JPH0727557U - 足裏マッサージ器具、及びこれを用いた足裏暖房マッサージ器具 - Google Patents

足裏マッサージ器具、及びこれを用いた足裏暖房マッサージ器具

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Publication number
JPH0727557U
JPH0727557U JP5-57493U JP5749393U JPH0727557U JP H0727557 U JPH0727557 U JP H0727557U JP 5749393 U JP5749393 U JP 5749393U JP H0727557 U JPH0727557 U JP H0727557U
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JP
Japan
Prior art keywords
roller body
foot
massager
base
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP5-57493U
Other languages
English (en)
Inventor
文夫 鈴木
Original Assignee
有限会社スズキ製作所
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社スズキ製作所 filed Critical 有限会社スズキ製作所
Publication of JPH0727557U publication Critical patent/JPH0727557U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数個のローラ体を、着脱自在に取り付け、各
使用者の要求にあった器具を構成する。さらに、発熱手
段と併用して、加温刺激を加えたマッサージ効果と共に
下肢部の暖房をすること。 【構成】基台上に、独立して回転する複数個のローラ体
を前後方向、および左右方向に配置し、その支持は、基
台上の対向する支持面に、上方に開口し、かつローラ体
の回転軸の直径に略一致する幅の嵌合溝を形成し、該嵌
合溝に回転軸が上方開口から嵌合させて行われる。各ロ
ーラ体に異なる種類の凸部形状を形成され、前後方向の
取付位置は、やや前方に上り勾配が付けられている。ま
た、上面が開口され、底板には多数の通気孔が形成さ
れ、かつ底板下に一定の通気空間が形成された略矩形箱
状の筐体と、これに内蔵される発熱手段と、筐体の上面
開口に着脱自在に嵌合載置される前記足裏マッサージ器
具と、からなる

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願発明は、足裏マッサージ器具に関し、詳しくは、外周面に凸部が形成され たローラ体に、足裏を乗せ押圧回転させることにより、足裏面を刺激マッサージ する足裏マッサージ器具、およびこれに暖房手段を付加してより効果的な足裏マ ッサージを行う足裏暖房マッサージ器具に関する。
【0002】
【考案の背景】
東洋医学分野の研究から、人の足裏には、各種内蔵器、等人体の各種器官に通 じる経絡が集中しており、かつ各種の経穴(壺)が存在していることは、かなり 以前から知られていたことである。そのため、この足裏の刺激による、健康の回 復・維持の目的で、かなり以前から、種々の足裏マッサージ器具が存在していた 。例えば、いわゆる“青竹踏み”などもその例に入るものであった。
【0003】
【従来の技術】
このほか、いろいろな工夫を凝らしたローラ体を用いた足裏マッサージ器具は 、従来から各種存在していた。本件考案に構成が近いものとしては、例えば、実 開昭55−16193、実開昭56−6434、実開昭60−99925、実開 昭61−109528、実開昭61−171924、実開昭62−1624、実 開昭62−186730、実開昭63−109140、実開昭63−85239 、実開昭63−182744、実開平02−37624、等、多数の出願が存在 している。
【0004】 これらの主な構成は、外周面に各種の凸部が形成されたローラ体(2個以上の 物もある)を、基台に回転自在に保持するもので、これを椅子の前方下部に置い ておき、椅子に腰掛けて足裏をローラ体の外周面に乗せ、押圧回転させることに より、足裏の刺激マッサージを目的とするものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこれら足裏マッサージ器具は、ローラ体が基台上に回転自在に取付けら れるもので、着脱可能には構成されていない。また着脱が可能としても、工具を 用いて取付ネジ等を外したりするもので、工具を用いず自由に取り外しができる ものはなかった。したがって、複数個のローラ体を適宜前後方向及び左右方向に 配置してマッサージを行うことや、また外周面に種々の形状の凸部が形成された 数種のローラ体を適宜付け替えて使用することもできなかった。また取り外して 洗浄すること難しく、衛生的にも問題があった。このことは、個人的専用の場合 はともかく、複数人が共用するときは、気分的にも問題があった。
【0006】 さらに、従来マッサージ器具は、凸部による足裏の刺激や、これに振動を併用 したものなど、ほとんどが足裏の皮膚接触刺激に基づくものばかりであった。前 記のように、足裏には経穴が集中していることから、皮膚押圧による刺激の他に 、加温刺激を併用することは相乗効果が期待できるが、これを目的とするものは なかった。
【0007】 そこで本願考案は、上記課題に着目して成されたもので、その目的とするとこ ろは、1種又は2種以上の複数個のローラ体を、着脱自在にして基台上に自由に 配置することにより、各使用者の要求にあった足裏マッサージ器具を構成するこ とができる足裏マッサージ器具を提供するものである。さらに加えて、発熱手段 と併用することにより、加温刺激を加えたマッサージ効果の相乗作用が期待でき ると共に、特に女性に多い下肢部の冷えを解消し、その暖房効果をも期待できる 足裏暖房マッサージ器具を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願考案は、次にように構成されている。 外周面に多数の凸部が配列形成され、両端部には回転軸が形成された円筒、又 は円柱状のローラ体と、該回転軸を支持して、該ローラ体を横置き架け渡された 状態で回動自在に保持する基台と、から成る足裏マッサージ器具において、 基台上に、それぞれ独立して回転する複数個のローラ体を前後方向、または( および)左右方向に配置し、かつ各ローラ体を基台から着脱自在とすることを特 徴とする。前記各ローラ体に異なる種類の凸部形状を形成され、そのローラ体の 前後方向の配置は、それらのローラ体が保持される水平位置を異ならしめたこと を特徴とする。
【0009】 また、前記ローラ体の支持において、基台上の対向する支持面に、上方に開口 し、かつローラ体の回転軸の直径に略一致する幅の嵌合溝を形成し、該嵌合溝に ローラ体の回転軸が上方開口から嵌合して保持するようにされている。 さらに、足裏暖房マッサージ器具は、上面が開口され、底板には多数の通気孔 が形成され、かつ底板下に一定の通気空間が形成された略矩形箱状の筐体と、該 筐体内に配置される発熱手段と、該筐体の上面開口に着脱自在に嵌合載置され、 各ローラ体下部の基台に開放口が形成された前記足裏マッサージ器具と、からな ることを特徴とする。
【0010】
【実施例】
次に、本願考案の具体的実施の一例を、図面に基づき詳細に説明する。図1は 本実施例の足裏暖房マッサージ器具を分解して示す斜視図であり、図2は本実施 例の足裏暖房マッサージ器具を示す平面図である。図3は図2のA−A線断面図 であり、図4は図3のB−B線断面図である。さらに、図5は本実施例の足裏マ ッサージ器具の要部を拡大して示す断面図である。
【0011】 本願考案実施例の1つである足裏マッサージ器具1は、ローラ体2と基台3と から構成されている。ローラ体2は、その軸方向の長さが人の足の横幅より幾分 大きく設定された円柱状をなし、その外周面に一定の間隔で多数の半球状の凸部 4、4、4・・が配列形成されている。該凸部4は、ローラ体2と一体的に、ま たは別体で埋め込むようにして取付けてもよい。なお、その凸部形状は、図示の ように半球状に限定するものではなく、凸条としてもよく、その他、外周面を凹 凸状に形成するこのものであればよく、適宜の形状が選択される。
【0012】 また、ローラ体2の両端部には、回転軸として支持軸5が形成され、該支持軸 5にはベアリング6が環装して取付けられている。 基台3は、矩形枠状に形成されて、その上部には、左右の間隔が前記ロータ体 2の長さと略一致した距離をもって、前後方向に伸びる3本の支持リブ7、7、 7が形成されている。この支持リブ7の間の基台3には、上下に開放され開放口 3hが形成されている。なおここで、本明細書では、図2において左右を左右方 向とし、把手16の取付部を前部として、以後説明に用いることとする。
【0013】 支持リブ7の側面において、対向位置の支持面の前後2か所には、上方に開口 し、かつローラ体2のベアリング6の直径に略一致する幅の嵌合溝8が形成され ている。この嵌合溝8の底部8bは、前記ベアリング6の外周形に略適合した形 状に形成されており、該底部8bの水平位置は、異なるように形成されている。 すなわち、図5に示すように、一つの支持リブ7に形成された各底部8bを前後 方向に連ねた線mが、前方に上り勾配αとなるように設定されている。
【0014】 かかる構成により、ローラ体2の支持軸5に取付けられたベアリング6を、嵌 合溝8に上から挿入適合させ、下方に摺動させ底部8bに嵌合させるよりにして 取付ける。すなわち、ベアリング6を嵌合溝8の底部8bに載置するようにされ ている。 これにより、3個の支持リブ7の前後方向および左右方向に2個づつ、計4ケ 所に形成された嵌合溝8、8、・・に、それぞれローラ体2が、着脱自在にして 取付けられている。また嵌合溝8への嵌合は、ベアリング6を介して支持されて いるため、ローラ体2は、回動自在に保持されることになる。
【0015】 次に、上記足裏マッサージ器具1は、そのまま基台3を床面に載置して用いて もよいが、その他、以下に述べる発熱手段9が配置された筐体10の上面開口1 0aに取付けて使用される。 筐体10は、上面が開口された、略直方体の箱状を成し、その開口10aの内 輪郭形は、前記の足裏マッサージ器具1の基台3の外輪郭形に適合するように形 成されている。そして、筐体10の底板11は、一定高の嵩上げされた状態で取 付けられており、その底板11には、所定形状をした多数の通気孔12、12、 ・・が貫通形成されいる。これにより、底板11の下面には、通気空間13が形 成され、筐体11の前後の側面板11sの下部に形成された開放部14から外部 に通じるようにされている。
【0016】 また、筐体10の内側面には、上面開口10aから一定長さだけ下がった位置 に、前記足裏マッサージ器具1の基台3の下面縁部が当接する載置棚15が、全 周に渡って形成されている。 さらに、筐体10の前部の側面11sには、把手16が取付けられており、筐 体10の移動、持ち運びのときの把持部として用いられる。
【0017】 発熱手段9は、従来から存する、いわゆる“豆炭アンカ”と言われるもので、 無数の通気孔17、17、・・が開設されたスチール製のケース18内に、小球 状の煉炭19(「豆炭(マメタン)」)をグラスウール等の断熱体20で包囲し て収納したものである。なお、この他、発熱手段9として、電気式の発熱体(図 示省略。)を用いてもよいが、持ち運び性、経済性、から本実施例の「アンカ」 を用いるが、最も好ましいものである。
【0018】 上記のように構成することにより、本実施例は以下のように作用し用いられる ものである。 先ず、発熱手段9の蓋を開いて所定場所に、着火した豆炭19を収納し、発熱 作用を開始させる。 次に、筐体10の底板11にある程度通気性のある保温材21を敷き、その上 に前記の発熱させた発熱手段9を載置する。そして、適宜のローラ体2を適宜の 位置に取付けた足裏マッサージ器具1を、筐体10の上面開口10aに嵌合させ るようにして、載置棚15に載置する。発熱手段9からの熱は、空間13から通 気孔12を通る、上方の流れに乗り、基台3の開放口3hを通ってローラ体2の 間を上昇することになる。
【0019】 この状態で足裏断熱マッサージ器具22が構成され、机の下など適宜の位置に 配置し、椅子またはソフアー等に腰掛けながらローラ体2に足を乗せ、足裏で押 すようにしてローラ体2を前後方向へ回動させて用いる。 このとき、前後方向に配置したローラ体2を、1個又は2個に適宜設定して取 付けられる。また左右の足裏に当たるローラ体2l、2rは、それぞれ独立して 回転することになる。
【0020】
【効果】
上記構成によって本考案は、次のような効果を奏する。 1種又は2種以上の複数個のローラ体を、着脱自在にして基台上に自由に配置 することにより、各使用者の要求にあった足裏マッサージ器具を構成することが できる。
【0021】 また、その配置は、前後方向にやや傾斜して取付けられているため、腰掛けて 用いる場合、足に馴染み易い効果がある。 さらに、ローラ体の支持を嵌合溝への嵌合のみで行っているため、何ら工具を 用いることなく簡単に取り外しができる。そのためローラ体の洗浄も手軽にでき るようになり、より衛生的に扱うことができる利点がある。
【0022】 さらにまた足裏暖房マッサージ器具は、足裏を温めながらマッサージを行うこ とができるため、相乗作用による効果的な経穴(壺)への刺激マッサージを行う ことができる。 さらにそれと同時に、本足裏暖房マッサージ器具を机の下、または膝掛けなど で被い、などして用いることにより、発熱手段の暖房効果により、特に女性に多 い下肢部の冷えを解消できる効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の足裏暖房マッサージ器具を分解して
示す斜視図である。
【図2】本実施例の足裏暖房マッサージ器具を示す平面
図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】本実施例の足裏マッサージ器具の要部を拡大し
て示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・足裏マッサージ器具 2・・・ローラ体
3・・・基台 4・・・凸部 5・・・支持軸
6・・・ベアリング 7・・・支持リブ 8・・・嵌合溝
9・・・発熱手段 10・・・筐体 11・・・底板
12・・・通気孔 13・・・空間 14・・・開放部
15・・・載置棚 16・・・把手 17・・・通気孔
18・・・ケース 19・・・豆炭 20・・・断熱体
21・・・保温材 22・・・足裏暖房マッサージ器具

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に多数の凸部が配列形成され、両
    端部には回転軸が形成された円筒、又は円柱状のローラ
    体と、 該回転軸を支持して、該ローラ体を横置き架け渡された
    状態で回動自在に保持する基台と、から成る足裏マッサ
    ージ器具において、 基台(3)上に、それぞれ独立して回転する複数個のロ
    ーラ体(2、2、・・・)を前後方向、または(およ
    び)左右方向に配置し、かつ各ローラ体(2)を基台
    (3)から着脱自在とすることを特徴とする足裏マッサ
    ージ器具。
  2. 【請求項2】 各ローラ体(2)に異なる種類の凸部
    (4)形状を形成したことを特徴とする請求1記載の足
    裏マッサージ器具。
  3. 【請求項3】 前記ローラ体(2)の前後方向の配置に
    おいて、 それらのローラ体(2)が保持される水平位置を異なら
    しめたことを特徴とする請求項1、又は2記載の足裏マ
    ッサージ器具。
  4. 【請求項4】 前記ローラ体(2)の支持において、 基台(3)上の対向する支持面に、上方に開口し、かつ
    ローラ体(2)の回転軸(5)の直径に略一致する幅の
    嵌合溝(8)を形成し、該嵌合溝(8)にローラ体
    (2)の回転軸(5)が上方開口から嵌合して保持する
    ようにしたことを特徴とす請求項1、2又は3記載の足
    裏マッサージ器具。
  5. 【請求項5】 上面が開口(10a)され、底板(1
    1)には多数の通気孔(12)が形成され、かつ底板下
    に一定の通気空間(13)が形成された略矩形箱状の筐
    体(10)と、 該筐体(10)内に配置される発熱手段(9)と、 該筐体(10)の上面開口(10a)に着脱自在に嵌合
    載置され、各ローラ体(2)下部の基台(3)に開放口
    (3h)が形成された請求項1、2、3又は4記載の足
    裏マッサージ器具(1)と、 からなることを特徴とする足裏暖房マッサージ器具。
JP5-57493U 1993-10-25 足裏マッサージ器具、及びこれを用いた足裏暖房マッサージ器具 Pending JPH0727557U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0727557U true JPH0727557U (ja) 1995-05-23

Family

ID=

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5033268B1 (ja) * 2012-05-03 2012-09-26 株式会社惣田製作所 足裏用マッサージ器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5033268B1 (ja) * 2012-05-03 2012-09-26 株式会社惣田製作所 足裏用マッサージ器

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