JPH0727792B2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH0727792B2 JPH0727792B2 JP1510660A JP51066089A JPH0727792B2 JP H0727792 B2 JPH0727792 B2 JP H0727792B2 JP 1510660 A JP1510660 A JP 1510660A JP 51066089 A JP51066089 A JP 51066089A JP H0727792 B2 JPH0727792 B2 JP H0727792B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating sleeve
- hole
- outer conductor
- sleeve
- ridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/20—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49204—Contact or terminal manufacturing
- Y10T29/49208—Contact or terminal manufacturing by assembling plural parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、中央導体および外側導体を有する型式のジャ
ック対ジャックコネクタすなわちバレルコネクタとする
ことのできる電気コネクタに関する。より具体的には、
本発明は、電気コネクタの改良された組立方法に関す
る。さらに具体的には、本発明は、コネクタを機械的に
緊密な状態にし、この機械的緊密さが広い温度範囲に亙
って維持されるようにした電気コネクタの組立方法に関
する。
ック対ジャックコネクタすなわちバレルコネクタとする
ことのできる電気コネクタに関する。より具体的には、
本発明は、電気コネクタの改良された組立方法に関す
る。さらに具体的には、本発明は、コネクタを機械的に
緊密な状態にし、この機械的緊密さが広い温度範囲に亙
って維持されるようにした電気コネクタの組立方法に関
する。
2.背景の説明 現在、中央導体をバレルコネクタ又はジャック対ジャッ
クコネクタ内に位置決めし且つ保持する1つの一般的技
術は、中央導体とコネクタ本体との間に配置されたエポ
キシ樹脂ピンを使用することである。エポキシ樹脂ピン
を使用する典型的な従来技術のコネクタを示す第1図を
参照されたい。第1図には、外側導体2と絶縁体4と、
中央導体6とが図示されている。中央導体6は符号7で
示す箇所にてえぐられている。
クコネクタ内に位置決めし且つ保持する1つの一般的技
術は、中央導体とコネクタ本体との間に配置されたエポ
キシ樹脂ピンを使用することである。エポキシ樹脂ピン
を使用する典型的な従来技術のコネクタを示す第1図を
参照されたい。第1図には、外側導体2と絶縁体4と、
中央導体6とが図示されている。中央導体6は符号7で
示す箇所にてえぐられている。
エポキシ樹脂を導入し、第1図に図示したピン8を形成
するためには、1または2以上の穴をコネクタ本体およ
び絶縁体に穿孔し、該エポキシ樹脂が、外側導体と中央
導体とに係合するピンを形成するようにする。
するためには、1または2以上の穴をコネクタ本体およ
び絶縁体に穿孔し、該エポキシ樹脂が、外側導体と中央
導体とに係合するピンを形成するようにする。
このエポキシ樹脂ピンを利用する技術には多くの問題点
がある。コネクタ本体に形成した穴には電気的漏洩が生
ずる傾向がある。さらに、コネクタ本体を通って中央導
体へと伸長する均一なエポキシ樹脂ピンを形成すること
は困難であり、したがって、エポキシ樹脂ピンが正確な
形状であるかどうかによってコネクタの電気的性質に幾
分かの差が生じてしまう。第1図に図示したように中央
導体に縮小径部分を作るためにリング状溝を形成し、該
リング状溝によってエポキシ樹脂の係合を許容し得る場
合、このリング状溝は、エポキシ樹脂の適正な接着を可
能にするため、十分な深さを備えることを要する。しか
し、溝が深いと、さらに望ましくない電気的不整合状態
を生じる。さらに、エポキシ樹脂は一般に取り扱いが面
倒であり、目的とする要素以外の電気的構成要素に付着
することが多く、適正な電気的接触を妨げ、コネクタを
分解しなければならないことが多い。また、エポキシ樹
脂ピンによる保持技術を採用する場合、多数の手順が必
要とされる。
がある。コネクタ本体に形成した穴には電気的漏洩が生
ずる傾向がある。さらに、コネクタ本体を通って中央導
体へと伸長する均一なエポキシ樹脂ピンを形成すること
は困難であり、したがって、エポキシ樹脂ピンが正確な
形状であるかどうかによってコネクタの電気的性質に幾
分かの差が生じてしまう。第1図に図示したように中央
導体に縮小径部分を作るためにリング状溝を形成し、該
リング状溝によってエポキシ樹脂の係合を許容し得る場
合、このリング状溝は、エポキシ樹脂の適正な接着を可
能にするため、十分な深さを備えることを要する。しか
し、溝が深いと、さらに望ましくない電気的不整合状態
を生じる。さらに、エポキシ樹脂は一般に取り扱いが面
倒であり、目的とする要素以外の電気的構成要素に付着
することが多く、適正な電気的接触を妨げ、コネクタを
分解しなければならないことが多い。また、エポキシ樹
脂ピンによる保持技術を採用する場合、多数の手順が必
要とされる。
中央導体をコネクタ本体内の適正な位置に保持する別の
方法は「かしめ」方法と称される。これはコネクタの外
殻のディンプル加工を必要とする。しかし、この「かし
め」技術は、一般に信頼性に欠ける。さらに、この技術
を採用する場合、中央導体に対するディンプルの深さを
制御することが困難である。
方法は「かしめ」方法と称される。これはコネクタの外
殻のディンプル加工を必要とする。しかし、この「かし
め」技術は、一般に信頼性に欠ける。さらに、この技術
を採用する場合、中央導体に対するディンプルの深さを
制御することが困難である。
ここに引用した本出願人による先の米国特許出願は、そ
の他の電気コネクタの組立方法を開示している。その1
つの方法は、テフロンスリーブを本体内に圧力嵌めし、
その後に加熱して該テフロンスリーブを膨張させ該テフ
ロンスリーブと内側導体と外側導体部分との間を適正に
相互ロックさせる。この技術に伴う一つの問題点は、圧
力嵌め工程がコネクタ構成要素を損傷させる可能性があ
ることである。また、加熱膨張後のテフロンスリーブは
当初の形状に復元する傾向があるため、テフロンスリー
ブを加熱膨張させる工程には予測不可能な要素がある。
の他の電気コネクタの組立方法を開示している。その1
つの方法は、テフロンスリーブを本体内に圧力嵌めし、
その後に加熱して該テフロンスリーブを膨張させ該テフ
ロンスリーブと内側導体と外側導体部分との間を適正に
相互ロックさせる。この技術に伴う一つの問題点は、圧
力嵌め工程がコネクタ構成要素を損傷させる可能性があ
ることである。また、加熱膨張後のテフロンスリーブは
当初の形状に復元する傾向があるため、テフロンスリー
ブを加熱膨張させる工程には予測不可能な要素がある。
発明の目的 したがって、本発明の目的は、同軸状型式のコネクタの
組立方法であって、加熱せずに実行し得る組立方法を提
供することである。
組立方法であって、加熱せずに実行し得る組立方法を提
供することである。
本発明の別の目的は、改良された同軸状型式の電気コネ
クタであって機械的に緊密な封止性を備えた電気コネク
タを提供することである。
クタであって機械的に緊密な封止性を備えた電気コネク
タを提供することである。
本発明の別の目的は、コネクタの内側および外側導体部
品が、相互に強固な機械的接続関係を維持される同軸状
型式の電気コネクタを提供することである。
品が、相互に強固な機械的接続関係を維持される同軸状
型式の電気コネクタを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、比較的少ない工程で組立を
完了することができ、極めて容易に各工程を実施し得
る、電気コネクタの組立方法を提供することである。
完了することができ、極めて容易に各工程を実施し得
る、電気コネクタの組立方法を提供することである。
本発明の別の目的は、特にコネクタにより相互接続され
る線の電気的性質を劣化させずに形成し得る、コネクタ
組立方法を提供することである。
る線の電気的性質を劣化させずに形成し得る、コネクタ
組立方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、内側および外側導体が相互
に機械的に緊密に位置決めされ、かつ使用中に広い温度
範囲に亙って該位置を維持される、同軸状電気コネクタ
の組立方法を提供することである。
に機械的に緊密に位置決めされ、かつ使用中に広い温度
範囲に亙って該位置を維持される、同軸状電気コネクタ
の組立方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、対称状の、又は非対称状の
電気コネクタの組立に適用し得る組立方法を提供するこ
とである。
電気コネクタの組立に適用し得る組立方法を提供するこ
とである。
発明の概要 本発明の上記およびその他の目的、特徴および利点を実
現するため、電気コネクタの改良された組立方法につい
て以下に説明する。組立てようとする電気コネクタは、
剛性の外側導体と、内側導体と、剛性の外側導体と内側
導体との間に支持され得るようにした弾性的でかつ変形
可能な絶縁スリーブとを備えている。本発明の方法は、
半径方向内方に突出して剛性の外側導体の最小の穴径を
画成する略環状のリッジを内面に有する第1の穴を外側
導体に形成する段階を備えている。次に、絶縁スリーブ
の外面に略環状の凹所を形成するとともに、該絶縁スリ
ーブに第2の穴が形成される。このスリーブは、テフロ
ンのような材料にて形成することが望ましい。コネクタ
の部品を組立てる際、絶縁スリーブの最大径は、絶縁ス
リーブが静止位置にあるときの外側導体の最小穴径より
も大きいように選択する。この方法の次の段階は、絶縁
スリーブを半径方向に圧縮して静止位置のときの径より
小さい径にし、少なくとも多少圧縮された状態にて絶縁
スリーブを剛性の外側導体の穴(第1の穴)内に挿入
し、剛性の外側導体のリッジが絶縁スリーブの凹所と整
合する位置へと位置決めする。次に、内側導体を絶縁ス
リーブの穴(第2の穴)内に挿入する。
現するため、電気コネクタの改良された組立方法につい
て以下に説明する。組立てようとする電気コネクタは、
剛性の外側導体と、内側導体と、剛性の外側導体と内側
導体との間に支持され得るようにした弾性的でかつ変形
可能な絶縁スリーブとを備えている。本発明の方法は、
半径方向内方に突出して剛性の外側導体の最小の穴径を
画成する略環状のリッジを内面に有する第1の穴を外側
導体に形成する段階を備えている。次に、絶縁スリーブ
の外面に略環状の凹所を形成するとともに、該絶縁スリ
ーブに第2の穴が形成される。このスリーブは、テフロ
ンのような材料にて形成することが望ましい。コネクタ
の部品を組立てる際、絶縁スリーブの最大径は、絶縁ス
リーブが静止位置にあるときの外側導体の最小穴径より
も大きいように選択する。この方法の次の段階は、絶縁
スリーブを半径方向に圧縮して静止位置のときの径より
小さい径にし、少なくとも多少圧縮された状態にて絶縁
スリーブを剛性の外側導体の穴(第1の穴)内に挿入
し、剛性の外側導体のリッジが絶縁スリーブの凹所と整
合する位置へと位置決めする。次に、内側導体を絶縁ス
リーブの穴(第2の穴)内に挿入する。
本発明の別の実施例は、絶縁スリーブを外側導体内に挿
入する段階後、絶縁スリーブを軸方向に圧縮し、該絶縁
スリーブを動かしてその静止位置における径に復帰する
のを支援し得るようにすることである。外側導体にリッ
ジを形成する段階は、このリッジの一部を画成する斜角
を付したリッジ端部壁を提供する段階を含んでいる。ま
た、絶縁スリーブに凹所を提供する段階は、略半径方向
に広がる凹所端部壁であって、リッジおよび凹所が整合
されたとき、外側導体の斜角を付したリッジ端部壁に係
合し得るようにした凹所端部壁を提供する段階を含む。
絶縁スリーブを軸方向に圧縮する段階は、該絶縁スリー
ブの穴内に挿入し得るようにした棒状突起を有する金型
部材を提供する段階を含むことが望ましい。絶縁スリー
ブを外側導体に挿入するのを支援するため、剛性の外側
導体と絶縁スリーブとの間に潤滑剤を提供する段階を備
えることが望ましい。絶縁スリーブを半径方向に圧縮す
る段階は、テーパー穴を有する挿入工具を用意し、絶縁
スリーブを該テーパー穴に押し込み該テーパー穴を通し
て剛性の外側導体の穴(第1の穴)内に挿入するときに
該スリーブが圧縮されるようにする段階を含む。内側導
体を挿入する段階は、挿入工具により支持された内側導
体および保護ピン手段を挿入し、その挿入の際に内側導
体端部を保護する段階を含む。本発明の組立方法は、対
称状および非対称状のコネクタの双方の形態について適
用することができる。本発明のコネクタの組立方法の原
理は、本出願人の先の米国特許出願に記載されたように
自動的な温度補正機能を備えるリッジおよび凹所の形態
と関連させて適用することができ、また、本発明の技術
は、その他のコネクタ形態を関連させて適用することが
できる。
入する段階後、絶縁スリーブを軸方向に圧縮し、該絶縁
スリーブを動かしてその静止位置における径に復帰する
のを支援し得るようにすることである。外側導体にリッ
ジを形成する段階は、このリッジの一部を画成する斜角
を付したリッジ端部壁を提供する段階を含んでいる。ま
た、絶縁スリーブに凹所を提供する段階は、略半径方向
に広がる凹所端部壁であって、リッジおよび凹所が整合
されたとき、外側導体の斜角を付したリッジ端部壁に係
合し得るようにした凹所端部壁を提供する段階を含む。
絶縁スリーブを軸方向に圧縮する段階は、該絶縁スリー
ブの穴内に挿入し得るようにした棒状突起を有する金型
部材を提供する段階を含むことが望ましい。絶縁スリー
ブを外側導体に挿入するのを支援するため、剛性の外側
導体と絶縁スリーブとの間に潤滑剤を提供する段階を備
えることが望ましい。絶縁スリーブを半径方向に圧縮す
る段階は、テーパー穴を有する挿入工具を用意し、絶縁
スリーブを該テーパー穴に押し込み該テーパー穴を通し
て剛性の外側導体の穴(第1の穴)内に挿入するときに
該スリーブが圧縮されるようにする段階を含む。内側導
体を挿入する段階は、挿入工具により支持された内側導
体および保護ピン手段を挿入し、その挿入の際に内側導
体端部を保護する段階を含む。本発明の組立方法は、対
称状および非対称状のコネクタの双方の形態について適
用することができる。本発明のコネクタの組立方法の原
理は、本出願人の先の米国特許出願に記載されたように
自動的な温度補正機能を備えるリッジおよび凹所の形態
と関連させて適用することができ、また、本発明の技術
は、その他のコネクタ形態を関連させて適用することが
できる。
しかし、本発明によると、本出願人による先の米国特許
出願に記載されたように、該組立方法は、環状リッジが
外側導体の第1の穴と環状リッジとの間の遷移的な斜角
を付したリッジ端部壁をその両端に有するようなコネク
タの形態と関連させて実施することが望ましい。同様に
環状凹所は、スリーブの外径とスリーブの内径との間を
遷移して凹所を画成する斜角を付した凹所端部壁をその
両側部および少なくともその係合位置に備えている。リ
ッジおよび凹所双方の斜角を付した端部壁は接触してい
る。絶縁スリーブと外側導体との間には、隙間を設け、
両部分が温度によって膨張可能であるようにすることが
望ましい。しかし、スリーブと外側導体との間の実際の
接触は、常に密着するが温度範囲に亙って相対的な摺動
接触状態にある斜角を付した面でのみ行われる。それぞ
れの導体およびスリーブの斜角を付した両端部壁は、通
常、コネクタ軸線上に配置されるが、必ずしもそれが必
須ではない共通の頂点を有する円錐体の表面に位置して
いる。
出願に記載されたように、該組立方法は、環状リッジが
外側導体の第1の穴と環状リッジとの間の遷移的な斜角
を付したリッジ端部壁をその両端に有するようなコネク
タの形態と関連させて実施することが望ましい。同様に
環状凹所は、スリーブの外径とスリーブの内径との間を
遷移して凹所を画成する斜角を付した凹所端部壁をその
両側部および少なくともその係合位置に備えている。リ
ッジおよび凹所双方の斜角を付した端部壁は接触してい
る。絶縁スリーブと外側導体との間には、隙間を設け、
両部分が温度によって膨張可能であるようにすることが
望ましい。しかし、スリーブと外側導体との間の実際の
接触は、常に密着するが温度範囲に亙って相対的な摺動
接触状態にある斜角を付した面でのみ行われる。それぞ
れの導体およびスリーブの斜角を付した両端部壁は、通
常、コネクタ軸線上に配置されるが、必ずしもそれが必
須ではない共通の頂点を有する円錐体の表面に位置して
いる。
図面の簡単な説明 添付図面とともに以下の詳細な説明を読むことにより、
本発明のその他の多くの目的、特徴および利点から明ら
かになるであろう。
本発明のその他の多くの目的、特徴および利点から明ら
かになるであろう。
第1図はコネクタ構成要素を組み立てるエポキシ樹脂ピ
ン技術を採用する従来技術の型式のコネクタの断面図、 第2図は特に外側導体、中央導体および絶縁スリーブを
示す、本発明に従って組み立てられたコネクタの断面
図、 第3図は組立前のその「静止」位置にある状態を示す、
コネクタの3つの基本的な要素の分解図、 第4図は圧縮、および外側導体内への挿入を行うコネク
タと絶縁スリーブとの組立工程の最初の段階を示す断面
図、 第5図は絶縁スリーブを軸方向に圧縮し、該スリーブを
外側導体の穴に適合した形状に復元させ易くする工程を
含む、次の組立工程を示す断面図、 第6図は中央導体を絶縁スリーブ内に挿入する次の組立
工程を示す断面図、 第7図ないし第10図は本発明の組立方法を利用し得る対
称状および非対称状の形態のコネクタに対する幾つかの
異なる実施例を示す図である。
ン技術を採用する従来技術の型式のコネクタの断面図、 第2図は特に外側導体、中央導体および絶縁スリーブを
示す、本発明に従って組み立てられたコネクタの断面
図、 第3図は組立前のその「静止」位置にある状態を示す、
コネクタの3つの基本的な要素の分解図、 第4図は圧縮、および外側導体内への挿入を行うコネク
タと絶縁スリーブとの組立工程の最初の段階を示す断面
図、 第5図は絶縁スリーブを軸方向に圧縮し、該スリーブを
外側導体の穴に適合した形状に復元させ易くする工程を
含む、次の組立工程を示す断面図、 第6図は中央導体を絶縁スリーブ内に挿入する次の組立
工程を示す断面図、 第7図ないし第10図は本発明の組立方法を利用し得る対
称状および非対称状の形態のコネクタに対する幾つかの
異なる実施例を示す図である。
詳細な説明 第2図は、本発明の組立技術により構成されたコネクタ
の断面図である。第2図に図示するように、このコネク
タは同軸状型式であり、外側導体10と、内側導体20と、
絶縁スリーブ30とを備えている。本発明の原理は、内側
および外側コネクタが相対的に支持される任意の型式の
コネクタの製造に関して利用することができる。第2図
において、内側導体20および外側導体10は、標準的な金
属材料にて形成することができる。絶縁スリーブ30は、
テフロン(商品名)製のスリーブとすることが望まし
い。テフロンは優れた常温流動特性を有するが、これに
加え、テフロンスリーブはまた「復元力」を備えてお
り、このことは、スリーブが変形後、通常の「静止」位
置に復帰し得ることを意味する。ここに記載した本発明
による改良された組立方法を提供する利点は、このテフ
ロンスリーブの「復元力」性質に負うところが大きい。
の断面図である。第2図に図示するように、このコネク
タは同軸状型式であり、外側導体10と、内側導体20と、
絶縁スリーブ30とを備えている。本発明の原理は、内側
および外側コネクタが相対的に支持される任意の型式の
コネクタの製造に関して利用することができる。第2図
において、内側導体20および外側導体10は、標準的な金
属材料にて形成することができる。絶縁スリーブ30は、
テフロン(商品名)製のスリーブとすることが望まし
い。テフロンは優れた常温流動特性を有するが、これに
加え、テフロンスリーブはまた「復元力」を備えてお
り、このことは、スリーブが変形後、通常の「静止」位
置に復帰し得ることを意味する。ここに記載した本発明
による改良された組立方法を提供する利点は、このテフ
ロンスリーブの「復元力」性質に負うところが大きい。
第3図はその「静止」状態にあるコネクタの構成要素を
示す分解図である。外側導体10は、略環状のリッジ12が
そこから半径方向内方に突出するところの内側穴(第1
の穴)11を有することが注目される。リッジ12には、該
リッジ12から第1の穴11の大径内表面まで遷移するそれ
ぞれの斜角を付したリッジ端部壁14がその両端に画成さ
れる。リッジ12、及び斜角を付したリッジ端部壁14の拡
大図については第7図の拡大部分図を参照のこと。
示す分解図である。外側導体10は、略環状のリッジ12が
そこから半径方向内方に突出するところの内側穴(第1
の穴)11を有することが注目される。リッジ12には、該
リッジ12から第1の穴11の大径内表面まで遷移するそれ
ぞれの斜角を付したリッジ端部壁14がその両端に画成さ
れる。リッジ12、及び斜角を付したリッジ端部壁14の拡
大図については第7図の拡大部分図を参照のこと。
次に第3図を参照すると、上述のようにテフロン材料に
て形成することが望ましい絶縁スリーブ30が図示されて
いる。該スリーブ30は、以下に説明するように、内側導
体20を収容し得るようにした内側穴(第2の穴)31を有
している。スリーブ30は又、その外面32に環状凹所34を
有している。凹所34は、好適な実施例において、斜角を
付していないが、第3図に図示するように90゜の角度に
配置された凹所端部壁36により画成される。凹所端部壁
36間における凹所34の長さは、構成要素が第2図に図示
するようにその組立状態にあるとき、凹所端部壁36が変
形し、剛性の外側導体の斜角を付したリッジ端部壁14の
形状に略適合するように選択する。この点に関し、第2
図および第7図を参照のこと。
て形成することが望ましい絶縁スリーブ30が図示されて
いる。該スリーブ30は、以下に説明するように、内側導
体20を収容し得るようにした内側穴(第2の穴)31を有
している。スリーブ30は又、その外面32に環状凹所34を
有している。凹所34は、好適な実施例において、斜角を
付していないが、第3図に図示するように90゜の角度に
配置された凹所端部壁36により画成される。凹所端部壁
36間における凹所34の長さは、構成要素が第2図に図示
するようにその組立状態にあるとき、凹所端部壁36が変
形し、剛性の外側導体の斜角を付したリッジ端部壁14の
形状に略適合するように選択する。この点に関し、第2
図および第7図を参照のこと。
上述のように、凹所端部壁36間の距離は、該凹所端部壁
が圧縮され外側導体の斜角を付したリッジ端部壁14の形
状に適合するように選択される。この点に関し、凹所端
部壁36間の距離は、それぞれの斜角を付したリッジ端部
壁14の中間箇所間の距離と略等しいようにすることが望
ましい。
が圧縮され外側導体の斜角を付したリッジ端部壁14の形
状に適合するように選択される。この点に関し、凹所端
部壁36間の距離は、それぞれの斜角を付したリッジ端部
壁14の中間箇所間の距離と略等しいようにすることが望
ましい。
本発明の原理によるコネクタの組立手順を示す第4図な
いし第6図は参照する。この点に関し、第4図には、絶
縁スリーブの外側導体内への圧縮および挿入に関する最
初の工程が図示されている。この目的上、プランジャ42
を支持する本体40から成る工具が提供される。該本体40
は、その上端では円筒状であるが、その底端では第4図
に符号46で示したようなテーパー穴となる中央穴44を有
している。第4図において、絶縁スリーブ30は、該スリ
ーブがテーパー穴46に略達し、該テーパー穴46によって
圧縮されようとする位置に配置された状態が図示されて
いる。
いし第6図は参照する。この点に関し、第4図には、絶
縁スリーブの外側導体内への圧縮および挿入に関する最
初の工程が図示されている。この目的上、プランジャ42
を支持する本体40から成る工具が提供される。該本体40
は、その上端では円筒状であるが、その底端では第4図
に符号46で示したようなテーパー穴となる中央穴44を有
している。第4図において、絶縁スリーブ30は、該スリ
ーブがテーパー穴46に略達し、該テーパー穴46によって
圧縮されようとする位置に配置された状態が図示されて
いる。
実際の圧縮および挿入前の最初の工程として、油または
グリース系の潤滑剤のような潤滑剤を絶縁体の周囲およ
び/または外側導体の第1の穴11の内側に塗布する。潤
滑剤の塗布後、プランジャ42を第4図に図示するように
矢印43の方向に動かし、これにより絶縁スリーブ30は本
体40の穴内を下方に動く。テーパー穴46によりスリーブ
30が圧縮される。テフロンは最初の状態に復帰する傾向
があるため、この圧縮状態は一時的なものに過ぎない。
しかし、プランジャの動きは極めて急速に行われ、テー
パー穴46による圧縮は、圧縮30の十分な圧縮状態を保持
し、スリーブは、該スリーブ30の損傷、破断または変形
を伴わずに、外側導体のリッジ12、および第1の穴11を
容易に通過することができる。
グリース系の潤滑剤のような潤滑剤を絶縁体の周囲およ
び/または外側導体の第1の穴11の内側に塗布する。潤
滑剤の塗布後、プランジャ42を第4図に図示するように
矢印43の方向に動かし、これにより絶縁スリーブ30は本
体40の穴内を下方に動く。テーパー穴46によりスリーブ
30が圧縮される。テフロンは最初の状態に復帰する傾向
があるため、この圧縮状態は一時的なものに過ぎない。
しかし、プランジャの動きは極めて急速に行われ、テー
パー穴46による圧縮は、圧縮30の十分な圧縮状態を保持
し、スリーブは、該スリーブ30の損傷、破断または変形
を伴わずに、外側導体のリッジ12、および第1の穴11を
容易に通過することができる。
圧縮および挿入工具はプランジャ42が底部に接したと
き、リッジ12および凹所34が略整合し且つ係合状態とな
るような構造であることが望ましい。この位置は第2図
または第5図に示すような位置である。換言すれば、リ
ッジ12は凹所34内に延びた状態になる。
き、リッジ12および凹所34が略整合し且つ係合状態とな
るような構造であることが望ましい。この位置は第2図
または第5図に示すような位置である。換言すれば、リ
ッジ12は凹所34内に延びた状態になる。
このように、第4図には、スリーブを外側導体内に挿入
することにより該スリーブを半径方向に圧縮する同時的
工程が図示されている。この点に関し、第3図の組立前
の状態から分かるように、構成要素は組立後、その最終
的な所望の寸法に極めて近い寸法となるように寸法決め
される。このため、スリーブ30の外径、すなわち第3図
の寸法Aは、外側導体の内径、すなわちち第3図の寸法
Cより1/1000ないし2/1000インチだけ僅かに小さいよう
にする。第3図の寸法Aは、外側導体のリッジの直径よ
り大きい。この特別な寸法は、第3図に寸法Bとして図
示されている。
することにより該スリーブを半径方向に圧縮する同時的
工程が図示されている。この点に関し、第3図の組立前
の状態から分かるように、構成要素は組立後、その最終
的な所望の寸法に極めて近い寸法となるように寸法決め
される。このため、スリーブ30の外径、すなわち第3図
の寸法Aは、外側導体の内径、すなわちち第3図の寸法
Cより1/1000ないし2/1000インチだけ僅かに小さいよう
にする。第3図の寸法Aは、外側導体のリッジの直径よ
り大きい。この特別な寸法は、第3図に寸法Bとして図
示されている。
ここで、コネクタスリーブ30を圧縮すると、その外径A
は縮小し、寸法Bと同程度またはそれ以下となり、した
がって、スリーブはリッジを容易に通過して該リッジと
略係合することが可能となる。同様に第7図には、外側
導体に対するスリーブの最終位置が図示されており、リ
ッジ12は凹所34および該凹所34を画成する直角の凹所端
部壁36に係合し、凹所端部壁36は、斜角を付したリッジ
端部壁14のテーパー形状に略適合し得るように圧縮され
る。
は縮小し、寸法Bと同程度またはそれ以下となり、した
がって、スリーブはリッジを容易に通過して該リッジと
略係合することが可能となる。同様に第7図には、外側
導体に対するスリーブの最終位置が図示されており、リ
ッジ12は凹所34および該凹所34を画成する直角の凹所端
部壁36に係合し、凹所端部壁36は、斜角を付したリッジ
端部壁14のテーパー形状に略適合し得るように圧縮され
る。
直角の凹所端部壁36を提供することにより、凹所端部壁
36およびリッジ端部壁14間の圧力が増大する傾向となる
ことが判明した。テフロンスリーブは、凹所端部壁36に
て四角とされているため、該スリーブはその形状を維持
する傾向となり、端部壁14、36間の接続部分に付加的な
機械的圧力を作用させる。
36およびリッジ端部壁14間の圧力が増大する傾向となる
ことが判明した。テフロンスリーブは、凹所端部壁36に
て四角とされているため、該スリーブはその形状を維持
する傾向となり、端部壁14、36間の接続部分に付加的な
機械的圧力を作用させる。
絶縁スリーブ30を外側導体10内に完全に挿入したなら
ば、第5図の工具を使用して、絶縁体をしっかりと型に
はめ、第3図に図示したようなその当初の径の形状とな
るようにする。この目的上、同様の形状をした一対の工
具50、52が設けられる。該工具52は工具50を矢印55の方
向に動かす間、静止状態に保持することができる。工具
50、52の各々は、それぞれの棒状突起51、53を有してい
る。工具50、52は、相互方向に向けて相対的な静止位置
から動かされ、突起51、53は、絶縁スリーブ30の中央穴
31に係合する。突起51、53は段状端部を備えることが望
ましく、順次、テフロンを外方に付勢させ、その径を拡
大してテフロンがその最初の静止位置に戻るのを助け、
外側導体のリッジ12と絶縁スリーブ30の凹所34とを完全
に相互ロックさせ得るようにする径であることが望まし
い。
ば、第5図の工具を使用して、絶縁体をしっかりと型に
はめ、第3図に図示したようなその当初の径の形状とな
るようにする。この目的上、同様の形状をした一対の工
具50、52が設けられる。該工具52は工具50を矢印55の方
向に動かす間、静止状態に保持することができる。工具
50、52の各々は、それぞれの棒状突起51、53を有してい
る。工具50、52は、相互方向に向けて相対的な静止位置
から動かされ、突起51、53は、絶縁スリーブ30の中央穴
31に係合する。突起51、53は段状端部を備えることが望
ましく、順次、テフロンを外方に付勢させ、その径を拡
大してテフロンがその最初の静止位置に戻るのを助け、
外側導体のリッジ12と絶縁スリーブ30の凹所34とを完全
に相互ロックさせ得るようにする径であることが望まし
い。
該組立方法の次の工程は第6図に図示されており、中央
導体20は絶縁スリーブ30の第2の穴31に挿入される。こ
の工程は工具50、52を第5図に図示した位置から引き出
した後に行われる。第6図の中央導体20を挿入する目的
にて、基部60と、矢印63の方向に動かし得るようにした
プランジャ62とを備える工具機構が設けられる。該基部
60は静止状態に保持することができる。保護ピン64が基
部60内に支持される。該ピン64は、中央導体の端部にて
フィンガ21内に伸長し、中央導体を適所に挿入したと
き、これらフィンガを保護し得るようにしてある。同様
に、中央導体の他端における同様のフィンガ21には、ピ
ン66が配置されており、中央導体を絶縁スリーブ内に挿
入したとき、これらフィンガを保護する。第6図には、
中央導体の最終的な静止位置が図示されており、その一
定の環状リング22がリッジ12および外側導体の双方、並
びに絶縁スリーブの凹所34と略対称状に整合される。中
央導体20を挿入することにより、付加的な内部力が提供
され、この力により絶縁スリーブは更にその径を広げ、
リッジおよび凹所の位置にて、絶縁スリーブ30と外側導
体との間を適正に釣り合わせ且つ相互の係合関係を形成
する。
導体20は絶縁スリーブ30の第2の穴31に挿入される。こ
の工程は工具50、52を第5図に図示した位置から引き出
した後に行われる。第6図の中央導体20を挿入する目的
にて、基部60と、矢印63の方向に動かし得るようにした
プランジャ62とを備える工具機構が設けられる。該基部
60は静止状態に保持することができる。保護ピン64が基
部60内に支持される。該ピン64は、中央導体の端部にて
フィンガ21内に伸長し、中央導体を適所に挿入したと
き、これらフィンガを保護し得るようにしてある。同様
に、中央導体の他端における同様のフィンガ21には、ピ
ン66が配置されており、中央導体を絶縁スリーブ内に挿
入したとき、これらフィンガを保護する。第6図には、
中央導体の最終的な静止位置が図示されており、その一
定の環状リング22がリッジ12および外側導体の双方、並
びに絶縁スリーブの凹所34と略対称状に整合される。中
央導体20を挿入することにより、付加的な内部力が提供
され、この力により絶縁スリーブは更にその径を広げ、
リッジおよび凹所の位置にて、絶縁スリーブ30と外側導
体との間を適正に釣り合わせ且つ相互の係合関係を形成
する。
上述のスリーブの拡大図である第7図を参照する。この
コネクタの形状並びに第8図ないし第10図に図示した形
態は、1988年4月20日付けで出願した本出願人の先の米
国特許出願第07/183,974号に記載された基本的原理に従
って構成される。この先の米国特許出願は、対称状およ
び非対称状のコネクタ形態の双方に対するリッジおよび
凹所の形態を示している。第7図には、対称状の形態が
図示されている一方、第8図ないし第10図には、各種の
非対称状の形態が図示されている。これら異なる全ての
実施例において、斜角を付した端部壁は、少なくとも第
7図の特定の実施例において実際上、鏡像円錐形の頂点
である点Pとして第7図に図示した共通の点に収斂する
ことが注目される。このように、第7図の斜角を付した
リッジ端部壁14は、実際には共通の点Pに全て収斂する
截頭円錐形面である。かかる構造により、本出願人の先
の米国特許出願に記載したように、コネクタが使用中に
受ける温度変化に亙って機械的に緊密な嵌合状態を維持
することが可能となる。このように、それぞれの外側導
体、およびスリーブの端部壁面は、これらの原理に従っ
て接触状態に維持される。それぞれの外側導体およびス
リーブの端部壁面の少なくとも一つは円錐形の截頭円錐
形面として画成され、該円錐形面は共通の頂点を有す
る。第7図の実施例において、この共通の頂点は点Pで
ある。
コネクタの形状並びに第8図ないし第10図に図示した形
態は、1988年4月20日付けで出願した本出願人の先の米
国特許出願第07/183,974号に記載された基本的原理に従
って構成される。この先の米国特許出願は、対称状およ
び非対称状のコネクタ形態の双方に対するリッジおよび
凹所の形態を示している。第7図には、対称状の形態が
図示されている一方、第8図ないし第10図には、各種の
非対称状の形態が図示されている。これら異なる全ての
実施例において、斜角を付した端部壁は、少なくとも第
7図の特定の実施例において実際上、鏡像円錐形の頂点
である点Pとして第7図に図示した共通の点に収斂する
ことが注目される。このように、第7図の斜角を付した
リッジ端部壁14は、実際には共通の点Pに全て収斂する
截頭円錐形面である。かかる構造により、本出願人の先
の米国特許出願に記載したように、コネクタが使用中に
受ける温度変化に亙って機械的に緊密な嵌合状態を維持
することが可能となる。このように、それぞれの外側導
体、およびスリーブの端部壁面は、これらの原理に従っ
て接触状態に維持される。それぞれの外側導体およびス
リーブの端部壁面の少なくとも一つは円錐形の截頭円錐
形面として画成され、該円錐形面は共通の頂点を有す
る。第7図の実施例において、この共通の頂点は点Pで
ある。
第8図には、頂点P1が軸線X上に配置されたコネクタ形
態の更に別の実施例が図示されている。第8図の実施例
において、2つの円錐形面は、P1に共通の頂点を有して
いる。この特別の構造において、点P1は斜角を付したリ
ッジ端部壁間のちょうど真ん中には位置せず、一方の斜
角を付したリッジ端部壁の方向に偏っているため、リッ
ジ12Aの斜角を付したリッジ端部壁14A、14Bは、互いに
異なるテーパーを有している。本発明の組立原理はま
た、第8図のコネクタの形態に関して採用することもで
きる。
態の更に別の実施例が図示されている。第8図の実施例
において、2つの円錐形面は、P1に共通の頂点を有して
いる。この特別の構造において、点P1は斜角を付したリ
ッジ端部壁間のちょうど真ん中には位置せず、一方の斜
角を付したリッジ端部壁の方向に偏っているため、リッ
ジ12Aの斜角を付したリッジ端部壁14A、14Bは、互いに
異なるテーパーを有している。本発明の組立原理はま
た、第8図のコネクタの形態に関して採用することもで
きる。
第9図には、円錐形面の頂点が点P2まで動き、基本的に
は円錐形面が一つだけとなる形態のコネクタ構造の一実
施例が図示されている。この特別の実施例において、リ
ッジ72は一端に1つの斜角を付したリッジ端部壁74を有
しており、その他端には、半径方向内方に向けて直角に
広がるリッジ端部壁75を有することが注目される。点P2
は第9図に図示するように直角のリッジ端部壁75と同一
線上にて半径方向内方に配置される。この特別の実施例
において、スリーブは外側導体の片側のみから挿入する
ことが望ましい。第9図でみて、絶縁スリーブは上方か
ら下方に外側導体の第1の穴内に挿入される。
は円錐形面が一つだけとなる形態のコネクタ構造の一実
施例が図示されている。この特別の実施例において、リ
ッジ72は一端に1つの斜角を付したリッジ端部壁74を有
しており、その他端には、半径方向内方に向けて直角に
広がるリッジ端部壁75を有することが注目される。点P2
は第9図に図示するように直角のリッジ端部壁75と同一
線上にて半径方向内方に配置される。この特別の実施例
において、スリーブは外側導体の片側のみから挿入する
ことが望ましい。第9図でみて、絶縁スリーブは上方か
ら下方に外側導体の第1の穴内に挿入される。
第10図には、更に別のコネクタ相互ロックの形態が図示
されている。これは、円錐体が直円錐体ではなく、リッ
ジ84のそれぞれの截頭円錐形面82、83を画成する斜めの
円錐体を利用した非対称状の形態である。この特別の実
施例において、絶縁スリーブ70は、外側導体の第1の穴
のリッジの形状に適合し得る形状をしている。
されている。これは、円錐体が直円錐体ではなく、リッ
ジ84のそれぞれの截頭円錐形面82、83を画成する斜めの
円錐体を利用した非対称状の形態である。この特別の実
施例において、絶縁スリーブ70は、外側導体の第1の穴
のリッジの形状に適合し得る形状をしている。
第10図において、該形状は、外側導体の3つの内側柱状
穴が第10図に符号82、83で図示した2つの円錐形面によ
り接続されたと見なすことができる。82、83は截頭円錐
形面である。これら面が伸長する場合、共通の頂点、即
ち第10図に示す点P3を包含する。P1は、これら円錐体の
各々の頂点を示す。
穴が第10図に符号82、83で図示した2つの円錐形面によ
り接続されたと見なすことができる。82、83は截頭円錐
形面である。これら面が伸長する場合、共通の頂点、即
ち第10図に示す点P3を包含する。P1は、これら円錐体の
各々の頂点を示す。
第10図の特別の非対称状の形状において、リッジおよび
凹所は、スリーブを本体内に挿入したときその円周に沿
った長さが異なるため、各構成要素にそれぞれの標識を
付し、相互に適正な半径方向位置にて挿入され得るよう
にすることが望ましい。これは、それぞれの構成要素に
標識を付すことで極めて容易に実現し得る。
凹所は、スリーブを本体内に挿入したときその円周に沿
った長さが異なるため、各構成要素にそれぞれの標識を
付し、相互に適正な半径方向位置にて挿入され得るよう
にすることが望ましい。これは、それぞれの構成要素に
標識を付すことで極めて容易に実現し得る。
再度、第7図ないし第10図に図示した特別の形態を参照
しながら、1988年4月20日付けで出願された本出願人に
よる米国特許出願第07/183,974号を参照する。この先の
米国特許出願において、特に、外側導体と絶縁スリーブ
との間の凹所の斜角を付した凹所端部壁にて、特に、比
較的広い温度範囲に亙って、接触状態を実現し且つその
状態を維持する原理を示す幾つかの変形例が記載されて
いる。例えば、互いに対して拡張し且つ圧縮される構成
要素に代えて、截頭円錐形面に沿った接触点にて部品は
相互に摺動するが固定した接触状態を維持されるものが
ある。本発明の幾つかの実施例について説明したが、当
業者には、請求の範囲に記載した本発明の範囲内でその
他の実施例および変形例が含まれることを理解されよ
う。
しながら、1988年4月20日付けで出願された本出願人に
よる米国特許出願第07/183,974号を参照する。この先の
米国特許出願において、特に、外側導体と絶縁スリーブ
との間の凹所の斜角を付した凹所端部壁にて、特に、比
較的広い温度範囲に亙って、接触状態を実現し且つその
状態を維持する原理を示す幾つかの変形例が記載されて
いる。例えば、互いに対して拡張し且つ圧縮される構成
要素に代えて、截頭円錐形面に沿った接触点にて部品は
相互に摺動するが固定した接触状態を維持されるものが
ある。本発明の幾つかの実施例について説明したが、当
業者には、請求の範囲に記載した本発明の範囲内でその
他の実施例および変形例が含まれることを理解されよ
う。
本発明の方法においては、絶縁スリーブを外側導体の穴
(第1の穴)内に挿入するときに、外側導体のリッジと
絶縁スリーブの凹所とが相互ロック面として整合するこ
とにより、スリーブの自動位置決めおよびスリーブと外
側導体との相互ロックが図られる。
(第1の穴)内に挿入するときに、外側導体のリッジと
絶縁スリーブの凹所とが相互ロック面として整合するこ
とにより、スリーブの自動位置決めおよびスリーブと外
側導体との相互ロックが図られる。
Claims (25)
- 【請求項1】剛性の外側導体と、内側導体と、前記剛性
の外側導体と前記内側導体との間に支持され得るように
した弾性的に変形可能な絶縁スリーブとを利用して構成
された電気的コネクタを組立る方法にして、前記剛性の
外側導体に第1の穴を形成し、該第1の穴の最小径が、
半径方向内方に突出する略環状のリッジによって画成さ
れるようにし、前記絶縁スリーブに第2の穴を、そして
該スリーブの外面に略環状の凹所をそれぞれ形成し、前
記絶縁スリーブが静止位置にあるときの該絶縁スリーブ
の最大径を前記第1の穴の最小径よりも大きくし、前記
絶縁スリーブを半径方向に圧縮して前記静止位置におけ
る加熱されていない状態の該スリーブの径よりも小さい
径にし、少なくとも多少圧縮された状態の前記絶縁スリ
ーブを前記第1の穴内に挿入して前記剛性の外側導体の
リッジと前記絶縁スリーブの凹所とが整合する位置と
し、前記絶縁スリーブを前記第1の穴内に挿入した後
に、前記内側導体を前記第2の穴内に挿入することを特
徴とする方法。 - 【請求項2】剛性の外側導体と、内側導体と、前記剛性
の外側導体と前記内側導体との間に支持され得るように
した弾性的に変形可能な絶縁スリーブとを利用して構成
された電気的コネクタを組立る方法にして、前記剛性の
外側導体に第1の穴を形成し、該第1の穴の最小径が、
半径方向内方に突出する略環状のリッジによって画成さ
れるようにし、前記絶縁スリーブに第2の穴を、そして
該スリーブの外面に略環状の凹所をそれぞれ形成し、前
記絶縁スリーブが静止位置にあるときの該絶縁スリーブ
の最大径を前記第1の穴の最小径よりも大きくし、前記
絶縁スリーブを半径方向に圧縮して前記静止位置におけ
る該スリーブの径よりも小さい径にし、少なくとも多少
圧縮された状態の前記絶縁スリーブを前記第1の穴内に
挿入して前記剛性の外側導体のリッジと前記絶縁スリー
ブの凹所とが整合する位置とし、前記絶縁スリーブを軸
方向に圧縮することにより、該絶縁スリーブがその静止
位置における径へと復元するのを支援させ、さらに前記
内側導体を前記第2の穴内に挿入することを特徴とする
方法。 - 【請求項3】請求の範囲第2項に記載の方法にして、前
記外側導体に前記リッジを形成するに際し、該リッジの
一部を画成する、斜角を付したリッジ端部壁を形成する
ことを特徴とする方法。 - 【請求項4】請求の範囲第3項に記載の方法にして、前
記絶縁スリーブに前記凹所を形成するに際し、略半径方
向に広がる凹所端部壁であって、前記リッジと前記凹所
とが整合したときに前記外側導体の前記斜角を付したリ
ッジ端部壁と係合し得るようにした凹所端部壁を前記絶
縁スリーブに形成することを特徴とする方法。 - 【請求項5】請求の範囲第4項に記載の方法にして、前
記絶縁スリーブを軸方向に圧縮するに際し、前記第2の
穴内に挿入し得るようにした棒状突起を有する金型部材
を使用することを特徴とする方法。 - 【請求項6】請求の範囲第5項に記載の方法にして、前
記剛性の外側導体と前記絶縁スリーブとの間を潤滑に
し、前記外側導体内への前記絶縁スリーブの挿入を支援
することを特徴とする方法。 - 【請求項7】請求の範囲第1項に記載の方法にして、前
記絶縁スリーブを半径方向に圧縮するに際し、テーパー
穴を有する挿入工具を用意し、前記絶縁スリーブを該挿
入工具の前記テーパー穴を通して圧縮しながら前記第1
の穴内に挿入するようにすることを特徴とする方法。 - 【請求項8】請求の範囲第7項に記載の方法にして、前
記第1の穴と前記絶縁スリーブとの間を潤滑にすること
により該絶縁スリーブの圧縮及び挿入を支援することを
特徴とする方法。 - 【請求項9】剛性の外側導体と、内側導体と、前記剛性
の外側導体と前記内側導体との間に支持され得るように
した弾性的に変形可能な絶縁スリーブとを利用して構成
された電気的コネクタを組立る方法にして、前記剛性の
外側導体に第1の穴を形成し、該第1の穴の最小径が、
半径方向内方に突出する略環状のリッジによって画成さ
れるようにし、前記絶縁スリーブに第2の穴を、そして
該スリーブの外面に略環状の凹所をそれぞれ形成し、前
記絶縁スリーブが静止位置にあるときの該絶縁スリーブ
の最大径を前記第1の穴の最小径よりも大きくし、前記
絶縁スリーブを半径方向に圧縮して前記静止位置におけ
る加熱されていない状態の該スリーブの径よりも小さい
径にし、少なくとも多少圧縮された状態の前記絶縁スリ
ーブを前記第1の穴内に挿入して前記剛性の外側導体の
リッジと前記絶縁スリーブの凹所とが整合する位置と
し、前記内側導体を挿入するための挿入工具と、該内側
導体が挿入されるときに該内側導体の端部を保護するた
めの保護ピン手段であって前記挿入工具に支持される保
護ピン手段との少なくともいずれか一方を用意し、前記
内側導体を前記第2の穴内に挿入することを特徴とする
方法。 - 【請求項10】請求の範囲第1項に記載の方法にして、
前記第1の穴と前記絶縁スリーブとの間を潤滑にし、該
絶縁スリーブの圧縮及び挿入を支援することを特徴とす
る方法。 - 【請求項11】請求の範囲第1項に記載の方法にして、
前記外側導体に前記リッジを形成するに際し、対称状の
リッジを画成すべく、斜角を付したリッジ端部壁を形成
することを特徴とする方法。 - 【請求項12】剛性の外側導体と、内側導体と、前記剛
性の外側導体と前記内側導体との間に支持され得るよう
にした弾性的に変形可能な絶縁スリーブとを利用して構
成された電気的コネクタを組立る方法にして、前記剛性
の外側導体に第1の穴を形成し、該第1の穴の最小径
が、半径方向内方に突出する略環状のリッジであって斜
角を付した対称状のリッジ端部壁が形成されたリッジに
よって画成されるようにし、前記絶縁スリーブに第2の
穴を、そして該スリーブの外面に略環状の凹所をそれぞ
れ形成し、前記絶縁スリーブが静止位置にあるときの該
絶縁スリーブの最大径を前記第1の穴の最小径よりも大
きくし、前記絶縁スリーブを半径方向に圧縮して前記静
止位置における該スリーブの径よりも小さい径にし、少
なくとも多少圧縮された状態の前記絶縁スリーブを前記
第1の穴内に挿入して前記剛性の外側導体のリッジと前
記絶縁スリーブの凹所とが整合する位置とし、前記内側
導体を前記第2の穴内に挿入することを特徴とする方
法。 - 【請求項13】請求の範囲第1項に記載の方法にして、
前記外側導体に前記リッジを形成するに際し、少なくと
も1つの斜角を付したリッジ端部壁を該リッジに形成す
ることを特徴とする方法。 - 【請求項14】請求の範囲第13項に記載の方法にして、
前記リッジの一方の側部に、半径方向内方に向けて直角
に広がるリッジ端部壁を形成することを特徴とする方
法。 - 【請求項15】剛性の外側導体と、内側導体と、前記剛
性の外側導体と前記内側導体との間に支持され得るよう
にした弾性的に変形可能な絶縁スリーブとを利用して構
成された電気的コネクタを組立る方法にして、前記剛性
の外側導体に第1の穴を形成し、該第1の穴の最小径
が、半径方向内方に突出する略環状のリッジであって、
その一部を画成するリッジ端部壁の全てが、共通の頂点
を有する截頭円錐形面の一部として画成されているリッ
ジによって画成されるようにし、前記絶縁スリーブに第
2の穴を、そして該スリーブの外面に略環状の凹所をそ
れぞれ形成し、前記絶縁スリーブが静止位置にあるとき
の該絶縁スリーブの最大径を前記第1の穴の最小径より
も大きくし、前記絶縁スリーブを半径方向に圧縮して前
記静止位置における該スリーブの径よりも小さい径に
し、少なくとも多少圧縮された状態の前記絶縁スリーブ
を前記第1の穴内に挿入して前記剛性の外側導体のリッ
ジと前記絶縁スリーブの凹所とが整合する位置とし、前
記内側導体を前記第2の穴内に挿入することを特徴とす
る方法。 - 【請求項16】剛性の外側導体と、内側導体と、前記剛
性の外側導体と前記内側導体との間に支持され得るよう
にした弾性的に変形可能な絶縁スリーブとを利用して構
成された電気的コネクタを組立る方法にして、前記剛性
の外側導体に第1の穴を形成し、該第1の穴を画成する
前記外側導体の一部と前記絶縁スリーブの外面との間に
相互ロック面を形成し、前記絶縁スリーブが静止位置に
あるときの該絶縁スリーブの最大径を前記第1の穴の最
小径よりも大きくし、前記絶縁スリーブを半径方向に圧
縮して前記静止位置における加熱されていない状態の該
スリーブの径よりも小さい径にし、少なくとも多少圧縮
された状態の前記絶縁スリーブを前記第1の穴内に挿入
して前記相互ロック面が互いに整合する位置とし、前記
絶縁スリーブに第2の穴を形成し、前記絶縁スリーブを
前記第1の穴内に挿入した後に、前記内側導体を前記第
2の穴内に挿入することを特徴とする方法。 - 【請求項17】剛性の外側導体と、内側導体と、前記剛
性の外側導体と前記内側導体との間に支持され得るよう
にした弾性的に変形可能な絶縁スリーブとを利用して構
成された電気的コネクタを組立る方法にして、前記剛性
の外側導体に第1の穴を形成し、該第1の穴を画成する
前記外側導体の一部と前記絶縁スリーブの外面との間に
相互ロック面を形成し、前記絶縁スリーブが静止位置に
あるときの該絶縁スリーブの最大径を前記第1の穴の最
小径よりも大きくし、前記絶縁スリーブを半径方向に圧
縮して前記静止位置における該スリーブの径よりも小さ
い径にし、少なくとも多少圧縮された状態の前記絶縁ス
リーブを前記第1の穴内に挿入して前記相互ロック面が
互いに整合する位置とし、前記絶縁スリーブに第2の穴
を形成し、前記絶縁スリーブを軸方向に圧縮することに
より、該絶縁スリーブがその静止位置における径へと復
元するのを支援させ、さらに前記内側導体を前記第2の
穴内に挿入することを特徴とする方法。 - 【請求項18】請求の範囲第1項に記載の方法にして、
前記内側導体を前記第2の穴内に挿入するに際し、前記
内側導体を挿入するための挿入工具と、該内側導体が挿
入されるときに該内側導体の端部を保護するための保護
ピン手段であって前記挿入工具に支持される保護ピン手
段とを用意することを特徴とする方法。 - 【請求項19】請求の範囲第1項に記載の方法にして、
前記外側導体に前記リッジを形成するに際し、前記リッ
ジの一部を画成する、斜角を付したリッジ端部壁を形成
することを特徴とする方法。 - 【請求項20】請求の範囲第19項に記載の方法にして、
前記絶縁スリーブに前記凹所を形成するに際し、略半径
方向に広がる凹所端部壁であって、前記リッジと前記凹
所とが整合したときに前記外側導体の前記斜角を付した
リッジ端部壁と係合し得るようにした凹所端部壁を前記
絶縁スリーブに形成することを特徴とする方法。 - 【請求項21】請求の範囲第17項に記載の方法にして、
前記内側導体を前記第2の穴内に挿入するに際し、前記
内側導体を挿入するための挿入工具と、該内側導体が挿
入されるときに該内側導体の端部を保護するための保護
ピン手段であって前記挿入工具に支持される保護ピン手
段とを用意することを特徴とする方法。 - 【請求項22】剛性の外側導体と、内側導体と、前記剛
性の外側導体と前記内側導体との間に支持され得るよう
にした弾性的な変形可能な絶縁スリーブであって変形後
に静止位置へと復元しようとする傾向を有する材料から
なるスリーブとを利用して構成された電気的コネクタを
組立てる方法にして、前記剛性の外側導体に第1の穴を
形成し、前記第1の穴の最小径が、半径方向内方に突出
する略環状のリッジによって画成されるようにし、前記
絶縁スリーブに第2の穴を、そして該スリーブの外面に
略環状の凹所をそれぞれ形成し、前記絶縁スリーブが静
止位置にあるときの該絶縁スリーブの最大径を前記第1
の穴の最小径よりも大きくし、前記絶縁スリーブを半径
方向に圧縮して前記静止位置における該スリーブの径よ
りも小さい径にし、少なくとも多少圧縮された状態の前
記絶縁スリーブを前記第1の穴内に挿入して前記剛性の
外側導体のリッジと前記絶縁スリーブの凹所とが整合す
る位置とし、前記絶縁スリーブを前記第1の穴内に挿入
した後に、前記内側導体を前記第2の穴内に挿入するこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項23】請求の範囲第22項に記載の方法にして、
前記絶縁スリーブを前記第1の穴内に挿入した後、前記
絶縁スリーブを軸方向に圧縮することにより、該絶縁ス
リーブがその静止位置における径へと復元するのを支援
させることを特徴とする方法。 - 【請求項24】請求の範囲第23項に記載の方法にして、
前記絶縁スリーブを軸方向に圧縮するに際し、前記第2
の穴内に挿入し得るようにした棒状突起を有する金型部
材を使用することを特徴とする方法。 - 【請求項25】請求の範囲第22項に記載の方法にして、
加熱されていない状態で行われることを特徴とする方
法。
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JPH04502833A JPH04502833A (ja) | 1992-05-21 |
JPH0727792B2 true JPH0727792B2 (ja) | 1995-03-29 |
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1988
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-
1989
- 1989-09-19 EP EP19890911448 patent/EP0435953A4/en not_active Withdrawn
- 1989-09-19 JP JP1510660A patent/JPH0727792B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-19 WO PCT/US1989/004071 patent/WO1990003673A1/en not_active Application Discontinuation
Patent Citations (1)
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