JPH07280896A - 遅相電流遮断試験装置 - Google Patents

遅相電流遮断試験装置

Info

Publication number
JPH07280896A
JPH07280896A JP6093785A JP9378594A JPH07280896A JP H07280896 A JPH07280896 A JP H07280896A JP 6093785 A JP6093785 A JP 6093785A JP 9378594 A JP9378594 A JP 9378594A JP H07280896 A JPH07280896 A JP H07280896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
switch
power supply
inductance
under test
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6093785A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Ishii
博美 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP6093785A priority Critical patent/JPH07280896A/ja
Publication of JPH07280896A publication Critical patent/JPH07280896A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮断に失敗したときの破損を防止して被試験
開閉器の開放によりその端部間に実使用状況に合致した
周波数の過渡振動電圧を印加する。 【構成】 被試験開閉器1の開放操作に連動して開放す
る第1,第2の補助開閉器8,12と、第1の開閉器8
に並列に設けられた電流抑制インダクタンス9と、第
1,第2の調整コンデンサ10,11と、開閉器1の開
放操作後の両端部1a,1b間の零電流により閉成する
放電ギャップ13と、このギャップ13に直列に設けら
れた調整インダクタンス14とを備え、コンデンサ10
を、両端部1a,1b間の過渡振動電圧の周波数に影響
しない大きさに設定し、コンデンサ11,前記調整イン
ダクタンス14を、過渡振動電圧が開閉器1の実使用状
況に応じた所定の周波数になるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力用の開閉器,遮断
器の分路リアクトル開閉等の遅相電流遮断性能を試験す
る遅相電流遮断試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力用の開閉器,遮断器は、分路
リアクトル開閉等の遅相電流の遮断が困難であるため、
遅相電流に対する遮断性能(遅相電流遮断性能)が試験
される。
【0003】この試験に用いられる従来の遅相電流遮断
試験装置は図5に示すように構成され、試験対象の開閉
器,遮断器からなる被試験開閉器1が試験手順に基づく
自動又は手動の開放操作で開放する前は、開閉器1の電
源端部1aと負荷端部1bとの間が閉成しているため、
短絡試験用発電機或いは系統電源等の交流の試験電源2
から小容量の電源インダクタンス3,被試験開閉器1,
試験負荷インダクタンス4,基準電位点であるアース点
5に電流が流れる。
【0004】この電流は、試験負荷インダクタンス4等
により電圧より遅れ位相になり、遅相電流を形成する。
つぎに、前記開放操作が行われて被試験開閉器1の端部
1a,1b間が正常に開放すると、前記の遅相電流が消
失する。
【0005】このとき、試験負荷インダクタンス4の対
地浮遊容量としての浮遊コンデンサ6の放電により、高
周波の過渡振動電圧が発生し、この電圧が試験電源2に
重畳して端部1a,1b間に印加される。そして、前記
開放操作前,後の端部1a,1b間の電圧,電流等の計
測に基づき、被試験開閉器1の遮断性能が試験される。
【0006】ところで、被試験開閉器1の仕様等に基づ
き、試験電源2の電圧の昇降調整が必要なときは、図6
に示すように被試験開閉器1の電源側に変圧器7が設け
られる。そして、試験電源2は変圧器7の1次巻線7a
と2次巻線7bとの比に応じて昇降調整された後、2次
巻線7bから被試験開閉器1,試験負荷インダクタンス
4の直列回路に供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記図5,図6の従来
装置の場合、とくに、浮遊コンデンサ6の容量(対地浮
遊容量)は試験負荷インダクタンス4等の試験装置の条
件で決まり、被試験開閉器1の実際の使用状況に即した
大きさにならない。
【0008】これは、装置の汎用性を高めるため、多く
の場合、試験負荷インダクタンス4が大形の可変容量器
である場合が多く、浮遊コンデンサ6の容量は実際の使
用状況下での容量より大きくなるためである。
【0009】したがって、被試験開閉器1が開放操作さ
れたときに、その端部1a,1b間に印加される高周波
の過渡振動電圧の周波数が実使用状況下での特性に一致
せず、試験目標条件を満足できないため有効な試験とな
らないという問題点がある。
【0010】一方、この種試験装置においては、被試験
開閉器1の試験による破損を極力防止する必要がある。
本発明は、遮断に失敗したときの破損を防止して被試験
開閉器の損傷を極力少くすると共に、被試験開閉器の開
放によりその端部間に印加される過渡振動電圧の周波数
を被試験開閉器の実使用状況に合致した特性にすること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の遅相電流遮断試験装置においては、試験
電源と被試験開閉器の電源端部との間の試験電源の給電
路に挿入され,被試験開閉器の開放操作に連動して開放
する第1の補助開閉器と、第1の補助開閉器に並列に設
けられ,試験電源のバイパス路を形成する電流抑制イン
ダクタンスと、
【0012】第1の補助開閉器の負荷側の試験電源によ
り充電されて過渡電源を形成する第1の調整コンデンサ
と、被試験開閉器の両端部間に設けられた第2の調整コ
ンデンサと、被試験開閉器の負荷端部と試験負荷インダ
クタンスとの間に設けられ,前記開放操作に連動して開
放する負荷切離用の第2の補助開閉器と、前記負荷端部
と基準電位点との間に設けられ,前記開放操作後の前記
両端部間の零電流により閉成する過渡振動路閉成用の閉
路手段と、前記負荷端部と閉路手段との間又は閉路手段
と基準電位点との間に設けられた調整インダクタンスと
を備え、
【0013】第1の調整コンデンサを、被試験開閉器が
開放したときの過渡電源の放電に基づく前記両端部間の
過渡振動電圧の周波数に影響しない大きさに設定し、第
2の調整コンデンサ,調整インダクタンスを、過渡振動
電圧が被試験開閉器の実使用状況に応じた所定の周波数
になるように設定する。
【0014】
【作用】前記のように構成された本発明の遅相電流遮断
試験装置の場合、被試験開閉器を開放操作すると、第
1,第2の補助開閉器が開放する。
【0015】そして、第1の補助開閉器の開放により、
試験電源の給電路が第1の補助開閉器から電流抑制イン
ダクタンスに切換わり、被試験開閉器の遮断に失敗して
も、その後の試験電源に基づく続流が抑制され、被試験
開閉器の破損が防止される。
【0016】また、第2の補助開閉器の開放により、試
験負荷インダクタンスが被試験開閉器から切離される。
さらに、開放操作後に被試験開閉器の電源端部と負荷端
部との間の電流が零になると、閉路手段が閉成する。
【0017】このとき、第1の調整コンデンサの充電電
荷に基づく過渡電源が第2の調整コンデンサ,閉路手
段,調整インダクタンスの直列回路を介して放電し、こ
の放電により被試験開閉器の両端部間に高周波の過渡振
動電圧が印加される。
【0018】そして、この電圧の振動周波数は第1,第
2の調整コンデンサ及び調整インダクタンスの容量設定
に基づき、被試験開閉器の実使用状況に応じた所定の周
波数になる。
【0019】したがって、試験負荷インダクタンスに派
生した対地浮遊容量の影響を受けることなく、開放操作
後の被試験開閉器の両端部間に実使用状況に合致した周
波数の過渡振動電圧が印加される。
【0020】そのため、遮断に失敗したときの破損を防
止して、被試験開閉器の端部間に印加される過渡振動電
圧の周波数を実使用状況に合致した特性にできる。
【0021】
【実施例】実施例について、図1ないし図4を参照して
説明する。 (1実施例)1実施例について、図1ないし図3を参照
して説明する。図1において、図5と同一符号は同一も
しくは相当するものを示し、図5と異なる点はつぎの
(i)〜(viii)の点である。
【0022】(i)試験電源2と電源端部1aとの間の
試験電源2の給電路に第1の補助開閉器8を挿入し、こ
の開閉器8を被試験開閉器1の開放操作に連動して開放
するようにした点。 (ii)第1の補助開閉器8に並列に試験電源2のバイパ
ス路を形成する電源抑制インダクタンス9を設けた点。
【0023】(iii) 試験電源2の給電路とアース点5
との間に、試験電源2により充電されて過渡電源を形成
する第1の調整コンデンサ10を設けた点。 (iv)被試験開閉器1の両端部1a,1b間に第2の調
整コンデンサ11を設けた点。
【0024】(v)負荷端部1bと試験負荷インダクタ
ンス4との間に、被試験開閉器1の開放操作に連動して
開放する負荷切離用の第2の補助開閉器12を設けた
点。 (vi)負荷端部1bとアース点5との間に過渡振動路閉
成用の閉路手段を形成する放電ギャップ13を設け、被
試験開閉器1の開放操作後の端部1a,1b間の零電流
により放電ギャップ13を放電トリガして閉成するよう
にした点。
【0025】(vii) 放電ギャップ13とアース点5と
の間に調整インダクタンス14を設けた点。 (viii)第1の調整コンデンサ10を、被試験開閉器1
が開放したときの過渡電源の放電に基づく両端部1a,
1b間の過渡振動電圧の周波数に影響しない大きさに設
定し、第2の調整コンデンサ11,調整インダクタンス
14を、過渡振動電圧が被試験開閉器1の実使用状況に
応じた所定の周波数になるように設定した点。
【0026】そして、インダクタンス3,4,9,14
の大きさをL1 ,L2 ,L3 ,L4,コンデンサ10,
11の大きさをC1 ,C2 とし、過渡振動電圧の周波数
をf=ω/2πとすると、インダクタンス3,4及びコ
ンデンサ10,11はつぎに説明するように設定され
る。
【0027】まず、電流抑制インダクタンス9は、直列
共振を防止して適当量の電流抑制を行うため、L1 <L
3 ,L3 <L2 ,1/(ωC1 )>1/(ωL3 )を満
足するように設定される。なお、電源インダクタンス3
は十分に小さく、このインダクタンス3と試験負荷イン
ダクタンス4とは、L1 <L2 の関係にある。
【0028】つぎに、第1の調整コンデンサ10は、被
試験開閉器1が開放したときの端部1a,1b間の過渡
振動電圧の周波数に影響しないように、C1 ≫C2 に設
定される。
【0029】さらに、第2の調整コンデンサ11,調整
インダクタンス14は、両端部1a,1b間の過渡振動
電圧が被試験開閉器1の実使用状況に応じたつぎの数1
の式の所定の周波数fになるように設定される。
【0030】
【数1】
【0031】なお、この実施例では調整コンデンサ1
1,調整インダクタンス14の直列共振の抑制も図るた
め、実際には、つぎの数2の式も満足するように設定さ
れる。
【0032】
【数2】(1/ωC2 )≫ωL4
【0033】そして、試験の際は各開閉器1,8,12
が閉成し、放電ギャップ13が開放した状態で試験電源
2が投入される。
【0034】このとき、第1の補助開閉器8を介した試
験電源2により、第1の調整コンデンサ10が充電され
るとともに被試験開閉器1,第2の補助開閉器12,試
験負荷インダクタンス4,アース点に電流が流れ、試験
負荷インダクタンス4を接続した状態での両端部1a,
1b間の電圧,電流等の計測が行われる。
【0035】つぎに、試験手順にしたがってt1に被試
験開閉器1の自動又は手動の開放操作が行われ、図2の
(a)に示すように被試験開閉器1が開放したとする。
なお、図2の開,閉は開放,閉成を示す。
【0036】このとき、図2の(b),(c)に示すよ
うに補助開閉器8,12が共に開放し、第1の補助開閉
器8の開放により試験電源2の給電路が第1の補助開閉
器8から電流抑制インダクタンス9に切換わる。また、
第2の補助開閉器12の開放により、試験負荷インダク
タンス4が被試験開閉器1から切離される。
【0037】そして、この切離しにより被試験開閉器1
の両端部1a,1b間を通流する電流が図2の(e)に
示すように開放操作後のt2に零電流になると、例え
ば、負荷端部1bと第2の補助開閉器12との間に設け
られた電流検出器(図示せず)の検出信号に基づき、図
外のトリガ発生器から放電ギャップ13にギャップトリ
ガの電圧が与えられる。
【0038】この電圧により図2の(d)に示すように
放電ギャップ13が閉成し、第1の調整コンデンサ10
の蓄積電荷に基づく過渡電源が第2の調整コンデンサ1
1,放電ギャップ13,調整インダクタンス14を介し
て急速に放電する。
【0039】この放電に基づき、第2の調整コンデンサ
11の両端間,すなわち両端部1a,1b間に図3の
(b)に示す高周波の過渡振動電圧が印加される。な
お、図3の(a)は試験電源2による電圧v,電流iを
示し、同図の(c)はギャップトリガの電圧を示す。
【0040】そして、両端部1a,1b間の過渡振動電
圧の周波数は第2の調整コンデンサ11,調整インダク
タンス14の大きさC2 ,L4 の設定に基づき、被試験
開閉器1の実使用状況に合致した周波数になる。
【0041】したがって、被試験開閉器1の開放操作
後、試験負荷インダクタンス4に派生した浮遊コンデン
サ6の影響を受けることなく、実使用状況に合致した周
波数の過渡振動電圧が被試験開閉器1の両端部1a,1
b間に印加され、所望の性能検証試験が行える。
【0042】一方、試験電源2の給電路に比較的大きな
電流抑制インダクタンス9が挿入されるため、被試験開
閉器1が前記の過渡振動電圧に耐えられず、遮断に失敗
して両端部1a,1b間が再閉路しても、被試験開閉器
1を通流する開放操作後の続流が抑制され、過大な短絡
電流による被試験開閉器1の破損が防止される。
【0043】(他の実施例)つぎに、他の実施例につい
て、図4を参照して説明する。図4において、図1と同
一符号は同一もしくは相当するものを示し、図1と異な
る点は、図6の変圧器7に相当する変圧器15を付加
し、試験電源2の電圧を変圧器15の1次巻線15aと
2次巻線15bとの比に基づいて昇降調整し、2次巻線
15bの調整後の電源を用いるようにした点である。
【0044】なお、変圧器15は過渡振動電圧の周波数
に影響を与えないように、被試験開閉器1からみたイン
ピーダンスが十分に小さくなるように設定されている。
【0045】そして、この実施例の場合、試験電源2の
電圧等を被試験開閉器1の容量等に応じた所定の大きさ
に調整して1実施例と同様の試験が行え、とくに、電源
電圧を越えるような高圧の開閉器の試験に好適である。
【0046】ところで、前記両実施例では高速の閉成動
作を要する過渡振動路閉成用の閉路手段を放電ギャップ
13により形成したが、このギャップ13の代わりにサ
イリスタ等の高速の半導体スイッチにより前記閉路手段
を形成してもよい。また、調整インダクタンス14は負
荷端部1b,コンデンサ11,第2の補助開閉器12の
接続点と放電ギャップ13との間に設けてもよい。
【0047】さらに、図4のように変圧器17を用いる
場合、第1の調整コンデンサ10をその耐圧等を考慮し
て1次巻線17a側に設けてもよい。そして、電力用の
種々の開閉器,遮断器の分路リアクトル開閉等の遅相電
流試験に適用できる。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。被試験開閉
器1を開放操作すると、第1,第2の補助開閉器8,1
2が開放し、第1の補助開閉器8の開放により試験電源
2の給電路が第1の補助開閉器8から電流抑制インダク
タンス9に切換わり、被試験開閉器1の遮断に失敗して
も、その後の試験電源2に基づく続流が抑制され、被試
験開閉器1の破損が防止される。
【0049】また、第2の補助開閉器12の開放によ
り、試験負荷インダクタンス4が被試験開閉器1から切
離され、さらに、開放操作後に被試験開閉器1の電源端
部1aと負荷端部1bとの間の電流が零になると、閉路
手段(放電ギャップ13)が閉成する。
【0050】このとき、第1の調整コンデンサ10の充
電電荷に基づく過渡電源が第2の調整コンデンサ11,
閉路手段,調整インダクタンス14の直列回路を介して
放電し、この放電により被試験開閉器1の両端部1a,
1b間に高周波の過渡振動電圧が印加され、この電圧の
振動周波数は第1,第2の調整コンデンサ10,11及
び調整インダクタンス14の容量設定に基づき、被試験
開閉器1の実使用状況に応じた所定の周波数になる。
【0051】そのため、試験負荷インダクタンス4に派
生した対地浮遊容量の影響を受けることなく、開放操作
後の被試験開閉器1の両端部1a,1b間に実使用状況
に合致した周波数の過渡振動電圧が印加される。
【0052】したがって、遮断に失敗したときの破損を
防止して被試験開閉器1の端部1a,1b間に実使用状
況に合致した周波数の過渡振動電圧を印加し、被試験開
閉器1の試験を行うことができ、試験性能を著しく向上
することができる。更に、調整インダクタンス14は、
熱的,機械的強度を軽減して製作することができるので
小形化,安価とする効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遅相電流遮断試験装置の1実施例の結
線図である。
【図2】(a)〜(e)は図1の動作説明用の第1のタ
イミングチャートである。
【図3】(a)〜(c)は図1の動作説明用の第2のタ
イミングチャートである。
【図4】本発明の他の実施例の結線図である。
【図5】従来装置の1例の結線図である。
【図6】従来装置の他の例の結線図である。
【符号の説明】
1 被試験開閉器 1a 電源端部 1b 負荷端部 2 試験電源 4 試験負荷インダクタンス 5 基準電位点としてのアース点 8 第1の補助開閉器 9 電流抑制インダクタンス 10 第1の調整コンデンサ 11 第2の調整コンデンサ 12 第2の補助開閉器 13 閉路手段としての放電ギャップ 14 調整インダクタンス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流の試験電源が電源端部に印加される
    被試験開閉器の負荷端部を試験負荷インダクタンスを介
    して基準電位点に接続し、前記被試験開閉器の遅相電流
    遮断性能を試験する遅相電流遮断試験装置において、 前記試験電源と前記電源端部との間の前記試験電源の給
    電路に挿入され,前記被試験開閉器の開放操作に連動し
    て開放する第1の補助開閉器と、 該第1の補助開閉器に並列に設けられ,前記試験電源の
    バイパス路を形成する電流抑制インダクタンスと、 前記第1の補助開閉器の負荷側の前記試験電源により充
    電されて過渡電源を形成する第1の調整コンデンサと、 前記両端部間に設けられた第2の調整コンデンサと、 前記負荷端部と前記試験負荷インダクタンスとの間に設
    けられ,前記開放操作に連動して開放する負荷切離用の
    第2の補助開閉器と、 前記負荷端部と前記基準電位点との間に設けられ,前記
    開放操作後の前記両端部間の零電流により閉成する過渡
    振動路閉成用の閉路手段と、 前記負荷端部と前記閉路手段との間又は前記閉路手段と
    前記基準電位点との間に設けられた調整インダクタンス
    とを備え、 前記第1の調整コンデンサを、前記被試験開閉器が開放
    したときの前記過渡電源の放電に基づく前記両端部間の
    過渡振動電圧の周波数に影響しない大きさに設定し、 前記第2の調整コンデンサ,前記調整インダクタンス
    を、前記過渡振動電圧が前記被試験開閉器の実使用状況
    に応じた所定の周波数になるように設定したことを特徴
    とする遅相電流遮断試験装置。
JP6093785A 1994-04-06 1994-04-06 遅相電流遮断試験装置 Pending JPH07280896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6093785A JPH07280896A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 遅相電流遮断試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6093785A JPH07280896A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 遅相電流遮断試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07280896A true JPH07280896A (ja) 1995-10-27

Family

ID=14092073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6093785A Pending JPH07280896A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 遅相電流遮断試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07280896A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180100459A (ko) * 2013-08-22 2018-09-10 베리안 세미콘덕터 이큅먼트 어소시에이츠, 인크. 고속 스위치 고장 전류 제한기 및 전류 제한기 시스템
CN111273167A (zh) * 2018-12-05 2020-06-12 西安高压电器研究院有限责任公司 一种隔离开关小感性电流开合试验电路
CN111273166A (zh) * 2018-12-05 2020-06-12 西安高压电器研究院有限责任公司 一种隔离开关小感性电流开合试验电路

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180100459A (ko) * 2013-08-22 2018-09-10 베리안 세미콘덕터 이큅먼트 어소시에이츠, 인크. 고속 스위치 고장 전류 제한기 및 전류 제한기 시스템
CN111273167A (zh) * 2018-12-05 2020-06-12 西安高压电器研究院有限责任公司 一种隔离开关小感性电流开合试验电路
CN111273166A (zh) * 2018-12-05 2020-06-12 西安高压电器研究院有限责任公司 一种隔离开关小感性电流开合试验电路
CN111273167B (zh) * 2018-12-05 2022-06-03 西安高压电器研究院股份有限公司 一种隔离开关小感性电流开合试验电路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Brunello et al. Shunt capacitor bank fundamentals and protection
RU2743460C1 (ru) Способ и устройство для быстрого устранения ферромагнитного резонанса трансформатора напряжения
US5563459A (en) Apparatus for controlling opening and closing timings of a switching device in an electric power system
US6437955B1 (en) Frequency-selective circuit protection arrangements
US20060273779A1 (en) Method for determining the moment of closure of a circuit breaker on a high voltage line
FI124199B (fi) Elektroninen suojapiiri ja suojalaite
JPH07280896A (ja) 遅相電流遮断試験装置
JPH07280897A (ja) 遅相電流遮断試験装置
JPH03202793A (ja) 遮断器の試験装置
JPS62180917A (ja) 検査回路
JPH09182296A (ja) 無効電力補償装置
JPH04363677A (ja) 遮断器の合成試験回路
US4454476A (en) Method of and apparatus for synthetic testing of a multi-break circuit breaker
JP3103240B2 (ja) 残留電圧放電装置
JPH06174807A (ja) 直流遮断器の異常監視装置
CA1309487C (en) Apparatus for reducing stresses that initiate restrike of breakers in disconnecting capacitor banks
JP3175520B2 (ja) 直流遮断器
JP2001343436A (ja) 遮断器の耐電圧試験方法
SU985875A1 (ru) Способ автоматического повторного включени линии электропередачи
JPS6157870A (ja) 遮断器の三相等価試験方法
Kersten et al. Worst case studies of short-circuit making-currents
SU177536A1 (ru) Способ испытания высоковольтных выключателей
JPH0355110Y2 (ja)
SU197754A1 (ru) УСТРОЙСТВО дл ИСПЫТАНИЯ ВЫКЛЮЧАТЕЛЕЙ НА ВКЛЮЧАЮЩУЮ СПОСОБНОСТЬ
WO1998031084A1 (en) Frequency-selective circuit protection arrangements

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term