JPH0728374U - 捕虫機の捕虫袋構造 - Google Patents

捕虫機の捕虫袋構造

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JPH0728374U
JPH0728374U JP6007993U JP6007993U JPH0728374U JP H0728374 U JPH0728374 U JP H0728374U JP 6007993 U JP6007993 U JP 6007993U JP 6007993 U JP6007993 U JP 6007993U JP H0728374 U JPH0728374 U JP H0728374U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 果樹園、圃場、その他農地等に立設されたポ
ール等に吊架等される捕虫機の捕虫袋構造に関する。 【構成】 本考案の捕虫袋構造は、誘引灯8を備えファ
ン9を内装してなる筒体4を有する捕虫機の捕虫袋構造
であって、前記捕虫機の筒体4に取付けられる少なくと
も収れん構造の網体12、当該網体の下端に設けた連結
筒13と、当該連結筒に着脱自在に設けられた捕虫袋1
1と、で構成される。 【効果】 立姿等で安全・簡易・容易に、捕虫袋の取り
替えができる。各種袋を捕虫袋として利用でき、資源の
有効・有益利用が図れ、かつ経済的に優れている。捕虫
袋は小型でよく、資源の有効・有益利用が図れ、かつ経
済的に優れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、果樹園、圃場、その他農地等に立設されたポール、建造物等に吊架 される捕虫機の捕虫袋構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、一部の果樹園、圃場、その他農地等に立設されたポール(柱、建造物等 の立設物を含む)に吊架した、主として大型の捕虫機(捕虫器)において、当該 捕虫機に着脱自在に装備される捕虫袋は、網体で構成されるとともに、一体構造 の袋体(網袋)となっている。その使用方法は、夜間(限定されない)において 、捕虫機に装備する誘引灯(誘蛾灯)に集めた害虫(いわゆる各種虫)を、当該 捕虫機に内装するファンを介して空気とともに吸い込み、当該捕虫機内の隙間を 通過した後、吸い込み空気とともに捕虫袋中に収容(捕虫)する方法(勿論、吸 い込み空気は捕虫袋より大気中に放散される。)が採用され、当該捕虫袋に害虫 がある程度捕虫された処で捕虫機より取外され、廃棄処分される。そして、再使 用に際し、捕虫機には新しい捕虫袋が取付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上で詳述した、捕虫袋と捕虫機の構造では、当該捕虫機が、通常地上より3 m〜8mの処に装着されることから、前記一体構造等の捕虫袋(網袋)では、当 然高い位置での着脱が必要とされる。したがって、前記捕虫袋の着脱(取り替え )が高所作業となり、大変危険であること、作業が煩わしいこと、また婦人、老 人等では、着脱作業が極めて困難であること、等の課題が考えられる。
【0004】 また捕虫した害虫が腐る前に(虫の種類により、大変に酷い悪臭がある。)、 捕虫袋を取り替える必要があるが、その際前記の如く、一体構造であると、たと え捕虫量が少なくても、取り替える必要があり、資源的に大変無駄であること、 経済的にもロスが大きいこと、等の課題が考えられる。また前記の取り替えを行 わずそのままとすれば、悪臭の発生、又は各種害虫の誘導源となる等二次公害の 虞れがあり、大いに問題となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決、即ち、高所作業の解消、資源の無駄及び経済的ロスの解消等 を図るため、下記の構成を採用した。
【0006】 即ち、本考案の捕虫機の捕虫袋構造は、誘引灯を備えファンを内装した筒体を 有する捕虫機の捕虫袋構造であって、前記捕虫機の筒体に取付けられる少なくと も網体と、当該網体の下端に設けた連結筒と、当該連結筒に着脱自在に設けられ た捕虫袋と、で構成される。
【0007】
【作用】
以下、本考案の作用(捕虫袋の取り替え、及び作用)を説明する。 ポールの取付腕を介して捕虫機は空中に吊架され、通常、地上面より3m〜8 m(一例である。)の処に装着される。この捕虫機の筒体には網体が取付けられ (着脱自在に取付けられるが限定されない。)、この一例では網体は収れん状に テーパー形状(収れん形状)をしており、かつその収れん部には金属製(限定さ れない。)の連結筒が装着されている。そして、この連結筒を介して捕虫袋(網 袋・使用済み網袋・ナイロン袋・紙袋・その他袋等の各種袋が利用できる。)が 着脱自在に設けられる。以上の構成を採用する本考案では、誘引灯に誘導した害 虫を、ファンの吸引力を利用して、外気とともに吸い込み、筒体とファンとの隙 間を経由させた後、筒体に到らしめるとともに、吸い込み空気は網体の網目(メ ッシュ部)、透孔(パンチング孔)、スリット(一部図示せず)等を介して、大 気中に放散する。一方、害虫はファンの風及び/又は自重で網体の収れん部に落 下した後、連結筒を経由して捕虫袋内に収容される。尚、捕虫袋が網状等の空気 流通形態を採用する場合は、前記吸い込み空気は、当該捕虫袋に達し、その後、 大気中に放散される。
【0008】 以上のようにして、通常一昼夜で捕虫袋に収容された害虫は、連結筒より取り 外され、そのまま開放側を封鎖して廃棄処分にする。この際、前記の如く、捕虫 袋は地上面に近い処にあり、立上り姿勢(立姿)又は低い脚立を利用して、簡易 かつ安全に取外すことができる。また捕虫袋を使用済みの各種袋を利用すれば、 資源の有効・有益利用が図れ、かつ経済的メリットも極めて大きいことは明白で あります。前記操作及び手順を介し、使用済み捕虫袋が取り外されたならば、新 しい捕虫袋を取付ける。
【0009】 前述で詳述した捕虫機、捕虫袋等の使用状態、取付態様、又は稼働状態は、一 例を説明したのものであって、当該各説明及び図例に限定されないことは勿論で あります。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 1は捕虫機であって、当該捕虫機1は取付腕2に取付ける取付板3を外周面に 備えた筒状(限定されない)の筒体4と(図示しないが、例えばチェーン等での 吊下げ方式でもよい。)と、当該筒体4の上方開口縁部4aより立設された一本 又は数本の支柱5・・・・(以下、5とする。)と、当該各支柱5、5間(一例 である。)に設けた一本又は数本の誘引灯6・・・・(以下、6とする。)と、 前記支柱5上に配備される屋根7と、当該屋根7より垂設され支柱5間に位置し 、かつ支柱5との間に害虫誘導隙間Aを形成する倒テーパー状の誘導筒8と、当 該誘導筒8の下端に架承され、かつ前記筒体4の空洞部41にファン9を有する モーター10と、で構成されており、捕虫機1の一例を示している。勿論、前記 説明及び図例に限定されず、ポールB、建造物等に、各種手段で吊架(横設)さ れる構成の捕虫機(図示せず)であれば、いずれでも可能である。また前述した 捕虫機1の形状、構成、態様等は一例であり、捕虫機能を有する他の構成の捕虫 機(捕虫器)も本考案の範疇である。
【0011】 11は前記捕虫機1に少なくとも網体12、連結筒13を介して設けられる補 虫袋であって、当該捕虫袋11は地上面に近く、例えば、立姿又は低い脚立で前 記連結筒11に着脱できる構造となっている。また当該捕虫袋11は前述の如く 、各種形状・種類又は態様の袋を利用する。
【0012】 尚、前記網体12の一例を示すと図2の如く、上方開口部12aと下方収れん 部12bを備えており、その上方開口部12aが前記筒体4の下方開口縁部4b に着脱自在(一体形状も可能である。)に取付けられ、捕虫機1に垂下される。 勿論、当該網体12は網目121、透孔、スリット等が設けられており、前記フ ァン9を介して吸い込まれた空気が、前記網目121等より、大気中に放散され る。尚、網体12の形状又は寸法等、又は網目121等の形状又は寸法等につい ては、何ら限定されない。
【0013】 また前記連結筒13は、その上方(図面上において)が前記網体12の下方収 れん部12bに、ひも等を介して着脱自在に取付けられ、かつその下方(図面上 において)には前記捕虫袋11が、ひも等を介して着脱自在に取付けられる構成 となっている。尚、連結筒13は、好ましくは金属製、プラスチック製等の硬質 部材で筒形がよいが、他の形状維持部材でもよい。また連結筒13は、空気未通 過形状が原則であるが、その他、例えば、網目(図示せず)、透孔、スリット等 を設ける構成、或いは三角形状・多角形状等の他の筒形又は形態でもよい。要は 連結目的を達成し、かつ捕虫袋11を前記網体12を介して、前記捕虫機1に吊 架される構成であれば、いずれの構成、部材又は形態等でも使用できる。また連 結筒13に脱臭機能又は閉塞機能等の他の機能を付加できる。更に図例の如く、 巻き絞め係止部を設けることもできる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上で詳述した如く、空中高く装置されている捕虫機に、少なくとも 網体、連結筒を介して捕虫袋を着脱自在に設ける構成であるので、次のような効 果がある。
【0015】 (1)立姿等で安全・簡易・容易に、捕虫袋の取り替えができる。
【0016】 (2)各種袋を捕虫袋として利用でき、資源の有効・有益利用が図れ、かつ経済 的に優れている。
【0017】 (3)捕虫袋は小型でよく、資源の有効・有益利用が図れ、かつ経済的に優れて いる。
【0018】 (4)前記小型及び経済性を考えれば、例えば一昼夜単位での捕虫袋の廃棄が可 能となり、悪臭の発生回避が図れること、衛生的であること、等二次公害の発生 源をなくし得る。
【0019】 (5)婦人、老人等でも捕虫袋の取り替えができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】捕虫袋の捕虫機への吊架状態の一例を示す一部
欠截の正面図である。
【図2】網体、連結筒と捕虫袋との関係を説明する拡大
正面図である。
【符号の説明】
1 捕虫機 2 取付腕 3 取付板 4 筒体 4a 上方開口縁部 4b 下方開口縁部 41 空洞部 5 支柱 6 誘引灯 7 屋根 8 誘導筒 9 ファン 10 モーター 11 捕虫袋 12 網体 121 網目 12a 上方開口部 12b 収れん部 13 連結筒 A 隙間 B ポール

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘引灯を備えファンを内装した筒体を有
    する捕虫機の捕虫袋構造であって、前記捕虫機の筒体に
    取付けられる少なくとも網体と、当該網体の下端に設け
    た連結筒と、当該連結筒に着脱自在に設けられた捕虫袋
    と、で構成される捕虫機の捕虫袋構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の網体が収れん構造となってい
    る請求項1の捕虫機の捕虫袋構造。
  3. 【請求項3】 請求項1の捕虫袋がナイロン製、紙製等
    でなる請求項1の捕虫機の捕虫袋構造。
  4. 【請求項4】 請求項1の捕虫袋が使用済み袋を利用す
    る構成となっている請求項1の捕虫機の捕虫袋構造。
  5. 【請求項5】 請求項1の捕虫袋が網状部材で構成され
    ている請求項1の捕虫機の捕虫袋構造。
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