JPH07293831A - フィ−ダ加熱用バ−ナ装置 - Google Patents
フィ−ダ加熱用バ−ナ装置Info
- Publication number
- JPH07293831A JPH07293831A JP6081793A JP8179394A JPH07293831A JP H07293831 A JPH07293831 A JP H07293831A JP 6081793 A JP6081793 A JP 6081793A JP 8179394 A JP8179394 A JP 8179394A JP H07293831 A JPH07293831 A JP H07293831A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- feeder
- burner
- constituted
- flow regulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 金型溶湯フィーダ加熱用バーナに関し形成、
加工を容易にし、かつ金型の変形を防止し、フィーダの
温度分布を向上せしめ寿命を長くするものを提供する。 【構成】 円筒状バーナ1の内側部材2を、内面に縦型
V字型溝3を形成して円筒状に構成したメタルファイバ
ーマットで構成すると共に円筒状バーナ1の外側部材4
は金属製板で構成し、前記内側部材2と外部部材面4の
上下には、セラミックスファイバーから成るケーシング
部材5を介在させて円筒状整流室6を構成し、その整流
室には予混合気導入管を接続したことを特徴とするもの
である。予混合気導入管7から円筒状整流室6に予混合
気が導入されると、円筒状整流室6から予混合気が流出
して内側部材2の表面で火災が形成される。この火災は
整流室が円筒状に構成されているので、円筒状且つ膜状
に形成され、バーナ内に位置するフィーダを均一に加熱
する。
加工を容易にし、かつ金型の変形を防止し、フィーダの
温度分布を向上せしめ寿命を長くするものを提供する。 【構成】 円筒状バーナ1の内側部材2を、内面に縦型
V字型溝3を形成して円筒状に構成したメタルファイバ
ーマットで構成すると共に円筒状バーナ1の外側部材4
は金属製板で構成し、前記内側部材2と外部部材面4の
上下には、セラミックスファイバーから成るケーシング
部材5を介在させて円筒状整流室6を構成し、その整流
室には予混合気導入管を接続したことを特徴とするもの
である。予混合気導入管7から円筒状整流室6に予混合
気が導入されると、円筒状整流室6から予混合気が流出
して内側部材2の表面で火災が形成される。この火災は
整流室が円筒状に構成されているので、円筒状且つ膜状
に形成され、バーナ内に位置するフィーダを均一に加熱
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミ溶解保持炉から
金型へ溶湯を通すフィーダの加熱用バーナに関するもの
である。
金型へ溶湯を通すフィーダの加熱用バーナに関するもの
である。
【0002】
【従来技術】アルミ溶解保持炉から金型へ溶湯を通すフ
ィーダが冷たいとアルミ溶湯を通した時、溶湯が固まっ
たり、金型の末端まで溶湯が達しないことがある。この
問題を防ぐために、従来はリングバーナやカップバーナ
を円形に配置してフィーダを加熱するか、又はシュバン
クバーナを円形に並べてフィーダを加熱していた。
ィーダが冷たいとアルミ溶湯を通した時、溶湯が固まっ
たり、金型の末端まで溶湯が達しないことがある。この
問題を防ぐために、従来はリングバーナやカップバーナ
を円形に配置してフィーダを加熱するか、又はシュバン
クバーナを円形に並べてフィーダを加熱していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記リングバーナやカ
ップバーナによる加熱は、局部過熱が生じ、即ち、フィ
ーダに400℃以上の温度差のむらが生じ、均一加熱が
できず、部分的に酸化したり、熱膨張が生じる等の悪影
響を露呈している。更に、フィーダの上部に位置する金
型の温度が上昇し、溶湯の固まりが悪く、昇温に時間が
かかる等の課題がある。このような局部過熱を防止する
ために、多数のシュバンクバーナを円形に並べる方法が
あるが、多数のシュバンクバーナを円形に並べて夫々燃
焼させることは繁雑であり、種々の面で実際的でない。
ップバーナによる加熱は、局部過熱が生じ、即ち、フィ
ーダに400℃以上の温度差のむらが生じ、均一加熱が
できず、部分的に酸化したり、熱膨張が生じる等の悪影
響を露呈している。更に、フィーダの上部に位置する金
型の温度が上昇し、溶湯の固まりが悪く、昇温に時間が
かかる等の課題がある。このような局部過熱を防止する
ために、多数のシュバンクバーナを円形に並べる方法が
あるが、多数のシュバンクバーナを円形に並べて夫々燃
焼させることは繁雑であり、種々の面で実際的でない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、円筒状バーナの内側部材を、内面に縦型
V字溝を形成して円筒状に構成したメタルファイバーマ
ットで構成すると共に円筒状のバーナの外側部材は金属
製板で構成し、前記内側部材と外側部材間の上下には、
セラミックスファイバーから成るケーシング部材を介在
させて円筒状整流室を構成し、その整流室には予混合気
導入管を接続した装置を提供するものである。
決するために、円筒状バーナの内側部材を、内面に縦型
V字溝を形成して円筒状に構成したメタルファイバーマ
ットで構成すると共に円筒状のバーナの外側部材は金属
製板で構成し、前記内側部材と外側部材間の上下には、
セラミックスファイバーから成るケーシング部材を介在
させて円筒状整流室を構成し、その整流室には予混合気
導入管を接続した装置を提供するものである。
【0005】
【作用】予混合気導入管から円筒状整流室に予混合気が
導入されると、円筒状整流室から予混合気が流出して内
側部材の表面で火炎が形成される。この火炎は整流室が
円筒状に構成されているので、円筒状且つ膜状に形成さ
れ、バーナ内に位置するフィーダを均一に加熱する。
導入されると、円筒状整流室から予混合気が流出して内
側部材の表面で火炎が形成される。この火炎は整流室が
円筒状に構成されているので、円筒状且つ膜状に形成さ
れ、バーナ内に位置するフィーダを均一に加熱する。
【0006】
【実施例】符号1は円筒状バーナであって、この円筒状
バーナ1の内側部材2を、内面に縦型V字型溝3を形成
して円筒状に構成したメタルファイバーマットで構成す
る。また、前記円筒状バーナ1の外側部材4を金属製板
で構成し、前記内側部材2と外側部材4面の上下には、
セラミックスファイバーから成るケーシング部材5を介
在させて円筒状整流室6を構成し、その整流室6には予
混合気導入管7を接続する。符号8は円筒状バーナ1内
に位置させたフィーダである。符号9は固定ボルトであ
る。
バーナ1の内側部材2を、内面に縦型V字型溝3を形成
して円筒状に構成したメタルファイバーマットで構成す
る。また、前記円筒状バーナ1の外側部材4を金属製板
で構成し、前記内側部材2と外側部材4面の上下には、
セラミックスファイバーから成るケーシング部材5を介
在させて円筒状整流室6を構成し、その整流室6には予
混合気導入管7を接続する。符号8は円筒状バーナ1内
に位置させたフィーダである。符号9は固定ボルトであ
る。
【0007】予混合気導入管7から円筒状整流室6に予
混合気が導入されると、円筒状整流室6から予混合気が
流出して内側部材2の表面で、図示の通り、火炎10が
形成される。この際、円筒状整流室6が円筒状に構成さ
れ、且つその内側がメタルファイバーで構成されている
ので、形成される火炎10、円筒状且つ膜状であり、従
って円筒状バーナ1内に位置するフィーダ8を均一に加
熱する。
混合気が導入されると、円筒状整流室6から予混合気が
流出して内側部材2の表面で、図示の通り、火炎10が
形成される。この際、円筒状整流室6が円筒状に構成さ
れ、且つその内側がメタルファイバーで構成されている
ので、形成される火炎10、円筒状且つ膜状であり、従
って円筒状バーナ1内に位置するフィーダ8を均一に加
熱する。
【0008】
【発明の効果】本発明は、以上の通りであるので、次の
効果がある。内側部材に形成したV型溝により曲げ加
工が容易となる。内側部材は曲げ加工した時に表面に
しわがよらなくなる。ケーシング部材により、熱が外
部に伝わるのを阻止でき、金型等を加熱せず、また変形
を防止できる。円筒状整流室から流出する混合気によ
って円筒状火炎が膜状にできるので、均一加熱が達成で
き、フィーダの温度分布が格段に向上する。局部過熱
がないため、フィーダの寿命が特別に長くなる。
効果がある。内側部材に形成したV型溝により曲げ加
工が容易となる。内側部材は曲げ加工した時に表面に
しわがよらなくなる。ケーシング部材により、熱が外
部に伝わるのを阻止でき、金型等を加熱せず、また変形
を防止できる。円筒状整流室から流出する混合気によ
って円筒状火炎が膜状にできるので、均一加熱が達成で
き、フィーダの温度分布が格段に向上する。局部過熱
がないため、フィーダの寿命が特別に長くなる。
【図1】一部切火した全体の説明図である。
【図2】内側部材の一部斜視的説明図である。
【図3】使用状態を示す説明図である。
1 円筒状バーナ 2 内側部材 3 V字型溝 4 外側部材 5 ケーシング部材 6 円筒状整流室 7 予混合気導入管 8 フィーダ 9 固定ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状バーナの内側部材を、内面に縦型
V字型溝を形成して円筒状に構成したメタルファイバー
マットで構成すると共に円筒状バーナの外側部材は金属
製板で構成し、前記内側部材と外側部材面の上下には、
セラミックスファイバーから成るケーシング部材を介在
させて円筒状整流室を構成し、その整流室には予混合気
導入管を接続したことを特徴とするフィーダ加熱用バー
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6081793A JPH07293831A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | フィ−ダ加熱用バ−ナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6081793A JPH07293831A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | フィ−ダ加熱用バ−ナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293831A true JPH07293831A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13756375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6081793A Pending JPH07293831A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | フィ−ダ加熱用バ−ナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07293831A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050114398A (ko) * | 2004-06-01 | 2005-12-06 | 아이앤아이스틸 주식회사 | 턴디쉬 침적노즐의 예열장치 |
WO2008119415A1 (de) * | 2007-04-03 | 2008-10-09 | Sms Siemag Ag | Brenneranordnung |
-
1994
- 1994-04-20 JP JP6081793A patent/JPH07293831A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050114398A (ko) * | 2004-06-01 | 2005-12-06 | 아이앤아이스틸 주식회사 | 턴디쉬 침적노즐의 예열장치 |
WO2008119415A1 (de) * | 2007-04-03 | 2008-10-09 | Sms Siemag Ag | Brenneranordnung |
JP2010523926A (ja) * | 2007-04-03 | 2010-07-15 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | バーナー配列 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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