JPH07290383A - 産業用ロボット - Google Patents

産業用ロボット

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JPH07290383A
JPH07290383A JP10595094A JP10595094A JPH07290383A JP H07290383 A JPH07290383 A JP H07290383A JP 10595094 A JP10595094 A JP 10595094A JP 10595094 A JP10595094 A JP 10595094A JP H07290383 A JPH07290383 A JP H07290383A
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JP
Japan
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arm
shaft
axis
pulley
receiving member
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JP10595094A
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English (en)
Inventor
Shiyouichi Hayashi
詳一 林
Hiroshi Takizawa
滝沢  浩
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線が作用軸にからまず、配線の断線を防止
することができる産業用ロボットを提供すること。 【構成】 作用軸10の内部は、軸線に関して中空部に
なっていて、作用軸10の先端への電気配線75は、線
材巻き付けドラム63の上部から導入すると共に、少な
くとも1回線材巻き付けドラム63に巻き付け、受け部
材70の所定位置に導き、受け部材70に関連して作用
軸10を中心に少なくとも1回巻いて、上記作用軸10
の中空部に導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用ロボット、特にフ
ルアース型水平多関節ロボットにおいてその先端に付設
された上下動・回動する作用端の軸が第1アーム・第2
アームの姿勢を問わず、常に1の指令値によって一定の
回動角を保つようになした産業用ロボットの配線に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】水平多関節ロボットにおいては、一般に
基台柱に対して、その基台柱を中心軸として長手方向端
部を回動中心として水平回動するように据え付けられた
第1アームがあり、さらに第1アームの他端部分を中心
軸として長手方向端部を回動中心として水平回動するよ
うに据え付けられた第2アームがある。そして、第2ア
ームの回動源となる駆動機構は、第2アーム上もしくは
第1アーム上に固定されているのがほとんどである。
【0003】この場合、第2アームの駆動源の駆動は第
1アームの動きによって影響を受けて、加減速を独立に
制御することができないといった問題点がある。この問
題を解決する手段として、フルアース型ロボットが提案
されている。フルアース型ロボットでは、第2アームを
駆動する駆動源を、第1アーム、第2アームのいずれに
も固定することなく、基台に対して固定するように構成
することで、第2アームの駆動に際して第1アームの動
きの影響を軽減しようとしている。
【0004】そして、上記フルアース型ロボットには、
一般に第2アーム先端部分にRZ軸を有する。このRZ
軸は作用軸ともいい、たとえば工具が取り付けられてい
る。このRZ軸は、鉛直方向(Z軸方向)に伸縮すると
共にそれ自身がR軸を中心として回動する。このRZ軸
を駆動する駆動機構は、通常第2アーム上に固定されて
いる。
【0005】しかし、上記フルアース型ロボットにおい
ては、RZ軸の全ての駆動機構が第2アーム上に配設さ
れているために、第1アームの位置および第2アームの
位置に関係なく第2アームに対してR軸の位置角の絶対
的な位置関係を維持するために、R軸の位置角について
は第1アームの位置および第2アームの位置によって補
正した制御をしなければならない。
【0006】これでは、制御が複雑すぎると共に、サー
ボ制御の遅れ等により、R軸の方向が第1アームおよび
第2アームの位置移動に伴なって移動中の変動を生ずる
ことがあり、精密制御をする際に不都合を生じることと
なっていた。
【0007】このため、第1アームと第2アームをそれ
ぞれにフローティングされた支持軸で接続し、このフロ
ーティングされた軸が常に基台に対して同一の角度関係
を保つようにすると共に、RZ軸の駆動機構も併せてこ
の軸と同一の角度関係を保つようにしたことで、R軸に
おける第1アームおよび第2アームとの関係をキャンセ
ルさせ、第1アームおよび第2アームの位置移動によっ
ても移動中の変動を生ずることがなく精密制御を容易に
実現しようとしたものを出願人は提案している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成をと
るロボットにおいては、作用軸が中空ではなく、第2ア
ームの一端をターミナルとしてこの一端から作用軸に配
線していた。このため、作用軸の回動によって配線が作
用軸にからみ、断線する事故が生じてしまう。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、配線もしくは線材が作用軸にからま
ず、配線の断線を防止することができる産業用ロボット
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1発明に
あっては、基台と、長手方向一端部を回動中心として水
平面で回動するように上記基台に支持された第1アーム
と、上記第1アームの長手方向他端部に支持された第2
アームと、上記第2アームの長手方向端部において鉛直
方向に設定された作用軸と、上記第1アームおよび上記
第2アームを回動自在に支持する軸芯と、上記基台に対
して上記軸芯と同一の回動角に維持する軸芯角維持手段
と、上記軸芯の上端部に回動中心を略中心軸に一致させ
た線材巻き付けドラムと、上記第2アームの上面で上記
作用軸の突出する位置の近傍に上記作用軸の軸線を回動
中心とする配線受け部材と、上記配線受け部材の回動中
心に取り付けられた受け部材用のプーリと、上記第2ア
ームの上面で上記軸芯に取り付けられた受け部材駆動プ
ーリと、上記受け部材用のプーリと、上記受け部材駆動
プーリとの間に懸架された受け部材駆動ベルトと、上記
作用軸の内部は、軸線に関して中空部になっていて、上
記作用軸の先端への電気配線は、上記線材巻き付けドラ
ムの上部から導入すると共に、少なくとも1回上記線材
巻き付けドラムに巻き付け、上記受け部材の所定位置に
導き、上記受け部材に関連して上記作用軸を中心に少な
くとも1回巻いて、上記作用軸の中空部に導く構成とし
た産業用ロボットにより、達成される。
【0011】本発明にあっては、好ましくは前記受け部
材は、前記作用軸に関連して設けられた受け皿である。
また、本発明にあっては、好ましくは前記受け部材駆動
ベルトにテンションを与えるテンショナを備える。
【0012】
【作用】上記構成によれば、作用軸の先端への電気配線
は、線材巻き付けドラムの上部から導入すると共に、少
なくとも1回線材巻き付けドラムに巻き付け、受け部材
の所定位置に導き、受け部材に関連して作用軸を中心に
少なくとも1回巻いて、作用軸の中空部に導くので、作
用軸に配線がからみのを防止することでき、配線の断線
を防ぐ。
【0013】ここで、軸芯は、第2アーム内に基台と同
一の角度となる基準を伝達するように作用すると共に、
第1アームおよび第2アームを回動自在に軸支する機構
として作用する。軸芯角維持手段は、該軸芯を基台と同
一の回動角に維持するように作用する。
【0014】第2アーム上に回動自在に付設された回転
軸を駆動する回転軸駆動部は第2アーム先端に付設され
た作用軸の回動駆動をするように作用する。これら全体
として回転軸における第1アームおよび第2アームとの
関係をキャンセルさせ、第1アームおよび第2アームの
位置移動によっても移動中の変動を相殺するように作用
する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0016】本発明の産業用ロボットの実施例を図1な
いし図3を用いて説明する。図1は、本発明の産業用ロ
ボットの好ましい実施例における軸芯角維持手段100
と、回転軸駆動部角維持手段200等を示している。図
2は、第2アームの中の作用軸10と、回転軸駆動部角
維持手段200、そして軸方向駆動部角維持手段300
を示している。図3は、第1アーム3と第2アーム11
の駆動系等の構成を示している。
【0017】まず、図3を参照して、実施例における第
1アーム3と第2アーム11および駆動系を説明する。
図3の第1アーム駆動部1は、第1アーム3を駆動する
モータおよび減速機構からなっている。この第1アーム
駆動部1は、基台Bに対して固定され、駆動回動軸に回
動力を伝達して、伝達された駆動力は、第1アーム3の
全体を動かすようになっている。
【0018】第2アーム駆動部2は、第2アーム11を
駆動するモータと、モータ出力軸に接続された減速機構
よりなっている。第2アーム駆動部2は、第1アーム駆
動部1と同様に、基台Bに対して回動方向に固定されて
いる。モータの減速された駆動力は、駆動ベルト駆動プ
ーリ5に伝達され、このプーリ5を回動させるようにな
っている。これらの第1アーム駆動部1と第2アーム駆
動部2は、第1アーム3の先端3bに対応して配置され
ている。
【0019】駆動ベルト4は、駆動ベルト駆動プーリ5
および第2軸駆動プーリ6の間に懸架され、第2アーム
駆動部2より発生した駆動力を、第2軸駆動プーリ6に
伝達するようになっている。駆動ベルト4としては、た
とえばスチールベルト等が用いられる。第2軸駆動プー
リ6は、第1アーム3の先端3aに位置して、回動可能
になっており、第2軸駆動プーリ6の内部は、他の機構
を保持するように中空になっている。
【0020】第2アーム11の中央部は第2軸駆動プー
リ6に固着されている。第2アーム11の先端11aに
は作用軸10を付設し、併せて作用軸11aの反対側1
1bにZ軸モータ9とR軸モータ8を有している。Z軸
モータ9とR軸モータ8は、好ましくは第2アーム11
の上に設定されている。この作用軸10は、いわゆるツ
ール搭載軸であり、上下方向(Z軸方向)の移動と、軸
回り方向(R方向)の回転が可能になっている。この作
用軸10には、工具等が着脱自在に取り付けられる。Z
軸モータ9は、この作用軸10を上下方向(Z軸方向)
に移動させるための軸方向駆動手段である。また、R軸
モータ8は、この作用軸10を軸回り方向(R方向)に
回転させるための回転軸駆動手段である。
【0021】次に、これらの駆動系の動作について、図
3により説明する。第1アーム駆動部1により回動され
る力は第1アーム3に伝達されて、第1アーム3は第1
アーム駆動部1を回動中心として回動できるようになっ
ている。
【0022】一方、第2アーム駆動部2は、第1アーム
駆動部1と同位相に固定されており、このため、第1ア
ーム3の回動によっても第2アーム11の姿勢は変化し
ないようになっている。つまり、第2アーム駆動部2に
よって駆動ベルト駆動プーリ5が回動させられ、駆動ベ
ルト4を伝達手段として駆動力は第2軸駆動プーリ6に
伝達され、第2軸駆動プーリ6は回動させられる。この
回動によって、第2軸駆動プーリ6に固定もしくは取り
付けられている第2アーム11は回動できるようにな
る。図3では図示していない第2アーム11上の機構に
より、R軸モータ8の駆動で作用軸10は回動される。
また、Z軸モータ9の駆動により、作用軸10はZ方向
に上下動できる。
【0023】次に、R軸モータ8およびZ軸モータ9の
姿勢の規制手段について、図1を用いて説明する。これ
らのR軸モータ8およびZ軸モータ9は、第2アーム1
1に関して回動自在に設けられている。図1は、本発明
の実施例における軸芯角維持手段100と、回転軸駆動
部角維持手段200、そして軸方向駆動部角維持手段3
00を取り出して図示している。
【0024】まず、軸芯角維持手段100について説明
する。この軸芯角維持手段100は、図3の基台Bに対
して軸芯であるアース受け軸15を同一の回動角に維持
するための手段である。図1の基台固定プーリ12、ア
ースベルト13、およびアース受けプーリ14は、図3
の第1アーム3の内部に組み込まれている。
【0025】アース受け軸15は、第1アーム3の先端
3aに支持された第2アーム11の回動軸中に組み込ま
れている。それ以外の部分は第2アーム11の内部に組
み込まれている。基台固定プーリ12は、図3の基台B
に対して固定した位置関係にある。そして図示されるご
とく、プーリ12の中心部分には同心円状の開孔部12
aが設けられていて、先に説明した図3の第1アーム駆
動部1等を囲むようになっている。アースベルト13は
タイミングベルト(歯付ベルト)であって、基台固定プ
ーリ12およびアース受けプーリ14の間に懸架がされ
ている。
【0026】アース受けプーリ14は第1アーム3のほ
ぼ先端3aに位置したプーリであって、その中心にはア
ース受け軸15が取り付けられている。アース受け軸1
5は、軸芯ともいい、前記アース受けプーリ14、アー
スプーリ16を取り付け、アース受けプーリ14はアー
スプーリ16と一体に回るようになっている。
【0027】次に、回転軸駆動部角維持手段200につ
いて説明する。この回転軸駆動部角維持手段200は、
回転軸駆動手段であるR軸モータ8の回動角を、上述し
た軸芯であるアース受け軸15と同一の回動角に維持す
るための手段である。
【0028】アースプーリ16は、方向規制プーリであ
り、アースプーリ16には、Z軸方向規制ベルト18が
懸架されている。Z軸方向規制プーリ19は、その回動
中心にZ軸モータ9を擁する。Z軸方向規制プーリ19
とアースプーリ16には、Z軸方向規制ベルト18が懸
架されていて、アースプーリ16の回転は、Z軸方向規
制プーリ19の回転となるようになっている。このZ軸
方向規制ベルト18は、回転軸方向規制ベルトともい
う。R軸方向規制ベルト20が、Z軸方向規制プーリ1
9とR軸方向規制プーリ21との間に懸架されている。
R軸方向規制ベルト20は、回転軸方向規制ベルトであ
る。R軸方向規制プーリ21の中心には、R軸モータ8
が固定されている。R軸方向規制プーリ21は、回転軸
方向規制プーリである。
【0029】次に、軸方向駆動部角維持手段300につ
いて説明する。この軸方向駆動部角維持手段300は、
軸方向駆動手段としてのZ軸モータ9の回動角を、上述
した軸芯であるアース受け軸15と同一の回動角に維持
するための手段である。上述したZ軸方向規制プーリ1
9とZ軸方向規制ベルト18からなる。
【0030】次に、図2を用いて、R軸モータ8および
Z軸モータ9から、回転軸である作用軸10に動力を伝
達する機構について説明する。図2に記載した機構は、
全て第2アーム11中に収納されているものである。
【0031】R軸減速器22の入力軸がR軸モータ8の
出力軸に接続されている。そして、R軸モータ8の出力
軸は、R軸駆動プーリ23の回動軸に取り付けられてい
る。このため、R軸減速器22は、R軸モータ8の回転
を所定の比率で減速してR軸駆動プーリ23に伝達す
る。
【0032】R軸モータ8の出力軸の回動に基づいて、
R軸駆動プーリ23に懸架させられているR軸駆動ベル
ト24を移動するようになっている。Z軸モータ9の出
力軸は、直接Z軸駆動プーリ25の回動軸に取り付けら
れている。Z軸駆動プーリ25には、Z軸駆動ベルト2
6が懸架されていて、Z軸駆動ベルト26の他方にはボ
ール螺子ナットプーリ29が懸架されている。Z軸モー
タ9の出力に基づいて、ボール螺子ナットプーリ29が
回動されるようになる。
【0033】一方、R軸駆動ベルト24の他方には、ス
プラインナットプーリ30が懸架させられている。これ
により、R軸モータ8の出力軸の回動により、スプライ
ンナットプーリ30が所定の減速比をもって回動され
る。ボール螺子ナットプーリ29の回動中心には、ボー
ル螺子ナット28が付設されている。このボール螺子ナ
ット28は、作用軸10の螺子部分に螺合していて、Z
軸モータ9の駆動によるボール螺子ナット28の回動に
よって、作用軸10がZ方向に上下動するようになって
いる。
【0034】また、スプラインナットプーリ30の回動
中心は、図示しないスプライン係合部が付設されてい
て、R軸モータ8の駆動によるスプラインナットプーリ
30の回動によって作用軸10がR方向に軸中心に回動
されるようになっている。
【0035】次に、上記構成による動作を説明する。い
ま本発明の実施例における産業用ロボットの図3の第1
アーム3が動いた場合を考える。図1の基台固定プーリ
12は図3の基台Bに対して固定させられているので、
第1アーム3の移動によって、アースベルト13に懸架
させられているアース受けプーリ14およびアース受け
プーリ14に取り付けられているアース受け軸15の回
動角は、第1アーム3の姿勢を問わず不変である。
【0036】一方、アース受け軸15に取り付けられて
いるアースプーリ16もその方向は不変であるので、Z
軸方向規制ベルト18を併せて懸架されているZ軸方向
規制プーリ19も第1アーム3の姿勢に拘わらず一定の
方向に向いている。このため、Z軸モータ9は、Z軸方
向規制プーリ19の回動中心に固定させられているの
で、Z軸モータ9の軸中心方向への向きも第1アーム3
の姿勢に拘わらず一定の方向を向いている。
【0037】同様に、Z軸方向規制プーリ19に対して
R軸方向規制ベルト20により懸架されているR軸方向
規制プーリ21も、第1アーム3の姿勢を問わず一定の
方向を向いている。このため、R軸モータ8は、R軸方
向規制プーリ21に回動中心で固着させられているの
で、R軸モータ9も一定の方向を向いていることにな
る。そして、図2のR軸モータ8の軸に駆動軸が取り付
けられているR軸減速器22およびR軸駆動プーリ23
も、第1アーム3の姿勢を問わず一定の方向を向いてい
る。そして、R軸駆動ベルト24を通して、スプライン
ナットプーリ30は、所定の回転角を持つことになる。
すなわち、本構成によれば、第1アーム3の姿勢を問わ
ず、作用軸10の方向は同一の方向に常に向いているこ
とになる。そして、R軸モータ8を動作させることによ
り、R軸減速器22を通して作用軸10を所定の角度に
制御することによって任意の角を持たせることができる
ようになる。
【0038】一方、Z軸方向規制プーリ19の同軸上に
固着させられているZ軸モータ9の回動により、Z軸駆
動プーリ25も回動させられるが、この回動力はZ軸駆
動ベルト26を通じてボール螺子ナットプーリ29を回
動させ、従ってボール螺子ナット28を回動させること
になるので、ボール螺子ナット28に螺合している作用
軸10が上下動するようになる。
【0039】いま、R軸モータ8およびZ軸モータ9が
駆動せずに第1アーム3が移動した時を考える。する
と、R軸モータ8およびZ軸モータ9は所定の角度を維
持し続けるので、結局作用軸10も上下方向の力および
回動力は生じないので、所定の角度を保つようになる。
【0040】なお、R軸モータ8を回動させたときに
は、ボール螺子ナット28に対して作用軸10が回動す
ることになるので、ボール螺子ナット28には上下方向
いずれかの力がかかることになる。かかる不具合を回避
するためには、R軸モータ8の回動に伴ないZ軸モータ
9を移動させ、結果としてボール螺子ナット28が力を
受けないように制御する必要がある。かかる制御は、ボ
ール螺子ナットプーリ29がスプラインナットプーリ3
0に対して同一角だけ回動するように行えば良い。従っ
てその演算は極めて容易なものとなっている。
【0041】次に、上述した第1アーム3と第2アーム
11、作用軸10および、これらの姿勢維持をする機構
の具体例を、図4と図5を用いて説明する。図4は、本
発明の実施例における第1アーム3の具体的な構成を図
示したものである。第1アーム駆動部1の第1アーム用
モータ45の出力軸には、減速機構48が接続されてい
て、その減速機構48の出力軸には第1アーム3が直接
接続されている。
【0042】また、第2アーム駆動部2の第2アーム用
モータ43の出力軸には、減速機構44が接続されてい
て、減速機構44の出力軸は駆動ベルト駆動プーリ5に
連接されている。ここで、第1アーム用モータ45と減
速器構48は、図3の第1アーム駆動部1を形成してい
る。また、第2アーム用モータ43と減速機構44は、
図3の第2アーム駆動部2を形成している。この第2ア
ーム駆動部2は、第1アーム3の動きに対しフロートす
るように第2アーム用駆動部支持ベアリング42を介し
て、第2アーム駆動部保持部40に付設されている。
【0043】第2アーム駆動部保持部40は、第2アー
ム駆動部2を回動自在に保持し、第1アーム3の慣性モ
ーメント軽減のため、第1アーム3のほぼ回動中心に付
設されている。
【0044】また、第1アーム3の長手方向から保持張
力調整螺子41が螺合されている。この螺子を回転する
ことにより、第2アーム駆動部2を駆動ベルト4に対し
て長手方向に移動可能とすることにより、駆動ベルト4
の張力調整ができるようになっている。
【0045】一方、基台固定プーリ12に懸架されたア
ースベルト13はアース受けプーリ14に懸架させられ
るが、アース受けプーリ14の回動中心に取り付けられ
たアース受け軸15は、アース受け軸15の下部の支持
ベアリング46によって支持されている。第2軸駆動プ
ーリ支持ベアリング51は、第1アーム3と第2軸駆動
プーリ6との間に付設されていて、第1アーム3に対し
回動自在に支持されるようになっている。
【0046】アース受け軸上部支持ベアリング49とア
ース受け軸中部支持ベアリング50は、第2軸駆動プー
リ6とアース受け軸15との間に付設され、アース受け
軸15を支持するようになっている。このため、第2軸
駆動プーリ支持ベアリング51と第2軸駆動プーリ6
と、アース受け軸上部支持ベアリング49およびアース
受け軸中部支持ベアリング50とを介して、アース受け
軸15は第1アーム3に対して支持されている。
【0047】図3に示したように、第2軸駆動プーリ6
の回動中心に開口が設けられ、その中にアース受け軸1
5が貫通している。そして、第2軸駆動プーリ6の上端
部には直接第2アーム11が固定されている。
【0048】次に、第2アーム11内の機構の具体例に
ついて、図5を用いて説明する。図1に示すように、ア
ース受け軸15は第2アーム11に係合することなく、
アース受け軸15の上端部がアースプーリ16の回動中
心に取り付けられる。Z軸モータ支持ベアリング60
は、第2アーム11の筐体とZ軸モータ9の間に設けら
れていて、Z軸モータ9を回動自在に支持するベアリン
グである。R軸モータ支持ベアリング61は、第2アー
ム11の筐体とR軸モータ8の間に設けられ、R軸モー
タ8を回動自在に支持するベアリングである。
【0049】そして、先の説明の通り、Z軸の方向規制
ベルト18が、Z軸方向規制プーリ19とアースプーリ
16の間に懸架されると共に、Z軸方向規制プーリとR
軸方向規制プーリ21との間はR軸方向規制ベルト20
が懸架されている。そしてZ軸モータ9の駆動軸にはZ
軸駆動プーリ25が付設され、またR軸モータ8の出力
軸にはR軸減速器22を介してR軸駆動プーリ23が付
設されている。
【0050】以上のような構成をとることによって、先
に説明した第1アーム3の機構と、第2アーム11の機
構が組み合せられている。なお、上記機構において、図
1に示す基台固定プーリ12とアース受けプーリ14
は、その回動比が1対1でなければならない。また、Z
軸方向規制ベルト18の懸架させられているアースプー
リ16とZ軸方向規制プーリ19、R軸方向規制ベルト
の懸架されているZ軸方向規制プーリ19とR軸方向規
制プーリ21も、それぞれ1対1の回動比となる必要が
ある。
【0051】具体的には、これらプーリの半径は、第1
アームと第2アームの容量により許容されるできるだけ
大きいものとすることが精度等の点から有利である。本
発明の実施例では、フルアース型ロボットにおいて第2
アーム11上に付設したZ軸モータ9およびR軸モータ
8を第1アーム3の回動に対して偏位角が不変となるよ
うにすることで、ロボット制御機構の制御において第1
アームと第2アームの角度に依存しないようにして、作
用軸10に関するZ軸・R軸の制御ができるようにした
ものである。
【0052】つまり、第1アームと第2アームをそれぞ
れにフローティングされた支持軸で接続し、このフロー
ティングされた軸が常に基台に対して同一の角度関係を
保つようにしたことで、回転軸(R軸)における第1ア
ームおよび第2アームとの関係を保つようにすると共
に、RZ軸の駆動機構も併せてこの軸と同一の角度関係
をキャンセルさせ、第1アームおよび第2アームの位置
移動によっても移動中の変動を生ずることがなく精密制
御を容易に実現することができる。
【0053】ところで、上記実施例では、好ましくは例
えば、図示の実施例では、プーリとベルトを用いている
が、これに代えて、ギアとチェーンの組み合わせ等の駆
動力伝達手段を用いてもよい。
【0054】次に線材配線部分について、図5を用いて
説明する。線材導入部62は、図示しない基台付近から
ロボット上部を通して配管接続され、その内部を第2ア
ーム上のモータ等に供給する電気配線等を包摂するよう
になっている。線材導入部62は、線材巻き付けドラム
63の上端部に固定される。
【0055】線材巻き付けドラム63は、アースプーリ
16上部に位置し、その中心軸が第2アーム11の回動
中心と略同一となるように枢着されている。線材導入部
62を通って得られる線材は、線材巻き付けドラム63
の側面の一部を通って外側に引き出され、一旦少なくと
も1回以上、線材巻き付けドラム63の周囲に巻き付け
られ、Z軸モータ9もしくはR軸モータ8の外周部に導
出される。
【0056】すなわち、線材導入部62を通ったZ軸モ
ータ9用の線材64は線材巻き付けドラム63の一部よ
り外側に引き出され、一旦巻かれた後Z軸モータ9の周
囲にさらに少なくとも1回巻かれた後、電線の導入部分
に引き込まれるようになっている。同様に、R軸モータ
8用の線材65も線材巻き付けドラム63で少なくとも
1回以上巻かれた後、R軸モータ8の周囲に少なくとも
1回巻き付けられ、さらにR軸モータ8の線材導入部に
接続されるようになっている。
【0057】支え板66はR軸モータ8の下側に付設さ
れたフランジ状の板であり、巻き付けられるR軸モータ
8用の線材65の巻き付け位置が不安定になるのを防止
している。同じく支え板67はZ軸モータ9の下側に付
設されたフランジ状の板であり、巻き付けられるZ軸モ
ータ9用の線材64の巻き付け位置が不安定になるのを
防止している。なお、R軸モータ8の周囲長と、Z軸モ
ータ9の周囲長と、線材巻き付けドラム63の周囲長
は、好ましくはほぼ同じである。このようにすること
で、線材ともいう配線のたるみを防げる。
【0058】ところで、作用軸10の先端にツール等を
配置する時において、当該ツールが電気配線およびエア
ー配管等を要求する場合がある。この場合においての実
施例を図6を用いて説明する。作用軸はその軸線上が中
空となっており、軸線部分に配線・配管が通じるように
なっている。
【0059】受け皿70は、その平面部に少なくとも1
つの開口7aを持ち、作用軸10の軸線が回動中心とな
るように回動自在に設けられている。
【0060】受け皿プール73は、受け皿70の回動中
心に枢着されている。受け皿駆動ベルト71は、受け皿
プーリ73と受け皿駆動プーリ72との間に懸架されて
いるタイミングベルトである。
【0061】受け皿駆動ベルトテンショナ74は、受け
皿駆動ベルト71に当接し、かつ駆動ベルト71に一定
の張力が生じるように作用している。
【0062】受け皿駆動プーリ72は線材巻き付けドラ
ム63の直下に位置し、アース受け軸15の回動と共に
連動するように枢着されている。
【0063】作用軸10の配線75は、作用軸10の中
空部分を通ってツールより作用軸10の端上部に引き出
され、作用軸10の周辺を少なくとも1回のらせん状の
余裕を持ち、受け皿70の平面部に設けられ開口70a
を通って上部より下部に導出され、さらに受け皿の直下
部で巻かれた後、線材巻き付けドラム63に巻き付けら
れるように導かれる。
【0064】次にこの動作について説明する。第1アー
ム3が動作した時にはこれに伴ない、Z軸モータ9、R
軸モータ8、線材巻き付けドラム63は特定の方向を向
くようにその姿勢が規制されている。このため第2アー
ム11に対してはその方向が変化するようになるが、外
周に巻かれ線材巻き付けドラム63から各モータ8,9
に伸びる線材の長さは一定となる。すなわち、線材巻き
付けドラム63、Z軸モータ9、R軸モータ8の方向が
変わった場合にも、一方が巻き出した長さだけ他方が巻
き取る関係を維持し、結果としてロボットの動作によっ
ては配線ともいう線材65,64がたるむような方向、
もしくは引きちぎるような方向に動作することはない。
【0065】受け皿プーリ72,73の動作について説
明する。第1アームの動作により受け皿駆動プーリ72
はアース受け軸15(図3参照)の回動と共に回動し、
受け皿駆動ベルト71を介して受け皿プーリ73を回動
させ、結果受け皿70を回動させる。
【0066】このため、線材巻き付けドラム63より導
出された作用軸10の配線75はたるみなく懸架される
ことになる。
【0067】また、受け皿70の上に螺旋状に作用軸1
0の配線75が設けられているので、作用軸10の回動
もしくは上下動によってもその姿勢を大幅に乱すことが
ないので、作用軸10の配線75に対するダメージが大
きくなることを防いでいる。
【0068】本発明の実施例は、フルアース型ロボット
において、第2軸回動中心(アース受け軸15)に線材
巻き付けドラム63を付設し、かつR軸モータ8とZ軸
モータ9までの線材65,64の引きまわして、各ドラ
ムとモータにおいて巻き付け部を設けておくことで、配
線材への不要な負担がかかるのを防止するものである。
【0069】以上説明したように、本発明は第1アーム
と第2アームをそれぞれにフローティングされた支持軸
で接続し、このフローティングされた軸が常に基台に対
して同一の角度関係を保つようにすると共に、RZ軸
(作用軸あるいは回転軸ともいう)の駆動機構も併せて
この軸と同一の角度関係を保つようにしている。このフ
ルアース型のロボットの作用軸を中空構造として、その
先端に設けられるツールへの配線もしくは配管等を、中
空部分を通すようにしているので、先端の回転によって
も配線もしくは配管の巻き付きが起こらない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、配
線もしくは線材が作用軸にからまず、配線の断線を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の産業用ロボットの好ましい実施例にお
ける軸芯角維持手段と、回転軸駆動部角維持手段を示す
図。
【図2】第2アームの中の作用軸と、回転軸駆動部角維
持手段、そして軸方向駆動部角維持手段を示す図。
【図3】第1アームと第2アームの駆動部分等を示す
図。
【図4】第1アームの機構を示す図。
【図5】第2アームの機構と配線処理系統を示す図。
【図6】配線処理系統を示す図。
【符号の説明】
1 第1アーム駆動部 2 第2アーム駆動部 3 第1アーム 8 R軸モータ(回転軸駆動部) 9 Z軸モータ(軸方向駆動部) 10 作用軸(回転軸、RZ軸) 11 第2アーム 15 アース受け軸(軸芯) 16 アースプーリ(方向規制プーリ) 18 Z軸方向規制ベルト(回転軸方向規制ベル
ト) 20 R軸方向規制ベルト(回転軸方向規制ベル
ト) 21 R軸方向規制プーリ(回転軸方向規制プー
リ) 62 線材導入部 63 線材巻き付けドラム 64 Z軸モータ用の線材(配線) 65 R軸モータ用の線材(配線) 66,67 支え板 70 受け皿(受け部材) 71 受け皿駆動ベルト 72 受け皿駆動プーリ 73 受け皿プーリ 74 受け皿駆動ベルトテンショナ 75 配線(線材、配管) 100 軸芯角維持手段 200 回転角駆動部角維持手段 300 軸方向駆動部角維持手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 長手方向一端部を回動中心として水平面で回動するよう
    に上記基台に支持された第1アームと、 上記第1アームの長手方向他端部に支持された第2アー
    ムと、 上記第2アームの長手方向端部において鉛直方向に設定
    された作用軸と、 上記第1アームおよび上記第2アームを回動自在に支持
    する軸芯と、 上記基台に対して上記軸芯と同一の回動角に維持する軸
    芯角維持手段と、 上記軸芯の上端部に回動中心を略中心軸に一致させた線
    材巻き付けドラムと、 上記第2アームの上面で上記作用軸の突出する位置の近
    傍に上記作用軸の軸線を回動中心とする配線受け部材
    と、 上記配線受け部材の回動中心に取り付けられた受け部材
    用のプーリと、 上記第2アームの上面で上記軸芯に取り付けられた受け
    部材駆動プーリと、 上記受け部材用のプーリと、上記受け部材駆動プーリと
    の間に懸架された受け部材駆動ベルトと、 上記作用軸の内部は、軸線に関して中空部になってい
    て、 上記作用軸の先端への電気配線は、上記線材巻き付けド
    ラムの上部から導入すると共に、少なくとも1回上記線
    材巻き付けドラムに巻き付け、上記受け部材の所定位置
    に導き、上記受け部材に関連して上記作用軸を中心に少
    なくとも1回巻いて、上記作用軸の中空部に導く構成と
    したことを特徴とする産業用ロボット。
  2. 【請求項2】 前記受け部材は、前記作用軸に関連して
    設けられた受け皿である請求項1に記載の産業用ロボッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記受け部材駆動ベルトにテンションを
    与えるテンショナを備える請求項1に記載の産業用ロボ
    ット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307637A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Yamaha Motor Co Ltd ロボット
JP2008307635A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Yamaha Motor Co Ltd ロボット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307637A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Yamaha Motor Co Ltd ロボット
JP2008307635A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Yamaha Motor Co Ltd ロボット

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