JPH07276122A - ツールプリセッター - Google Patents

ツールプリセッター

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Publication number
JPH07276122A
JPH07276122A JP9561694A JP9561694A JPH07276122A JP H07276122 A JPH07276122 A JP H07276122A JP 9561694 A JP9561694 A JP 9561694A JP 9561694 A JP9561694 A JP 9561694A JP H07276122 A JPH07276122 A JP H07276122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
tool length
head
length
correction value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9561694A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hocchi
康一 発知
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YASAKA TEKKO KK
Original Assignee
YASAKA TEKKO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YASAKA TEKKO KK filed Critical YASAKA TEKKO KK
Priority to JP9561694A priority Critical patent/JPH07276122A/ja
Publication of JPH07276122A publication Critical patent/JPH07276122A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具をヘッドに取付けた状態でこの工具長を
計測し、その補正値を記憶することにより、工具の取付
け、交換が迅速にできるとともに、高精度の加工ができ
るようにする。 【構成】 基準工具長を設定する工具長設定手段と、工
具を下方に向けて突出支持するヘッドと、該ヘッドを上
下動させる駆動手段と、駆動手段に下降指令を発する下
降指令手段と、ヘッド下方のテーブルに載置されてヘッ
ドの工具の当接を検知する検知手段と、該検知手段の信
号を入力して駆動手段に停止指令を発する停止指令手段
と、ヘッドの下降量を計測する下降量計測手段と、下降
量計測手段で得た計測値を工具長に演算する工具長演算
手段と、工具長演算手段で得た工具長と基準工具長とを
比較して工具長補正値を算出する工具長補正手段と、工
具長補正手段で得た補正値を記憶する記憶手段とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドに取付けた工具
の長さを計測して基準工具長に対する補正値を記憶する
ことにより、ヘッドに取付ける工具の長さに左右される
ことなく正確な加工ができるようにしたツールプリセッ
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、図6に示すように、工具1を倒
立させてそのシャンク部2を検査台4のソケット部5に
嵌合させ、検査台4にセットしたダイヤルゲージ6によ
り上記工具1の工具長H1を計測し、基準工具長H0に
対する補正値H2を工作機の制御装置に入力し、その後
上記工具1を工作機のヘッドに取付けるようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、工
具1を検査台4に設置して計測した後、ヘッドに取付け
るようにしていたので、ヘッドへの工具の取付けあるい
は交換が迅速にできない欠点があった。また、ソケット
部5の摩耗あるいは塵埃の介入等によって検査台4のソ
ケット部5への工具1の取付け精度と、ヘッドへの工具
1の取付け精度とが不一致になり易く、加工精度が不安
定になる欠点があった。さらに、制御装置への補正値H
2の入力を手作業で行なっていたので、入力ミスが発生
する等の欠点があった。本発明は上記欠点を解消した新
規なツールプリセッターを得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の如く構成したものである。即ち、基
準工具長を設定する工具長設定手段と、工具を下方に向
けて突出支持するヘッドと、該ヘッドを上下動させる駆
動手段と、駆動手段に下降指令を発する下降指令手段
と、ヘッド下方のテーブルに載置されてヘッドの工具の
当接を検知する検知手段と、該検知手段の信号を入力し
て駆動手段に停止指令を発する停止指令手段と、ヘッド
の下降量を計測する下降量計測手段と、下降量計測手段
で得た計測値を工具長に演算する工具長演算手段と、工
具長演算手段で得た工具長と基準工具長とを比較して工
具長補正値を算出する工具長補正手段と、工具長補正手
段で得た補正値を記憶する記憶手段とを有する構成にし
たものである。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図面において、図1は本発明を明示するための全体
構成図、図2は制御部の機能的構成を示すブロック図、
図3は制御動作を示すフローチャート、図4は検知部の
断面図、図5はその正面図である。図1において10は
ボール盤からなる工作機でありNC制御装置によって駆
動制御される。この工作機10は、コラム11の前部に
上下動可能のヘッド12を有する。
【0006】上記ヘッド12は、コラム11の前部に上
下方向に延長させて取り付けたZ軸ねじ軸17にねじ係
合させ、Z軸ねじ軸17をZ軸モーター16によって正
逆回転することにより上下動される。また、上記ヘッド
12は主軸モーター13によって回転される主軸14を
下方に突出させ、該主軸14の下部にドリル等の工具1
5を着脱可能に取り付けてなる。
【0007】20はヘッド12に取り付けた工具15の
長さを計測して基準工具長に対する補正値を記憶するツ
ールプリセッターである。このツールプリセッター20
は、Z軸モーター16の上部にエンコーダー22を取り
付け、また、テーブル18の上面の工具15の直下に検
出器25を載置し、また、検出器25に設けた操作ボタ
ン26を操作して制御装置21に指令を送り、該制御装
置21により、上記Z軸モーター16を駆動制御すると
ともに、検出器25およびエンコーダー22の信号を入
力してヘッド12に取り付けた工具15の長さを計測し
て基準工具長に対する補正値を記憶するようになってい
る。
【0008】上記検出器25は、図4に示すように、ケ
ース27にロッド28を上下動可能に嵌挿するととも
に、ばね29により上方向に移動付勢し、ロッド28の
上端に工具15が接触する触板30を、またロッド28
の下端に検知板31を固定し、この検知板31にケース
27に固定した近接スイッチ32を上方から接近配置す
る。上記ケース27の正面には、図5に示すように、下
降ボタン26a、上昇ボタン26b、セットボタン26
c、高速・低速切替ボタン26d等の操作ボタン26を
取付け、この操作ボタン26を操作して制御装置21に
所定の指令を送る。
【0009】上記制御装置21は、図2に示すようにな
っている。図2において、35は工具長設定手段であ
り、ヘッド12に取付けられる工具の基準長を予め設定
するものである。36は下降指令手段であり、下降ボタ
ン26aが押されると、駆動手段37に正転指令を発
し、Z軸モーター16を例えば右回転させてZ軸ねじ軸
17を介してヘッド12を下降させる。38は下降量計
測手段であり、駆動手段37によって回転されるZ軸モ
ーター16の回転量をエンコーダー22で計数し、ヘッ
ド12の下降量を計測する。39は上記下降量計測手段
38の計測値を工具長に演算する工具長演算手段であ
り、この演算は停止指令手段42の信号を入力した後に
行なわれる。本例では作業者がセットボタン26cを押
した時点で演算される。
【0010】40は工具長補正手段であり、工具長演算
手段39で演算された工具15の実工具長と、工具長設
定手段35で設定された基準工具長とを比較演算してそ
の差を補正値として捕らえる。この補正値は記憶手段4
1で記憶される。43は検知手段であり、ヘッド12の
下降により工具15が検出器25の触板30に当接する
と、ロッド28を介して検知板31が下降し、近接スイ
ッチ32が作動する。この近接スイッチ32が作動する
と、停止指令手段42が駆動装置37に停止信号を発し
て前述したZ軸モーター16を停止させる。なお、高速
・低速切替ボタン26dはZ軸モーター16の回転速度
を増減させるためのものである。
【0011】図3は上記制御装置21のフローチャート
を示す。まず、ステップ50にて、下降ボタン26aが
押されると、下降指令手段36から駆動手段37に正転
指令が発せられ、Z軸モーター16の起動によりZ軸ね
じ軸17を介してヘッド12が下降される(ステップ5
1)。ヘッド12の下降によりその工具15が検出器2
5の触板30に当接すると、検知板31が下降して近接
スイッチ32がオン作動する(ステップ52)。この近
接スイッチ32がオン作動すると、停止指令手段42が
駆動装置37に停止信号を発してZ軸モーター16が停
止し、ヘッド12、つまり工具15の下降が停止する
(ステップ53)。
【0012】次いでステップ54にてセットボタン26
cが押されると、下降量計測手段38により上記ヘッド
12の下降量を読込み(ステップ55)、この下降量を
工具長演算手段39により工具長に演算する(ステップ
56)。次いでステップ57にて、上記工具15の工具
長と、工具長設定手段35で設定された基準工具長とを
比較演算して工具長補正値を算出し、ステップ58にて
記憶手段41により上記工具長補正値を記憶する。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
は、工具をヘッドに取付けた状態でこの工具長を計測
し、基準工具長に対する補正値を記憶するようにしたの
で、ヘッドへの工具の取付けあるいは交換が迅速にでき
るとともに、高精度の補正値を記憶することができ、加
工精度が安定する。また、工具長の補正値を自動的に入
力するのようにしたので、入力ミスがなくなる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を明示するための全体構成図である。
【図2】本発明による制御部の機能的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明による制御部の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明による検知部の断面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】従来例を示す要部断面側面図である。
【符号の説明】
10 工作機 11 コラム 12 ヘッド 13 主軸モーター 14 主軸 15 工具 16 Z軸モーター 17 Z軸ねじ軸 18 テーブル 20 ツールプリセッター 21 制御装置 22 エンコーダー 25 検知器 26 操作ボタン 26a 下降ボタン 26b 上昇ボタン 26c セットボタン 26d 高速・低速切替えボタン 27 ケース 28 ロッド 29 ばね 30 触板 31 検知板 32 近接スイッチ 30 供給管 35 工具長設定手段 36 下降指令手段 37 駆動手段 38 下降量計測手段 39 工具長演算手段 40 工具長補正手段 41 記憶手段 42 停止指令手段 43 検知手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準工具長を設定する工具長設定手段
    と、工具を下方に向けて突出支持するヘッドと、該ヘッ
    ドを上下動させる駆動手段と、駆動手段に下降指令を発
    する下降指令手段と、ヘッド下方のテーブルに載置され
    てヘッドの工具の当接を検知する検知手段と、該検知手
    段の信号を入力して駆動手段に停止指令を発する停止指
    令手段と、ヘッドの下降量を計測する下降量計測手段
    と、下降量計測手段で得た計測値を工具長に演算する工
    具長演算手段と、工具長演算手段で得た工具長と基準工
    具長とを比較して工具長補正値を算出する工具長補正手
    段と、工具長補正手段で得た補正値を記憶する記憶手段
    とを有してなるツールプリセッター。
JP9561694A 1994-04-07 1994-04-07 ツールプリセッター Pending JPH07276122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9561694A JPH07276122A (ja) 1994-04-07 1994-04-07 ツールプリセッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9561694A JPH07276122A (ja) 1994-04-07 1994-04-07 ツールプリセッター

Publications (1)

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JPH07276122A true JPH07276122A (ja) 1995-10-24

Family

ID=14142488

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9561694A Pending JPH07276122A (ja) 1994-04-07 1994-04-07 ツールプリセッター

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JP (1) JPH07276122A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288616A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp 軸物工具用自動プリセット装置
JP2015107535A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 株式会社ディスコ バイト切削装置のセットアップ方法
EP3021183A1 (en) 2014-11-14 2016-05-18 Nakamura-Tome Precision Industry Co., Ltd. Method and device for automatically setting tool correction value of machine tool

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JP2015107535A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 株式会社ディスコ バイト切削装置のセットアップ方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040323

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02