JPH07293880A - ガスボンベ - Google Patents

ガスボンベ

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JPH07293880A
JPH07293880A JP11349894A JP11349894A JPH07293880A JP H07293880 A JPH07293880 A JP H07293880A JP 11349894 A JP11349894 A JP 11349894A JP 11349894 A JP11349894 A JP 11349894A JP H07293880 A JPH07293880 A JP H07293880A
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JP
Japan
Prior art keywords
stem
guide
fuel gas
gas cylinder
elastically
Prior art date
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Pending
Application number
JP11349894A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yotsuya
力 四家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI KAKEN KK
Original Assignee
FUJI KAKEN KK
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Publication date
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Lighters Containing Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、ボンベの開閉弁の構造を簡単に
して、部品点数を減少させると共に、燃料ガスの可能放
出レベルを低くして、残存する燃料ガスの量を減少せし
めるようにせんとするものである。 【構成】 燃料ガスを加圧下に収納し得る耐圧性の容器
(10)の口部を蓋板(11)で閉塞し、該蓋板(11)にステムガ
イド(13)を固着し、ステムガイド(13)から先端が延び出
すステム(14)をステムガイド(13)内に抜け出しを阻止し
且軸方向の移動を自在にして配置し、ステム(14)と前記
蓋板(11)との間に弾性体(22)を配設し、該弾性体(22)は
ステム(14)に穿孔した横孔(19)を閉止し得るガスケット
部(23)とステム(14)の軸方向の移動により少なくとも該
ステム(14)のストローク長と等しい量だけ弾性変形し且
ステム(14)を軸方向外方へ付勢し得る弾性変形部(24)と
を一体を備えていることを特徴とするガスボンベ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスボンベ、特に喫
煙用ライターに燃料ガスを補給するに適した小型のガス
ボンベに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公知の喫煙用ライターに燃料ガス
を補給するための小型のガスボンベは、図4に示すよう
に、燃料ガスを液化状態で貯蔵し得る耐圧性の円筒状の
容器(1)からなり、容器(1)の口部にステム(2)を備え
た開閉弁(3)を取り付け、ステム(2)を喫煙用ライター
の注入弁に連結して押し込むとき、開閉弁(3)が開弁さ
れて容器(1)内の燃料ガスがステムを通ってライターの
燃料タンクに注入されるようになっている。ステム(2)
は常時スプリング(4)で外方へ向って付勢されており、
この状態においてガスケット(5)がステム(2)の横孔
(6)を封止して閉弁した状態にある。喫煙用タイターと
の連係により、ステム(2)がスプリング(4)の弾発力に
抗して押し込まれるとき、横孔(6)がガスケット(5)か
ら離れて解放されるため、容器(1)内から燃料ガスがス
テム(2)の縦孔(7)を通って噴出する。
【0003】このような従来公知のガスボンベにあって
は、ステム(2)の横孔(6)はガスケット(5)により開閉
し、ステム(2)の閉弁方向への付勢とはスプリング(4)
により行っており、ガスケットとスプリングの2部品を
必須不可欠としている。かかる構造は必然的に開閉弁の
構造を複雑にし、部品点数の増加をもたらし、組立を困
難にし、製造コストを上昇させる要因であった。又、ス
プリングを保持するための筒部(8)を必要とし、この筒
部が容器(1)内に突出して来る。容器内に突出した筒部
は燃料ガスの放出レベルを高くしてしまい、残存する燃
料ガス量を多くしてしまう欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ボンベの
開閉弁の構造を簡単にして、部品点数を減少させると共
に、燃料ガスの可能放出レベルを低くして、残存する燃
料ガスの量を減少せしめるようにせんとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明が採った手段は、燃料ガスを加圧下に収納
し得る耐圧性の容器(10)の口部を蓋板(11)で閉塞し、該
蓋板(11)にステムガイド(13)を固着し、ステムガイド(1
3)から先端が延び出すステム(14)をステムガイド(13)内
に抜け出しを阻止し且軸方向の移動を自在にして配置
し、ステム(14)と前記蓋板(11)との間に弾性体(22)を配
設し、該弾性体(22)はステム(14)に穿孔した横孔(19)を
閉止し得るガスケット部(23)とステム(14)の軸方向の移
動により少なくとも該ステム(14)のストローク長と等し
い量だけ弾性変形し且ステム(14)を軸方向外方へ付勢し
得る弾性変形部(24)とを一体を備えていることを特徴と
する。
【0006】
【作用】ステムを閉弁方向へ付勢する弾性変形部をガス
ケット部と一体にした弾性体をステムと蓋板との間に配
置し、ステムの軸方向の移動を弾性変形部の弾性変形と
蓄積される復元力により行う。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、ステムを軸方向に付
勢する付勢手段をガスケット部と一体の弾性変形部で行
うようにしてあるので、開閉弁の構造が簡単となり、部
品点数の減少や組み立ての容易さを得ることが出来る。
又、従来のスプリングが不用となり、スプリング取り付
けのための筒状部を蓋板の内面から内方へ突出させる必
要がなく、蓋板の内面を平坦な面に形成することが出来
るため、容器内への燃料ガスの残存量を小さくすること
が出来る。
【0008】
【実施例】以下に図面を参照しつつ、この発明の好まし
い実施例を詳細に説明する。図において、(10)はガスボ
ンベの容器であり、金属、樹脂等で耐圧性に形成され
る。容器(1)の上面は解放され、蓋板(11)が接合されて
密封される。蓋板(11)の内面(12)は平坦な面に形成さ
れ、該内面(12)より内方への突出構造はない。蓋板(11)
の外面には円筒状のステムガイド(13)が、密封状態で接
合される。ステムガイド(13)内には、ステム(14)が外方
への抜け出しを阻止されつつ軸方向に移動自在に配置さ
れる。ステム(14)の外端はステムガイド(13)から外方へ
延び出しており、喫煙用ライターの注入弁と連結自在で
ある。ステム(14)の内端は、前記蓋板(11)の中央の案内
孔(15)に挿入され、図3に示すように案内孔(15)の内周
面に等間隔で4個所突設した案内突条(16)により案内さ
れる。案内孔(15)の内端は、その中央に穿孔された中央
孔(17)を介して容器(10)内に連通されている。
【0009】ステム(14)には従来と同様に軸方向中心を
延びる縦孔(18)と該縦孔(18)の内端に位置する横孔(19)
とを有し、開弁時に容器(10)内の燃料ガスをステム(14)
から噴出可能である。ステム(14)の略中央外周にはリン
グ状のフランジ部(20)が形成され、該フランジ部(20)と
ステムガイド(13)の先端内壁(21)との当接によりステム
(14)の抜け出しが阻止されている。
【0010】(22)は、ステム(14)のフランジ部(20)と蓋
板(11)の外面との間に配置された弾性体であって、一部
は閉弁態勢時においてステム(14)の横孔(19)の開口部に
密着してそこを密封するガスケット部(23)を構成し、他
の一部はステム(14)を外方へ向って付勢する弾性変形部
(24)を構成している。弾性体(22)はガスケット部(23)と
弾性変形部(24)が一体となった部材であって、ゴム、合
成樹脂等の軟弾性材料で形成される。ガスケット部(23)
は横孔(19)の開口面に接続自在であり、ステム(14)の軸
方向の移動に対応して該横孔(19)を開閉することが出来
る。弾性変形部(24)はステム(14)を常時外方へ向って弾
力的に付勢しており、ステム(14)が軸方向内方へ押し込
まれるとき、弾性変形して復元力が蓄えられ、押込力が
解除されたとき、ステム(14)を蓄積された復元力で弾力
的に軸方向外方へ戻すことが出来る。
【0011】図示の実施例において弾性体(22)は円筒形
状を成し、弾性変形部(24)は所定の長さを有する円筒体
であって、図2に示すように、ステム(14)が内方へ移動
したとき、弾性変形部(24)が弓形に撓んで、復元力を蓄
積する構造となっている。しかしながら、弾性体(22)の
構造は、かかる図示の構造に限られるものではない。弾
性体(22)は円筒形状でなくとも良く、円筒体を2つ割り
にした形状や横孔を閉止し得るブロック状のガスケット
部をリングで連結し、この上部に板状若しくは棒状の弾
性変形部(24)を延出した形状、或はかかる板状、棒状の
弾性変形部(24)の上端を更にガスケット部を連結するリ
ングと同様のリングで連結した形状としても良い。更に
弾性変形部(24)は図示のように弓形に撓むことなく、ス
テム(14)の移動ストローク長だけ圧縮変形し得るような
ものであっても良い。ステム(14)の軸方向の移動ストロ
ークは通常1ミリメートル前後であるから、弾性変形部
(24)の弾性変形量は2ミリメートル程度であれば充分に
ステム(14)の軸方向の移動を許容すると共に、ステム(1
4)を弾力的に閉弁位置に復帰させることができる。
【0012】図1の閉弁態勢において、ステム(14)は最
外方に付勢されており、フランジ(20)が内壁(21)に当接
していると共に、ガスケット部(23)が横孔(19)の開口端
に密着して横孔(19)を閉止している。更にガスケット部
(23)の底面は蓋板(11)の外端面に密着してシールしてい
る。この結果、容器(10)内の燃料ガスは容器(10)に密封
されており、外部へ流出することはない。
【0013】喫煙用ライターのタンクに燃料ガスを注入
するには、通常ガスボンベを倒立させて、ステム(14)の
先端を注入弁に連結し、ボンベを押下させる。ボンベの
押下と相反的にステム(14)が容器(10)に向って押し込ま
れるため、図2に示すような開弁態勢となる。図2の開
弁態勢において、横孔(19)はガスケット部(23)から離れ
て内方へ移動し、解放される。横孔(19)の解放により、
容器(10)内の燃料ガスはその内圧で、中央孔(17)、案内
孔(15)を通って横孔(19)に達し、縦孔(18)を通って噴出
し注入弁を介してライターのタンクに注入される。ステ
ム(14)の内方への移動と共に、弾性変形部(24)が弾性変
形し、ステム(14)の移動を許容すると共に、復元力が蓄
積される。注入完了後、ガスボンベとライターとの連係
を解除すると、ステム(14)は弾性変形部(24)の蓄積され
た復元力で外方へ付勢されて図1の閉弁態勢に復帰し、
閉弁される。
【0014】注入時の状態において、蓋板(11)の内面か
ら容器(10)内に突出する構造がない為、収納された燃料
ガスは蓋板(11)の内面レベルまで吐出され、残存する燃
料ガス量はほとんどなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の縦断面図
【図2】開弁態勢を示す要部の拡大縦断面図
【図3】図2A−A’横断面図
【図4】従来のガスボンベの一部の拡大縦断面図
【符号の説明】
(10) 容器 (11) 蓋板 (12) 内面 (13) ステムガイド (14) ステム (15) 案内孔 (16) 案内突条 (17) 中央孔 (18) 縦孔 (19) 横孔 (20) フランジ部 (21) 内壁 (22) 弾性体 (23) ガスケット部 (24) 弾性変形部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスを加圧下に収納し得る耐圧性の
    容器(10)の口部を蓋板(11)で閉塞し、該蓋板(11)にステ
    ムガイド(13)を固着し、ステムガイド(13)から先端が延
    び出すステム(14)をステムガイド(13)内に抜け出しを阻
    止し且軸方向の移動を自在にして配置し、ステム(14)と
    前記蓋板(11)との間に弾性体(22)を配設し、該弾性体(2
    2)はステム(14)に穿孔した横孔(19)を閉止し得るガスケ
    ット部(23)とステム(14)の軸方向の移動により少なくと
    も該ステム(14)のストローク長と等しい量だけ弾性変形
    し且ステム(14)を軸方向外方へ付勢し得る弾性変形部(2
    4)とを一体を備えていることを特徴とするガスボンベ。
  2. 【請求項2】 弾性変形部が弾力的に撓んで変形するよ
    うなものであることを特徴とする請求項(1)記載のガス
    ボンベ。
  3. 【請求項3】 弾性変形部が弾力的に圧縮して変形する
    ようなものであることを特徴とする請求項(1)記載のガ
    スボンベ。
JP11349894A 1994-04-28 1994-04-28 ガスボンベ Pending JPH07293880A (ja)

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JP11349894A JPH07293880A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 ガスボンベ

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JP (1) JPH07293880A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007314250A (ja) * 2007-06-29 2007-12-06 Koike Kagaku Kk ガス抜き構造付きエアゾール容器用キャップ
WO2021102783A1 (zh) * 2019-11-28 2021-06-03 赣州市卫诚火机制造有限公司 密封效果好的点火器气瓶

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