JPH07284330A - 茸の家庭栽培装置 - Google Patents

茸の家庭栽培装置

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Publication number
JPH07284330A
JPH07284330A JP6104633A JP10463394A JPH07284330A JP H07284330 A JPH07284330 A JP H07284330A JP 6104633 A JP6104633 A JP 6104633A JP 10463394 A JP10463394 A JP 10463394A JP H07284330 A JPH07284330 A JP H07284330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mushroom
mushrooms
lid
bed
saucer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6104633A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Okuno
晴久 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RINKA BUSSAN KK
Original Assignee
RINKA BUSSAN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by RINKA BUSSAN KK filed Critical RINKA BUSSAN KK
Priority to JP6104633A priority Critical patent/JPH07284330A/ja
Publication of JPH07284330A publication Critical patent/JPH07284330A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般家庭の屋内で簡単に且清潔に茸を栽培す
ることができる茸の家庭栽培装置を提供する。 【構成】 茸の菌を混合、塗布、又は染み込ませた菌床
14と、この菌床14を載置する凹部12を有した受け
皿10と、この受け皿10を上方から菌床14とともに
覆う透明なドーム状の蓋16とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般の家庭て茸を簡
単に栽培することができる茸の家庭栽培装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、茸の栽培は、例えば椎茸を
例にとると、櫟の木の丸太等に椎茸の菌を埋め込み、こ
れを屋外に置いて菌糸を成長させ、椎茸を成長させ採集
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、茸の媒地となる木の設置スペース上、屋外で栽培す
るのが一般的であり、屋内での栽培はできないものであ
った。また、屋内、屋外を問わず、茸の発育に適した環
境である、一定の湿度及び気温を家庭で簡単に維持する
ことは難しいものであった。
【0004】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、一般家庭の屋内で簡単に且清
潔に茸を栽培することができる茸の家庭栽培装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、茸の菌を混
合、塗布、又は染み込ませた菌床と、この菌床を載置す
る凹部を有した受け皿と、この受け皿を上方から菌床と
ともに覆う透明なドーム状の蓋とから成る茸の家庭栽培
装置である。
【0006】また、この発明は、上記受け皿と蓋との接
触部に所定の大きさの通気部を形成したものである。ま
た、上記菌床は、おがくずを固めたものであり、育てよ
うとする茸の菌を染み込ませて成るものでもある。
【0007】
【作用】この発明の茸の家庭栽培装置は、茸の媒地とな
る菌床が、受け皿と蓋によって覆われ、内部の乾燥を防
止すると共に、受け皿に形成された凹部には茸の成長の
ための水をためられ、この水が気化して、蓋内部の空間
部に滞りほぼ一定の高湿度に維持することができるもの
である。さらに、上記蓋は、その内部の熱が逃げるのを
防止し、茸に必要な一定の温度条件を与える機能も有す
る。また、この蓋を、アクリル等の透明な材質で形成す
ることにより、茸の生育過程を観賞することもできる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。この実施例の茸の家庭栽培装置は、図1に示す
ように、プラスチック等からなる受け皿10の表側に一
対の凹部12が形成され、この凹部12に各々菌床14
が載置される。この菌床14は、広葉樹のおがくず等を
押し固めて、その中に茸の菌を混合したものである。受
け皿10には、その凹部12を覆うようにアクリル等の
合成樹脂からなる透明なドーム状の蓋16が被せられて
いる。
【0009】凹部12の底面には、図4に示すように、
一定のピッチの線状の凹凸部15が形成され、この凹凸
部15の凸部上に菌床14が置かれるものである。ま
た、凹部12の外周縁部の受け皿10の表面には、図2
及び図4に示すように、突条部17が、凹部12を囲ん
で形成されており、蓋16がこの突条部17に嵌合し
て、位置決めされている。この突条部17の互いに対向
する2箇所には、突条部17を一部切り欠いた通気部1
8が形成され、蓋16の下端部と受け皿10の表面との
間に、空気が流通可能な開口を形成している。
【0010】次に、この実施例の茸の家庭栽培装置の使
用方法を説明する。先ず、受け皿10の凹部12に、凹
凸部15がかくれる程度に水を入れる。次に、菌床14
の表面にコップ等で直接水を掛ける。この後、菌床14
を凹部12の凹凸部15の上にのせる。そして、蓋16
を突状部17に合わせて被せる。
【0011】この状態で、例えば、なめ茸やあわび茸の
場合、約15℃前後の温度で、直射日光に当たらないよ
うにして室内に置く。これにより、蓋16内では、茸の
発育に充分な湿度になり、これを維持するために時々水
をやればよい。
【0012】そして、10日前後で、茸20の芽20a
が出て、所望の大きさになったら根株より少し上をはさ
みで切り取る。尚、茸20の採集後の菌床14に水を与
え続けるとで、連続した栽培が可能である。そして、こ
の菌床14は、使用後、生ゴミとして廃棄できる他、畑
の肥料としても適したものである。
【0013】
【発明の効果】この発明の茸の家庭栽培装置によれば、
栽培場所を選ばず室内でも、一定の環境状態に維持して
簡単に栽培することができる。また、菌床を覆った蓋を
透明にすることにより、茸の成長過程を室内で観賞する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の茸の家庭栽培装置の一実施例の斜視
図である。
【図2】この実施例の茸の家庭栽培装置を示す側面図で
ある。
【図3】この実施例の茸の家庭栽培装置を示す平面面図
である。
【図4】この実施例の茸の家庭栽培装置を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
10 受け皿 12 凹部 14 菌床 16 蓋 18 通気部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茸の菌を有した菌床と、この菌床を載置
    する凹部を有した受け皿と、この受け皿を上方から菌床
    とともに覆う透明なドーム状の蓋とから成る茸の家庭栽
    培装置。
  2. 【請求項2】 上記受け皿と蓋との接触部に所定の大き
    さの通気部を形成した請求項1記載の茸の家庭栽培装
    置。
  3. 【請求項3】 上記菌床は、おがくずを固めたものであ
    り、育てようとする茸の菌を染み込ませて成るものであ
    る請求項1又は2記載の茸の家庭栽培装置。
JP6104633A 1994-04-19 1994-04-19 茸の家庭栽培装置 Pending JPH07284330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6104633A JPH07284330A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 茸の家庭栽培装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6104633A JPH07284330A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 茸の家庭栽培装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07284330A true JPH07284330A (ja) 1995-10-31

Family

ID=14385856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6104633A Pending JPH07284330A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 茸の家庭栽培装置

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JP (1) JPH07284330A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040039702A (ko) * 2002-11-04 2004-05-12 이종삼 이동 가능한 상황버섯 관상세트 및 그 재배방법
KR101112728B1 (ko) * 2009-05-28 2012-02-24 황경자 가정용 버섯 생육기

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040039702A (ko) * 2002-11-04 2004-05-12 이종삼 이동 가능한 상황버섯 관상세트 및 그 재배방법
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