JPH07286850A - 目標点設置方法および座標位置演算方法 - Google Patents

目標点設置方法および座標位置演算方法

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JPH07286850A
JPH07286850A JP7842594A JP7842594A JPH07286850A JP H07286850 A JPH07286850 A JP H07286850A JP 7842594 A JP7842594 A JP 7842594A JP 7842594 A JP7842594 A JP 7842594A JP H07286850 A JPH07286850 A JP H07286850A
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point
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JP7842594A
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Satoru Yamamoto
哲 山本
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RISOU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 土木工事において、横断方向の断面形状が不
明又は不正確であっても、正確に丁張設置位置を見つけ
る。 【構成】 仮目標点Kを任意の地点Rpに設置し、地点
Rpの座標位置を計測する。地点Rpにおける垂直方向
の座標位置を仮高さとして、当該仮高さにおける水平面
と定義線Lkとの交点座標位置Rxを演算する。仮目標
点Kにおける水平方向の座標位置X3,Y3と、前記引伸
点の座標位置X,Yに基づいて、前記座標位置X3,Y3
が、前記引伸点の座標位置X,Yに近づくよう移動させ
るための、移動量d及び移動方向θmを演算する。XY
方向への移動指示にしたがって、仮目標点を移動するこ
とにより、Z方向の座標は現在の地形にしたがって自動
的に変動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、土木工事における目
標点を設置する方法に関し、特に、目標点の座標位置を
容易に求める技術に関する。
【0002】
【従来の技術】予定道路の平面形状は、基準点である測
点の座標位置および各測点における接線角によって、決
定される。例えば、図11に示す予定道路48は、セン
ターライン上に所定距離(例えば20m)毎に設けられ
た測点P1〜Pnの座標位置および各測点P1〜Pnに
おける接線角で、その平面形状が決定される。
【0003】一方、図11に示すような予定道路48を
建設する場合には、土砂くずれ防止等の為、道路端部か
らのり面を形成する必要がある。例えば、地点Piにお
ける横断面55の形状は、図12に示すように、道路右
端部56から法定ののり面角度θ1で、のり面53を設
ける必要がある。なお、このようなのり面の形状は、予
定道路の各測点における接線方向に直角の横断方向(以
下横断面という)で決定される。各測点における横断面
の地形(52・・・)と予定道路ののり面(53・・
・)との交点(53a・・・)を基準に、所定の角度で
パワーショベル等により切土処理がなされ、予定道路が
形成される。
【0004】このように、各測点における横断面の地形
と予定道路ののり面との交点53aは、予定道路形成の
基準となるので、前記交点53aの決定については、各
測点の横断面における地形を測量し、この測量結果を図
面に書込み、スケールアップすることにより、行われ
る。このようにして、各測点毎に、測点からの水平距離
および計画高(標高)を求めることにより、図14に示
すような平面図が作成される。
【0005】なお、道路の形状がなめらかであるにも拘
わらず、前記交点を結ぶ形状線59が、図14に示すよ
うになるのは、前記交点の座標位置が当該横断面図にお
ける地形により、異なるからである。例えば、横断面が
図12Bに示す地形52aであれば、前記交点の座標位
置は座標位置P11となるが、破線で示す地形52bで
あれば、前記交点の座標位置は座標位置P12となる。
すなわち、横断面の垂直方向の高さにより、前記交点の
座標位置と対応する測点との水平距離は変化するからで
ある(Lh1<Lh2)。
【0006】このようにして作成した平面図を用いて、
現地にて各交点ごとに目標点を設置する。この目標点設
置作業は、次の様にして行われる。まず、図14に示す
測点60に光波距離計を設置する。これは、前記横断面
の測量の際に各測点に基準杭を設置しておき、この基準
杭の位置を測点とすることにより行われる。
【0007】つぎに、この光波距離計の方向を前記横断
方向と一致させる。これは、この測点における接線角度
に基づき、行われる。つぎに、前記平面図(図14参
照)に基づいて、測点60からの水平距離および所定の
計画高の位置に対して、現在の地形上に対応する位置を
見つけ、その位置に図13に示す丁張56を設置する。
この丁張56は、その端点56aを前記求めた交点53
aに合せて設置される。なお、丁張56は、その端点5
6aを基準に、法貫56dの角度に基づき、切土処理が
なされる基準となる。
【0008】このような作業をつぎの測点61・・・と
繰返して、前記丁張が順次設置される。設置された丁張
を基準に切土処理を行うことにより、前記予定道路が設
計図どおりに形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなのり面決定位置の決定方法については以下の様な
問題があった。
【0010】前記丁張の設置位置は、横断面の測量結果
に基づいて決定された各測点からの水平距離および標高
から作成された平面図(図14参照)に基づき、決定さ
れる。しかし、前記測量結果については測量誤差がある
ので、現地では、現在の地形上に対応する位置がない場
合もある。例えば、図15に示すように、地形72が現
実の地形にも拘わらず、地形71であるとして測量した
場合は、水平距離LHα,標高Hαの位置は、地中にあ
ることになる。このような場合、現地にて再計算する
か、または、その部分だけ土を削らないと前記丁張が設
置できない。
【0011】また、このような測量誤差が許容される範
囲内にあっても、光波距離計を設置し、さらに、光波距
離計の方向を前記横断方向と一致させるという作業を、
各測点毎に行う必要があり、作業性が悪かった。
【0012】さらに、前記測点は所定の距離(例えば2
0メートル)離れているので、正確にのり面を形成する
為には、さらに測点の中間位置にも丁張を設置する必要
がある場合もある。このような場合は、前記中間位置の
横断面について地形を測量しなければならない。
【0013】また、一般には、横断面測量時と、現地に
て各交点を決定する時点との間には、時間差がある。し
たがって、地形の変化等により、基準杭の位置がずれて
いるおそれもあり、この場合、測点を再測量する必要も
ある。
【0014】さらに、切土処理の最中に前記丁張が、作
業者のミスにより破壊されてしまう場合もある。このよ
うな場合も、すでに切土処理がなされてこれにより地形
が変動した後であれば、再度横断面の測量が必要とな
る。
【0015】なお、前記従来例においては、道路工事を
例として説明したが、同様のことが土木工事全般で問題
となる。
【0016】すなわち、従来の土木工事においては、横
断面における現在の地形を正確に測量しなければ、目標
点を正確に設置することができなかった。
【0017】この発明は、上記のような問題点を解決
し、簡単かつ容易に目標点を設置することができる目標
点設置方法および目標点の座標位置演算方法を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の目標点設置方
法においては、土木工事において、第1の座標位置およ
び第2の座標位置によって定義される定義線と現在の地
形面との交点に目標点を設置する方法であって、仮目標
点を現在の地形上に設置し、前記定義線上以外の位置を
基準座標として、前記仮目標点の少なくとも垂直方向の
座標位置を計測し、前記仮目標点における垂直方向の座
標位置を仮高さとして、当該仮高さにおける水平面と前
記定義線との交点座標位置を演算し、前記仮目標点にお
ける水平方向の座標位置と、前記仮高さにおける前記交
点座標位置に基づいて、前記仮目標点における水平方向
の交点座標位置が、前記仮高さにおける水平方向の座標
位置に近づくよう移動させること、を特徴とする。
【0019】請求項2の座標位置演算方法においては土
木工事において、第1の座標位置および第2の座標位置
によって定義される定義線と現在の地形との交点に目標
点を設置するための座標位置を演算する方法であって、
前記仮目標点の少なくとも垂直方向の座標位置が、前記
定義線上以外の位置を基準座標として与えられると、前
記仮目標点における垂直方向の座標位置を仮高さとし
て、当該仮高さにおける水平面と前記定義線との交点座
標位置を演算し、前記仮目標点における水平方向の座標
位置と、前記仮高さにおける前記交点座標位置に基づい
て、前記仮目標点における水平方向の交点座標位置が、
前記仮高さにおける水平方向の座標位置に近づくよう移
動させるための補正移動量または移動座標位置を演算す
ること、を特徴とする。
【0020】
【作用】請求項1の目標点設置方法においては、仮目標
点を現在の地形上に設置し、前記定義線上以外の位置を
基準座標として、前記仮目標点の少なくとも垂直方向の
座標位置を計測する。前記仮目標点における垂直方向の
座標位置を仮高さとして、当該仮高さにおける水平面と
前記定義線との交点座標位置を演算し、前記仮目標点に
おける水平方向の座標位置と、前記仮高さにおける前記
交点座標位置に基づいて、前記仮目標点における水平方
向の交点座標位置が、前記仮高さにおける水平方向の座
標位置に近づくよう移動させる。
【0021】前記仮目標点における水平方向の交点座標
位置を前記仮高さにおける水平方向の交点座標位置に近
づけるよう移動させると、前記仮目標点は現在の地形に
沿って前記垂直方向にも、前記仮高さにおける水平方向
の交点座標位置に近づく方向に移動する。
【0022】請求項2の座標位置演算方法においては、
前記仮目標点の少なくとも垂直方向の座標位置が、前記
定義線上以外の位置を基準座標として与えられると、前
記仮目標点における垂直方向の座標位置を仮高さとし
て、当該仮高さにおける水平面と前記定義線との交点座
標位置を演算する。前記仮目標点における水平方向の座
標位置と、前記仮高さにおける前記交点座標位置に基づ
いて、前記仮目標点における水平方向の交点座標位置
が、前記仮高さにおける水平方向の座標位置に近づくよ
う移動させるための補正移動量または移動座標位置を演
算する。得られた補正移動量または移動座標位置に仮目
標点を移動することにより、前記仮目標点は現在の地形
に沿って前記垂直方向にも、前記仮高さにおける水平方
向の交点座標位置に近づく方向に移動する。
【0023】
【実施例】
[第1の実施例]この実施例では、仮目標点を現在の地
形面の任意の地点に設置するだけで、丁張の設置位置ま
での補正移動量を得ることができる。この補正移動量だ
け仮目標点を移動させることにより、丁張の設置位置を
得ることができる。すなわち、従来の方法では、横断面
における現在の地形を正確に測量する必要があったが、
このような作業をすることなく、目標点を正確に設置す
ることができる。したがって、測量誤差の問題がなく、
各測点毎に、光波距離計の方向を前記横断方向と一致さ
せるという作業が不要となる。さらに、測点の中間位置
にも丁張を設置する場合でも、横断面の測量が不要で、
基準杭の位置がずれていても測点を再測量する必要がな
い。
【0024】以下詳細に説明する。本発明の一実施例で
ある目標点設置方法に係るシステム構成について、図7
を用いて説明する。本システムでは、光波距離計33、
演算装置35および計測棒41を備えている。
【0025】光波距離計33は、従来から測量に用いら
れている光波距離計であり、さらに測定した測定データ
を送信する送信機(図示せず)が設けられている。演算
装置35は、光波距離計33から送信された測定データ
を受信して、所定の演算を行い、移動データを送信す
る。
【0026】演算装置35をCPUを用いて実現したハ
ードウェア構成の一例を図2に示す。演算装置35は、
CPU23、ROM25、RAM27、ハードディスク
22、ディスプレイ29、キーボード28、プリンタ2
6、無線モデム24およびバスライン30を備えてい
る。
【0027】ROM25には、CPU23の制御プログ
ラム等が記憶されており、CPU23は、この制御プロ
グラムにしたがいバスライン30を介して、各部を制御
する。RAM27には演算結果等が記憶される。ハード
ディスク22には、後述する測点データ等が記憶され
る。ディスプレイ29には、測定結果等が表示される。
キーボード28は、各種の命令およびデータを入力する
入力手段である。プリンタ26は、キーボード28から
の入力データおよび演算結果等を印字する。無線モデム
24は、計測データの受信および移動データの送信等を
行う。
【0028】図7に示す計測棒41について、図5を用
いて説明する。計測棒41は、竿部41a、方角計41
b、反射部41c、および受信機41dを備えている。
竿部41aには、目盛41eが設けられており、目盛4
1eまで、地中に埋められる。反射部41cの中央と目
盛41eまでの距離がシフト量SHである。竿部41a
は伸縮自在に構成されているので、竿部41aを伸縮さ
せることにより、現在の地形からの突出高さが変化する
(シフト量SHが変化する)。方角計41bは、360
゜方向の方位磁石である。また、計測棒41には、竿部
41aを垂直に設置できるよう、水盛り(図示せず)が
設けられている。
【0029】本システムを用いた目標点設置方法につい
て図1、図3を用いて説明する。図1Aは、予定道路の
測点60付近の平面図であり、図1Bは、測点60にお
ける定義線Lkの断面図である。ここで、定義線Lkと
は、3次元座標で表される直線であり、第1の座標位置
R2および第2の座標位置R3の、2点によって定義さ
れる。第1の座標位置R2および第2の座標位置R3
は、次の様に定義される。水平方向のXY座標について
は、図1Aに示す様に、測点60における接線方向と直
行する線上に位置し、測点60から距離W1,W2で表
される。これら距離W1,W2については、道路の幅お
よびのり勾配で決定されるので、予め決定された値であ
る。なお、垂直方向のZ座標については、標高で表され
る。
【0030】図1に示す測点60について、座標位置R
2、R3によって定義される定義線Lk上に、以下の様
にして引伸点Rxが決定される。この引伸点Rxは、最
終的に求める点Rt(丁張設置基準位置)とは異なる
が、まず、以下の様にして、引伸点Rxを求める。
【0031】まず、仮目標点Kを現在の地形面59の任
意の地点に設置する(図3ステップST1)。ここで
は、仮目標点Kを地点Rpに設置したものとする。つぎ
に、定義線Lk上以外の任意の位置を基準座標SSとし
て、仮目標点Kの座標位置を計測する(図3ステップS
T2)。この座標位置の計測は次の様にして行われる。
【0032】計測棒設置者は、仮目標点Kに計測棒41
(図5参照)を設置する。つぎに、光波距離計操作者
は、基準座標SSに光波距離計33(図7参照)を設置
して、仮目標点Kの絶対座標位置を計測する。これは、
次の様にして行われる。まず、光波距離計操作者は、基
準座標SSから、前記仮目標点Kに設置された計測棒4
1の反射部41cまでの距離および方向を計測する。こ
の計測データは、光波距離計33の送信機から演算装置
35に送られる。
【0033】演算装置35のCPU23は、無線モデム
24を介して受信した計測データをRAM27に記憶す
る。基準座標SSの絶対座標位置は、予めハードディス
ク22に記憶されているので、CPU23は、RAM2
7に記憶した計測データおよび基準座標SSの絶対座標
位置に基づいて、仮目標点Kの絶対座標位置を演算す
る。演算した目標点Kの絶対座標位置は、RAM27に
記憶される。なお、前記基準座標SSから、前記仮目標
点Kに設置された計測棒41の反射部41cまでの距離
に基づいて、仮目標点Kの位置を求める為、計測棒41
の反射部41cまでのシフト量SHを差引いて、仮目標
点Kの絶対座標位置が演算される。
【0034】つぎに、CPU23は、前記仮目標点Kに
おける垂直方向の座標位置を仮高さとして、当該仮高さ
における水平面と定義線Lkとの交点座標位置Rxを演
算する(図3ステップST3)。この交点座標位置Rx
の演算方法について、図4のフローチャートを用いて説
明する。
【0035】演算装置オペレータは、演算装置35のキ
ーボード28から、測点座標位置データを入力する(ス
テップST11)。この場合、測点座標位置データは、
測点60のXY座標値および接線方向角で入力される。
接線方向角とは、図1の角度θsをいい、図1におい
て、Y軸と平行な基準線S1を基準に、時計回り方向に
回転する方向を正方向として表される。つぎに、演算装
置オペレータは、第1の座標位置R2および第2の座標
位置R3を決定する決定データを入力する(ステップS
T13)。決定データは、前述の様に測点60から距離
W1,W2で与えられる。CPU23は、前記測点60
のXY座標値、接線方向角および前記決定データである
距離W1,W2に基づき、第1の座標位置R2および第
2の座標位置R3の座標位置を演算する。このようにし
て、図1Bに示すように、第1の座標位置R2(X1,
Y1,H1)、第2の座標位置R3(X2,Y2,H2)が
求められる。第1の座標位置R2は、この場合道路の端
点である。
【0036】つぎに、CPU23は、図3ステップST
2においてRAM27に記憶した仮目標点KのZ座標デ
ータ(標高)を読み出す(図4ステップST15)。C
PU23は、仮目標点KのZ座標データを仮高さとし
て、この仮高さにおける水平面と定義線Lkとの交点座
標位置(引伸点Rx)を演算する(ステップST1
7)。引伸点Rxの座標位置は、次の様にして演算され
る。
【0037】引伸点Rxの座標位置を(X,Y,H)と
し、前記仮目標点KのZ座標データをH3とすると、H
=H3で表される。したがって、前記仮目標点KのZ座
標データと、第2の座標位置R3のZ座標データとの差
ΔHは、ΔH=H−H2で表される。引伸点の座標位置
X,YはΔHを用いて、以下の様に表される。
【0038】 X=X2+ΔH(X2−X1)/(H2−H1) Y=Y2+ΔH(Y2−Y1)/(H2−H1) つぎに、CPU23は、仮目標点Kにおける水平方向の
座標位置X3,Y3および前記引伸点Rxの座標位置X,
Yに基づいて、前記座標位置X3,Y3が、前記引伸点の
座標位置X,Yに近づくよう移動させるための、移動量
d及び移動方向θmを演算する。移動量d及び移動方向
θmについては、次の式で求められる。
【0039】d=√{(X3−X)2+(Y3−Y)2} θm=TAN-1{(Y3−Y)/(X3−X)} このようにして、求められた移動量d及び移動方向θm
は、RAM27に記憶される。CPU23は、RAM2
7に記憶したデータを読み出し、演算装置35のディス
プレイ29に表示させる。表示結果の一例を図6に示
す。
【0040】CPU23は、求められた移動量d及び移
動方向θmを補正移動量として、無線モデム24を介し
て、計測棒41に送信する。計測棒設置者は、送られて
きた補正移動量を参照して、計測棒41を移動方向θm
に移動量dだけ移動する(図3ステップST4)。この
ようにして、計測棒41を移動させ、仮目標点Kを引伸
点Rxに近づけることができる。
【0041】ところで、XY方向への移動指示にしたが
って、仮目標点を移動することにより、Z方向の座標は
現在の地形にしたがって自動的に変動する。この場合
に、前記仮目標点KのZ方向の座標が、引伸点RxのZ
方向の座標と所定の量以上離れている場合は、引伸点R
xと真の設置点Rtとは、大幅にズレてしまうおそれが
ある。したがって、CPU23は、仮目標点の移動に伴
いZ方向に所定量以上移動した場合は、再度、ステップ
ST2以下を繰返す(ステップST5)。なお、この場
合、既に入力している測点座標位置および決定データの
入力処理(ステップST11、ステップST13)は不
要である。
【0042】このようにして、仮目標点を設置するだけ
で、横断方向の断面形状が不明又は不正確であっても、
前記真の設置点Rtを見つけ出すことができる。さら
に、各測点ごとに、光波距離計を横断方向にセットする
必要がない。
【0043】なお、本実施例においては、図3ステップ
ST3において、仮目標点のZ座標に基づき、仮高さに
おける水平方向の交点座標位置を演算している。したが
って、この段階では、仮目標点Kの少なくとも垂直方向
の座標位置が分かればよく、必ずしも、この段階で、仮
目標点KのX,Y座標を計測することなく、前記移動量
および移動方向を演算するまでに計測するようにしても
よい。
【0044】また、本実施例においては、前記X,Yに
基づいて、移動量d及び移動方向θmを演算する様にし
ているが、移動座標位置として前記X,Yだけを演算
し、の演算結果を計測棒操作者に与えるようにしてもよ
い。この場合は、前記仮目標点KのX,Y座標の計測は
不要となる。
【0045】このようにして、道路土木工事において、
所定の位置(測点)から水平直角方向に、所定ののり面
角度でのり面を形成する為の、のり面決定座標位置が決
定される。なお、前記水平直角方向とは、前記測点にお
ける接線方向と直行する方向をいう。
【0046】[第2の実施例]図8に第2の実施例を示
す。本実施例は、橋げた等の基礎工事において、ななめ
に杭を打つ場合に本発明を適用したものである。なお、
図8Bは、平面図であり、図8Aは、図8Bの定義線L
m1の断面図である。
【0047】図8Bに示すように、基礎打込み予定領域
43の下部には、数箇所所定の角度で杭が打込まれる。
この場合、従来の方法では、定義線Lm1の断面を測量
し、測量結果に基づき予め求めた位置Q1,Q2に杭が
打ち込まれるように、位置Q3を求め、所定の角度で杭
75を打込む。これを、定義線Lm2〜Lm6について
繰返す必要があった。
【0048】または、このような横断測量を省略する為
には、地表面が水平面となるよう一旦ならす必要があっ
た。
【0049】本発明は、このような橋げた等の基礎工事
において、ななめに杭を打つ場合にも、前記横断測量を
必要とせず、正確に、所望の位置に杭を打つことができ
る。設置方法としては、同様である。すなわち、任意の
位置を仮目標点として、計測棒41(図5参照)を設置
し、この仮目標点における垂直方向の座標位置を仮高さ
として、当該仮高さにおける水平面と、点Q1,Q2で
定義される定義線Lm1との交点座標位置Q3を演算す
る。仮目標点Kにおける水平方向の座標位置と、前記引
伸点の座標位置に基づいて、移動量d及び移動方向θm
を演算する。この補正移動量を参照にして、仮目標点を
移動させることにより、仮目標点を引伸点に近づけるこ
とができる。
【0050】[第3の実施例]図9に第3の実施例を示
す。本実施例は、橋げた等の床堀切出位置の測量に本発
明を適用したものである。この実施例では、現在の地形
より低い位置に所定の躯体形状の基礎を形成するため、
この躯体形状のまわりに作業員が作業する為の余裕幅だ
け離れた位置から所定ののり面勾配を形成する。なお、
図9Aは、平面図であり、図9Bは、図9Aの定義線L
nにおける断面図である。
【0051】本実施例においては、前記躯体形状デー
タ、計画高、前記余裕幅、および各のり勾配が与えられ
る。前記躯体形状データは、4点Q21〜Q24のXY
座標で与えられ、計画高は標高Hk、前記余裕幅はW2
1〜W24、および各のり勾配は角度θ21〜θ24で
与えられる。すなわち、4点Q21〜Q24のXY座
標、Hk、W21〜W24で底形状Gが定義される。こ
の底形状Gの各面から角度θ21〜θ24ののり勾配で
決定される稜勾配で表される線(ライン)が、定義線L
nとなる。
【0052】この場合も、第1の実施例と同様にして、
移動量d及び移動方向θmが演算される。4つの稜線上
の引伸点を求めることにより、のり面決定座標位置が決
定される。なお、この場合は、第1の実施例と以下の点
で異なる。第1の実施例では、定義線Lkは、2点R
2,R3で直接定義されたが、本実施例においては、前
述の様に、4点Q21〜Q24のXY座標、標高Hk、
余裕幅W21〜W24、および角度θ21〜θ24で間
接的に定義される。
【0053】なお、この実施例では、4つの稜線上の引
伸点を求める様にしたが、従来と同様に、図9Cに示す
ように、各のり勾配面ごとに、8箇所ののり面決定座標
位置Rx31〜Rx38を求めることもできる。この場合
は、前記躯体形状は、4点座標ではなく、8点Q31〜Q
38で定義すればよい。
【0054】[第1〜第3の実施に対する応用例]上記
各実施例においては、仮目標点の座標位置を計測するの
に、光波距離計を用いたが、仮目標点の座標位置を計測
できるものであればどのようなものであってもよく、例
えば、図10に示すようなGPS(Global Positioning
System)を用いてもよい。
【0055】GPSの原理について、簡単に説明する。
GPS衛星から、電波発信時点の時刻および軌道位置が
発信され、これをGPSアンテナで受信する。受信時点
の時刻との差に基づき、GPS衛星から測定位置までの
距離を求める。3つの衛星からの電波を受信し、3つの
衛星からの距離が満足する位置は一義的に決定されるの
で、前記測定位置の経度、緯度および高度を求めること
ができる。なお、GPS衛星の絶対時刻とGPS受信機
の絶対時刻とがずれている場合もある。このような場合
は、4つ目の衛星から電波を用いて、4つの衛星からの
距離が満足する位置となるようGPS受信機の絶対時刻
を補正すればよい。
【0056】なお、GPSを用いた測定には200メー
トル程度の誤差が発生する。このような誤差があると土
木工事にそのまま測定結果を用いることができない。そ
こで、このシステムは、以下の様にして、誤差を補正す
るようにしている。
【0057】予め絶対座標位置が分かっている点に基準
局44を設置する。基準局44はGPS衛星からの電波
を受信して、この演算結果と予め分かっている絶対座標
位置との差を演算する。この差を測定誤差として送信す
る。移動局は、基準局44と同様にGPS衛星からの電
波を受信して、現在位置を演算する。この際、前記測定
誤差を考慮して演算することにより、正確な現在位置を
得ることができる。
【0058】このようにGPSを用いると、光波距離計
を用いることなく正確に所望の位置に目標点を設置する
ことができる。したがって、光波距離計を利用すること
ができないほど見通しの悪い場合に有効である。さら
に、光波距離計操作者も不要となるので、移動局46に
前記演算装置35(図7参照)を備えることにより、1
人で目標点に設置することができる。
【0059】すなわち、衛星からの電波を受信すること
により前記仮目標点の座標位置を計測するようにしても
よい。
【0060】なお、この実施例では基準局44が測定誤
差を演算して、演算結果を移動局に送信するようにして
いるが、基準局44からは、測定結果だけを移動局に送
信し、移動局側で予め記憶しておいた基準局を設置して
いる座標位置と、基準局44からの測定結果から誤差を
演算するようにしてもよい。
【0061】また、上記各実施例においては、測点座標
位置データ、決定データ等については、交点座標位置演
算ステップ(図3ステップST3)において、そのつど
入力するようにしているが、最初にRAM27に記憶し
ておいて、順次読み出すようにしてもよい。また、これ
らのデータ入力に関しては、演算を行う前であればどの
段階でするようにしてもよい。
【0062】また、上記各実施例においては、座標位置
について、R2,R3以外については3次元座標で表す
ようにしたが、その一部または全部を極座標で表しても
よい。また、移動量および移動方向で指示するようにし
たが、絶対座標で指示するようにしてもよい。特に、G
PSを利用する場合には、効果がある。
【0063】なお、上記各実施例においては、光波距離
計33に送信機、演算装置35に送受信機、計測棒41
に受信機を設け、データを正確かつ容易に伝えるように
している。しかし、これに限られることなく、手振り、
音声等を用いて、計測棒作業者に指示するようにしても
よい。
【0064】また、光波距離計の水平方向の回転および
垂直方向の回転を制御する制御モータ等を設け、これら
の制御モータを制御する制御データを送信して、計測棒
41の設置位置の測定をするようにしてもよい。これに
より、光波距離計33を操作するオペレータが不要とな
る。
【0065】なお、上記各実施例においては、光波距離
計33に送信機、演算装置35に受信機を設けている。
したがって、光波距離計33と演算装置35とを有線
(RS232C等)で接続してデータ伝送を行った場合
と比べて、光波距離計33を計測棒41の方向にセット
する際、光波距離計33と演算装置35とをつなぐ線が
じゃましない(相互干渉動作がない)という効果も有す
る。
【0066】このように、本発明は、横断測量をするこ
となく、正確に所望の位置に目標点を設置することがで
きる。土木工事一般に適用することができ、さらに、地
表における土木工事だけでなく、海底に基礎工事を行う
ような土木工事にも、同様にして適用することができ
る。
【0067】なお、上記各実施例においては、演算装置
35を、CPU53を用いてソフトウェアによってこれ
を実現している。しかし、その一部もしくは全てを、ロ
ジック回路等のハードウェアによって実現してもよい。
【0068】
【発明の効果】請求項1の目標点設置方法においては、
仮目標点を現在の地形上に設置し、前記定義線上以外の
位置を基準座標として、前記仮目標点の少なくとも垂直
方向の座標位置を計測する。前記仮目標点における垂直
方向の座標位置を仮高さとして、当該仮高さにおける水
平面と前記定義線との交点座標位置を演算し、前記仮目
標点における水平方向の座標位置と、前記仮高さにおけ
る前記交点座標位置に基づいて、前記仮目標点における
水平方向の交点座標位置が、前記仮高さにおける水平方
向の座標位置に近づくよう移動させる。
【0069】前記仮目標点における水平方向の交点座標
位置を前記仮高さにおける水平方向の交点座標位置に近
づけるよう移動させると、前記仮目標点は現在の地形に
沿って前記垂直方向にも、前記仮高さにおける水平方向
の交点座標位置に近づく方向に移動する。
【0070】したがって、簡単かつ容易に目標点を設置
することができる目標点設置方法を提供することができ
る。
【0071】請求項2の座標位置演算方法においては、
前記仮目標点の少なくとも垂直方向の座標位置が、前記
定義線上以外の位置を基準座標として与えられると、前
記仮目標点における垂直方向の座標位置を仮高さとし
て、当該仮高さにおける水平面と前記定義線との交点座
標位置を演算する。前記仮目標点における水平方向の座
標位置と、前記仮高さにおける前記交点座標位置に基づ
いて、前記仮目標点における水平方向の交点座標位置
が、前記仮高さにおける水平方向の座標位置に近づくよ
う移動させるための補正移動量または移動座標位置を演
算する。得られた補正移動量または移動座標位置に仮目
標点を移動することにより、前記仮目標点は現在の地形
に沿って前記垂直方向にも、前記仮高さにおける水平方
向の交点座標位置に近づく方向に移動する。
【0072】したがって、簡単かつ容易に目標点を設置
することができる座標位置演算方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる目標点設置方法を道路工事に適
用した一実施例を説明する為の図である。
【図2】演算装置35のハードウェア構成を示す図であ
る。
【図3】本発明にかかる目標点設置方法の全体のフロー
チャートである。
【図4】交点座標位置演算にかかるフローチャートであ
る。
【図5】計測棒41の全体図である。
【図6】演算装置35のディスプレイ29に表示された
演算結果の一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例である目標点設置方法に係る
システム構成を示す図である。
【図8】第2の実施例であり、ななめに杭を打つ場合の
実施例である。
【図9】第3の実施例であり、橋げた等の床堀切出位置
の測量に本発明を適用した実施例である。
【図10】GPSを用いた実施例を示す。
【図11】従来の道路土木工事を説明する為の図であ
る。
【図12】図11のX−X断面図である。
【図13】目標点に丁張を設置する方法を説明する為の
図である。
【図14】各測点毎に、水平距離および計画高を求める
ことにより作成した道路48の平面図である。
【図15】測定誤差を説明する為の図である。
【符号の説明】
K・・・・・・・・・・仮目標点 59・・・・・・・・・現在の地形 Lk・・・・・・・・・定義線 Lm1〜Lm6・・・・定義線 Ln・・・・・・・・・定義線 SS・・・・・・・・・基準座標 Rx・・・・・・・・・交点座標位置 d・・・・・・・・・・移動量 θm・・・・・・・・・移動方向 R2・・・・・・・・・第1の座標位置 Q1・・・・・・・・・第1の座標位置 R3・・・・・・・・・第2の座標位置 Q2・・・・・・・・・第2の座標位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】土木工事において、第1の座標位置および
    第2の座標位置によって定義される定義線と現在の地形
    面との交点に目標点を設置する方法であって、 仮目標点を現在の地形上に設置し、 前記定義線上以外の位置を基準座標として、前記仮目標
    点の少なくとも垂直方向の座標位置を計測し、 前記仮目標点における垂直方向の座標位置を仮高さとし
    て、当該仮高さにおける水平面と前記定義線との交点座
    標位置を演算し、 前記仮目標点における水平方向の座標位置と、前記仮高
    さにおける前記交点座標位置に基づいて、前記仮目標点
    における水平方向の交点座標位置が、前記仮高さにおけ
    る水平方向の座標位置に近づくよう移動させること、 を特徴とする目標点設置方法。
  2. 【請求項2】土木工事において、第1の座標位置および
    第2の座標位置によって定義される定義線と現在の地形
    との交点に目標点を設置するための座標位置を演算する
    方法であって、 前記仮目標点の少なくとも垂直方向の座標位置が、前記
    定義線上以外の位置を基準座標として与えられると、 前記仮目標点における垂直方向の座標位置を仮高さとし
    て、当該仮高さにおける水平面と前記定義線との交点座
    標位置を演算し、 前記仮目標点における水平方向の座標位置と、前記仮高
    さにおける前記交点座標位置に基づいて、前記仮目標点
    における水平方向の交点座標位置が、前記仮高さにおけ
    る水平方向の座標位置に近づくよう移動させるための補
    正移動量または移動座標位置を演算すること、 を特徴とする座標位置演算方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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