JPH07283994A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH07283994A
JPH07283994A JP6073291A JP7329194A JPH07283994A JP H07283994 A JPH07283994 A JP H07283994A JP 6073291 A JP6073291 A JP 6073291A JP 7329194 A JP7329194 A JP 7329194A JP H07283994 A JPH07283994 A JP H07283994A
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JP
Japan
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image pickup
screen
gate
area
gate means
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6073291A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Suda
浩史 須田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH07283994A publication Critical patent/JPH07283994A/ja
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 焦点検出領域及び/または測光領域域を移動
可能な撮影モードと、焦点検出領域及び/または測光領
域域を固定した撮影モードそれぞれの特長を兼ね備えた
撮像装置を提供することにある。 【構成】 画面内において焦点検出領域及び/または測
光領域を移動可能に設定する撮影モードと、画面中央に
焦点検出領域及び/または測光領域を固定した撮影モー
ドとを選択可能とし、前者の撮影モードにおいては焦点
検出領域及び/または測光領域を小さくし、後者の撮影
モードにおいては焦点検出領域及び/または測光領域を
前者の撮影モードよりも大きく設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面内における撮像す
る画面内で点や面を指定する時、指定された場所を表示
する手段を有する撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオ一体型カメラをはじめとする民生
用撮像機器の分野では、より簡単により高品位な画像を
得る為、様々な工夫が為されてきている。近年では標準
的に装備されているオートフォーカス(AF)や自動露
出調節(AE)は、焦点や露出を撮影の度に調節すると
いう煩わしさを排除する為のものであって、簡単に良い
画像を得るという目的を果たす機能の端的な例であると
言える。
【0003】ところでAFやAEは、カメラ等の撮像機
器が云わば「勝手に」撮影状況を判断し、その状況に適
するであろう状態にレンズ位置や絞りを調節する機構で
あるから、撮影者の撮影意図が映像に反映されない場合
も発生する。
【0004】例えば、遠くの被写体と近くの被写体が撮
像画面内に共存している場合、撮像画面全体の情報でA
F動作を実行すると、上記複数の被写体の内の何れかに
は合焦するであろうが、撮像機器にはそれが果たしてピ
ントを合わせたい主被写体であるかどうかの判断がつか
ない。
【0005】また同様に明るい空を背景として主被写体
を撮影する場合、画面全体の情報でAE動作を実行する
と、空の明るさに合わせて絞りを調節するので、主被写
体が黒くつぶれてしまう結果になる。
【0006】このような状況を出来るだけ回避する為、
撮像画面の中央にある被写体について重点的に測距及び
測光し、その結果をもとにAF及びAEを実行する手法
をとるのが一般的である。これは撮影者が撮影すると
き、主被写体を画面中央に据える場合が多いことを根拠
としている。そしてこの手法は、主被写体を画面中央以
外の場所に置いた場合、ピントや露出を主被写体に対し
て適切に調節できない場合があるという欠点を有してい
る。
【0007】これに対して本出願人は、主被写体が撮像
画面内のどこにあってもそれに最適なピントや露出が得
られる様、特願平4−154165で、フアインダを見
ている撮影者が、視線で主被写体を選択することが出来
る撮影装置を提案した。この撮影装置によれば、測距あ
るいは測光領域の画面内における設定位置を任意に可変
することができるので、画面内において主被写体の位置
を自由に変更することが出来る。
【0008】
【発明が解決しようとしている問題点】したがつて、上
記2つの方式を兼ね備えれば、多くの撮影状態に対して
良好な撮影を行えることが予想されるが、測距・測光領
域を画面中央に固定する中央固定方式と、測距・測光領
域を視線検出によつて移動させる視線位置検出方式等の
領域移動型の方式とでは、画面内において最適となる測
距・測光領域設定が異なるため、その領域の大きさを決
定するのが困難となる問題があつた。
【0009】すなわち中央固定方式は、被写体を画面中
央以外の場所に置いた場合、ピントや露出を主被写体に
対して適切に調節できない欠点が発生するので、これを
軽減するために測距・測光領域を画面内において大きめ
に設定する必要がある。
【0010】一方、視線位置検出方式等の領域移動型の
方式では、測距・測光領域が大きいと、画面内における
被写体に対して細部にわたつて測距・測光領域を設定す
ることができなくなり、任意の位置に測距・測光領域を
設定可能とする意味がなくなつてしまう。したがつて視
線検出方式では、主被写体が撮像画面内のどこにあって
も、またその大小にかかわらず適確にその被写体に最適
なピントや露出が得られる様、測距・測光領域を画面内
において小さめに設定する必要がある。
【0011】このため中央固定方式における測距・測光
方式と視線位置検出方式における測距・測光方式を両方
備え、あらゆる撮影方法に対応することができるように
した装置を実現することが困難であつた。
【0012】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解決し、上述のような測距・測光領域を移動可能となす
ようなフアインダを見る撮影方法と、必ずしもフアイン
ダを見ない撮影方法とを両方とも実行可能で、これらの
撮影方法の長所を兼ね備えた撮像装置を提供することに
ある。
【0013】また本発明の目的は、上記の問題点を解決
し、フアイダを見る撮影方法と、フアインダを見ない撮
影方法に応じて、前者の中央固定方式と後者の視線検出
方式を、それぞれその長所を生かした状態で動作可能と
した撮像装置を提供することにある。
【0014】
【問題点を解決するための手段および作用】上述の問題
点を解決するために、本願の請求項1に記載の発明によ
れば、撮像手段より出力された撮像信号をモニタ画面に
表示する表示手段と、前記モニタ画面内における所定の
領域を指示する指示手段と、前記指示手段によつて指示
された前記モニタ画面内における所定の領域に相当する
前記撮像信号を検出する第1のゲート手段と、前記指示
手段の出力に関係なく前記モニタ画面内における所定の
領域に相当する撮像信号を検出する第2のゲート手段
と、前記第1のゲート手段と前記第2のゲート手段を選
択する選択手段と、前記選択手段に基づいて選択された
前記第1または第2のゲート手段出力に基づいて前記撮
像手段の露光量制御及び/または焦点制御を行う制御手
段とを備えることにより、撮影方法に合わせて前記第
1,第2のゲート手段を適宜切り換えることにより、最
適な測距・測光方式を選択でき、ピントや露出を主被写
体に対して適切に調節できるようにしたものである。
【0015】また本願の請求項2に記載の発明によれ
ば、前記第1のゲート手段によつて設定される領域は、
前記第2のゲート手段によつて設定される領域よりも小
さくなるように設定したので、前記指示手段によつて前
記第1のゲート手段を制御して前記領域を移動する際、
高精度に設定を行うことができるものである。
【0016】また本願の請求項3に記載の発明によれ
ば、前記第1のゲート手段によつて設定される領域は小
さくして前記指示手段によつて高精度に設定を行うこと
ができるようにし、前記第2のゲート手段による領域は
画面の中央に固定するとともに大きくすることにより装
置から離れても撮影を続行できるとともに安定性を高め
るよことができる。
【0017】また本願の請求項4に記載の発明によれ
ば、前記指示手段を視線検出手段によつて構成したの
で、操作者はモニタ画面を見ながら、画面内の任意の位
置に前記領域を設定することができ、操作を複雑化せず
に、操作者の意志を反映することができる。
【0018】また本願の請求項5に記載の発明によれ
ば、前記指示手段をマウス、ジヨイステイツク等の外部
入力装置によつて構成したので、より安定に且つ操作者
の意志を反映した領域設定を行うことができる。
【0019】また本願の請求項6に記載の発明によれ
ば、前記モニタ画面をビユーフアインダとしたので、撮
影を行いながら、移動する被写体の任意の位置に測距・
測光領域を設定することができる。
【0020】また本願の請求項7に記載の発明によれ
ば、撮像手段より出力された撮像信号をフアインダ画面
に表示する表示手段と、操作者の前記撮影者が見る前記
フアインダ画面上の注視点を検出する検出手段と、前記
撮像信号中より、前記検出手段によつて検出された前記
フアインダ画面内の注視点における所定の検出領域内に
相当する前記撮像信号を取り出す第1のゲート手段と、
前記撮像信号からフアインダ画面内において、前記第1
のゲート手段によつて設定された前記検出領域とは異な
る所定の検出領域内に相当する前記撮像信号をを取り出
す第2のゲート手段と、前記第1のゲート手段と前記第
2のゲート手段を選択する選択手段と、前記選択手段に
基づいて選択された前記第1または第2のゲート手段に
よつて検出された前記撮像信号に基づいて前記撮像手段
の露光量制御及び/または焦点制御を行う制御手段とを
備えたので、フアインダを見ながら、撮影方法に合わせ
て前記第1,第2のゲート手段を適宜切り換えることに
より、最適な測距・測光方式を選択でき、ピントや露出
を主被写体に対して適切に調節できるようにしたもので
ある。
【0021】また本願の請求項8に記載の発明によれ
ば、前記第1のゲート手段によつて設定される領域は、
前記第2のゲート手段によつて設定される領域よりも小
さくなるように設定したので、前記視線検出によつて前
記第1のゲート手段を制御して前記領域を移動する際、
高精度に設定を行うことができるものである。
【0022】また本願の請求項9に記載の発明によれ
ば、前記第1のゲート手段によつて設定される領域は小
さくして視線検出によつて高精度な設定を行うことがで
きるようにし、前記第2のゲート手段による領域は画面
の中央に固定するとともに大きくすることにより装置か
ら離れても撮影を続行できるとともに安定性を高めるよ
ことができる。
【0023】また本願の請求項10に記載の発明によれ
ば、撮像手段より出力された撮像信号をフアインダ画面
に表示する表示手段と、撮影者の前記フアインダ画面上
における注視点を検出する検出手段と、前記検出手段に
よつて検出された注視点に設定された焦点検出領域内に
相当する前記撮像信号を取り出す第1のゲート手段と、
前記フアインダ画面内における所定の位置に設定された
固定の焦点検出領域内に相当する前記撮像信号を取り出
す第2のゲート手段と、前記第1のゲート手段と前記第
2のゲート手段を選択する選択手段と、前記選択手段に
よつて選択された前記第1のゲート手段あるいは前記第
2のゲート手段によつて取り出された前記撮像信号中の
所定の周波数成分に基づいて焦点状態を検出する焦点検
出手段と、前記焦点検出手段の出力に基づいて焦点状態
を調節する焦点調節手段とを備えたので、フアインダを
見ながら、撮影方法に合わせて前記第1,第2のゲート
手段を適宜切り換えることにより、最適な測距方式を選
択でき、ピントを主被写体に対して適切に調節できるよ
うにしたものである。
【0024】また本願の請求項11に記載の発明によれ
ば、前記第1のゲート手段によつて設定される領域は、
前記第2のゲート手段によつて設定される領域よりも小
さくなるように設定したので、前記視線検出によつて前
記第1のゲート手段を制御して前記領域を移動する際、
高精度に設定を行うことができるものである。
【0025】また本願の請求項12に記載の発明によれ
ば、前記焦点検出手段は前記撮像信号中より前記所定の
高周波成分を抽出するバンドパスフイルタを含み、前記
焦点調節手段は前記焦点検出手段の出力に基づいてフオ
ーカスレンズを駆動するように構成されているので、映
像信号を取り扱う撮像装置に有効である。
【0026】また本願の請求項13に記載の発明によれ
ば、撮像手段より出力された撮像信号をフアインダ画面
に表示する表示手段と、撮影者の前記フアインダ画面上
における注視点を検出する検出手段と、前記検出手段に
よつて検出された注視点に設定された測光領域内に相当
する前記撮像信号を取り出す第1のゲート手段と、前記
フアインダ画面内における所定の位置に設定された測光
領域に相当する前記撮像信号を取り出す第2のゲート手
段と、前記第1のゲート手段と前記第2のゲート手段を
選択する選択手段と、前記選択手段によつて選択された
前記第1のゲート手段あるいは前記第2のゲート手段に
よつて取り出された前記撮像信号のレベルに基づいて露
光状態を検出する測光手段と、前記測光手段の出力に基
づいて露出状態を制御する露出制御手段とを備えたの
で、撮影方法に合わせて前記第1,第2のゲート手段を
適宜切り換えることにより、最適な測光方式を選択で
き、露出を主被写体に対して適切に調節できるようにし
たものである。ことを特徴とする撮像装置。
【0027】また本願の請求項14に記載の発明によれ
ば、前記第1のゲート手段によつて設定される領域を、
前記第2のゲート手段によつて設定される領域よりも小
さくなるように設定したので、視線検出によつて測光領
域を移動する際、高精度に設定を行うことができるもの
である。
【0028】また本願の請求項15に記載の発明によれ
ば、前記第1のゲート手段によつて設定される領域は小
さくして前記指示手段によつて高精度に設定を行うこと
ができるようにし、前記第2のゲート手段による領域は
画面の中央に固定するとともに大きくすることにより装
置から離れても撮影を続行できるとともに安定性を高め
るよことができる。
【0029】
【実施例】
(第1の実施例)図1は本発明の第1の実施例の基本構
成ブロツク図である。本実施例ではカメラ一体型ビデオ
テープレコーダに本発明を用いた場合について説明を行
う。
【0030】同図に於いてEYEは操作者のカメラ一体
型ビデオテープレコーダのフアインダを除く眼球を示
し、1は視線検出装置ブロツクを示す。2は操作者のフ
アインダ画面内の視線位置を検出する為、眼球に赤外線
を照射する赤外発光ダイオード(IRED)、3は赤外
発光ダイオードを駆動するドライバ、4は眼球EYEで
反射した赤外発光ダイオード2からの赤外線を受光する
受光センサでたとえばCCDが用いられる。5は受光セ
ンサ4の出力信号を増幅する増幅器、6は増幅器5の出
力信号に基づいて操作者の眼球EYEの視線位置を解析
する視線検出回路である。
【0031】そしてこの視線検出装置は、操作者の眼球
にIRED2より赤外線を照射し、その反射光をCCD
3で受光し、その眼球像を視線検出回路6で解析するこ
とによつてフアインダ画面内における注視点を検出する
ものである。
【0032】またこの視線検出装置は、本実施例では、
カメラ一体型ビデオテープレコーダのフアインダ(図9
のF)内にユニツト化されて配されている。したがつて
視線検出装置付きビユーフアインダユニツトとして、フ
アインダ画面に表示された画像を注視することにより、
各種モード選択や制御を行うことができ、汎用性も高
く、ビデオカメラ以外の分野でも、制御、選択に用いる
画像を表示する表示画面と、その画面内における注視点
を検出する視線検出装置を備えた視線検出ユニツトとし
て広く応用できる。
【0033】OBは被写体、7は撮影レンズ光学系、8
は固定の第1群レンズ、9は変倍レンズ、10は絞り、
11は固定の第3群レンズ、12は焦点調節を行うとと
もに変倍動作時のピント面移動を補正する補正機能を兼
ね備えたフォーカスコンペレンズであり、これらによつ
て撮影レンズ光学系が構成されている。
【0034】また13は変倍レンズ9を移動する変倍レ
ンズモータ、14は変倍レンズモータ9を駆動する変倍
レンズドライバ、15は絞り10を駆動して開口量を制
御するIGメータ、16はIGメータを駆動するIGド
ライバ、17はフオーカスコンペレンズを移動するフオ
ーカスコンペレンズモータ、18はフオーカスコンペレ
ンズモータを駆動するフオーカスコンペレンズドライバ
である。
【0035】19はCCD等の撮像素子、20は撮像素
子19より出力された撮像信号を所定のレベルに増幅す
る増幅器、21は増幅器20の出力信号より輝度信号と
色信号を生成するとともに、ブランキング処理,同期信
号の付加,ガンマ補正等の信号処理を施して規格化され
た標準テレビジヨン信号に変換するカメラ信号処理ブロ
ツク、22は増幅器、23は増幅器22より出力された
テレビジヨン信号を液晶モニタ等で構成された電子ビユ
ーフアインダを駆動して表示するためのLCD表示回
路、24は液晶モニタによる電子ビユーフアインダであ
る。電子ビユーフアインダ24はたとえばCRTでもよ
い。
【0036】またカメラ信号処理ブロツク21より出力
されたテレビジヨン信号は、ビデオテープレコーダVT
Rへと供給され、図示しない磁気テープ等に記録され
る。またVTRによつて再生された画像情報をLCD表
示回路23へと供給することにより、電子ビユーフアイ
ンダ24にて再生することができる。これらの録画,再
生の切換動作は、後述するシステムマイコン30によつ
て操作者の操作によつて行われる。
【0037】25は増幅器20を介して撮像素子19よ
り出力された撮像信号に対して、後述の枠生成回路の指
令に基づいて画面内に設定された所定の測光領域内に相
当する撮像信号をサンプリングし、その輝度レベルが一
定となるようにIGドライバ16を制御して絞り10の
開口量を調節し、撮像光量を適切に保つ為の絞り制御回
路である。
【0038】尚、絞り制御回路25内には、前記測光領
域内に相当する撮像信号をサンプリングするためのゲー
ト回路、測光領域内の撮像信号の輝度レベルの平均値を
求めるための積分回路等が含まれている。また絞り制御
は、測光領域内の撮像信号のみを用いれば、部分測光あ
るいはスポツト測光となり、測光領域内の信号の重み付
けを大きくし、測光領域以外の領域の重みを小さくして
平均する方法をとれば、中央重点測光となる。さらに画
面内に複数の測光領域を設定し、それぞれに複数の重み
付けを施せば所謂多分割測光となる。
【0039】26は増幅器20を介して撮像素子19よ
り出力された撮像信号中より例えば焦点状態に応じてレ
ベルが変化する高周波成分等の焦点評価用の信号を生成
する為のAF評価値処理回路である。このAF評価値処
理回路26内には、撮像信号中の前記高周波成分を抽出
するバンドパスフイルタ,後述の枠生成回路の指令に基
づいて画面内に設定された焦点検出に用いる所定の領域
すなわち焦点検出領域(測距領域)内に相当する撮像信
号のみを通過させてサンプリングするゲート回路が設け
られている。
【0040】27はAF評価値処理回路26や絞り制御
回路25内に設けられた、それぞれ焦点検出領域,測光
領域を設定するためのゲート回路の開閉タイミングを制
御するゲート信号を発生するための枠生成回路で、前記
各ゲート回路の開閉タイミングを制御することにより、
撮像画面の映像情報を取り込むときの取り込み領域の位
置及び大きさを自在に設定することができる。
【0041】また枠生成回路27は焦点検出領域や測光
領域をフアインダ画面内に表示するため、LCD表示回
路23に領域表示信号を出力しており、これによつて増
幅器22からの映像信号に焦点検出領域や測光領域の表
示信号を重畳して電子ビユーフアインダの画面に表示す
ることができる。
【0042】また枠生成回路27とLCD表示回路23
との間には、枠生成回路27より出力された領域信号の
LCD表示回路23への供給をON,OFFするスイツ
チ28が設けられており、このスイツチをONすれば、
領域表示をフアインダ画面内に表示可能となり、OFF
にすれば領域表示をフアインダ画面より消去することが
できる。
【0043】29はAF評価値処理回路26の出力信号
や変倍レンズ9の駆動に基づいてフオーカスコンペレン
ズを制御してフォーカシングや変倍時のピント補正を実
行するとともに、後述の視線検出情報に基づいて焦点検
出領域や測光領域の画面内における位置を変更すべく枠
生成回路27を制御するAF制御用マイクロコンピユー
タ(以下AFマイコンと称す)である。
【0044】またAFマイコンは、視線検出回路6を制
御するとともに、視線検出回路6より操作者の視線位置
の情報を受け取り、焦点検出領域や測光領域の移動や、
その他視線検出を用いた制御を行うとともに、スイツチ
28のON,OFFを制御して焦点検出領域や測光領域
領域のフアインダ画面内における表示のON,OFF制
御を行う。
【0045】30はビデオ一体型カメラのシステム全体
の制御を行うシステム制御用マイクロコンピユータ(以
下システムマイコンと称す)、31は視線検出回路6に
よつて視線位置を検出し、前記焦点検出領域,測光領域
等の画像情報取り込み領域を視線検出位置に移動する視
線検出制御モードと、視線位置を無視して所定位置に前
記焦点検出領域,測光領域等の画像情報取り込み領域を
固定する中央固定モード(中央重点モード)とを選択す
る為の視線ON/OFFスイツチユニツト、32は変倍
レンズ9を駆動してズーミングを行うためのズームスイ
ツチで、これらのスイツチ操作による各種動作はシステ
ムマイコン30によつて統括して制御され、レンズ制御
及び視線検出に関する制御はAFマイコン29によつて
行われる。詳細は後述する。
【0046】また33は撮像素子19及び視線検出用の
センサであるCCDを駆動するドライバである。
【0047】すなわちAFマイコン29は、システムマ
イコン125を介して、視線ON/OFFスイッチ31
等の情報で視線モードか否かを判断し、視線検出を用い
る視線モードのときは視線検出回路6より出力される画
面内の注視点位置情報にしたがって焦点検出領域,測光
領域等の映像情報を取り込む領域の位置を設定し、視線
検出を用いない非視線モードのときはその領域を中央に
固定する動作を行い、またそれぞれのモードに合わせた
大きさの枠生成の指示を枠生成回路27へと出力する。
【0048】枠生成回路27は前記AFマイコン29の
指示にしたがい、後述するように表示用枠を生成し、ス
イツチ28を介してLCD表示回路23へと供給すると
ともに、AF評価値処理回路26,絞り制御回路25へ
とそれぞれ供給し、それぞれ焦点検出領域,測光領域を
生成する。
【0049】また、AFマイコン29は、ズームスイツ
チ32の操作状態をシステムマイコン30を介して受け
取り、変倍制御信号を変倍レンズドライバ14へと出力
し、変倍レンズモータ13を駆動することで、変倍レン
ズ9を光軸方向に駆動し焦点距離を可変する。
【0050】図2は図1の視線検出装置ブロツク1の詳
細な構成図である。同図に於いて、図1と同等の機能を
有するブロツクには図1と同じ番号を付して説明する。
【0051】IREDドライバ3は視線検出回路6から
の制御信号によってIRED2を駆動して発光させる。
IREDは2個設けられている。IRED2から発せら
れた赤外光は眼球EYEで反射し、その反射赤外光は接
眼レンズ101を介して赤外光だけを反射し、可視光は
透過させるダイクロイツクミラー102に至る。ダイク
ロイツクミラー202で反射され光路を変更された反射
赤外光は、結像レンズ103を介して視線検出センサと
してのCCDイメージセンサ4の撮像面に結像される。
127はイメージセンサであるところのCCDを駆動す
るCCD駆動回路である。
【0052】CCD4に入射された眼球反射光は、電気
信号に変換され、増幅器5を介して視線検出回路6へと
供給される。眼球EYEは電子ビユーフアインダ24の
表示画面を見ており、CCD4の撮像画面と電子ビユー
フアインダ24の画面とは互いに対応しており、CCD
4の撮像画面内における注視点を求めれば、電子ビユー
フアインダ24の表示画面内における注視点を検出する
ことができる。
【0053】この視線検出置ブロツクの構成により、視
線検出回路6では、増幅器5の出力信号から電子ビユー
フアインダの表示画面内における視線位置座標を検出す
る。そして検出された視線位置座標情報は、AFマイコ
ン29へと伝送される。
【0054】尚、視線CCD4の出力に基づいて、視線
位置座標を演算する手段としては、種々の方式がある
が、たとえば本出願人によつて出願されている特願平3
−218574号、特願平4−154165号公報に開
示した方式を用いることができる。
【0055】図1の構成によるビデオ一体型カメラは、
そのAF方式として所謂テレビジヨンAF方式(TV−
AF方式と称す)すなわち撮像信号中のAF評価値処理
回路26内のバンドパスフイルタによつて高周波成分を
取り出し、この高周波成分レベルが極大になるようにA
Fマイコンで29でフオーカスコンペレンズモータの駆
動方向及び駆動速度を演算し、フオーカスコンペレンズ
ドライバ18を介してフオーカスコンペレンズモータ1
7を駆動し、フォーカスコンペレンズ12を光軸方向に
移動させる焦点調節方式を用いている。
【0056】このAF方式では、上述のように映像信号
に含まれる高周波成分を検出するため、AF評価値処理
回路26に取り込む映像信号にはエツジ部分(レベル変
化部分)が含まれていなければならない。即ち最低でも
1水平走査線分の映像信号を用いなければならないが、
実用上は所定面積の取り込み領域を必要とする。この領
域は焦点検出領域(測距領域)である。
【0057】図3はAF評価値処理回路26,絞り制御
回路25,枠生成回路27内部の構成及びそれらの接続
関係を示す図で、AFマイコン29によって取り込み領
域たとえば焦点検出領域が定義された後、映像信号を取
り込む為のゲート処理を行うための回路構成を示すもの
である。同図において、図1と同一構成部分には、同一
符号を付して説明する。
【0058】同図において、AF評価値処理回路26内
には、増幅器20より供給される撮像信号に対し、画面
内における焦点検出領域内に相当する撮像信号のみをサ
ンプリングして通過させるゲート回路261、撮像信号
中より焦点検出に用いる高周波成分を抽出すバンドパス
フイルタBPF、BPF262より出力された高周波成
分を検波して直流電圧に変換する検波回路263が設け
られており、これによつて焦点評価値を検出し、AFマ
イコン29へと出力する。
【0059】また絞り制御回路25内には、増幅器20
より供給される撮像信号に対し、画面内における測光領
域内に相当する撮像信号のみをサンプリングして通過さ
せるゲート回路251、ゲート回路251によつてサン
プリングされた撮像信号を積分して平均輝度レベルを求
めるとともに、これを予め設定されている基準レベルと
比較し、平均輝度レベルが常に基準レベルと等しく一定
になるように絞り10の開口量を制御すべく、IGドラ
イバ16を駆動する制御信号を生成するアイリスコント
ローラ252から構成されている。
【0060】枠生成回路27内には、AF評価値処理回
路26内のゲート回路261を焦点検出領域内を走査し
ているときのみONさせることによつて、焦点検出領域
内に相当する撮像信号のみをサンプリングさせるゲート
パルスを発生するAFゲートパルス発生回路271、同
様に絞り制御回路25内のゲート回路251を測光領域
内を走査しているときのみONさせることによつて、測
光領域内に相当する撮像信号のみをサンプリングさせる
ゲートパルスを発生するAEゲートパルス発生回路27
2、焦点検出領域,測光領域等の取り込み領域を表示す
る為の枠表示信号をスイツチ28を介してLCD表示回
路23へと伝送する枠信号発生回路273、AFマイコ
ン29より供給された焦点検出領域,測光領域等の画面
内における位置と大きさに関する情報に基づいて、AF
ゲートパルス発生回路271、AEゲートパルス発生回
路272にそれぞれゲートタイミング信号を出力すると
ともに、枠表示タイミング信号を出力するゲートタイミ
ング発生回路274が設けられている。
【0061】尚、スイツチ28は、AFマイコン29に
よつて開閉制御され、該スイツチが閉じている時だけ枠
表示信号がLCD表示回路23へ送られて、増幅器22
を介して出力される標準テレビジヨン信号にミツクスさ
れ、電子ビユーフアインダ画面に重畳して表示される。
【0062】またスイツチ28は、システムマイコン3
0に接続された図示しない操作スイツチを操作者が必要
なときに操作することによつて、AFマイコン29を介
してON/OFFすることができ、視線検出等で領域を
移動しているときは領域表示を行い、焦点検出領域を撮
像画面中央に固定するモード等で領域表示が必要ない場
合には、表示を消すことができる。
【0063】一方、システムマイコン30は、視線ON
/OFFスイツチ31の状態を検出してAFマイコン2
9へと伝送し、AFマイコン29はその視線ON/OF
Fスイツチ31の状態を表す情報に基づいて焦点検出領
域及び測光領域等の映像情報取り込み領域を制御し、以
下のようなAFモード選択及びAEモード選択を行うこ
とが出来る。
【0064】すなわち図3で説明したように、枠生成回
路27より出力された映像領域取り込み領域の位置及び
大きさを制御するための信号は、AF評価値処理回路2
6,絞り制御回路25へと供給され、それぞれ焦点検出
領域,測光領域を設定する。そして本実施例では、焦点
検出領域,測光領域を共通の枠生成回路27にて制御し
ている。
【0065】視線ON/OFFスイツチ31がONのと
きは、AF動作においては、視線位置に従って焦点検出
領域を移動するモード(視線AFモードと称す)が実行
され、AE動作においては、視線位置に従って測光領域
を移動するモード(視線AEモードと称す)が実行され
る。
【0066】また視線ON/OFFスイツチ31がOF
Fのときは、AF動作においては、視線検出回路6の出
力を用いず、焦点検出領域を撮像画面中央に固定するモ
ード(中央重点AFモードと称す)が実行され、AE動
作においては、同じく視線検出回路6の出力を用いず、
焦点検出領域を撮像画面中央に固定するモード(中央重
点AEモードと称す)が実行される。
【0067】図4(a)は、視線ON/OFFスイツチ
31がONで視線AF(AE)モード場合の画面内にお
ける焦点検出領域及び測光領域設定動作を説明するため
のものであり、図4(b)は、視線ON/OFFスイツ
チ31がOFFで視線検出を用いず、焦点検出領域(測
光領域)が画面中央に固定の中央重点AF及びAEモー
ドにおける枠設定動作を説明するためのものである。
【0068】同図において、401は画面の全画角、4
02は操作者の視点位置403を中心として画面内に設
定された焦点検出領域(測光領域)、OBは被写体を示
している。
【0069】また図5は視線ON/OFFスイツチ31
の状態に応じて行われる視線AF(AE)モード,中央
重点AF及びAEモードそれぞれにおける焦点検出領域
(測光領域)設定動作を説明するためのフローチヤート
である。
【0070】AFマイコン29は、処理を開始すると
(S1)、システムマイコン30を介して視線ON/O
FFスイッチの状態を検出し(S2)、視線モードか否
かを判定する(S3)。
【0071】視線モードであつたときは、視線検出回路
6で検出された操作者の注視点403の位置座標情報を
読み込み(S6)、さらに前記注視点の位置座標情報に
したがって画面内に設定する焦点検出領域(測光領域)
の位置と大きさを設定し(S7)、枠生成回路27へと
その位置座標及び大きさの情報を伝送し(S5)、枠生
成回路27では指定された焦点検出領域(測光領域)を
形成するためのゲートタイミング信号をAF評価値処理
回路26,絞り制御回路25へとそれぞれ伝送し、その
位置座標及び大きさの情報にしたがつてゲート回路26
1,ゲート回路251の開閉タイミングを制御し、焦点
検出領域(測光領域)を画面内に設定する。
【0072】また同時に枠生成回路27よりスイツチ2
8を介して画面内に設定される領域を示す枠表示信号が
LCD表示回路24へと供給され、カメラ信号処理回路
21より増幅器22を介して出力される映像信号を重畳
され、電子ビユーフアインダ画面に表示される(S
8)。
【0073】またS3の判定において、視線ON/OF
Fスイツチ31がOFFすなわち中央重点AF(AE)
モードが設定されていることが判定された場合には、視
線検出回路6の出力を用いずに、図4(b)に示すよう
に、画面401の中央部に視線AFモードのときよりも
大きい所定の大きさの固定の焦点検出領域(測光領域)
404を設定すべく、その予め決められた位置座標及び
大きさを設定し(S4)、枠生成回路27へとその位置
座標及び大きさの情報を伝送し(S5)、枠生成回路2
7では指定された焦点検出領域(測光領域)を形成する
ためのゲートタイミング信号をAF評価値処理回路2
6,絞り制御回路25へとそれぞれ伝送し、その位置座
標及び大きさの情報にしたがつてゲート回路261,2
51の開閉タイミングを制御し、焦点検出領域(測光領
域)を画面内に設定する。
【0074】また同時に枠生成回路27よりスイツチ2
8を介して画面内に設定される領域を示す枠表示信号が
LCD表示回路24へと供給され、カメラ信号処理回路
21より増幅器22を介して出力される映像信号を重畳
され、電子ビユーフアインダ画面に表示される(S
8)。
【0075】以上の処理により、画面内に焦点検出領域
及び測光領域の設定が完了し、以後それらの領域内の撮
像信号に基づいて、AF評価値処理回路26でAF動作
がおこなわれ、絞り制御回路25でAE動作が行われ
る。
【0076】図6はAF評価値処理回路26より出力さ
れた焦点評価値に基づいてAFマイコン29で行われる
AF動作を説明するためのフローチヤートである。
【0077】処理を開始すると(S9)、AF評価値処
理回路26内では、ゲート回路261にて抽出された焦
点検出領域内における撮像信号がバンドパスフイルタB
PF262,検波回路263へと供給されて焦点評価値
が演算され、AFマイコン29へと取り込まれる(S1
0)。
【0078】続いてAFマイコン29は、AF評価処理
回路26から読み取った焦点評価値を、前回取り込んだ
焦点評価値と比較し(S11)、前回よりも今回の評価
値が大きい場合には、現在のフオーカスコンペレンズの
駆動方向でそのまま駆動を続け(S12)、前回よりも
今回の評価値が小さい場合は、フォーカスコンペモータ
を逆転する(S13)ことで、AF評価値が最大となるよ
うにフォーカスコンペモータを制御する。
【0079】また絞り制御回路内25においては、ゲー
ト回路251によつてサンプリングされた測光領域内の
撮像信号をアイリスコントローラで積分して平均輝度レ
ベルを求め、これが基準レベルと等しく一定になるよう
に絞り10の開口量を制御すべく、IGドライバ16を
駆動する。
【0080】以上のように、視線ON/OFFスイツチ
31の状態に応じて視線AFモードと中央重点AFモー
ドとを選択的に実行することができるが、ここで重要な
のは、視線検出によつて画面内における焦点検出領域の
設定位置を移動可能とする視線AFモードにおいては、
画面中央に焦点検出領域を固定して撮影を行う中央重点
AFモードよりその焦点検出領域の大きさを小さく設定
している点である。
【0081】すなわち、撮影者は主として撮影したい被
写体(主被写体)OBを画面中央に置いて撮影する機会
が多いことから、主要被写体が画面内に占める割合が大
きくまたさほど激しい動きを伴わない場合には、焦点検
出領域を画面中央に固定しておいても支障なく撮影を行
うことができ、また多少の被写体の変化にも安定したA
F動作が可能なように、焦点検出領域は極端に小さくせ
ず大きめに設定し、被写体を常にとらえ続けることがで
きるものである。
【0082】またこれは操作者がフアインダを見ずに撮
影を行う場合には、視線検出を行うことができないため
特に有効である。
【0083】しかしながらカメラアングルを変更せずに
画面中央にない主被写体を撮影する為には、焦点検出領
域を撮影画面上で移動させなくてはならない。そこで本
実施例における視線検出AFモードでは、画面内の視線
位置を検出し、その視線位置に焦点検出領域を設定可能
として画面内の任意の位置に焦点検出領域を設定可能と
し、画面の中央に位置していない被写体に対しても焦点
を合わせ続けることができるようにしたものであるが、
これをより効果的に実現するためには、画面内の焦点を
合わせようとする部分をより細かく高精度に設定できる
必要がある。
【0084】そこで本願では、視線検出AFモードのお
いては、中央重点AFモードのときに比較して、焦点検
出領域を小さくし、画面内の被写体像に対し、より細か
く高精度に焦点を合わせることができるように構成する
ことにより、上記の目的を達成している。
【0085】尚、上述の実施例によれば、焦点検出領域
と測光領域を同時に可変している。これは、焦点検出領
域には通常主要の被写体が位置しているため、露出制御
の点から見ても、主要被写体に重点をおいて露出制御を
行うことが望ましいとの思想によるものである。
【0086】そして視線検出あるいはマウス等の外部入
力装置によつて焦点検出領域と測光領域を設定する場合
も、画面中央に固定する場合も常に焦点検出領域の設定
位置に自動的に測光領域を設定することができるので、
常に主要被写体に対して重点的に最適なAF,AE動作
を行うことが可能となるものであり、この点において
も、従来、AF動作とAE動作を全く別個に行つていた
ものに対して新規性且つ進歩性を有しているものであ
る。
【0087】(第2の実施例)次に本発明の第2の実施
例について説明する。上述の第1の実施例によれば、焦
点検出領域あるいは測光領域等の映像情報取り込み領域
の設定位置の制御を視線検出手段によつて行う場合につ
いて説明したが、本実施例は、映像情報取り込み領域の
設定位置の制御を視線検出でなく、近年パーソナルコン
ピュータ等に一般的に使われている所謂『マウス』,
『ジヨイステイツク』等の外部入力装置によつて行うよ
うにしたものである。
【0088】図7は本実施例の基本構成を示すブロツク
図であり、図1の第1の実施例と同等の機能を有するブ
ロツクには同じ番号を付してある。
【0089】同図に於いて、41は焦点検出領域あるい
は測光領域等の映像情報取り込み領域を設定・変更する
際に、その領域を入力する『マウス』等の入力装置を用
いた取り込み領域位置設定装置で、前述の第1の実施例
における視線検出装置の代わりに設けられている。
【0090】42は入力装置41の操作情報を読み込
み、その指定された焦点検出領域あるいは測光領域等の
映像情報取り込み領域の設定位置情報を検出して設定す
る取り込み領域検出・設定回路、43は取り込み領域位
置設定装置41,領域検出・設定回路42を用いて映像
情報取り込み領域の画面内における設定位置を変更する
モードと、画面中央に映像情報取り込み領域を固定した
中央重点領域の映像情報を取り込むモードとを選択する
映像情報取り込み領域可変モード移行スイツチである。
【0091】そして41が前述の第1の実施例に於ける
視線検出装置1内の2〜5の構成に、42が前述の第1
の実施例に於ける視線位置検出回路6に、43が前述の
第1の実施例に於ける視線ON/OFFスイツチ31の
機能に相当する。
【0092】そして映像情報取り込み領域位置設定装置
41で取り込まれた映像情報取り込み領域は、映像情報
取り込み領域検出・設定回路42で処理され、AFマイ
コン29へ伝えられる。
【0093】AFマイコン29は、システムマイコン3
0を介して読んだ映像情報取り込み領域可変モード移行
スイツチ43の状態に応じて、映像情報取り込み領域検
出設定装置41からの映像情報取り込み領域設定情報を
使うか使わないかを決定し、枠生成回路124へ枠の位
置/大きさ情報を送り、以下第1の実施例と同様の制御
をする。
【0094】図8は図7に於ける映像情報取り込み領域
位置設定装置41の具体例を示すもので、近年パーソナ
ルコンピュータ等に一般的に使われている所謂『マウ
ス』の基本構成図である。同図に於いて411はローラ
を回転させる為のボールであって、操作者が2次元平面
上でマウスを移動させることによりこのボールが回転す
る。412、414はそれぞれボールの回転を水平
(X)方向と垂直(Y)軸方向に分解するローラであっ
て、それぞれに回転検出センサ413、415が装着さ
れている。
【0095】413及び415の出力信号は、例えば4
16、417、418に示すように、ローラが1方向
(便宜上正転と称す)に回転したときにXa又はYaが
416の如き波形を出力すると、Xb又はYbは417
の様に416と位相が90°シフトした信号となる。次
にローラが逆転すると、416に対してXb又はYbの
信号が418の様になり、417とは位相が逆転する。
【0096】即ちXa又はYaを基準としてXb又はY
bの信号位相を検出すれば回転方向が判り、信号変化の
周期を検出すれば、回転スピードが判る。両出力信号に
全く変化が無ければマウスの停止も検出できる。
【0097】尚、この『マウス』は、通常のパーソナル
コンピユータにおいて用いられる場合には、マウスのボ
ール411を下向きにして机などの平面上で移動させる
ことによつてボールを回転させているが、ビデオカメラ
などの場合は、カメラ本体のキヤビネツトの所定位置に
ボール411を突出させ、このボールを操作者が手また
は指等で回転させることにより、同様の操作を行うこと
ができる。
【0098】このようにすると、その新たな操作が必要
となるが、カメラの操作性が自体は格段に向上するとと
もに、前述の第1の実施例の視線検出のように『よそ
見』による領域設定の誤動作がなく、信頼性も高い。
【0099】さらにボールを設ける位置は、図9(a)
に示すように、ビデオカメラ本体のグリツプを把持した
状態で、いずれかの指(たとえば同図では人差し指)で
操作できるよう、グリツプの設けられているビデオカメ
ラ側面において、グリツプ部より上方となる位置に設け
られていると、操作性,安定性がよく、例えばズーム操
作、録画トリガスイツチ等を他の指で操作しながら、あ
るいは交互にボール411を操作することができる。
【0100】図9(a),図9(b)において、CMは
ビデオ一体型カメラ、7は撮影レンズ光学系、Fは電子
ビユーフアインダ、Bはビデオ一体型カメラの側面のグ
リツプ部Gに取りつけられた把持用のグリツプ用甲当て
ベルト、Hはグリツプを把持する操作者の手を示してい
る。ボール41はグリツプ部を把持した状態で、いずれ
かの指で操作可能な位置に設ければよい(たとえば同図
では人差し指)。
【0101】したがつて、操作者は、フアインダ画像か
ら目を離すことなく、ボール411を操作し、撮影を続
けながら画面内の任意の位置に焦点検出領域あるいは測
光領域を設定することができる。
【0102】またビデオカメラ本体を把持していない方
の手で操作するようにするのであれば、例えば図9
(b)のグリツプと反対側の側面に設けることができ
る。
【0103】また図9(b)にAで示すように、ビデオ
カメラ本体の上面でもよい。
【0104】このようにボール41による入力手段を設
ければ、操作者はキーボードのように操作スイツチ類を
視認しなくてもフアインダ画面を見ながら操作を行うこ
とができ、その操作性は格段に向上する。
【0105】図10は図7に於ける映像情報を取り込む
ための領域を指定する取り込み領域位置設定装置41の
もう一つの具体例を示すもので、これもコンピュータに
対して位置情報を入力する時によく用いられる『ジヨイ
ステイツク』の基本構成図である。同図に於いて421
は操作レバー、422、423はそれぞれジョイスティ
ツクの動きを水平(X)方向と垂直(Y)方向に分解す
るボリウムである。
【0106】422、423の出力信号は、例えば42
4の様なものであって、ボリウムの回転角に比例した電
圧を示す。即ち422、423の出力電圧を読みとって
X座標とY座標にそれぞれ割り当てることにより、2次
元平面上の絶対位置を決定することが出来る。
【0107】『マウス』や『ジヨイステイツク』自体の
動作は周知であるから、これ以上の詳細な説明は割愛す
る。
【0108】上述のようにマウスやジヨイステイツクの
2次元平面上の動きや位置を取り込み領域検出・設定回
路42で読み取ることにより、42はマウスやジヨイス
テイツクの動きに従った座標変化情報をAFマイコン2
9へと伝送することが可能である。
【0109】そしてAFマイコン29では領域の設定位
置に関する情報に基づいて第1の実施例と同様の方法で
映像情報取り込み領域を変更し、電子ビユーフアインダ
24上に映像情報取り込み領域をスーパーインポーズし
て表示する。
【0110】尚、上述の第1及び第2の実施例において
は、焦点検出領域と測光領域を共通の枠生成回路27に
より同時に制御しているが、これらは共通でなく別個に
存在しても、またいずれか一方のみを制御するようにし
ても、本発明を適用できることは言うまでもない。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
指示手段によつて前記モニタ画面内の任意の位置に所定
の領域を設定し、その所定領域内に相当する撮像信号を
検出する第1のゲート手段と、指示手段に関係なくモニ
タ画面内における所定の位置に設定された領域に相当す
る撮像信号を検出する第2のゲート手段とを適宜選択可
能とし、選択された第1または第2のゲート手段の出力
に基づいて撮像手段の露光量制御及び/または焦点制御
を行うようにしたので、撮影方法に合わせて最適な測距
・測光方式を選択でき、ピントや露出を主被写体に対し
て適切に調節することができる。
【0112】またモニタ画面内を移動可能な第1のゲー
ト手段によつて設定される領域を、前記第2のゲート手
段によつて設定される領域よりも小さくなるように設定
したので、その領域設定をより細やかに且つ高精度に設
定を行うことができる。
【0113】また第2のゲート手段による領域は画面の
中央に固定するとともにその大きさを第2のゲート手段
によつて設定される領域よりも大きくすることにより、
領域を固定したときの安定性を高めることができる。
【0114】また指示手段を視線検出手段によつて構成
したので、操作者はモニタ画面を見ながら、画面内の任
意の位置に前記領域を設定することができ、操作を複雑
化せずに、操作者の意志反映することができる。
【0115】また指示手段はマウス、ジヨイステイツク
等の外部入力装置によつて構成したので、操作を安定に
行うことができ、操作者の意志を反映することができ
る。
【0116】またモニタ画面をビユーフアインダとした
ので、撮影を行いながら、移動する被写体の任意の位置
に測距・測光領域を設定することができる。
【0117】また焦点検出領域及び/または測光領域
を、画面内に固定するときと、画面内を移動させるとき
とで、その撮影モードに合わせて最適な測距・測光のた
めの映像情報取り込み領域を設定することができ、良好
な測距,測光動作を行うことが可能となる。
【0118】また焦点検出領域及び/または測光領域
を、画面内に固定するときと、視線検出,マウス,ジヨ
イステイツク等の外部入力装置によつて移動可能とする
ときとで、その撮影モードに合わせて最適な測距・測光
方式を選択でき、それぞれに最適な大きさの測距・測光
エリアを設定することができ、中央固定測距・測光方式
の性能を落とすことなく、視線検出等の外部入力位置限
定測距・測光方式の特徴を活かし、ピントや露出を主被
写体に対して適切に調節できるようなる効果がある。
【0119】またフアイダを見て視線検出等により領域
の設定を行いながら撮影するモードと、領域を固定して
フアインダを見なくても撮影可能とするモードとを、そ
れぞれその長所を生かした状態で動作させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を表わすブロツク
図である。
【図2】本発明の第1の実施例の視線検出装置を説明す
るブロツク図である。
【図3】本発明の第1の実施例の枠生成回路27,AF
評価値処理回路26,絞り制御回路25の内部構成を説
明するブロツク図である。
【図4】視線検出モード時及び非視線検出モード時にお
ける映像情報取り込み領域の設定動作を説明するための
図である。
【図5】焦点検出領域及び測光領域の設定動作を説明す
るためのフローチヤートである。
【図6】AF動作を説明するためのフローチヤートであ
る。
【図7】本発明の第2の実施例の構成を表わす図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例における映像情報取り込
み領域の位置設定装置の具体例を示す図である。
【図9】図8の映像情報取り込み領域の位置設定装置を
実際にカメラ一体型ビデオテープレコーダに配した状態
を説明するための斜視図である。
【図10】映像情報取り込み領域の位置設定装置のさら
に別の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 視線検出装置 6 視線検出回路 7 撮影レンズ光学系 19 撮像素子 21 カメラ信号処理ブロツク 23 LCD表示回路 24 電子ビユーフアインダ 25 絞り制御回路 26 AF評価値処理回路 27 枠生成回路 28 スイツチ(枠表示ON/OFF) 29 AFマイコン 30 システムマイコン 31 視線ON/OFFスイツチ 32 ズームスイツチ 41 映像情報取り込み領域位置設定装置 42 映像情報取り込み領域検出・設定回路 43 映像情報取り込み領域可変モード移行スイツチ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段より出力された撮像信号をモニ
    タ画面に表示する表示手段と、 前記モニタ画面内における所定の領域を指示する指示手
    段と、 前記指示手段によつて指示された前記モニタ画面内にお
    ける所定の領域に相当する前記撮像信号を検出する第1
    のゲート手段と、 前記指示手段の出力に関係なく前記モニタ画面内におけ
    る所定の領域に相当する撮像信号を検出する第2のゲー
    ト手段と、 前記第1のゲート手段と前記第2のゲート手段を選択す
    る選択手段と、 前記選択手段に基づいて選択された前記第1または第2
    のゲート手段出力に基づいて前記撮像手段の露光量制御
    及び/または焦点制御を行う制御手段と、を備えたこと
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1のゲート手
    段によつて設定される領域は、前記第2のゲート手段に
    よつて設定される領域よりも小さくなるように設定され
    ていることを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記第2のゲート手
    段は、前記画面の中央に固定された領域に相当する撮像
    信号を検出するように構成されていることを特徴とする
    撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記指示手段は視線
    検出手段によつて構成されており、前記第1のゲート回
    路は、前記視線検出手段によつて検出された操作者の前
    記モニタ画面内における視線位置に設定された所定の領
    域内に相当する撮像信号を検出するように構成されてい
    ることを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記指示手段はマウ
    ス、ジヨイステイツク等の外部入力装置によつて構成さ
    れており、前記第1のゲート回路は、前記外部入力装置
    によつて設定された前記モニタ画面内における所定の位
    置に設定された所定の領域内に相当する撮像信号を検出
    するように構成されていることを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記モニタ画面は、
    電子ビユーフアインダの画面であることを特徴とする撮
    像装置。
  7. 【請求項7】 撮像手段より出力された撮像信号をフア
    インダ画面に表示する表示手段と、 操作者の前記撮影者が見る前記フアインダ画面上の注視
    点を検出する検出手段と、 前記撮像信号中より、前記検出手段によつて検出された
    前記フアインダ画面内の注視点における所定の検出領域
    内に相当する前記撮像信号を取り出す第1のゲート手段
    と、 前記撮像信号からフアインダ画面内において、前記第1
    のゲート手段によつて設定された前記検出領域とは異な
    る所定の検出領域内に相当する前記撮像信号をを取り出
    す第2のゲート手段と、 前記第1のゲート手段と前記第2のゲート手段を選択す
    る選択手段と、 前記選択手段に基づいて選択された前記第1または第2
    のゲート手段によつて検出された前記撮像信号に基づい
    て前記撮像手段の露光量制御及び/または焦点制御を行
    う制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記第1のゲート手
    段によつて設定される領域は、前記第2のゲート手段に
    よつて設定される領域よりも小さくなるように設定され
    ていることを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記第2のゲート手
    段は、前記画面の中央に固定された領域に相当する撮像
    信号を検出するように構成されていることを特徴とする
    撮像装置。
  10. 【請求項10】 撮像手段より出力された撮像信号をフ
    アインダ画面に表示する表示手段と、 撮影者の前記フアインダ画面上における注視点を検出す
    る検出手段と、 前記検出手段によつて検出された注視点に設定された焦
    点検出領域内に相当する前記撮像信号を取り出す第1の
    ゲート手段と、 前記フアインダ画面内における所定の位置に設定された
    固定の焦点検出領域内に相当する前記撮像信号を取り出
    す第2のゲート手段と、 前記第1のゲート手段と前記第2のゲート手段を選択す
    る選択手段と、 前記選択手段によつて選択された前記第1のゲート手段
    あるいは前記第2のゲート手段によつて取り出された前
    記撮像信号中の所定の周波数成分に基づいて焦点状態を
    検出する焦点検出手段と、 前記焦点検出手段の出力に基づいて焦点状態を調節する
    焦点調節手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記第1のゲー
    ト手段によつて設定される領域は、前記第2のゲート手
    段によつて設定される領域よりも小さくなるように設定
    されていることを特徴とする撮像装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記焦点検出手
    段は前記撮像信号中より前記所定の高周波成分を抽出す
    るバンドパスフイルタを含み、前記焦点調節手段は前記
    焦点検出手段の出力に基づいてフオーカスレンズを駆動
    するように構成されていることを特徴とする撮像装置。
  13. 【請求項13】 撮像手段より出力された撮像信号をフ
    アインダ画面に表示する表示手段と、 撮影者の前記フアインダ画面上における注視点を検出す
    る検出手段と、 前記検出手段によつて検出された注視点に設定された測
    光領域内に相当する前記撮像信号を取り出す第1のゲー
    ト手段と、 前記フアインダ画面内における所定の位置に設定された
    測光領域に相当する前記撮像信号を取り出す第2のゲー
    ト手段と、 前記第1のゲート手段と前記第2のゲート手段を選択す
    る選択手段と、 前記選択手段によつて選択された前記第1のゲート手段
    あるいは前記第2のゲート手段によつて取り出された前
    記撮像信号のレベルに基づいて露光状態を検出する測光
    手段と、 前記測光手段の出力に基づいて露出状態を制御する露出
    制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  14. 【請求項14】 請求項10において、前記第1のゲー
    ト手段によつて設定される領域は、前記第2のゲート手
    段によつて設定される領域よりも小さくなるように設定
    されていることを特徴とする撮像装置。
  15. 【請求項15】 請求項11において、前記第2のゲー
    ト手段は、前記画面の中央に固定された領域に相当する
    撮像信号を検出するように構成されていることを特徴と
    する撮像装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7809260B2 (en) 2007-08-02 2010-10-05 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus and method for controlling same
JP2011061773A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Seiko Epson Corp 露出属性の設定方法、コンピューター読み取り可能な記憶媒体および画像投影の設定方法
WO2021044763A1 (ja) * 2019-09-06 2021-03-11 キヤノン株式会社 電子機器、電子機器の制御方法、プログラムおよび記憶媒体

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