JPH07289028A - 湛水直播装置 - Google Patents
湛水直播装置Info
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- JPH07289028A JPH07289028A JP6083261A JP8326194A JPH07289028A JP H07289028 A JPH07289028 A JP H07289028A JP 6083261 A JP6083261 A JP 6083261A JP 8326194 A JP8326194 A JP 8326194A JP H07289028 A JPH07289028 A JP H07289028A
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- seeds
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 耕起・代掻された湛水田に播種する水稲種子
を、加速させて田面中にほぼ所定深さ貫入させ、播種す
るようにした湛水直播装置の提供。 【構成】 耕起・代掻された湛水田Pに水稲種子Sを播
種する湛水直播装置1であって、垂直方向に回転する回
転体31の外周部に、種子Sを収容し、放出する種子収
容溝34を設けると共に、この種子収容溝34に、回転
体31の回転により種子Sを周方向に放出する際に加速
させる加速板35を設け、回転体31の回転により加速
されて放出される種子Sを田面Pに誘導してほぼ所定深
さに貫入させ、播種する。この装置1は、例えば代掻作
業機に組み込まれて、あるいは単独で代掻湛水田におい
て使用される。
を、加速させて田面中にほぼ所定深さ貫入させ、播種す
るようにした湛水直播装置の提供。 【構成】 耕起・代掻された湛水田Pに水稲種子Sを播
種する湛水直播装置1であって、垂直方向に回転する回
転体31の外周部に、種子Sを収容し、放出する種子収
容溝34を設けると共に、この種子収容溝34に、回転
体31の回転により種子Sを周方向に放出する際に加速
させる加速板35を設け、回転体31の回転により加速
されて放出される種子Sを田面Pに誘導してほぼ所定深
さに貫入させ、播種する。この装置1は、例えば代掻作
業機に組み込まれて、あるいは単独で代掻湛水田におい
て使用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耕起・代掻された湛水
田に播種する水稲種子を、加速させて田面中にほぼ所定
深さ貫入させ、播種するようにした湛水直播装置に関す
る。
田に播種する水稲種子を、加速させて田面中にほぼ所定
深さ貫入させ、播種するようにした湛水直播装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】わが国における水稲直播栽培技術(体
系)は、湛水直播体系、折衷直播体系、乾田直播体系の
3体系に大別される。各体系における播種作業は、湛水
直播では主として代掻圃場(水田)に、折衷直播では耕
起後に代掻をせずに湛水した圃場に、乾田直播では耕起
または不耕起の圃場に、それぞれ行われる。乾田直播並
びに折衷直播は、代掻を行わないため、漏水などの関係
からその適用地帯は自ずと限定されるが、湛水直播の播
種方式においては、適用に当たって限定要因が少ないと
考えられている。
系)は、湛水直播体系、折衷直播体系、乾田直播体系の
3体系に大別される。各体系における播種作業は、湛水
直播では主として代掻圃場(水田)に、折衷直播では耕
起後に代掻をせずに湛水した圃場に、乾田直播では耕起
または不耕起の圃場に、それぞれ行われる。乾田直播並
びに折衷直播は、代掻を行わないため、漏水などの関係
からその適用地帯は自ずと限定されるが、湛水直播の播
種方式においては、適用に当たって限定要因が少ないと
考えられている。
【0003】現在、湛水直播方式としては、機械条播、
空気圧送噴射式条播、ミスト機による散播、ヘリコプタ
ーによる散播などがある。これらの方式は、何れも代掻
した圃場が適度の硬さに達した時点で、落水して播種す
る方法である。
空気圧送噴射式条播、ミスト機による散播、ヘリコプタ
ーによる散播などがある。これらの方式は、何れも代掻
した圃場が適度の硬さに達した時点で、落水して播種す
る方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、田面に高低
差があると圃場の硬さを均一に仕上げることが難しく、
また、圃場の中央部が低めに整地された場合には、落水
程度も不十分となり、一定の播種深度が得られず、発芽
・苗立ちの安定性に欠ける。
差があると圃場の硬さを均一に仕上げることが難しく、
また、圃場の中央部が低めに整地された場合には、落水
程度も不十分となり、一定の播種深度が得られず、発芽
・苗立ちの安定性に欠ける。
【0005】また、各直播方式別にみると、機械播種は
上記各方式の中では最も深播きであり、かつ条播状に播
種できるが、高い作業能率が得られずコスト低減効果が
小さい。空気圧送噴射式条播は、噴射種子に十分な速度
を付加することが困難で、播種深度が浅い。ミスト機に
よる散播及びヘリコプターによる散播方式は、播種作業
能率は高いが、散播のため播種ムラが大きく、また播種
深度が浅い。このため出芽時に強雨、強風に遭遇する
と、出芽中の種子が湛水上に浮上し、吹き流されて、大
きな問題になることが多い。また、播種深度が浅いと根
系の発達が不十分となり、台風等による倒伏被害を受け
易くなる。
上記各方式の中では最も深播きであり、かつ条播状に播
種できるが、高い作業能率が得られずコスト低減効果が
小さい。空気圧送噴射式条播は、噴射種子に十分な速度
を付加することが困難で、播種深度が浅い。ミスト機に
よる散播及びヘリコプターによる散播方式は、播種作業
能率は高いが、散播のため播種ムラが大きく、また播種
深度が浅い。このため出芽時に強雨、強風に遭遇する
と、出芽中の種子が湛水上に浮上し、吹き流されて、大
きな問題になることが多い。また、播種深度が浅いと根
系の発達が不十分となり、台風等による倒伏被害を受け
易くなる。
【0006】一方、わが国の稲作は、国内外の価格差に
端を発した厳しい状況下に置かれており、低コスト生産
技術の開発が強く要請されている。稲作の低コスト生産
のためには、現行の大勢を占める苗移植(田植)栽培技
術体系から、大幅な省力化が達成される直播栽培技術体
系に移行せざるを得ず、しかもその安定した生産技術の
実現が要望されている。本発明は、上記のような問題点
を解決することを目的になされたものである。
端を発した厳しい状況下に置かれており、低コスト生産
技術の開発が強く要請されている。稲作の低コスト生産
のためには、現行の大勢を占める苗移植(田植)栽培技
術体系から、大幅な省力化が達成される直播栽培技術体
系に移行せざるを得ず、しかもその安定した生産技術の
実現が要望されている。本発明は、上記のような問題点
を解決することを目的になされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、耕起・代掻された湛水田に水稲種子を播
種する湛水直播装置において、垂直方向に回転する回転
体の外周部に、種子を収容し、放出する種子収容溝を設
けると共に、この種子収容溝に、回転体の回転により種
子を周方向に放出する際に加速させる加速板を設け、回
転体の回転により加速されて放出される種子を田面に誘
導してほぼ所定深さに貫入させ、播種するようにしたこ
とを特徴とする。
めに本発明は、耕起・代掻された湛水田に水稲種子を播
種する湛水直播装置において、垂直方向に回転する回転
体の外周部に、種子を収容し、放出する種子収容溝を設
けると共に、この種子収容溝に、回転体の回転により種
子を周方向に放出する際に加速させる加速板を設け、回
転体の回転により加速されて放出される種子を田面に誘
導してほぼ所定深さに貫入させ、播種するようにしたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成により本発明の湛水直播装置は、直
播装置(ユニット)を組み込んだ播種機を、例えば代掻
作業機と組み合わせてトラクタに装着し、水田の代掻作
業を行うと同時に、代掻された田面に水稲種子をほぼ所
定深さに貫入させて播種する。また、直播装置を組み込
んだ播種機を、例えば代掻作業機に一体的に組み込んで
代掻・直播専用播種機として利用し、代掻と同時に代掻
された田面に水稲種子をほぼ所定深さに貫入させる直播
作業を行う。
播装置(ユニット)を組み込んだ播種機を、例えば代掻
作業機と組み合わせてトラクタに装着し、水田の代掻作
業を行うと同時に、代掻された田面に水稲種子をほぼ所
定深さに貫入させて播種する。また、直播装置を組み込
んだ播種機を、例えば代掻作業機に一体的に組み込んで
代掻・直播専用播種機として利用し、代掻と同時に代掻
された田面に水稲種子をほぼ所定深さに貫入させる直播
作業を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
具体的に説明する。図において、符号1は耕起・代掻さ
れた湛水田に水稲種子を播種する湛水直播装置(ユニッ
ト)であり、この湛水直播装置1は、図示しない周知の
代掻作業機と組み合わせてトラクタに装着し、水田の代
掻作業を行うと同時に、代掻された田面に播種作業を行
うか、あるいはこの装置1を代掻作業機に一体的に組み
込んで代掻・直播専用播種機として構成し、代掻と同時
に代掻された田面に直播作業を行うものである。
具体的に説明する。図において、符号1は耕起・代掻さ
れた湛水田に水稲種子を播種する湛水直播装置(ユニッ
ト)であり、この湛水直播装置1は、図示しない周知の
代掻作業機と組み合わせてトラクタに装着し、水田の代
掻作業を行うと同時に、代掻された田面に播種作業を行
うか、あるいはこの装置1を代掻作業機に一体的に組み
込んで代掻・直播専用播種機として構成し、代掻と同時
に代掻された田面に直播作業を行うものである。
【0010】湛水直播装置1は、種子供給ユニット2
と、種子放出ユニット3と、種子誘導ユニット4により
構成されている。
と、種子放出ユニット3と、種子誘導ユニット4により
構成されている。
【0011】種子供給ユニット2は、所定間隔に多数の
種子収容孔22,22…を設けた種子コンベア21が、
図示しない種子ホッパから種子Sの供給を受けて矢印方
向に回転し、その搬送端から種子Sを排出する。種子コ
ンベア21の搬送終端部に臨んで種子供給管23が配設
され、この種子供給管23には、種子受け口24と種子
排出口25とが形成され、種子排出口25を種子放出ユ
ニット3に臨ませている。ここで使用される稲の種子S
はコーティングされているものが望ましく、種子収容孔
22には、3粒程度の種子Sが収容されて種子放出ユニ
ット3に向け供給される。
種子収容孔22,22…を設けた種子コンベア21が、
図示しない種子ホッパから種子Sの供給を受けて矢印方
向に回転し、その搬送端から種子Sを排出する。種子コ
ンベア21の搬送終端部に臨んで種子供給管23が配設
され、この種子供給管23には、種子受け口24と種子
排出口25とが形成され、種子排出口25を種子放出ユ
ニット3に臨ませている。ここで使用される稲の種子S
はコーティングされているものが望ましく、種子収容孔
22には、3粒程度の種子Sが収容されて種子放出ユニ
ット3に向け供給される。
【0012】種子放出ユニット3は、回転体31が、動
力を受けて回転する回転軸32に複数のスポーク33,
33…を介して垂直方向に回転するように支持されてい
る。回転体31の外周部には、種子Sを収容し、放出す
る種子収容溝34を設けると共に、この種子収容溝34
を周方向に所定間隔に仕切るようにして、回転体31の
回転により種子Sを周方向に放出する際に加速させる,
スポンジのような弾性体からなる加速板35,35…を
固設している。回転体31の直径、回転速度、種子収容
溝34に対する加速板35,35…の設置(仕切り)間
隔等は適宜変えても良いものである。
力を受けて回転する回転軸32に複数のスポーク33,
33…を介して垂直方向に回転するように支持されてい
る。回転体31の外周部には、種子Sを収容し、放出す
る種子収容溝34を設けると共に、この種子収容溝34
を周方向に所定間隔に仕切るようにして、回転体31の
回転により種子Sを周方向に放出する際に加速させる,
スポンジのような弾性体からなる加速板35,35…を
固設している。回転体31の直径、回転速度、種子収容
溝34に対する加速板35,35…の設置(仕切り)間
隔等は適宜変えても良いものである。
【0013】種子誘導ユニット4は、上記回転体31の
回転により種子Sを加速板35により加速させて放出す
る位置に配設され、種子誘導体41には、回転体31の
外周部と対向して開口する種子受け開口42と種子排出
口43とが設けられている。そして、回転体31から勢
いよく放出された種子Sを代掻された水田(田面)に誘
導して、ほぼ所定深さ(1〜2cm)に貫入させ、播種
するようにしている。
回転により種子Sを加速板35により加速させて放出す
る位置に配設され、種子誘導体41には、回転体31の
外周部と対向して開口する種子受け開口42と種子排出
口43とが設けられている。そして、回転体31から勢
いよく放出された種子Sを代掻された水田(田面)に誘
導して、ほぼ所定深さ(1〜2cm)に貫入させ、播種
するようにしている。
【0014】上記種子供給ユニット2の種子コンベア2
1の移動速度と、種子放出ユニット3の回転体31の回
転速度とは、種子コンベア21の種子収容孔22から排
出される種子Sが種子供給管23を介して種子収容溝3
4に収容されるよう,同期させるのが望ましい。また、
上記加速板35は回転体31の回転により、種子Sに対
して勢いよく衝突するような状態で接して種子Sを加速
して放出するので、スポンジ、軟質ゴム等の種子Sに損
傷を与えない材質のものが望ましい。
1の移動速度と、種子放出ユニット3の回転体31の回
転速度とは、種子コンベア21の種子収容孔22から排
出される種子Sが種子供給管23を介して種子収容溝3
4に収容されるよう,同期させるのが望ましい。また、
上記加速板35は回転体31の回転により、種子Sに対
して勢いよく衝突するような状態で接して種子Sを加速
して放出するので、スポンジ、軟質ゴム等の種子Sに損
傷を与えない材質のものが望ましい。
【0015】このような構成の湛水直播装置1において
は、この機構を組み込んで播種機を構成し、この播種機
を代掻作業機と組み合わせてトラクタに装着し、水田の
代掻作業と同時に、代掻された田面Pに水稲種子Sを播
種する。また、播種機を代掻作業機に一体的に組み込ん
で代掻・直播専用播種機として、代掻と同時に代掻され
た田面Pに直播作業を行う。もちろん、播種機単独でも
使用できるが、この場合には代掻作業とは別に代掻田に
導入して播種作業を行う必要があり、作業行程上不利に
なる。
は、この機構を組み込んで播種機を構成し、この播種機
を代掻作業機と組み合わせてトラクタに装着し、水田の
代掻作業と同時に、代掻された田面Pに水稲種子Sを播
種する。また、播種機を代掻作業機に一体的に組み込ん
で代掻・直播専用播種機として、代掻と同時に代掻され
た田面Pに直播作業を行う。もちろん、播種機単独でも
使用できるが、この場合には代掻作業とは別に代掻田に
導入して播種作業を行う必要があり、作業行程上不利に
なる。
【0016】播種作業時に、種子供給ユニット2の種子
コンベア21の搬送終端部から連続して排出される3粒
程度の種子Sは、種子受け口24から種子供給管23内
に入り、管内を通って種子排出口25から種子放出ユニ
ット3に向け供給される。種子放出ユニット3では、回
転体31が回転軸32により所定回転速度で回転してお
り、その外周部の種子収容溝34内に種子Sが一旦収容
され、この種子Sは、回転移動する加速板35と衝突す
るようにして加速された状態で種子誘導ユニット4に向
け放出される。種子誘導ユニット4では、種子Sが大き
く開口した種子受け開口42から種子誘導体41内を通
って誘導され、種子排出口43から勢いよく放出されて
田面Pにほぼ所定深さ(1〜2cm)に貫入し、播種さ
れる。
コンベア21の搬送終端部から連続して排出される3粒
程度の種子Sは、種子受け口24から種子供給管23内
に入り、管内を通って種子排出口25から種子放出ユニ
ット3に向け供給される。種子放出ユニット3では、回
転体31が回転軸32により所定回転速度で回転してお
り、その外周部の種子収容溝34内に種子Sが一旦収容
され、この種子Sは、回転移動する加速板35と衝突す
るようにして加速された状態で種子誘導ユニット4に向
け放出される。種子誘導ユニット4では、種子Sが大き
く開口した種子受け開口42から種子誘導体41内を通
って誘導され、種子排出口43から勢いよく放出されて
田面Pにほぼ所定深さ(1〜2cm)に貫入し、播種さ
れる。
【0017】この播種作業においは、3粒程度の点播が
行われることになるが、その播種間隔は、機体の移動速
度と、種子コンベア21の移動速度及び回転体31の回
転速度により決まり、また、種子コンベア21による種
子Sの供給状態及び回転体31の回転速度を変えること
により、条播も可能である。なお、上記実施例では、1
条播種の場合について説明したが、この装置は複数条用
として代掻作業機にセットして、あるいは代掻作業機に
一体的に組み込んで使用されるものである。
行われることになるが、その播種間隔は、機体の移動速
度と、種子コンベア21の移動速度及び回転体31の回
転速度により決まり、また、種子コンベア21による種
子Sの供給状態及び回転体31の回転速度を変えること
により、条播も可能である。なお、上記実施例では、1
条播種の場合について説明したが、この装置は複数条用
として代掻作業機にセットして、あるいは代掻作業機に
一体的に組み込んで使用されるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の湛水直播装
置は、垂直方向に回転する回転体31の外周部に、種子
Sを収容し、放出する種子収容溝34を設けると共に、
この種子収容溝34に、回転体31の回転により種子S
を周方向に放出する際に加速させる加速板35を設け、
回転体31の回転により加速されて放出される種子Sを
種子誘導体41により田面Pに誘導してほぼ所定深さに
貫入させ、播種するようにしたので、以下の効果を奏す
ることができる。
置は、垂直方向に回転する回転体31の外周部に、種子
Sを収容し、放出する種子収容溝34を設けると共に、
この種子収容溝34に、回転体31の回転により種子S
を周方向に放出する際に加速させる加速板35を設け、
回転体31の回転により加速されて放出される種子Sを
種子誘導体41により田面Pに誘導してほぼ所定深さに
貫入させ、播種するようにしたので、以下の効果を奏す
ることができる。
【0019】.直播装置ユニットを組み込んだ播種機
を、代掻作業機と組み合わせてトラクタに装着し、水田
の代掻作業を行うと同時に、代掻された田面に水稲種子
をほぼ所定深さに貫入させて所望深さの播種を、高い作
業能率で、播種ムラなく実施することができる。そし
て、播種深さがほぼ一定であるので発芽性がよく、播種
深さが比較的深いことで根系の発達が十分となり、台風
等による倒伏被害を受け難くなり、安定した稲作栽培を
達成することができる。
を、代掻作業機と組み合わせてトラクタに装着し、水田
の代掻作業を行うと同時に、代掻された田面に水稲種子
をほぼ所定深さに貫入させて所望深さの播種を、高い作
業能率で、播種ムラなく実施することができる。そし
て、播種深さがほぼ一定であるので発芽性がよく、播種
深さが比較的深いことで根系の発達が十分となり、台風
等による倒伏被害を受け難くなり、安定した稲作栽培を
達成することができる。
【0020】.また、直播装置ユニットを組み込んだ
播種機を、代掻作業機に一体的に組み込んで代掻・直播
専用播種機として使用し、代掻と同時に代掻された田面
に水稲種子をほぼ所定深さに貫入させて直播作業を行こ
とができる。さらに、直播装置ユニットを組み込んだ湛
水直播機として、単独で湛水田に対して直播作業を行う
こともできる。
播種機を、代掻作業機に一体的に組み込んで代掻・直播
専用播種機として使用し、代掻と同時に代掻された田面
に水稲種子をほぼ所定深さに貫入させて直播作業を行こ
とができる。さらに、直播装置ユニットを組み込んだ湛
水直播機として、単独で湛水田に対して直播作業を行う
こともできる。
【図1】湛水直播ユニットの斜視図である。
【図2】同側面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
1 湛水直播装置(ユニット) 2 種子供給ユニット 21 種子コンベア 22 種
子収容孔 23 種子供給管 24 種子受け口 25
種子排出口 3 種子放出ユニット 31 回転体 32 回転軸
33 スポーク 34種子収容溝 35 加速板 4 種子誘導ユニット 41 種子誘導体 42 種子
受け開口 43 種子排出口 S 種子(稲のコーティング種子) P 代掻された水田(田面)
子収容孔 23 種子供給管 24 種子受け口 25
種子排出口 3 種子放出ユニット 31 回転体 32 回転軸
33 スポーク 34種子収容溝 35 加速板 4 種子誘導ユニット 41 種子誘導体 42 種子
受け開口 43 種子排出口 S 種子(稲のコーティング種子) P 代掻された水田(田面)
Claims (1)
- 【請求項1】 耕起・代掻された湛水田に水稲種子を播
種する湛水直播装置において、 垂直方向に回転する回転体の外周部に、種子を収容し、
放出する種子収容溝を設けると共に、この種子収容溝
に、回転体の回転により種子を周方向に放出する際に加
速させる加速板を設け、回転体の回転により加速されて
放出される種子を田面に誘導してほぼ所定深さに貫入さ
せ、播種するようにしたことを特徴とする湛水直播装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6083261A JP2500381B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 湛水直播装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6083261A JP2500381B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 湛水直播装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07289028A true JPH07289028A (ja) | 1995-11-07 |
JP2500381B2 JP2500381B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=13797413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6083261A Expired - Lifetime JP2500381B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 湛水直播装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500381B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100796388B1 (ko) * | 2006-04-21 | 2008-01-22 | 주식회사 금강기건 | 종자 결주 방지장치가 구비된 복토 직파기 |
CN105746050A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-07-13 | 咸宁市农业科学院 | 水稻精量播种机 |
CN105850302A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-08-17 | 咸宁市农业科学院 | 旱地播种机 |
CN105917820A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-09-07 | 咸宁市农业科学院 | 一种播种用精量滚筒式排种器 |
CN108934323A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-12-07 | 东莞唯度电子科技服务有限公司 | 一种控量农业播种机 |
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1994
- 1994-04-21 JP JP6083261A patent/JP2500381B2/ja not_active Expired - Lifetime
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