JPH07293726A - 破開式安全弁 - Google Patents

破開式安全弁

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JPH07293726A
JPH07293726A JP8350594A JP8350594A JPH07293726A JP H07293726 A JPH07293726 A JP H07293726A JP 8350594 A JP8350594 A JP 8350594A JP 8350594 A JP8350594 A JP 8350594A JP H07293726 A JPH07293726 A JP H07293726A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体用タンクの破開式安全弁として、ウォー
ターハンマー現象によるラプチャーディスクの不用意な
破開を生じにくいものを提供する。 【構成】 液体用タンク1の上部に設けられた圧開放口
2の開口部を、タンク内圧の異常上昇時に破開するラプ
チャーディスク3にて封止すると共に、ラプチャーディ
スク3の下方の前記圧開放口2内に、多数の透孔4…を
有して下方へ膨出する形状のフッ素系樹脂からバスケッ
ト5を嵌装してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンクコンテナを始め
とする種々の液体用タンクの破裂防止用として、タンク
上部に設けられる破開式安全弁に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】液体用タンク等に設けられる破
開式安全弁は、一般にタンク上部に成形した圧開放口の
開口部をラプチャーディスクにて封止したものであり、
何らかの原因でタンク内圧が異常に上昇した際に、その
圧力によってラプチャーディスクが破開することによ
り、タンク内の圧力を開放筒部より外部へ逃がし、もっ
てタンクの破裂事故を防止するようになっている。しか
して、上記ラプチャーディスクとしては、ニッケル等の
金属薄板の内面側に厚さ0.03mm程度のポリテトラ
フルオロエチレン(以下、PTFEと略称する)膜を設
けたものが汎用されている。
【0003】しかしながら、従来においては、液体用タ
ンク、特にタンクコンテナや車両搭載タンク等の運搬型
液体タンクでは、収容した液の運搬中の揺動に伴うウォ
ーターハンマー現象により、不用意にラプチャーディス
クが破開するという問題が多々発生していた。このよう
にラプチャーディスクがタンク内圧の異常上昇によらず
破開してしまうと、新しいラプチャーディスクとの交換
による費用が嵩むことは勿論のこと、ラプチャーディス
クの破片がタンク内に落ち込んで金属成分等の溶出を生
じると共にタンク内に外気が流入するため、半導体用薬
品等の不純物混入を嫌う液体や、酸化等の変質あるいは
雑菌等による汚染を生じ易い液体の場合、タンク内の液
体全量を廃棄する事態になり、膨大な損失を被ることに
なる。
【0004】また従来の破開式安全弁では、タンク内に
腐食性ガスを発生する液体が収容されている場合、ラプ
チャーディスクの金属がPTFE膜を透過した腐食性ガ
スで腐食し、破開圧が設定圧より大きく低下して本来の
安全弁としての機能を果たせなくなる上、ラプチャーデ
ィスクが腐食に伴う膨潤により破開したり、腐食生成物
がタンク内に落下して金属成分等の溶出を生じる恐れが
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の状況に鑑み、本発
明の第一の目的は、液体用タンクの破開式安全弁とし
て、ウォーターハンマー現象によるラプチャーディスク
の不用意な破開を生じにくいものを提供することにあ
る。また本発明の第二の目的は、同安全弁として、特に
タンク内に腐食性ガスを発生する液体を収容した場合で
も、該腐食性ガスによるラプチャーディスクの腐食を生
じにくいものを提供することにある。
【0006】上記第一の目的を達成するために、請求項
1の発明に係る破開式安全弁は、液体用タンク1の上部
に設けられた圧開放口2の開口部をタンク内圧の異常上
昇時に破開するラプチャーディスク3にて封止すると共
に、このラプチャーディスク3の下方の前記圧開放口2
内に、多数の透孔4…を有して下方へ膨出する形状のフ
ッ素系樹脂からバスケット5を嵌装してなる構成を採用
したものである。
【0007】同じく請求項2の発明は、上記請求項1の
破開式安全弁として、バスケット5の透孔4…の合計開
口面積が圧開放口2の断面積以上である構成を採用した
ものである。
【0008】上記第二の目的を達成するために、請求項
3の発明は、上記請求項1又は2の破開式安全弁とし
て、ラプチャーディスク3とバスケット5との間に、該
ラプチャーディスク3よりも低い圧力負荷で破開するフ
ッ素系樹脂からなるダイヤフラム6を介在してなる構成
を採用したものである。
【0009】同じく請求項4の発明は、上記請求項3の
破開式安全弁として、ダイヤフラム6が中心より半径方
向に延びる複数本の薄肉部7…を有してなる構成を採用
したものである。
【0010】同じく請求項5の発明は、上記請求項3又
は4の破開式安全弁として、ラプチャーディスク3とダ
イヤフラム6との間に液体8が封入されてなる構成を採
用したものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明に係る破開式安全弁では、液体
用タンク1がタンクコンテナや車両搭載タンク等の運搬
型液体タンクである場合に、収容した液が運搬中の揺動
によって圧開放口2内へ入り込んでも、バスケット5と
の干渉によってウォーターハンマーが分散されるため、
ラプチャーディスク3にウォーターハンマーの衝撃が直
接に及ぶことがなく、もってラプチャーディスク3の破
開が防止される。しかして、バスケット5は多数の透孔
4…を有するため、タンク内圧は支障なくラプチャーデ
ィスク3に伝わることになり、本来の安全弁としての機
能は保持される。
【0012】請求項2の発明によれば、バスケット5の
透孔4…の合計開口面積を圧開放口2の断面積以上に設
定するため、該バスケット5の介在による圧損が殆どな
く、タンク内圧がより正確にラプチャーディスク3に伝
わることになる。
【0013】請求項3の構成によれば、特にタンク1内
に腐食性ガスを発生する液体を収容した場合でも、フッ
素系樹脂からなるダイヤフラム6によりラプチャーディ
スク3への腐食性ガスの浸透が効果的に抑制され、もっ
て該腐食性ガスによるラプチャーディスク3の金属腐食
が防止される。しかして、このダイヤフラム6は、その
タンク内の圧力に応じて膜変形するから、この変形によ
ってタンク内圧をラプチャーディスク3に伝えることが
できると共に、ラプチャーディスク3よりも低い圧力負
荷で破開するものであるから、該ラプチャーディスク3
による本来の安全弁としての機能を阻害しない。
【0014】請求項4の構成によれば、前記のダイヤフ
ラム6に中心より半径方向に延びる複数本の薄肉部7…
を設けるため、これら薄肉部7…以外の膜厚を大きくし
て腐食性ガスの浸透防止作用を高めて、且つ薄肉部7…
によりタンク内の圧力に対応する膜変形性と圧力負荷に
よる破開性を確保できる。
【0015】請求項5の構成によれば、ラプチャーディ
スク3とダイヤフラム6との間に、気体のような圧力に
よる体積変化を生じない非圧縮性の液体8が封入されて
いるから、ダイヤフラム6に及ぶタンク内圧が該液体8
を介して圧力ロスなく正確にラプチャーディスク3に伝
わることになり、本来の安全弁としての性能をより厳密
に設定できる。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係る破開式安全弁の一実施例
を示す。図において、1は液体を収容するタンクコンテ
ナであり、その上部の要所には外側に口縁リング9を溶
接固着した短筒状をなす圧開放口2が開設されており、
該タンク1の内周全体と圧開放口2の内周面より開口周
縁部にかけてPTFE等のフッ素系樹脂のライニング1
0が施されている。
【0017】圧開放口2には、その開口周縁部にPTF
E等のフッ素系樹脂製のガスケット11を介して上端の
フランジ部5aを係止したPTFE等のフッ素系樹脂製
のバスケット5が嵌装され、このバスケット5上に、共
に円形であるPTFE等のフッ素系樹脂製のダイヤフラ
ム6とラプチャーディスク3とが、予め両者間に純水8
を封入した状態として、相互の重合した平坦な周縁部6
a,3aをバスケット5のフランジ部5a上に重ねる形
で配置している。しかして、ダイヤフラム6及びラプチ
ャーディスク3は、周縁部6a,3a上に載置した環状
取付板12のボルト挿入孔12a…に取付ボルト13…
を上方から挿入し、これら取付ボルト13…をバスケッ
ト5のフランジ部5aを貫通して口縁リング9のねじ孔
9a…に螺入して締め付けることにより、圧開放口2の
開口部を封止した状態でバスケット5と共に固定されて
いる。なお、14は、圧開放口2の外側を覆う保護カバ
ーである。
【0018】ラプチャーディスク3は、通常の市販品で
あり、ニッケル薄板の内面側に厚さ0.03mm程度の
PTFE膜が形成されており、平坦な周縁部6aを除い
て上方へ膨らむ球面状をなしている。
【0019】ダイヤフラム6は、図2及び図3に示すよ
うに、平坦な円形の膜部6bに、中心から半径方向に延
びて十字形に配置する4本の薄肉部7…が形成されたも
のであり、ラプチャーディスク3よりも低い圧力負荷で
破開する強度に設定されている。なお、膜部6bのベー
ス厚みは1〜3mm程度、薄肉部7の厚みは0.4〜
0.8mm程度であり、周縁部6aは膜部6bの倍以上
の厚みを有している。
【0020】バスケット5は、逆円錐台形であって上方
に開放し、下端部がタンクコンテナ1内に少し突入する
状態に配置しており、その周側面5bには千鳥配列した
多数の透孔4…を有すると共に、下端面5cにも複数個
の同様の透孔4…が設けてある。しかして、これら透孔
4…は、その開口面積の合計が圧開放口2の断面積より
若干大きくなるように設定されている。
【0021】上記構成の破開式安全弁では、タンクコン
テナ1内に収容した液が運搬中の揺動によって圧開放口
2内へ入り込んでも、バスケット5との干渉によってウ
ォーターハンマーが分散され、その衝撃はバスケット5
を設けていない場合に比較して著しく緩和されることに
なり、ダイヤフラム6及びラプチャーディスク3が該ウ
ォーターハンマーの衝撃によって破開することはなく、
本来の安全弁としての機能が維持される。またタンクコ
ンテナ1内に、例えば塩化水素ガスを発生する塩酸やフ
ッ化水素ガスを発生するフッ酸等の腐食性ガスを発生す
る液体を収容した場合でも、ダイヤフラム6によりラプ
チャーディスク3への腐食性ガスの浸透が効果的に抑制
され、もって該腐食性ガスによるラプチャーディスク3
のニッケルの腐食が防止され、この腐食によるラプチャ
ーディスク3の破開圧の低下や腐食物質の落ち込みによ
る収容液体の不純物混入が回避される。
【0022】一方、バスケット5は合計開口面積を圧開
放口2の断面積以上に設定した多数の透孔4…を有する
ため、該バスケット5の介在による圧損を殆ど生じずに
タンク内圧がダイヤフラム6とラプチャーディスク3に
よる封止部分に伝わる。しかして、ダイヤフラム6の膜
部6bはタンク内圧に応じて膜変形すると共に、この膜
変形によってタンク内圧は該ダイヤフラム6とラプチャ
ーディスク3との間に封入された非圧縮性である純水8
を介して圧力ロスなく正確にラプチャーディスク3に伝
わると共に、ダイヤフラム6自体はラプチャーディスク
3よりも低い圧力負荷で破開するものであるから、タン
クコンテナ1の内圧が何らかの要因で異常に上昇した際
には、先にダイヤフラム6が薄肉部7…で裂けて破開
し、次いでラプチャーディスク3が設定破開圧で破開す
ることになり、もって本来の安全弁としての機能は厳密
に保持される。
【0023】次に、図4に示す試験装置による破開試験
結果(室温28〜30℃)を説明する。この試験装置
は、口径65mm,断面積3317mm2 の耐圧容器1
5の口縁フランジ部15aと抑えリング16との間に、
ラプチャーディスク3、ダイヤフラム6、バスケット5
の各部材の周縁部を挟み、取付ボルト17…で締め付け
て安全弁を構成し、耐圧容器15の底部に接続した減圧
弁18付き通気管19を介して該容器15内に圧力を加
え、圧力計Pにて破開圧力を測定するものである。な
お、使用した安全弁の各部材は次の通りである。
【0024】〔使用部材〕 ラプチャーディスク3・・・OSECO社製のICD型
ラプチャーディスク(Ni−0.03mm厚PTFE
膜、有効部径65mm、設定破開圧22℃−4.6BE
R,60℃−4.4BER)。 ダイヤフラム6・・・PTFE製で、膜部6bが65m
m径で1.5mm厚、周縁部が5mm厚、薄肉部7が3
mm幅で6mm厚。 バスケット5・・・PTFE製で、全高78mm、バス
ケット部の最大外径66mm、周側面5b部の厚さ3m
m、フランジ部5a及び下端面5c部の厚さ5mm、透
孔4が6mm径で120個(合計開口面積3391mm
2 )。
【0025】 〔試験結果〕 試験番号 安全弁構成 破開圧力 No.1…ラプチャーディスクのみ ・・・5.5Kg/cm2 No.2…ラプチャーディスク+バスケット ・・・5.4Kg/cm2 No.3…ダイヤフラムのみ ・・・4.9Kg/cm2 No.4…ラプチャーディスク+純水+ダイヤフラム・・・5.5Kg/cm2 No.5…ラプチャーディスク+純水+ダイヤフラム+バスケット ・・・5.2〜5.5Kg/cm2
【0026】上記の試験結果から、本発明の破開式安全
弁は、ラプチャーディスクのみを用いる従来の破開式安
全弁と同等の破開性を示し、充分に安全弁としての実用
に供し得ることが明らかである。
【0027】なお、本発明の破開式安全弁における各部
の構成は、上述した実施例に限らず、本発明の作用効果
を阻害しない範囲で種々設計変更可能である。例えば、
バスケット5は、例示した逆円錐台形に限らず、ウォー
ターハンマーを分散し得るように下方へ膨出する形状
で、且つ透孔4…の合計開口面積を充分に確保できる構
造であればよい。またダイヤフラム6における膜部5b
の厚さ、薄肉部5cの厚さと本数は、タンク内に収容す
る液体の種類及び性状、タンク強度、輸送及び貯蔵条
件、ラプチャーディスク3の設定破開圧等に応じて適宜
設定すればよい。更にラプチャーディスク3とダイヤフ
ラム6の間に封入する液体8についても、例示した純水
に限らず、タンク内に収容する液体の種類及び性状に応
じて適当なものを選択すればよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、破開式安全弁
として、対象とする液体用タンクがタンクコンテナや車
両搭載タンク等の運搬型液体タンクである場合に、収容
した液が運搬中に揺動しても、圧開放口に嵌装したバス
ケットにてウォーターハンマー現象によるラプチャーデ
ィスクの破開が防止され、従来のようにラプチャーディ
スクの本来の機能によらぬ不用意な破開によって新品と
の交換コストが嵩んだり、該破開に伴う破片のタンク内
への落ち込みやタンク内への外気流入によって不良化し
た収容液体の廃棄を余儀なくされることがなく、しかも
タンク内圧が支障なくラプチャーディスクに伝わって本
来の安全弁としての機能を充分に果たし得るものが提供
される。
【0029】請求項2の発明によれば、上記の破開式安
全弁として、バスケットの介在による圧損が殆どなく、
タンク内圧がより正確にラプチャーディスクに伝わり、
特に安全弁としての作動信頼性に優れるものが提供され
る。
【0030】請求項3の発明によれば、上記の破開式安
全弁として、特にタンク内に腐食性ガスを発生する液体
を収容した場合でも、ダイヤフラムによりラプチャーデ
ィスクへの腐食性ガスの浸透が効果的に抑制され、もっ
て該腐食性ガスによるラプチャーディスクの金属腐食に
よる破開圧の低下や膨潤破開が防止されると共に、腐食
生成物の落下による収容液体中での金属成分等の溶出を
回避でき、且つ本来の安全弁としての機能を充分に発揮
し得るものが提供される。
【0031】請求項4の発明によれば、上記のダイヤフ
ラムを有する破開式安全弁として、特に腐食防止と本来
の安全弁としての破開性との両作用効果が共に優れるも
のが提供される。
【0032】請求項5の発明によれば、上記のダイヤフ
ラムを有する破開式安全弁として、タンク内圧をより正
確にラプチャーディスクに伝えることができ、本来の安
全弁としての性能をより厳密に設定できるものが提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る破開式安全弁の縦断
側面図。
【図2】 同破開式安全弁のダイヤフラムの半平面図。
【図3】 同ダイヤフラムの断面図。
【図4】 同破開式安全弁の破開圧測定に用いた試験装
置の概略半断面図。
【符号の説明】
1 タンクコンテナ(液体用タンク) 2 圧開放口 3 ラプチャーディスク 4 透孔 5 バスケット 6 ダイヤフラム 7 薄肉部 8 純水(封入した液体)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体用タンクの上部に設けられた圧開放
    口の開口部をタンク内圧の異常上昇時に破開するラプチ
    ャーディスクにて封止すると共に、このラプチャーディ
    スクの下方の前記圧開放口内に、多数の透孔を有して下
    方へ膨出する形状のフッ素系樹脂からバスケットを嵌装
    してなる破開式安全弁。
  2. 【請求項2】 バスケットの透孔の合計開口面積が圧開
    放口の断面積以上である請求項1記載の破開式安全弁。
  3. 【請求項3】 ラプチャーディスクとバスケットとの間
    に、該ラプチャーディスクよりも低い圧力負荷で破開す
    るフッ素系樹脂からなるダイヤフラムを介在してなる請
    求項1又は2にに記載の破開式安全弁。
  4. 【請求項4】 ダイヤフラムが中心より半径方向に延び
    る複数本の薄肉部を有してなる請求項3記載の破開式安
    全弁。
  5. 【請求項5】 ラプチャーディスクとダイヤフラムとの
    間に液体が封入されてなる請求項3又は4に記載の破開
    式安全弁。
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