JPH07293416A - 内燃機関用点火信号検出装置 - Google Patents

内燃機関用点火信号検出装置

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JPH07293416A
JPH07293416A JP8184894A JP8184894A JPH07293416A JP H07293416 A JPH07293416 A JP H07293416A JP 8184894 A JP8184894 A JP 8184894A JP 8184894 A JP8184894 A JP 8184894A JP H07293416 A JPH07293416 A JP H07293416A
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宣幸 沢崎
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公昭 樽谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形化およびコストダウンを実現した内燃機
関用点火信号検出装置を得る。 【構成】 点火コイル3の一次電圧から所定のパルス信
号を生成するパルス整形回路Cと、パルス信号をトリガ
として定時間パルスを生成するタイマ回路Dと、パルス
信号が少なくとも1回検出された後に所定レベルの保持
信号を出力し続けるパルス検出回路Eと、保持信号と定
時間パルスとの論理積を点火信号として生成する論理回
路29と、バッテリ1の電源電圧VBを点火コイル、パ
ルス整形回路、タイマ回路およびパルス検出回路に供給
する電源キースイッチ2とを備え、簡略化回路からなる
モノリシックICでパルス検出回路を構成し、電源キー
スイッチオン時の誤点火信号の発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、点火コイルからの一
次電流または一次電圧により点火を検出する場合に、電
源キースイッチのオン時に点火信号を誤出力しないよう
にした内燃機関用点火信号検出装置に関し、特に小形化
およびコストダウンを実現した内燃機関用点火信号検出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関の点火装置において
は、点火信号を検出して運転状態を把握する必要がある
が、電源キースイッチをオンしたときに点火信号が誤検
出されるおそれがあるため、これを防止する回路が種々
提案されている。
【0003】図6はたとえば特開平1−240774号
公報に記載された従来の内燃機関用点火信号検出装置を
示す回路構成図である。図において、1は電源電圧VB
を供給するバッテリ、2はバッテリ1の陽極側に接続さ
れた電源キースイッチ、3は電源キースイッチ2を介し
て一端がバッテリ1に接続された点火コイル、4は点火
コイル3の二次側に接続された点火プラグである。
【0004】5はマイコン等からなるCPU、6はCP
U5の制御下で駆動されるパワートランジスタ駆動回路
である。7はパワートランジスタ駆動回路6により駆動
されるパワートランジスタであり、ダーリントン接続さ
れた第1のトランジスタ7aおよび第2のトランジスタ
7bからなり、第1のトランジスタ7aのベースがパワ
ートランジスタ駆動回路6の出力端子に接続され、第1
のトランジスタ7aのエミッタが第2のトランジスタ7
bに接続され、各トランジスタ7aおよび7bのコレク
タが点火コイル3の一次側の他端に接続されている。以
上のバッテリ1〜パワートランジスタ7により、点火装
置が構成されている。
【0005】8は各トランジスタ7aおよび7bのコレ
クタと点火コイル3との接続点aに一端が接続された第
1の抵抗器、9は第1の抵抗器8の他端とグランドとの
間に挿入された第2の抵抗器、10は各抵抗器8および
9の接続点にアノードが接続された第1のダイオード、
11は第1のダイオード10のカソードとグランドとの
間に挿入された第1のコンデンサ、12は第1のコンデ
ンサ11の両端間に並列接続されてアノードが接地され
たツェナダイオード、13は第1のダイオードのカソー
ドに一端が接続された第3の抵抗器、14は第3の抵抗
器13の他端とグランドとの間に挿入された第4の抵抗
器である。
【0006】15は各抵抗器13および14の接続点b
にベースが接続された第3のトランジスタであり、エミ
ッタが接地されている。16は電源キースイッチ2を介
して一端がバッテリ1に接続された第5の抵抗器であ
り、他端が第3のトランジスタ15のコレクタに接続さ
れている。17は第5の抵抗器16の他端とグランドと
の間に挿入された第2のコンデンサである。
【0007】18はオープンコレクタのゲートロジック
からなる比較器であり、その反転入力端子(−)は、第
3のトランジスタ15のコレクタと第5の抵抗器16お
よび第2のコンデンサ17との接続点cに接続され、非
反転入力端子(+)は、基準電圧VTHを出力する基準
電源に接続されている。
【0008】比較器18は、接続点cの電圧Vcが基準
電圧VTHより大きいときに出力端子がグランドに直結
され、接続点cの電圧が基準電圧VTH以下のときに出
力端子がオープンされるようになっている。また、第5
の抵抗器16および第2のコンデンサ17と比較器18
とにより、定時間のタイマ回路が構成されている。
【0009】19は一端が比較器18の出力端子に接続
された第6の抵抗器、20は第6の抵抗器19の他端に
接続された出力回路、21は各抵抗器13および14の
接続点bに接続されたインバータである。22はインバ
ータ21の出力端子にベースが接続された第4のトラン
ジスタであり、エミッタが接地されている。23は電源
キースイッチ2を介して一端がバッテリ1に接続された
第7の抵抗器であり、他端が第4のトランジスタ22の
コレクタに接続されている。
【0010】24は第7の抵抗器23と第4のトランジ
スタ22のコレクタとの接続点にアノードが接続された
第2のダイオードであり、カソードが第6の抵抗器19
と出力回路20との接続点dに接続されている。25は
第2のダイオード24のカソードとグランドとの間に挿
入された第3のコンデンサである。
【0011】インバータ21〜第3のコンデンサ25に
より、電源キースイッチ2のオン時ににおける点火信号
の誤パルス防止手段が構成されている。また、第7の抵
抗器23および第2のダイオード24と第3のコンデン
サ25とにより、比較器18の出力端子に対する給電回
路が構成されている。さらに、以上の第1の抵抗器8〜
第3のコンデンサ25により、点火信号検出回路が構成
されている。
【0012】また、第3の抵抗器13〜第3のトランジ
スタ15および比較器18〜第2のダイオード24は、
モノリシックICとして構成される。なお、モノリシッ
クICとして構成可能なコンデンサ容量は、通常、30
PF程度までであるのに対し、第3のコンデンサ25
は、たとえば1000PF程度の大容量を有する。した
がって、第3のコンデンサ25は、第5の抵抗器16お
よび第2のコンデンサ17、ならびにツェナダイオード
12および第1のコンデンサ11等とともに、外付け部
品となっている。
【0013】次に、図7のタイミングチャートを参照し
ながら、図6に示した従来の内燃機関用点火信号検出装
置の動作について説明する。図7において、(A)〜
(E)は、図6内の電源電圧VBおよび各接続点a〜d
の電圧波形をそれぞれ示している。まず、電源キースイ
ッチ2がオンされると、図7(A)のように、バッテリ
1からの電源電圧VBが点火コイル3の一次側に供給さ
れる。
【0014】しかし、電源キースイッチ2がオンされた
時点では、点火コイル3の一次巻線がまだ駆動されてい
ないので、インバータ21の入力電圧(接続点bの電
圧)はLレベルであり、インバータ21の出力電圧がH
レベルとなるため、第4のトランジスタ22はオンされ
る。
【0015】したがって、バッテリ1からの供給電流
は、第7の抵抗器23および第4のトランジスタ22を
介してグランドに流れ、第3のコンデンサ25に流れ込
むことはなく、第3のコンデンサ25の充電電圧は0V
である。
【0016】また、接続点bの電圧がLレベルであり、
第3のトランジスタ15はオフされているので、第2の
コンデンサ17は、バッテリ1から第5の抵抗器16を
介して電荷が充電され始める。この時点では、第2のコ
ンデンサ17の一端すなわち接続点cの電圧が基準電圧
VTH以下であるため、比較器18の出力端子はオープ
ンとなっている。
【0017】このように、電源キースイッチ2がオンさ
れた時点において、第3のコンデンサ25の端子電圧が
0Vで且つ比較器18の出力端子がオープンであるた
め、出力回路20の入力端子側の接続点dの電圧は0V
となる。したがって、電源キースイッチ2はオンされた
ときの誤パルス(図7(E)内の破線参照)は、接続点
dに発生することはなく、点火誤検出を防止することが
できる。
【0018】続いて、電源キースイッチ2がオンされた
状態で、CPU5から点火制御信号が生成されると、パ
ワートランジスタ駆動回路6が駆動されるため、パワー
トランジスタ7が導通および遮断される。これにより、
点火コイル3内の一次巻線が通電および遮断され、図7
(B)に示すように、接続点aに一次出力電圧が発生す
る。特に、点火タイミングに対応する一次巻線の遮断時
には、接続点aに高電圧のサージ電圧が発生する。
【0019】このサージ電圧により、点火コイル3の二
次側から高電圧が発生し、この二次高電圧により点火プ
ラグ4に放電火花が発生して点火制御が行われる。一
方、接続点aに発生したサージ電圧は、第1のダイオー
ド10を介して整流され且つツェナダイオード12を介
して定電圧化され、図7(C)のように波形整形された
後、インバータ21および第3のトランジスタ15に印
加される。
【0020】インバータ21は、接続点bのパルス電圧
(図7(C)参照)に応答して出力電圧をHレベルとす
ることにより、第4のトランジスタ22を一瞬だけオフ
し、このオフ期間において、バッテリ1から第7の抵抗
器23および第2のダイオード24を介して、第3のコ
ンデンサ25を急激に充電する。
【0021】同様に、第3のトランジスタ15は、接続
点bのパルス電圧により一瞬だけオンし、第2のコンデ
ンサ17を放電させる。したがって、図7(D)のよう
に、第2のコンデンサ17の一端すなわち接続点cの電
圧が基準電圧VTH以下となるため、比較器18の出力
端子はオープンとなり、このとき、図7(E)のよう
に、接続点dには第3のコンデンサ25の充電電圧が発
生する。
【0022】第3のトランジスタ15は接続点bのパル
ス電圧により一瞬だけオンされるので、パルス電圧が0
Vとなって第3のトランジスタ15がオフされた後は、
第2のコンデンサ17が再び充電され、図7(D)のよ
うに、接続点cの電圧は徐々に上昇する。
【0023】第2のコンデンサ17の充電により、接続
点cの電圧が基準電圧VTHを越えると、比較器18の
出力端子がグランドに直結するため、第3のコンデンサ
25に充電された電荷は、第6の抵抗器19を介して放
電される。これにより、出力回路20の入力側の接続点
dの電圧は0Vとなり、その後、点火コイル3の一次巻
線が遮断されて接続点aにサージ電圧が発生するまで
は、接続点bの電圧は0Vのままである。
【0024】上述したように、接続点bの電圧が0Vの
間は、インバータ21の出力電圧がHレベルであり、第
4のトランジスタ22がオンするため、第3のコンデン
サ25の充電は阻止される。また、第3のトランジスタ
15がオフされたままであるため、第2のコンデンサ1
7の充電により、接続点cの電圧は基準電圧VTHより
大きく、比較器18の出力端子はグランドに直結された
ままである。
【0025】この結果、点火コイル3の一次巻線が再度
遮断されてサージ電圧を発生するまで、接続点dの電圧
は0Vに固定される。したがって、図7(E)のよう
に、一定幅の定時間パルスが得られ、この定時間パルス
は、出力回路20に供給され、点火信号として用いられ
る。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関用点火
信号検出装置は以上のように、電源キースイッチ2のオ
ン時に点火信号の誤パルス(図7(E)内の破線)の発
生を防止するために、大容量の第3のコンデンサ25を
含む給電回路を用いているので、第3のコンデンサ25
等をモノリシックICの外付け部品として配設しなけれ
ばならず、部品点数が多くなり小形化およびコストダウ
ンを実現することができないという問題点があった。
【0027】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、回路構成の簡略化により小形化
およびコストダウンを実現した内燃機関用点火信号検出
装置を得ることを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る内燃機関用点火信号検出装置は、点火コイルを駆動す
るためのパワートランジスタに発生する一次電圧に基づ
いて内燃機関の点火を検出し、点火信号を生成する内燃
機関用点火信号検出装置において、一次電圧の波形を整
形して所定のパルス信号を生成するパルス整形回路と、
パルス信号をトリガとして定時間パルスを生成するタイ
マ回路と、パルス信号が少なくとも1回検出された後に
所定レベルの保持信号を出力し続けるパルス検出回路
と、保持信号と定時間パルスとの論理積を点火信号とし
て生成する論理回路と、バッテリの電源電圧を点火コイ
ル、パルス整形回路、タイマ回路およびパルス検出回路
に供給する電源キースイッチとを備え、パルス検出回路
は、モノリシックICで構成されたものである。
【0029】また、この発明の請求項2に係る内燃機関
用点火信号検出装置は、点火コイルからの一次電流に基
づいて内燃機関の点火を検出し、点火信号を生成する内
燃機関用点火信号検出装置において、一次電流の波形を
整形して所定のパルス信号を生成するパルス整形回路
と、パルス信号をトリガとして定時間パルスを生成する
タイマ回路と、パルス信号が少なくとも1回検出された
後に所定レベルの保持信号を出力し続けるパルス検出回
路と、保持信号と定時間パルスとの論理積を点火信号と
して生成する論理回路と、バッテリの電源電圧を点火コ
イル、パルス整形回路、タイマ回路およびパルス検出回
路に供給する電源キースイッチとを備え、パルス検出回
路は、モノリシックICで構成されたものである。
【0030】また、この発明の請求項3に係る内燃機関
用点火信号検出装置は、請求項1または請求項2におい
て、パルス検出回路は、パルス信号が一方の入力端子に
印加されるノアゲートと、ノアゲートの出力端子と他方
の入力端子との間に挿入された帰還用インバータと、ノ
アゲートの出力端子に接続された出力用インバータとか
ら構成されたものである。
【0031】また、この発明の請求項4に係る内燃機関
用点火信号検出装置は、請求項2において、パルス整形
回路は、一次電流の検出電圧を基準電圧と比較する比較
器を含み、論理回路は、3つの入力端子を有するアンド
ゲートからなり、パルス信号に応答した電圧信号を第3
の入力信号とするものである。
【0032】
【作用】この発明の請求項1においては、点火コイルの
一次電圧を整形したパルス信号をトリガとしてタイマ回
路から定時間パルスを生成し、パルス信号の検出後に、
モノリシックICで構成されたパルス検出回路から保持
信号を生成し、保持信号と定時間パルスとの論理積を点
火信号として生成する。これにより、電源キースイッチ
オン時からパルス信号が生成されるまでの間にタイマ回
路が定時間パルスを誤生成しても最終段に出力されない
ようにする。
【0033】また、この発明の請求項2においては、点
火コイルの一次電流を整形したパルス信号をトリガとし
てタイマ回路から定時間パルスを生成し、パルス信号の
検出後に、モノリシックICで構成されたパルス検出回
路から保持信号を生成し、保持信号と定時間パルスとの
論理積を点火信号として生成する。これにより、電源キ
ースイッチオン時からパルス信号が生成されるまでの間
にタイマ回路が定時間パルスを誤生成しても最終段に出
力されないようにする。
【0034】また、この発明の請求項3においては、モ
ノリシックIC化が可能なトランジスタを含むノアゲー
トおよびインバータ等でパルス検出回路を構成し、外付
けコンデンサ等を不要とする。
【0035】また、この発明の請求項4においては、一
次電流の検出電圧を基準電圧と比較してパルス信号とす
る比較器によりパルス整形回路を構成し、パルス整形回
路内のコンデンサを不要とする。
【0036】
【実施例】
実施例1.(請求項1および請求項2に対応)以下、こ
の発明の実施例1を図について説明する。図1はこの発
明の実施例1を示す回路構成図であり、1〜20および
a〜dは前述と同様のものである。Aは点火コイル3〜
パワートランジスタ7から構成される点火装置、Bは第
1の抵抗器8〜出力回路20および後述するノアゲート
26〜定電圧回路30から構成される点火信号検出回
路、Cは第1の抵抗器8〜第4の抵抗器14から構成さ
れるパルス整形回路、Dは第3のトランジスタ15〜第
6の抵抗器19から構成されるタイマ回路である。
【0037】26は2つの入力端子を有するノアゲート
であり、一方の入力端子は接続点bに接続されている。
27はノアゲート26の出力端子と他方の入力端子との
間に挿入された帰還用インバータ、28はノアゲート2
6の出力端子に接続された出力用インバータであり、こ
れらはパルス検出回路Eを構成している。パルス検出回
路Eは、接続点bから1回でもHレベルの信号が入力さ
れると、Hレベルの保持信号をラッチして出力点eから
生成し、メモリ回路として機能するようになっている。
【0038】29は2つの入力端子を有するアンドゲー
トであり、一方の入力端子はタイマ回路Dの出力端子す
なわち接続点dに接続され、他方の入力端子はパルス検
出回路Eの出力点eに接続されている。アンドゲート2
9の出力点fは出力回路20に接続されている。
【0039】30は電源キースイッチ2とグランドとの
間に挿入された定電圧回路であり、定電圧を供給する出
力端子は、タイマ回路D内の第5の抵抗器16の一端に
接続されている。また、図示しないが、定電圧回路30
の定電圧出力は、パルス検出回路Eにも供給されるもの
とする。
【0040】図2は図1内のパルス検出回路Eの具体的
構成例を示す回路図である。図2において、261およ
び262はノアゲート26を構成するエミッタ接地のト
ランジスタ、263はノアゲート26を構成する抵抗器
である。トランジスタ261は、ベースが接続点bに接
続され、コレクタがトランジスタ262のコレクタに接
続され且つ抵抗器263を介して定電圧回路30の出力
端子に接続されている。
【0041】271および272は帰還用インバータ2
7を構成するトランジスタ、273は帰還用インバータ
27を構成する抵抗器である。トランジスタ271は、
ベースが各トランジスタ261および262のコレクタ
に接続され、エミッタが接地され、コレクタがトランジ
スタ262のベースおよびトランジスタ272のコレク
タに接続されている。トランジスタ272は、エミッタ
が抵抗器273を介して定電圧回路30の出力端子に接
続されている。
【0042】281は出力用インバータ28を構成する
トランジスタ、282は出力用インバータ28を構成す
る抵抗器である。トランジスタ281は、ベースが各ト
ランジスタ261および262のコレクタに接続され、
エミッタが接地され、コレクタが抵抗器282を介して
定電圧回路30に接続されている。
【0043】275および276は定電流回路を構成す
るコレクタ接地のトランジスタであり、帰還用インバー
タ27内のトランジスタ272のベース電流を一定に制
御する。トランジスタ274はベースがトランジスタ2
75のコレクタに接続され、エミッタがトランジスタ2
75のベースに接続されている。
【0044】276はトランジスタ275のエミッタと
定電圧回路30の出力端子との間に挿入された抵抗器、
277はトランジスタ275のコレクタとグランドとの
間に挿入された抵抗器である。図2のように、パルス検
出回路Eは、トランジスタ回路で構成されるため、外付
け部品ではなく、モノリシックICにより構成すること
ができる。
【0045】次に、図3のタイミングチャートを参照し
ながら、図1に示したこの発明の実施例1の動作につい
て説明する。図3において、(A)〜(E)は前述の図
7内の(A)〜(E)にそれぞれ対応しており、(F)
はパルス検出回路Eの出力点eの電圧波形、(G)はア
ンドゲート29の出力点fすなわち出力回路20の入力
端子の電圧波形を示す。
【0046】いま、電源キースイッチ2がオンされる
と、図3(A)に示すような電源電圧VBは点火コイル
3および定電圧回路30に供給され、定電圧回路30か
ら生成された定電圧は、タイマ回路C内の第5の抵抗器
16を介して第2のコンデンサ17に供給されるととも
に、パルス検出回路Eにも供給される。
【0047】このとき、タイマ回路C内の第3のトラン
ジスタ15は、前述のように点火コイル3の一次側にサ
ージ電圧が発生しないとオフ状態なので、第2のコンデ
ンサ17の一端すなわち接続点cの電圧は、第5の抵抗
器16および第2のコンデンサ17により積分され、図
3(D)に示すようになる。
【0048】続いて、前述と同様に、CPU5から制御
信号が生成されると、パワートランジスタ駆動回路6に
よりパワートランジスタ7が導通および遮断制御され、
点火コイル3の一次側の接続点aに図3(B)に示すよ
うな一次電圧が発生する。接続点aの一次電圧は、パル
ス整形回路Cを介して、図3(C)に示すような接続点
bのパルス信号となる。
【0049】接続点bのパルス信号により、第3のトラ
ンジスタ15はオンし、このオン期間中において、図3
(C)のように接続点cの電圧は0Vとなる。一方、接
続点bのパルス信号がオフした後の第3のトランジスタ
15のオフ期間中において、接続点cの電圧は、第5の
抵抗器16および第2のコンデンサ17により積分され
た電圧波形となる。
【0050】接続点cの電圧は比較器18により基準電
圧VTHと比較され、接続点cの電圧が基準電圧VTH
以下のときには、タイマ回路Cの出力信号として、図3
(E)に示すような所定幅の定時間パルス(点火信号)
が接続点dから生成され、アンドゲート29の一方の入
力端子に印加される。
【0051】次に、パルス検出回路Eの動作について説
明する。パルス検出回路Eは、接続点bからの入力電圧
がLレベル(0V)のときに定電圧回路30から定電圧
が供給されると、リセットされて出力点eの電圧を0V
とする。
【0052】電源キースイッチ2がオンされたとき、点
火コイル3の一次電圧が発生するまでは、パルス整形回
路Cの出力電圧すなわち接続点bの電圧が図3(C)の
ように0Vであるため、パルス検出回路Eの出力点eの
電圧も、図3(F)のように0Vである。
【0053】このように、パルス検出回路Eの出力点e
の電圧(0V)がアンドゲート29に印加されている間
は、タイマ回路Cの出力点すなわち接続点dから定時間
パルスが生成されても、アンドゲート29の出力点fの
電圧は、図3(G)のように0Vのままである。したが
って、電源キースイッチ2のオン時に生成される誤点火
信号Peが出力回路20に入力されることはない。
【0054】次に、パワートランジスタ7のオンオフに
より点火コイル3の一次電流が通電遮断されると、パワ
ートランジスタ7のコレクタ(接続点a)には一次電圧
が発生する。したがって、パルス整形回路Cは、前述と
同様に、図3(C)のように、接続点bにパルス信号を
生成する。
【0055】このパルス信号が、パルス検出回路E内の
ノアゲート26に1つでも入力されると、パルス検出回
路Eの出力点eの電圧は、図3(F)のようにHレベル
に固定される。したがって、アンドゲート29には、電
源キースイッチ2がオフされるまでHレベルの電圧が印
加され続ける。
【0056】以上のように、パルス検出回路Eは、電源
キースイッチ2のオン時からパルス信号が最初に入力さ
れるまでの期間にわたって、たとえタイマ回路Dから定
時間パルス(誤点火信号)が生成されたとしても、最終
段の出力回路20に点火信号が印加されないようにす
る。
【0057】これにより、接続点aに所定の一次電圧が
発生したときのみ、タイマ回路Dからの定時間パルスが
点火信号として出力回路20に印加され、電源キースイ
ッチ2のオン時の誤パルス発生を防止することができ
る。また、誤パルス防止回路となるパルス検出回路E
を、少ない部品点数で構成するとともに、外付けコンデ
ンサ等のないモノリシックICで構成したので、小形化
およびコストダウンを実現することができる。
【0058】実施例2.(請求項2〜請求項4に対応)
なお、上記実施例1では、点火信号を得るために点火コ
イル3の一次電圧を検出したが、点火コイル3の一次電
流を検出してもよい。この場合、一次電流波形が十分長
い幅を有するので、パルス信号のパルス幅を確保するた
めの大容量の第1のコンデンサ11が不要となる。
【0059】また、点火コイル3の一次電圧が500V
程度まで達するのに対し、一次電流の検出電圧は数10
mV程度なので、パルス整形回路内の各部品の耐圧を十
分低く設定することができ、装置全体の小形化およびコ
ストダウンをさらに実現することができる。
【0060】図4は点火コイル3の一次電流に基づいて
点火信号を得るようにしたこの発明の実施例2を示す回
路構成図であり、1〜7、15〜20、26〜28、3
0、b〜fおよびEは前述と同様のものである。また、
29iおよびAi〜Diは、それぞれ、29およびA〜
Dに対応している。
【0061】この場合、アンドゲート29iは3つの入
力端子を有し、第3の入力端子にはタイマ回路Di内の
接続点g(後述する)の電圧が印加されている。また、
点火装置Aiは、点火コイル3に流れる一次電流iを検
出するための抵抗器R1を含み、抵抗器R1はパワート
ランジスタ7のエミッタとグランドとの間に挿入されて
いる。aiはパワートランジスタ7のエミッタと抵抗器
R1との接続点である。
【0062】31は接続点aiの電圧を基準電圧VTH
1と比較する比較器であり、反転入力端子(−)が接続
点aiに接続され、非反転入力端子(+)に基準電圧電
源に接続されている。比較器31は、接続点aiの電圧
が基準電圧VTH1を越えると出力電圧をLレベルから
Hレベルに反転するようになっている。32は比較器3
1の出力端子に接続された抵抗器である。
【0063】33は比較器31の出力電圧によりオンオ
フ制御されるトランジスタであり、抵抗器32を介して
ベースが比較器31の出力端子に接続され、エミッタが
接地されている。34はトランジスタ33のコレクタと
定電圧回路30の出力端子との間に挿入された抵抗器で
あり、比較器31〜トランジスタ33とともに、パルス
整形回路Ciを構成している。トランジスタ33のコレ
クタと抵抗器34との接続点bの電圧は、タイマ回路D
iおよびパルス検出回路Eに入力される。
【0064】35および36はタイマ回路Diの入力側
に挿入された一対のトランジスタであり、各エミッタが
接地され、入力側のトランジスタ35のコレクタが次段
のトランジスタ36のベースに接続されている。後段の
トランジスタ36のコレクタは、第3のトランジスタ1
5のベースに接続されている。37および38はタイマ
回路Di内に設けられた抵抗器であり、それぞれ、各ト
ランジスタのコレクタと定電圧回路30の出力端子との
間にそれぞれ挿入されている。
【0065】トランジスタ35のコレクタとトランジス
タ36のベースとの接続点gは、接続点bから生成され
るパルス信号に応答した電圧信号(接続点bのパルス信
号を反転させた信号)を生成し、この電圧信号をアンド
ゲート29iの第3の入力端子に印加するようになって
いる。また、比較器18は、接続点cの電圧を基準電圧
VTH2と比較して、接続点dに定時間パルスを生成す
る。
【0066】図5はこの発明の実施例2の動作を説明す
るためのタイミングチャートであり、図4内の電源電圧
VBおよび一次電流iの波形、ならびに、各点aiおよ
びb〜gの電圧波形を示す。
【0067】次に、図5を参照しながら、図4に示した
この発明の実施例2の動作について説明する。この場
合、パルス整形回路Ciから接続点bに生成されるパル
ス信号のパルス幅が長く、したがって、タイマ回路Di
から接続点dに生成される定時間パルスのパルス幅が長
いこと、ならびに、アンドゲート29iが各点d、eお
よびgの3つの電圧の論理積をとって最終的な点火信号
を出力点fに生成することを除けば、上記実施例1の動
作と同様である。
【0068】まず、電源キースイッチ2がオンされる
と、電源電圧VBが定電圧回路30に供給され、定電圧
回路30からの定電圧が点火信号検出回路Bi内の各回
路Ci、DiおよびEに供給される。また、点火コイル
3が駆動されると、抵抗器R1を介してグランドに向け
て一次電流iが流れ、一次電流iと抵抗器R1の抵抗値
との積で表わされる電圧(図5参照)が接続点aiに発
生する。
【0069】接続点aiの電圧は、パルス整形回路Ci
内の比較器31に入力されるが、一次電圧(図3(B)
参照)と異なり、長い波形となる。比較器31は、接続
点aiの電圧が基準電圧VTH1を越えると、出力電圧
をLレベルにしてトランジスタ33をオフし、図5のよ
うに、接続点bにHレベルのパルス信号を生成する。
【0070】このパルス信号によりタイマ回路Diが動
作し、まずトランジスタ35がオンすることによって、
接続点gの電圧はLレベルとなる。このとき、トランジ
スタ36がオフ、第3のトランジスタ15がオンとなる
ため、接続点cの電圧がLレベルとなる。したがって、
比較器18の出力電圧すなわち接続点dの電圧はHレベ
ルとなる。
【0071】次に、接続点bからのパルス信号がオフす
ると、トランジスタ35のオフにより接続点gの電圧は
Hレベルとなる。また、トランジスタ36がオン、第3
のトランジスタ15がオフされることにより、接続点c
の電圧は、第2のコンデンサ17への充電にしたがって
徐々に上昇する。そして、接続点cの電圧が基準電圧V
TH2を越えた時点で、比較器18の出力電圧すなわち
接続点dの電圧はLレベルとなる。
【0072】一方、パルス検出回路Eは、前述と同様
に、点火コイル3の駆動に応答して接続点bからHレベ
ルのパルス信号が生成された時点からHレベルの電圧を
出力点eから生成し続けている。したがって、アンドゲ
ート29iは、接続点bからパルス信号が生成されてL
レベルに落ちた時点から、接続点dからの定時間パルス
がLレベルに落ちるまでHレベルとなる電圧(点火信
号)を出力点fに生成する。この結果、前述と同様の作
用効果を奏するうえ、さらに小形化およびコストダウン
を実現することになる。
【0073】実施例3.なお、上記実施例2では、タイ
マ回路Di内にトランジスタ35〜抵抗器38を設け、
各トランジスタ35および36の接続点gから、接続点
bのパルス信号を反転させた電圧信号を得るようにした
が、トランジスタ35〜抵抗器38に代えて、接続点b
に直接インバータ(図示せず)を設け、このインバータ
の出力信号をアンドゲート29iの第3の入力端子に印
加してもよい。これにより、部品点数がさらに削減さ
れ、さらに小形化およびコストダウンを実現することが
できる。
【0074】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、点火コイルを駆動するためのパワートランジスタに
発生する一次電圧に基づいて内燃機関の点火を検出し、
点火信号を生成する内燃機関用点火信号検出装置におい
て、一次電圧の波形を整形して所定のパルス信号を生成
するパルス整形回路と、パルス信号をトリガとして定時
間パルスを生成するタイマ回路と、パルス信号が少なく
とも1回検出された後に所定レベルの保持信号を出力し
続けるパルス検出回路と、保持信号と定時間パルスとの
論理積を点火信号として生成する論理回路と、バッテリ
の電源電圧を点火コイル、パルス整形回路、タイマ回路
およびパルス検出回路に供給する電源キースイッチとを
備え、外付け部品のない簡単な回路からなるモノリシッ
クICでパルス検出回路を構成し、電源キースイッチオ
ン時の誤点火信号の発生を防止するようにしたので、小
形化およびコストダウンを実現した内燃機関用点火信号
検出装置が得られる効果がある。
【0075】また、この発明の請求項2によれば、点火
コイルからの一次電流に基づいて内燃機関の点火を検出
し、点火信号を生成する内燃機関用点火信号検出装置に
おいて、一次電流の波形を整形して所定のパルス信号を
生成するパルス整形回路と、パルス信号をトリガとして
定時間パルスを生成するタイマ回路と、パルス信号が少
なくとも1回検出された後に所定レベルの保持信号を出
力し続けるパルス検出回路と、保持信号と定時間パルス
との論理積を点火信号として生成する論理回路と、バッ
テリの電源電圧を点火コイル、パルス整形回路、タイマ
回路およびパルス検出回路に供給する電源キースイッチ
とを備え、外付け部品のない簡単な回路からなるモノリ
シックICでパルス検出回路を構成し、電源キースイッ
チオン時の誤点火信号の発生を防止するようにしたの
で、さらに小形化およびコストダウンを実現した内燃機
関用点火信号検出装置が得られる効果がある。
【0076】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1または請求項2において、パルス検出回路を、パル
ス信号が一方の入力端子に印加されるノアゲートと、ノ
アゲートの出力端子と他方の入力端子との間に挿入され
た帰還用インバータと、ノアゲートの出力端子に接続さ
れた出力用インバータとから構成し、モノリシックIC
内で構成され得るようにしたので、確実に小形化および
コストダウンを実現した内燃機関用点火信号検出装置が
得られる効果がある。
【0077】また、この発明の請求項4によれば、請求
項2において、パルス整形回路は、一次電流の検出電圧
を基準電圧と比較する比較器を含み、論理回路は、3つ
の入力端子を有するアンドゲートからなり、パルス信号
に応答した電圧信号を第3の入力信号とするようにした
ので、さらに確実に小形化およびコストダウンを実現し
た内燃機関用点火信号検出装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す回路構成図であ
る。
【図2】 図1内のパルス検出回路の具体的構成例を示
す回路図である。
【図3】 この発明の実施例1の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図4】 この発明の実施例2を示す回路構成図であ
る。
【図5】 この発明の実施例2の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図6】 従来の内燃機関用点火信号検出装置を示す回
路構成図である。
【図7】 従来の内燃機関用点火信号検出装置の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 バッテリ、2 電源キースイッチ、3 点火コイ
ル、7 パワートランジスタ、26 ノアゲート、27
帰還用インバータ、28 出力用インバータ、29、
29i アンドゲート(論理回路)、31 比較器、a
一次電圧が発生する接続点、ai 一次電流の検出電
圧を発生する接続点、b パルス信号を生成する接続
点、d 定時間パルスを生成する接続点、e 保持信号
が生成される出力点、f 点火信号を生成する出力点、
g パルス信号に応答した電圧信号を生成する接続点、
C、Ci パルス整形回路、D、Di タイマ回路、E
パルス検出回路、VB 電源電圧、VTH1 基準電
圧。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火コイルを駆動するためのパワートラ
    ンジスタに発生する一次電圧に基づいて内燃機関の点火
    を検出し、点火信号を生成する内燃機関用点火信号検出
    装置において、 前記一次電圧の波形を整形して所定のパルス信号を生成
    するパルス整形回路と、 前記パルス信号をトリガとして定時間パルスを生成する
    タイマ回路と、 前記パルス信号が少なくとも1回検出された後に所定レ
    ベルの保持信号を出力し続けるパルス検出回路と、 前記保持信号と前記定時間パルスとの論理積を前記点火
    信号として生成する論理回路と、 バッテリの電源電圧を前記点火コイル、前記パルス整形
    回路、前記タイマ回路および前記パルス検出回路に供給
    する電源キースイッチとを備え、 前記パルス検出回路は、モノリシックICで構成された
    ことを特徴とする内燃機関用点火信号検出装置。
  2. 【請求項2】 点火コイルからの一次電流に基づいて内
    燃機関の点火を検出し、点火信号を生成する内燃機関用
    点火信号検出装置において、 前記一次電流の波形を整形して所定のパルス信号を生成
    するパルス整形回路と、 前記パルス信号をトリガとして定時間パルスを生成する
    タイマ回路と、 前記パルス信号が少なくとも1回検出された後に所定レ
    ベルの保持信号を出力し続けるパルス検出回路と、 前記保持信号と前記定時間パルスとの論理積を点火信号
    として生成する論理回路と、 バッテリの電源電圧を前記点火コイル、前記パルス整形
    回路、前記タイマ回路および前記パルス検出回路に供給
    する電源キースイッチとを備え、 前記パルス検出回路は、モノリシックICで構成された
    ことを特徴とする内燃機関用点火信号検出装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス検出回路は、 前記パルス信号が一方の入力端子に印加されるノアゲー
    トと、 前記ノアゲートの出力端子と他方の入力端子との間に挿
    入された帰還用インバータと、 前記ノアゲートの出力端子に接続された出力用インバー
    タとから構成されたことを特徴とする請求項1または請
    求項2の内燃機関用点火信号検出装置。
  4. 【請求項4】 前記パルス整形回路は、前記一次電流の
    検出電圧を基準電圧と比較する比較器を含み、 前記論理回路は、3つの入力端子を有するアンドゲート
    からなり、前記パルス信号に応答した電圧信号を第3の
    入力信号とすることを特徴とする請求項2の内燃機関用
    点火信号検出装置。
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