JPH07287703A - 近似標準偏差分を算出する方法 - Google Patents

近似標準偏差分を算出する方法

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JPH07287703A
JPH07287703A JP6273857A JP27385794A JPH07287703A JP H07287703 A JPH07287703 A JP H07287703A JP 6273857 A JP6273857 A JP 6273857A JP 27385794 A JP27385794 A JP 27385794A JP H07287703 A JPH07287703 A JP H07287703A
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JP
Japan
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weighted
weighting factor
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Pending
Application number
JP6273857A
Other languages
English (en)
Inventor
Chmielewski Ingo
インゴ・ヒミーレウスキー
Raeth Detlef
デトレフ・レート
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Panasonic AVC Networks Germany GmbH
Original Assignee
MB Video GmbH
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、ハ−ドウェア及び計算時間を
少なくして標準偏差分の算出を可能にするように、算出
をいずれにせよ近似の形態で求める近似標準偏差分を算
出する方法を提供することにある。 【構成】あらゆる数値に対し平均値を確定し、あらゆる
数値と確定された平均値との差分である絶対値を求め、
差分の大きさに応じて少なくとも2つの異なったグル−
プに差分を分類し、1つのグル−プへの所属に応じて、
差分を重み係数で重み付けし、重み付けされた差分の合
算を適切な所定数により除算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容易に実行可能な計算ス
テップによって近似標準偏差分を算出する方法に関す
る。
【0002】特に画像処理の分野(そこではノイズ防止
のために)では、いわゆるシグマ・フィルタを用いるこ
とが知られている。シグマ・フィルタの機能は、ビデオ
画像を構成する画素の信号値を、算出された信号値で補
うことであって、該算出された信号値は隣接の信号値を
用いて平均化することによって得られ、隣接の信号値の
輝度は確定された標準偏差分範囲(シグマ範囲)の以内
で、出力信号値の輝度値に近似している。このフィルタ
リングの基本思想はノイズジャミングが例えばガウス分
布を伴って発生するので、効果的なノイズ防止は標準偏
差分範囲内で可能であることにある。隣接信号値と出力
信号値とのより大きな輝度の相違が存在するときは、高
い確率は、このような輝度の相違がノイズによってでは
なく、他の画像信号の内容によって規定されることを示
している。従って、この信号値は平均化に含めなくてよ
い。
【0003】
【従来の技術】改良されたシグマ・フィルタは、本発明
の先のドイツ特許出願第P4314980.4号に記載
されている。ノイズ防止の改善は、その時々の標準偏差
分(シグマ)に応じて極限値が確定され、該極限値内で
平均値を求めるための信号値が援用されることによって
達成される。所定の標準偏差分を越える場合、一定の極
限値が用いられる。このことによって、表示されるべき
ビデオ画像の質の改善が、不自然で人工的に見える画像
の印象が防止されることによって達成される。
【0004】標準偏差分は次式により定義される。
【0005】
【数1】 但し、Nは平均化を行なう元になる画素数である。
【0006】標準偏差分の計算はプロセッサ、好ましく
はハ−ドウェア回路で行なわれる多数の計算ステップを
必要とする。ハ−ドウェア回路内での実行は比較的大き
いチップ面を必要とするので、コストが掛かる。プロセ
ッサ内での演算の際には、多くの場合に実時間の使用を
排除するかなりの計算時間が必要とされる。
【0007】
【発明が解決使用とする課題】本発明の課題は、標準偏
差分の算出がハ−ドウェア及び計算時間がわずかで可能
となるように展開される近似形式で標準偏差分を算出す
ることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は、あら
ゆる数値に対し平均値を確定するステップと、あらゆる
数値と確定された平均値との差分の絶対値を得るステッ
プと、差分の大きさに応じて少なくとも2つの異なった
グル−プに差分を分類するステップと、1つのグル−プ
への所属に応じて、差分を重み係数で重み付けするステ
ップと、重み付けされた差分の合計を求め、この合計を
適切な所定数によって除算するステップとを含むことを
特徴とする、容易に実行可能な計算ステップによって近
似標準偏差分を算出する方法によって達成される。
【0009】本発明の方法は、驚くべきことに、加算
器、シフトレジスタ及び比較器のみによって容易にかつ
スペ−スを取らずにハ−ドウェア内で実行される演算に
よって、標準偏差分の正確な数値に、実際に十分に適切
に近似できる。従来用いられた乗算器及びル−ト計算器
はハ−ドウェアとして用いる際にかなりのチップ面を必
要とするが、本発明では該掛算器及びル−ト計算器は不
要とすることができる。
【0010】本発明の方法の好ましい実施例では、少な
くとも3つのグル−プが差分の分類のために用いられ、
中間のグル−プに対しては最小の重み係数が用いられ
る。簡単な方法では、中間のグル−プに対して重み係数
1を、隣接のグル−プに対しては常時重み係数2を用い
ることができる。一層の改良は、大きな差分のための追
加の第4のグル−プを用いること、及び該第4のグル−
プのために最大の重み係数を用いることによって旨く行
き、但し、挙げた例では重み係数は4である。
【0011】ビデオ信号においてノイズ防止を実施する
ために本発明を利用するためには、特に、先のドイツ特
許出願第P4314980.4号に開示されている方法
において、算出された標準偏差分にとっての最高値を用
いることが目的にかなっている。
【0012】除算に用いられる適切な数は、好ましく
は、累算され、かつ重み付けされた差分の数の範囲内に
ある。この場合に、その数が好ましくは重み付けされた
差分の数より幾らか下にあるほうがよく、例えば1だけ
小さいことが明らかであった。15の値、特に画素値の
平均化に、そして15の重み付けされた差分を得るため
に本発明の方法を用いる場合、重み付けされた差分の合
計を好ましくは14で割ることが行われる。
【0013】
【実施例】以下、フロ−チャ−トに示した一実施例に基
づき本発明の方法を詳述する。
【0014】第1の処理ステップでは、15の画素の輝
度値の累算から合計SUMが求められる。輝度値は通常
デジタル値として16(黒レベル)と255(最も明る
い白レベル)の間にある(8ビット量子化)。
【0015】次の処理ステップでは、平均値Averが
求められる。原理的には、SUMを5で除算することに
より平均値が求められる。この除算がハ−ドウェア内で
より容易に実行できるのは、この除算が16による除算
と256による除算として実行される場合である。この
場合、15より幾らか大きい数(約15.06)で除算
がなされるので、このように求められた合計に1が加入
される。
【0016】次に、15全ての画素Pの処理ル−プが続
く。その時々の画素値Pと平均値Averとの差分の絶
対値が補助変数Hとして求められる。この補助変数Hは
分類される。H<4またはH>24及び≦32のとき、
重み付け差分ABSは補助変数Hを2で乗ずることによ
って求められる。Hが32以上であるとき、重み係数4
は重み付け差分ABSの求めるために用いられる。4≦
H≦24であると、重み係数1が用いられるので、AB
S=Hである。
【0017】重み付け差分ABSに対してその時々に算
出された値は15全ての画素について合計される。
【0018】15画素毎の処理の後に、重み付け差分の
合計SUMABSが定まる。標準偏差分SIGMAとし
て、SUMABSが14で除算される。この除算は、S
UMABS/16+SUMABS/128+1の式によ
って有効に近似するAverの平均値を求める際と同じ
理由からなされる。
【0019】図示した実施例では、ノイズの防止のため
に、13という最大のシグマ値が用いられるので、近似
で算出されたシグマ値は、13より小さいときにのみ用
いられる。
【0020】実施例から明らかなように、標準偏差分の
ために実際に使用可能な数値SIGMAを算出するため
には、(除算を実行するための)シフト・レジスタ、加
算器及び比較器が必要なだけである。計算ステップの数
は、冒頭に述べた式に基づいて標準偏差分の正確な算出
のための計算ステップに比べて係数20だけ少ない。こ
れによって、ハ−ドウェア内での実行のためのコストも
約係数20だけ減少される。同様なことはプロセッサの
計算時間にも質的に当てはまる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の近似標準偏差分を算出する
方法を説明するフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
SUM…合計、Aver…平均値、H…絶対値、ABS
…重み付け差分、SUMABS…重み付け差分の合計、
SIGMA…標準偏差分。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらゆる数値に対し平均値を確定するス
    テップと、あらゆる数値と確定された平均値との差分の
    絶対値を得るステップと、差分の大きさに応じて少なく
    とも2つの異なったグル−プに差分を分類するステップ
    と、1つのグル−プへの所属に応じて、前記差分を重み
    係数で重み付けするステップと、重み付けされた差分の
    合計を求め、この合計を適切な所定数によって除算する
    ステップとを含むことを特徴とする、容易に実行可能な
    計算ステップによって近似標準偏差分を算出する方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも3つのグル−プを用い、中間
    のグル−プに対して最小の重み係数を用いることを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 中間のグル−プに対して重み係数1を用
    い、隣接のグル−プに対して重み係数2を用いることを
    特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 大きな差分に対する追加の第4のグル−
    プが最大の重み係数を有することを特徴とする請求項2
    又は3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第4のグル−プに対して重み係数4を用
    いることを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 算出された標準偏差分に対し最高値を用
    いることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 重み付けされた差分の数の範囲内で除算
    に適当な数を選択することを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれか1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 重み付けされた差分の数から1を差し引
    いた数に等しい数によって除算を行なうことを特徴とす
    る請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 15の数値に対して、15の重み付けさ
    れた差分を求め、15の重み付けされた差分の合計を1
    4によって除算することを特徴とする請求項8に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 シグマ・フィルタによってノイズの防
    止を行なうことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか
    1に記載の方法。
JP6273857A 1994-02-10 1994-11-08 近似標準偏差分を算出する方法 Pending JPH07287703A (ja)

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DE4404215A DE4404215C1 (de) 1994-02-10 1994-02-10 Verfahren zur Ermittlung einer angenäherten Standardabweichung
DE4404215.9 1994-02-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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DE (1) DE4404215C1 (ja)

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US5659494A (en) 1997-08-19
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