JP3039961U - キーホルダー - Google Patents
キーホルダーInfo
- Publication number
- JP3039961U JP3039961U JP1996012491U JP1249196U JP3039961U JP 3039961 U JP3039961 U JP 3039961U JP 1996012491 U JP1996012491 U JP 1996012491U JP 1249196 U JP1249196 U JP 1249196U JP 3039961 U JP3039961 U JP 3039961U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric circuit
- light emitting
- battery
- main body
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者の趣味感を高揚できるとともに、従来
にない実用価値を発揮することができるキーホルダーを
提供する。 【解決手段】 本体部1を光透過性部材により中空状に
形成し、本体1内に発光ダイオード223や電池32を
収容するとともに、発光ダイオード223と電池32と
を接続する電気回路中に、電池32に対する電気回路の
開閉を先行して行う第1のスイッチを、電極片221と
収容枠31とで構成するようにし、該第1のスイッチ手
段を投入して電池32に対する電気回路が閉じられてい
る場合に発光ダイオード223に対する電気回路の開閉
作用が可能となる第2のスイッチ手段を、ドーム状に形
成した固定接点224と、球状に形成された可動接点2
25とで構成する。
にない実用価値を発揮することができるキーホルダーを
提供する。 【解決手段】 本体部1を光透過性部材により中空状に
形成し、本体1内に発光ダイオード223や電池32を
収容するとともに、発光ダイオード223と電池32と
を接続する電気回路中に、電池32に対する電気回路の
開閉を先行して行う第1のスイッチを、電極片221と
収容枠31とで構成するようにし、該第1のスイッチ手
段を投入して電池32に対する電気回路が閉じられてい
る場合に発光ダイオード223に対する電気回路の開閉
作用が可能となる第2のスイッチ手段を、ドーム状に形
成した固定接点224と、球状に形成された可動接点2
25とで構成する。
Description
【0001】
この考案は、趣味性と実用性を高めたキーホルダーに関する。
【0002】
キーホルダーは、実用面からみれば、鍵を紛失しないようにし、必要な時にす ぐに使用できるようにするという目的から、複数の鍵を使用者の身につけること ができるように、鍵を係留するリング部材やズボンのベルト等に繋げるための鎖 部材から形成されている。
【0003】 また最近では、鞄等の携帯品にぶら下げて、アクセサリー的なおしゃれ感覚を 発揮できるように、各種の意匠を凝らした装飾体を本体として構成されたものが 多く出回っている。特に、人気キャラクターをモチーフにしたものや、お土産用 に各地域における著名な建造物や特産物を模したもの等、本来の実用品としてよ りは、コレクター用グッズとしての性格も帯びるようになり、シーズン毎にも色 々工夫されたものが提供されている。
【0004】
キーホルダーは、上記したように、実用性のみならず、使用者にとっての趣味 性も満足するものが一層求められるようになってきており、従来のように、単な るデザイン的な面の工夫だけでは面白みに欠けるようになってきた。
【0005】 また、本来の鍵を係留する目的で使用している場合に、例えば、車のキーを係 留しているキーホルダーを取り出し、夜間の路上に駐車した車の判別しにくいキ ー穴にキーを差し込もうとしてキーホルダー自体を落としてしまうことは、比較 的良く起こることである。このような場合にキーホルダーを容易に見つけること ができるような機能をキーホルダー自体に有していると便利である。
【0006】 さらに、人気キャラクターを模したキーホルダーは、その使用者が学童である ことが多く、ランドセルに取り付けて通学している場合が多い。また、上記した ように自動車用キーのみならず、自転車用キーもキーホルダーに係留している場 合も多く、自転車に乗っている間はキーホルダーを差し込んだままである。した がって、通学時や自転車乗用時にキーホルダーの使用度が高いことから、かかる 使用状況を考慮し、キーホルダーに工夫を加えることよって交通安全に資する機 能を発揮させることも可能である。
【0007】 そこで、この考案は、使用者の趣味性に働きかけて、その購買意欲をかきたて ることができるとともに、夜間等に本来の使用目的で取り出した際に、うっかり 落としても容易に見つけ出せることができたり、学童等の使用状況に応じて交通 安全に資するといった実用価値を高めることができる機能性をも発揮しうるキー ホルダーの提供を課題とする。
【0008】
上記課題を解決するために、この考案は次のように構成した。すなわち、この 考案にかかるキーホルダーは、鍵を係留するリング部と、該リング部に繋がれた 鎖部と、該鎖部に繋がれたキャラクター人形等に形成されてなる本体部とから構 成されるキーホルダーであって、本体部を光透過性部材により中空状に形成し、 該本体内に発光手段と電源電池を収容するとともに、これら発光手段と電源電池 とを接続する電気回路中に、電源電池に対する電気回路の開閉を先行して行う第 1のスイッチ手段と、該第1のスイッチ手段を投入して電源電池に対する電気回 路が閉じている場合に発光手段に対する電気回路の開閉作用が可能となる第2の スイッチ手段とを設け、該第2のスイッチ手段を、電気回路に接続された固定接 点と、装飾体に伝わる振動によって変動する可動接点とで構成したことを特徴と している。
【0009】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を具体的に説明する。図1は、実施例で あるキーホルダーの構成を示す斜視図であり、1はキャラクター人形等の形態に 形成された本体部、13は鍵が係留されるリング部、12は鎖部である。
【0010】 このキーホルダーは、図2の分解斜視図に示す各要素によって構成されており 、各構成要素は、図3に示すように、本体部1と、固定ベース部21と、後述す る発光手段等が取り付けられる発光部2と、電源電池が収容される電源部3とい う各構成部にまとめられ、固定ベース21の上部側の嵌合枠211に装飾部1を 溝部212に沿ってはめ込み、固定ベース21の下部側の袴状枠213の内部に 発光基盤部2を収容した状態で、電源部3をはめ込んで組み立てられる。
【0011】 発光部2の電気回路がプリントされた基盤22には、発光手段である発光ダイ オード223や、電源と基盤22のプリント配線とを接続するとともに、電源投 入スイッチとして機能する両端が折り返された電極片221や、ドーム状に形成 された固定接点224とその内部に収納される導電性部材で球状に形成された可 動接点225とからなるいわゆるローリングスイッチが取り付けられている。
【0012】 電源部3は、収容枠31に電池32を収容し、電池の後方側からスプリング3 3を押しつけた状態で、収容枠31の底部に嵌合する底蓋34の係止片341を 収容枠31の係止溝に係止させて組み立てられ、収容枠31の内側内周には、環 状のリング312が装着されており、固定ベース21に嵌め込む際に、溝部31 1に沿ってリング312に当接するまで収容枠31を回動して両者を取り付ける ように構成されている。
【0013】 この取り付け作業を行うと、上記した発光部2の電極片221も、その一方端 が基盤22の切り欠き部に当接係止した状態で(この状態で基盤22のプリント 配線に接続される)、かつ他端が電源部3の収容枠31に収容された電池32底 面のプラス側に当接するように収容される。図4は、このようにして組み立てら れたキーホルダーの構成を示す断面図である。電極片221は、電源部3の収容 枠31を回動することにより、袴状枠213の内周に形成された接触防止片(切 断面の関係で図示されていない)内に、電池32側と当接する端部がスライド収 納されるように構成されている。
【0014】 また、基盤22裏面側の電池32のマイナス端子側と当接する部位には、平面 電極222がプリントされている。平面電極222は、基盤22上面に設けられ た発光ダイオード223へ電流を供給する配線と基盤内で接続されており、基盤 上面の当該配線と上記した基盤22の切り欠き部に当接係止する電極片221の 一方端とが電気的に接続されている。したがって、上記した図示されない接触防 止片から電極片221の他端部が露出して電池32のプラス側と接触する側に収 容枠31を回動すれば、電源から発光ダイオード223への電気的回路が閉じる ことになる。
【0015】 しかしながら、この配線の途中には、上記したドーム状に形成された固定接点 224とその内部に収納される可動接点225とからなるいわゆるローリングス イッチが設けられている。このため、電源投入のための第1のスイッチとして機 能する収容枠31の回動操作だけでは、発光ダイオード223は点灯せず、ロー リングスイッチの球状をした可動接点225が、キーホルダー自体を揺らすこと により、その揺動によってドーム状の固定接点と接触することにより、回路が閉 じて発光ダイオード223に駆動電流が供給される。
【0016】 このように、ローリングスイッチが電源投入のための第2のスイッチとして機 能することになり、キーホルダー本体が揺動されている間に発光ダイオード22 3が点灯する。しかも、揺動に応じて可動接点225と固定接点224との接触 が断続的に起こるので、発光ダイオード223も揺動に応じた点滅動作を行うこ とになる。キーホルダーが静置されて揺動が納まれば、点滅動作も停止する。
【0017】 この考案の実施例であるキーホルダーは、上記のように簡単な構成で、しかも 、複雑な回路構成も制御要素も必要としないで、点滅機能を発揮させることがで きる。このため、実施例のキーホルダーを持ち歩いたり、鞄等の携帯品に取り付 けたりする際に、上記した収容枠31をON位置に回動操作しておくだけで、勝 手に点滅しては、消灯するといった動作を繰り返すので、単にデザイン的な興味 のみならず、使用者に対して今までにない新たな趣味感を与えることができる。
【0018】 また、暗所で落としても、かかる点滅機能が発揮されれば、容易に見つけ出す こともできる。さらに、自転車用キーのホルダーとして使用したり、学童のラン ドセルに取り付けているだけで、特に、帰宅時間の黄昏時には、後方から走行し てくる自動車の運転者に対してかかる点滅動作によって注意を喚起できるので、 交通安全用グッズとして機能することもできる。
【0019】
上記説明から明らかなように、この考案のキーホルダーによれば、キーホルダ ーの使用状態に応じて、キーホルダーが揺動する際に点滅機能を発揮させること ができるので、従来にない新たな趣味性を与えることができるようになった。ま た、その使用の態様によっては、紛失の防止が図られるとともに、交通安全用の グッズとして使用できる等、その使い方を工夫することにより実用的価値を高め ることもできるようになった。
【提出日】平成8年12月11日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【0003】 また最近では、鞄等の携帯品にぶら下げて、アクセサリー 的なおしゃれ感覚を発揮できるように、各種の意匠を凝らした装飾体を本体部と して構成されたものが多く出回っている。特に、人気キャラクターをモチーフに したものや、お土産用に各地域における著名な建造物や特産物を模したもの等、 本来の実用品としてよりは、コレクター用グッズとしての性格も帯びるようにな り、シーズン毎にも色々工夫されたものが提供されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【0008】
上記課題を解決するために、この考案は次のように構成した。すなわち、この 考案にかかるキーホルダーは、鍵を係留するリング部と、該リング部に繋がれた 鎖部と、該鎖部に繋がれたキャラクター人形等に形成されてなる本体部とから構 成されるキーホルダーであって、本体部を光透過性部材により中空状に形成し、 該本体内に発光手段と電源電池を収容するとともに、これら発光手段と電源電池 とを接続する電気回路中に、電源電池に対する電気回路の開閉を先行して行う第 1のスイッチ手段と、該第1のスイッチ手段を投入して電源電池に対する電気回 路が閉じている場合に発光手段に対する電気回路の開閉作用が可能となる第2の スイッチ手段とを設け、該第2のスイッチ手段を、電気回路に接続された固定接 点と、本体部に伝わる振動によって変動する可動接点とで構成したことを特徴と している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【0010】 このキーホルダーは、図2の分解斜視図に示す各要素によ って構成されており、各構成要素は、図3に示すように、本体部1と、固定ベー ス部21と、後述する発光手段等が取り付けられる発光部2と、電源電池が収容 される電源部3という各構成部にまとめられ、固定ベース21の上部側の嵌合枠 211に本体部1を溝部212に沿ってはめ込み、固定ベース21の下部側の袴 状枠213の内部に発光基盤部2を収容した状態で、電源部3をはめ込んで組み 立てられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例であるキーホルダーの外観を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】実施例の構成要素を示す組み立て分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】実施例の組み立てを示す分解斜視図である。
【図4】実施例の構成を示す断面図である。
1 本体部 2 発光部 3 電源部 223 発光ダイオード 224 固定接点(第2のスイッチ) 225 可動接点(第2のスイッチ) 221 電極片(第1のスイッチ) 31 収容枠(第1のスイッチ) 32 電池
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (1)
- 【請求項1】 鍵を係留するリング部と、該リング部材
に繋がれた鎖部と、該鎖部に繋がれたキャラクター人形
等に形成されてなる本体部とから構成されるキーホルダ
ーであって、 前記本体部を光透過性部材により中空状に形成し、該本
体内に発光手段と電源電池を収容するとともに、 これら発光手段と電源電池とを接続する電気回路中に、
電源電池に対する電気回路の開閉を先行して行う第1の
スイッチ手段と、該第1のスイッチ手段を投入して電源
電池に対する電気回路が閉じている場合に発光手段に対
する電気回路の開閉作用が可能となる第2のスイッチ手
段とを設け、 該第2のスイッチ手段を、電気回路に接続された固定接
点と、装飾体に伝わる振動によって変動する可動接点と
で構成したことを特徴とするキーホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012491U JP3039961U (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | キーホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012491U JP3039961U (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | キーホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3039961U true JP3039961U (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=43174560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996012491U Expired - Lifetime JP3039961U (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | キーホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039961U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04128457U (ja) * | 1991-05-15 | 1992-11-24 | 矢崎総業株式会社 | 自動通報装置 |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP1996012491U patent/JP3039961U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04128457U (ja) * | 1991-05-15 | 1992-11-24 | 矢崎総業株式会社 | 自動通報装置 |
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