JPH0728578U - ラケットのエンドキャップ - Google Patents

ラケットのエンドキャップ

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Publication number
JPH0728578U
JPH0728578U JP061233U JP6123393U JPH0728578U JP H0728578 U JPH0728578 U JP H0728578U JP 061233 U JP061233 U JP 061233U JP 6123393 U JP6123393 U JP 6123393U JP H0728578 U JPH0728578 U JP H0728578U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end cap
weight
groove
racket
grip
Prior art date
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Pending
Application number
JP061233U
Other languages
English (en)
Inventor
永三郎 伊良原
Original Assignee
株式会社エディ
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Publication date
Application filed by 株式会社エディ filed Critical 株式会社エディ
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Publication of JPH0728578U publication Critical patent/JPH0728578U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラケットのバランス調整をユーザーが手軽にで
き、しかも、錘を露出させず見栄えをよくすることを第
1の目的とする。また、ボールを打った時のエンドキャ
ップから掌に加わる衝撃を緩和することを第2の目的と
する 【構成】グリップエンドに被冠するエンドキャップ1の
底部1Bの外面に、ラケットのバランス調整用錘2を取
付けるための溝3を形成し、この溝3の形状を、溝3の
側面が底面に対して略垂直である断面コ字状で、且つ、
溝3の深さLが取り付ける錘2の厚さより深い形状とす
る。また、剛体の芯材に柔軟なラバーを被覆したエンド
キャップとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラケットのグリップエンドに被冠するエンドキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、一般に市販されているテニスラケット等は、同一のメーカーで作成さ れた同一の商品でも、重さや重心位置が微妙に異なるため、市販品の中から自分 に最適なラケットを選択することは難しい。 そこで、鉛等からなる錘をラケットに取付けて、自分の好みに合うようラケッ トのバランスを調整することが行われる。このような調整により、ラケットの先 端側に錘をつけて重くすればボールのスピードが早くなり、グリップ側に錘をつ ければラケット先端が軽くなりラケットを振り抜き易くなる等、ラケットの特性 を調整することが可能となり、市販のラケットに錘を付けることで、自分の好み に合うよう自由に調整することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のバランス調整用錘の取付け箇所としては、ラケットのフレー ム部分やグリップ内部等である。しかし、ラケットのフレーム部分では、ユーザ ーが手軽に取付けられるものの錘が露出し見栄えが悪かった。また、グリップ内 部では、錘は見えず見栄えはよいが、錘を取り付ける場合にはグリップ部分を分 解する必要があり、一般のユーザーが手軽に自分で行うことは難しく、専門の業 者に依頼しなければならない。
【0004】 また、ラケットのグリップエンドに取り付けられるエンドキャップは、通常、 剛性のある樹脂で形成されている。このため、エンドキャップに掌が当たる程長 く握ってプレーする人では、ボールを打った時にかなりの衝撃が掌に加わること があり、掌を痛める虞れがある。 本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、第1の目的は、錘が露出すること がなく、しかも、錘の取付けをユーザーが手軽にできるようにしたエンドキャッ プを提供する。また、第2の目的は、掌の当たりがソフトなエンドキャップを提 供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、第1の考案は、ラケットのグリップエンドに被冠する有底筒状のエ ンドキャップにおいて、キャップ底部の外面に、ラケットのバランス調整用錘を 取付けるための溝を形成し、該溝の形状を、溝の側面が底面に対して略垂直であ る断面コ字状で、且つ、溝の深さが取り付ける錘の厚さより深い形状とした。
【0006】 また、第2の考案は、ラケットのグリップエンドに被冠する有底筒状のエンド キャップにおいて、有底筒状に形成した剛体の芯材をラバーで被覆する構成とし た。
【0007】
【作用】
かかる構成の第1の考案のエンドキャップによれば、キャップ外面に錘を取付 ける溝があるので、接着材等を用いてユーザーが錘の取付けや取り外しを手軽に できる。そして、錘を複数枚取付けたり、厚い錘を取付けでも錘が溝からはみ出 さないように、溝の深さを充分に深しているので、錘を取付け後にシール等をエ ンドキャップ底部に貼っておけば錘が露出することがなく見栄えもよい。
【0008】 また、第2の考案のエンドキャップによれば、エンドキャップの掌に当たる部 分がラバーであるため、エンドキャップからの衝撃が掌に加わってもラバーの弾 力性によって衝撃が吸収され当たりがソフトとなって掌を痛める等の問題はなく なる。
【0009】
【実施例】
以下、第1の本考案に係るエンドキャップの一実施例を図1〜図4に基づいて 説明する。 図1は本実施例のエンドキャップの断面を示し、図1において、本実施例のエ ンドキャップ1は有底筒状の例えば8角形状をなし、側面部1Aは、内面側は円 筒形状であり、外面側は底部1B側に向かうにつれて肉厚が厚くなるようテーパ ー形状である。尚、エンドキャップの形状は8角形状に限るものではない。
【0010】 そして、エンドキャップ1の前記底部1Bの外側に露出する外面側には、バラ ンス調整用の鉛等からなる錘2を取付けるための溝3が形成されている。該溝3 は、図2に示すように円形をなし、且つ、図1に示すように、溝側面が溝底面に 対して略垂直である断面コ字状に形成されている。また、その深さLは、取付け た錘2が溝3から外側にはみ出ないよう錘2の厚さより充分に深く形成してある 。
【0011】 一方、錘2は、図3に示すように、例えば、溝3の外径と略同等か又は多少小 さめの円板状に形成して容易に溝3内に錘2を取付けられるようにする。そして 、重さの異なる、言い換えれば、厚さの異なる複数の種類の錘2を用意しておく ことにより、錘の重さの選択が自由にできるようにする。 このエンドキャップ1は、図4に示すように、ラケットのグリップ4のグリッ プエンドに被冠して取付けられる。そして、ラケットのバランスを、自分の好み に応じて調整する際には、エンドキャップ1の溝3内に、図3に示すような錘2 を接着材等で図1に示すように固着する。溝3は、図1のように断面コ字状にな っているので、円板状の錘2は容易に溝3内部に接着することができる。そして 、最も重い(厚い)錘2を溝3内に取付けた場合でも錘2が溝3の外側にはみ出 さないように、溝3の深さLを決めているので、錘2を取付けた後に、シール等 をエンドキャップ1の底部1Aに貼って溝3を覆えば、錘2が露出することなく 見栄えがよい。
【0012】 かかるエンドキャップによれば、適当な重さの錘2を選択することにより、ラ ケットのバランスを自分の好み合わせて調整することが可能となる。そして、グ リップを分解する等の作業が不要であり、ユーザーが、自由に且つ手軽に錘2の 取付け及び取り外しができ、極めて便利である。そして、錘2の交換を想定して どのような錘を選択しても溝3から錘2がはみ出さないよう、溝3の深さを設定 しており、錘2を取付けた後に、シール等をエンドキャップ1の底部1Aに貼り 付ければ、錘2が露出することなく外観的に見栄えをよくできる。
【0013】 尚、本実施例では、エンドキャップに溝を設けてバランス調整用の錘を取付け るようにしたが、重さの異なる複数のエンドキャップを用意してエンドキャップ 自体を交換することより、ラケットのバランス調整を行うようにしてもよいが、 この場合には、エンドキャップの取付け及び取り外し作業をしなければならない 。また、本実施例では、テニスラケットについて述べたが、バトミントンのラケ ット等、グリップエンドにエンドキャップを被せる構造のラケットであれば、ど のようなものにも適用できることは言うまでもない。
【0014】 次に第2の考案のエンドキャップの実施例を図5及び図6に示し説明する。 図5において、グリップ4のグリップエンドに被冠する本実施例のエンドキャ ップ10は、図6に示す剛体、例えば合成樹脂からなる芯材11に弾力性のある ラバー12を被覆して形成されている。 前記芯材11は、有底円筒状の8角形状に形成されて、内周囲には、周方向に 略等間隔に縦長の溝部11aが設けられ、また、底部内部にも前記溝部11aと 繋がる環状の溝部11bが設けられている。更に、前記環状の溝部11bには、 内部と外部とを連通する貫通孔11cが周方向に間隔を設けて多数形成されてい る。尚、芯材11の形状は8角形状に限るものではない。
【0015】 このような形状の芯材11に、図5に示すようにラバー12を被覆する。する と、前記溝部11a,11b及び貫通孔11cにラバーが充填されてラバー12 と芯材11との結合が強固にできる。 かかるエンドキャップ10をグリップエンドに被冠すれば、エンドキャップ1 0部分に掌が当たるように握ってプレーをした場合、掌とエンドキャップ10と の当たりがソフトになり、ボールを打った時にエンドキャップ10からの衝撃が 掌に加わったとしても、ラバーの弾力性によって吸収され掌が痛くなるようなこ とがなくなる。
【0016】 尚、エンドキャップ10の底部の芯材11が露出するラバーとの段付部分に、 錘を取り付けてバランスを調整することもできる。また、芯材の溝等は必ずしも 設ける必要はなく、芯材の構造は本実施例に限定するものではなく、ラバーを被 覆した時にエンドキャップの形状が得られるようなものであればよい。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、第1の本考案のエンドキャップによれば、エンドキャッ プの底部に溝を設け、この溝にバランス調整用の錘を取付けるよう構成したので 、ラケットを使用できる状態で、ユーザー自身がラケットのバランス調整を自由 且つ手軽にすることが可能となる。また、溝形状を断面コ字状としたので、錘の 取付け及び取り外しが極めて容易にできる。更には、錘の交換により錘の厚さが 異なっても錘が溝から外にはみ出さないよう、溝の深さを充分深く設定してある ので、錘の取付け後、エンドキャップ底部にシール等を貼れば、錘の露出を防ぐ ことができ外観的な見栄えもよくできる。
【0018】 また、第2の考案のエンドキャップによれば、掌の当たる部分が弾力のあるラ バーであるため、掌とエンドキャップとの当たりがソフトとなり、ボールを打っ た時にエンドキャップからの衝撃が掌に加わっても、掌を痛める心配がなくなる という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の考案に係るエンドキャップの一実施例を
示す断面図
【図2】同上実施例のエンドキャップを底部側から見た
正面図
【図3】同上実施例における錘の斜視図
【図4】同上実施例のエンドキャップをグリップに取付
けた状態を示す斜視図
【図5】第2の考案に係るエンドキャップの一実施例を
示す断面図
【図6】同上実施例の芯材の断面図
【符号の説明】
1 エンドキッャプ 1B 底部 2 錘 3 溝 L 溝深さ 10 エンドキャップ 11 芯材 12 ラバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラケットのグリップエンドに被冠する有底
    筒状のエンドキャップにおいて、キャップ底部の外面
    に、ラケットのバランス調整用錘を取付けるための溝を
    形成し、該溝の形状を、溝の側面が底面に対して略垂直
    である断面コ字状で、且つ、溝の深さが取り付ける錘の
    厚さより深い形状とすることを特徴とするラケットのエ
    ンドキャップ。
  2. 【請求項2】ラケットのグリップエンドに被冠する有底
    筒状のエンドキャップにおいて、有底筒状に形成した剛
    体の芯材をラバーで被覆する構成としたことを特徴とす
    るラケットのエンドキャップ。
JP061233U 1993-11-15 1993-11-15 ラケットのエンドキャップ Pending JPH0728578U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP061233U JPH0728578U (ja) 1993-11-15 1993-11-15 ラケットのエンドキャップ

Applications Claiming Priority (1)

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JP061233U JPH0728578U (ja) 1993-11-15 1993-11-15 ラケットのエンドキャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728578U true JPH0728578U (ja) 1995-05-30

Family

ID=13165308

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JP061233U Pending JPH0728578U (ja) 1993-11-15 1993-11-15 ラケットのエンドキャップ

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JP (1) JPH0728578U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8864603B2 (en) 2008-08-04 2014-10-21 Sri Sports Limited Golf club head

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8864603B2 (en) 2008-08-04 2014-10-21 Sri Sports Limited Golf club head

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