吸着剤層を冷却する冷却流体供給手段と、脱着
    工程中加熱流体を送液して吸着剤層を加温する加熱流体
    供給手段と、 吸着装置から流入する冷媒蒸気を凝縮させて冷媒液を供
    給する凝縮器とを備え、一の吸着装置の吸着工程中に少
    なくとも他の一の吸着装置の脱着工程を行う吸着式空気
    冷却装置において、 冷媒液を流す伝熱管を備え、伝熱管内を流れる冷媒液と
    伝熱管外を流れる空気との間で熱交換させて一部冷媒を
    蒸発させつつ空気を冷却する空気冷却器と、 空気冷却器から流入する冷媒液と冷媒蒸気と混合流体を
    気液分離すると共に凝縮器からの冷媒液及び空気冷却器
    からの冷媒液を収容するために空気冷却器の下方に配置
    された冷媒貯槽と、 冷媒貯槽から空気冷却器の伝熱管に冷媒液を供給するポ
    ンプとを備えていることを特徴とする吸着式空気冷却装
    置。
  2. 【請求項2】 前記凝縮器を前記冷媒貯槽の上方に配置
    し、かつ凝縮器から冷媒貯槽に冷媒液を導入する通路に
    絞り弁を設け、絞り弁にて冷媒液の流量を調節すること
    により冷媒貯槽の液面を制御すると共に冷媒液をフラッ
    シュさせるようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    の吸着式空気冷却装置。
  3. 【請求項3】 一の吸着装置の伝熱管と他の吸着装置の
    伝熱管とを切り換え弁を介して接続して、一の吸着装置
    の吸着工程終了後、吸着装置の伝熱管内及び伝熱管に連
    通した配管内の冷却流体と加熱流体とを混合するように
    した手段と、前記冷媒貯槽の冷媒液保有部に配置された
    冷熱蓄熱材とを備えていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の吸着式空気冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の吸着式空気冷却装置に
    おいて、冷熱蓄熱材を冷媒貯槽に設ける代わりに、空気
    冷却器に送る冷媒液循環量に比べて冷媒貯槽の冷媒液保
    有量を比較的大きくしたことを特徴とする吸着式空気冷
    却装置。
  5. 【請求項5】 冷媒液の流入出に関し相互に並列に配置
    されている複数の空気冷却器を備えていることを特徴と
    する請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の吸着
    式空気冷却装置。
JP10791694A 1993-11-29 1994-04-22 吸着式空気冷却装置 Pending JPH07294057A (ja)

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PCT/JP1994/001993 WO1995014898A1 (fr) 1993-11-29 1994-11-28 Appareil de refroidissement a adsorption, procede de commande de sa production de froid et echangeur thermique du type a aileron qui y est incorpore
KR1019960702786A KR100241795B1 (ko) 1993-11-29 1994-11-28 흡착식 냉각장치 및 냉열출력 제어방법
EP95901599A EP0731324B1 (en) 1993-11-29 1994-11-28 Adsorption type cooling apparatus and method of controlling cooling effect of the same
US08/647,992 US5732569A (en) 1993-11-29 1994-11-28 Adsorption type cooling apparatus, method of controlling cold output of same, and fin type adsorbent heat exchanger for use in the same
DE69432431T DE69432431T2 (de) 1993-11-29 1994-11-28 Adsorbtionskältevorrichtung und Verfahren zur Regelung der Kälteleistung derselben.
NO962141A NO305726B1 (no) 1993-11-29 1996-05-24 FremgangsmÕte for Õ styre ytelsen i en kj°ler av adsorpsjonstypen og kj°ler for utf°relse av fremgangsmÕten
US08/876,810 US6041617A (en) 1993-11-29 1997-06-17 Adsorption type cooling apparatus, method of controlling cold output of same, and fin type adsorbent heat exchanger for use in same

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121711A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Denso Corp 吸着熱交換器
JP2017150801A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 株式会社豊田中央研究所 熱交換器及び蓄熱システム
US10415891B2 (en) 2016-02-22 2019-09-17 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho Heat exchanger and heat storage system

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