JPH07289560A - レーザプローブ - Google Patents

レーザプローブ

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Publication number
JPH07289560A
JPH07289560A JP6083182A JP8318294A JPH07289560A JP H07289560 A JPH07289560 A JP H07289560A JP 6083182 A JP6083182 A JP 6083182A JP 8318294 A JP8318294 A JP 8318294A JP H07289560 A JPH07289560 A JP H07289560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
handpiece
optical fiber
chip
laser knife
Prior art date
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Pending
Application number
JP6083182A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoharu Nakada
智玄 中田
Toshiyuki Sadohara
俊幸 佐土原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osada Research Institute Ltd
Original Assignee
Osada Research Institute Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Osada Research Institute Ltd filed Critical Osada Research Institute Ltd
Priority to JP6083182A priority Critical patent/JPH07289560A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ光の損失を少なくするとともに、レー
ザメスチップを使い捨て可能とし、衛生的でかつ経済的
なレーザプローブを提供する。 【構成】 一端にレーザ光源に接続される接続具20を
一体的に有し、他端にハンドピース30を一体的に有す
る光ファイバー10と、前記ハンドピース30に着脱自
在に接続されるレーザメスチップ50とを有する。レー
ザメスチップ50が前記ハンドピース30に装着された
時に、ハンドピース側30の光ファイバーの出光端面と
レーザメスチップ50側の光ファイバーの光入射端面と
が接触接合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプローブ、より
詳細には、レーザ光を用いて生体組識の切開等を行うレ
ーザメスに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光を用いて生成体組識の切開を行
うレーザメスは周知であるが、従来のレーザメスは、レ
ーザ光の透過体であるレーザメスチップと、該レーザメ
スチップにレーザ光を入射する光ファイバーとから成
り、該光ファイバーより前記レーザメスチップにレーザ
光を導入して該レーザメスチップの先端部を加熱し、該
レーザメスチップの先端部(加熱部)を生体組識に接触
させて該生体組識の切開等を行っている。
【0003】図5は、従来のレーザメスの一例を説明す
るための要部構成図で、図中、1は光ファイバー、2は
該光ファイバー1が挿通されている保護チューブ(例え
ば、テフロンチューブ)、3はレーザメスチップ(例え
ば、セラミック,サファイヤ等のチップ)、4はチップ
保持部材、5はチップ接続部材で、周知のように、光フ
ァイバー1の図示しない端部は、レーザ光源に対向して
配設され、該レーザ光源よりのレーザ光が該光ファイバ
ー1内に導入され、該光ファイバー1を通して伝搬され
てくる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにして、光
ファイバー1内を伝搬されてきたレーザ光は、該光ファ
イバーの端面1aより放射されて、レーザメスチップ3
に導入され、、該レーザメスチップ1内を、矢印にて示
すように反射しながら該レーザメスチップ3の先端まで
導光される。この時、レーザメスチップ3の透光率は、
約80〜90%であり、また、光ファイバー1の出光端
面1aとレーザメスチップ3の入光端面3aとが離れて
いるため、これら端面での反射が大きく、そのため、レ
ーザ光は、レーザメスチップ3内を伝搬する間に、かな
り損失する。
【0005】また、図5に示したように、従来のレーザ
メスは、レーザメスチップ3がチップ保持部材4ととも
に着脱可能となっており、レーザメスチップ3を取り外
した時に、光ファイバーの端面1aに塵埃等の異物が付
着しやすく、これが光ファイバー焼損の大きな原因とな
っていた。
【0006】また、上記レーザメスは、衛生上の観点か
ら、使用後又は使用に先立って、オートクレーブ(高圧
蒸気滅菌)されるが、オートクレーブにかけるとレーザ
メスチップ3等が劣化して透光率が低下し、従って、寿
命が短く、コストの高いものにつく等の問題があった。
【0007】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、レーザプローブの光放出端チップ(レーザ
メスチップ)を光ファイバー側に対して着脱自在とする
とともに、光放出端チップの入光端面と光ファイバーの
出光端面とを密接接合させるようにし、もって、該レー
ザメスチップを使い捨て可能とするとともに、光伝達ロ
スを少なくして、経済的で、かつ、衛生的なレーザメス
を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)一端にレーザ光源に接続される接
続具を一体的に有し、他端にハンドピースを一体的に有
する光ファイバーと、前記ハンドピースに着脱自在に接
続されるレーザメスチップとを有し、該レーザメスチッ
プが前記ハンドピースに装着された時に、前記ハンドピ
ース側の光ファイバーの出光端面と前記レーザメスチッ
プ側の光ファイバーの入光端面とが接触接合されること
を特徴としたものであり、更には、(2)前記ハンドピ
ース内における光ファイバーが該ハンドピース内におい
てばね力によって出光端側に押圧されていること、更に
は、(3)前記レーザメスチップが前記ハンドピースに
対してワンタッチで装着可能であること、或いは、
(4)前記ハンドピースの出光端側を覆う盲カバーを有
することを特徴としたものである。
【0009】
【作用】レーザハンドピース先端に、レーザメスチップ
を着脱自在に装着可能にするとともに、該ハンドピース
内の光ファイバーの出光端面と前記レーザメスチップ内
の光ファイバーの入光端面とが密接接合されるように
し、レーザ光の損失を少なくするとともに、レーザメス
チップを使い捨て可能とし、もって、衛生的でかつ経済
的なレーザプローブを提供する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明によるレーザプローブの一実
施例を説明するための図で、図中、10は光ファイバー
で、該光ファイバー10の一端には、図示しないレーザ
光源に接続するための接続具20が接続され、他端には
ハンドピース30が接続されている。また、接続具20
又は該接続具20の近傍の光ファイバー10には、紐或
いは針金41等を介してキャップ40が取り付けられて
おり、非使用時、該キャップ40により、接続具20の
接続端子部21を覆い、これにより、接続具20側にお
ける光ファイバー端を保護している。
【0011】50はハンドピース30の光放出端31に
着脱自在に装着されるレーザメスチップで、使用時、該
レーザメスチップの光入射端51がハンドピース30の
光放出端31にワンタッチで装着される。
【0012】図2において、図2(a)はレーザメスチ
ップ50の断面構成を示す図、図2(b)はハンドピー
ス30の光放出端31側の断面構成を示す図で、光ファ
イバー10の光放出端は、端末スリーブ11等により端
末処理され、ハンドピース30内において、スプリング
等のばね部材32によって光放出端10a側に押圧され
て配設されている。また、レーザレメスチップ50に
は、光ファイバー60が挿通、配設されており、その光
入射端60a側は端末スリーブ61により端末処理さ
れ、該レーザメスチップ60に固定されている。
【0013】ハンドピース30の光放出端31側とレー
ザメスチップ50の光入射端51側とはワンタッチに
て、つまり、レーザメスチップ50をハンドピース30
に対して矢印A方向に押し込み、或いは、引き出すだけ
で挿脱自在に装着されるように構成されており、該ハン
ドピース30にレーザメスチップ50が装着された時
に、ハンドピース30側の光ファイバー10の光放出端
10aとレーザメス50側の光ファイバー60の光入射
端60aが密接し、光ファイバー10を通して伝達され
てくるレーザ光は、損失少なくレーザメスチップ50側
の光ファイバー60に伝達される。その時、光ファイバ
ー10の端面10aと光ファイバー60の端面60aと
は、ばね部材32によって弾力をもって接触され、それ
によって、光ファイバー10及び60の端面の損傷を防
止するとともに接触面を密接させ、レーザ光の伝達損失
を極力少なくしている。なお、図2(c)において、7
0はハンドピース30の光放出端31側に着脱自在に装
着される盲キャップで、レーザハンドピース不使用時、
或いは、レーザハンドピースをオートクレーブする時等
に、該キャップ70をハンドピース30に被せ、ハンド
ピース30内の光ファイバーを保護する。
【0014】上述のように、本発明によると、使用時、
ハンドピース30にレーザメスチップ50を装着して所
定の治療を行い、治療終了後、レーザメスチップ50を
取り外して、該レーザメスチップ50のみを使い捨てに
することができ、ハンドピース30は使い捨てにするこ
となく、オートクレーブすることによって何回でも使用
することができ、衛生的かつ、経済的であり、しかも、
ハンドピース側のレーザ光出射端面とレーザメスチップ
側のレーザ光入射端面が密接して接合されるので、レー
ザ光のロスが少ない。
【0015】図3は、本発明の実施に使用されるレーザ
メスチップ50の他の実施例を説明するための図で、図
1には、レーザメスチップ50の先端部52が曲がって
いる、いわゆる、アングルタイプのホルダーを示した
が、図3(a)に示した例は、先端部52が直線状であ
る、いわゆる、ストレートタイプのものであり、図3
(b)に示した例は、直線部分と曲がっている部分とを
組み合わせ持っている複合タイプのものであり、いずれ
を用いるかは、その時の術者の判断によるものであり、
いずれも、図1に示したレーザメスチップ50と同様に
して使用されるものである。
【0016】図4は、光ファイバーの他の例を示す図
で、この例は、光ファイバー10の途中にエアー供給具
80を設け、該エアー供給具80の端部81を図示しな
いエアー圧縮源に接続し、施術中、該エアー圧縮源より
のエアーを、光ファイバーの先端部から噴射するように
し、もって、施術部の温度をコントロールし、例えば、
切開部の近傍の生体組織、或いは、光ファイバーの先端
部、或いは、ホルダーを冷却する。なお、光ファイバー
10は、ファイバー束を保護する保護層を具備し、該保
護層の中に光ファイバー束が挿通されており、或いは、
保護チューブ内に光ファイバーと共に、前述のエアーと
供給するエアーチューブが一緒に挿通されている等、種
々のものがあり、図1に示した例は、前述のエアーチュ
ーブがないもの、図4は、エアーチューブがあるものを
想定している。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、レーザハンドピース先端に、レーザメスチッ
プを着脱自在に装着可能にするとともに、該ハンドピー
ス内の光ファイバーの出光端面と前記レーザメスチップ
内の光ファイバーの入光端面とが密接接合されるように
し、レーザ光の損失を少なくするとともに、レーザメス
チップを使い捨て可能とし、もって衛生的でかつ経済的
なレーザプローブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるレーザプローブの一実施例を説
明するための図である。
【図2】 レーザハンドピースとレーザメスチップの接
続構造の一例、及び、盲キャップの一例を説明するため
の図である。
【図3】 本発明の実施に使用して好適なレーザメスチ
ップの他の例を示す図である。
【図4】 本発明の実施に使用して好適な光ファイバー
の他の例を示す図である。
【図5】 従来のレーザメスチップの一例を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10…光ファイバー、20…接続具、30…レーザハン
ドピース、40…キャップ、50…レーザメスチップ、
60…光ファイバー、70…盲キャップ、80…エアー
供給具。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にレーザ光源に接続される接続具を
    一体的に有し、他端にハンドピースを一体的に有する光
    ファイバーと、前記ハンドピースに着脱自在に接続され
    るレーザメスチップとを有し、該レーザメスチップが前
    記ハンドピースに装着された時に、前記ハンドピース側
    の光ファイバーの出光端面と前記レーザメスチップ側の
    光ファイバーの入光端面とが接触接合されることを特徴
    とするレーザプローブ。
  2. 【請求項2】 前記ハンドピース内における光ファイバ
    ーが該ハンドピース内においてばね力によって出光端側
    に押圧されていることを特徴とする請求項1に記載のレ
    ーザプローブ。
  3. 【請求項3】 前記レーザメスチップが前記ハンドピー
    スに対してワンタッチで挿入離脱可能であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のレーザプローブ。
  4. 【請求項4】 前記ハンドピースの出光端側を覆う盲カ
    バーを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載のレーザプローブ。
JP6083182A 1994-04-21 1994-04-21 レーザプローブ Pending JPH07289560A (ja)

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JP6083182A JPH07289560A (ja) 1994-04-21 1994-04-21 レーザプローブ

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JP6083182A JPH07289560A (ja) 1994-04-21 1994-04-21 レーザプローブ

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ID=13795173

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JP6083182A Pending JPH07289560A (ja) 1994-04-21 1994-04-21 レーザプローブ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544809A (ja) * 2005-06-29 2008-12-11 オンディーヌ インターナショナル リミテッド 光を送るためのハンドピース及びそのハンドピースを利用するシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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