JPH07288001A - 携帯用警報ランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用中にランプが点滅を繰り返えす。 【構成】 ケース１の表面に発光ダイオード等のランプ
２が設けられている。ケース１内の電池室３には正極板
４と負極板５が対向して配置され、これらの間にボタン
型電池６が装填されている。正極板４と負極板５の間隔
はボタン型電池６の厚みよりも大きくされている。ま
た、正極板４と負極板５はランプ２の正極、負極に接続
されている。この携帯用警報ランプ２を携帯し歩行、走
行すると、ボタン型電池６は電池６室３内において揺動
し、一時的に図３に示すように斜めに位置して正極板４
と負極板５に同時に接触すると、ランプ２に電流が流れ
ランプ２は点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、携帯に便利な簡易な携
帯用警報ランプに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】暗い夜道等において、歩行者や自転車の
乗用者はその存在を示すためにランプを携帯すること
が、防犯上又は交通安全上の見地から望ましい。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】自転車においては、走
行中にランプを点灯することが義務付けられているが、
後方からはその点灯をなかなか確認することができな
い。

【０００４】本発明の目的は、歩行、走行中に簡単にラ
ンプを点滅することができる携帯用警報ランプを提供す
ることにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る携帯用警報ランプは、ボタン型電池を電
源とする警報ランプであって、電池室の正極板と負極板
との間隔を前記ボタン型電池の厚みよりも大きくし、前
記ボタン型電池を前記電池室内に揺動自在に装着し、前
記ボタン型電池の揺動によって前記ボタン型電池が前記
正極板と負極板に同時に接触する場合にランプを点灯す
るようにしたことを特徴とする。

【０００６】

【作用】上述の構成を有する携帯用警報ランプは、歩
行、走行中に揺動によってランプの点滅を繰り返えす。

【０００７】

【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図１において、１はケースであり、その表面の一
部に発光ダイオード等のランプ２が設けられている。ケ
ース１内の電池室３には正極板４と負極板５が対向して
配置されており、これらの間にボタン型電池６が装填さ
れている。なお、この正極板４と負極板５の間隔はボタ
ン型電池６の厚みよりも大きくされている。また、正極
板４と負極板５はランプ２の正極、負極に接続されてお
り、必要に応じて回路には調整抵抗等が介在されてい
る。なお、ケース１の背面には、体に止めるためのクリ
ップ７が設けられている。

【０００８】この携帯用警報ランプ２をクリップ７によ
り体に固定し歩行、走行すると、ボタン型電池６は電池
６室３内において揺動し、一時的に図３に示すように斜
めに位置して正極板４と負極板５に同時に接触すると、
ランプ２に電流が流れランプ２は点灯する。従って、歩
行者或いは自転車の乗用者がこの警報ランプ２を携帯す
れば、振動によってランプ２は点滅を不規則に繰り返え
すことになる。

【０００９】また、ランプ２を消灯するには回路にスイ
ッチを設けておいてもよいが、ボタン型電池６の面が水
平になるようにケース１を置けば、ボタン型電池６は正
極板４と負極板５に同時に接触することがないので、ラ
ンプ２を消灯したままにしておくことができる。

【００１０】このように、この携帯用警報ランプ２は特
別な点滅回路を設ける必要もなく、またその点滅は不規
則であるので、規則的に点滅の場合よりも他人の注意を
喚起し易い。

【００１１】

【発明の効果】以上説明したように本発明に係る携帯用
警報ランプは、特別なランプ点滅回路を要することな
く、極く簡単な機構により使用時にランプを点滅するこ
とができ、極めて低価格で製作できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】正面図である。

【図２】断面図である。

【図３】使用状態の説明図である。

【符号の説明】

１ ケース ２ ランプ ３ 電池室 ４ 正極板 ５ 負極板 ６ ボタン型電池

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ボタン型電池を電源とする警報ランプで
   あって、電池室の正極板と負極板との間隔を前記ボタン
   型電池の厚みよりも大きくし、前記ボタン型電池を前記
   電池室内に揺動自在に装着し、前記ボタン型電池の揺動
   によって前記ボタン型電池が前記正極板と負極板に同時
   に接触する場合にランプを点灯するようにしたことを特
   徴とする携帯用警報ランプ。