JPH07293151A - ブラインドのスラット - Google Patents

ブラインドのスラット

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JPH07293151A
JPH07293151A JP8198594A JP8198594A JPH07293151A JP H07293151 A JPH07293151 A JP H07293151A JP 8198594 A JP8198594 A JP 8198594A JP 8198594 A JP8198594 A JP 8198594A JP H07293151 A JPH07293151 A JP H07293151A
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slats
slat
cord
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heat insulating
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Shinichi Komoto
真一 弘本
Takafumi Chiba
隆文 千葉
Hideo Tanaka
英夫 田中
Masato Fujitani
真人 藤谷
Jiro Izumi
次郎 和泉
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Kajima Corp
Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
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Kajima Corp
Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】好ましい風合い及び意匠性を備え、かつ断熱性
に優れたブラインドのスラットを提供することを目的と
する。 【構成】断熱性を有する布状の基材2の端部を接合し
て、中空層3を備えたスラット1を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブラインドのスラッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】窓の内側に設置される横型ブラインド
は、ヘッドボックスからラダーコードを介して吊下支持
されるスラットを角度調節することにより、室内への採
光量を調節可能としている。このような横型ブラインド
のスラットには、遮光性及び断熱性が要求され、また居
住者に対し暖かな風合い、質感を提供することが望まし
い。
【0003】前記スラットは、通常アルミニウムの薄板
で形成される。このようなスラットは、遮光性には優れ
るが、断熱性及び風合いは充分とはいえない。そこで、
スラットの断熱性を向上させるために、特公昭37−1
4983号公報に記載されたスラットは、金属あるいは
合成樹脂で中空状に形成されている。
【0004】また、特公平4−21038号公報に記載
されたスラットは、発泡樹脂で成形した基板の表面をア
ルミニウムの薄膜で覆うことにより、断熱性を確保して
いる。
【0005】また、実開昭57−42099号公報に記
載されたスラットは、布に適度な剛性を付与して形成さ
れ、意匠性及び風合いを確保している。また、実開平4
−21699号公報に記載されたスラットは、スラット
本体が布で被覆されて、意匠性及び風合いを確保してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特公昭37
−14983号公報及び特公平4−21038号公報に
記載されたスラットでは、断熱性は確保することができ
るが、風合い及び意匠性に乏しい。
【0007】また、実開昭57−42099号公報及び
実開平4−21699号公報に記載されたスラットで
は、風合い及び意匠性を向上させることはできるが、断
熱性を充分に確保することができない。
【0008】この発明の目的は、好ましい風合い及び意
匠性を備え、かつ断熱性に優れたブラインドのスラット
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、断熱性を有する布状の基材の端部を接合
して、中空層を有するブラインドのスラットを形成し
た。
【0010】また、前記基材は、ガラス繊維による基布
の表裏両面に樹脂コーティングを施して形成される。ま
た、前記基材は、ガラス繊維による基布の片面に樹脂コ
ーティングを施して形成される。
【0011】
【作用】布の風合いと意匠性を備え、かつ断熱性に優れ
たスラットが構成される。また、ガラス繊維による基布
の表裏両面に樹脂コーティングを施した基材は、断熱性
に優れ、かつ布の風合いを備える。
【0012】また、ガラス繊維による基布の片面に樹脂
コーティングを施した基材は、断熱性に優れ、かつ布の
風合いがさらに強調される。
【0013】
【実施例】図1及び図2は、本発明を具体化した横型ブ
ラインドのスラットの第一の実施例を示す。図1に示す
スラット1は、図2に示す基材2を二つ折りにし、中空
層3が形成されるように端部を接着して形成される。
【0014】前記基材2は、ガラス繊維により形成され
て適度な剛性を有する基布6の表裏両面に、例えば白、
アイボリー等の色彩で樹脂コーティング4を施して形成
される。前記樹脂コーティングは、基布6の表裏両面に
樹脂フィルムをラミネート加工したものである。そし
て、前記基材2が二つ折りされ、その端部が接着材で接
着されて、中空層3が形成される。なお、基材2の端部
は熱による溶着、あるいは縫着としてもよい。
【0015】前記スラット1は、通常の横型ブラインド
のスラットと同様にヘッドボックスからラダーコード5
を介して多数段吊下支持され、公知のスラット角度調節
装置(図示しない)を操作することにより、それぞれ同
位相で角度調節可能となっている。また、各スラット1
に昇降コードを挿通し、同昇降コードの下端にボトムレ
ールを吊下支持し、同昇降コードをヘッドボックス内に
配設される公知の昇降装置により巻き上げ、あるいは巻
き戻すことにより、ボトムレールを昇降して、各スラッ
ト1を昇降可能とすることもできる。
【0016】さて、上記のように構成されたスラット1
は基布6の表面に樹脂コーティング4を施して基材2が
形成されているので、基布6の風合いを生かし、かつ樹
脂コーティング4の色彩を適宜に選択することにより意
匠性を向上させることができる。また、ガラス繊維によ
る基布6を使用したことにより、温度変化にともなう寸
法安定性に優れている。また、中空層3が形成されてい
るので、スラット1自身の断熱性を向上させることがで
きる。
【0017】従って、このようなスラット1で構成され
る横型ブラインドは、風合い及び意匠性に優れ、かつ充
分な断熱性を確保することができる。なお、前記実施例
では基布6をガラス繊維で構成したが、ポリエステル等
による基布を使用することもできる。また、樹脂コーテ
ィングを基布6の片面にのみ施して基材2を形成し、そ
のコーティング面を内側とするように基材2を二つ折り
にしてスラット1を形成すれば、基布6の風合いをその
まま生かしたスラット1を形成することができる。
【0018】なお、前記実施例のスラット1は基材2を
二つ折りして、端部を接着する構成としたが、次に示す
構成としてもよい。 (1)図3に示すように、基材2の端部を互いに接着し
て断面長円状として中空層3を形成する。
【0019】(2)図4に示すように、二枚の基材2の
間に中空層3が形成されるように、各基材2の両端部を
接着する。 (3)図5に示すように、基材2の両端部を同方向に折
り返して同基材2の中間部にそれぞれ接着し、二つの中
空層3を形成する。
【0020】(4)図6に示すように、基材2の両端部
を逆方向に折り返して同基材2の中間部にそれぞれ接着
し、二つの中空層3を形成する。また、前記各実施例は
本発明を横型ブラインドのスラットとして具体化したも
のであるが、同様に縦型ブラインドのスラットとして具
体化することもできる。
【0021】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項1において、基材2を二つ折りにし、その
端部を接合して中空層3を形成した。中空層を有するス
ラットを容易に形成することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は好まし
い風合い及び意匠性を備え、かつ断熱性に優れたブライ
ンドのスラットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例のスラットを示す斜視図である。
【図2】スラットの基材を示す斜視図である。
【図3】別の実施例のスラットを示す斜視図である。
【図4】別の実施例のスラットを示す斜視図である。
【図5】別の実施例のスラットを示す斜視図である。
【図6】別の実施例のスラットを示す斜視図である。
【符号の説明】
2 基材 3 中空層
フロントページの続き (72)発明者 田中 英夫 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 藤谷 真人 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 和泉 次郎 東京都港区海岸1丁目11番1号 立川ブラ インド工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱性を有する布状の基材(2)の端部
    を接合して中空層(3)を形成したことを特徴とするブ
    ラインドのスラット。
  2. 【請求項2】 前記基材(2)は、ガラス繊維による基
    布(6)の表裏両面に樹脂コーティングを施して形成し
    たことを特徴とする請求項1記載のブラインドのスラッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記基材(2)は、ガラス繊維による基
    布(6)の片面に樹脂コーティングを施して形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のブラインドのスラット。
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