JPH0727640A - ディーゼル機関の燃料噴射圧力計測装置 - Google Patents
ディーゼル機関の燃料噴射圧力計測装置Info
- Publication number
- JPH0727640A JPH0727640A JP19516993A JP19516993A JPH0727640A JP H0727640 A JPH0727640 A JP H0727640A JP 19516993 A JP19516993 A JP 19516993A JP 19516993 A JP19516993 A JP 19516993A JP H0727640 A JPH0727640 A JP H0727640A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel injection
- injection pressure
- fuel
- injection pipe
- pressure sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明のディーゼル機関の燃料噴射圧力計測
装置の目的は、燃料漏れがなく安全性と耐久性のある燃
料噴射圧力センサを提供するにある。 【構成】 ディーゼル機関の燃料噴射管（３）の燃料噴
射圧力を計測する部分に燃料噴射管（３）の外径に密着
する半円形部のある２個の金具（２２ａ）（２２ｂ）の
それぞれの一端をピン結合し前記半円形部の他端はばね
（２５）を装着して取付け燃料噴射管（３）の直径変化
に応じて金具（２２ａ）（２２ｂ）の径が自在に変化し
その変化をロードセル（２１）で検知することを特徴と
する。
装置の目的は、燃料漏れがなく安全性と耐久性のある燃
料噴射圧力センサを提供するにある。 【構成】 ディーゼル機関の燃料噴射管（３）の燃料噴
射圧力を計測する部分に燃料噴射管（３）の外径に密着
する半円形部のある２個の金具（２２ａ）（２２ｂ）の
それぞれの一端をピン結合し前記半円形部の他端はばね
（２５）を装着して取付け燃料噴射管（３）の直径変化
に応じて金具（２２ａ）（２２ｂ）の径が自在に変化し
その変化をロードセル（２１）で検知することを特徴と
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼル機関に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】ディーゼル機関の燃料噴射圧力は気筒内
の燃料状態の良否を左右する燃料噴射系の作動状況を判
定する重要な情報であるため、技術の進歩によりセンサ
の耐久性が向上したことにかんがみ最近では実機にも燃
料噴射計測装置が採用されるようになった。その例につ
いて述べる。従来例を図６，７によって説明する。図６
は従来例の圧力センサの取付図、図７は従来例の圧力セ
ンサの図である。
の燃料状態の良否を左右する燃料噴射系の作動状況を判
定する重要な情報であるため、技術の進歩によりセンサ
の耐久性が向上したことにかんがみ最近では実機にも燃
料噴射計測装置が採用されるようになった。その例につ
いて述べる。従来例を図６，７によって説明する。図６
は従来例の圧力センサの取付図、図７は従来例の圧力セ
ンサの図である。
【０００３】図においては１は燃料はカム、２は燃料ポ
ンプ、３は燃料噴射管、５はノズルホルダ、７はエンジ
ンの燃焼室で何れもディーゼル機関の公知の要素であ
る。４は分岐管で燃料噴射管３の端に取付けられ、その
一つの口にノズルホルダ５が取付けられている。８は圧
力センサで分岐管４に取付けられて居り公知のものであ
るから説明を省く。１０はアンプ、１１はＡ／Ｄ変換
器、１２はコンピュータ、１３は出力装置（プリンタ，
プロッタ等）で公知のものである。
ンプ、３は燃料噴射管、５はノズルホルダ、７はエンジ
ンの燃焼室で何れもディーゼル機関の公知の要素であ
る。４は分岐管で燃料噴射管３の端に取付けられ、その
一つの口にノズルホルダ５が取付けられている。８は圧
力センサで分岐管４に取付けられて居り公知のものであ
るから説明を省く。１０はアンプ、１１はＡ／Ｄ変換
器、１２はコンピュータ、１３は出力装置（プリンタ，
プロッタ等）で公知のものである。
【０００４】前記従来例の作用を説明する。燃料カム１
の回転により燃料ポンプ２の図示しないプランジヤが押
し上げられ該プランジヤの先の燃料油は高圧になり、燃
料噴射管３を通り分岐管４を経てノズルホルダ５に至
り、ノズルホルダ５の先端にある図示しないノズルから
燃料室７に噴射される。圧力センサ８は分岐管４に流れ
る燃料油の圧力を受ける。圧力センサ８の出力をアンプ
１０が増巾しＡ／Ｄ変換器１１がディジタル値に変換し
コンピュータ１２が演算処理して出力装置１３が出力す
る。
の回転により燃料ポンプ２の図示しないプランジヤが押
し上げられ該プランジヤの先の燃料油は高圧になり、燃
料噴射管３を通り分岐管４を経てノズルホルダ５に至
り、ノズルホルダ５の先端にある図示しないノズルから
燃料室７に噴射される。圧力センサ８は分岐管４に流れ
る燃料油の圧力を受ける。圧力センサ８の出力をアンプ
１０が増巾しＡ／Ｄ変換器１１がディジタル値に変換し
コンピュータ１２が演算処理して出力装置１３が出力す
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では圧力セン
サを取付けるために燃料噴射管に分岐金物２は取付け穴
を設ける必要があり、その取付部分から燃料漏れを生ず
る可能性があった。また圧力センサが破損し燃料油が飛
散し圧力センサを取付けることによりかえって危険な状
態になる。実機ではこのようなことは絶対に避けなけれ
ばならない。前記のような理由で燃料噴射圧力計測は実
機にはあまり採用されていないのが実情であるが、ディ
ーゼル機関の無人運転、省力運転の要求から燃料噴射圧
力の情報が必要になってきた。
サを取付けるために燃料噴射管に分岐金物２は取付け穴
を設ける必要があり、その取付部分から燃料漏れを生ず
る可能性があった。また圧力センサが破損し燃料油が飛
散し圧力センサを取付けることによりかえって危険な状
態になる。実機ではこのようなことは絶対に避けなけれ
ばならない。前記のような理由で燃料噴射圧力計測は実
機にはあまり採用されていないのが実情であるが、ディ
ーゼル機関の無人運転、省力運転の要求から燃料噴射圧
力の情報が必要になってきた。
【０００６】本発明の目的は前記不具合を解消し燃料も
れせず安全性があり耐久性がある燃料噴射圧力センサを
提供することにある。
れせず安全性があり耐久性がある燃料噴射圧力センサを
提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】ディーゼル機関の燃料噴
射管の燃料噴射圧力を計測する部分に燃料噴射管の外径
に密着する、半円形部を有する２個の金具の一端をピン
結合し前記半円形部の他の端はばねを装着して取付け、
燃料噴射管の直径の変化に応じて前記金具の径が自在に
変化し、その変化をロードセルで検知するようにしたこ
とを特徴とする。
射管の燃料噴射圧力を計測する部分に燃料噴射管の外径
に密着する、半円形部を有する２個の金具の一端をピン
結合し前記半円形部の他の端はばねを装着して取付け、
燃料噴射管の直径の変化に応じて前記金具の径が自在に
変化し、その変化をロードセルで検知するようにしたこ
とを特徴とする。
【０００８】
【作用】燃料噴射圧力の大きさに比例して燃料噴射管が
膨張する。その外径に密着する半円部を有す金具が前記
燃料噴射管の膨らみに応じて径が自在に変化し、その変
化をロードセルにより検知する。
膨張する。その外径に密着する半円部を有す金具が前記
燃料噴射管の膨らみに応じて径が自在に変化し、その変
化をロードセルにより検知する。
【０００９】
【実施例】本発明に係る実施例を図１〜５によって説明
する。図１は本発明に係る実施例の全体構成図、図２は
同実施例の圧力センサの平面図、図３は同実施例の圧力
センサの側面図、図４は同実施例のロードセルの詳細
図、図５は図４のロードセルの側面図である。図におい
て、１は燃料カム、２は燃料ポンプ、３は燃料噴射管、
５はノズルホルダ、６はエンジンのシリンダカバー、７
はエンジンの燃焼室で何れもディーゼル機関の公知の要
素である。８は圧力センサで燃料噴射管３の中途に取付
けられている。
する。図１は本発明に係る実施例の全体構成図、図２は
同実施例の圧力センサの平面図、図３は同実施例の圧力
センサの側面図、図４は同実施例のロードセルの詳細
図、図５は図４のロードセルの側面図である。図におい
て、１は燃料カム、２は燃料ポンプ、３は燃料噴射管、
５はノズルホルダ、６はエンジンのシリンダカバー、７
はエンジンの燃焼室で何れもディーゼル機関の公知の要
素である。８は圧力センサで燃料噴射管３の中途に取付
けられている。
【００１０】２１はロードセルである。３１は感知板で
薄くロードセル２１の内部に装着されている。２２ａ，
２２ｂは金具で対角形でそれらの一端をピン結合され燃
料噴射管３の外周に密着してばね２５で結合され燃料噴
射管３の膨張に応じて径が変化する。２３はピンで金具
２２ａ，２２ｂの前記一端を結合する。２４ａ，２４ｂ
はボルトでロードセル２１を金具２２ａ，２２ｂに固定
する。２５はばねで金具２２ａ，２２ｂを連結し金具２
２ａと金具２２ｂが常に燃料噴射管３に密着するように
している。３１は薄い感知板で金具２２ａ，２２ｂの開
き具合に応じて伸縮する。３２はストレーンゲージで感
知板３１に貼りつけられている。３３ａ，３３ｂはボル
ト穴でボルト２４ａ，２４ｂを挿入されている。
薄くロードセル２１の内部に装着されている。２２ａ，
２２ｂは金具で対角形でそれらの一端をピン結合され燃
料噴射管３の外周に密着してばね２５で結合され燃料噴
射管３の膨張に応じて径が変化する。２３はピンで金具
２２ａ，２２ｂの前記一端を結合する。２４ａ，２４ｂ
はボルトでロードセル２１を金具２２ａ，２２ｂに固定
する。２５はばねで金具２２ａ，２２ｂを連結し金具２
２ａと金具２２ｂが常に燃料噴射管３に密着するように
している。３１は薄い感知板で金具２２ａ，２２ｂの開
き具合に応じて伸縮する。３２はストレーンゲージで感
知板３１に貼りつけられている。３３ａ，３３ｂはボル
ト穴でボルト２４ａ，２４ｂを挿入されている。
【００１１】次に前記実施例の作用を説明する。燃料噴
射圧力が上昇すると燃料噴射管３の直径が大きくなる。
それに応じて金具２２ａ，２２ｂはピン３２を中心にし
て左右に開きボルト２４ａと２４ｂの距離が大きくなり
ロードセル２１の感知板３１は伸びストレーンゲージ３
２も伸びる。燃料噴射圧力が下降すると燃料噴射管３の
直径は小さくなり、それに応じて金具２２ａ，２２ｂは
ピン２５を中心にして縮みボルト２４ａ，２４ｂの距離
は小さくなりロードセル２１の感知板３１は縮みストレ
ーンゲージ３２も縮む。ストレーンゲージ３２の伸縮は
圧力センサ８の出力としてアンプ１０で増巾され、Ａ／
Ｄ変換器１１でディジタル値に変換され、コンピュータ
１２で圧力値に換算され出力装置１３に出力される。
射圧力が上昇すると燃料噴射管３の直径が大きくなる。
それに応じて金具２２ａ，２２ｂはピン３２を中心にし
て左右に開きボルト２４ａと２４ｂの距離が大きくなり
ロードセル２１の感知板３１は伸びストレーンゲージ３
２も伸びる。燃料噴射圧力が下降すると燃料噴射管３の
直径は小さくなり、それに応じて金具２２ａ，２２ｂは
ピン２５を中心にして縮みボルト２４ａ，２４ｂの距離
は小さくなりロードセル２１の感知板３１は縮みストレ
ーンゲージ３２も縮む。ストレーンゲージ３２の伸縮は
圧力センサ８の出力としてアンプ１０で増巾され、Ａ／
Ｄ変換器１１でディジタル値に変換され、コンピュータ
１２で圧力値に換算され出力装置１３に出力される。
【００１２】
【発明の効果】本発明の効果は次のとおりである。 １．既製の燃料噴射系に手を加えないのでセンサを取付
けることによるトラブルがないため安全性がある。 ２．燃料油が直接噴射圧計測装置に接触しないのでキャ
ビテーションや温度の影響を受けないので耐久性があ
る。 ３．燃料噴射管のどこにでも取付けることができるので
計測したい場所の圧力が容易に計測できる。 ４．分岐管や圧力センサ自体による体積増加による噴射
系の性能低下の心配がない。 よって本発明は燃料もれせず安全性があり、耐久性のあ
る燃料噴射圧力センサを提供できる。
けることによるトラブルがないため安全性がある。 ２．燃料油が直接噴射圧計測装置に接触しないのでキャ
ビテーションや温度の影響を受けないので耐久性があ
る。 ３．燃料噴射管のどこにでも取付けることができるので
計測したい場所の圧力が容易に計測できる。 ４．分岐管や圧力センサ自体による体積増加による噴射
系の性能低下の心配がない。 よって本発明は燃料もれせず安全性があり、耐久性のあ
る燃料噴射圧力センサを提供できる。
【図１】本発明に係る実施例の全体の構成図。
【図２】同実施例の圧力センサの平面図。
【図３】同実施例の圧力センサの正面図。
【図４】同実施例のロードセルの詳細図。
【図５】図４のロードセルの側面図。
【図６】従来例の圧力センサの取付図。
【図７】従来例の圧力センサの図。
３…燃料噴射管、２１…ロードセル、２２ａ，２２ｂ…
金具、２３…ピン、２５…ばね、２４ａ，２４ｂ…ボル
ト、３１…感知板、３２…ストレーンゲージ。
金具、２３…ピン、２５…ばね、２４ａ，２４ｂ…ボル
ト、３１…感知板、３２…ストレーンゲージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河辺 龍一 長崎県長崎市飽の浦町１番１号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 西島 武男 長崎県長崎市元船町９番１号 山里産業株 式会社長崎営業所内 (72)発明者 坂井 精一 福岡県福岡市博多区博多駅前１丁目24番９ 号 株式会社東京測器研究所福岡営業所内
Claims (1)
- 【請求項１】 ディーゼル機関の燃料噴射管（３）の燃
料噴射圧力を計測する部分に、燃料噴射管（３）の外径
に密着する半円部を有する２個の金具（２２ａ）（２２
ｂ）のそれぞれの一端をピン（２３）結合し前記半円形
部の他の端にはばね（２５）を装着して取付け、燃料噴
射管（３）の直径の変化に応じて前記金具（２２ａ）
（２２ｂ）の径が自在に変化しその変化をロードセル
（２１）で検知するようにしたことを特徴とするディー
ゼル機関の燃料噴射圧力計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19516993A JPH0727640A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | ディーゼル機関の燃料噴射圧力計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19516993A JPH0727640A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | ディーゼル機関の燃料噴射圧力計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0727640A true JPH0727640A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16336590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19516993A Withdrawn JPH0727640A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | ディーゼル機関の燃料噴射圧力計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727640A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009057927A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Denso Corp | 燃料噴射装置及び燃料噴射装置の製造方法 |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP19516993A patent/JPH0727640A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009057927A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Denso Corp | 燃料噴射装置及び燃料噴射装置の製造方法 |
| JP4501975B2 (ja) * | 2007-08-31 | 2010-07-14 | 株式会社デンソー | 燃料噴射装置及び燃料噴射装置の製造方法 |
| US8155859B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-04-10 | Denso Corporation | Fuel injection device and method for examining the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |