JPH07278580A - アスファルト・水混合燃料用添加剤 - Google Patents

アスファルト・水混合燃料用添加剤

Info

Publication number
JPH07278580A
JPH07278580A JP6090562A JP9056294A JPH07278580A JP H07278580 A JPH07278580 A JP H07278580A JP 6090562 A JP6090562 A JP 6090562A JP 9056294 A JP9056294 A JP 9056294A JP H07278580 A JPH07278580 A JP H07278580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asphalt
additive
water
sodium
salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6090562A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Nagasawa
義信 長澤
Masahiko Kojima
正彦 小島
Kenji Date
健次 伊達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP6090562A priority Critical patent/JPH07278580A/ja
Publication of JPH07278580A publication Critical patent/JPH07278580A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 (a)脂肪酸残基の炭素数が6〜22のα−
スルホ脂肪酸エステル塩および(b)ポリスチレンスル
ホン酸ナトリウム、ナフタリンスルホン酸ナトリウムホ
ルマリン縮合物等の水溶性高分子を含有するアスファル
ト・水混合燃料用添加剤。 【効果】 一般的な乳化、剪断または撹拌機で優れた乳
化性を発揮すると共に、アスファルト粒子の沈降(クリ
ーミング)防止性に優れているため、得られるアスファ
ルト・水混合燃料は、従来の如く上部に水層が発生す
る、上層部と下層部の濃度差が発生する、ハード沈降物
が生成するという保存安定性の悪化が観察されず、電力
や一般産業の分野において運用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアスファルト・水混合燃
料用添加剤に関する。
【0002】
【従来の技術】アスファルトは、その防水性・耐衝撃性
等の優れた性質によりルーフィング・道路舗装用途等に
用いられている。このような用途においては、アスファ
ルト自体が常温において固体もしくは超高粘性を示すた
め、アスファルト乳剤として用いられるのが通常であ
る。
【0003】また、燃料としては石油、石炭、LNG等
の化石燃料が使用され、特にハンドリング等の問題によ
り主として重油が用いられてきたが、石油ショック以
降、燃料ソースに規制を設け貴重な化石燃料資源の節約
を実施している。このように化石燃料として重要なウエ
イトを占めている石油は蒸留精製によりナフサ・ガソリ
ン・灯油・軽油等の付加価値の高い留分を抽出し、一
方、大量消費向け燃料用として重油を供給して各種産業
の基盤となっている。しかし重油には貴重な軽留分が多
量に含まれるため、新たな燃料資料として、石油蒸留残
査であるアスファルトが注目されているが、元来の流動
性の悪さからアスファルトをそのまま燃料として用いる
ことはコスト高となり困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アスファルトの流動性
を改良する手段として、舗装用途等では以前よりアスフ
ァルト乳剤が用いられてきた。しかし従来のアスファル
ト乳剤においては、乳化性改良を目的として灯油等を添
加しさらにアスファルト濃度を下げて使用せざるを得な
かった。また、従来のアスファルト乳剤はその使用目的
のため、施工後早期にエマルジョン破壊を起こすように
添加剤の設計が行われており、この添加剤では燃料用途
に要求される安定性を充分に満足することはできなかっ
た。
【0005】さらに、アスファルテンを大量に含有する
超重質油エマルジョン燃料分野での従来技術としては、
特開平1−313592号公報、特開平1−31359
4号公報、特開平1−313595号公報、特開平3−
97788号公報に報告されている。
【0006】しかし、特開平1−313592号公報で
は、書籍「界面活性剤便覧 産業図書(株)」に記載さ
れているように分散安定剤として一般的に広く知られて
いる汎用アニオン性界面活性剤を用いており、この汎用
添加剤を用いた場合では乳化が充分に行われず、この事
がアスファルト粒子の沈降または上昇(クリーミング)
およびハード沈降物の生成という保存安定性の悪化につ
ながり、アスファルト・水混合燃料としての要求性能を
十分に満足することは困難であった。
【0007】また、特開平1−313594号公報、特
開平1−313595号公報、特開平3−97788号
公報では、特開平1−313592号公報での問題点を
解決するべく、書籍「界面活性剤便覧 産業図書
(株)」に記載されているように乳化剤として一般的に
広く知られている汎用ノニオン性界面活性剤を用いて乳
化性を改良するべく検討が行われている。これは書籍
「新・界面活性剤入門 三洋化成工業(株)」に記載さ
れているように、汎用ノニオン性界面活性剤と汎用アニ
オン性界面活性剤を併用することにより混合ミセルを形
成させ、この事により汎用ノニオン性界面活性剤の使用
上の問題点となる曇点を消失させる一般的な方法であ
る。しかしこの方法では、汎用ノニオン性界面活性剤の
使用上の利点であるアスファルトとの親和性を大きく低
下させて乳化不良を引き起こす。このため、上部に水層
が発生し、また、アスファルト粒子の沈降ないしは上昇
(クリーミング)およびハード沈降物の生成という保存
安定性の悪化につながり、アスファルト・水混合燃料と
しての要求性能を十分に満足することは困難であった。
【0008】また、特開平1−313595号公報、特
開平3−97788号公報記載の汎用ノニオン活性剤と
天然または合成水溶性高分子の併用は勿論のこと、特開
平1−313595号公報、特開平3−97788号公
報記載のアニオン性高分子活性剤は分子量が大きく構造
が複雑であるためミセル形成が極めて困難であり、よっ
てアニオン性高分子活性剤と汎用ノニオン性活性剤とを
併用しても混合ミセルを形成しないため、曇点が消失す
るといった現象が起こり得ない。このため、使用するノ
ニオン活性剤の曇点を越える温度条件にての乳化は極め
て困難で、使用できるアスファルトの種類・濃度が大き
く制限されてしまうという問題を解決することができな
かった。一方、水溶性高分子単独では乳化性が著しく乏
しいために使用可能な乳化機が限定され、かつ極めて高
機械力が必要であるという問題点を抱えている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記のよう
な欠点のないアスファルト・水混合燃料を得るべく鋭意
研究を重ねた結果、曇点という制限を受けないアニオン
性活性剤の中でも極めてアスファルト・水混合燃料の乳
化性および分散性に優れたアニオン性活性剤と、これに
水溶性高分子を併用して配合することにより、流動性に
優れ、上部における水層の発生、アスファルト粒子の沈
降(クリーミング)およびハード沈降物の生成が無いと
いう保存安定性に優れたアスファルト・水混合燃料を得
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち、本発明のアスファルト・水混合
燃料用添加剤は、以下の(a)および(b)成分を含有
することを特徴とする。 (a)α−スルホ脂肪酸エステル塩 (b)水溶性高分子。
【0011】
【発明の実施態様】本発明で用いられる(a)成分のα
−スルホ脂肪酸エステル塩としては、下記の化1の一般
式(I)で表わされるものが好適である。
【0012】
【化1】 (R1,R2:アルキル基またはアルケニル基、M:対イ
オン)
【0013】上記一般式(I)においてR1 の炭素数は
6〜22が好適であり、好ましくは8〜18、より好ま
しくは10〜18である。R1 の炭素数がこの範囲から
外れると、乳化性、保存安定性が低下する。
【0014】また、R2 の炭素数は1〜22が好適であ
り、好ましくは1〜18、より好ましくは1〜16であ
る。R2 の炭素数がこの範囲から外れると、乳化性、保
存安定性が低下する。Mはナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属;カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土
類金属;アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン等のアミン塩であ
る。好ましくはナトリウム、カリウム、マグネシウム、
カルシウム、アンモニウム、アルカノールアミンの水溶
性塩である。
【0015】本発明で用いる(b)成分の水溶性高分子
としては、高分子電解質、弱結晶性高分子があり、次の
ようなものが挙げられる。
【0016】水溶性合成高分子:ポリビニルアルコー
ル,ポリビニルピロリドン,ポリビニルアルキルエーテ
ル,ポリ脂肪族ジエンスルホン酸またはその塩,オレフ
ィン−無水マレイン酸共重合体またはその塩,スチレン
−無水マレイン酸共重合体またはその塩,ビニルエーテ
ル−無水マレイン酸共重合体またはその塩,ポリスチレ
ンスルホン酸またはその塩,ポリアクリル酸またはその
塩,ポリアクリルアミド,ポリジアリルアミン,ポリエ
チレンイミン等の付加または共重合物、アルキルナフタ
レンスルホン酸およびナフタレンスルホン酸等芳香族環
のホルマリン等を用いたアルデヒド縮合物またはその
塩,ポリエチレンオキサイド,ポリエチレングリコール
等の開環重合物。
【0017】水溶性セルロース誘導体:メチルセルロー
ス,カルボキシメチルセルロース,メチルヒドロキシプ
ロピルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース,ヒド
ロキシプロピルセルロース、セルロース硫酸エステル
塩。
【0018】水溶性天然高分子:アラビヤガム,トラガ
カントガム,カラヤガム等の樹脂多糖類、タマリンドガ
ム,グアーガム,タラガム,ローカストビーンガム等の
種子多糖類、アルギン酸塩,アルギン酸プロピレングリ
コールエステル,カラギーナン,ファーセルラン,寒天
等の海藻多糖類、ハイメトキシペクチン,ローメトキシ
ペクチン等の植物多糖類、生デンプン,デキストリンブ
リティッシュガム,酸化デンプンおよびエーテル化また
はエステル化デンプン等のデンプン類、キサンタンガ
ム,プルラン,グルカン等の微生物生産多糖類,キチ
ン,キトサン等のアミノ多糖類、コンドロイチン硫酸,
ヒアルロン酸等のムコ多糖類、カゼイン,ゼラチン,ア
ルブミン等の蛋白質類。
【0019】上記の水溶性高分子における塩としては、
ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;カルシウム、
マグネシウム等のアルカリ土類金属;アンモニウム、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン等のアミン塩などが挙げられ、好ましくはナ
トリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、アン
モニウム、アルカノールアミンの水溶性塩である。
【0020】上記の水溶性高分子の重量平均分子量(以
下Mwと表記)は好ましくは5,000〜100万であ
り、より好ましくは1万〜50万のものである。この範
囲より外れると流動性、保存安定性が低下する。
【0021】本発明で用いるアスファルトは、「JIS
K 2265」における試験にて引火点が200℃以
上のものが適しており、好ましくは250℃以上、より
好ましくは300℃以上のものが適している。この値未
満では、アスファルト中に貴重な軽留分が多量に含まれ
ることになり、化石燃料の有効活用という本来の目的よ
り逸脱してしまう。
【0022】また、本発明で用いられるアスファルトと
しては、「JIS K 2207」における試験にて針
入度が80以下、好ましくは10〜75、さらに「JI
SK 2207」に準拠した試験にて三塩化エタンまた
は四塩化炭素可溶分が99.7重量%以上のものが好適
である。アスファルトの特性値がこれらの値より逸脱す
ると、貴重な軽留分を少量ではあるが含むこととなり、
化石燃料の有効活用という本来の目的を充分に達成でき
ないと共に、不純物による燃焼炉の損傷等の問題が発生
する。
【0023】本発明の高引火点アスファルト・水混合燃
料において、アスファルト濃度は以下の範囲とすること
が望ましい。
【0024】
【表1】 表1:配合量 好ましい範囲 より好ましい範囲 アスファルト 60〜85重量部 65〜85重量部 水 15〜40重量部 15〜35重量部
【0025】水40重量部に対してアスファルト量が6
0重量部未満となると、燃料としての燃焼カロリーが十
分でなく、一方、水15重量部に対してアスファルトが
85重量部を超えると、アスファルトが連続相となり、
流動性を損なうおそれがある。
【0026】本発明におけるα−スルホ脂肪酸エステル
塩の添加量は、原料アスファルトと水の総量100重量
部に対して好ましくは0.01〜5重量部、より好まし
くは0.01〜2重量部である。この範囲未満ではアス
ファルトが連続相となり流動性を損なう恐れがあり、一
方、この範囲より多いと燃焼カロリー当たりのコストが
非常にかかり現実的ではない。
【0027】また、本発明における水溶性高分子の添加
量は、原料アスファルトと水の総量100重量部に対し
て好ましくは0.005〜1重量部、より好ましくは
0.01〜1重量部である。この範囲より水溶性高分子
が多いと、乳化性の不良や流動性の低下またはハード沈
降物の生成等の問題が生じる。一方、この範囲より水溶
性高分子が少ないと上部に水層が発生し、あるいは上層
部と下層部の濃度差が発生するという保存安定性の悪化
が生じる。(a)α−スルホ脂肪酸エステル塩と(b)
水溶性高分子とは(a)/(b)=1/9〜9/1の範
囲で添加することが好ましい。
【0028】本発明における添加剤を使用したアスファ
ルト・水混合燃料は、ラインミキサーやホモミキサータ
イプの一般的な乳化または撹拌装置を用いて製造可能で
あるが、好ましくはホモジナイザーやコロイドミルタイ
プの高剪断型装置を用いる。
【0029】本発明における添加剤を使用したアスファ
ルト・水混合燃料の製造におけるアスファルトおよび水
の温度は、それぞれが流動可能な温度に加熱することが
好ましい。アスファルト温度は好ましくは100℃以
上、より好ましくは140℃以上である。水または/か
つ添加剤の温度は好ましくは20℃以上、より好ましく
は40℃以上である。製造の際には突沸および発泡を起
こさぬよう行うことが好ましい。
【0030】
【本発明の効果】本発明における添加剤の併用系は、一
般的な乳化、剪断または撹拌機で優れた乳化性を発揮す
ると共に、アスファルト粒子の沈降(クリーミング)防
止性に優れているため、得られるアスファルト・水混合
燃料は、従来の如く上部に水層が発生する、上層部と下
層部の濃度差が発生する、ハード沈降物が生成するとい
う保存安定性の悪化が観察されず、電力や一般産業の分
野において運用が可能となる。
【0031】
【実施例】実施例・比較例はハレル型ホモジナイザー
((株)喜商社製)を使用して連続式乳化方法にて乳化
を行い、目的とするエマルジョンを製造した。乳化の際
は原料の流動性を最低限確保するために原料アスファル
ト温度を140℃、水および添加剤の温度を60℃に加
温して行った。仕込量はエマルジョン換算にて600g
にて行い、実施例・比較例共に水に添加剤を加えたもの
を、原料アスファルトと分離した供給ラインにて乳化機
に定量的にフィードした。
【0032】ただし、比較例3〜4は、実施例または比
較例1〜2と比較して乳化分散状態が不良のため、乳化
処理回数を実施例または比較例1〜2の5倍行い目的と
するアスファルト・水混合燃料を製造した。
【0033】使用した原料アスファルトを表2に、使用
した添加剤性状を表3および表4に、実施例1〜27を
表5および表6に、比較例1〜4を表7に示した。本発
明の実施例においては、いずれもアスファルト粒子の水
分散体である高引火点アスファルト・水混合燃料が得ら
れた。なお、評価は以下の方法および判定基準に従って
行った。
【0034】[流動性]ハーケ社動粘度測定器を用い2
5℃にて、100sec-1downの粘度を測定し評価
した。 ◎:非常に良好(500cP未満) ○:良好(1,000cP未満) ×:不良(1,000cP以上)
【0035】[貯蔵安定性]JIS K 2208「貯
蔵安定度」に準拠し試験を行った。JIS規格のシリン
ダーに試料を約250ml取り、室温にて5日間静置し
た後、上層部と下層部のアスファルト濃度差および上層
部の状態観察を行った。アスファルト濃度差は、JIS
法に準拠し上層部と下層部をそれぞれ排出し、そのアス
ファルト濃度の差を以下の基準で評価した。 ◎:非常に良好(1重量%未満) ○:良好(5重量%未満) ×:不良(5重量%以上) ××:排出せず
【0036】また、上層部の観察は目視にて水層の発生
を観察し、以下の基準で評価した。 ◎:非常に良好(水層無し) ○:良好(水層高さ2mm未満) ×:不良(水層高さ5mm未満) ××:極めて不良(水層高さ5mm以上)
【0037】[高温安定性]エマルジョンを密閉型ポリ
瓶に入れ、これを60℃の空気雰囲気にて7日間保存し
た。測定は室温にて静かに試料を排出し底部の状態を評
価した。 ○:沈降物無し(合格) △:沈降物有り、沈降物の流動性有り、再分散可能(一
応合格) ×:沈降物有り、沈降物の流動性無し、再分散不可能
(不合格)
【0038】[総合評価] ◎:極めて良好、 ○:良好 ×:不良
【0039】
【表2】 表2:原料アスファルトの性状 原料アスファルト 項 目 No.1 No.2 No.3 アスファルトの種類 中東系ストレートアスファルト 引火点(℃;JIS K 2265) 358 346 >400 針入度(at 25℃;JIS K 2207) 71 68 25 三塩化エタン可溶分(重量%;JIS K 2207) 99.9 99.9 99.9 軟化点(℃;JIS K 2207) 46.5 46.5 62
【0040】
【表3】 表3:α−スルホ脂肪酸エステル塩およびその誘導体の性状 記号 添 加 剤 成 分 添加剤a−1 α−スルホヤシ脂肪酸メチルナトリウム 添加剤a−2 α−スルホステアリン酸メチルナトリウム 添加剤a−3 α−スルホヤシ脂肪酸ラウリルナトリウム 添加剤a−4 α−スルホミリスチン酸メチルナトリウム 添加剤a−5 α−スルホカプリル酸メチルカリウム 添加剤a−6 α−スルホステアリン酸ブチルカルシウム
【0041】
【表4】 表4:水溶性高分子の性状 記号 添 加 剤 成 分 添加剤b−1 ※1 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 添加剤b−2 ※2 ナフタリンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物 添加剤b−3 ※3 ポリジシクロペンタジエンスルホン酸ナトリウム 添加剤b−4 ※4 スチレン−無水マレイン酸ナトリウム共重合物 添加剤b−5 ※5 オレフィン−無水マレイン酸ナトリウム共重合物 添加剤b−6 ※6 ポリビニルアルコール 添加剤b−7 ※7 ポリアクリル酸ナトリウム 添加剤b−8 ※8 ポリアクリルアミド 添加剤b−9 ※9 ポリビニルピロリドン 添加剤b−10 ※10 ポリメチルビニルメチルエーテル−無水マレイン酸 添加剤b−11 ※11 ポリエチレンオキサイド 添加剤b−12 ※12 ポリエチレングリコール 添加剤b−13 ※13 アルギン酸ナトリウム 添加剤b−14 ※14 アルギン酸プロピレングリコール 添加剤b−15 ※15 カルボキシメチルセルロース 添加剤b−16 ※16 メチルセルロース 添加剤b−17 ※17 コーンスターチ 添加剤b−18 ※18 ローカストビーンガム 添加剤b−19 ※19 グアーガム 添加剤b−20 カゼインナトリウム 添加剤b−21 ※21 キサンタンガム 添加剤b−22 ※22 ポリプロピレングリコール 添加剤b−23 ※23 ポリアクリル酸ナトリウム ※1:Mw=1万 ※2:平均縮合度50 ※3:Mw=5,000 ※4:Mw=10万 ※5:Mw=1万 ※6:Mw=7万 ※7:Mw=100万(東亜合成化学工業製(株)アロ
ンA−20(L)) ※8:Mw=20万 ※9:Mw=30万 ※10:Mw=10万 ※11:Mw=100万 ※12:Mw=2万 ※13:Mw=14万 ※14:Mw=72万 ※15:Mw=22万 (ダイセル化学工業製(株)CM
C2200) ※16:関東化学(株)製 ※17:(株)ホーネン・コーポレーション製 ※18:大日本製薬(株)製エコーガム ※19:大日本製(株)薬 ※21:Kelco社製 Kelzan S ※22:Mw=400 ※23:Mw=500万 東亜合成化学工業(株)アロン
A−20(P)
【0042】
【表5】 表5:実施例 No 添加剤 添加剤添加量 原料 AS 流動性 貯蔵安定性 高温 総合 (対Em) AS 濃度 安定 判定 (重量部) (重量部) 濃度差 水層 1 a-1/b-1 0.2/0.2 No1 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 2 a-1/b-2 0.2/0.2 No3 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 3 a-1/b-3 0.2/0.2 No2 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 4 a-1/b-4 0.2/0.2 No1 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 5 a-1/b-5 0.2/0.2 No1 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 6 a-1/b-6 0.2/0.2 No3 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 7 a-1/b-7 0.2/0.1 No2 73 ○ ◎ ○ ○ ○ 8 a-2/b-8 0.2/0.2 No1 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 9 a-2/b-9 0.2/0.2 No1 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 10 a-2/b-10 0.2/0.2 No3 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 11 a-2/b-11 0.2/0.1 No2 73 ○ ◎ ○ ○ ○ 12 a-3/b-12 0.2/0.2 No1 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ Em:エマルジョン AS:アスファルト
【0043】
【表6】 表6:実施例 No 添加剤 添加剤添加量 原料 AS 流動性 貯蔵安定性 高温 総合 (対Em) AS 濃度 安定 判定 (重量部) (重量部) 濃度差 水層 13 a-3/b-13 0.2/0.2 No1 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 14 a-4/b-14 0.2/0.1 No1 73 ○ ◎ ○ ○ ◎ 15 a-4/b-15 0.2/0.2 No2 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 16 a-4/b-16 0.2/0.2 No2 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 17 a-4/b-17 0.2/0.05 No1 73 ○ ◎ ○ △ ○ 18 a-4/b-18 0.2/0.05 No1 73 ○ ◎ ○ △ ○ 19 a-4/b-19 0.2/0.05 No2 73 ○ ◎ ○ △ ○ 20 a-5/b-20 0.2/0.05 No1 73 ○ ◎ ○ △ ○ 21 a-5/b-21 0.2/0.05 No1 73 ○ ◎ ○ △ ○ 22 a-5/b-22 0.2/0.4 No2 73 ○ ○ ○ ○ ○ 23 a-5/b-23 0.2/0.05 No2 73 ○ ◎ ○ △ ○ 24 a-6/b-1 0.2/0.1 No1 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 25 a-6/b-2 0.2/0.1 No1 73 ○ ◎ ○ ○ ○ 26 a-1/b-1 0.2/0.4 No2 76 ○ ◎ ◎ ○ ◎ 27 a-1/b-1 0.1/0.1 No2 73 ○ ◎ ◎ ○ ◎ Em:エマルジョン AS:アスファルト
【0044】
【表7】 表7:比較例 No 添加剤 添加剤添加量 原料 AS 流動性 貯蔵安定性 高温 総合 (対Em) AS 濃度 安定 判定 (重量部) (重量部) 濃度差 水層 1 a-1 0.2 No1 73 ○ ○ × ○ × 2 a-2 0.3 No2 73 ○ ◎ × ○ × 3 b-1 0.1 No1 73 ○ × ×× × × 4 b-1 0.4 No2 73 ○ ○ × × × Em:エマルジョン AS:アスファルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)α−スルホ脂肪酸エステル塩およ
    び(b)水溶性高分子を含有することを特徴とするアス
    ファルト・水混合燃料用添加剤
JP6090562A 1994-04-04 1994-04-04 アスファルト・水混合燃料用添加剤 Pending JPH07278580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6090562A JPH07278580A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 アスファルト・水混合燃料用添加剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6090562A JPH07278580A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 アスファルト・水混合燃料用添加剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07278580A true JPH07278580A (ja) 1995-10-24

Family

ID=14001872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6090562A Pending JPH07278580A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 アスファルト・水混合燃料用添加剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07278580A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002371135A (ja) * 1998-10-16 2002-12-26 Sansei Kako Kk 水性分散液の製造方法
CN104877720A (zh) * 2015-05-14 2015-09-02 西安嘉宏石化科技有限公司 一种柴油微乳化剂的制备方法及应用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002371135A (ja) * 1998-10-16 2002-12-26 Sansei Kako Kk 水性分散液の製造方法
CN104877720A (zh) * 2015-05-14 2015-09-02 西安嘉宏石化科技有限公司 一种柴油微乳化剂的制备方法及应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4325861A (en) Rapidly dissolved water-soluble polymer composition
Umar et al. A review of petroleum emulsions and recent progress on water-in-crude oil emulsions stabilized by natural surfactants and solids
US5024676A (en) Super-heavy oil emulsion fuel
JPH089665B2 (ja) ポリマ−擬固点改良剤よりなる濃縮エマルジヨン及びこのエマルジヨンの製法
CA2222636A1 (en) Method for producing superheavy oil emulsion fuel
JPS61501754A (ja) バイオ乳化剤安定化炭化水素ゾル類
CA1168786A (en) Stable high solids water-in-oil slurry dispersion composition
Li et al. Carboxymethylated lignins with low surface tension toward low viscosity and highly stable emulsions of crude bitumen and refined oils
AU2002246715B2 (en) Stabilizer blends for alcohol in hydrocarbon fuel
Ashbaugh et al. Flow improvement of waxy oils mediated by self-aggregating partially crystallizable diblock copolymers
GB1601174A (en) Combustible emulsions or dispersions
AU2002246715A1 (en) Stabilizer blends for alcohol in hydrocarbon fuel
US20230416628A1 (en) Emulsifier package with quaternary ammonium surfactant for fuel emulsion
WO1994003560A1 (en) Superheavy oil emulsion fuel and method for generating deteriorated oil-in-water superheavy oil emulsion fuel
JPH07278580A (ja) アスファルト・水混合燃料用添加剤
Dickinson Adsorption of sticky hard spheres: relevance to protein competitive adsorption
WO1998051731A1 (en) Polymer compositions
US3792984A (en) Fuel oil blending to improve pour reduction
Fong et al. Segregation of Amine Oxide Surfactants in PVA Films
CA2482339A1 (en) Low emissions fuel emulsion comprising fischer-tropsch derived hydrocarbon
JPH05501889A (ja) 硫黄含有可燃性組成の燃焼中における酸化硫黄化合物放出の抑制方法
JPH07278579A (ja) 高引火点アスファルト・水混合燃料用添加剤および該添加剤を含有する高引火点アスファルト・水混合燃料
JPH06145678A (ja) 超重質油エマルション燃料の製造方法
US2481323A (en) Bituminous emulsions and the like
JP3662719B2 (ja) 超重質油エマルション燃料