JPH07288864A - 局間位相同期方式 - Google Patents

局間位相同期方式

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Publication number
JPH07288864A
JPH07288864A JP6078880A JP7888094A JPH07288864A JP H07288864 A JPH07288864 A JP H07288864A JP 6078880 A JP6078880 A JP 6078880A JP 7888094 A JP7888094 A JP 7888094A JP H07288864 A JPH07288864 A JP H07288864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
transmission timing
base station
timing signal
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP6078880A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Nishikawa
信広 西川
Shiyougo Itou
正悟 伊藤
Mitsuru Murata
充 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中央局1からのフレーム信号を複数の基地局
2から一斉に無線区間に送信する移動通信方式に用いら
れ、他の基地局が送信したフレーム信号に含まれる送信
タイミング信号を参照することにより自局のフレーム送
信の位相を同期させる局間位相同期方式において、異な
る基地局からの送信タイミング信号の受信による位相同
期誤差を防止する。 【構成】 複数パターンの送信タイミング信号を用い、
そのパターンにより送信元の基地局を識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信に利用する。特
に基地局間で同期をとって信号伝送を行う局間位相同期
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は移動通信方式の一例として無線呼
出方式を示すブロック構成図である。中央局1には複数
の基地局20、21、…、28がそれぞれ中継回線を介
して接続され、これらの基地局20、21、…、28が
それぞれ形成する複数の無線ゾーンによりサービスエリ
アが構成される。中央局1はフレーム信号を作成し、中
継回線を介して一斉に基地局20、21、…、28に伝
送する。基地局20、21、…、28はそのフレーム信
号をそれぞれの送信アンテナ30、31、…、38から
無線区間に送信する。
【0003】ここで、基地局20、21、…、28がそ
れぞれ中央局1から受信するフレーム信号には、それぞ
れの中継回線により遅延時間が生じる。一方、例えば基
地局25による無線ゾーンと基地局27による無線ゾー
ンとの重なる地域に存在する移動局4は、基地局25お
よび27のそれぞれの送信アンテナ35、37から送信
された電波の合成信号を受信することになる。このと
き、基地局25および27が中継回線の遅延時間により
生じた位相差を残したまま送信すると、移動局4が受信
する合成信号に歪みが生じ、受信率が著しく低下する。
これを避けるためには、局間位相同期制御を行い、この
位相差を補償して受信率を向上させる必要がある。
【0004】次に図10および図11を参照して従来の
局間位相同期制御を説明する。図10は従来の局間位相
同期方式を説明する図であり、図11は使用されるフレ
ーム信号のフォーマット例である。中央局1は、一般公
衆回線から送られてきたメッセージ信号を図11に示す
フレーム信号に変換する。ひとつのフレーム信号は複数
n個のサブフレームにより構成され、移動局はこのn個
のサブフレームのうち自分が属するグループに対応する
サブフレームを間欠的に受信する。各サブフレームは、
移動局参照用の同期信号および呼出信号と、局間位相同
期用の送信タイミング信号とにより構成される。基地局
20、21、…は、中央局1やその他の基地局との関係
により、一次群、二次群、…と階位付けされる。ここ
で、基地局20が一次群基地局であり、基地局21およ
び22が二次群基地局、基地局23、24および25が
三次群基地局、基地局26、27および28が三次群基
地局であるとする。
【0005】一次群基地局である基地局20は、中央局
1から中継回線により伝送されてきたフレーム信号を送
信アンテナ30から送信する。二次群基地局である基地
局21、22は、一次群基地局である基地局20を位相
基準局として局間位相同期を行うことを前提とし、基地
局20との間で固有の無線区間伝搬遅延量があらかじめ
設定される。動作時には、中央局1から中継回線により
伝送されてきたフレーム信号中の送信タイミング信号
と、基地局20から無線回線により伝送されてそれぞれ
受信アンテナ51、52で受信したフレーム信号中の送
信タイミング信号とを比較し、その位相差とあらかじめ
設定された無線区間伝搬遅延量とを用いて、中継回線か
ら受け取ったフレーム信号の送信タイミングを調整し、
基地局20におけるフレーム信号の送信タイミングと一
致させる。三次群基地局である基地局23、24および
25は、二次群基地局である基地局21、22を位相基
準局として同様に局間位相同期制御を行う。また、四次
群基地局である基地局26、27および28もまた、三
次群基地局である基地局23、24および25を位相基
準局として同様に局間位相同期制御を行う。このよう
に、基地局20、21、…には従属関係が成立してい
る。
【0006】図12は従来の局間位相同期方式を用いた
無線呼出方式の装置構成例を示すブロック図である。中
央局1は交換機6、符号化装置7および回線終端装置8
を備え、基地局2は送信アンテナ3、受信アンテナ5、
回線終端装置9、位相同期装置10、送信機11および
受信機12を備える。
【0007】一般公衆電話回線を介して中央局1に送ら
れてきたメッセージ信号は、交換機6を介して符号化装
置7に入力される。符号化装置7は、受け取ったメッセ
ージ信号をフレーム信号に変換し、回線終端装置8およ
び中継回線を介して基地局2へ送出する。基地局2で
は、中央局1からのフレーム信号を回線終端装置9を介
して位相同期装置10に入力する。位相同期装置10
は、そのフレーム信号中の送信タイミング信号と、受信
アンテナ5を介して受信機12により受信した位相基準
局からのフレーム信号中の送信タイミング信号とを比較
する。さらに位相同期装置10は、双方の送信タイミン
グ信号のタイミング差をなくすように、中継回線からの
フレーム信号の送信タイミングを調整する。以上の処理
によって、位相基準局と送信タイミングの揃ったフレー
ム信号が、送信機11から送信アンテナ3を介して移動
局4に送信される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の局間位相同期方
式における問題点を図10を参照して説明する。この例
の場合に、三次群基地局である基地局23は、二次群基
地局である基地局21のフレーム信号中の送信タイミン
グ信号を参照して局間位相同期制御を行うことを前提と
し、それに対応して基地局21、23間の無線区間伝搬
遅延量τ1 が設定される。しかし、何らかの妨害要因が
生じると、基地局21からの電波より、同じ二次群基地
局である基地局22の電波が強くなることがある。この
場合、基地局23は基地局22からの送信タイミング信
号を参照して局間位相同期制御を行う可能性がある。基
地局22、23間の無線区間伝搬遅延量がτ2 であると
すると、この場合には、無線区間伝搬遅延誤差分|τ2
−τ1 |の位相同期誤差が生じる。この位相同期誤差
は、その局間位相同期を行った基地局23だけでなく、
その下位の基地局26にも波及してしまう。
【0009】本発明は、このような課題を解決し、位相
基準局を識別して局間位相同期制御を行うことのできる
局間位相同期方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点によ
ると、無線回線を介してそれぞれ移動局が接続される複
数の基地局を備え、この複数の基地局のうち他の基地局
の位相基準となる局は自局の送信タイミングを通知する
送信タイミング信号を送信する手段を含み、複数の基地
局のうち他の基地局を位相基準とする局は他の基地局か
らの送信タイミング信号を受信して自局の送信タイミン
グを調整する手段を含む局間位相同期方式において、送
信タイミング信号には複数のパターンが設定され、他の
基地局の位相基準となる局にはそれぞれこの複数のパタ
ーンのいずれかが割り当てられ、調整する手段は、自局
にとって位相基準となるひとつの基地局に割り当てられ
たパターンの送信タイミング信号を選択的に検出する手
段を含むことを特徴とする局間位相同期方式が提供され
る。
【0011】本発明の第二の観点によると、第一の観点
における検出する手段に代えて、受信したパターンがど
の基地局からのものであるかを判断する手段と、その判
断結果にしたがってその基地局と自局との無線区間伝搬
遅延量を設定する手段とを含むことを特徴とする局間位
相同期方式が提供される。この構成において、無線区間
伝搬遅延量を設定する手段は、自局にとって位相基準と
なる可能性のある基地局との間のそれぞれの無線区間伝
搬遅延量をあらかじめ記憶する手段を含むことがよい。
【0012】
【作用】少なくとも互いの無線信号が重なり合う基地局
には、異なるパターンの送信タイミング信号を割り当て
ておく。他の基地局に自局の送信タイミングを同期させ
ようとする基地局の処理としては二つの処理がある。第
一の処理は、自局にとって位相基準となる基地局に割り
当てられたパターンのみを識別し、その基地局とだけ固
定的に局間位相同期を確立するものである。したがっ
て、他の基地局との間で局間位相同期が行われることが
抑止される。
【0013】第二の処理は、受信した送信タイミング信
号のパターンから送信元の基地局を判断し、その基地局
に対応した局間位相同期を行うものである。この場合に
は、それまで位相基準となっていた基地局との間に妨害
要因があった場合でも、他の基地局を位相基準として正
しい局間位相同期を確立できる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第一実施例を示すブロック構
成図であり、本発明の局間位相同期方式を実施する無線
呼出方式の装置構成例を示す。ここでは、基地局毎に送
信タイミング信号を付与する例について説明する。この
実施例装置は、中央局1と複数(図ではひとつのみを示
す)の基地局2とを備える。中央局1は交換機6と符号
化装置71とを備え、さらに、基地局ごとに回線終端装
置8(図ではひとつのみを示す)を備える。回線終端装
置8は中継回線を介して対応する基地局2の回線終端装
置9に接続される。基地局2は、回線終端装置9に加
え、位相同期装置10、送信機11、受信機12、送信
タイミング信号付加器13および送信タイミング信号検
出器14を備える。
【0015】中央局1は、一般公衆回線から送られてき
たメッセージ信号を無線呼出交換機6を介して符号化装
置71に入力し、符号化装置71では、受け取ったメッ
セージ信号をフレーム化した信号に変換する。ただし、
従来例に示した符号化装置7とは異なり、送信タイミン
グ信号の付加は行わない。符号化装置71の出力するフ
レーム信号は、回線終端装置8から中継回線3を介して
基地局2に送られる。中央局1から基地局2へ送られる
フレーム信号のフォーマットの一例を図2に示す。基地
局2へ送られるフレーム信号は従来例と同様に移動局の
グループに対応して複数n個のサブフレームにより構成
され、各サブフレームには同期信号と呼出信号とを含ん
でいるが、送信タイミング信号は含んでいない。
【0016】基地局2では、中央局1から中継回線を介
して伝送されてきたフレーム信号を回線終端装置9を介
して位相同期装置10に入力する。位相同期装置10
は、そのフレーム信号中の送信タイミング信号の位相
と、受信アンテナ5および送信タイミング信号検出器1
4により検出した位相基準局からのフレーム信号中の送
信タイミング信号の位相とを比較する。さらに位相同期
装置10は、双方の送信タイミング信号のタイミング差
をなくすように、中継回線からのフレーム信号の送信タ
イミングを調整する。以上の処理によって、位相基準局
と送信タイミングの揃ったフレーム信号が、送信機11
から送信アンテナ3を介して移動局4に送信される。
【0017】図3は送信タイミング信号付加器13の構
成例を示すブロック図である。この送信タイミング信号
付加器13は、バッファメモリ15、送信タイミング信
号メモリ16、スイッチタイミング制御回路17および
スイッチ18を備える。中央局1から中継回線を介して
送られてきたフレーム信号は、回線終端装置9からこの
送信タイミング信号付加器13に入力され、バッファメ
モリ15に蓄積される。送信タイミング信号メモリ16
には、複数パターンの送信タイミング信号のうち、その
基地局2に割り当てられた少なくともひとつのパターン
があらかじめ蓄積される。スイッチタイミング制御回路
17は、スイッチ18を切り替えることで、受信したフ
レーム信号のグループ毎に送信タイミング信号を付加す
る。
【0018】図4は送信タイミング信号付加器13の出
力するフレーム信号のフォーマット例を示す。このよう
なフレーム信号を生成するため、スイッチタイミング制
御回路17は、呼出信号の時間αはスイッチ18をバッ
ファメモリ15側に、送信タイミング信号の時間βには
スイッチ18を送信タイミング信号メモリ16側に切り
替える。
【0019】図5および図6は送信タイミング信号検出
器14の二つの動作例を示すフローチャートである。
【0020】図5に示した動作例では、その基地局にと
って位相基準となるひとつの基地局に割り当てられた送
信タイミング信号パターンを識別する。すなわち、あら
かじめ指定されたひとつの位相基準局からの送信タイミ
ング信号パターンを記憶しておき、そのパターンと受信
した送信タイミング信号のパターンとを比較する。パタ
ーンが一致した場合には、その位相を測定し、その位相
が補償されるように位相同期装置10に命令する。
【0021】図6に示した動作例では、その基地局にと
って位相基準となる可能性のある複数の基地局に割り当
てられた送信タイミング信号パターンをあらかじめ記憶
しておき、受信した送信タイミング信号の位相を測定す
るとともに、そのパターンがどの基地局からのものであ
るかを判断し、その判断結果にしたがって位相同期装置
10を制御する。このとき、少なくとも一部の送信タイ
ミング信号パターンに対応してそのパターンが割り当て
られた基地局からの無線区間伝搬遅延量をあらかじめ記
憶しておき、それを読み出すことにより送信元と判断さ
れた基地局からの無線区間伝搬遅延量を求め、その無線
区間伝搬遅延量を位相同期装置10における送信タイミ
ング設定の一要素とする。図10を参照して説明したよ
うな場合であれば、基地局23が受信する送信タイミン
グ信号が、基地局21からの信号から基地局22からの
信号に変化した場合に、無線区間伝搬遅延量をτ1 から
τ2 に変更する。このとき位相同期装置10は、送信タ
イミング信号検出器14から与えられた無線区間伝搬遅
延量を基準とし、送信タイミング信号検出器14の測定
した送信タイミング信号の位相に基づいて、自局の送信
するフレーム信号のタイミングを調整する。
【0022】図7は本発明の第二実施例を示すブロック
構成図であり、本発明の局間位相同期方式を実施する無
線呼出方式の装置構成例を示す。ここでは、基地局毎で
はなく中央局1で送信タイミング信号を付与する例を説
明する。この実施例装置は、中央局1と複数(図ではひ
とつのみを示す)の基地局2とを備える。中央局1は交
換機6と符号化装置71と基地局ごとに設けられた回線
終端装置8(図ではひとつのみを示す)とを備え、さら
に、符号化装置71と個々の回線終端装置8との間に送
信タイミング信号付加器19を備える。回線終端装置8
は中継回線を介して対応する基地局2の回線終端装置9
に接続される。基地局2は、回線終端装置9に加え、位
相同期装置10、送信機11、受信機12および送信タ
イミング信号検出器14を備える。
【0023】この実施例は、中央局1において各基地局
の送信タイミング信号を付加する点が第一実施例と異な
る。すなわち、中央局1内の送信タイミング信号付加器
19は、各基地局にそれぞれ複数パターンの送信タイミ
ング信号のいずれかを割り当て、それをフレーム信号に
付加して出力する。符号化装置71による符号化の時点
で、ソフトウェア処理により基地局毎の送信タイミング
信号を付加することも可能である。
【0024】以上の説明では送信タイミング信号をフレ
ーム信号の終端に付加した例について説明したが、例え
ば特願平5−094646(本願出願時未公開)に示さ
れたように、フレーム信号中の呼出信号間に送信タイミ
ング信号を挿入することも可能である。そのようなフレ
ーム信号フォーマットを図8に示す。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の局間位相
同期方式は、局間位相同期制御を行う基地局において位
相基準局を容易に特定または識別することができ、局間
位相同期制御時の位相同期精度の向上および下位局への
位相同期誤差の波及を解消することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示すブロック構成図。
【図2】中央局から基地局へ送られるフレーム信号のフ
ォーマットの一例を示す図。
【図3】送信タイミング信号付加器の構成例を示すブロ
ック図。
【図4】送信タイミング信号付加器の出力するフレーム
信号のフォーマット例を示す図。
【図5】送信タイミング信号検出器の動作例を示すフロ
ーチャート。
【図6】送信タイミング信号検出器の別の動作例を示す
フローチャート。
【図7】本発明の第二実施例を示すブロック構成図。
【図8】フレーム信号中の呼出信号間に送信タイミング
信号を挿入したフレーム信号フォーマットを示す図。
【図9】移動通信方式の一例として無線呼出方式を示す
ブロック構成図。
【図10】従来の局間位相同期方式を説明する図。
【図11】使用されるフレーム信号のフォーマット例を
示す図。
【図12】従来の局間位相同期方式を用いた無線呼出方
式の装置構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 中央局 2、20、21、…、28 基地局 3、30、31、…、38 送信アンテナ 4 移動局 5 50、51、…、58 受信アンテナ 6 交換機 7、71 符号化装置 8、9 回線終端装置 10 位相同期装置 11 送信機 12 受信機 13、19 送信タイミング信号付加器 14 送信タイミング信号検出器 15 バッファメモリ 16 送信タイミング信号メモリ 17 スイッチタイミング制御回路 18 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線回線を介してそれぞれ移動局が接続
    される複数の基地局を備え、 この複数の基地局のうち他の基地局の位相基準となる局
    は自局の送信タイミングを通知する送信タイミング信号
    を送信する手段を含み、 前記複数の基地局のうち他の基地局を位相基準とする局
    は他の基地局からの送信タイミング信号を受信して自局
    の送信タイミングを調整する手段を含む局間位相同期方
    式において、 前記送信タイミング信号には複数のパターンが設定さ
    れ、 前記他の基地局の位相基準となる局にはそれぞれこの複
    数のパターンのいずれかが割り当てられ、 前記調整する手段は、自局にとって位相基準となるひと
    つの基地局に割り当てられたパターンの送信タイミング
    信号を選択的に検出する手段を含むことを特徴とする局
    間位相同期方式。
  2. 【請求項2】 無線回線を介してそれぞれ移動局が接続
    される複数の基地局を備え、 この複数の基地局のうち他の基地局の位相基準となる局
    は自局の送信タイミングを通知する送信タイミング信号
    を送信する手段を含み、 前記複数の基地局のうち他の基地局を位相基準とする局
    は他の基地局からの送信タイミング信号を受信して自局
    の送信タイミングを調整する手段を含む局間位相同期方
    式において、 前記送信タイミング信号には複数のパターンが設定さ
    れ、 前記他の基地局の位相基準となる局にはそれぞれこの複
    数のパターンのいずれかが割り当てられ、 前記調整する手段は、受信したパターンがどの基地局か
    らのものであるかを判断する手段と、その判断結果にし
    たがってその基地局と自局との無線区間伝搬遅延量を設
    定する手段とを含むことを特徴とする局間位相同期方
    式。
  3. 【請求項3】 前記無線区間伝搬遅延量を設定する手段
    は、自局にとって位相基準となる可能性のある基地局と
    の間のそれぞれの無線区間伝搬遅延量をあらかじめ記憶
    する手段を含む請求項2記載の局間位相同期方式。
JP6078880A 1994-04-18 1994-04-18 局間位相同期方式 Pending JPH07288864A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009117985A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Kddi R & D Laboratories Inc 干渉量測定方法および通信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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