JPH07283719A - 動的バイアス回路とその方法 - Google Patents

動的バイアス回路とその方法

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JPH07283719A
JPH07283719A JP7000112A JP11295A JPH07283719A JP H07283719 A JPH07283719 A JP H07283719A JP 7000112 A JP7000112 A JP 7000112A JP 11295 A JP11295 A JP 11295A JP H07283719 A JPH07283719 A JP H07283719A
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    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイアス電圧が時間とともに変化する時に、
半導体デバイスが適正にバイアスされることを許容する
動的バイアス回路を得る。 【構成】 本動的バイアス回路は第1のノード(NOD
E1)へつながれた第1の電流経路と、第2のノード
(NODE3)へつながれた第2の電流経路とを有する
ブロッキング電流源を含む。リニヤーソースフォロワー
(22)は前記第2ノード(NODE3)へつながれた
第1の電流経路、電圧基準(24)へつながれた第2の
電流経路、および前記第1ノード(NODE1)へつな
がれた入力を有する。寄生容量(26)は前記第1ノー
ド(NODE1)とアース電位とへつながり、寄生容量
(28)は前記第2ノード(NODE3)とアース電位
とへつながる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、電子回路分野に
関するものであり、更に詳細には進歩した動的バイアス
回路とその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バイポーラートランジスタや電界効果ト
ランジスタのような半導体デバイスは電子回路に広く使
用されている。それらの半導体デバイスを使用する時に
はそれらを適正にバイアスすることが必要である。正し
くバイアスすることで、それらのデバイスは予め予測で
きる動作をするし、電子回路中の要素として貴重なもの
となる。
【0003】半導体デバイスの許容範囲を外れて変動す
る電圧レベルを持つ電子回路は、それら同じ半導体デバ
イスのバイアスに関して問題を引き起こす可能性があ
る。半導体デバイスはしばしば一定の電圧基準によって
バイアスを与えられることがある。この一定のバイアス
であれば、半導体デバイスが所望される動作を行うこと
に失敗する原因となり、さらにはいくつかのデバイスを
破損に至らしめるような、半導体デバイスの望ましくな
いバイアスを回避することができる。しかしながら数多
くのケースにおいて、電子回路中の半導体デバイスは電
子回路中のその他の電圧レベルと同じように、時間変動
する電圧レベルで以てバイアスされる。そのような変動
するバイアス電圧レベルは、特にそのデバイスの他のバ
イアス地点が一定の電圧レベルにある時に、半導体デバ
イスの適正なバイアスという点で問題を引き起こす可能
性がある。
【0004】
【発明の概要】バイアス電圧が時間とともに変化する時
に、半導体デバイスが適正にバイアスされることを許容
する動的バイアス回路に対する需要が発生する。本発明
に従えば、動的バイアス回路が提供され、それは従来の
バイアス回路に付随する欠点や問題点を本質的に解消す
る。
【0005】本発明の1つの実施例に従えば動的バイア
ス回路が提供され、それは動的電圧レベルを有する第1
のノードと第2のノードとへつながれたブロッキング電
流源(blocking current sourc
e)を含む。このブロッキング電流源は、第1ノードか
ら第2ノードへの電流を許容し、第2ノードから第1ノ
ードへの電流を阻止するように動作する。前記第1ノー
ドと第2ノードとに対してリニヤーソースフォロワー
(linear source follower)が
つながれる。前記リニヤーソースフォロワーに対して、
本質的に一定の電圧レベルを有する電圧基準がつなが
れ、このリニヤーソースフォロワーは、前記第1ノード
の動的電圧レベルが前記電圧基準の本質的に一定の電圧
レベルよりも低い場合には前記第2ノードを前記電圧基
準へつなぎ、また前記第1ノードの動的電圧レベルが前
記電圧基準の本質的に一定の電圧レベルよりも高い時に
は前記第2ノードの電圧レベルを前記第1ノードの動的
電圧レベルに追随させるように動作する。
【0006】本発明の別の実施例に従えば、動的バイア
ス回路が提供され、それは、電源と第1のノードとにつ
ながれて前記電源から前記第1ノードへの電流を許容
し、また前記電源から前記第1ノードへの電流を阻止す
るように動作する制御されたブロッキング電流源を含
む。前記第1ノードと動的電圧レベルを有する第2のノ
ードとに対してリニヤーソースフォロワーがつながれ
る。このリニヤーソースフォロワーに対して、本質的に
一定の電圧レベルを有する電圧基準がつながれ、前記リ
ニヤーソースフォロワーは、前記第2ノードの動的電圧
レベルが前記電圧基準の本質的に一定の電圧レベルより
も低い場合には前記第1ノードを前記電圧基準へつな
ぎ、また前記第2ノードの動的電圧レベルが前記電圧基
準の本質的に一定の電圧レベルよりも高い時には前記第
1ノードの電圧レベルを前記第2ノードの動的電圧レベ
ルに追随させるように動作する。
【0007】本発明の別の実施例に従えば、半導体デバ
イスを動的にバイアスする方法が提供され、その方法は
次の工程を含んでいる。第1の工程は、電流源を第1の
ノードへつなぐことであり、ここで前記電流源は前記第
1ノードへの電流流入を許容し、前記第1ノードからの
電流流出を阻止するように動作する。第2の工程は前記
第1ノードと動的電圧レベルを有する第2のノードとに
対してリニヤーソースフォロワーを接続することであ
る。次の工程は、本質的に一定の電圧レベルを有する電
圧基準を前記リニヤーソースフォロワーへつなぐことで
あって、前記リニヤーソースフォロワーは、前記第2ノ
ードの動的電圧レベルが前記電圧基準の本質的に一定の
電圧レベルよりも低い場合には前記第1ノードを前記電
圧基準へつなぎ、また前記第2ノードの動的電圧レベル
が前記電圧基準の本質的に一定の電圧レベルよりも高い
時には前記第1ノードの電圧レベルを前記第2ノードの
動的電圧レベルに追随させるように動作するようになっ
ている。最後の工程は前記第1ノードを半導体デバイス
へつないで、半導体デバイスを動的にバイアスすること
である。
【0008】本発明およびその特長をより完全に理解す
るために、以下に図面を参照した詳細な説明を行う。各
図面では同等な部品に対して同じ参照符号を用いてあ
る。
【0009】
【実施例】pチャンネル電界効果トランジスタがバイア
スされて、そのソースあるいはドレイン電圧レベルが時
間とともに変化するような場合に寄生ダイオードが活性
化されることがある。多くの場合、pチャンネル電界効
果トランジスタはそれのソースおよびドレインをp−基
板上のn形井戸中のp+領域として形成される。ソース
およびドレインの電圧レベルが変動することによって、
そのデバイス領域によって構成される寄生ダイオードに
よる問題が生じてくる。多くの例で、n形井戸、即ちバ
ックゲートは、バックゲートをソースへつなぐことによ
ってバイアスするのが一般的である。このバイアスはp
+ソースとバックゲートとの間の寄生ダイオードの活性
化を阻止する。バックゲートはバックゲートをその電子
回路中で最も正の電圧源へつなぐことで静的にバイアス
することもできる。このバイアスもまた、ソースとn形
井戸との間の寄生ダイオードの活性化を阻止する。pチ
ャンネル電界効果トランジスタに対するこの両方の静的
バイアス方式は、もしデバイスのソースにおける電圧が
負になれば問題を引き起こす。p+ソースまたはドレイ
ンはn形井戸に対して降服を起こすので、バックゲート
を最も正の電位へつなぐことができなくなる。こうし
て、動的バイアスが必要とされることになる。
【0010】本発明は、半導体トランジスタデバイスを
動的にバイアスして、そのデバイス構造中で寄生ダイオ
ードの望ましくない活性化を阻止し、ソースおよびドレ
インの接合のn形井戸のバックゲートへの降服を阻止す
るように動作する。
【0011】図1を参照すると、制御電流源10が制御
信号CONTROL1によって制御されている。この制
御電流源10は2つの端子を持っている。1つは正の電
源V CPへつながれている。制御電流源10の第2の端子
はNODE1へつながれている。pチャンネル電界効果
トランジスタ(P−FET)12はそのゲートを制御信
号CONTROL2へつながれている。P−FET12
はそのドレインをNODE2へつながれ、そのソースを
NODE1へつながれ、そのバックゲートをNODE3
へつながれている。nチャンネル電界効果トランジスタ
(N−FET)14はそれのドレインを正の電源VBAT
へつながれている。N−FET14のソースはNODE
2へつながれ、そのゲートはNODE1へつながれてい
る。誘導性負荷16は2つの端子を持っている。1つは
NODE2へつながれ、他方はアース電位へつながれて
いる。本発明の教えるところに従って構築される動的バ
イアス回路18はブロッキング電流源20を有してい
る。このブロッキング電流源は、NODE1へつながれ
た第1の電流経路と、NODE3へつながれた第2の電
流経路とを有する。リニヤーソースフォロワー22は、
NODE1へつながれた入力、NODE3へつながれた
第1の電流経路、および電圧基準24へつながれた第2
の電流経路を有する。NODE1は寄生容量26を有
し、それはNODE1とアース電位とにつながってい
る。寄生容量26は回路要素ではないが、回路に寄生す
るものとしてNODE1に付随して存在する。NODE
3は寄生容量28を有し、それはNODE3とアース電
位とにつながっている。寄生容量28もまたこの回路の
寄生物である。
【0012】動作時には、図1に示された電子回路は誘
導性負荷16に対してフラックスを増減させるように動
作する。フラックスの増加時には、CONTROL1信
号は制御電流源10をターンオンさせ、CONTROL
2信号はP−FET12をターンオフさせる。この状態
において、制御電流源10はNODE1に対して電流を
供給する。ブロッキング電流源20はNODE1からN
ODE3への電流を許容するが、NODE3からNOD
E1への電流は許容しないように動作する。ブロッキン
グ電流源20両端の電圧は一定しない。NODE3にお
ける寄生容量28がNODE1における寄生容量26よ
りもずっと小さいので、NODE3の電圧レベルはNO
DE1に追随する。言い換えれば、NODE3における
電圧の時間変化はNODE1におけるそれよりも大き
い。こうして、NODE3における電圧レベルVB は、
NODE1における電圧レベルVG とほぼ等しい。VB
がV G にほぼ等しいという事実は、P−FET12のバ
ックゲートとソースとの間に寄生ダイオードが活性化さ
れないことを保証する。
【0013】制御電流源10がNODE1に対して電流
を供給し、ブロッキング電流源20がNODE3への電
流を許容することによって、電圧レベルVB とVG とは
上昇する。リニヤーソースフォロワー22はこの電圧レ
ベルVG を入力として利用している。VG がNODE3
の電位よりもしきい値電圧1個分低いレベルよりも高い
時には、リニヤーソースフォロワー22はNODE3と
電圧基準24との間でオープン回路となり、NODE3
のVB がNODE1のVG を追随するように働く。VG
が上昇するとN−FET14はターンオンし、VBAT
NODE2との間でクローズ回路として動作する。N−
FET14がオンの時は、電流が誘導性負荷16中へ流
れてフラックスを増加させる。P−FET12はオフで
あるから、それはNODE1とNODE2との間でオー
プン回路として機能する。従って、誘導性負荷16から
P−FET12を通って電流は流れない。このように、
CONTROL1信号が制御電流源10をターンオン
し、CONTROL2信号がP−FET12をターンオ
フする時、この回路は誘導性負荷16に対してフラック
スを増加させるように動作する。
【0014】誘導性負荷16からフラックスを減少させ
るためには、CONTROL1信号が制御電流源10を
ターンオフし、CONTROL2信号がP−FET12
をターンオンする。一旦オンすると、P−FET12は
NODE1とNODE2との間でクローズ回路として機
能しようとする。従って、N−FET14のゲートソー
ス電圧は消失し、N−FET14は誘導性負荷16によ
って要求される必要な電流を供給することができない。
N−FET14がこのように動作するので、V BAT から
NODE2へ流れる電流は減少する。誘導性負荷16は
この誘導性負荷16中を流れる電流の変化に対して抵抗
し、P−FET12から電流を引き出そうとする。NO
DE1からP−FET12を通り、NODE2を経て誘
導性負荷16中を電流が流れるに従って、NODE1の
電圧レベルVG とNODE2のV S は低下する。NOD
E3における電圧レベルVB はVG とともに低下する。
電圧レベルVB およびVG は両方とも、VB が電圧基準
24の本質的に一定の電圧レベルに達するまで低下す
る。VG が電圧基準24の電圧レベル以下に低下する
と、リニヤーソースフォロワー22はNODE3と電圧
基準24との間のオープン回路として働く。リニヤーソ
ースフォロワー22と電圧基準24とはNODE3を、
電圧基準24によって設定される本質的に一定の電圧レ
ベルに設定するように動作する。VG が電圧基準24の
本質的に一定の電圧レベル以下に低下すると、ブロッキ
ング電流源20はNODE3からNODE1への電流の
流れを許容しなくなる。従って、NODE3における電
圧レベルは電圧基準24のレベルに設定されたままに留
まり、NODE1における電圧レベルは負へ移行し続け
ることを許容される。
【0015】誘導性負荷16は、VG とVS が負の値に
達するまで電圧レベルVG とVS を引き下げ続ける。そ
の時点で、誘導性負荷16はフラックスを除去されてし
まっており、NODE2の電圧レベルは比較的大きい負
の値にある。電圧レベルVGはNODE2の電圧レベル
S まで低下することはない。誘導性負荷16がNOD
E2から電流を引き出すことによってP−FET12は
コンデンサとして機能し始める。こうして、電荷がNO
DE2から誘導性負荷16を通して引き出されるが、N
ODE1における電荷はそのままである。NODE3を
電圧基準24の本質的に一定の電圧レベルにクランプす
ることは、P−FET12のバックゲートと基板との間
の寄生ダイオードが電流を流さず、またP−FET12
のバックゲートとソース、あるいはバックゲートとドレ
インが逆方向降伏を起こさないことを保証する。
【0016】本発明の教示に従って構築される動的バイ
アス回路18は図1の電子回路中で、NODE1の電圧
レベルが正の電源VCPにほぼ等しい場合には誘導性負荷
16のフラックス増加中はP−FET12のバックゲー
トとドレインとの間に寄生ダイオードが活性化されない
ことを保証する。動的バイアス回路18はまた、NOD
E1が比較的大きな負の値に低下した時に、誘導性負荷
16がフラックスを減少している間はP−FET12の
バックゲートとドレイン、あるいはバックゲートとソー
スとの間に寄生ダイオードが逆方向降伏を起こさないこ
と、およびバックゲートと基板との間に寄生ダイオード
が活性化されないことを保証する。このように、本発明
はP−FET12の動的バイアスを提供するので、P−
FET12の構造内で寄生ダイオードの活性化は発生し
ない。
【0017】図2は本発明の教示に従って構築される動
的バイアス回路18の別の実施例を含む電子回路を示し
ている。図2の電子回路は本質的に図1の回路と類似し
ている。図1の電子回路と図2の電子回路との間の違い
は動的バイアス回路18の構造である。図1のブロッキ
ング電流源20は図2では制御されたブロッキング電流
源30で置き換えられている。図1と図2の両動的バイ
アス回路18はP−FET12のバックゲートへの入出
電流を阻止するように動作する電流源を含む。既に述べ
たように、図1および図2に示されたように、図1の動
的バイアス回路18はブロッキング電流源を含み、図2
の動的バイアス回路は制御されたブロッキング電流源を
含んでいる。制御されたブロッキング電流源30は正の
電源VCPにつながれた第1の電流経路と、リニヤーソー
スフォロワー22へつながれた第2の電流経路とを有す
る。図2の電子回路は、制御された電流源30とNOD
E3の電圧レベルVB とを除いて、既に図1の回路に関
して説明したように動作する。
【0018】制御電流源10がオンで、誘導性負荷16
にフラックスを増加させる時、制御されたブロッキング
電流源30はターンオンし、NODE3へ電流を供給す
る。制御されたブロッキング電流源30はNODE3の
電圧レベルVB を電圧源VCPのレベルまで上昇駆動す
る。こうして、VG がVCPへ上昇する間、NODE3の
電圧レベルはNODE1の電圧レベルVG に等しいかそ
れよりも高いレベルに留まる。VB がVG に等しいかあ
るいはそれよりも高い値に留まることはP−FET12
のソースとバックゲートとの間に寄生ダイオードが活性
化されないことを保証する。既に図1に関して説明した
ように、VG がNODE3よりもしきい値電圧1個分低
い値よりも高いレベルにある間、リニヤーソースフォロ
ワー22はオフ状態にあって、リニヤーソースフォロワ
ー22はNODE3と電圧基準24との間でオープン回
路として動作し、NODE3のVB をNODE1のVG
に追随させる。
【0019】誘導性負荷16からフラックスを減ずる
時、制御電流源10はオフであって、P−FET12は
オンであり、制御されたブロッキング電流源30はター
ンオフする。こうして、VG が低下してNODE3とV
G との間のしきい値電圧がリニヤーソースフォロワー2
2がターンオンするのに十分になるまで、NODE3は
CPに留まる。リニヤーソースフォロワー22は、既に
図1に関して述べたように、NODE3を電圧基準24
の本質的に一定の電圧レベルに設定する。NODE3
は、制御されたブロッキング電流源30がターンオフし
た時に、電圧基準24の本質的に一定の電圧レベルに設
定される。制御されたブロッキング電流源30は、CO
NTROL1信号が制御電流源10をターンオフしてV
CPからNODE3への電流が流れないことが保証された
時にターンオフする。NODE3は電圧基準24の本質
的に一定の電圧レベルにクランプされ、この回路はそれ
以外は図1に関して述べたように動作する。
【0020】図1と図2の動的バイアス回路18の技術
的な特長点は、P−FET12のバックゲートをバイア
スすることによって、それぞれ図1と図2のP−FET
12中の寄生ダイオードの活性化を阻止することであ
る。
【0021】図3を参照すると、pチャンネル電界効果
トランジスタ(P−FET)34とnチャンネル電界効
果トランジスタ(N−FET)36の物理的構造が示さ
れ、P−FET34とN−FET36はp−基板上に形
成されている。P−FET34はゲート38と、デバイ
スのソース40およびドレイン42として働く2つのp
+領域とを含んでいる。これらのp+領域はデバイスの
バックゲート44であるn形井戸中に設けられる。P−
FET34はp−基板46上に形成される。N−FET
36はゲート48を含む。N−FET36は更に、デバ
イスのソース50およびドレイン52として働く2つの
n+領域を含んでいる。N−FET36もまたp−基板
46上に形成される。
【0022】動作時には、P−FET34とN−FET
36は標準的な電界効果トランジスタとして機能する。
ゲート38、ソース40、およびドレイン42はpチャ
ンネル電界効果トランジスタのゲート、ソース、および
ドレインである。基板46はアース電位へつながれる。
ゲート38とソース40を介して供給される負電圧レベ
ルはP−FET34をターンオンし、ソース40からド
レイン42への電流の流れを許容する。N−FET36
はソース50、ドレイン52、およびゲート48を有す
る。ゲート48とソース50間に供給される正の電圧レ
ベルはN−FET36をターンオンして、ドレイン52
からソース50への電流の流れを許容する。
【0023】図4は、図3のpチャンネルおよびnチャ
ンネル電界効果トランジスタの物理的構造内に存在する
寄生ダイオードを示している。P−FET34とN−F
ET36は図4において回路要素として示されている
が、図3に示された物理的構造を有している。半導体デ
バイスにおいて、p形領域とn形領域とが一緒になっ
て、p領域をアノードに、n領域をカソードにしたダイ
オードを構成する。p/n接合両端に印加される正の電
圧レベルはそれがダイオードのターンオン電圧レベルよ
りも大きければそのダイオードを活性化する。従って、
図3に示された物理的構造中のp/n接合両端に十分大
きい正の電圧レベルがセットアップされれば、ダイオー
ドが活性化される。図4中に示したダイオードは、この
構造の設計された機能ではなく、そのため”寄生ダイオ
ード”と呼ばれる。図4に示すように、寄生ダイオード
60はアノードとしてP−FET34のソース40を、
カソードとしてバックゲート44を有する。P−FET
34はまた、ドレイン42をアノードとし、バックゲー
ト44をカソードとする寄生ダイオード62、p−基板
46をアノードとし、バックゲート44をカソードとす
る寄生ダイオード64をも含んでいる。N−FET36
は2つの寄生ダイオードを含んでいる。寄生ダイオード
66はN−FET36の基板46をアノードとし、ソー
ス50をカソードとしており、また寄生ダイオード68
はN−FET36の基板46をアノードとし、ドレイン
52をカソードとしている。
【0024】動作時には、任意の寄生ダイオード両端の
電圧レベルがp/n接合ダイオードのターンオン電圧よ
りも大きくなれば、その寄生ダイオードは活性化され
る。一旦活性化されると、寄生ダイオードはp領域から
p−n接合を通ってn領域への電流の流れを引き起こ
す。これらの寄生ダイオードの1つが活性化されると、
P−FET36またはN−FET38の適正な機能は損
なわれよう。
【0025】図5は、本発明の教えるところに従って構
築される動的バイアス回路の別の1つの実施例を示す。
図5の電子回路は図1に示された回路のトポロジーを有
しており、動的バイアス回路18を構築する特定のやり
方を示している。図5を参照すると、ショットキーダイ
オード80はNODE1につながれたアノードと、NO
DE3につながれたカソードとを有する。pチャンネル
電界効果トランジスタ(P−FET)82はNODE1
へつながれたゲート、NODE3へつながれたドレイ
ン、アース電位84へつながれたソース、およびNOD
E3へつながれたバックゲートを有する。アース電位8
4は一定の電圧レベルを供給する。
【0026】動作時には、ショットキーダイオード8
0、P−FET82、およびアース電位84がP−FE
T12のバックゲートを動的にバイアスする。CONT
ROL1信号が制御電流源10をターンオンする時、誘
導性負荷16ではフラックスが増加する。NODE1の
電圧レベルVG が増大すると、ショットキーダイオード
80はNODE1からNODE3への電流の流れを許容
する。この電流がNODE3を充電し、NODE3の電
圧レベルが上昇する。電圧レベルVG が増大すれば、電
圧VB も一緒に上昇する。これら2つはショットキーダ
イオード80によって結び付けられているからである。
ショットキーダイオード80はVB をほぼVG に等しく
保つように働く。このことはP−FET12のバックゲ
ートとドレインとの間の寄生ダイオードが活性化されな
いことを保証する。ショットキーダイオード80はま
た、バックゲートとソースの間、およびバックゲートと
ドレインとの間の寄生ダイオードが降伏しないことを保
証もする。
【0027】誘導性負荷16からフラックスを減ずる
時、VG はアース電位へ向かって低下する。VG がアー
ス電位以下に低下すると、P−FET82がターンオン
する。P−FET82がターンオンすると、P−FET
82はNODE3をアース電位84にクランプする。こ
のように、アース電位84はNODE3の電圧レベルを
クランプする、本質的に一定の電圧レベルとして役立
つ。一旦、NODE3がアース電位84にクランプされ
ると、ショットキーダイオード80はNODE3からN
ODE1へ電流が流れるのを阻止する。このように、V
G がアース電位よりも低い負へ低下すると、NODE3
からNODE1への電流は流れなくなる。NODE3と
基板とがアース電位へつながれるため、このことはバッ
クゲートと基板との間の寄生ダイオードが活性化されな
いことを保証する。
【0028】図6は本発明の教えるところに従って構築
される動的バイアス回路の別の1つの実施例を示す。図
6の電子回路は図2に示した回路のトポロジーを有して
おり、動的バイアス回路を構築する特定のやり方の1つ
を示している。制御電流源90は電源VCPへつながれた
第1の入力、NODE3へつながれた出力、および第2
の入力を有する。pチャンネル電界効果トランジスタ
(P−FET)92はNODE3へつながれたソース、
NODE1へつながれたゲート、アース電位94へつな
がれたドレイン、およびNODE3へつながれたバック
ゲートを有する。アース電位94は本質的に一定の電圧
基準を供給する。
【0029】制御電流源90は、図2に関して既に述べ
た制御されたブロッキング電流源30と同じように動作
する。CONTROL1が制御電流源10をターンオン
する時、CONTROL3は制御電流源90をターンオ
ンする。こうして、NODE1の電圧レベルVG が上昇
すれば、NODE3の電圧レベルVB もまた同様に上昇
する。このことはまた、誘導性負荷16にフラックスが
増加する時、VB とV G とがほぼ等しい値に留まること
を保証する。こうして、P−FET12のバックゲート
とドレインとの間の寄生ダイオードは活性化されない。
誘導性負荷16からフラックスが減ぜられる時、CON
TROL1は制御電流源10をターンオフし、CONT
ROL3は制御電流源90をターンオフする。制御電流
源90は従ってオープン回路となって電圧源VCPからN
ODE3への電流を阻止する。V G がアース電位94以
下に低下すると、P−FET92がターンオンしてNO
DE3をアース電位94へクランプする。NODE3が
一旦アース電位94にクランプされると、制御電流源9
0がオープン回路として働くので、NODE3へは電流
が流れ込まなくなる。
【0030】図7は本発明の教えるところに従って構築
される集積された上側(highside)ドライバー
回路を示す。nチャンネル電界効果トランジスタ(N−
FET)100は、それのドレインを電圧源VBAT へつ
ながれ、それのゲートをNODE1へつながれ、それの
ソースをNODE2へつながれている。NODE1の電
圧レベルはVG であり、NODE2の電圧レベルはVS
である。誘導性負荷102はNODE2とアース電位と
へつながれている。制御信号CONTROL1はNOD
E1へつながれ、従ってN−FET100のゲートへつ
ながれている。図示のように、ターンオフ回路104
が、NODE1、NODE2、および動的バイアス回路
106へつながれている。スナッビングクランプ回路網
(snubbing clamp network)1
08が、図示のように、NODE1、NODE2、およ
び動的バイアス回路106へつながれている。図示のよ
うに、寄生容量112はNODE1とアース電位とへつ
ながり、寄生容量114はターンオフ回路104と動的
バイアス回路106とへつながっている。
【0031】動作時には、この集積された上側ドライバ
ー回路は誘導性負荷102を駆動するように動作する。
動的バイアス回路106は上述のように、ターンオフ回
路104とスナッビングクランプ回路網108とに対し
て動的なバイアスを提供するように動作する。ターンオ
フ回路104の一例が、本発明と同時に出願された19
94年1月4日付けの米国特許出願第8/176,81
5号”ターンオフ回路(TURN−OFF CIRCU
IT)”(テキサスインスツルメンツ社参照番号第TI
−18393号)に述べられている。この開示を本出願
の開示中へ、ここに完全な形で明示するものとして引用
する。スナッビングクランプ回路網の一例が、本発明と
同時に出願された1994年1月4日付けの米国特許出
願第8/176,816号”スナッビングクランプ回路
網(SNUBBING CLAMP NETWOR
K)”(テキサスインスツルメンツ社参照番号第TI−
17750号)に述べられている。この開示を本出願の
開示中へここに完全な形で明示するものとして引用す
る。
【0032】図8は本発明の教えるところに従って構築
される集積された上側ドライバー回路を示す。図8の回
路は図7に示された回路のトポロジーを有しており、動
的バイアス回路106を構築する特定のやり方を示して
いる。図8に示された動的バイアス回路106は、アノ
ードをCONTROL1へつながれ、カソードをpチャ
ンネル電界効果トランジスタ(P−FET)122へつ
ながれたショットキーダイオード120を含んでいる。
P−FET122は、ショットキーダイオードのアノー
ドへつながれたソース、アース電位124へつながれた
ドレイン、NODE1へつながれたゲート、およびショ
ットキーダイオードへつながれたバックゲートを有す
る。この動的バイアス回路106は図5に示されたもの
と同じ構成を有する。動的バイアス回路106は図5に
関して述べたのと同じように動作する。動的バイアス回
路106によって提供される動的なバイアス機能はスナ
ッビングクランプ回路網108とターンオフ回路104
の両方に対して供給される。ターンオフ回路104の一
例は、本発明と同時に出願された1994年1月4日付
けの米国特許出願第8/176,815号”ターンオフ
回路(TURN−OFF CIRCUIT)”(テキサ
スインスツルメンツ社参照番号第TI−18393号)
に述べられている。スナッビングクランプ回路網の一例
は、本発明と同時に出願された1994年1月4日付け
の米国特許出願第8/176,816号”スナッビング
クランプ回路網(SNUBBING CLAMP NE
TWORK)”(テキサスインスツルメンツ社参照番号
第TI−17750号)に述べられている。
【0033】本発明について詳細に説明してきたが、特
許請求の範囲に定義された本発明の本質および展望から
外れることなしに各種の変更、置換、および代替えが可
能であることは理解されるべきである。
【0034】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)動的バイアス回路であって、動的電圧レベルを有
する第1のノードと第2のノードとへつながれたブロッ
キング電流源であって、前記第1ノードから前記第2ノ
ードへの電流を許容するが、前記第2ノードから前記第
1ノードへの電流を阻止するように動作するブロッキン
グ電流源、前記第1ノードと前記第2ノードとへつなが
れたリニヤーソースフォロワー、前記リニヤーソースフ
ォロワーへつながれ、本質的に一定の電圧レベルを有す
る電圧基準であって、ここにおいて、前記リニヤーソー
スフォロワーが、前記第1ノードの動的電圧レベルが前
記電圧基準の本質的に一定の電圧レベルよりも低い場合
には前記第2ノードを前記電圧基準へつなぎ、また前記
第1ノードの動的電圧レベルが前記電圧基準の本質的に
一定の電圧レベルよりも高い時には前記第2ノードの電
圧レベルを前記第1ノードの動的電圧レベルに追随させ
るように動作するようになった電圧基準、を含む動的バ
イアス回路。
【0035】(2)第1項記載の動的バイアス回路であ
って、前記ブロッキング電流源が、前記第1ノードへつ
ながれたアノードと、前記第2ノードへつながれたカソ
ードとを有するダイオードを含んでいる動的バイアス回
路。
【0036】(3)第1項記載の動的バイアス回路であ
って、前記ブロッキング電流源が、前記第1ノードへつ
ながれたアノードと、前記第2ノードへつながれたカソ
ードとを有するショットキーダイオードを含む動的バイ
アス回路。
【0037】(4)第1項記載の動的バイアス回路であ
って、前記リニヤーソースフォロワーが、前記第1ノー
ドへつながれた入力、前記第2ノードへつながれた第1
の電流経路、および前記電圧基準へつながれた第2の電
流経路を有するトランジスタを含んでいる動的バイアス
回路。
【0038】(5)第1項記載の動的バイアス回路であ
って、前記リニヤーソースフォロワーが、前記第2ノー
ドへつながれたソース、前記電圧基準へつながれたドレ
イン、前記第1ノードへつながれたゲート、および前記
第2ノードへつながれたバックゲートを有するpチャン
ネル電界効果トランジスタを含んでいる動的バイアス回
路。
【0039】(6)第1項記載の動的バイアス回路であ
って、前記電圧基準が回路のアース電位を含んでいる動
的バイアス回路。
【0040】(7)動的バイアス回路であって、電源と
第1のノードとへつながれた制御されたブロッキング電
流源であって、前記電源から前記第1ノードへの電流を
許容し、また前記電源から前記第1ノードへの電流を阻
止するように動作するブロッキング電流源、前記第1ノ
ードと動的電圧レベルを有する第2ノードとへつながれ
たリニヤーソースフォロワー、前記リニヤーソースフォ
ロワーへつながれ、本質的に一定の電圧レベルを有する
電圧基準であって、ここにおいて、前記リニヤーソース
フォロワーが、前記第2ノードの動的電圧レベルが前記
電圧基準の本質的に一定の電圧レベルよりも低い場合に
は前記第1ノードを前記電圧基準へつなぎ、また前記第
2ノードの動的電圧レベルが前記電圧基準の本質的に一
定の電圧レベルよりも高い時には前記第1ノードの電圧
レベルを前記第2ノードの動的電圧レベルに追随させる
ように動作するようになった電圧基準、を含む動的バイ
アス回路。
【0041】(8)第7項記載の動的バイアス回路であ
って、前記制御されたブロッキング電流源が、前記電源
と前記第1ノードとへつながれた制御電流源、および前
記制御電流源へつながれて、前記制御電流源を活性化お
よび不活性化するように動作する制御信号、を含んでい
る動的バイアス回路。
【0042】(9)第7項記載の動的バイアス回路であ
って、前記リニヤーソースフォロワーが、前記第1ノー
ドへつながれた入力、前記第2ノードへつながれた第1
の電流経路、および前記電圧基準へつながれた第2の電
流経路を有するトランジスタを含んでいる動的バイアス
回路。
【0043】(10)第7項記載の動的バイアス回路で
あって、前記リニヤーソースフォロワーが、前記第1ノ
ードへつながれたソース、前記電圧基準へつながれたド
レイン、前記第2ノードへつながれたゲート、および前
記第1ノードへつながれたバックゲートを有するpチャ
ンネル電界効果トランジスタを含んでいる動的バイアス
回路。
【0044】(11)第7項記載の動的バイアス回路で
あって、前記電圧基準が回路のアース電位を含んでいる
動的バイアス回路。
【0045】(12)半導体デバイスを動的にバイアス
する方法であって、電流源を第1のノードへつなぐこと
であって、前記電流源が前記第1ノードへの電流流入を
許容するが、前記第1ノードからの電流流出を阻止する
ように動作するようにすること、前記第1ノードと、動
的電圧レベルを有する第2のノードとにリニヤーソース
フォロワーをつなぐこと、本質的に一定の電圧レベルを
有する電圧基準を前記リニヤーソースフォロワーへつな
ぐことであって、ここにおいて、前記リニヤーソースフ
ォロワーが、前記第2ノードの動的電圧レベルが前記電
圧基準の本質的に一定の電圧レベルよりも低い場合には
前記第1ノードを前記電圧基準へつなぎ、また前記第2
ノードの動的電圧レベルが前記電圧基準の本質的に一定
の電圧レベルよりも高い時には前記第1ノードの電圧レ
ベルを前記第2ノードの動的電圧レベルに追随させるよ
うに動作するようにすること、および前記第1ノードを
半導体デバイスへつないで、前記半導体デバイスに対し
て動的なバイアスを提供すること、の工程を含む方法。
【0046】(13)第12項記載の方法であって、前
記電流源が、前記第2ノードへつながれたアノードと、
前記第1ノードへつながれたカソードとを有するダイオ
ードを含んでいる方法。
【0047】(14)第12項記載の方法であって、前
記電流源が、前記第2ノードへつながれたアノードと、
前記第1ノードへつながれたカソードとを有するショッ
トキーダイオードを含んでいる方法。
【0048】(15)第12項記載の方法であって、前
記電流源が、電源と前記第1ノードとへつながれた制御
電流源、および前記制御電流源へつながれて、前記制御
電流源をターンオンおよびターンオフさせるように動作
する制御信号、を含んでいる方法。
【0049】(16)第12項記載の方法であって、前
記リニヤーソースフォロワーが、前記第2ノードへつな
がれた入力、前記第1ノードへつながれた第1の電流経
路、および前記電圧基準へつながれた第2の電流経路を
有するトランジスタを含んでいる方法。
【0050】(17)第12項記載の方法であって、前
記リニヤーソースフォロワーが、前記第1ノードへつな
がれたソース、前記電圧基準へつながれたドレイン、前
記第2ノードへつながれたゲート、および前記第1ノー
ドへつながれたバックゲートを有するpチャンネル電界
効果トランジスタを含んでいる方法。
【0051】(18)第12項記載の方法であって、前
記電圧基準が回路のアース電位を含んでいる方法。
【0052】(19)第12項記載の方法であって、前
記半導体デバイスがトランジスタである方法。
【0053】(20)第12項記載の方法であって、前
記半導体デバイスが、p−基板上にn形ウエル中に作製
されたpチャンネル電界効果トランジスタであって、前
記pチャンネル電界効果トランジスタのn形ウエルが前
記第1ノードへつながれて前記pチャンネル電界効果ト
ランジスタに対して動的バイアスを供給している方法。
【0054】(21)動的バイアス回路が開示されてお
り、それは第1のノード(NODE1)へつながれた第
1の電流経路と、第2のノード(NODE3)へつなが
れた第2の電流経路とを有するブロッキング電流源を含
む。リニヤーソースフォロワー(22)は、前記第2ノ
ード(NODE3)へつながれた第1の電流経路、電圧
基準(24)へつながれた第2の電流経路、および前記
第1ノード(NODE1)へつながれた入力を有する。
寄生容量(26)は前記第1ノード(NODE1)とア
ース電位とへつながり、寄生容量(28)は前記第2ノ
ード(NODE3)とアース電位とへつながっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教えるところに従って構築された動的
バイアス回路の1つの実施例を含む電子回路。
【図2】本発明の教えるところに従って構築された動的
バイアス回路の別の1つの実施例を含む電子回路。
【図3】p形半導体基板上に形成されたpチャンネルお
よびnチャンネル電界効果トランジスタの物理的構造。
【図4】図3に示された物理的構造中に存在する寄生ダ
イオード。
【図5】本発明の教えるところに従って構築された動的
バイアス回路の別の1つの実施例を含む電子回路。
【図6】本発明の動的バイアス回路の別の1つの実施例
を含む電子回路。
【図7】本発明の教えるところに従って構築された集積
された上側(high side)ドライバー回路。
【図8】本発明の教えるところに従って構築された集積
された上側ドライバー回路の別の実施例。
【符号の説明】
10 制御電流源 12 pチャンネル電界効果トランジスタ(P−FE
T) 14 nチャンネル電界効果トランジスタ(N−FE
T) 16 誘導性負荷 18 動的バイアス回路 20 ブロッキング電流源 22 リニヤーソースフォロワー 24 電圧基準 26 寄生容量 28 寄生容量 30 制御されたブロッキング電流源 34 pチャンネル電界効果トランジスタ(P−FE
T) 36 nチャンネル電界効果トランジスタ(N−FE
T) 38 ゲート 40 ソース 42 ドレイン 44 バックゲート 46 p−基板 48 ゲート 50 ソース 52 ドレイン 60 寄生ダイオード 62 寄生ダイオード 64 寄生ダイオード 66 寄生ダイオード 68 寄生ダイオード 80 ショトキーダイオード 82 pチャンネル電界効果トランジスタ(P−FE
T) 84 アース電位 90 制御電流源 92 pチャンネル電界効果トランジスタ(P−FE
T) 94 アース電位 100 nチャンネル電界効果トランジスタ(N−FE
T) 102 誘導性負荷 104 ターンオフ回路 106 動的バイアス回路 108 スナッビングクランプ回路網 112 寄生容量 114 寄生容量 120 ショットキーダイオード 122 pチャンネル電界効果トランジスタ(P−FE
T) 124 アース電位

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動的バイアス回路であって、 動的電圧レベルを有する第1のノードと第2のノードと
    に接続されたブロッキング電流源であって、前記第1ノ
    ードから前記第2ノードへの電流を許容するが、前記第
    2ノードから前記第1ノードへの電流を阻止するように
    動作する前記ブロッキング電流源と、 前記第1ノードと前記第2ノードとに接続されたリニヤ
    ーソースフォロワー)と、 前記リニヤーソースフォロワーに接続され、ほぼ一定の
    電圧レベルを有する電圧基準であって、前記リニヤーソ
    ースフォロワーが、前記第1ノードの動的電圧レベルが
    前記電圧基準のほぼ一定の電圧レベルよりも低い場合に
    は前記第2ノードを前記電圧基準へつなぎ、また前記第
    1ノードの動的電圧レベルが前記電圧基準のほぼ一定の
    電圧レベルよりも高い場合には前記第2ノードの電圧レ
    ベルを前記第1ノードの動的電圧レベルに追随させるよ
    うに動作するようになった前記電圧基準と、を含む動的
    バイアス回路。
  2. 【請求項2】 半導体デバイスを動的にバイアスする方
    法であって、 電流源を第1のノードに接続する段階であって、前記電
    流源が前記第1ノードへの電流流出を許容するが、前記
    第1ノードからの電流流入を阻止するように動作するよ
    うにする前記段階と、 前記第1ノードと、動的電圧レベルを有する第2のノー
    ドとにリニヤーソースフォロワーを接続する段階と、 ほぼ一定の電圧レベルを有する電圧基準を前記リニヤー
    ソースフォロワーに接続する段階であって、前記リニヤ
    ーソースフォロワーが、前記第2ノードの動的電圧レベ
    ルが前記電圧基準のほぼ一定の電圧レベルよりも低い場
    合には前記第1ノードを前記電圧基準へつなぎ、また前
    記第2ノードの動的電圧レベルが前記電圧基準のほぼ一
    定の電圧レベルよりも高い場合には前記第1ノードの電
    圧レベルを前記第2ノードの動的電圧レベルに追随させ
    るように動作するようにする前記段階と、 前記第1ノードを半導体デバイスに接続して、前記半導
    体デバイスに対して動的なバイアスを提供する段階と、
    を含む方法。
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