JPH07292761A - 下水設備用制御装置 - Google Patents
下水設備用制御装置Info
- Publication number
- JPH07292761A JPH07292761A JP8973994A JP8973994A JPH07292761A JP H07292761 A JPH07292761 A JP H07292761A JP 8973994 A JP8973994 A JP 8973994A JP 8973994 A JP8973994 A JP 8973994A JP H07292761 A JPH07292761 A JP H07292761A
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- JP
- Japan
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- ground
- main circuit
- circuit board
- fixed body
- manhole
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- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 地上での設置スペースの節減と周囲の美観の
低下および他物との衝突などにともなう損傷を極力防止
しつつ、設定操作や表示の確認、メンテナンスを容易に
し、しかも、熱や雨水などによる悪影響を解消すること
ができるようにする。 【構成】 引込開閉器盤2および操作・表示盤3からな
る地上側制御盤1を電柱などの地上に設置した固定体6
に装着する一方、主回路盤7を地上固定体6の近傍の地
中に埋設したマンホール9内に設置し、主回路盤7のケ
ース8と固定体6との間にわたって、強制吸・排気用の
吸気管11および排気管13を配設し、吸気管11内に
動力ケーブル17および制御ケーブル18を挿通させた
構成としている。
低下および他物との衝突などにともなう損傷を極力防止
しつつ、設定操作や表示の確認、メンテナンスを容易に
し、しかも、熱や雨水などによる悪影響を解消すること
ができるようにする。 【構成】 引込開閉器盤2および操作・表示盤3からな
る地上側制御盤1を電柱などの地上に設置した固定体6
に装着する一方、主回路盤7を地上固定体6の近傍の地
中に埋設したマンホール9内に設置し、主回路盤7のケ
ース8と固定体6との間にわたって、強制吸・排気用の
吸気管11および排気管13を配設し、吸気管11内に
動力ケーブル17および制御ケーブル18を挿通させた
構成としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水道中継ポンプユニ
ットなどのように、マンホールに流入した下水を下流側
下水管へ揚水するためにマンホールに設置したポンプの
動作を制御するために用いられる下水設備用制御装置に
関するものである。
ットなどのように、マンホールに流入した下水を下流側
下水管へ揚水するためにマンホールに設置したポンプの
動作を制御するために用いられる下水設備用制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の下水設備用制御装置は、大別し
て、引込開閉器盤、操作・表示盤およびポンプ動作を制
御する主回路盤とからなり、従来一般には、それら3つ
の盤を一体ユニット化して電柱や専用ポールなどの地上
固定体に装着していたが、この場合は、一体ユニット化
により大型になった制御装置(制御盤)が地上に露出す
るために、周囲の美観が損なわれるだけでなく、車等の
他物の衝突や接触にともなって損傷などの被害を蒙りや
すい。さらに、スペース面からも種々の制約を受けるこ
とになる。
て、引込開閉器盤、操作・表示盤およびポンプ動作を制
御する主回路盤とからなり、従来一般には、それら3つ
の盤を一体ユニット化して電柱や専用ポールなどの地上
固定体に装着していたが、この場合は、一体ユニット化
により大型になった制御装置(制御盤)が地上に露出す
るために、周囲の美観が損なわれるだけでなく、車等の
他物の衝突や接触にともなって損傷などの被害を蒙りや
すい。さらに、スペース面からも種々の制約を受けるこ
とになる。
【0003】そこで、例えば実公平3−29434号公
報などにみられるように、制御装置の全体をポンプを設
置したマンホールの内部や該マンホールの近傍の地中に
埋設した専用のマンホール(ピット)内に設置すること
で、地上のスペース上の制約及び他物の衝突や接触にと
もなう不測の被害を回避するとともに、周囲の美観の低
下を解消するようにしたものを本出願人らは既に提案し
ている。
報などにみられるように、制御装置の全体をポンプを設
置したマンホールの内部や該マンホールの近傍の地中に
埋設した専用のマンホール(ピット)内に設置すること
で、地上のスペース上の制約及び他物の衝突や接触にと
もなう不測の被害を回避するとともに、周囲の美観の低
下を解消するようにしたものを本出願人らは既に提案し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報など
に開示されているマンホール内設置式の下水設備用制御
装置においては、各種制御のための設定操作や表示内容
の確認、あるいは点検などのメンテナンスの度に、マン
ホール蓋を開けて内部に手を差し入れたり、内部の表示
盤を覗き込む必要があって、設定操作や表示の確認、メ
ンテナンスが非常に面倒かつ不便である。加えて、動力
系統を有する主回路盤は発熱しやすい上に、マンホール
内への雨水や下水の侵入、さらには結露なども発生しや
すく、その結果、引込開閉器や操作・表示部がその熱的
な影響や侵入水、結露の影響を受けて動作不良などを招
きやすいという問題があった。
に開示されているマンホール内設置式の下水設備用制御
装置においては、各種制御のための設定操作や表示内容
の確認、あるいは点検などのメンテナンスの度に、マン
ホール蓋を開けて内部に手を差し入れたり、内部の表示
盤を覗き込む必要があって、設定操作や表示の確認、メ
ンテナンスが非常に面倒かつ不便である。加えて、動力
系統を有する主回路盤は発熱しやすい上に、マンホール
内への雨水や下水の侵入、さらには結露なども発生しや
すく、その結果、引込開閉器や操作・表示部がその熱的
な影響や侵入水、結露の影響を受けて動作不良などを招
きやすいという問題があった。
【0005】本発明は上記の実情に鑑みてなされたもの
で、周囲の美観の低下および他物との衝突などにともな
う損傷を極力防止しつつ、設定操作や表示の確認、メン
テナンスを容易に行なうことができ、しかも、熱や雨水
などによる悪影響を解消することができる下水設備用制
御装置を提供することを目的としている。
で、周囲の美観の低下および他物との衝突などにともな
う損傷を極力防止しつつ、設定操作や表示の確認、メン
テナンスを容易に行なうことができ、しかも、熱や雨水
などによる悪影響を解消することができる下水設備用制
御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る下水設備用制御装置は、引込開閉器盤
および操作・表示盤を地上に設置された固定体に装着す
る一方、上記主回路盤を上記地上固定体の近傍の地中に
埋設したマンホール内に設置し、この主回路盤のケース
内に外気を取り入れる吸気ボックス付き吸気管および上
記ケース内の空気を地上側に強制排出する排気ファン付
きの排気管を上記地上固定体とマンホールとの間にわた
って配設するとともに、上記引込開閉器盤および操作・
表示盤と主回路盤とを接続する動力ケーブルおよび制御
ケーブルを上記吸気管内に挿通させているものである。
に、本発明に係る下水設備用制御装置は、引込開閉器盤
および操作・表示盤を地上に設置された固定体に装着す
る一方、上記主回路盤を上記地上固定体の近傍の地中に
埋設したマンホール内に設置し、この主回路盤のケース
内に外気を取り入れる吸気ボックス付き吸気管および上
記ケース内の空気を地上側に強制排出する排気ファン付
きの排気管を上記地上固定体とマンホールとの間にわた
って配設するとともに、上記引込開閉器盤および操作・
表示盤と主回路盤とを接続する動力ケーブルおよび制御
ケーブルを上記吸気管内に挿通させているものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、装置全体を一体化するのでな
く、引込開閉器盤および操作・表示盤側と主回路盤側と
に分離して、引込開閉器盤および操作・表示盤側は地上
側の固定体に装着する一方、発熱を伴う主回路盤側はマ
ンホール内に設置することによって、地上側の盤は比較
的小型にして、その必要設置スペースを節減するととも
に、周囲の美観の低下も極力抑えることが可能である。
また、設定操作や表示の確認、メンテナンスは無理な姿
勢をとらずとも、地上での立ち姿勢のままで容易に行な
うことができる。その上、吸気管を通して外気を主回路
盤のケース内に取入れるとともに、該ケース内の空気を
排気ファンの作動にともない排気管を通して強制排気す
ることで、主回路盤が発熱しても、該主回路盤のケース
内に熱が籠ることを防止して、引込開閉器盤および操作
・表示盤への熱的な悪影響をなくするだけでなく、主回
路盤自体の熱的な劣化も防止することができる。さら
に、吸気管を動力ケーブルおよび制御ケーブル挿通用の
電線管に兼用し、これらケーブルが熱的な悪影響を受け
ることも回避することが可能である。
く、引込開閉器盤および操作・表示盤側と主回路盤側と
に分離して、引込開閉器盤および操作・表示盤側は地上
側の固定体に装着する一方、発熱を伴う主回路盤側はマ
ンホール内に設置することによって、地上側の盤は比較
的小型にして、その必要設置スペースを節減するととも
に、周囲の美観の低下も極力抑えることが可能である。
また、設定操作や表示の確認、メンテナンスは無理な姿
勢をとらずとも、地上での立ち姿勢のままで容易に行な
うことができる。その上、吸気管を通して外気を主回路
盤のケース内に取入れるとともに、該ケース内の空気を
排気ファンの作動にともない排気管を通して強制排気す
ることで、主回路盤が発熱しても、該主回路盤のケース
内に熱が籠ることを防止して、引込開閉器盤および操作
・表示盤への熱的な悪影響をなくするだけでなく、主回
路盤自体の熱的な劣化も防止することができる。さら
に、吸気管を動力ケーブルおよび制御ケーブル挿通用の
電線管に兼用し、これらケーブルが熱的な悪影響を受け
ることも回避することが可能である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。図1は本発明の一実施例による下水設備用制
御装置の概要を示す構成図であり、同図において、1は
地上側の制御盤であって、この地上側制御盤1は、積算
時間計や電流電圧計及びブレーカ、サーマルリレーなど
のポンプ保護機器等を備えた引込開閉器盤2、ポンプ動
作など各種制御のための設定操作具や故障表示灯などを
備えた操作・表示盤3、電話回線を利用した異常通報装
置(図示省略)などを防水型の箱形ケース4内に収納し
一体ユニット化してなるもので、例えば巻回式バンド5
などを介して、地上に設置された電柱などの固定体6に
装着されている。
説明する。図1は本発明の一実施例による下水設備用制
御装置の概要を示す構成図であり、同図において、1は
地上側の制御盤であって、この地上側制御盤1は、積算
時間計や電流電圧計及びブレーカ、サーマルリレーなど
のポンプ保護機器等を備えた引込開閉器盤2、ポンプ動
作など各種制御のための設定操作具や故障表示灯などを
備えた操作・表示盤3、電話回線を利用した異常通報装
置(図示省略)などを防水型の箱形ケース4内に収納し
一体ユニット化してなるもので、例えば巻回式バンド5
などを介して、地上に設置された電柱などの固定体6に
装着されている。
【0009】7はポンプ動作を制御する動力・制御用集
積回路からなる主回路盤であって、防水型のケース8内
に収納されており、上記電柱などの固定体6の近傍の地
中に埋設されたマンホール9内に架台10を介して設置
されている。11は吸気管であり、上記地上固定体6の
地上側制御盤1近くと上記マンホール9内の主回路盤7
におけるケース8との間にわたって配設されており、こ
の吸気管11の地上側端部には、吸気用ガラリ12aを
有する吸気ボックス12が取り付けられ、この吸気ボッ
クス12および吸気管11を経て外気が上記主回路盤7
のケース8内に取り入れられるようになされている。
積回路からなる主回路盤であって、防水型のケース8内
に収納されており、上記電柱などの固定体6の近傍の地
中に埋設されたマンホール9内に架台10を介して設置
されている。11は吸気管であり、上記地上固定体6の
地上側制御盤1近くと上記マンホール9内の主回路盤7
におけるケース8との間にわたって配設されており、こ
の吸気管11の地上側端部には、吸気用ガラリ12aを
有する吸気ボックス12が取り付けられ、この吸気ボッ
クス12および吸気管11を経て外気が上記主回路盤7
のケース8内に取り入れられるようになされている。
【0010】13は排気管であり、その一端が上記主回
路盤7におけるケース8に接続されているとともに、他
端が上記地上側制御盤1の近くで大気に開口し、かつ、
その開口端近くに排気ファン14が取り付けられてお
り、この排気ファン14の作動にともない上記主回路盤
7におけるケース8内の空気を排気管13を経て大気に
強制排出するようになされている。15は上記マンホー
ル9と下水揚水処理用のポンプ(図示省略)を設置した
マンホール(図示省略)との間にわたり配設された電線
管であり、この電線管15内に挿通させた電線16を介
して上記主回路盤7と下水揚水処理用ポンプとが電気的
に接続されている。
路盤7におけるケース8に接続されているとともに、他
端が上記地上側制御盤1の近くで大気に開口し、かつ、
その開口端近くに排気ファン14が取り付けられてお
り、この排気ファン14の作動にともない上記主回路盤
7におけるケース8内の空気を排気管13を経て大気に
強制排出するようになされている。15は上記マンホー
ル9と下水揚水処理用のポンプ(図示省略)を設置した
マンホール(図示省略)との間にわたり配設された電線
管であり、この電線管15内に挿通させた電線16を介
して上記主回路盤7と下水揚水処理用ポンプとが電気的
に接続されている。
【0011】17,18は上記地上側制御盤1と主回路
盤7とを接続する動力ケーブルおよび制御ケーブルであ
り、これら両ケーブル17,18は上記吸気間11内に
挿通されているとともに、それらの上端部分は上記吸気
ボックス12と地上側制御盤1との間にわたり水密状に
架設された防水型管19,20内に挿通されている。
盤7とを接続する動力ケーブルおよび制御ケーブルであ
り、これら両ケーブル17,18は上記吸気間11内に
挿通されているとともに、それらの上端部分は上記吸気
ボックス12と地上側制御盤1との間にわたり水密状に
架設された防水型管19,20内に挿通されている。
【0012】なお、上記主回路盤7からの電線16の引
出用筒部21も水密状にケース8に形成されている。ま
た、上記実施例では、地上側の固定体6が電柱である場
合について説明したが、建物の壁であっても、専用ポー
ルであってもよい。さらに、マンホール9の上壁に開閉
可能なマンホール蓋を設けてもよい。
出用筒部21も水密状にケース8に形成されている。ま
た、上記実施例では、地上側の固定体6が電柱である場
合について説明したが、建物の壁であっても、専用ポー
ルであってもよい。さらに、マンホール9の上壁に開閉
可能なマンホール蓋を設けてもよい。
【0013】上記のように構成された下水設備用制御装
置においては、装置全体が引込開閉器盤2および操作・
表示盤3からなる地上側制御盤1と主回路盤7とに分離
され、そのうち地上側制御盤1が地上に設置された電柱
などの固定体6に装着されている一方、主回路盤7が地
中に埋設のマンホール9内に設置されているので、地上
側制御盤1の大きさは主回路盤7がない分だけ小さくな
り、地上での設置スペースが小さくてすむとともに、周
囲の美観を損ねることも非常に少なく、かつ、設定操作
や表示の確認などは地上での立ち姿勢のままで容易に行
なえる。また、主回路盤7側が発熱したとしても、その
熱が地上側制御盤1に伝達されないので、引込開閉器盤
2および操作・表示盤3に対する熱的な悪影響が全くな
く、所定の動作状態を長期間に亘って安定よく保持する
ことが可能である。
置においては、装置全体が引込開閉器盤2および操作・
表示盤3からなる地上側制御盤1と主回路盤7とに分離
され、そのうち地上側制御盤1が地上に設置された電柱
などの固定体6に装着されている一方、主回路盤7が地
中に埋設のマンホール9内に設置されているので、地上
側制御盤1の大きさは主回路盤7がない分だけ小さくな
り、地上での設置スペースが小さくてすむとともに、周
囲の美観を損ねることも非常に少なく、かつ、設定操作
や表示の確認などは地上での立ち姿勢のままで容易に行
なえる。また、主回路盤7側が発熱したとしても、その
熱が地上側制御盤1に伝達されないので、引込開閉器盤
2および操作・表示盤3に対する熱的な悪影響が全くな
く、所定の動作状態を長期間に亘って安定よく保持する
ことが可能である。
【0014】さらに、排気ファン14の作動にともな
い、吸気管11を通して外気を主回路盤7のケース8内
に取入れるとともに、該ケース8内の空気を排気管13
を通して大気に強制排気するといった強制換気作用が生
起されるので、上記主回路盤7のケース8内に熱が籠る
こともなく、該主回路盤7の熱的な劣化も防止して、メ
ンテナンスフリーでも長期間に亘って正常な動作状態を
保持することが可能である。さらに、吸気管11が動力
ケーブル17および制御ケーブル18挿通用の電線管に
兼用されており、配線・配管工事が容易である上に、こ
れらケーブル17,18が熱的な悪影響を受けることも
回避することが可能である。
い、吸気管11を通して外気を主回路盤7のケース8内
に取入れるとともに、該ケース8内の空気を排気管13
を通して大気に強制排気するといった強制換気作用が生
起されるので、上記主回路盤7のケース8内に熱が籠る
こともなく、該主回路盤7の熱的な劣化も防止して、メ
ンテナンスフリーでも長期間に亘って正常な動作状態を
保持することが可能である。さらに、吸気管11が動力
ケーブル17および制御ケーブル18挿通用の電線管に
兼用されており、配線・配管工事が容易である上に、こ
れらケーブル17,18が熱的な悪影響を受けることも
回避することが可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、地上に
露出する部分の小型化を図って、設置スペースの節減
と、周囲の美観の低下および車などの他物の衝突や接触
にともなう損傷などの被害を極力抑制しつつ、設定操作
や表示の確認、メンテナンスなどを容易に行なうことが
できる。しかも、地中に埋設のマンホール内に設置した
主回路盤に対する強制吸・排気作用によって、地上側の
引込開閉器盤および操作・表示盤はもとより、熱の籠り
やすい条件下の主回路盤の熱的な悪影響もなくし、か
つ、マンホール内へ侵入した雨水や下水、さらには結露
などによる影響も最少限に止めて、長期間に亘って正常
かつ安定よい動作状態を保持することができる。また、
吸気管を動力ケーブルおよび制御ケーブル挿通用の電線
管に兼用して、配線・配管工事の簡略化を図るととも
に、これらケーブルへの熱的な悪影響も回避して、制御
装置全体としての所定の性能を長期に亘り確実に維持す
ることができるという効果を奏する。
露出する部分の小型化を図って、設置スペースの節減
と、周囲の美観の低下および車などの他物の衝突や接触
にともなう損傷などの被害を極力抑制しつつ、設定操作
や表示の確認、メンテナンスなどを容易に行なうことが
できる。しかも、地中に埋設のマンホール内に設置した
主回路盤に対する強制吸・排気作用によって、地上側の
引込開閉器盤および操作・表示盤はもとより、熱の籠り
やすい条件下の主回路盤の熱的な悪影響もなくし、か
つ、マンホール内へ侵入した雨水や下水、さらには結露
などによる影響も最少限に止めて、長期間に亘って正常
かつ安定よい動作状態を保持することができる。また、
吸気管を動力ケーブルおよび制御ケーブル挿通用の電線
管に兼用して、配線・配管工事の簡略化を図るととも
に、これらケーブルへの熱的な悪影響も回避して、制御
装置全体としての所定の性能を長期に亘り確実に維持す
ることができるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例による下水設備用制御装置の
概要を示す構成図である。
概要を示す構成図である。
1 地上側制御盤 2 引込開閉器盤 3 操作・表示盤 6 地上固定体(電柱) 7 主回路盤 8 ケース 9 マンホール 11 吸気管 12 吸気ボックス 13 排気管 14 排気ファン 17 動力ケーブル 18 制御ケーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 引込開閉器盤、操作・表示盤およびポン
プ動作を制御する主回路盤を有する下水設備用制御装置
において、 上記引込開閉器盤および操作・表示盤を地上に設置され
た固定体に装着する一方、上記主回路盤を上記地上固定
体の近傍の地中に埋設したマンホール内に設置し、この
主回路盤のケース内に外気を取り入れる吸気ボックス付
き吸気管およびケース内の空気を地上側に強制排出する
排気ファン付きの排気管を上記地上固定体とマンホール
との間にわたって配設するとともに、上記引込開閉器盤
および操作・表示盤と主回路盤とを接続する動力ケーブ
ルおよび制御ケーブルを上記吸気管内に挿通させている
ことを特徴とする下水設備用制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8973994A JP2884034B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 下水設備用制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8973994A JP2884034B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 下水設備用制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07292761A true JPH07292761A (ja) | 1995-11-07 |
JP2884034B2 JP2884034B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13979142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8973994A Expired - Lifetime JP2884034B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 下水設備用制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884034B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010084747A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Ishigaki Co Ltd | ポンプ内部点検装置 |
KR102698168B1 (ko) * | 2023-07-12 | 2024-08-23 | 주식회사 삼천리이엔지 | 스마트 맨홀 관리장치 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP8973994A patent/JP2884034B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010084747A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Ishigaki Co Ltd | ポンプ内部点検装置 |
KR102698168B1 (ko) * | 2023-07-12 | 2024-08-23 | 주식회사 삼천리이엔지 | 스마트 맨홀 관리장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2884034B2 (ja) | 1999-04-19 |
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