JPH07292987A - アンカー打込み装置 - Google Patents

アンカー打込み装置

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JPH07292987A
JPH07292987A JP12566394A JP12566394A JPH07292987A JP H07292987 A JPH07292987 A JP H07292987A JP 12566394 A JP12566394 A JP 12566394A JP 12566394 A JP12566394 A JP 12566394A JP H07292987 A JPH07292987 A JP H07292987A
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JP
Japan
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anchor
drill
driving
tip
abutting
Prior art date
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Application number
JP12566394A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Hirukotani
義孝 蛭子谷
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドリルで下穴を明けた後、ドリルと打込み棒
とを取替えることなく、そのドリルに打込み本体を装着
してアンカーの打込み容易に行なう。 【構成】アンカーガイド部3を打込み本体1の先部に設
けると共に直接当接衝打する打込み頭部6を該アンカー
ガイド部3の先端部に形成し、該打込み本体1の下端よ
りドリルガイド穴10を形成すると共に該下端部に当接
衝打部7を形成し、また打込み本体1にアンカー2を装
着したとき、アンカーガイド部3の打込み頭部6の先端
が該アンカー2のテーパーピン5に当接しないように、
パイプ状のスペーサー本体14を挿通着脱自在に設け、
さらに打込み本体1の下端部の当接衝打部7をドリル8
のスパイラル状溝20の基端部22で当接衝打できるよ
うに、当接面25を有するリング状で内側に掛止突起2
3を突設した当接衝打リング21を設けたことを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井、壁などのコンク
リート面に、予め明けられた穴にアンカー(アンカー内
部のテーパピンを打込むことによりアンカー先端部が開
き、穴に固定される打込みアンカーで、以後、アンカー
と記載する。)を打込む作業に使用するアンカー打込み
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアンカー打込み作業に於いて、振
動ドリル(一般的に市販されている回転と振動を伴っ
て、主にコンクリート壁などの穴明けに用いられるもの
で、以後、振動ドリルと記載する。)で下穴(アンカー
を打込むためのアンカーサイズに対応した所定寸法の穴
で、以後、下穴と記載する。)を明けた後、該振動ドリ
ルのコンクリート用ドリル刃物(直接コンクリート壁に
穴を明ける刃物で、以後、ドリルと記載する。)を取外
し、入れ替えに打込み棒を装着し、該打込み棒の先端部
にアンカーを嵌入した状態で振動ドリルを駆動させてア
ンカーを打込む、その穴明けとアンカーの打込み作業を
同一の振動ドリルで行なっている。そして、その振動ド
リルを使用してアンカーの打込み作業を行なうことを通
称、機械打ちと称し(以後、機械打ちと記載する。)ま
た、その機械打ちの方法に対して手作業で行なうアンカ
ー打込みを通称、手打ちと称し(以後、手打ちと記載す
る。)、この手打ち作業は、予め振動ドリルなどで明け
られた下穴に、アンカー打込み工具の先端部にアンカー
を装着した状態で、直接アンカー打込み工具の基端をハ
ンマーで衝打して打込む方法と、また本発明人が出願し
た、実願平4−23680号及び実願平5−75612
号が提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の機械打ち作
業は、アンカーの下穴明けとアンカーの打込み作業を同
一の振動ドリルで行なうため、振動ドリルに装着された
ドリルと打込み棒をその都度、取替えなければならず、
また容易に取替えられる構造にはなっているものの、そ
の取替えと打込み棒にアンカー装着の作業は、数百本の
アンカーを打込むという数打ち作業に於いては煩雑で非
常に手間が掛っていた。特に、天井など高所の作業にお
いては、脚立(梯子)を使用することが多く、1m以上
のロングドリルを使用しなければならないときには、脚
立上でロングドリルとロング打込み棒を取替えるのは、
バランスを崩しやすく危険なので一度下に下りて交換の
後、再度脚立に上りアンカーの打ち込みをしなくてはな
らない。このように、脚立の上り下りに多大の労力が必
要で、作業効率も悪く、天井など高所の作業には適した
やり方ではなかった。
【0004】そこで本発明は上記のような欠点を解消
し,機械打ちでドリルと打込み棒を取替えることなく、
本発明品を上から差し込むだけで打ち込み棒に変わり、
高所作業では脚立の上にいたままで効率良く両方の作業
が早く行なえ、また作業上の疲れも比較的軽く、作業効
率の向上によって工期の短縮が図れ、困難な作業場所で
も比較的楽に作業ができ、これらのことから総合的に工
期の短縮と工費の圧縮が図れ、且つ簡易な構成で安価に
製作提供できるアンカー打込み装置の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記欠点を解消するため
に、第1にアンカーの衝打用穴内部に設けられたテーパ
ーピンの深さより長いアンカーガイド部を打込み本体の
先部に設けると共に該アンカーガイド部の先端部にアン
カーのテーパーピンを当接衝打する打込み頭部を形成
し、該打込み本体の下端よりドリルの先端切り刃部が当
接しない程度の深さのドリルガイド穴を形成すると共に
該下端部に当接衝打部を形成している。第2に、打込み
本体のアンカーガイド部にアンカーを装着したとき、ア
ンカーガイド部の打込み頭部の先端が該アンカーのテー
パーピンに当接しないように、アンカーガイド部の下部
にパイプ状のスペーサー本体を挿通着脱自在に設けてい
る。第3に、打込み本体の下端部の当接衝打部をドリル
のスパイラル状溝の基端部で当接衝打できるように、上
記打込み本体の当接衝打部が直接当接する当接面を有す
るリング状で内側にスパイラル状溝の基端部で遊嵌保持
できる掛止突起を突設した当接衝打リングを設けてい
る。
【0006】
【作用】上述の如く構成されているから、打込みアンカ
ーを打込む時、先ず所定の位置に振動ドリルで下穴を明
ける。そのとき、該振動ドリルのコンクリート用ドリル
刃物に於いて、通常のストレートシャンクドリル及びそ
のシャンク部が長いロングタイプドリルとテーパーシャ
ンクドリルとを振動ドリルのチャック部の種類に応じて
適宜変更して使用する。つまり、前者のストレートシャ
ンクドリルなどは、ワンタッチ式に取替えられる機構の
チャック部を持った振動ドリルで、該チャック部の外周
部を前後方向、つまり軸方向に動かすことによってドリ
ルをワンタッチ式に着脱できる構造で、後者のテーパー
シャンクドリルを使用するものは、前記チャック部がテ
ーパーシャンクホルダーとなったもので、該テーパーシ
ャンクホルダーは、嵌入するホルダー部が内テーパーと
なっており、該内テーパー部にテーパーシャンクドリル
を嵌合させて装着する。
【0007】そこで、ワンタッチ式に取替えられる機構
のチャック部を持った振動ドリルで、ストレートシャン
クドリルを使用する場合、先ず、所定の位置に下穴を明
け、次に該ドリルのスパイラル状溝に当接衝打リングを
遊挿すると共に該スパイラル状溝の基端部に遊挿保持さ
せ、さらに打込み本体のドリルガイド穴を該ドリルの切
刃部に遊挿すると共に該打込み本体の当接衝打部を上記
当接衝打リングの当接面に連設状に当接させ、その時ド
リルの切刃部先端は打込み本体のドリルガイド穴の先端
とは当接させない、そして下穴に打込むアンカーをアン
カーガイド部に嵌合保持させ、その状態で下穴に該アン
カーを嵌入した後、振動ドリルを駆動させてその衝打力
で下穴の所定深さまでアンカーの打込みをすると同時に
一定以上の衝打力によって該アンカーのテーパーピンで
アンカーの先端部を開らかせて下穴に該アンカーを固着
する。
【0008】また、下穴が若干小さくなってアンカーの
挿入に相当な衝打力が必要な楊合、奥に挿入される前に
該アンカーの先端部が開かないように、予め、打込み本
体の先部のアンカーガイド部にスペーサー本体を嵌入し
て、アンカーガイド部の先端部の打込み頭部がアンカー
のテーパーピンを当接衝打しない状態で、先ず、下穴に
アンカーを打込み、その後、スペーサー本体を外して改
めて、上述のようにアンカーのテーパーピンを衝打する
ことによって該アンカーの先端部を開らかせて下穴に固
着する。
【0009】さらに、テーパーシャンクドリルを使用す
る場合、テーパーシャンクホルダーを持った振動ドリル
を使用し、テーパーシャンクホルダーの内テーパー部に
ドリルのテーパーシャンク部を嵌合させて装着し、上述
のように打込み本体のドリルガイド穴にドリルの切刃部
を遊挿すると共に該打込み本体の下端部の当接衝打部を
該テーパーシャンクホルダーの先端部に当接させる。そ
の時ドリルの先端切り刃部は打込み本体のドリルガイド
穴の先端とは当接させない、その状態で上述と同様にし
てアンカーを下穴に嵌入固着する。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1及び図4において、1は打込み本体で、該打込み本
体1は、先端にアンカー2を嵌入するアンカーガイド部
3を形成し、該アンカーガイド部3は、アンカー2の衝
打用穴4内部に設けられたテーパーピン5の深さより長
く形成すると共に該アンカーガイド部3の先端部にアン
カー2のテーパーピン5を当接衝打する打込み頭部6を
形成している。そして、打込み本体1の下部端に当接衝
打部7を形成すると共に該打込み本体1の下端より後述
するドリル8の先端切り刃部9が当接しない程度の深さ
のドリルガイド穴10を形成し、また図2及び図3に示
すように、ドリル8を該ドリルガイド穴10の上部近傍
まで遊嵌したとき、上記先端切り刃部9の下部より若干
の間隔を持った位置に、内周突起11、11と先端切り
刃部9が通過する通過溝12、12を夫々二段に形成
し、上段の通過溝12、12と下段の通過溝12、12
とは、90゜ひねった位置に形成され、その上下段の間
隔は、上段の通過溝12、12と下段の通過溝12、1
2との間で先端切り刃部9が90°回動できる程度であ
る。また該内周突起11、11は、ドリル8の先端切り
刃部9が通過できない程度の突出量である。
【0011】また、図1に示す、打込み本体1の上部近
傍に鎖13に吊設されたスペーサー本体14は、上部に
アンカー2と略同径で該アンカー2が当接する上部当接
面15を形成し、下部に打込み本体1の上部近傍と同径
で該打込み本体1の上部端に当接する下部当接面16を
形成すると共にアンカーガイド部3に挿通するガイド穴
17を開設している。
【0012】しかして、振動ドリル18のチャック19
に通常のストレートシャンクドリル又はそのシャンク部
が長いロングタイプドリルの何れかのドリル8を装着す
る状態において,チャック19は、該チャック19の外
周部を軸方向に動かすことでドリル8を着脱させる機構
を持ったもので、ドリル8に打込み本体1を装着したと
き該チャック19に当接させると、打込み時の衝撃でそ
の機構が破損する恐れがあり当接させることができな
い、またドリル8の先端切り刃部9がドリルガイド穴1
0の先端に当接すると該先端切り刃部9の刃先が欠ける
ので当接しないように設定しなければならない。
【0013】このことから、図4及び図6に示すよう
に、ドリル8のスパイラル状溝20に当接衝打リング2
1を遊挿すると共に該スパイラル状溝20の基端部22
に保持させ、打込み本体1の下部端の当接衝打部7が振
動ドリル18のワンタッチでドリル8を着脱させるチャ
ック19の上部端面に直接当接させないことによって、
該当接衝打リング21がチャック19の機構を保護して
いる。その、当接衝打リング21は図5に示すように、
平厚板状の略ワッシャ状で、内方向に掛止突起23、2
3を対向して夫れ夫れ突設し、該掛止突起23、23が
前記のスパイラル状溝20に遊挿されると共に当接衝打
リング21を基端部22に保持させている。
【0014】以上のように設定された状態で、該ドリル
8の切刃部24に打込み本体1のドリルガイド穴10を
遊挿し、該打込み本体1の下端部の当接衝打部7を上記
当接衝打リング21の上部当接面25に連設状に当接さ
せて保持し、その時ドリル8の先端切り刃部9は打込み
本体1のドリルガイド穴10の先端とは当接しない状態
で保持されている。また、上記打込み本体1のドリルガ
イド穴10よりドリル8に遊挿するとき、先ず先端切り
刃部9を下段の通過溝12、12より通過させ、つぎに
打込み本体1を90゜ひねった状態で上段の通過溝1
2、12を通過させて遊挿する。このことは、振動ドリ
ル18を下向きにしたとき、ドリル8より打込み本体1
が容易に脱落しないようにしたものである。
【0015】しかして、図6に示すように、アンカー2
に対応した下穴26を天井などのコンクリートの壁面2
7に振動ドリル18によって開設し、その後、上述した
ようにドリル8に打込み本体1を装着し、該打込み本体
1のアンカーガイド部3にアンカー2を装着する。そし
て、下穴26にアンカー2を嵌入すると共に振動ドリル
18を駆動させて該アンカー2のテーパーピン5をアン
カーガイド部3の打込み頭部6にて衝打させ該テーパー
ピン5によってアンカー2の内部より該先端部を押し広
げられて下穴26にアンカー2が保持固着される。
【0016】また、ドリル8の先端切り刃部9が擦り減
って小さくなると、下穴26も小さくなり、アンカー2
の挿入に相当の衝打が必要となる。その状態のままで上
述のように振動ドリル18で挿入しようとすると、アン
カー2が下穴26に挿入される前にテーパーピン5が該
アンカー2の内部より押し広げてアンカー2の先部が広
がり下穴26に嵌入できなくなる。ことから、下穴26
が若干小さい場合、図7に示すように、アンカーガイド
部3に予めスペーサー本体14を挿通してからアンカー
2を装着し、アンカーガイド部3の打込み頭部6がテー
パーピン5に当接しないようにし、アンカー2を衝打し
たときテーパーピン5が内部より押し広げないようにし
ている。そして、上述した状態で若干小さくなった下穴
26にアンカー2を打込み、その後、スペーサー本体1
4を取外し上述のように振動ドリル18を駆動させて打
込み頭部6にてテーパーピン5を衝打し、アンカー2の
内部より押し広げて下穴26にアンカー2を保持固着す
る。また、スペーサー本体14は、上記した鎖13に吊
設されているので状況に即応して装着、取外しが容易に
行なえる。
【0017】しかして、図8に示すように、他のドリル
8aのテーパーシャンクドリルを使用する場合に於い
て、テーパーシャンクホルダー28を持った振動ドリル
18を使用し、先ずテーパーシャンクドリルのドリル8
aは、上記ドリル8と略同様でシャンク部29がテーパ
ー状に形成され、またシャンク部29に対応してテーパ
ーシャンクホルダー28にテーパー部30が形成し、該
テーパーシャンクホルダー28の先端に当接衝打部31
を形成している。そして、上述したストレートシャンク
ドリル等を使用するときと略同様に使用するものである
が、差異において、打込み本体1のドリルガイド穴10
よリドリル8aに遊挿するとき、打込み本体1の当接衝
打部7がテーパーシャンクホルダー28の先端の当接衝
打部31に直接当接させて使用している。これは、上記
チャック19のように軸方向の衝撃で破損の恐れがない
ためである。
【0018】なお、本実施例に示す、内周突起11、1
1と先端切り刃部9が通過する通過溝12、12を夫々
上下二段にドリルガイド穴10の上部近傍に形成してい
るが、ドリルガイド穴10の下部近傍に形成するよう
に、適宜設計を変更して使用しても良い。また、図示は
省略したが、本発明人が出願したドリルの下穴深さを決
める実願平5−34751号のコンクリートドリル用深
さ位置決め装置を当接衝打リング21に替えて、深さ位
置決め装置を使用すると上述した当接衝打リング21と
の双方の効果が得られるようにしても好ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記構成、作用によって所期
の目的を有効に達成したもので、特に、アンカー2の衝
打用穴内部4に設けられたテーパーピン5の深さより長
いアンカーガイド部3を打込み本体1の先部に設けると
共に該アンカーガイド部3の先端部にアンカー2のテー
パーピン5を当接衝打する打込み頭部6を形成し、該打
込み本体1の下端よりドリル8、8aの先端切り刃部9
が当接しない程度の深さのドリルガイド穴10を形成す
ると共に該下端部に当接衝打部7を形成しているので、
ドリル8と打込み棒を取替える手間がなく、効率良く下
穴明けとアンカー打込みの両方の作業が簡易、且つ迅速
に行なえ、天井など高所の作業においては、脚立(梯
子)の上で一度に作業を終えることができる。また手打
ち作業のように力を必要とすることなく作業上の疲れも
比較的軽く、煩雑で指を衝打することなく、困難な作業
場所でも比較的楽に作業ができ、これらによって総合的
に作業効率が向上し工期の短縮と工費の圧縮が図れ、且
つ簡易な構成で安価に製作提供できる。さらに、打込み
本体1のアンカーガイド部3にアンカー2を装着したと
き、アンカーガイド部3の打込み頭部6の先端が該アン
カー2のテーパーピン5に当接しないように、アンカー
ガイド部3の下部にパイプ状のスペーサー本体14を挿
通着脱自在に設けているので、ドリル8の先端切り刃部
9が擦り減って下穴26が小さくなっても、アンカー2
を打込むときアンカー2の先部が広がらずに下穴26に
容易に嵌入でき、その場で即応した対処が素早くでき
る。加えて、打込み本体1の下端部の当接衝打部7をド
リル8のスパイラル状溝20の基端部22で当接衝打で
きるように、上記打込み本体1の当接衝打部7が直接当
接する当接面25を有するリング状で内側にスパイラル
状溝20の基端部22で遊嵌保持できる掛止突起23を
突設した当接衝打リング21を設けているので、ストレ
ートシャンクドリル及びそのシャンク部が長いロングタ
イプドリルなどのドリル8をワンタッチで着脱させる振
動ドリル18のチャック19を使用しても,打込み時の
衝撃でチャック19が破損する恐れがなくアンカー2の
打込みが簡易、且つ迅速に行なえ、よって実用上著大な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】要部の側面部分断面図である。
【図3】図2の矢視A−A線の平面断面図である。
【図4】使用状態を示す一部省略した正面図である。
【図5】当接衝打リング21の斜視図である。
【図6】使用状態を示す一部省略した要部の部分正面断
面図である。
【図7】使用状態を示す要部の部分正面断面図である。
【図8】本発明の他の実施例の使用状態を示す要部の部
分正面断面図である。
【符号の説明】
1 打込み本体 2 アンカー 3 アンカーガイド部 4 衝打用穴 5 テーパーピン 6 打込み頭部 7 当接衝打部 8 ドリル 8a ドリル 9 先端切り刃部 10 ドリルガイド穴 14 スペーサー本体 20 スパイラル状溝 21 当接衝打リング 23 掛止突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンカーの衝打用穴内部に設けられたテ
    ーパーピンの深さより長いアンカーガイド部を打込み本
    体の先部に設けると共に該アンカーガイド部の先端部に
    アンカーのテーパーピンを当接衝打する打込み頭部を形
    成し、該打込み本体の下端よりドリルの先端切り刃部が
    当接しない程度の深さのドリルガイド穴を形成すると共
    に該下端部に当接衝打部を形成したことを特徴とするア
    ンカー打込み装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のアンカーガイド部にアンカー
    を装着したとき、アンカーガイド部の打込み頭部の先端
    が該アンカーのテーパーピンに当接しないように、アン
    カーガイド部の下部にパイプ状のスペーサー本体を挿通
    着脱自在に設けたことを特徴とするアンカー打込み装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1の打込み本体の下端部の当接衝
    打部をドリルのスパイラル状溝の基端部で当接衝打でき
    るように、上記打込み本体の当接衝打部が直接当接する
    当接面を有するリング状で内側にスパイラル状溝の基端
    部で遊嵌保持できる掛止突起を突設した当接衝打リング
    を設けたことを特徴とするアンカー打込み装置。
JP12566394A 1994-04-27 1994-04-27 アンカー打込み装置 Pending JPH07292987A (ja)

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