JPH07274252A - 基地局装置 - Google Patents
基地局装置Info
- Publication number
- JPH07274252A JPH07274252A JP6065912A JP6591294A JPH07274252A JP H07274252 A JPH07274252 A JP H07274252A JP 6065912 A JP6065912 A JP 6065912A JP 6591294 A JP6591294 A JP 6591294A JP H07274252 A JPH07274252 A JP H07274252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- base station
- burst
- terminal
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加入者収容容量を増加し得るPHPシステム
の基地局装置を実現する。 【構成】 ローカル発振器11からのローカル信号によ
って送信機10を動作させて送信させると共に、ローカ
ル発振器7からのローカル信号に受信機5、6を動作さ
せて、アンテナ1からの送信と、アンテナ1、2による
捕捉信号の受信機5、6による受信を並行して行わせ
る。
の基地局装置を実現する。 【構成】 ローカル発振器11からのローカル信号によ
って送信機10を動作させて送信させると共に、ローカ
ル発振器7からのローカル信号に受信機5、6を動作さ
せて、アンテナ1からの送信と、アンテナ1、2による
捕捉信号の受信機5、6による受信を並行して行わせ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は基地局装置に関し、例
えば、PHP(パーソナルハンディホン)システムに適
用し得るものである。
えば、PHP(パーソナルハンディホン)システムに適
用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本におけるデジタルコードレス
電話として、PHPに関する研究・開発が盛んに行われ
ている。このPHPシステムでは、通信方式として、T
DMA−TDD方式が採用されている。このTDMAは
このPHPシステムにおけるアクセス方式であり、更に
TDDはこのPHPシステムにおける伝送方式である。
電話として、PHPに関する研究・開発が盛んに行われ
ている。このPHPシステムでは、通信方式として、T
DMA−TDD方式が採用されている。このTDMAは
このPHPシステムにおけるアクセス方式であり、更に
TDDはこのPHPシステムにおける伝送方式である。
【0003】図2はPHPシステムの基地局(CS)の
一例の構成図である。基地局はアンテナ1、2と、アン
テナ結合器3と、送信機4と、受信機5、6と、ローカ
ル発振器7と、制御部8と、網インタフェース部9とか
ら構成されている。この網インタフェース部9は公衆網
に接続される。
一例の構成図である。基地局はアンテナ1、2と、アン
テナ結合器3と、送信機4と、受信機5、6と、ローカ
ル発振器7と、制御部8と、網インタフェース部9とか
ら構成されている。この網インタフェース部9は公衆網
に接続される。
【0004】更に、図3はアンテナ結合器3の一例の構
成図である。このアンテナ結合器3は主にスイッチ(又
はサーキュレータ)3a、3bと、スイッチ3cとから
構成されている。送信機4からの送信用信号はスイッチ
3cに与えられ、ここからスイッチ(又はサーキュレー
タ)3a又は3bに対して送信用信号を与える。そし
て、スイッチ(又はサーキュレータ)3a又は3bは送
信用信号をアンテナ1又は2から送信用信号をPHP端
末(又はページャ端末)に送出させる。
成図である。このアンテナ結合器3は主にスイッチ(又
はサーキュレータ)3a、3bと、スイッチ3cとから
構成されている。送信機4からの送信用信号はスイッチ
3cに与えられ、ここからスイッチ(又はサーキュレー
タ)3a又は3bに対して送信用信号を与える。そし
て、スイッチ(又はサーキュレータ)3a又は3bは送
信用信号をアンテナ1又は2から送信用信号をPHP端
末(又はページャ端末)に送出させる。
【0005】尚、この送信のときには、複数のPHP端
末に対してTDDで伝送する場合、図4に示すように1
フレーム(5msec)を、8タイムスロット(1タイ
ムスロット=5msec/8=625μsec)とし
て、T1〜T4の時間に周波数f1〜f4で送信する。
つまり、図5に示すように基地局(CS)のT1の時間
にはPHP端末PS1に対して周波数f1で送信し、T
2に時間にはPS2に対して周波数f2で送信し、T3
の時間にはPS3に対して周波数f3送信し、T4の時
間にはPS4に対して周波数f4で送信を行う。
末に対してTDDで伝送する場合、図4に示すように1
フレーム(5msec)を、8タイムスロット(1タイ
ムスロット=5msec/8=625μsec)とし
て、T1〜T4の時間に周波数f1〜f4で送信する。
つまり、図5に示すように基地局(CS)のT1の時間
にはPHP端末PS1に対して周波数f1で送信し、T
2に時間にはPS2に対して周波数f2で送信し、T3
の時間にはPS3に対して周波数f3送信し、T4の時
間にはPS4に対して周波数f4で送信を行う。
【0006】また、基地局(CS)は、PHP端末PS
1〜PS4からの受信にいては、電波をアンテナ1、2
で捕捉し、捕捉した信号は受信信号としてそれぞれアン
テナ結合器3のスイッチ(又はサーキュレータ)3a、
3bを介して受信機5、6に与えられる。このように2
系統の受信系統で受信するのはダイバーシティ効果を得
るためである。基本的には1系統の受信系統でも実現す
ることはできる。
1〜PS4からの受信にいては、電波をアンテナ1、2
で捕捉し、捕捉した信号は受信信号としてそれぞれアン
テナ結合器3のスイッチ(又はサーキュレータ)3a、
3bを介して受信機5、6に与えられる。このように2
系統の受信系統で受信するのはダイバーシティ効果を得
るためである。基本的には1系統の受信系統でも実現す
ることはできる。
【0007】尚、PHP端末PS1〜PS4から基地局
(CS)への受信においては、図4に示すように1フレ
ームの後半の4タイムスロット(R1〜R4)において
受信周波数f1〜f4で受信する。つまり、図5に示す
ように基地局(CS)のR1の時間にはPHP端末PS
1からの信号を周波数f1で受信し、R2の時間にはP
S2からの信号を周波数f2で受信し、R3の時間には
PS3からの信号を周波数f3で受信し、R4の時間に
はPS4からの信号を周波数f4で受信する。
(CS)への受信においては、図4に示すように1フレ
ームの後半の4タイムスロット(R1〜R4)において
受信周波数f1〜f4で受信する。つまり、図5に示す
ように基地局(CS)のR1の時間にはPHP端末PS
1からの信号を周波数f1で受信し、R2の時間にはP
S2からの信号を周波数f2で受信し、R3の時間には
PS3からの信号を周波数f3で受信し、R4の時間に
はPS4からの信号を周波数f4で受信する。
【0008】このように基地局(CS)とPHP端末P
S1〜PS4との間のアクセスはTDMAで行われてい
る。そして、基地局が1局に対して4局のPHP端末と
送受信を行うことができる。そして、1局の基地局に対
する使用できるPHP端末の数が多くとることができる
ことが望まれている。このためには、1フレームのタイ
ムスロット数を増加させるか、1タイムスロットの時間
625μsecを短くすることが考えられる。
S1〜PS4との間のアクセスはTDMAで行われてい
る。そして、基地局が1局に対して4局のPHP端末と
送受信を行うことができる。そして、1局の基地局に対
する使用できるPHP端末の数が多くとることができる
ことが望まれている。このためには、1フレームのタイ
ムスロット数を増加させるか、1タイムスロットの時間
625μsecを短くすることが考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
RCR(財団法人電波システム開発センタ)標準規格で
は、1フレームを5msecとして、1タイムスロット
を625μsecに採用しているため、上述のような方
法でタイムスロット数を増加してPHP端末の数を増加
させることはできない。
RCR(財団法人電波システム開発センタ)標準規格で
は、1フレームを5msecとして、1タイムスロット
を625μsecに採用しているため、上述のような方
法でタイムスロット数を増加してPHP端末の数を増加
させることはできない。
【0010】また、上述のPHPシステムで、例えば、
基地局(CS)はある時間T1〜T4においては送信し
ているが、この時間T1〜T4に受信系統は動作を休止
している状態である。また一方、基地局(CS)の時間
R1〜R4においてはPHP端末からの受信を行ってい
るが、この時間R1〜R4においては、送信系統は休止
しているという状態である。このため上述の仕組みでは
基地局装置はPHP端末を4局分しか収容(確保)する
ことができない状態にあった。
基地局(CS)はある時間T1〜T4においては送信し
ているが、この時間T1〜T4に受信系統は動作を休止
している状態である。また一方、基地局(CS)の時間
R1〜R4においてはPHP端末からの受信を行ってい
るが、この時間R1〜R4においては、送信系統は休止
しているという状態である。このため上述の仕組みでは
基地局装置はPHP端末を4局分しか収容(確保)する
ことができない状態にあった。
【0011】従って基地局のこのような送信と受信の仕
組みを改善し、しかも1局の基地局に対し、アクセスで
きるPHP端末などの数を増加できる仕組みの提供が要
請されている。
組みを改善し、しかも1局の基地局に対し、アクセスで
きるPHP端末などの数を増加できる仕組みの提供が要
請されている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の基地局装置
は、端末局との時分割多元接続を行う通信システムの基
地局装置であって、端末局に対する信号をバースト送信
する送信手段と、端末局からのバースト信号を受信する
受信手段とを備えた基地局装置において、以下のような
特徴的な構成で上述の課題を解決するものである。
は、端末局との時分割多元接続を行う通信システムの基
地局装置であって、端末局に対する信号をバースト送信
する送信手段と、端末局からのバースト信号を受信する
受信手段とを備えた基地局装置において、以下のような
特徴的な構成で上述の課題を解決するものである。
【0013】(1)つまり、送信手段が、1又は2以上
の端末局Aに対する信号を所定時間毎にバースト送信し
ている時間に、受信手段に1又は2以上の端末局Bから
のバースト信号を受信させる制御手段を備える。そし
て、この制御手段は、送信手段が、上記1又は2以上の
端末局Bに対する信号をバースト送信しているときに、
受信手段に上記1又は2以上の端末局Aからのバースト
信号を受信させることで、上述の課題を解決するもので
ある。
の端末局Aに対する信号を所定時間毎にバースト送信し
ている時間に、受信手段に1又は2以上の端末局Bから
のバースト信号を受信させる制御手段を備える。そし
て、この制御手段は、送信手段が、上記1又は2以上の
端末局Bに対する信号をバースト送信しているときに、
受信手段に上記1又は2以上の端末局Aからのバースト
信号を受信させることで、上述の課題を解決するもので
ある。
【0014】(1a)また、各端末局に対する周波数配
分(配置又は割り当て)を考えた場合に、上記(1)の
構成において、制御手段は、送信手段に上記1又は2以
上の端末局Aに対する信号を周波数C1又はC1〜Cj
(j=2以上)でバースト送信させ、上記1又は2以上
の端末局Bに対する信号を周波数D1、又はD1〜Dk
(k=2以上)でバースト送信させる。そして、受信手
段に上記1又は2以上の端末局Aからのバースト信号を
周波数C1又はC1〜Cj(j=2以上)で受信させ、
上記1又は2以上の端末局Bからのバースト信号を周波
数D1又はD1〜Dk(k=2以上)で受信させること
が好ましい。
分(配置又は割り当て)を考えた場合に、上記(1)の
構成において、制御手段は、送信手段に上記1又は2以
上の端末局Aに対する信号を周波数C1又はC1〜Cj
(j=2以上)でバースト送信させ、上記1又は2以上
の端末局Bに対する信号を周波数D1、又はD1〜Dk
(k=2以上)でバースト送信させる。そして、受信手
段に上記1又は2以上の端末局Aからのバースト信号を
周波数C1又はC1〜Cj(j=2以上)で受信させ、
上記1又は2以上の端末局Bからのバースト信号を周波
数D1又はD1〜Dk(k=2以上)で受信させること
が好ましい。
【0015】(1b)更にまた、上記(1)〜(1a)
のいずれかの構成において、基地局装置の受信性能を考
慮した場合、受信手段に受信ダイバーシティ処理手段を
備えることが好ましい。
のいずれかの構成において、基地局装置の受信性能を考
慮した場合、受信手段に受信ダイバーシティ処理手段を
備えることが好ましい。
【0016】(1c)また、基地局装置と他の外部装置
との通信の仕組みを考慮した場合、上記(1)〜(1
b)のいずれかの構成において、外部装置からの信号を
送信手段へ与え、受信手段からの信号を外部装置へ与え
るインタフェース手段を備えることが好ましい。
との通信の仕組みを考慮した場合、上記(1)〜(1
b)のいずれかの構成において、外部装置からの信号を
送信手段へ与え、受信手段からの信号を外部装置へ与え
るインタフェース手段を備えることが好ましい。
【0017】この外部装置とは、基地局を制御する制御
局の装置や、交換機や、交換局の装置や、公衆網の装置
や、他の基地局装置などである。
局の装置や、交換機や、交換局の装置や、公衆網の装置
や、他の基地局装置などである。
【0018】
【作用】この発明の基地局装置は、制御手段によって、
例えば、送信手段に端末局A1に対するバースト送信を
させている間に、受信手段も並行して動作させて、上記
端末局A1の他の端末局B1からのバースト信号を受信
させ、端末局B1に対する送信を行っている時間に、端
末局A1からのバースト信号を受信させるように制御し
ているものである。
例えば、送信手段に端末局A1に対するバースト送信を
させている間に、受信手段も並行して動作させて、上記
端末局A1の他の端末局B1からのバースト信号を受信
させ、端末局B1に対する送信を行っている時間に、端
末局A1からのバースト信号を受信させるように制御し
ているものである。
【0019】つまり、上述の従来の時分割多元接続によ
るPHPシステムなどにおいては、ある端末局Eにバー
スト送信し、その次の時間に端末局Eからの受信を行
い、送信と受信とを交互に行うものであったために、基
地局装置が時分割多元接続することができる端末局数も
限られていた。
るPHPシステムなどにおいては、ある端末局Eにバー
スト送信し、その次の時間に端末局Eからの受信を行
い、送信と受信とを交互に行うものであったために、基
地局装置が時分割多元接続することができる端末局数も
限られていた。
【0020】そこで、上述の発明の仕組みで基地局装置
を構成することで、この時分割多元接続で収容し得る端
末局数を少なくとも2倍に増加させることができる。
を構成することで、この時分割多元接続で収容し得る端
末局数を少なくとも2倍に増加させることができる。
【0021】また他に、例えば、端末局A1に対するバ
ースト送信をさせている時間に、端末局B1〜Bm(m
=2以上)からのバースト信号を受信させ、端末局B1
〜Bmに対する送信を行っている時間に、端末局A1か
らの信号を受信させるような構成をとることもできる。
ースト送信をさせている時間に、端末局B1〜Bm(m
=2以上)からのバースト信号を受信させ、端末局B1
〜Bmに対する送信を行っている時間に、端末局A1か
らの信号を受信させるような構成をとることもできる。
【0022】更にまた、端末局A1〜An(n=2以
上)に対するバースト送信をさせている時間に、端末局
B1からのバースト信号を受信させ、端末局B1に対す
る送信を行っている時間に端末局A1〜Anからの信号
を受信させるような構成をとることもできる。
上)に対するバースト送信をさせている時間に、端末局
B1からのバースト信号を受信させ、端末局B1に対す
る送信を行っている時間に端末局A1〜Anからの信号
を受信させるような構成をとることもできる。
【0023】更に、上述の(1a)の構成をとること
で、各端末局からのバースト信号の受信の識別を容易に
行い得ることができる。
で、各端末局からのバースト信号の受信の識別を容易に
行い得ることができる。
【0024】更にまた、上述の(1b)の構成をとるこ
とで、基地局装置と端末局との間の伝送路で、例えば、
フェージングなどによる伝送路乱れに対する影響を補償
して受信性能を向上させ、複数端末局との時分割多元接
続による通信品質を低下させないようにすることができ
る。
とで、基地局装置と端末局との間の伝送路で、例えば、
フェージングなどによる伝送路乱れに対する影響を補償
して受信性能を向上させ、複数端末局との時分割多元接
続による通信品質を低下させないようにすることができ
る。
【0025】また、(1c)の構成をとることで、この
基地局装置と他の装置とのインタフェースを行え、通信
システムとしての拡張を図ることができる。
基地局装置と他の装置とのインタフェースを行え、通信
システムとしての拡張を図ることができる。
【0026】
【実施例】次にこの発明の好適な一実施例を図面を用い
て説明する。
て説明する。
【0027】『基地局装置の構成』: 図1はこの一
実施例の基地局装置の構成図である。この図1におい
て、基地局装置は、アンテナ1、2と、アンテナ結合器
14と、送信機10と、ダイバーシティ受信用の受信機
5、6と、送信機10用のローカル発振器11と、受信
機5、6用のローカル発振器7と、制御部12と、デジ
タル公衆網とインタフェースを行う網インタフェース部
13とから構成されている。
実施例の基地局装置の構成図である。この図1におい
て、基地局装置は、アンテナ1、2と、アンテナ結合器
14と、送信機10と、ダイバーシティ受信用の受信機
5、6と、送信機10用のローカル発振器11と、受信
機5、6用のローカル発振器7と、制御部12と、デジ
タル公衆網とインタフェースを行う網インタフェース部
13とから構成されている。
【0028】そして、デジタル公衆網からの信号は網イ
ンタフェース部13に与えられるとここから制御部12
へ与えられる。そして、制御部12はデジタル公衆網か
らの信号を処理して送信機10に与える。そして、送信
機10はローカル発振器11からのローカル信号によっ
て所定の周波数で送信し、アンテナ結合器14を通じて
アンテナ1(又は2)から電波を輻射出力させ、PHP
端末PS1〜PS4に伝送させる。
ンタフェース部13に与えられるとここから制御部12
へ与えられる。そして、制御部12はデジタル公衆網か
らの信号を処理して送信機10に与える。そして、送信
機10はローカル発振器11からのローカル信号によっ
て所定の周波数で送信し、アンテナ結合器14を通じて
アンテナ1(又は2)から電波を輻射出力させ、PHP
端末PS1〜PS4に伝送させる。
【0029】この送信と同時にPHP端末PS5〜PS
8からの電波はアンテナ1、2で同時に捕捉され、捕捉
された信号は高周波信号としてアンテナ結合器14を通
じて受信機5、6に与えられる。この受信機5、6はロ
ーカル発振器7からのローカル信号によって送信周波数
とは異なる受信周波数で受信され、復調出力は制御部1
2へ与えられる。
8からの電波はアンテナ1、2で同時に捕捉され、捕捉
された信号は高周波信号としてアンテナ結合器14を通
じて受信機5、6に与えられる。この受信機5、6はロ
ーカル発振器7からのローカル信号によって送信周波数
とは異なる受信周波数で受信され、復調出力は制御部1
2へ与えられる。
【0030】そして、制御部12はPHP端末の8局
(ch)分の信号を処理して、必要な信号だけを網イン
タフェース部13に与える。そして、(4・B+D)×
2の情報をデジタル公衆網に与えることができるもので
ある。
(ch)分の信号を処理して、必要な信号だけを網イン
タフェース部13に与える。そして、(4・B+D)×
2の情報をデジタル公衆網に与えることができるもので
ある。
【0031】図6はアンテナ結合器14の構成図であ
る。この図6において、アンテナ結合器14は、サーキ
ュレータ14a、14bと、スイッチ14cとから構成
されている。
る。この図6において、アンテナ結合器14は、サーキ
ュレータ14a、14bと、スイッチ14cとから構成
されている。
【0032】この基地局装置の構成において、従来と特
徴的に異なるところは、送信と受信が同時に行えるよう
にするため、送信機10用のローカル発振器11と、受
信機5、6用のローカル発振器7とを別々に備えている
ことである。そして、更に、制御部12で8局(8C
H)分のPHP端末との通信を処理し得るようにさせて
いることである。
徴的に異なるところは、送信と受信が同時に行えるよう
にするため、送信機10用のローカル発振器11と、受
信機5、6用のローカル発振器7とを別々に備えている
ことである。そして、更に、制御部12で8局(8C
H)分のPHP端末との通信を処理し得るようにさせて
いることである。
【0033】また、アンテナ結合器14も従来に比べ改
善し、2個のアンテナ1、2で受信しながら、いずれか
のアンテナを使用して送信もできるようにさせている。
善し、2個のアンテナ1、2で受信しながら、いずれか
のアンテナを使用して送信もできるようにさせている。
【0034】『送受信フレームフォーマット』: 図
7は基地局装置の送信と受信とにおけるフレームフォー
マットを表す説明図である。この図7において、1フレ
ームを5msecとして、8タイムスロットで構成する
ことと、1タイムスロットを625μsecとすること
は従来と同様である。
7は基地局装置の送信と受信とにおけるフレームフォー
マットを表す説明図である。この図7において、1フレ
ームを5msecとして、8タイムスロットで構成する
ことと、1タイムスロットを625μsecとすること
は従来と同様である。
【0035】しかしながら、図7において特徴的なこと
は、タイムスロットT1〜T4(時間X)において、基
地局装置(CS)の送信機10はアンテナ1(又は2)
を用いてPHP端末PS1〜PS4に対して、送信周波
数f1〜f4を用いて所定時間毎(625μsec)に
バースト送信する。
は、タイムスロットT1〜T4(時間X)において、基
地局装置(CS)の送信機10はアンテナ1(又は2)
を用いてPHP端末PS1〜PS4に対して、送信周波
数f1〜f4を用いて所定時間毎(625μsec)に
バースト送信する。
【0036】そして、しかもこのタイスロットT1〜T
4の時間(時間X)の間のPS1〜PS4に対するバー
スト送信に並行して、基地局装置(CS)の受信機5、
6はローカル発振器7からのローカル信号によってPH
P端末PS5〜PS8のバースト信号をアンテナ1、2
を使用して受信するものである。
4の時間(時間X)の間のPS1〜PS4に対するバー
スト送信に並行して、基地局装置(CS)の受信機5、
6はローカル発振器7からのローカル信号によってPH
P端末PS5〜PS8のバースト信号をアンテナ1、2
を使用して受信するものである。
【0037】更に、図7において基地局装置(CS)は
タイムスロットT5〜T8(時間Y)においてPS1〜
PS4からの所定時間毎のバースト信号を受信周波数f
1〜f4で受信する。しかも、このタイムスロットT4
〜T8の間(時間Y)にPS1〜PS4から受信するこ
とと並行して、基地局装置の送信機10はPS5〜PS
8に対して送信周波数f5〜f8で送信するものであ
る。
タイムスロットT5〜T8(時間Y)においてPS1〜
PS4からの所定時間毎のバースト信号を受信周波数f
1〜f4で受信する。しかも、このタイムスロットT4
〜T8の間(時間Y)にPS1〜PS4から受信するこ
とと並行して、基地局装置の送信機10はPS5〜PS
8に対して送信周波数f5〜f8で送信するものであ
る。
【0038】『基地局装置の通信手順(送受信手
順)』: 図8は基地局装置とPHP端末PS1〜P
S8との間の1フレーム分の通信手順(送受信手順)を
表す具体的な説明図である。この図8において、上述の
図7で説明したように、基地局装置(CS)は、タイム
スロットT1aの時間にはPHP端末PS1に対して送
信周波数f1で送信する。このT1aの時間と同時にR
1bの時間に、PS5からのバースト信号を受信周波数
f5で受信する。
順)』: 図8は基地局装置とPHP端末PS1〜P
S8との間の1フレーム分の通信手順(送受信手順)を
表す具体的な説明図である。この図8において、上述の
図7で説明したように、基地局装置(CS)は、タイム
スロットT1aの時間にはPHP端末PS1に対して送
信周波数f1で送信する。このT1aの時間と同時にR
1bの時間に、PS5からのバースト信号を受信周波数
f5で受信する。
【0039】そして、タイムスロットT2aの時間には
PS2に対して送信周波数f2で送信する。このT2a
の時間と同時にR2bの時間に、PS6からのバースト
信号を受信周波数f6で受信する。そして、タイムスロ
ットT3aの時間にはPS3に対して送信周波数f3で
送信する。このT3aの時間と同時にR3bの時間に、
PS7からのバースト信号を受信周波数f7で受信す
る。そして、タイムスロットT4aの時間にはPS4に
対して送信周波数f4で送信する。このT4aの時間と
同時にR4bの時間に、PS8からのバースト信号を受
信するものである。
PS2に対して送信周波数f2で送信する。このT2a
の時間と同時にR2bの時間に、PS6からのバースト
信号を受信周波数f6で受信する。そして、タイムスロ
ットT3aの時間にはPS3に対して送信周波数f3で
送信する。このT3aの時間と同時にR3bの時間に、
PS7からのバースト信号を受信周波数f7で受信す
る。そして、タイムスロットT4aの時間にはPS4に
対して送信周波数f4で送信する。このT4aの時間と
同時にR4bの時間に、PS8からのバースト信号を受
信するものである。
【0040】更に、図8において、基地局装置(CS)
のタイムスロットR1aの時間には、PS1からのバー
スト信号を受信周波数f1で受信すると共に、同じ時間
T1bにPS5に対して送信周波数f5で送信する。そ
して、基地局装置(CS)のタイムスロットR2aの時
間には、PS2からのバースト信号を受信周波数f2で
受信すると共に、同じ時間T2bにPS6に対して送信
周波数f6で送信する。そして、基地局装置(CS)の
タイムスロットR3aの時間には、PS3からのバース
ト信号を受信周波数f3で受信すると共に、同じ時間T
3bにPS7に対して送信周波数f7で送信する。そし
て、基地局装置(CS)のタイムスロットR4aの時間
にはPS4からのバースト信号を受信周波数f4で受信
すると共に、同じ時間T4bにPS8に対して送信周波
数f8で送信するものである。
のタイムスロットR1aの時間には、PS1からのバー
スト信号を受信周波数f1で受信すると共に、同じ時間
T1bにPS5に対して送信周波数f5で送信する。そ
して、基地局装置(CS)のタイムスロットR2aの時
間には、PS2からのバースト信号を受信周波数f2で
受信すると共に、同じ時間T2bにPS6に対して送信
周波数f6で送信する。そして、基地局装置(CS)の
タイムスロットR3aの時間には、PS3からのバース
ト信号を受信周波数f3で受信すると共に、同じ時間T
3bにPS7に対して送信周波数f7で送信する。そし
て、基地局装置(CS)のタイムスロットR4aの時間
にはPS4からのバースト信号を受信周波数f4で受信
すると共に、同じ時間T4bにPS8に対して送信周波
数f8で送信するものである。
【0041】以上のように送信機10の送信動作と、受
信機5、6の受信動作とを並行して行い得るように制御
することで、基地局装置(CS)は従来に比べ、4局
(4チャネル)分多くのPHP端末と時分割多元接続し
て、通信を行うことができる。
信機5、6の受信動作とを並行して行い得るように制御
することで、基地局装置(CS)は従来に比べ、4局
(4チャネル)分多くのPHP端末と時分割多元接続し
て、通信を行うことができる。
【0042】そして、制御部12は8局分の信号を処理
して、デジタル公衆網と網インタフェース部13を通じ
て(2×(4B+D))信号の授受を行うものである。
尚、Bは64kbpsの情報チャネル、Dは16kbp
s又は64kbpsの呼制御などのための制御チャネル
である。そして、制御チャネルの送受信は同じスロット
であれば時間をずらせるか、又は異なるスロットを使用
するなどして制御することが好ましい。
して、デジタル公衆網と網インタフェース部13を通じ
て(2×(4B+D))信号の授受を行うものである。
尚、Bは64kbpsの情報チャネル、Dは16kbp
s又は64kbpsの呼制御などのための制御チャネル
である。そして、制御チャネルの送受信は同じスロット
であれば時間をずらせるか、又は異なるスロットを使用
するなどして制御することが好ましい。
【0043】尚、以上のような送信と受信とを並行して
行うためには、図9に示すように送信機10からの信号
をサーキュレータ14aを介してアンテナ1で送信して
いるときには、このサーキュレータ14aから送信波の
回り込み信号が受信機5に高いレベルで与えられると共
に、PHP端末からの受信波をアンテナ1で捕捉した受
信信号もサーキュレータ14aを介して受信機5に与え
られる。従って、受信機5は、送信波の回り込み信号を
抑圧し、そして、受信信号だけを忠実に検出し得るよう
に、低雑音増幅器や、性能の高い受信ミキサなどを使用
して実現することが好ましい。
行うためには、図9に示すように送信機10からの信号
をサーキュレータ14aを介してアンテナ1で送信して
いるときには、このサーキュレータ14aから送信波の
回り込み信号が受信機5に高いレベルで与えられると共
に、PHP端末からの受信波をアンテナ1で捕捉した受
信信号もサーキュレータ14aを介して受信機5に与え
られる。従って、受信機5は、送信波の回り込み信号を
抑圧し、そして、受信信号だけを忠実に検出し得るよう
に、低雑音増幅器や、性能の高い受信ミキサなどを使用
して実現することが好ましい。
【0044】また、この図9において、以上と同様なこ
とは、送信機10がアンテナ2を使用して送信する場合
も起こるので、受信機6に対しても同じような対処を施
すことが好ましい。
とは、送信機10がアンテナ2を使用して送信する場合
も起こるので、受信機6に対しても同じような対処を施
すことが好ましい。
【0045】(一実施例の効果): 以上の一実施例
の基地局装置によれば、送信と受信とを並行して行い得
るように、ローカル発振器11、7などを備えて送信制
御と受信制御とを行い得るように構成したので、基地局
装置(CS)は従来、4局のPHP端末PS1〜PS4
との通信しかできなかったが、この一実施例の場合は、
4局増加して合計8局のPHP端末と通信を行い得る。
の基地局装置によれば、送信と受信とを並行して行い得
るように、ローカル発振器11、7などを備えて送信制
御と受信制御とを行い得るように構成したので、基地局
装置(CS)は従来、4局のPHP端末PS1〜PS4
との通信しかできなかったが、この一実施例の場合は、
4局増加して合計8局のPHP端末と通信を行い得る。
【0046】しかも、PS1〜PS8に対する送受信周
波数をf1〜f8に割り当てているので、各端末からの
受信信号の識別が容易である。
波数をf1〜f8に割り当てているので、各端末からの
受信信号の識別が容易である。
【0047】従って、1局の基地局装置の端末収容容量
を2倍に増加させることができるものである。
を2倍に増加させることができるものである。
【0048】(他の実施例): (1a)尚、以上の
一実施例においては、基地局装置 (CS)から各PHP端末局に対する送受信周波数をf
1〜f8に割り当てが、これに限定するものでない。他
に例えば、PHP端末PS1〜PS4に対する通信に
は、送受信周波数f1を使用し、PHP端末PS5〜P
S8に対する通信においては、送受信周波数f2を割り
当てるような仕組みであってもよい。
一実施例においては、基地局装置 (CS)から各PHP端末局に対する送受信周波数をf
1〜f8に割り当てが、これに限定するものでない。他
に例えば、PHP端末PS1〜PS4に対する通信に
は、送受信周波数f1を使用し、PHP端末PS5〜P
S8に対する通信においては、送受信周波数f2を割り
当てるような仕組みであってもよい。
【0049】(1b)また、上述の(1a)の他にPS
1、2に対し送受信周波数f1を割り当て、PS3、4
に対し送受信周波数f2を割り当て、PS5、6に対し
送受信周波数f3を割り当て、PS7、8に対し送受信
周波数f4を割り当てて、TDMA−TDDによる通信
を行うこともできる。このようにいろいろな周波数組み
合わせでTDMA−TDDによる通信を行い得る。
1、2に対し送受信周波数f1を割り当て、PS3、4
に対し送受信周波数f2を割り当て、PS5、6に対し
送受信周波数f3を割り当て、PS7、8に対し送受信
周波数f4を割り当てて、TDMA−TDDによる通信
を行うこともできる。このようにいろいろな周波数組み
合わせでTDMA−TDDによる通信を行い得る。
【0050】(2)更に、受信のダイバーシティ方式と
しては、種々の方式を適用でき、例えば、スペースダイ
バーシティによる検波後切替方式や、周波数ダイバーシ
ティなどを適用することもできる。
しては、種々の方式を適用でき、例えば、スペースダイ
バーシティによる検波後切替方式や、周波数ダイバーシ
ティなどを適用することもできる。
【0051】(3)また、図10は他の実施例の基地局
装置の一部分の送受信系統の構成図である。この図10
の構成は、図1の構成と異なり、送信機6の雑音、例え
ば、送信波の近傍雑音であり同時に受信する受信信号帯
の雑音、が受信機5、6へ与える影響や、受信機5、6
への過入力によって、受信機5、6へ与える影響が大き
い場合には、アイソレータの分離度をより大きくする目
的でPHP端末PS1〜PS4との通信を行うためのア
ンテナ1、2と、PHP端末PS5〜PS8との通信を
行うアンテナ30、40とを備えて、しかもアンテナ
1、2と、アンテナ30、40との間の空間距離をある
程度とるか、又は電波シールドを施すことによって送信
と受信を同時に行う場合の影響を軽減させる構成をとる
ことが好ましい。
装置の一部分の送受信系統の構成図である。この図10
の構成は、図1の構成と異なり、送信機6の雑音、例え
ば、送信波の近傍雑音であり同時に受信する受信信号帯
の雑音、が受信機5、6へ与える影響や、受信機5、6
への過入力によって、受信機5、6へ与える影響が大き
い場合には、アイソレータの分離度をより大きくする目
的でPHP端末PS1〜PS4との通信を行うためのア
ンテナ1、2と、PHP端末PS5〜PS8との通信を
行うアンテナ30、40とを備えて、しかもアンテナ
1、2と、アンテナ30、40との間の空間距離をある
程度とるか、又は電波シールドを施すことによって送信
と受信を同時に行う場合の影響を軽減させる構成をとる
ことが好ましい。
【0052】このため、図10に示すように、送信機1
0からの送信信号はアンテナ結合器24のスイッチ24
aに与えられると、スイッチ24d又は24eへ与えら
れる。そして、スイッチ24dへ与えられた送信信号は
アンテナ1又は2を使用して電波輻射される。また、ス
イッチ24eに送信信号が与えられた場合は、アンテナ
30又は40から電波輻射される。
0からの送信信号はアンテナ結合器24のスイッチ24
aに与えられると、スイッチ24d又は24eへ与えら
れる。そして、スイッチ24dへ与えられた送信信号は
アンテナ1又は2を使用して電波輻射される。また、ス
イッチ24eに送信信号が与えられた場合は、アンテナ
30又は40から電波輻射される。
【0053】また、アンテナ1、2で捕捉されたPS1
〜PS4からの受信電波は、受信信号としてアンテナ結
合器24のスイッチ24dからスイッチ24b、24c
に与えられる。そして、スイッチ24bに与えられた受
信信号は受信機5へ与えられる。更に、スイッチ24c
に与えられた受信信号は受信機6へ与えられる。
〜PS4からの受信電波は、受信信号としてアンテナ結
合器24のスイッチ24dからスイッチ24b、24c
に与えられる。そして、スイッチ24bに与えられた受
信信号は受信機5へ与えられる。更に、スイッチ24c
に与えられた受信信号は受信機6へ与えられる。
【0054】また、一方、アンテナ30、40で捕捉さ
れたPS5〜PS8からの受信電波は、受信信号として
アンテナ結合器24のスイッチ24eからスイッチ24
b、24cに与えられる。そして、スイッチ24bに与
えられた受信信号は受信機5へ与えられる。更に、スイ
ッチ24cに与えられた受信信号は受信機6へ与えられ
るものである。
れたPS5〜PS8からの受信電波は、受信信号として
アンテナ結合器24のスイッチ24eからスイッチ24
b、24cに与えられる。そして、スイッチ24bに与
えられた受信信号は受信機5へ与えられる。更に、スイ
ッチ24cに与えられた受信信号は受信機6へ与えられ
るものである。
【0055】このような構成によって、例えば、PS1
へアンテナ1又は2から送信しているときには、PS5
からの電波をアンテナ30又は40で捕捉し、受信する
ものである。
へアンテナ1又は2から送信しているときには、PS5
からの電波をアンテナ30又は40で捕捉し、受信する
ものである。
【0056】以上のようにして送受信系統を構成するこ
とで、通信の信頼性を向上させることに寄与することが
できる。
とで、通信の信頼性を向上させることに寄与することが
できる。
【0057】(4)更に、上述の一実施例では端末とし
て、PHP端末で説明したが、他にページャ端末や、固
定端末局や、移動端末局の装置などであってもよい。例
えば、セルラや、コードレス電話機や、移動衛星などで
も適用することができる。
て、PHP端末で説明したが、他にページャ端末や、固
定端末局や、移動端末局の装置などであってもよい。例
えば、セルラや、コードレス電話機や、移動衛星などで
も適用することができる。
【0058】(5)また、網インタフェース部13はデ
ジタル公衆網に接続されるように説明したが、このデジ
タル公衆網には、NTTの網(ISDN網)や、NCC
(ニューコムキャリア)の網(例えば、DDIの網)な
ども含まれる。また、網インタフェース部13は交換機
や交換局などを介して接続される構成であってもよい。
ジタル公衆網に接続されるように説明したが、このデジ
タル公衆網には、NTTの網(ISDN網)や、NCC
(ニューコムキャリア)の網(例えば、DDIの網)な
ども含まれる。また、網インタフェース部13は交換機
や交換局などを介して接続される構成であってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明の基地局装置
は、送信手段が、1又は2以上の端末局Aに対する信号
を所定時間毎にバースト送信している時間に、上記受信
手段に1又は2以上の端末局Bからのバースト信号を受
信させ、そして、送信手段が、上記1又は2以上の端末
局Bに対する信号をバースト送信している時間に、上記
受信手段に上記1又は2以上の端末局Aからのバースト
信号を受信させる制御手段を備えたことで、時分割多元
接続で従来に比べ非常に多くの端末局と通信を行うこと
ができる。
は、送信手段が、1又は2以上の端末局Aに対する信号
を所定時間毎にバースト送信している時間に、上記受信
手段に1又は2以上の端末局Bからのバースト信号を受
信させ、そして、送信手段が、上記1又は2以上の端末
局Bに対する信号をバースト送信している時間に、上記
受信手段に上記1又は2以上の端末局Aからのバースト
信号を受信させる制御手段を備えたことで、時分割多元
接続で従来に比べ非常に多くの端末局と通信を行うこと
ができる。
【図1】この発明の一実施例の基地局装置(CS)の構
成図である。
成図である。
【図2】従来例の基地局装置(CS)の構成図である。
【図3】従来例のアンテナ結合器の構成図である。
【図4】従来例の送受信フレームフォーマットの説明図
である。
である。
【図5】従来例の通信手順の説明図である。
【図6】一実施例のアンテナ結合器の構成図である。
【図7】一実施例のフレームフォーマットの説明図であ
る。
る。
【図8】一実施例の通信手順の説明図である。
【図9】一実施例の送信波による受信波に与える影響の
説明図である。
説明図である。
【図10】他の実施例の送受信系統の構成図である。
1、2…アンテナ、5、6…受信機、7、11…ローカ
ル発振器、10…送信機、12…制御部、13…網イン
タフェース部、CS…基地局装置、PS1〜PS8…P
HP端末。
ル発振器、10…送信機、12…制御部、13…網イン
タフェース部、CS…基地局装置、PS1〜PS8…P
HP端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 7/26 D 109 B
Claims (4)
- 【請求項1】 端末局との時分割多元接続を行う通信シ
ステムの基地局装置であって、端末局に対する信号をバ
ースト送信する送信手段と、端末局からのバースト信号
を受信する受信手段とを備えた基地局装置において、 上記送信手段が、1又は2以上の端末局Aに対する信号
を所定時間毎にバースト送信している時間に、上記受信
手段に1又は2以上の端末局Bからのバースト信号を受
信させ、 上記送信手段が、上記1又は2以上の端末局Bに対する
信号をバースト送信している時間に、上記受信手段に上
記1又は2以上の端末局Aからのバースト信号を受信さ
せる制御手段を備えたことを特徴とする基地局装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の基地局装置において、 上記制御手段は、 上記送信手段に上記1又は2以上の端末局Aに対する信
号を周波数C1又はC1〜Cj(j=2以上)でバース
ト送信させ、上記1又は2以上の端末局Bに対する信号
を周波数D1又はD1〜Dk(k=2以上)でバースト
送信させ、 上記受信手段に上記1又は2以上の端末局Aからのバー
スト信号を周波数C1又はC1〜Cjで受信させ、上記
1又は2以上の端末局Bからのバースト信号を周波数D
1又はD1〜Dkで受信させることを特徴とした基地局
装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の基地局装置にお
いて、 上記受信手段は受信ダイバーシティ処理手段を備えるこ
とを特徴とした基地局装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の基地局
装置において、 外部装置からの信号を上記送信手段へ与え、上記受信手
段からの信号を外部装置へ与えるインタフェース手段を
備えたことを特徴とした基地局装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065912A JPH07274252A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 基地局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065912A JPH07274252A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 基地局装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07274252A true JPH07274252A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13300664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6065912A Pending JPH07274252A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 基地局装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07274252A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998024195A1 (fr) * | 1996-11-26 | 1998-06-04 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Station de base pour systeme de communication mobile |
JP2007082080A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 無線通信方法、無線通信システム及び無線基地局 |
-
1994
- 1994-04-04 JP JP6065912A patent/JPH07274252A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998024195A1 (fr) * | 1996-11-26 | 1998-06-04 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Station de base pour systeme de communication mobile |
GB2335121A (en) * | 1996-11-26 | 1999-09-08 | Sanyo Electric Co | Base station for mobile communication system |
GB2335121B (en) * | 1996-11-26 | 2001-06-06 | Sanyo Electric Co | Base station for mobile communication system |
US6385464B1 (en) | 1996-11-26 | 2002-05-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Base station for mobile communication system |
JP2007082080A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 無線通信方法、無線通信システム及び無線基地局 |
JP4569770B2 (ja) * | 2005-09-16 | 2010-10-27 | 京セラ株式会社 | 無線通信方法、無線通信システム及び無線基地局 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU595497B2 (en) | Radio channel control method for mobile communication system | |
KR100972109B1 (ko) | 무선 통신 시스템에서 멀티-캐리어 통신의 관리를 위한방법 및 장치 | |
EP0667086B1 (en) | Radio system | |
KR960000527B1 (ko) | 마이크로셀룰러 통신 시스템 | |
KR100668243B1 (ko) | 무선 지역 호출용 시스템 및 방법 | |
US7113495B2 (en) | Data transmission method and apparatus in relay transmission type radio network | |
US5983072A (en) | Establishing a telecommunications connection in a mobile communication system | |
EP3941104A1 (en) | Electronic device, wireless communication method, and computer readable storage medium | |
JPH06506335A (ja) | デジタル・セルラーのマイクロセル・システム | |
KR20120069074A (ko) | 다중 수신 대기를 위한 통신 단말기의 통신 방법 및 장치 | |
KR100228911B1 (ko) | 시분할 방식의 무선전화기에서 휴대장치간 인터컴 방법 | |
US20060205433A1 (en) | Method and apparatus for receiving signals using diversity in wireless network | |
GB2306083A (en) | TDMA communication system | |
JP3819844B2 (ja) | 無線基地システム、同期バーストの送信制御方法および送信制御プログラム | |
JPH07274252A (ja) | 基地局装置 | |
JP2006310962A (ja) | 無線通信システム、通信端末及び無線通信方法 | |
EP1509051B1 (en) | Wireless communication system and wireless communication repeater for use therein | |
EP0990361B1 (en) | Handover in a base station | |
JPH1175238A (ja) | Mca方式の通信制御方法及びmca方式の通信装置 | |
JP2002290564A (ja) | 無線通信システムの一斉通信受信方式 | |
JPH10107726A (ja) | 送信出力切り替え無線中継装通信システム | |
JPH1070498A (ja) | 周波数変換中継装置 | |
KR20030033434A (ko) | 이동통신시스템에서의 기지국 분석 진단장치 | |
KR100716407B1 (ko) | 능동형 안테나를 가지는 자동차의 무선 송수신 시스템의 수신 장치 | |
JP2003219449A (ja) | 移動通信サービス提供方法、通信ネットワーク、通信制御装置及び移動局 |