JPH07280343A - 電気瞬間湯沸器 - Google Patents
電気瞬間湯沸器Info
- Publication number
- JPH07280343A JPH07280343A JP7478294A JP7478294A JPH07280343A JP H07280343 A JPH07280343 A JP H07280343A JP 7478294 A JP7478294 A JP 7478294A JP 7478294 A JP7478294 A JP 7478294A JP H07280343 A JPH07280343 A JP H07280343A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- water
- balance plate
- magnet
- hot water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品のばらつきが発生しても、バランス板の
重量を変えることにより、容易に設定流量の調整を可能
にし、確実にリードスイッチをＯＮ／ＯＦＦさせること
ができる電気瞬間湯沸器を提供する。 【構成】 電気瞬間湯沸器の流量検出器２６は、流量が
停止した状態でリードスイッチ３６がＯＦＦ状態とな
り、流水中は、ＯＮ状態となる。パドル部４２は、パド
ル４３、マグネット４０、バランス板４５、ピン４６、
パドル台４７から構成されており、バランス板４５の厚
さを変えて重量が調節でき、支点となるピン４６からの
自重（回転トルク）が変わることにより、ＯＮ／ＯＦＦ
設定流量が調整できる。さらにリードスイッチ３６がマ
グネット４０によってＯＮしたのちＯＦＦする場合マグ
ネット４０の磁界によるリードスイッチ３６のＯＦＦ点
遅れを防止できる。
重量を変えることにより、容易に設定流量の調整を可能
にし、確実にリードスイッチをＯＮ／ＯＦＦさせること
ができる電気瞬間湯沸器を提供する。 【構成】 電気瞬間湯沸器の流量検出器２６は、流量が
停止した状態でリードスイッチ３６がＯＦＦ状態とな
り、流水中は、ＯＮ状態となる。パドル部４２は、パド
ル４３、マグネット４０、バランス板４５、ピン４６、
パドル台４７から構成されており、バランス板４５の厚
さを変えて重量が調節でき、支点となるピン４６からの
自重（回転トルク）が変わることにより、ＯＮ／ＯＦＦ
設定流量が調整できる。さらにリードスイッチ３６がマ
グネット４０によってＯＮしたのちＯＦＦする場合マグ
ネット４０の磁界によるリードスイッチ３６のＯＦＦ点
遅れを防止できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は給湯、シャワーに使用さ
れる電気瞬間湯沸器に関するものである。
れる電気瞬間湯沸器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気瞬間湯沸器を図９および図１
０を参照しながら説明する。図に示すように入水管１か
ら流入された水は、流量検出器２、止水栓３、流量調節
弁４を経て、加熱ヒータ５を有するタンク６内で加熱さ
れ、出湯管７に接続されたシャワーホース８を介してシ
ャワーヘツド９より流出する。このときの湯温は、水温
と流量により加熱ヒータ５の発熱量を調整することがで
きる。したがって快適な湯温を得るために容量調節ボリ
ューム１０をあらかじめ好みの湯温に調整し、タンク６
の湯温を検知するサーミスタ１１と容量調節ボリューム
１０の各抵抗を制御回路１２により抵抗値比較をして加
熱ヒータ５の通電率を制御し、好みの湯温に調整する構
成である。尚、タンク７には、異常時の加熱を防止する
保安器１３が設けられている。
０を参照しながら説明する。図に示すように入水管１か
ら流入された水は、流量検出器２、止水栓３、流量調節
弁４を経て、加熱ヒータ５を有するタンク６内で加熱さ
れ、出湯管７に接続されたシャワーホース８を介してシ
ャワーヘツド９より流出する。このときの湯温は、水温
と流量により加熱ヒータ５の発熱量を調整することがで
きる。したがって快適な湯温を得るために容量調節ボリ
ューム１０をあらかじめ好みの湯温に調整し、タンク６
の湯温を検知するサーミスタ１１と容量調節ボリューム
１０の各抵抗を制御回路１２により抵抗値比較をして加
熱ヒータ５の通電率を制御し、好みの湯温に調整する構
成である。尚、タンク７には、異常時の加熱を防止する
保安器１３が設けられている。
【０００３】図１１に示す、流量検出器２は、パドル部
１４とリードスイッチ１５とからなり、パドル部１４
は、マグネット１６とパドル１７とパドル台１８とピン
１９から構成されており、入水管１からの流量によりマ
グネット１６が装着されたパドル１７がピン１９を支点
にしてリードスイッチ１５側に移動するとマグネット１
６の磁界によりリードスイッチ１５がＯＮ状態になり、
流水が停止するとマグネット１６が装着されたパドル１
７がピン１９を支点にして入水管１側に移動し、リード
スイッチ１５がＯＦＦ状態となるが、リードスイッチ１
５がマグネット１６によってＯＮしたのちＯＦＦする場
合、マグネット１６の磁界によるリードスイッチ１５の
ＯＦＦ点遅れが発生する。流量状態は、リードスイッチ
１５を介して制御回路１２に伝達する。
１４とリードスイッチ１５とからなり、パドル部１４
は、マグネット１６とパドル１７とパドル台１８とピン
１９から構成されており、入水管１からの流量によりマ
グネット１６が装着されたパドル１７がピン１９を支点
にしてリードスイッチ１５側に移動するとマグネット１
６の磁界によりリードスイッチ１５がＯＮ状態になり、
流水が停止するとマグネット１６が装着されたパドル１
７がピン１９を支点にして入水管１側に移動し、リード
スイッチ１５がＯＦＦ状態となるが、リードスイッチ１
５がマグネット１６によってＯＮしたのちＯＦＦする場
合、マグネット１６の磁界によるリードスイッチ１５の
ＯＦＦ点遅れが発生する。流量状態は、リードスイッチ
１５を介して制御回路１２に伝達する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、マグネット１６やリードスイッチ１５のば
らつきにより、設定流量が変化した場合、容易に調整す
ることができず、また、流水が停止しているにもかかわ
らず、マグネット１６の磁界によりリードスイッチ１５
がＯＦＦできない状態も発生する可能性がある。
の構成では、マグネット１６やリードスイッチ１５のば
らつきにより、設定流量が変化した場合、容易に調整す
ることができず、また、流水が停止しているにもかかわ
らず、マグネット１６の磁界によりリードスイッチ１５
がＯＦＦできない状態も発生する可能性がある。
【０００５】本発明は、上記課題を解決するもので、容
易に調整可能な流量検出器を有した電気瞬間湯沸器を提
供することを目的としている。
易に調整可能な流量検出器を有した電気瞬間湯沸器を提
供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、加熱ヒータを有するタンクと、このタンクと
水密に接続された入水管と出湯管と止水栓と前記入水管
とタンクの間に流量検出器、流量調節弁を配設し、さら
に湯温を検出するサーミスタを配設し、前記流量検出
器、サーミスタの信号により、前記加熱ヒータを制御す
る制御器を備えてなり、前記流量検出器は重量の調節可
能なバランス板を設けたマグネットを有したパドル部と
リードスイッチにより構成され、流量の大小により前記
パドル部が移動して前記リードスイッチをＯＮ／ＯＦＦ
し、前記バランス板の重量を調節して設定流量を調節す
るものである。
するため、加熱ヒータを有するタンクと、このタンクと
水密に接続された入水管と出湯管と止水栓と前記入水管
とタンクの間に流量検出器、流量調節弁を配設し、さら
に湯温を検出するサーミスタを配設し、前記流量検出
器、サーミスタの信号により、前記加熱ヒータを制御す
る制御器を備えてなり、前記流量検出器は重量の調節可
能なバランス板を設けたマグネットを有したパドル部と
リードスイッチにより構成され、流量の大小により前記
パドル部が移動して前記リードスイッチをＯＮ／ＯＦＦ
し、前記バランス板の重量を調節して設定流量を調節す
るものである。
【０００７】
【作用】本発明は上記構成によって、流量検出器を構成
する部品のばらつきが発生しても、バランス板の重量を
変えることにより、容易に設定流量の調整を可能にし、
確実にリードスイッチをＯＮ／ＯＦＦさせることができ
るものである。
する部品のばらつきが発生しても、バランス板の重量を
変えることにより、容易に設定流量の調整を可能にし、
確実にリードスイッチをＯＮ／ＯＦＦさせることができ
るものである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の電気瞬間湯沸器の一実施例を
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【０００９】図１は電気瞬間湯沸器の外観図で、２０は
入水管、２１は止水栓つまみ、２２は流量調節弁つま
み、２３は容量調節つまみ、２４はシャワーホース、２
５はシャワーヘッドを示す。図２は電気瞬間湯沸器の内
部構成配置図で、２６は流量検出器、２７は止水栓、２
８は流量調節弁、２９は容量調節ボリューム、３０はタ
ンク、３１は制御回路、３２はサーミスタを示す。図３
および図４に示すように入水管２０から流入され水は、
流量検出器２６、止水栓２７、流量調節弁２８を経て、
加熱ヒータ３３を有するタンク３０で加熱され、出湯管
３４に接続されたシャワーホース２４を介してシャワー
ヘツド２５より流出する。このときの湯温は、水温と流
量により加熱ヒータ３３の発熱量を調整することができ
る。
入水管、２１は止水栓つまみ、２２は流量調節弁つま
み、２３は容量調節つまみ、２４はシャワーホース、２
５はシャワーヘッドを示す。図２は電気瞬間湯沸器の内
部構成配置図で、２６は流量検出器、２７は止水栓、２
８は流量調節弁、２９は容量調節ボリューム、３０はタ
ンク、３１は制御回路、３２はサーミスタを示す。図３
および図４に示すように入水管２０から流入され水は、
流量検出器２６、止水栓２７、流量調節弁２８を経て、
加熱ヒータ３３を有するタンク３０で加熱され、出湯管
３４に接続されたシャワーホース２４を介してシャワー
ヘツド２５より流出する。このときの湯温は、水温と流
量により加熱ヒータ３３の発熱量を調整することができ
る。
【００１０】したがって快適な湯温を得るために容量調
節つまみ２３であらかじめ好みの湯温に調整し、タンク
３０の湯温を検知するサーミスタ３２と容量調節ボリュ
ーム２９の各抵抗を制御回路３１により抵抗値比較をし
て加熱ヒータ３３の通電率を制御し、お好みの湯温に調
整する構成である。尚、タンク３０には、異常時の加熱
を防止する保安器３５が設けられている。
節つまみ２３であらかじめ好みの湯温に調整し、タンク
３０の湯温を検知するサーミスタ３２と容量調節ボリュ
ーム２９の各抵抗を制御回路３１により抵抗値比較をし
て加熱ヒータ３３の通電率を制御し、お好みの湯温に調
整する構成である。尚、タンク３０には、異常時の加熱
を防止する保安器３５が設けられている。
【００１１】図５は流量検出器２７に使用するリードス
イッチ３６のＯＦＦ状態を示し、３７はガラス管、３８
はリード片、３９は接点部である。図６はリードスイッ
チ３６のＯＮ状態で動作原理を示し、マグネット４０を
リードスイッチ３６に近づけるとマグネット４０の磁界
４１ＮーＳにより、リード片３８が磁化され、相対した
接点部３９が互いに吸引し合い接触してＯＮ状態とな
る。磁界を消去すればＯＦＦ状態となる。
イッチ３６のＯＦＦ状態を示し、３７はガラス管、３８
はリード片、３９は接点部である。図６はリードスイッ
チ３６のＯＮ状態で動作原理を示し、マグネット４０を
リードスイッチ３６に近づけるとマグネット４０の磁界
４１ＮーＳにより、リード片３８が磁化され、相対した
接点部３９が互いに吸引し合い接触してＯＮ状態とな
る。磁界を消去すればＯＦＦ状態となる。
【００１２】図７および図８を参照しながら説明する。
図は流量検出器２６を示し、図７は、流水が停止した状
態でリードスイッチ３６がＯＦＦ状態となっている。図
８は、流水中の状態でリードスイッチ３６がＯＮ状態と
なっている。パドル部４２は、パドル４３、マグネット
４０、バランス板４５、ピン４６、パドル台４７から構
成されており、バランス板４５の厚さを変えて重量が調
節でき、支点となるピン４６からの自重（回転トルク）
が変えることにより、ＯＮ／ＯＦＦの設定流量が調整で
きる。さらにリードスイッチ３６がマグネット４０によ
ってＯＮしたのちＯＦＦする場合マグネット４０の磁界
によるリードスイッチ３６のＯＦＦ点遅れを防止でき
る。前記、バランス板の材質は黄銅またはステンレス等
非磁性材料で、比重が大きく、水に腐食しにくいものに
することができる。
図は流量検出器２６を示し、図７は、流水が停止した状
態でリードスイッチ３６がＯＦＦ状態となっている。図
８は、流水中の状態でリードスイッチ３６がＯＮ状態と
なっている。パドル部４２は、パドル４３、マグネット
４０、バランス板４５、ピン４６、パドル台４７から構
成されており、バランス板４５の厚さを変えて重量が調
節でき、支点となるピン４６からの自重（回転トルク）
が変えることにより、ＯＮ／ＯＦＦの設定流量が調整で
きる。さらにリードスイッチ３６がマグネット４０によ
ってＯＮしたのちＯＦＦする場合マグネット４０の磁界
によるリードスイッチ３６のＯＦＦ点遅れを防止でき
る。前記、バランス板の材質は黄銅またはステンレス等
非磁性材料で、比重が大きく、水に腐食しにくいものに
することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明の流量検出器
を組込んだ電気瞬間湯沸器は、バランス板の重量を調整
することにより容易に設定流量が調節でき、リードスイ
ッチを確実にＯＮ／ＯＦＦする電気瞬間湯沸器を提供で
きる。
を組込んだ電気瞬間湯沸器は、バランス板の重量を調整
することにより容易に設定流量が調節でき、リードスイ
ッチを確実にＯＮ／ＯＦＦする電気瞬間湯沸器を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例における電気瞬間湯沸器の外
観図
観図
【図２】同実施例の内部構成図
【図３】同実施例の水回路および電気回路図
【図４】同実施例の水回路図
【図５】同実施例に利用するリードスイッチのＯＦＦ状
態図
態図
【図６】同実施例の利用するリードスイッチのＯＮ状態
図
図
【図７】同実施例の流量検出器のＯＦＦ状態図
【図８】同実施例の流量検出器のＯＮ状態図
【図９】従来例のの水回路および電気回路図
【図１０】従来例の水回路図
【図１１】従来例の流量検出器図
２０ 入水管 ２６ 流量検出器 ２７ 止水栓 ２８ 流量調節弁 ２９ 容量調節ボリューム ３０ タンク ３１ 制御回路 ３２ サーミスタ ３３ 加熱ヒータ ３４ 出湯管 ３５ 保安器 ３６ リードスイッチ ４０ マグネット ４２ パドル部 ４５ バランス板
Claims (2)
- 【請求項１】加熱ヒータを有するタンクと、このタンク
と水密に接続された入水管と出湯管と止水栓と前記入水
管とタンクの間に流量検出器、流量調節弁を配設し、さ
らに湯温を検出するサーミスタを配設し、前記流量検出
器、サーミスタからの信号により、前記加熱ヒータを制
御する制御器を備えてなり、前記流量検出器は重量の調
節可能なバランス板を設けたマグネットを有したパドル
部とリードスイッチにより構成され、流量の大小により
前記パドル部が移動して、前記リードスイッチをＯＮ／
ＯＦＦし、前記バランス板の重量を調節して設定流量を
調節する電気瞬間湯沸器。 - 【請求項２】バランス板の材質を非磁性材料で比重が大
きく、かつ水に対して耐腐食性の大きい黄銅又はステン
レス鋼とした請求項１記載の電気瞬間湯沸器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07478294A JP3170996B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 電気瞬間湯沸器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07478294A JP3170996B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 電気瞬間湯沸器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07280343A true JPH07280343A (ja) | 1995-10-27 |
| JP3170996B2 JP3170996B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=13557211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07478294A Expired - Fee Related JP3170996B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 電気瞬間湯沸器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3170996B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102748531A (zh) * | 2012-06-11 | 2012-10-24 | 温柏林 | 一种快速热水龙头 |
| CN111864312A (zh) * | 2019-09-06 | 2020-10-30 | 博格华纳排放系统（宁波）有限公司 | 新能源车用电池包加热器 |
| US20210071912A1 (en) * | 2019-09-06 | 2021-03-11 | Borgwarner Emissions Systems (Ningbo) Co., Ltd. | Heater for vehicle |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104697151B (zh) * | 2015-03-16 | 2017-06-16 | 大连海洋大学 | 小型快速热水器 |
| KR200496300Y1 (ko) * | 2020-10-29 | 2022-12-22 | 김지은 | 컵 걸이 |
-
1994
- 1994-04-13 JP JP07478294A patent/JP3170996B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102748531A (zh) * | 2012-06-11 | 2012-10-24 | 温柏林 | 一种快速热水龙头 |
| CN111864312A (zh) * | 2019-09-06 | 2020-10-30 | 博格华纳排放系统（宁波）有限公司 | 新能源车用电池包加热器 |
| US20210071912A1 (en) * | 2019-09-06 | 2021-03-11 | Borgwarner Emissions Systems (Ningbo) Co., Ltd. | Heater for vehicle |
| US11709001B2 (en) * | 2019-09-06 | 2023-07-25 | Borgwarner Emissions Systems (Ningbo) Co., Ltd. | Flow sensor for vehicle liquid heater which protects against overheating |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3170996B2 (ja) | 2001-05-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |