JPH07291246A - ラベルハンガーマガジン - Google Patents

ラベルハンガーマガジン

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JPH07291246A
JPH07291246A JP11228894A JP11228894A JPH07291246A JP H07291246 A JPH07291246 A JP H07291246A JP 11228894 A JP11228894 A JP 11228894A JP 11228894 A JP11228894 A JP 11228894A JP H07291246 A JPH07291246 A JP H07291246A
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label
rod
hanger
shaped
thread
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JP11228894A
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Tamotsu Miyamoto
保 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラベルの取付けが簡単に行え、しかも使用す
るラベルの種類を選ばず、その後の衣類等への取付作業
もラベルが邪魔になることなく能率良く行えるようにす
る。 【構成】 2本の平行した共通支持部2,3間に多数の
連結片4,5を介して多数のラベルハンガー6が配さ
れ、ラベルハンガー6は糸状部7の両端に共通支持部
2,3と直交する方向の棒状部8,9を備えて成り、共
通支持部2,3に直交する面側から見たラベルハンガー
6の糸状部7の形状が大略S字状又はL字状又はU字状
に形成され、糸状部7両端の棒状部8,9はいずれも衣
類やラベル等に挿通されるガイド用の針を備えた挿通器
具10によって連結片4,5から切り離し可能に構成さ
れ、一端の棒状部9を挿通器具10によって連結片5から
切り離すときにラベル20に針を挿通してラベル20が取付
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、値札あるいは品質や
製造元を表示した標札、さらには商標表示札等(総称し
てラベルという)を衣類その他各種商品に取付けるラベ
ルハンガーを多数つなげた集合体であるラベルハンガー
マガジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にポリプロピレンやナイロン等の引
き伸ばしにより分子の向きが調整された熱可塑性プラス
チック材料から作られた細棒タイプのラベルハンガー
は、図19に示すようにその一端に織物等を通して挿入
するようにされた交差棒200が設けられているととも
に、細棒の他端には幅の広いへら201が設けられてい
る。ラベルは、交差棒200を織物等に挿入したとき
に、交差棒200に取付けられ、これによりラベルハン
ガーをいったん織物等に挿入すれば、ラベルが織物等か
ら抜けはずれることがないようになっている。他の従来
例としては、特開昭54-98200号公報に記載のもの、すな
わち図20ないし図22に示すように、ラベルハンガー
100は、細棒101の第1の端部側に接合されたラベ
ル102と、第2の端部に接合された交差棒103と、
交差棒103に接合された連結片104とを有している
ものが知られている。各ラベルハンガー100の連結片
104の端部は共通支持部105に接合し、多数のラベ
ルハンガー100がつながれてラベルハンガーマガジン
を構成している。細棒101の第1の端部にニップル1
06が成形され、テーパ状の細棒頭部107は細棒10
8によりこのニップル106に接続されている。細棒頭
部107のベース109は、断面積が細棒101の断面
積よりも大きく作られている。ラベル102は、細棒1
08を収納するよう寸法ぎめされてはいるが、細棒頭部
107のベース109より径が小さい細棒収納穴110
が設けられた細棒収納スリーブ111と、細棒頭部10
7を収容しこれと協働するように作られた頭部収納へこ
み112とを有する細棒係合部を備えている。細棒収納
穴102を通って頭部収納へこみ112の中にテーパ状
細棒頭部107を挿入すると、細棒収納スリーブ111
とテーパ状細棒頭部107の弾性のおかげで細棒頭部1
07が細棒収納スリーブ111を通り抜けることができ
る。細棒頭部107をいったん挿入すると、細棒頭部1
07のベース109が細棒収納スリーブ111の下端面
113と係合し、細棒101がラベル102より抜けは
ずれることが阻止される。このようなラベルハンガーマ
ガジンから1つ1つのラベルハンガー100を衣類等に
取付けるには、米国特許第 3,924,788号明細書に記載の
如き挿通器具を用い、この挿通器具の中空の針に交差棒
103を通し、衣類等に挿通された中空の針から連結片
104が切り離された交差棒103を衣類等へ挿通す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図20〜図22に記載
されたラベル102にはラベル係合部分を収納するため
の特殊な形状、構造の収納部分が必要であり、そのため
にラベル102そのものの製造コストが高くなってしま
うものであった。また、最近は種々の情報としてバーコ
ードを印刷した紙製のラベルが多く使用され、このよう
なラベルを図20〜図22に示す如き従来例と同様のラ
ベルに構成することは困難であった。しかも多種類の商
品に合わせて夫々の商品に適合するバーコード等が印刷
されたラベルを取付けなければならないというニーズが
あり、図20〜図22に示す如きラベルハンガーではこ
のようなニーズに応えることはむずかしかった。また、
一端に交差棒、他端にへらが形成された細棒タイプ(図
19参照)のラベルハンガーマガジンの1つ1つのラベ
ルハンガーにラベルを取付けるには、挿通器具を使用し
て手作業で行なっていた。すなわち、作業者が片手で衣
類等にラベルを当てがい、もう一方の手で装置を操作し
てラベルハンガーの交差棒をラベルと衣類等の両方に同
時に打ち込んでいた。このような方法だと1時間に20
0本程度しか打ち込めず、しかも失敗も多かった。図2
0〜図22に示すラベル付きラベルハンガーを使用すれ
ば作業能率は向上するが、予めラベルハンガーにラベル
を取付ける作業が必要であり、しかもこのラベルは先に
も述べたように特殊な形状、構造を有するものであり、
製造コストが高いものであった。さらに、最近のラベル
には、色、サイズ、値段その他の情報をバーコード等で
印刷してあり、少量多種の商品に多種類のラベルを個々
の商品に対応させて取付けるには、従来のラベル付きラ
ベルハンガーのラベルでは対応することが困難であり、
仮りに対応させるとしたら膨大な費用がかかることにな
る。多種多様な商品に応じたラベルを商品に取付けるに
は、そのラベルが対応する商品にラベルを当てがってラ
ベルハンガーを打ち込む方が図20〜図22に記載の如
きラベル付きラベルハンガーを用いるよりもコスト的に
有利である。但し、コスト的には有利であるが作業効率
が悪いことは先にも述べた通りである。予めラベルが取
付いたラベルハンガーを衣類等に打ち込む方が、衣類等
にラベルを当てがってラベルハンガーをラベルと衣類等
を挿通させて打ち込むよりも作業能率が4〜5倍向上す
る。
【0004】そこで、この発明は、ラベルの取付けが簡
単に行え、しかも使用するラベルの種類を選ばず、その
後の衣類等への取付作業もラベルが邪魔になることなく
能率良く行えるラベルハンガーをつなげたラベルハンガ
ーマガジンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、全体が可撓性を有するプラスチック材
料で一体形成されたラベルハンガーマガジンであって、
2本の平行した共通支持部間に多数の連結片を介して多
数のラベルハンガーが配され、ラベルハンガーは糸状部
の両端に共通支持部と直交する方向の棒状部を備えて成
り、共通支持部に直交する面側から見たラベルハンガー
の糸状部の形状が大略S字状又はL字状又はU字状に形
成され、糸状部両端の棒状部はいずれも衣類やラベル等
に挿通されるガイド用の針を備えた挿通器具によって連
結片から切り離し可能に構成され、一端の棒状部を挿通
器具によって連結片から切り離すときにラベルに針を挿
通してラベルが取付けられ、他端の棒状部を挿通器具に
よって連結片から切り離すときに衣類等に針を挿通して
ラベル付きのラベルハンガーが衣類等に取付くように構
成したものである。また、別の発明は、全体が可撓性を
有するプラスチック材料で一体形成されたラベルハンガ
ーマガジンであって、2本の平行した共通支持部間に多
数の連結片を介して多数のラベルハンガーが配され、ラ
ベルハンガーは糸状部の両端に共通支持部と直交する方
向の棒状部を備えて成り、糸状部は中間から2以上に分
岐して夫々の分岐糸状部は共通支持部と直交する方向の
棒状部を備え連結片を介して共通支持部に連結され、棒
状部はいずれも衣類やラベル等に挿通されるガイド用の
針を備えた挿通器具によって連結片から切り離し可能に
構成され、一端の棒状部を挿通器具によって連結片から
切り離すときにラベルに針を挿通してラベルが取付けら
れ、他端の棒状部を挿通器具によって連結片から切り離
すときに衣類等に針を挿通してラベル付きのラベルハン
ガーが衣類等に取付くように構成したものである。さら
に他の発明は、全体が可撓性を有するプラスチック材料
で一体形成されたラベルハンガーマガジンであって、3
本の共通支持部間に多数の連結片を介して多数のラベル
ハンガーが配され、ラベルハンガーは中間部から3方向
に分かれた3本の糸状部の各端に共通支持部と直交する
方向の棒状部を備えて成り、糸状部各端の棒状部はいず
れも衣類やラベル等に挿通されるガイド用の針を備えた
挿通器具によって連結片から切り離し可能に構成され、
1つ又は2つの棒状部を挿通器具によって連結片から切
り離すときにラベルに針を挿通してラベルが取付けら
れ、他の2つ又は1つの棒状部を挿通器具によって連結
片から切り離すときに衣類等に針を挿通してラベル付き
のラベルハンガーが衣類等に取付くように構成したもの
である。
【0006】
【作用】糸状部の形状が大略S字状,L字状,U字状に
形成されていると、糸状部の一端側にラベルを取付けた
後に他端の棒状部を衣類等へ取付ける際にラベルが邪魔
にならず、作業がスムースに行える。例えば糸状部がS
字状に形成されたものでは、ラベルが取付けられた側の
棒状部の軸線方向と反対側の棒状部の軸線方向とが同一
平面上には位置せず、そのため衣類等へ棒状部を挿通器
具で打ち込むときにラベル取付側が作業の邪魔にならな
い位置に位置することとなる。
【0007】
【実施例】図1に示すラベルハンガーマガジン1は全体
が可撓性を有するプラスチック材料で一体形成されてい
て、2本の平行した共通支持部2,3の間に多数の連結
片4,5を介してラベルハンガー6を設けてある。
【0008】ラベルハンガー6は、1本の糸状部7の両
端に共通支持部2,3と直交する方向の棒状部8,9を
備えて成るものである。糸状部7の両端に形成される棒
状部8,9はいずれもラベルや衣類等に挿通されるガイ
ド用の針11(後述する)を備えた挿通器具10(後述
する)によって連結片4,5から切り離し可能に構成し
てある。連結片4,5と棒状部8,9との連結個所は切
り離しし易いように薄肉部4A,5Aに形成してある。
また、糸状部7の中間には膨出部70を形成してある
が、この膨出部70を境界として上下両側の糸状部7
A,7Bは断面の大きさが異なるように形成してもよ
い。勿論、糸状部7A,7Bが同一太さであっても良
い。
【0009】なお、膨出部70は、互いに隣り合うもの
どうしを薄肉部70Aを介して切り離し易い状態で連結
してあり、糸状部7Bの一端側にラベル(図略)を取付
けた後にそのラベルがまちまちに分散して広がるのを防
止できるようになっており、特に糸状部7が長めのも
の、例えば6cm以上のものに好適である。糸状部7が3
〜5cm程度の短いものではこのような薄肉部70Aがな
くても良い。
【0010】共通支持部2,3に直交する面側から見た
ラベルハンガー6の糸状部7の形状は、図2に示すよう
に大略S字状に形成されている。棒状部9を薄肉部5A
から切り離してラベルの孔へ挿通した後に、棒状部8を
薄肉部4Aから切り離して衣類等へ取付ける際にラベル
が邪魔にならないようになっている。
【0011】図3及び図4に示すラベルハンガーマガジ
ン1は、共通支持部2,3に直交する面側から見た糸状
部7の形状を大略L字状に形成したものであり、ラベル
取付後のラベルハンガー6の棒状部8を衣類等へ取付け
るときにラベルが邪魔にならないようにしたものであ
る。
【0012】図5に示すものは、糸状部7の形状を大略
U字状に形成したものであり、上述の実施例と同様に衣
類等への取付作業時にラベルが邪魔にならないようにし
たものである。
【0013】複数のラベルハンガー6を連結片4,5を
備えた共通支持部2,3に多数取付けるには、全体をナ
イロンあるいはポリプロピレン等の合成樹脂材料から射
出成形すればよい。
【0014】図6は、従来と同様の挿通器具10を示
す。ここで図7に示すように、糸状部7A側の基端とな
る共通支持部2及び棒状部8を所定位置に固定した収容
ケース14に上から挿入しておく。また、一方の共通支
持部3をこの挿通器具10にセットし、この状態におい
て棒状部9が中空のガイド用の針11に位置され、この
状態で引き金13を引くことにより図6に示す押出棒1
2が前進する。押出棒12が棒状部9を針11の先端側
へ押出すとき、挿通器具10に備えられたカッタ(図示
せず)により薄肉部5Aがカットされるが、このときに
は未だ薄肉部70Aはカットされずにつながったままで
ある。
【0015】押出棒12により棒状部9を押出すと、糸
状部7Bが棒状部9と平行になって針11の中空内を先
端側へと移動する。針11にはラベル20を挿通してお
くことにより、切り離されたラベルハンガー6の一方の
棒状部9がラベル20の反対側へ挿通されることとな
る。
【0016】このように挿通器具10を操作してラベル
ハンガー6の一方側糸状部7Bのすべてにラベル20を
簡単に取付けることができる。このようなラベル20の
取付作業は、従来の挿通器具10を使用して手作業で行
なう例を示したが、ラベル20を自動的に針11へ移動
させる装置を用い、かつ押出棒12も自動的に作動させ
てラベルハンガーマガジン1のラベルハンガー6にラベ
ル20を取付ける作業を自動化させることも容易に行な
える。
【0017】このラベル20は、例えば3000円で赤
のLサイズの衣服へ取付けるものだけを1つのラベルハ
ンガーマガジン1に取付けておくか、種類の異なるラベ
ル20に途中から変更するときには2〜3本のラベルハ
ンガー6を切断しておく等の手段により何種類かのラベ
ル20を1つのラベルハンガーマガジン1に取付けるこ
ともできる。
【0018】次いで挿通器具10に、残りの共通支持部
2をセットして針11を衣類等へ挿通してラベル20が
付いたラベルハンガー6を衣類等へ取付けていくことが
できる。したがって、ラベル20が既に取付けられたラ
ベルハンガー6を衣類等に取付けるには従前のラベルと
衣類の両方に針11を挿通して取付ける作業に比べて容
易かつ迅速に行なえることとなる。
【0019】特に、ラベルハンガー6を衣類へ取付ける
までの間、互いに隣り合う膨出部70どうしが薄肉部7
0Aで連結されている場合には、各ラベル20が互いに
からみあうことなく糸状部7Bに吊り下げられているの
で、その後の衣類等への取付作業が極めて容易に行なえ
るのである。即ち、図6の方法によりラベルハンガー6
の一端側にラベル20を取付けた図8に示す状態の如
く、この状態において、共通支持部2を挿通器具10へ
セットしていけば、各ラベル20がばらばらに散らばら
ずに1つに集束させ易いので、つまり図8において長さ
Lの範囲内でしかラベル20は動き回れないので、作業
者はラベル20に邪魔されることなく衣類等へラベルハ
ンガー6を容易に取付けることができる。なおこの状態
では、共通支持部3と連結片5とはラベル20の取付け
時に捨て去られているが、各ラベルハンガー6を共通支
持部2から連結片4の個所で切り離す際に薄肉部70A
も引きちぎられる。また、糸状部7の中間に形成された
膨出部70はラベル20のストッパーとなるが、膨出部
70の形状は棒状部8,9と同一形状であっても良く、
その他種々の形状であっても良い。また、薄肉部70A
が設けてあれば、必ずしも膨出部70を形成しておかな
くても差し支えないが、衣類等へ挿通するときにラベル
20が邪魔にならないようにするには膨出部70があっ
た方が良い。
【0020】薄肉部70Aがない場合でも、糸状部7が
大略S字状,L字状,U字状の場合には、ラベル20が
棒状部8を挿通器具10により衣類等へ取付ける際に邪
魔になる位置にいないため、作業がし易くなる。
【0021】次いで、ラベル20を自動的にラベルハン
ガー6に取付ける装置の一例を図9以下を参照にして説
明する。図9に示すラベルハンガーマガジンへのラベル
取付装置は、多数のラベル20を収容した収容ケース2
1の開口部22からラベル20を1枚ずつ支持する支持
機構23を所定の距離分往復移動可能に構成してある。
収納ケース21の開口部22の個所にはばね部材24を
取付け、積層したラベル20の上部にはおもり25を設
けてある。このばね部材24はおもり25の重量では開
口部22をあけてラベル20を落下させない程度の強さ
に構成してある。この開口部22に対向する位置に支持
機構23を移動してきたとき、支持機構23に設けた吸
引部26を作動させることにより吸引孔27からエアー
を吸い込むことによりラベル20を1枚だけゴムパッキ
ン28の個所で吸着する。ラベル20が支持機構23に
吸着された状態で、ラベル20の取付孔20Aが形成さ
れた上端部は支持機構23の頂部よりも上に位置し、後
述するガイド用針30が支持機構23の頭越しに取付孔
20Aへ挿通する。ラベル20を吸着した状態で支持機
構23を矢印Aにおける左手方向へ移動する。支持機構
23が2点鎖線で示す位置へ移動して停止した状態にお
いて、ラベル20はローラー29により押さえられラベ
ル20の取付孔20Aに対向する位置には中空のガイド
用針30が設けてある。このガイド用針30は矢印Bの
方向に往復移動し、ラベル20の取付孔20Aに挿抜自
在となる。このガイド用針30の基部にラベルハンガー
6を支持するとともに棒状部9を1つずつガイド用針3
0の中空部に対向位置させる位置決め機構31を設けて
ある。またこの位置決め機構31を通って中空のガイド
用針30内を往復移動する押出ピン32を設けてある。
この押出ピン32は矢印Cの如く往復移動する。ラベル
ハンガーマガジン1については上述した通りであるが、
この位置決め機構31に共通支持部3と棒状部9を挿入
し、1つの棒状部9がガイド用針30と一直線上にきた
ときに押出ピン32を図面上上方へ押出し、このとき図
9では図示しない連結片5から棒状部9を切り離し(図
10のカッター33により)、棒状部9と図9では図示
しない糸状部7をガイド用針30の中空部先端へ押し出
す。このとき、ガイド用針30の先端側はラベル20の
取付孔20Aに挿通してあり、棒状部9と糸状部7とが
取付孔20Aからラベル20の裏側に位置することとな
る。すなわちラベルハンガー1の一端にラベル20を取
付けた状態となる。次いでガイド用針30及び押出ピン
32が図面上下方に移動するとき次の棒状部9がガイド
用針30と一直線上になるように位置決めされる。すな
わちラベルハンガーマガジン1は矢印Dの方向に順次進
行させられる。ガイド用針30が後退したならば支持機
構23は図面上右手方向に移動し再び収容ケース21か
らラベル20を1枚吸着する。このような動作を繰り返
すことによりラベルハンガーマガジン1のラベルハンガ
ー6に所望のラベル20を自動的に取付けていくことが
できる。
【0022】図10は支持機構23によりラベル20を
1枚支持した状態でガイド用針30の個所に取付孔20
Aが対向位置するように移動してきた状態を示す。位置
決め機構31の内部にはカッター33を設けておき、押
出ピン32で棒状部9をガイド用針30の中空部へ押し
込むときにカッター33により連結片5を切断すること
ができるようにしておいてもよい。ラベルハンガーマガ
ジン1は糸状部7の他端側にも棒状部8,連結片4,共
通支持部2を形成してある。
【0023】図11には位置決め機構31の挿通口31
Aを示し共通支持部3を挿通口31Aの上端部に挿通
し、十字状の個所には連結片5と棒状部9とが挿通され
る。また下方の直線部分には糸状部7が挿通される。
【0024】図12は、ラベルハンガーマガジン1の送
り機構の一例を示し、前述の位置決め機構31の内部に
歯車34を設け、この歯車34は押出ピン32の往復移
動に連動して間歇的に回転するようにしておく。この歯
車34が送り機構となる。この歯車34の歯は連結片5
に噛合って図面上ラベルハンガーマガジン1を下方へ送
り出す。
【0025】図13に示すラベルハンガーマガジン1
は、糸状部7が中間部から2つに分岐し、夫々の分岐糸
状部71,72は共通支持部2と直交する方向の棒状部
81,82を備え、夫々連結片4を介して共通支持部2
に連結されている。分岐糸状部71,72は3本以上で
あってもよい。このラベルハンガーマガジン1におい
て、棒状部9を切り離してラベル20を取付け、棒状部
81,82はスリッパSの片足ずつに取付く(図14参
照)。この棒状部81,82の衣類等への打ち込みは、
挿通器具10に針11を2本設けたもので一度に打ち込
むようにすることもできる。
【0026】図15及び図16に示すラベルハンガーマ
ガジン1は、3本の共通支持部2,3,2′に直線状の
糸状部7とこの糸状部7の中間から分かれた糸状部73
とを連結したものであり、中間部から3本の糸状部7
A,7B,73に分かれたものである。いずれか1又は
2の棒状部9又は8,9がラベル20に取付き、残りの
2又は1の棒状部8,83又は83が衣類等に取付く。
【0027】図17に示すラベルハンガーマガジン1
は、共通支持部2に連結片4を介して棒状部8、糸状部
7を連結し、糸状部7の一端に平坦部90を形成し、こ
の平坦部90の片面に粘着剤91を塗布し、粘着剤91
の上に剥離紙93を貼付したものである。棒状部8はラ
ベル20に取付き、平坦部90は剥離紙93を剥がして
その粘着剤91の個所を衣類等又はその収容袋へ貼り付
ける。棒状部8の夫々にラベル20を取付けた後にラベ
ルハンガー6がバラバラにならないようにしておく。
【0028】図18に示すラベルハンガーマガジン1
は、図17に示す平坦部90の替りに安全ピン92を取
付けたものを示す。棒状部8はラベル20に取付き、安
全ピン92は衣類等へ取付く。安全ピン92は金型内に
セットしておき、ラベルハンガーマガジン1を射出成形
する際に糸状部7の一端に固着されるようにしておくこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のラベル
ハンガーマガジンによれば、ラベルを取付けた後に棒状
部を衣類等へ打ち込む際にラベルが邪魔にならず打ち込
み作業が円滑に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のラベルハンガーマガジンの正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】ラベルハンガーマガジンの他の例を示す斜視
図。
【図4】図3の側面図。
【図5】ラベルハンガーマガジンの別の例を示す側面
図。
【図6】挿通器具を用いてラベルを取付ける説明図。
【図7】ラベル取付時の正面図。
【図8】ラベル取付後のラベルハンガーマガジンの正面
図。
【図9】ラベルを自動的に取付ける装置の一例を示す説
明図。
【図10】図9の側面図。
【図11】位置決め機構の挿通口部分を示す図。
【図12】送り機構を示す図。
【図13】糸状部が3本のラベルハンガーマガジンを示
す斜視図。
【図14】図13のラベルハンガー使用例を示す斜視
図。
【図15】別のラベルハンガーマガジンを示す正面図。
【図16】さらに別のラベルハンガーマガジンを示す正
面図。
【図17】ラベルハンガーマガジンの他の例を示す斜視
図。
【図18】安全ピンを用いたラベルハンガーマガジンを
示す正面図。
【図19】従来例を示す斜視図。
【図20】他の従来例を示す正面図。
【図21】図20の側面図。
【図22】図20におけるラベルの係合個所の断面図。
【符号の説明】
1 ラベルハンガーマガジン 2,2′,3 共通支持部 4,5 連結片 6 ラベルハンガー 7,71,72,73 糸状部 8,83,9 棒状部 10 挿通器具 20 ラベル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体が可撓性を有するプラスチック材料
    で一体形成されたラベルハンガーマガジンであって、 2本の平行した共通支持部間に多数の連結片を介して多
    数のラベルハンガーが配され、 ラベルハンガーは糸状部の両端に共通支持部と直交する
    方向の棒状部を備えて成り、 共通支持部に直交する面側から見たラベルハンガーの糸
    状部の形状が大略S字状又はL字状又はU字状に形成さ
    れ、 糸状部両端の棒状部はいずれも衣類やラベル等に挿通さ
    れるガイド用の針を備えた挿通器具によって連結片から
    切り離し可能に構成され、 一端の棒状部を挿通器具によって連結片から切り離すと
    きにラベルに針を挿通してラベルが取付けられ、他端の
    棒状部を挿通器具によって連結片から切り離すときに衣
    類等に針を挿通してラベル付きのラベルハンガーが衣類
    等に取付くように構成したラベルハンガーマガジン。
  2. 【請求項2】 全体が可撓性を有するプラスチック材料
    で一体形成されたラベルハンガーマガジンであって、 2本の平行した共通支持部間に多数の連結片を介して多
    数のラベルハンガーが配され、 ラベルハンガーは糸状部の両端に共通支持部と直交する
    方向の棒状部を備えて成り、 糸状部は中間から2以上に分岐して夫々の分岐糸状部は
    共通支持部と直交する方向の棒状部を備え連結片を介し
    て共通支持部に連結され、 棒状部はいずれも衣類やラベル等に挿通されるガイド用
    の針を備えた挿通器具によって連結片から切り離し可能
    に構成され、 一端の棒状部を挿通器具によって連結片から切り離すと
    きにラベルに針を挿通してラベルが取付けられ、他端の
    棒状部を挿通器具によって連結片から切り離すときに衣
    類等に針を挿通してラベル付きのラベルハンガーが衣類
    等に取付くように構成したラベルハンガーマガジン。
  3. 【請求項3】 全体が可撓性を有するプラスチック材料
    で一体形成されたラベルハンガーマガジンであって、 3本の共通支持部間に多数の連結片を介して多数のラベ
    ルハンガーが配され、 ラベルハンガーは中間部から3方向に分かれた3本の糸
    状部の各端に共通支持部と直交する方向の棒状部を備え
    て成り、 糸状部各端の棒状部はいずれも衣類やラベル等に挿通さ
    れるガイド用の針を備えた挿通器具によって連結片から
    切り離し可能に構成され、 1つ又は2つの棒状部を挿通器具によって連結片から切
    り離すときにラベルに針を挿通してラベルが取付けら
    れ、他の2つ又は1つの棒状部を挿通器具によって連結
    片から切り離すときに衣類等に針を挿通してラベル付き
    のラベルハンガーが衣類等に取付くように構成したラベ
    ルハンガーマガジン。
JP11228894A 1994-04-27 1994-04-27 ラベルハンガーマガジン Pending JPH07291246A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0353169A (ja) * 1989-07-21 1991-03-07 Hitachi Ltd 自動分析装置のデータチエツク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0353169A (ja) * 1989-07-21 1991-03-07 Hitachi Ltd 自動分析装置のデータチエツク装置

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