JPH07289671A - ゴルフクラブのグリップとグリップをゴルフクラブに固 着する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来から、ゴルフは、長い間の経験で自信を得
て確信となる。その貴重な経験を基にして、ゴルフのプ
レイをする人は、その人にふさわしいゴルフクラブを、
自ら、選ぶことを望む。本発明は、その人に適したゴル
フクラブのグリップを提供することを目的とする。ま
た、本発明は、グリップをゴルフクラブのシャフトに単
に巻き付けるだけで取り付けうるようにすることを他の
目的とする。 【構成】本発明は、複数のクリップ部材間の縦の薄肉の
連結部分を折り曲げ、次に、クラブの上端を挟み固着し
たゴルフクラブのグリップであり、また、本発明は、ま
ず、複数のグリップ部材間の縦方向の薄肉の連結部分を
有する複数のグリップ部材の連結構造体を造り、次に、
その中にクラブを挟み、グリップの連結構造体の両側端
縁を固着してグリップをゴルフクラブに固着する方法で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の技術分野】本発明は、ゴルフクラブのグリッ
プとグリップをゴルフクラブに固着する方法に関し、特
に、ゴルフクラブのシャフトの上端部分に、グリップの
部分を固着するに当たり、予め、ゴルフクラブの打球面
方向および手のひらなどで打球面に対する感覚を確かめ
た上で、そのゴルフクラブを使用する人が、自らの手の
ひらなどで打球面に対する感覚を決定して使用者が、自
ら、グリップをゴルフクラブに固着する方法とそのよう
にして製作されたゴルフクラブのグリップに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、ゴルフクラブの全体的研究が
なされ、それとともにゴルフクラブのグリップの研究も
平行してなされてきた。ゴルフクラブの構造は、比較
的、単純な構造である。しかし、その単純な構造である
が故に、その使用が難しく、ゴルフのプレイに際して、
よい成果が期待できるものではない。それ故に、どうに
かして、ゴルフのプレイに際し、ゴルフクラブを最善の
条件にして、使用すると、よい成果が期待できるのであ
るが、ゴルフクラブの最善の条件が何であるについて、
必ずしも十分研究がなされているとは云えず、今でも、
統一した見解があるのではない。そこで、あると云うな
らば、過去に、すぐれた成績を残してきた実力のあるゴ
ルフの選手の体験記であったり、それらのゴルフの選手
のインタビューであったり、それらの取材に当たった記
者の評論であったりして、優れた内容であっても、客観
的に、評価できる内容ではない。従って、ゴルフのプレ
イヤーが、自ら編み出した理論の基に個々の研究は深め
られるが、そのような研究も普遍性を求めるところにま
では至らないで、自らの研鑽の域を出ないのである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】そこで、各人各様の経
験は、長い間に、自信を深め、その自信は確信につなが
る。確信を得るまでの経験を深めることが何にも増して
必要になってくる。経験により得られるものは貴重であ
る。そこで、その貴重な経験を基にして、ゴルフのプレ
イをする人は、その人にふさわしいゴルフクラブを、自
ら、選ぶことが望ましいし、そうすることが必要にな
る。特に、本発明は、ゴルフクラブの軸に最もふさわし
い状態でゴルフクラブのグリップを固定することを第一
の目的とする。また、本発明は、ゴルフクラブの軸に最
もふさわしい状態でゴルフクラブのグリップを固定する
ため、予め、ゴルフクラブの打球面方向および手のひら
などで打球面に対する感覚を決定し、次に、ゴルフクラ
ブの軸にゴルフクラブのグリップを仮付けして、形を整
えて、再び、ゴルフクラブの打球面方向および手のひら
などで打球面に対する感覚を確かめた上で、ゴルフクラ
ブの軸にゴルフクラブのグリップを本付けして、ゴルフ
クラブの軸に最もふさわしい状態でゴルフクラブのグリ
ップを固定することを第二の目的とする。また、本発明
は、ゴルフクラブのグリップの断面の形状を三角形など
の多角形にして把持し易くすることを第三の目的とす
る。また、本発明は、複数のグリップ部材間の縦方向の
薄肉の連結部分を形成し、その連結部分から折り曲げて
ゴルフクラブの端部を挟持し、固着してなるゴルフクラ
ブのグリップを提供することを第四の目的とする。ま
た、本発明は、複数のグリップ部材間の縦方向の薄肉の
連結部分を形成し、その連結部分から折り曲げてゴルフ
クラブの端部を挟持し、その隙間から補強用接着液を流
入させて、前記ゴルフクラブの端部に固着してなるゴル
フクラブのグリップを提供することを第五の目的とす
る。また、本発明は、複数のグリップ部材間の縦方向の
薄肉の連結部分を形成し、その連結部分から折り曲げて
ゴルフクラブの端部を挟持し、ゴルフクラブの端部の表
面部分と複数のグリップ部材の結合体の裏面部分との間
に両面テープを使用して、前記ゴルフクラブの端部に固
着してなるゴルフクラブのグリップを提供することを第
六の目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、複数のグリッ
プ部材間の縦方向の薄肉の連結部分を形成し、その連結
部分を折り曲げてゴルフクラブの端部を挟持し、固着し
てなるゴルフクラブのグリップであり、また、本発明
は、まず、複数のグリップ部材間の縦方向の薄肉の連結
部分を有する複数のグリップ部材の連結構造体を造り、
次に、その複数のグリップ部材の連結構造体の中にゴル
フクラブの上端部分を挟持して、前記複数のグリップ部
材の連結構造体の両側端縁部分を接続して固着し得るよ
うにしたグリップをゴルフクラブに固着する方法であ
る。

【０００５】

【作用】本発明は、複数のグリップ部材間の縦方向の薄
肉の連結部分を形成し、その連結部分を折り曲げてゴル
フクラブの端部を挟持し、固着してなるゴルフクラブの
グリップであるから、複数のグリップ部材間の縦方向の
薄肉の連結部分をゴルフクラブの端部の周囲に巻くだけ
で縦方向の薄肉の連結部分が折り曲げられて、グリップ
の部分が、三角形などの角形断面を形成して、使用に際
して、把持し易いゴルフクラブのグリップを提供し得
る。また、本発明は、まず、複数のグリップ部材間の縦
方向の薄肉の連結部分を有する複数のグリップ部材の連
結構造体を造り、次に、その複数のグリップ部材の連結
構造体の中にゴルフクラブの上端部分を挟持して、前記
複数のグリップ部材の連結構造体の両側端縁部分を接続
して固着し得るようにしたグリップをゴルフクラブに固
着する方法であるから、単に、複数のグリップ部材間の
縦方向の薄肉の連結部分を有する複数のグリップ部材の
連結構造体の部分をゴルフクラブの端部の周囲に巻き、
グリップの部分を三角形などの角形断面に形成して、ゴ
ルフクラブのグリップの形を整えて、再び、ゴルフクラ
ブの打球面方向および手のひらなどで打球面に対する感
覚を確かめた上で、ゴルフクラブの軸にゴルフクラブの
グリップを取り付け、ゴルフクラブの軸に最もふさわし
い状態でゴルフクラブのグリップを固定し得るとともに
把持し易い形状にしたゴルフクラブのグリップを提供し
得る。

【０００６】

【実施例１】本発明は、まず、複数のグリップ部材の単
位体の間の縦方向の薄肉の連結部分を有する複数のグリ
ップ部材の連結構造体を造り、次に、その複数のグリッ
プ部材の連結構造体の複数のグリップ部材の各単位体の
片面側に両面接着紙の片面側だけを着けておき、予め、
ゴルフクラブの打球面方向および手のひらなどで打球面
に対する感覚を決定し、次に、両面テープなどの両面接
着紙の片面側の接着防止紙を剥がして、次に、ゴルフク
ラブのシャフトの上端部分に軽く着けて、形を整え、再
び、ゴルフクラブの打球面方向および手のひらなどで打
球面に対する感覚を確かめたて、複数の単位体の連結構
造体のそれぞれの単位体の片面側の両面テープ部材など
の両面接着紙の片面側の接着剤の部分をゴルフクラブの
シャフトの上端部分の外表面に接着したグリップをゴル
フクラブに固着する方法である。

【０００７】

【実施例２】本発明は、まず、三つのグリップ部材の単
位体の間の縦方向の薄肉の連結部分を有する三つのグリ
ップ部材の連結構造体を造り、次に、その三つのグリッ
プ部材の連結構造体の三つのグリップ部材の各単位体の
片面側に両面接着紙の片面側だけを着けておき、予め、
ゴルフクラブの打球面方向および手のひらなどで打球面
に対する感覚を決定し、次に、両面テープの両面接着紙
の片面側の接着防止紙を剥がして、次に、ゴルフクラブ
のシャフトの上端部分に軽く着けて、形を整えて、再
び、ゴルフクラブの打球面方向および手のひらで打球面
に対する感覚を確かめた上で、三つの単位体の連結構造
体のそれぞれの単位体の片面側の両面テープ部材などの
両面接着紙の片面側の接着剤の部分をゴルフクラブのシ
ャフトの上端部分の外表面に接着したグリップをゴルフ
クラブに固着して、横断面がほぼ三角形のゴルフクラブ
のグリップを有するゴルフクラブにする方法である。

【０００８】

【実施例３】本発明は、まず、四つのグリップ部材の単
位体の間の縦方向の薄肉の連結部分を有する四つのグリ
ップ部材の連結構造体を造り、次に、その四つのグリッ
プ部材の連結構造体の四つのグリップ部材の各単位体の
片面側に両面接着紙の片面側だけを着けておき、予め、
ゴルフクラブの打球面方向および手のひらなどで打球面
に対する感覚を決定し、次に、両面テープの両面接着紙
の片面側の接着防止紙を剥がして、次に、ゴルフクラブ
のシャフトの上端部分に軽く着けて、形を整えて、再
び、ゴルフクラブの打球面方向および手のひらで打球面
に対する感覚を確かめた上で、四つの単位体の連結構造
体のそれぞれの単位体の片面側の両面テープ部材などの
両面接着紙の片面側の接着剤の部分をゴルフクラブのシ
ャフトの上端部分の外表面に接着したグリップをゴルフ
クラブに固着して、横断面がほぼ四角形のゴルフクラブ
のグリップを有するゴルフクラブにする方法である。

【０００９】

【実施例４】本発明は、まず、五つのグリップ部材の単
位体の間の縦方向の薄肉の連結部分を有する五つのグリ
ップ部材の連結構造体を造り、次に、その五つのグリッ
プ部材の連結構造体の五つのグリップ部材の各単位体の
片面側に両面接着紙の片面側だけを着けておき、予め、
ゴルフクラブの打球面方向および手のひらなどで打球面
に対する感覚を決定し、次に、両面テープの両面接着紙
の片面側の接着防止紙を剥がして、次に、ゴルフクラブ
のシャフトの上端部分に軽く着けて、形を整えて、再
び、ゴルフクラブの打球面方向および手のひらで打球面
に対する感覚を確かめた上で、五つの単位体の連結構造
体のそれぞれの単位体の片面側の両面テープ部材などの
両面接着紙の片面側の接着剤の部分をゴルフクラブのシ
ャフトの上端部分の外表面に接着したグリップをゴルフ
クラブに固着して、横断面がほぼ五角形のゴルフクラブ
のグリップを有するゴルフクラブにする方法である。

【００１０】

【実施例５】本発明は、まず、六つのグリップ部材の単
位体の間の縦方向の薄肉の連結部分を有する六つのグリ
ップ部材の連結構造体を造り、次に、その六つのグリッ
プ部材の連結構造体の六つのグリップ部材の各単位体の
片面側に両面接着紙の片面側だけを着けておき、予め、
ゴルフクラブの打球面方向および手のひらなどで打球面
に対する感覚を決定し、次に、両面テープの両面接着紙
の片面側の接着防止紙を剥がして、次に、ゴルフクラブ
のシャフトの上端部分に軽く着けて、形を整えて、再
び、ゴルフクラブの打球面方向および手のひらで打球面
に対する感覚を確かめた上で、六つの単位体の連結構造
体のそれぞれの単位体の片面側の両面テープ部材などの
両面接着紙の片面側の接着剤の部分をゴルフクラブのシ
ャフトの上端部分の外表面に接着したグリップをゴルフ
クラブに固着して、横断面がほぼ六角形のゴルフクラブ
のグリップを有するゴルフクラブにする方法である。

【００１１】

【実施例６】本発明は、まず、複数のグリップ部材の単
位体の間の縦方向の薄肉の連結部分を有する複数のグリ
ップ部材の比較的薄い連結構造体を造るとともに、その
連結構造体の単位体の長手方向の端部の一方の側の部分
にその一端の部分の単位体の長さをその一辺にして複数
のグリップ部材の単位体の総数をその辺の数にした多角
形の葉片の部分をその連結構造体の単位体の一つの部分
に対して一体的に一つだけ突設して形成し、その反対側
になり、即ち、その長手方向の端部の他方の側の部分に
その一端の部分の単位体の長さをその一辺にしてその底
辺の部分と台形状の斜辺の部分と円の周縁部分の形状の
頂辺の部分とにより形成した葉片の部分をその連結構造
体の単位体の部分のすべての部分に対して一体的に突設
して形成し、前記複数のグリップ部材の単位体の間の縦
方向の薄肉の連結部分は、きわめて薄い線状構造である
が、きわめて丈夫で曲げても折れないし、切断しない材
質でなり、接着性に優れた性質を有するとともにグリッ
プとして完成させるとそのきわめて薄い線状構造の部分
が、面状構造部分の一部になって構成されるようにし、
次に、その複数のグリップ部材の比較的薄い連結構造体
の複数のグリップ部材の各単位体の片面側に両面接着紙
の片面側だけを着けておき、予め、ゴルフクラブの打球
面方向および手のひらなどで打球面に対する感覚を決定
し、次に、両面テープなどの両面接着紙の片面側の接着
防止紙を剥がして、次に、ゴルフクラブのシャフトの上
端部分に軽く着けて、形を整えて、再び、ゴルフクラブ
の打球面方向および手のひらなどで打球面に対する感覚
を確かめた上で、複数の単位体の連結構造体のそれぞれ
の単位体の片面側の両面テープ部材などの両面接着紙の
片面側の接着剤をゴルフクラブのシャフトの上端部分の
外表面に接着して所望のゴルフクラブのグリップをゴル
フクラブに固着する方法である。

【００１２】

【実施例７】本発明は、まず、三つのグリップ部材の単
位体の間の縦方向の薄肉の連結部分を有する三つのグリ
ップ部材の比較的薄い連結構造体を造るとともに、その
連結構造体の単位体の長手方向の端部の一方の側の部分
にその一端の部分の単位体の長さをその一辺にして三つ
のグリップ部材の単位体の総数の三つを辺の数にした三
角形の葉片の部分を端面部材にしその連結構造体の単位
体の一つの部分に対して一体的に一つだけ突設して形成
し、そして、その反対側にあり、即ち、その長手方向の
端部の他方の側の部分にその一端の部分の単位体の長さ
をその一辺にしてその底辺の部分と台形状の斜辺の部分
と円の周縁部分の形状の頂辺の部分とにより形成した葉
片の部分を端面部材として、前記連結構造体の単位体の
部分のすべての部分に対して一体的に突設して形成し、
前記三つのグリップ部材の単位体の間の縦方向の薄肉の
連結部分は、きわめて薄い線状構造であるが、きわめて
丈夫で曲げても折れないし、切断しない材質でなり、接
着性に優れた性質を有するとともにグリップとして完成
させるとそのきわめて薄い線状構造の部分が、面状構造
部分の一部になって構成されるようにし、次に、その三
つのグリップ部材の比較的薄い連結構造体の三つのグリ
ップ部材の各単位体の片面側に両面接着紙の片面側だけ
を着けておき、予め、ゴルフクラブの打球面方向および
手のひらなどで打球面に対する感覚を決定し、次に、両
面テープなどの両面接着紙の片面側の接着防止紙を剥が
して、次に、ゴルフクラブのシャフトの上端部分に軽く
着けて、形を整えて、再び、ゴルフクラブの打球面方向
および手のひらなどで打球面に対する感覚を確かめた上
で、三つの単位体の連結構造体のそれぞれの単位体の片
面側の両面テープ部材などの両面接着紙の片面側の接着
剤をゴルフクラブのシャフトの上端部分の外表面に接着
した横断面がほぼ三角形のゴルフクラブのグリップを有
するゴルフクラブにする方法である。

【００１３】

【実施例８】本発明は、まず、複数のグリップ部材間の
縦方向の薄肉の連結部分を有する複数のグリップ部材の
連結構造体を造り、次に、その複数のグリップ部材の連
結構造体の中にゴルフクラブの上端部分を挟持し、前記
複数のグリップ部材の連結構造体の両側端縁部分を接続
し、次に、その複数のグリップ部材の連結構造体の両側
端縁部分の接続構造体の適宜位置の補強用接着液流込み
開口溝の通孔から補強用接着液を流し込み、固着したグ
リップをゴルフクラブに固着する方法である。

【００１４】

【実施例９】本発明は、まず、複数のグリップ部材間の
縦方向の薄肉の連結部分を有する複数のグリップ部材の
連結構造体を造り、次に、その連結構造体の中にゴルフ
クラブの上端部分を挟持して、両面接着剤により、前記
複数のグリップ部材の連結構造体とゴルフクラブの上端
を接着して前記複数のグリップ部材の連結構造体の両側
端縁部分を接続して固着したグリップをゴルフクラブに
固着する方法である。

【００１５】

【実施例１０】本発明は、まず、複数のグリップ部材間
の縦方向の薄肉の連結部分を有する複数のグリップ部材
の連結構造体を造り、次に、その複数のグリップ部材の
連結構造体の中にゴルフクラブの上端部分を挿入して、
挟持し、次に、前記複数のグリップ部材の連結構造体の
両側端縁部分を突き合わせ状態にして、その突き合わせ
部分を接着して、固着したグリップをゴルフクラブに固
着する方法である。

【００１６】

【効果】本発明は、複数のグリップ部材間の縦方向の薄
肉の連結部分を形成し、その連結部分を折り曲げてゴル
フクラブの端部を挟持し、固着してなるゴルフクラブの
グリップであるから、複数のグリップ部材間の縦方向の
薄肉の連結部分をゴルフクラブの端部の周囲に巻くだけ
で縦方向の薄肉の連結部分が折り曲げられて、グリップ
の部分が、三角形などの角形断面を形成して、使用に際
して、把持し易いゴルフクラブのグリップを提供し得る
効果がある。また、本発明は、まず、複数のグリップ部
材間の縦方向の薄肉の連結部分を有する複数のグリップ
部材の連結構造体を造り、次に、その複数のグリップ部
材の連結構造体の中にゴルフクラブの上端部分を挟持し
て、前記複数のグリップ部材の連結構造体の両側端縁部
分を接続して固着し得るようにしたグリップをゴルフク
ラブに固着する方法であるから、単に、複数のグリップ
部材間の縦方向の薄肉の連結部分を有する複数のグリッ
プ部材の連結構造体の部分をゴルフクラブの端部の周囲
に巻き、グリップの部分を三角形などの角形断面に形成
して、ゴルフクラブのグリップの形を整えて、再び、ゴ
ルフクラブの打球面方向および手のひらなどで打球面に
対する感覚を確かめた上で、ゴルフクラブの軸にゴルフ
クラブのグリップを取り付け、ゴルフクラブの軸に最も
ふさわしい状態でゴルフクラブのグリップを固定し得る
とともに把持し易い形状にし得るので、ゴルフをする人
々の個々の趣向に合わせて、所望のゴルフクラブのグリ
ップを選択して、自ら、ゴルフクラブの打球面方向およ
び手のひらなどで打球面に対する感覚を確かめながら、
ゴルフクラブの軸の上端部分にゴルフクラブのグリップ
を固定し得るので、ゴルフをする人々の個々の趣向に適
応した納得できるゴルフクラブのグリップを提供し得る
効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を施したゴルフクラブのグリップの主要
構成部分の複数のグリップ部材の連結構造体の上面図で
ある。

【図２】図１に示した本発明を施したゴルフクラブのグ
リップの主要構成部分の複数のグリップ部材の連結構造
体の正面図であって、複数のグリップ部材の連結構造体
の展開図である。

【図３】本発明を施したゴルフクラブのグリップの主要
構成部分の複数のグリップ部材の連結構造体をゴルフク
ラブの端部の周囲に巻いてゴルフクラブとゴルフクラブ
のグリップを結合して完成させた状態の端面図である。

【図４】図３に示した本発明を施したゴルフクラブのグ
リップの主要構成部分の複数のグリップ部材の連結構造
体をゴルフクラブの端部の周囲に巻いてゴルフクラブと
ゴルフクラブのグリップを結合して完成させた状態の、
その一部を横断面で示した側面図である。

【符号の説明】

１ 一方の葉片構造の端面部材 ２ グリップ
の連結構造体の単位体 ３ 他方の葉片構造の端面部材 ４ ゴルフク
ラブの軸部分 ５ 葉片構造の端面部材の突出部 ６ 端面部材
の接着液流込み開口溝 ７ ボールマーク保持穴 ８ グリップ
間の縦の薄肉の連結部分 ９ 一方の端面部材の薄肉連結部分 １０ 端面部材
との接続用辺縁部分 １１ 他方の端面部材の薄肉連結部分 １２ 端面部材
同士の接続用側縁部分 １３ ゴルフクラブの軸支持頂縁部分 １４ グリップ
の連結構造体側端縁部分 １５ 三角形断面のグリップの角部分 １６ 端面部材
とグリップの接続用部分

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数のグリップ部材間の縦方向の薄肉の連
   結部分を形成し、その連結部分を折り曲げてゴルフクラ
   ブの端部を挟持し、固着してなるゴルフクラブのグリッ
   プ。
2. 【請求項２】複数のグリップ部材間の縦方向の曲げても
   折れないように形成するとともに接着性のある薄肉の合
   成樹脂製連結部分を形成し、その連結部分を折り曲げて
   ゴルフクラブの端部を挟持し、接着剤により固着してな
   る請求項１記載のゴルフクラブのグリップ。
3. 【請求項３】まず、複数のグリップ部材間の縦方向の薄
   肉の連結部分を有する複数のグリップ部材の連結構造体
   を造り、次に、その複数のグリップ部材の連結構造体の
   中にゴルフクラブの上端部分を挟持して、前記複数のグ
   リップ部材の連結構造体の両側端縁部分を接続して固着
   し得るようにした請求項１記載のグリップをゴルフクラ
   ブに固着する方法。
4. 【請求項４】まず、複数のグリップ部材間の縦方向の薄
   肉の連結部分を有する複数のグリップ部材の連結構造体
   を造り、次に、その複数のグリップ部材の連結構造体の
   中にゴルフクラブの上端部分を挟持して、前記複数のグ
   リップ部材の連結構造体の両側端縁部分を接続し、次
   に、その複数のグリップ部材の連結構造体の両側端縁部
   分の接続構造体の部分の適宜位置から補強用接着液を流
   し込み、固着し得るようにした請求項１記載のグリップ
   をゴルフクラブに固着する方法。
5. 【請求項５】まず、複数のグリップ部材間の縦方向の薄
   肉の連結部分を有する複数のグリップ部材の連結構造体
   を造り、次に、その複数のグリップ部材の連結構造体の
   中にゴルフクラブの上端部分を挟持して接着し、前記複
   数のグリップ部材の連結構造体の両側端縁部分を固着し
   得るようにした請求項１記載のグリップをゴルフクラブ
   に固着する方法。