JPH07274455A - 電動機搬送装置 - Google Patents
電動機搬送装置Info
- Publication number
- JPH07274455A JPH07274455A JP5849594A JP5849594A JPH07274455A JP H07274455 A JPH07274455 A JP H07274455A JP 5849594 A JP5849594 A JP 5849594A JP 5849594 A JP5849594 A JP 5849594A JP H07274455 A JPH07274455 A JP H07274455A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- housing
- shaft
- motor
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電動機の構造を出力軸の軸受を除いて簡単にし
た場合に、搬送時に固定子,回転子の損傷を防止するこ
とを目的とする。 【構成】出力軸とハウジングの間隙に弾性保持体を挿入
し、車体に組み付ける時にこの弾性保持体を外す構造と
する。 【効果】固定子,回転子の損傷を防止するとともに、安
価な電動機を提供することができる。
た場合に、搬送時に固定子,回転子の損傷を防止するこ
とを目的とする。 【構成】出力軸とハウジングの間隙に弾性保持体を挿入
し、車体に組み付ける時にこの弾性保持体を外す構造と
する。 【効果】固定子,回転子の損傷を防止するとともに、安
価な電動機を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機の搬送装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来の発電機搬送装置は、特開昭63−23
4856号公報に記載のものが有る。これは、ACジェネレ
ータをロータとステータに分割して搬送し、エンジンへ
の取り付けはロータをクランク軸に、該ロータに対応し
てその外周に所定の間隙をあけてステータをクランクケ
ースに組み付ける構造である。
4856号公報に記載のものが有る。これは、ACジェネレ
ータをロータとステータに分割して搬送し、エンジンへ
の取り付けはロータをクランク軸に、該ロータに対応し
てその外周に所定の間隙をあけてステータをクランクケ
ースに組み付ける構造である。
【0003】一方モータの保持構造として特開平5−146
113 号公報に記載のものが有る。これは、モータを完成
品として搬送し、ホルダーの内周に保持するが、回転子
は両端で支持されている。
113 号公報に記載のものが有る。これは、モータを完成
品として搬送し、ホルダーの内周に保持するが、回転子
は両端で支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63−234856号公
報に記載の従来技術は、ロータとステータが分割出来
て、それぞれ別体で搬送し各々エンジン側取付部に組み
込む方式であり、組み付け上の工数を多く必要とする問
題が有った。
報に記載の従来技術は、ロータとステータが分割出来
て、それぞれ別体で搬送し各々エンジン側取付部に組み
込む方式であり、組み付け上の工数を多く必要とする問
題が有った。
【0005】本発明の第一の目的は、電動機を部分的に
組み立てた状態で搬送し、これを車体側へ簡単に取り付
けることで生産性の向上を図ったものであるが、例え
ば、製品のコストを引き下げるため、電動機の出力軸の
軸受を廃止して、車体側の軸へ嵌合する方式をとれば軸
受が廃止出来、ハウジングの構造も簡単になって安価な
製品を得ることが可能となる。
組み立てた状態で搬送し、これを車体側へ簡単に取り付
けることで生産性の向上を図ったものであるが、例え
ば、製品のコストを引き下げるため、電動機の出力軸の
軸受を廃止して、車体側の軸へ嵌合する方式をとれば軸
受が廃止出来、ハウジングの構造も簡単になって安価な
製品を得ることが可能となる。
【0006】ただし、構造上ブラシ側の軸受はブラケッ
トに取り付けた形で搬送することが、性能の保証や取扱
の点で優れており、従来通り設ける。このため出力軸の
軸受のみを設けない構造で搬送することが必要となる。
トに取り付けた形で搬送することが、性能の保証や取扱
の点で優れており、従来通り設ける。このため出力軸の
軸受のみを設けない構造で搬送することが必要となる。
【0007】この場合、搬送中の振動で固定子の内側
で、回転子が空隙距離間長時間振られ、ブラケット側軸
受に無理な捩れ力が働いて軸受の寿命を縮めたり、固定
子と回転子間で打痕を発生させたりする問題が有った。
で、回転子が空隙距離間長時間振られ、ブラケット側軸
受に無理な捩れ力が働いて軸受の寿命を縮めたり、固定
子と回転子間で打痕を発生させたりする問題が有った。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は出力軸側のハウジングと回転子軸の間隙
に弾性保持体を介在せしめ、搬送中の振動による電動機
の損傷を防止するものであり、車体に装着時にはこの弾
性保持体を外すことによって行う。
めに、本発明は出力軸側のハウジングと回転子軸の間隙
に弾性保持体を介在せしめ、搬送中の振動による電動機
の損傷を防止するものであり、車体に装着時にはこの弾
性保持体を外すことによって行う。
【0009】このため、弾性保持体の取り付けが簡単で
有ると同じに外しやすいことが必要である。
有ると同じに外しやすいことが必要である。
【0010】
【作用】固定子側のハウジングと回転子の出力軸が対向
する円周方向間隙部に弾性保持体を挿入し、振動による
上下動を防止して、搬送中に振動によって起きるブラシ
側軸受部の捩れによる不具合を防止する。
する円周方向間隙部に弾性保持体を挿入し、振動による
上下動を防止して、搬送中に振動によって起きるブラシ
側軸受部の捩れによる不具合を防止する。
【0011】これにより、ハウジングの構造を簡単に
し、軸受等の部品を廃止して安価に製作することが出来
る。
し、軸受等の部品を廃止して安価に製作することが出来
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、電動車用電動機
に適用した場合について図1及び図2に依り説明する。
に適用した場合について図1及び図2に依り説明する。
【0013】図において、本発明の電動機1はハウジン
グ2を有し、これはボルト7により車体3に取り付け固
定される。他端には電動機1の固定子4,ブラケット5
がボルト6により固定されている。
グ2を有し、これはボルト7により車体3に取り付け固
定される。他端には電動機1の固定子4,ブラケット5
がボルト6により固定されている。
【0014】固定子4の内周には界磁コイル8,磁極9
が取り付けられ、ブラケット5には電機子10の軸受1
1が設けられている。
が取り付けられ、ブラケット5には電機子10の軸受1
1が設けられている。
【0015】電機子10の軸101は先端に車体3側の
軸受に支持された軸31と噛合うスプラインが加工され
ていて、ここで噛み合い結合されている。このため、輸
送時にはハウジング2と出力軸101の間の間隙に弾性
体の保持具12を挿入し仮固定し輸送する。これによ
り、電動機の搬送時にはハウジング2と軸101の外周
間は軸受で保持されていないが、振動による上下移動が
生じても電動機が損傷する等の問題は発生しない。
軸受に支持された軸31と噛合うスプラインが加工され
ていて、ここで噛み合い結合されている。このため、輸
送時にはハウジング2と出力軸101の間の間隙に弾性
体の保持具12を挿入し仮固定し輸送する。これによ
り、電動機の搬送時にはハウジング2と軸101の外周
間は軸受で保持されていないが、振動による上下移動が
生じても電動機が損傷する等の問題は発生しない。
【0016】弾性体の保持具12形状は、軸101の外
周を覆うチューブ状の保持具12、あるいは図2に示す
棒状の弾性体の保持具13を複数本ハウジング2の溝部
と軸101の間隙に挿入した状態で搬送し車体に取り付
け時これを外して組み立てを行うものである。
周を覆うチューブ状の保持具12、あるいは図2に示す
棒状の弾性体の保持具13を複数本ハウジング2の溝部
と軸101の間隙に挿入した状態で搬送し車体に取り付
け時これを外して組み立てを行うものである。
【0017】
【発明の効果】本発明に依れば、電動機メーカは電動機
を中間的に組み立てた状態で送っても搬送時の損傷を防
止できる。これを車体メーカは開梱時にこの保持具12
を簡単な方法で外し車体に取り付けることが出来る。
を中間的に組み立てた状態で送っても搬送時の損傷を防
止できる。これを車体メーカは開梱時にこの保持具12
を簡単な方法で外し車体に取り付けることが出来る。
【0018】従来なら回転子,固定子,ブラケットと各
々別体で搬送し、現場で組み立てていたため生産性が低
く、組み立て工数も多く要していたが、電動機の構造が
簡単になり安価にできる。
々別体で搬送し、現場で組み立てていたため生産性が低
く、組み立て工数も多く要していたが、電動機の構造が
簡単になり安価にできる。
【図1】本発明の要部断面の正面図である。
【図2】他の実施例を示す要部正面図である。
1…電動機、2…ハウジング、3…車体、4…固定子、
5…ブラケット、10…電機子、11…軸受、12,1
3…保持具、101…軸。
5…ブラケット、10…電機子、11…軸受、12,1
3…保持具、101…軸。
Claims (1)
- 【請求項1】電動機ハウジング内周と、出力側回転子軸
外周との間隙に弾性保持体を挿入して搬送し、相手車体
に組み付ける際この弾性保持体を外したことを特徴とす
る電動機搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5849594A JPH07274455A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 電動機搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5849594A JPH07274455A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 電動機搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07274455A true JPH07274455A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13086011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5849594A Pending JPH07274455A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 電動機搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07274455A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012244667A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Nishishiba Electric Co Ltd | 回転電機の輸送保護装置 |
WO2013108504A1 (ja) | 2012-01-17 | 2013-07-25 | 株式会社日立産機システム | 片持ち軸電動機 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP5849594A patent/JPH07274455A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012244667A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Nishishiba Electric Co Ltd | 回転電機の輸送保護装置 |
WO2013108504A1 (ja) | 2012-01-17 | 2013-07-25 | 株式会社日立産機システム | 片持ち軸電動機 |
US9853518B2 (en) | 2012-01-17 | 2017-12-26 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. | Cantilevered-shaft electric motor |
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