JPH07293854A - 可燃物の固形化方法 - Google Patents
可燃物の固形化方法Info
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- JPH07293854A JPH07293854A JP6080298A JP8029894A JPH07293854A JP H07293854 A JPH07293854 A JP H07293854A JP 6080298 A JP6080298 A JP 6080298A JP 8029894 A JP8029894 A JP 8029894A JP H07293854 A JPH07293854 A JP H07293854A
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- Japan
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- waste
- portland cement
- combustible
- mixture
- sodium aluminate
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
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- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
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- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ごみ等の可燃物を常圧、低圧で固形化し、運
転費と設備費を低減する。 【構成】 可燃物(ごみ1)に、アルミン酸ナトリウム
2〜10%とポルトランドセメント90〜98%よりな
る混合物5又はアルミン酸ナトリウム2〜10%と速乾
性セメント50%以下とポルトランドセメント残部より
なる混合物5を重量比で2〜10%混合し、これを常
温、圧力範囲50〜100kg/cm2 の条件下で成型工程
6で加圧して固形化を行う。
転費と設備費を低減する。 【構成】 可燃物(ごみ1)に、アルミン酸ナトリウム
2〜10%とポルトランドセメント90〜98%よりな
る混合物5又はアルミン酸ナトリウム2〜10%と速乾
性セメント50%以下とポルトランドセメント残部より
なる混合物5を重量比で2〜10%混合し、これを常
温、圧力範囲50〜100kg/cm2 の条件下で成型工程
6で加圧して固形化を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ごみ、産業廃棄物
等の可燃物を発電等の産業用のエネルギー源として利用
するための固形化方法に関する。
等の可燃物を発電等の産業用のエネルギー源として利用
するための固形化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】都市廃棄物(ごみ)は、年間排出物50
00万トンのうち74%が焼却されているが、エネルギ
ー源としては潜在能力として270万kw、236億kwh
の発電能力があるにもかかわらず産業用に利用されてい
るケースは限られ、32万kw程度(年間22億kwh )利
用されているにすぎず、廃棄物処理工場外で利用されて
いる電力については僅か6億kwh に過ぎず、大部分は未
利用である。
00万トンのうち74%が焼却されているが、エネルギ
ー源としては潜在能力として270万kw、236億kwh
の発電能力があるにもかかわらず産業用に利用されてい
るケースは限られ、32万kw程度(年間22億kwh )利
用されているにすぎず、廃棄物処理工場外で利用されて
いる電力については僅か6億kwh に過ぎず、大部分は未
利用である。
【0003】ごみを産業用のエネルギー源として有効利
用するためには、大量の取扱いが容易で、負荷の変動に
適合させるための貯蔵を可能にするとともに環境、保安
上の問題を考慮し安定した利用し易い形態に変換するこ
とが必要である。廃棄物を利用し易い形態に変換するた
めに、固形化してごみ固形化燃料(以下RDF:Refuse
Derived Fuelという)とする技術は札幌、奈良、外国
等でいくつか例がある。
用するためには、大量の取扱いが容易で、負荷の変動に
適合させるための貯蔵を可能にするとともに環境、保安
上の問題を考慮し安定した利用し易い形態に変換するこ
とが必要である。廃棄物を利用し易い形態に変換するた
めに、固形化してごみ固形化燃料(以下RDF:Refuse
Derived Fuelという)とする技術は札幌、奈良、外国
等でいくつか例がある。
【0004】従来の方法の1例として生石灰熱処理方式
を取り上げ、このプロセスフローを図2に示す。この従
来の方法では、まずごみ1を破砕工程2で適度な大きさ
に破砕し、次に分別工程3で金属、ガラス等12の不燃
物を除去し、混合工程4で添加物5(CaO)を混合
し、成型工程14で圧力150〜920kg/cm2 で加圧
成型する。その後、ロータリドライヤ等を用いた熱処理
工程15で200〜250℃でA重油16の燃焼による
熱処理固化と加熱乾燥を行う。このようにして熱処理固
化・乾燥されたRDFは、適宜輸送工程7によって発電
所10まで輸送され貯蔵工程8によって貯蔵され、発電
所10において燃焼され、発生したRDF燃焼灰17は
廃棄される。
を取り上げ、このプロセスフローを図2に示す。この従
来の方法では、まずごみ1を破砕工程2で適度な大きさ
に破砕し、次に分別工程3で金属、ガラス等12の不燃
物を除去し、混合工程4で添加物5(CaO)を混合
し、成型工程14で圧力150〜920kg/cm2 で加圧
成型する。その後、ロータリドライヤ等を用いた熱処理
工程15で200〜250℃でA重油16の燃焼による
熱処理固化と加熱乾燥を行う。このようにして熱処理固
化・乾燥されたRDFは、適宜輸送工程7によって発電
所10まで輸送され貯蔵工程8によって貯蔵され、発電
所10において燃焼され、発生したRDF燃焼灰17は
廃棄される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の方法では、
熱処理工程とそれに必要な燃料など運転費、建設費が高
額になるという問題点があった。
熱処理工程とそれに必要な燃料など運転費、建設費が高
額になるという問題点があった。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる可燃物の固形化方法を提供しようとするものであ
る。
できる可燃物の固形化方法を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の可燃物の固化方
法は次の手段を講じた。 (1)可燃物ごみに、アルミン酸ナトリウム2〜10%
とポルトランドセメント90〜98%よりなる混合物を
重量比で2〜10%混合した後、常温、圧力範囲50〜
100kg/cm2 にて加圧し固形化することを特徴とす
る。 (2)また、前記(1)の可燃物の固形化方法におい
て、アルミン酸ナトリウムとポルトランドセメントの混
合物に代えて、アルミン酸ナトリウム2〜10%、速乾
セメント50%以下、残部がポルトランドセメントの混
合物を用いることを特徴とする。
法は次の手段を講じた。 (1)可燃物ごみに、アルミン酸ナトリウム2〜10%
とポルトランドセメント90〜98%よりなる混合物を
重量比で2〜10%混合した後、常温、圧力範囲50〜
100kg/cm2 にて加圧し固形化することを特徴とす
る。 (2)また、前記(1)の可燃物の固形化方法におい
て、アルミン酸ナトリウムとポルトランドセメントの混
合物に代えて、アルミン酸ナトリウム2〜10%、速乾
セメント50%以下、残部がポルトランドセメントの混
合物を用いることを特徴とする。
【0008】
【作用】前記本発明(1)においては、ポルトランドセ
メントに混合されたアルミン酸ナトリウムは早期に強度
を発現するAl2 O3 の反応を促進する働きがあり、ポ
ルトランドセメントの固化時間を短時間(例えば1〜5
分のオーダ)に短縮する。このように、本発明では、A
l2 O3 の反応を促進してセメントの固化時間が短縮さ
れるので、常温で、しかも圧力が低い50〜100kg/
cm2 の範囲で可燃物にアルミン酸ナトリウム2〜10%
とポルトランドセメント90〜98%よりなる混合物を
混合した混合物が固形化される。また、前記のように、
常温での固形化を行っているために、図2に示す従来の
方法におけるように、温度の高い熱処理工程を必要とせ
ず、運転費と建設費を軽減することが可能である。
メントに混合されたアルミン酸ナトリウムは早期に強度
を発現するAl2 O3 の反応を促進する働きがあり、ポ
ルトランドセメントの固化時間を短時間(例えば1〜5
分のオーダ)に短縮する。このように、本発明では、A
l2 O3 の反応を促進してセメントの固化時間が短縮さ
れるので、常温で、しかも圧力が低い50〜100kg/
cm2 の範囲で可燃物にアルミン酸ナトリウム2〜10%
とポルトランドセメント90〜98%よりなる混合物を
混合した混合物が固形化される。また、前記のように、
常温での固形化を行っているために、図2に示す従来の
方法におけるように、温度の高い熱処理工程を必要とせ
ず、運転費と建設費を軽減することが可能である。
【0009】また、前記アルミン酸ナトリウムとポルト
ランドセメントの混合物の可燃物に対する混合比率は、
可燃物の重量に対して添加物を2%以上混合すれば良好
な固体物が生成できるが、あまりこの混合比率を上げる
と灰分が多くなり燃料としての特性が低下する。従っ
て、前記本発明(1)においては、この混合比率を重量
比で2〜10%の範囲とした。
ランドセメントの混合物の可燃物に対する混合比率は、
可燃物の重量に対して添加物を2%以上混合すれば良好
な固体物が生成できるが、あまりこの混合比率を上げる
と灰分が多くなり燃料としての特性が低下する。従っ
て、前記本発明(1)においては、この混合比率を重量
比で2〜10%の範囲とした。
【0010】また、アルミン酸ナトリウムとポルトラン
ドセメントとの混合物中のアルミン酸ナトリウムについ
ては、2%未満では短時間での固化が不可能であり、ま
たその混合比率を高くすると固化物の強度が低下するの
で、ポルトランドセメントに対して2〜10%の混合割
合とした。
ドセメントとの混合物中のアルミン酸ナトリウムについ
ては、2%未満では短時間での固化が不可能であり、ま
たその混合比率を高くすると固化物の強度が低下するの
で、ポルトランドセメントに対して2〜10%の混合割
合とした。
【0011】更に、前記の可燃物とアルミン酸ナトリウ
ムとポルトランドセメントの混合物は、常温において5
0kg/cm2 以上の圧力があれば固形化が可能であるが、
圧力があまり高いとエネルギーのロスとなるので圧力範
囲を50〜100kg/cm2 とした。
ムとポルトランドセメントの混合物は、常温において5
0kg/cm2 以上の圧力があれば固形化が可能であるが、
圧力があまり高いとエネルギーのロスとなるので圧力範
囲を50〜100kg/cm2 とした。
【0012】前記本発明(2)においては、前記(1)
の発明のアルミン酸ナトリウムとポルトランドセメント
との混合物に代えて、アルミン酸ナトリウム2〜10
%、速乾セメント50%以下、残部ポルトランドセメン
トの混合物を用いている。本発明(2)では、早期に強
度が発現するAl2 O3 の成分を速乾セメントを加える
ことによって増量させており、更に短時間で固形化反応
時間が短縮される。
の発明のアルミン酸ナトリウムとポルトランドセメント
との混合物に代えて、アルミン酸ナトリウム2〜10
%、速乾セメント50%以下、残部ポルトランドセメン
トの混合物を用いている。本発明(2)では、早期に強
度が発現するAl2 O3 の成分を速乾セメントを加える
ことによって増量させており、更に短時間で固形化反応
時間が短縮される。
【0013】なお、前記のように、速乾セメントを用い
ることによって固形化時間が短縮されるが、速乾セメン
トはポルトランドセメントに比して価格が高い(約10
倍)のためにその混合比率を重量比で50%以下とし
た。
ることによって固形化時間が短縮されるが、速乾セメン
トはポルトランドセメントに比して価格が高い(約10
倍)のためにその混合比率を重量比で50%以下とし
た。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を、図1によって説明す
る。ごみ1を破砕工程2で適度な大きさに破砕し、次に
分別工程3でごみ中の金属、ガラス等12を除去し、混
合工程4で前工程で不燃物を除去されたごみに添加物5
(本実施例では、重量比でアルミン酸ナトリウム2〜1
0%とポルトランドセメント90〜98%よりなる混合
物を添加物として使用)を混合し、成型工程6で常温、
圧力範囲50〜100kg/cm2 の条件下で加圧し、短時
間で成型する。その後、輸送工程7で固形化したごみ燃
料を発電所10まで輸送し、貯蔵工程8で使用時まで貯
蔵する。貯蔵された固形化されたごみ燃料を乾燥工程9
で使用前に発電所の排ガス11で乾燥し水分を除去した
上燃焼する。アルミン酸ナトリウムとポルトランドセメ
ントを含む灰は、ごみの固形化用の添加物5として混合
工程4にリサイクルして再利用される。なお、この場
合、添加物5の組成の変化を防止するために、灰のリサ
イクル量の1/10〜1/100程度の新しい添加物1
3を投入し、それに相当する分の灰13′をリサイクル
する分から抜き出すようにする。
る。ごみ1を破砕工程2で適度な大きさに破砕し、次に
分別工程3でごみ中の金属、ガラス等12を除去し、混
合工程4で前工程で不燃物を除去されたごみに添加物5
(本実施例では、重量比でアルミン酸ナトリウム2〜1
0%とポルトランドセメント90〜98%よりなる混合
物を添加物として使用)を混合し、成型工程6で常温、
圧力範囲50〜100kg/cm2 の条件下で加圧し、短時
間で成型する。その後、輸送工程7で固形化したごみ燃
料を発電所10まで輸送し、貯蔵工程8で使用時まで貯
蔵する。貯蔵された固形化されたごみ燃料を乾燥工程9
で使用前に発電所の排ガス11で乾燥し水分を除去した
上燃焼する。アルミン酸ナトリウムとポルトランドセメ
ントを含む灰は、ごみの固形化用の添加物5として混合
工程4にリサイクルして再利用される。なお、この場
合、添加物5の組成の変化を防止するために、灰のリサ
イクル量の1/10〜1/100程度の新しい添加物1
3を投入し、それに相当する分の灰13′をリサイクル
する分から抜き出すようにする。
【0015】本実施例では、前記のようなアルミン酸ナ
トリウムとポルトランドセメントを混合した添加物5を
混合工程4で破砕されたごみ1に混合しているので、
「作用」欄で詳述したように、成型工程6において常温
で、かつ、圧力範囲50〜100kg/cm2 の低い圧力で
短時間で固形化が行われてごみ燃料の成型物を得ること
ができる。また、使用前における乾燥工程9での乾燥
は、単に含まれる水分を除去するに止まるものであるた
めに、煙突内の煙道を改良して煙道内に設けられたかご
内において発電所10の排ガスを利用して乾燥工程9を
行うようにしており、重油等の乾燥用の燃料を必要とし
ない。
トリウムとポルトランドセメントを混合した添加物5を
混合工程4で破砕されたごみ1に混合しているので、
「作用」欄で詳述したように、成型工程6において常温
で、かつ、圧力範囲50〜100kg/cm2 の低い圧力で
短時間で固形化が行われてごみ燃料の成型物を得ること
ができる。また、使用前における乾燥工程9での乾燥
は、単に含まれる水分を除去するに止まるものであるた
めに、煙突内の煙道を改良して煙道内に設けられたかご
内において発電所10の排ガスを利用して乾燥工程9を
行うようにしており、重油等の乾燥用の燃料を必要とし
ない。
【0016】なお、本実施例において、前記のアルミン
酸ナトリウムとポルトランドセメントの混合物に代え
て、重量比でアルミン酸ナトリウム2〜10%、速乾性
セメント50%以下(好ましくは30〜50%)及び残
部ポルトランドセメントよりなる混合物を用いるように
してもよい。
酸ナトリウムとポルトランドセメントの混合物に代え
て、重量比でアルミン酸ナトリウム2〜10%、速乾性
セメント50%以下(好ましくは30〜50%)及び残
部ポルトランドセメントよりなる混合物を用いるように
してもよい。
【0017】本発明の作用・効果を確認するために行っ
た実験について以下説明する。 (1)表1に示す模擬ごみにアルミン酸ナトリウムと速
乾性セメント及びアルミン酸ナトリウムの混合物を所定
量混合する(アルミン酸ナトリウム、速乾性セメント、
アルミン酸ナトリウムの混合比と模擬ごみに対する添加
物の添加割合は表2参照)。 (2)次に前記(1)で得られた試料を20φの円柱状
の孔の開いた成形機に入れ常温、所定の圧力(50〜1
00kg/cm2 )、所定時間(表2参照)で固化した。 (3)固化程度の判定は、振盪器(振盪速度200rpm
、振盪時間8時間)で振盪させて、崩れ具合を目視に
よって判定した。その結果を表2に示す。
た実験について以下説明する。 (1)表1に示す模擬ごみにアルミン酸ナトリウムと速
乾性セメント及びアルミン酸ナトリウムの混合物を所定
量混合する(アルミン酸ナトリウム、速乾性セメント、
アルミン酸ナトリウムの混合比と模擬ごみに対する添加
物の添加割合は表2参照)。 (2)次に前記(1)で得られた試料を20φの円柱状
の孔の開いた成形機に入れ常温、所定の圧力(50〜1
00kg/cm2 )、所定時間(表2参照)で固化した。 (3)固化程度の判定は、振盪器(振盪速度200rpm
、振盪時間8時間)で振盪させて、崩れ具合を目視に
よって判定した。その結果を表2に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】表2に示す通り、本発明においては、良好
な固化体を得ることができることが確認された。
な固化体を得ることができることが確認された。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、常温
で、かつ、低い圧力範囲によって可燃物を固形化するこ
とができ、従って、加熱を行う熱処理工程を必要とせ
ず、運転費と建設費を低廉にしてごみ等の可燃物の固形
化を行うことができる。
で、かつ、低い圧力範囲によって可燃物を固形化するこ
とができ、従って、加熱を行う熱処理工程を必要とせ
ず、運転費と建設費を低廉にしてごみ等の可燃物の固形
化を行うことができる。
【図1】本発明の一実施例のプロセスフロー図である。
【図2】従来の可燃物の固形化方法の一例のプロセスフ
ロー図である。
ロー図である。
1 ごみ 2 破砕工程 3 分別工程 4 混合工程 5 添加物 6 成型工程 7 輸送工程 8 貯蔵工程 9 乾燥工程 10 発電所 11 排ガス 12 金属・ガラス等 13 投入する添加物 13′ 抜き出す灰 14 成型工程 15 熱処理工程 16 A重油 17 RDF燃焼灰
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽田 壽夫 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 田地 正憲 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三 菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 中安 巌 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目8番25号 高菱エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 久保田 正敏 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目8番25号 高菱エンジニアリング株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 可燃物ごみに、アルミン酸ナトリウム2
〜10%とポルトランドセメント90〜98%よりなる
混合物を重量比で2〜10%混合した後、常温、圧力範
囲50〜100kg/cm2 にて加圧し固形化することを特
徴とする可燃物の固形化方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の可燃物の固形化方法に
おいて、アルミン酸ナトリウムとポルトランドセメント
の混合物に代えて、アルミン酸ナトリウム2〜10%、
速乾セメント50%以下、残部がポルトランドセメント
の混合物を用いることを特徴とする可燃物の固形化方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6080298A JPH07293854A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 可燃物の固形化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6080298A JPH07293854A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 可燃物の固形化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293854A true JPH07293854A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13714374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6080298A Withdrawn JPH07293854A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 可燃物の固形化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07293854A (ja) |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP6080298A patent/JPH07293854A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |