JPH07284755A - 上水道における水質監視装置 - Google Patents
上水道における水質監視装置Info
- Publication number
- JPH07284755A JPH07284755A JP7624194A JP7624194A JPH07284755A JP H07284755 A JPH07284755 A JP H07284755A JP 7624194 A JP7624194 A JP 7624194A JP 7624194 A JP7624194 A JP 7624194A JP H07284755 A JPH07284755 A JP H07284755A
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- JP
- Japan
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- water quality
- water
- valve
- flow meter
- bypass passage
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水質センサの測定精度の低下を防止できる水
質監視装置を提供することを目的とする。 【構成】 試料水供給口１から水質センサ５ａ〜５ｃへ
流量計４を介して試料水を供給する水質監視装置Ａにお
いて、流量計４と並列に開閉弁８が直列接続されたバイ
パス通路９を設け、開閉弁８を制御部１０が、常時は閉
塞状態とし、規定時間ごとに所定時間だけ開放する。し
たがって、定期的にバイパス通路９を試料水が流れて流
量が増加し、清掃される。
質監視装置を提供することを目的とする。 【構成】 試料水供給口１から水質センサ５ａ〜５ｃへ
流量計４を介して試料水を供給する水質監視装置Ａにお
いて、流量計４と並列に開閉弁８が直列接続されたバイ
パス通路９を設け、開閉弁８を制御部１０が、常時は閉
塞状態とし、規定時間ごとに所定時間だけ開放する。し
たがって、定期的にバイパス通路９を試料水が流れて流
量が増加し、清掃される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は上水道における水質監視
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上水道の水質監視には、図２に示すよう
な水質監視装置Ａが使用されている。上水道に接続され
た試料水供給口１は、入口弁２と減圧弁３を介して流量
計４の入口に接続され、流量計４の出口は第１，第２，
第３の水質センサ５ａ，５ｂ，５ｃと出口弁６を介して
排水口７に接続されている。
な水質監視装置Ａが使用されている。上水道に接続され
た試料水供給口１は、入口弁２と減圧弁３を介して流量
計４の入口に接続され、流量計４の出口は第１，第２，
第３の水質センサ５ａ，５ｂ，５ｃと出口弁６を介して
排水口７に接続されている。
【０００３】水質監視装置Ａで分析された試料水は排水
口７から排水されるので、少ない使用水量が望ましく、
適当な使用水量になるように流量計４の調整器〔絞り弁
など〕を調節されている。
口７から排水されるので、少ない使用水量が望ましく、
適当な使用水量になるように流量計４の調整器〔絞り弁
など〕を調節されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように流量計４の
調整器で流量を制限しているため、水質監視装置Ａの管
路や第１〜第３の水質センサ５ａ〜５ｃを流れる水の流
速が遅く、管路や第１〜第３の水質センサ５ａ〜５ｃに
汚れや気泡が付着し易いのが現状である。汚れや気泡が
付着すると、流量の低下が発生して分析の測定精度が低
下する問題がある。
調整器で流量を制限しているため、水質監視装置Ａの管
路や第１〜第３の水質センサ５ａ〜５ｃを流れる水の流
速が遅く、管路や第１〜第３の水質センサ５ａ〜５ｃに
汚れや気泡が付着し易いのが現状である。汚れや気泡が
付着すると、流量の低下が発生して分析の測定精度が低
下する問題がある。
【０００５】本発明は長期間にわたって安定した分析を
実現できる水質監視装置を提供することを目的とする。
実現できる水質監視装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の水質監視装置
は、試料水供給口から水質センサへ流量計を介して試料
水を供給する水質監視装置において、前記の流量計と並
列に開閉弁が直列接続されたバイパス通路を設けたこと
を特徴とする。
は、試料水供給口から水質センサへ流量計を介して試料
水を供給する水質監視装置において、前記の流量計と並
列に開閉弁が直列接続されたバイパス通路を設けたこと
を特徴とする。
【０００７】
【作用】この構成によると、バイパス通路に直列に接続
された開閉弁を常時は閉塞状態とすると、試料水は流量
計を介して設定流量に絞られて流れる。前記の開閉弁を
開放すると、試料水はバイパス通路を介して流れて、常
時よりも多くの水量が流れて、管路や水質センサに付着
した汚れや気泡を除去できる。
された開閉弁を常時は閉塞状態とすると、試料水は流量
計を介して設定流量に絞られて流れる。前記の開閉弁を
開放すると、試料水はバイパス通路を介して流れて、常
時よりも多くの水量が流れて、管路や水質センサに付着
した汚れや気泡を除去できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の水質監視装置を図１に示す一
実施例に基づいて説明する。なお、従来例を示す図２と
同様の作用をなすものには同一の符号を付けて説明す
る。
実施例に基づいて説明する。なお、従来例を示す図２と
同様の作用をなすものには同一の符号を付けて説明す
る。
【０００９】図１は本発明の水質監視装置を示す。上水
道に接続された試料水供給口１は、入口弁２と減圧弁３
を介して流量計４の入口に接続され、流量計４の出口は
第１，第２，第３の水質センサ５ａ，５ｂ，５ｃを介し
て排水口７に接続されている。流量計４の入口と出口の
間には、開閉弁としての電動弁８が直列に介装されたバ
イパス通路９が接続されている。電動弁８は常時は閉じ
られている。１０は電動弁８を制御する制御部で、タイ
マー〔図示せず〕を備えており、常時は電動弁８を閉塞
状態とし、前記タイマーの計時に基づいて第１の規定時
間の経過を検出するたびに電動弁８を第２の規定時間だ
け自動的に閉塞状態から開放状態とし、第２の規定時間
の経過を検出すると開放状態から閉塞状態に復帰させる
ように構成されている。
道に接続された試料水供給口１は、入口弁２と減圧弁３
を介して流量計４の入口に接続され、流量計４の出口は
第１，第２，第３の水質センサ５ａ，５ｂ，５ｃを介し
て排水口７に接続されている。流量計４の入口と出口の
間には、開閉弁としての電動弁８が直列に介装されたバ
イパス通路９が接続されている。電動弁８は常時は閉じ
られている。１０は電動弁８を制御する制御部で、タイ
マー〔図示せず〕を備えており、常時は電動弁８を閉塞
状態とし、前記タイマーの計時に基づいて第１の規定時
間の経過を検出するたびに電動弁８を第２の規定時間だ
け自動的に閉塞状態から開放状態とし、第２の規定時間
の経過を検出すると開放状態から閉塞状態に復帰させる
ように構成されている。
【００１０】このように構成したため、流量計４の絞り
弁で第１〜第３の水質センサ５ａ〜５ｃに流れる試料水
の流量を制限して分析する。制御部１０が第１の規定時
間の経過を検出するたびに定期的に電動弁８を第２の規
定時間だけ開放されると、バイパス通路９を介して試料
水が流れて、水質監視装置の管路や第１〜第３の水質セ
ンサ５ａ〜５ｃに流れる流量が増加し、管路や第１〜第
３の水質センサ５ａ〜５ｃに付着した汚れや気泡が取り
除かれる。したがって、定期的に無人で清掃を行うこと
ができ、長期間の運転によっても第１〜第３の水質セン
サ５ａ〜５ｃの感度低下がなく、長期間にわたって安定
した測定感度を得ることができる。
弁で第１〜第３の水質センサ５ａ〜５ｃに流れる試料水
の流量を制限して分析する。制御部１０が第１の規定時
間の経過を検出するたびに定期的に電動弁８を第２の規
定時間だけ開放されると、バイパス通路９を介して試料
水が流れて、水質監視装置の管路や第１〜第３の水質セ
ンサ５ａ〜５ｃに流れる流量が増加し、管路や第１〜第
３の水質センサ５ａ〜５ｃに付着した汚れや気泡が取り
除かれる。したがって、定期的に無人で清掃を行うこと
ができ、長期間の運転によっても第１〜第３の水質セン
サ５ａ〜５ｃの感度低下がなく、長期間にわたって安定
した測定感度を得ることができる。
【００１１】上記の実施例では、制御部１０を設けて自
動的に電動弁８を定期的に開閉したが、制御部１０を設
けずに、バイパス通路９に直列に介装された開閉弁を定
期的に人手で開閉するように構成することによって、第
１〜第３の水質センサ５ａ〜５ｃの感度低下を防止する
ことができる。
動的に電動弁８を定期的に開閉したが、制御部１０を設
けずに、バイパス通路９に直列に介装された開閉弁を定
期的に人手で開閉するように構成することによって、第
１〜第３の水質センサ５ａ〜５ｃの感度低下を防止する
ことができる。
【００１２】
【発明の効果】請求項１の構成によると、試料水供給口
から水質センサへ流量計を介して試料水を供給する水質
監視装置において、前記の流量計と並列に開閉弁が直列
接続されたバイパス通路を設けたため、前記開閉弁を定
期的に人手で開閉することによって前記の水質センサの
感度低下を防止することができ、長期間にわたって安定
した測定精度を維持できる。
から水質センサへ流量計を介して試料水を供給する水質
監視装置において、前記の流量計と並列に開閉弁が直列
接続されたバイパス通路を設けたため、前記開閉弁を定
期的に人手で開閉することによって前記の水質センサの
感度低下を防止することができ、長期間にわたって安定
した測定精度を維持できる。
【００１３】請求項２の構成によると、試料水供給口か
ら水質センサへ流量計を介して試料水を供給する水質監
視装置において、前記の流量計と並列に開閉弁が直列接
続されたバイパス通路を設け、前記開閉弁を常時は閉塞
状態とし、規定時間ごとに前記開閉弁を所定時間だけ開
放する制御部を設けたため、無人であっても定期的に前
記開閉弁を無人で開閉して、前記の水質センサの感度低
下を防止することができ、長期間にわたって無人で安定
した測定精度を維持できるものである。
ら水質センサへ流量計を介して試料水を供給する水質監
視装置において、前記の流量計と並列に開閉弁が直列接
続されたバイパス通路を設け、前記開閉弁を常時は閉塞
状態とし、規定時間ごとに前記開閉弁を所定時間だけ開
放する制御部を設けたため、無人であっても定期的に前
記開閉弁を無人で開閉して、前記の水質センサの感度低
下を防止することができ、長期間にわたって無人で安定
した測定精度を維持できるものである。
【図１】本発明の水質監視装置の一実施例の構成図であ
る。
る。
【図２】従来の水質監視装置の構成図である。
４ 流量計 ５ａ，５ｂ，５ｃ 第１，第２，第３の水質センサ ８ 電動弁〔開閉弁〕 ９ バイパス通路 １０ 制御部
Claims (2)
- 【請求項１】 試料水供給口から水質センサへ流量計を
介して試料水を供給する水質監視装置において、前記の
流量計と並列に開閉弁が直列接続されたバイパス通路を
設けた上水道における水質監視装置。 - 【請求項２】 試料水供給口から水質センサへ流量計を
介して試料水を供給する水質監視装置において、前記の
流量計と並列に開閉弁が直列接続されたバイパス通路を
設け、前記開閉弁を常時は閉塞状態とし、規定時間ごと
に前記開閉弁を所定時間だけ開放する制御部を設けた上
水道における水質監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7624194A JPH07284755A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 上水道における水質監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7624194A JPH07284755A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 上水道における水質監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07284755A true JPH07284755A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13599689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7624194A Pending JPH07284755A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 上水道における水質監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07284755A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007086041A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Shimadzu Corp | 水質分析計 |
| WO2010113861A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 栗田工業株式会社 | 超純水製造設備及び超純水のモニタリング方法 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP7624194A patent/JPH07284755A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007086041A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Shimadzu Corp | 水質分析計 |
| WO2010113861A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 栗田工業株式会社 | 超純水製造設備及び超純水のモニタリング方法 |
| US8783095B2 (en) | 2009-03-31 | 2014-07-22 | Kurita Water Industries, Ltd. | Ultrapure water production facility and method of monitoring ultrapure water |
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