JPH07273781A - 多重伝送装置 - Google Patents

多重伝送装置

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JPH07273781A
JPH07273781A JP6065888A JP6588894A JPH07273781A JP H07273781 A JPH07273781 A JP H07273781A JP 6065888 A JP6065888 A JP 6065888A JP 6588894 A JP6588894 A JP 6588894A JP H07273781 A JPH07273781 A JP H07273781A
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Japan
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power supply
communication control
supply voltage
circuit
voltage
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JP6065888A
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Eiji Ichii
英司 一井
Hiroo Morigami
博夫 森上
Yutaka Matsuda
裕 松田
Hiroaki Sakamoto
裕昭 坂本
Nobukazu Nobutoki
宜和 信時
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Furukawa Electric Co Ltd
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Mazda Motor Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2203/00Indexing scheme relating to line transmission systems
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    • H04B2203/5404Methods of transmitting or receiving signals via power distribution lines
    • H04B2203/5408Methods of transmitting or receiving signals via power distribution lines using protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B2203/54Aspects of powerline communications not already covered by H04B3/54 and its subgroups
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的小さな電源電圧の変動に対しては、ポ
ート出力を保持させて、システム設計を容易にする。 【構成】 他の多重伝送装置35と共通のバスMBを介
して接続され、バスに伝送されるフレームの受信制御を
行う通信制御回路12と、通信制御回路で受信したフレ
ーム内のデータを出力する出力ポート23とを有し、電
源回路19から供給される電源電圧によって動作して、
他の多重伝送装置との間でデータ通信を行う多重伝送装
置において、設定された電源電圧の電圧値VL及びVRを
検出すると、第1の低電圧検出回路24及び第2の低電
圧検出回路25がこの電圧値に応じて、通信制御回路1
2及び出力ポート23の状態をリセット状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、他の多重伝送装置と共
通の伝送路を介して接続されて、データ通信を行う多重
伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多重伝送装置には、図7
に示すような構成のものがある。図において、多重伝送
装置10は、バスインターフェース回路11を介して伝
送路MBに接続されており、上記伝送路MBを介して他
の多重伝送装置との間でデータ伝送を行う。上記多重伝
送装置10では、バスインターフェース回路11を介し
て伝送路MB上のフレームを受信し、通信制御回路12
によって受信フレームにエラーがないか、データを出力
するフレームか等をチェックして、出力ラッチ13へデ
ータを出力し、出力回路14を介してモータ、ランプ等
の負荷15を駆動していた。また、通信制御回路12
は、入力回路17を介して、入力ポート16に入力され
たスイッチ18等のデータに基づいて、フレームの送信
データを生成し、バスインターフェース回路11を介し
て伝送路MBへ送出していた。
【0003】上記多重伝送装置10では、外部のバッテ
リーから電源が供給され、電源回路19によって内部の
各回路へ5Vの電源電圧が供給されている。低電圧検出
回路20は、通信制御回路12及び出力ラッチ13と接
続されている。そして、図8(a)に示すように、上記供
給される電源電圧が、多重伝送装置が正常な動作ができ
ない電圧値VLまで低下したことを検出すると、低電圧
検出回路20は、図8(b)に示すように、出力により通
信制御回路12及び出力ラッチ13をリセットするよう
に動作して、多重伝送装置の誤動作を防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記多重伝
送装置では、誤動作を防ぐための電源電圧の閾値(以
下、「リセット電圧」という。)VLは、多重伝送装置
の一部の回路でも正常動作しない可能性が生じる電圧と
すべきなので、例えば上記多重伝送装置を自動車内部の
データ伝送に用いた場合、エンジン始動時のスターター
モータ回転(以下、「クランキング」という。)時等で
は、電流が多く流れるため、バッテリー電圧が低下して
しまう。この結果、電源電圧がリセット電圧VLまで低
下することが考えられ、その度に多重伝送装置全体がリ
セットされることになる。
【0005】そのため、例えば負荷15であるヘッドラ
ンプを上記多重伝送装置10で駆動するようにしたシス
テムでは、伝送路MBからヘッドランプのオン信号を受
信して、出力ラッチ13に“H”レベルを出力し、上記
ヘッドランプを点灯している時に、クランキングによる
電源電圧の低下が発生した場合には、多重伝送装置10
がリセットされて、出力ラッチ13が“L”レベルにな
るため、ヘッドランプが消灯するという問題点があっ
た。
【0006】それを防止する対策としては、外部バッテ
リーの電源電圧の変動による影響が受けにくくなるよう
に、装置10内の電源回路19のコンデンサ容量を大き
くする等の配慮が必要であり、このことがコストアップ
の要因になるという問題点があった。また、電源回路を
変更しないのであるならば、クランキング時等にリセッ
トされても影響のないデータだけをデータ伝送の対象信
号にする等のシステム設計上の制約があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、比較的小さな電源電圧の変動に対しては、ポート出
力を保持させて、システム設計を容易にできる多重伝送
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、他の多重伝送装置と共通の伝送路を介
して接続され、該伝送路に伝送されるフレームの受信制
御を行う通信制御回路である通信制御手段と、該通信制
御回路で受信したフレーム内のデータを出力する出力ポ
ートであるポート手段とを有し、電源回路である電源手
段から供給される電源電圧によって動作して、前記他の
多重伝送装置との間でデータ通信を行う多重伝送装置に
おいて、前記電源電圧のうちの第1の電圧を検出し、該
検出結果に応じて、前記出力ポート及び通信制御回路を
初期状態(リセット状態)に設定する第1の低電圧検出
回路である第1の状態設定手段と、前記電源電圧のうち
の第1の電圧より高い電圧値の第2の電圧を検出し、該
検出結果に応じて、前記出力ポートの動作状態を保持さ
せるとともに、前記通信制御回路を初期状態に設定する
第2の低電圧検出回路である第2の状態設定手段とを備
えた多重伝送装置が提供される。
【0009】
【作用】予め設定された電源電圧の2段階の電圧値(第
1及び第2の電圧)に応じて、多重伝送装置の各部(出
力ポート及び通信制御回路)の状態を動作状態又はリセ
ット状態にする。従って、例えば上記多重伝送装置を自
動車内部のデータ伝送に用いた場合、クランキング時に
おける電源電圧の低下に対しても、多重伝送装置を誤動
作させることなく、ポート出力を保持して負荷の制御を
継続できる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図6の図面に基づ
き説明する。図1は、本発明に係る多重伝送装置の構成
を示す第1実施例のブロック図である。なお、図1にお
いて、図7と同様の構成部分については、説明の都合
上、同一符号とする。また、以下の図においても、上記
同様、同一符号とする。
【0011】図1において、多重伝送装置21は、従来
例と同様に、バスインターフェース回路11、通信制御
回路12、出力回路14、入力ポート16、入力回路1
7の他に、送信データを格納する送信バッファメモリ
(以下、「送信バッファ}という。)21、受信データ
を格納する受信バッファメモリ(以下、「受信バッフ
ァ}という。)22、出力ポート23、電源回路19か
らの電源電圧を検出する低電圧検出回路24,25、入
力端子26,27、アンド回路28とから構成されてい
る。
【0012】入力ポート16は、負荷である例えば各種
スイッチ18等からのデータを、パラレル信号として取
り込んでおり、入力ポート16に入力される一又は複数
の入力データの一部又は全部が変化すると、上記入力デ
ータは送信バッファ21に転送され、通信制御回路12
が予め定められた通信手順によってバスインターフェー
ス回路11を介してバスMBにフレーム形式のデータを
送信する。
【0013】一方、多重伝送装置21は、バスMBに接
続された他の多重伝送装置35から上記バスMBを介し
て送信されたデータを取り込んで解釈し、上記データを
一旦受信バッファ22に格納させる。この格納されたデ
ータは、出力ポート23及び出力回路14を介して所望
の負荷に出力され、モータ、ランプ等の負荷15が駆動
される。
【0014】図2は、このようにバスMBを介して多重
伝送装置間で伝送されるデータフレームのフォーマット
の一例と、受信データと出力ポートの関係の一例を示す
図である。図において、上記データフレームは、フレー
ムの始まりを示すSOF(Start Of Frame)と、複数の
多重伝送装置が同時にバスMBにデータを送信した時
に、その優先順位を決定するプライオリティ(PRI)
と、後に続く各データ(DATA)の内容を示すIDと、デ
ータ長を示すデータが含まれるコントロールデータ領域
(CONT)と、CONTで示される長さ(可変長)の
データ領域である例えば各8ビット毎のDATA1〜D
ATA4と、エラーチェックコードのCRCと、データ
の終了を示すEOD(End Of Data )と、全ての多重伝
送装置からビット対応で受信確認信号(以下、「ACK
信号」という。)を返送させるための例えば24ビット
のACK信号領域と、登録された全多重伝送装置からA
CK信号が返送されてデータ伝送が終了したことを示す
1ビットのACK確定ビット領域と、フレームの終了を
示すEOF(End Of Frame)という構成になっている。
【0015】出力ポート23からのデータの出力は、ラ
ッチ回路等で保持しているデータを出力バッファから出
力回路14に出力するものが考えられ、例えば出力ポー
トAから出力ポートDの4つのポートから構成されてお
り、上記DATA1〜DATA4内のデータは、それぞ
れ対応する8ビット構成の出力ポートAから出力ポート
Dに出力されるように設定される(図2参照)。
【0016】上記多重伝送装置21では、従来例と同様
に、外部のバッテリーから電源が供給され、電源回路1
9によって内部の各回路へ5Vの電源電圧が供給される
他に、上記電源電圧が第1及び第2の低電圧検出回路2
4,25に取り込まれている。第1の低電圧検出回路2
4は、出力ポート23と接続されるとともに、アンド回
路28を介して通信制御回路12と接続されている。第
1の低電圧検出回路24は、上記取り込んだ電源電圧が
異常変動によって、その電圧値が設定電圧VR以下にな
ったかどうか検出している。ここで、上記第1の低電圧
検出回路24は、電源電圧値が設定電圧VR以下になる
と、“L”レベルの検出信号をアンド回路28に出力
し、また電源電圧値が設定電圧VRより高くなると、
“H”レベルの検出信号を出力ポート23及びアンド回
路28に出力する。
【0017】第2の低電圧検出回路25は、アンド回路
28を介して通信制御回路12と接続されている。第2
の低電圧検出回路25は、上記取り込んだ電源電圧が異
常変動によって、その電圧値が設定電圧VL以下になっ
たかどうか検出している。ここで、上記第2の低電圧検
出回路25は、電源電圧値が設定電圧VL以下になる
と、“L”レベルの検出信号をアンド回路28に出力
し、また電源電圧値が設定電圧VLより高くなると、
“H”レベルの検出信号をアンド回路28に出力する。
【0018】また、電源回路19から出力される電源電
圧は、変動のない通常状態では、5V程度であり、本実
施例の多重伝送装置では、電源電圧>VLの場合には、
正常動作が可能とし、VL≧電源電圧>VRの場合には、
出力ポート23の出力は正常状態を保持できるものと
し、電源電圧≦VRの場合には、出力ポート23も保持
できなくなるものとする。ここで、設定電圧VL>VRの
関係にあり、例えばVLは4.5V程度、VRは2.5V
程度に設定される。
【0019】アンド回路28は、低電圧検出回路24,
25からの検出信号の論理積をとり、その演算結果を通
信制御回路12に出力している。通信制御回路12及び
出力ポート23は、“L”レベルの信号入力によって、
リセット状態になるように設定されている。つまり、上
記通信制御回路12は、電源電圧≦VLの場合、すなわ
ちに低電圧検出回路24,25のいずれの検出出力によ
ってもリセットされ、上記出力ポート23は、電源電圧
≦VRの場合、すなわちに低電圧検出回路24の検出出
力によってリセットされて、初期状態になる。
【0020】次に上記第1実施例の多重伝送装置のリセ
ット動作を図3の波形図に基づき説明する。まず、電源
電圧が異常変動によって、その電圧値が5Vから設定電
圧VL以下(VL≧電源電圧>VRの範囲内)になると
(図3(a)参照)、第2の低電圧検出回路25からは、
“L”レベルの検出信号が入力端子27を介してアンド
回路28に出力され(図3(b)参照)、第1の低電圧検
出回路24からは、“H”レベルの検出信号が入力端子
26を介して出力ポート23及びアンド回路28にそれ
ぞれ出力される(図3(c)参照)。アンド回路28で
は、両低電圧検出回路24,25の検出出力に基づく論
理演算が行われ、図3(d)に示す“L”レベルの信号
(リセット信号)を通信制御回路12に出力する。
【0021】これにより、出力ポート23は、リセット
されずに動作状態が保持させるが、通信制御回路12
は、初期状態にリセットされることとなる。次に、電源
電圧が、多重伝送装置が正常動作できなくなる恐れのあ
る設定電圧VR以下になると(図3(a)参照)、第2の低
電圧検出回路25とともに、第1の低電圧検出回路24
からも“L”レベルの検出信号が出力されることとなる
(図3(c)参照)。この検出信号は、入力端子26を介
して出力ポート23及びアンド回路28にそれぞれ入力
され、アンド回路28では、両低電圧検出回路24,2
5の検出出力に基づく論理演算が行われ、リセット信号
を通信制御回路12に出力する。
【0022】これにより、通信制御回路12とともに、
出力ポート23にも“L”レベルの信号(リセット信
号)が入力することとなり、通信制御回路12及び出力
ポート23は、ともに初期状態にリセットされることと
なる。従って、本実施例では、電源電圧が、通信制御回
路が正常な通信制御を行えなくなる恐れのある、VL≧
電源電圧>VRの場合には、通信制御回路をリセット
し、出力ポートの出力は正常状態を保持できるようにす
る。また、本実施例では、電源電圧が、多重伝送装置が
正常動作できなくなる恐れのある、電源電圧≦VRの場
合には、通信制御回路及び出力ポートをリセットする。
このため、多重伝送装置を誤動作させることなく負荷の
制御を継続できるので、システム設計を容易にし、デー
タ伝送の対象信号も増やすことが可能となる。これによ
り、例えば本実施例の多重伝送装置を自動車のようにク
ランキング時等で、容易に電源電圧の異常変動が生じる
考えられるものに用いた場合でも、多重伝送装置の誤動
作を防止でき、データ伝送の通信性を向上させることが
できる。
【0023】図4は、本発明に係る多重伝送装置の構成
を示す第2実施例のブロック図である。図4において、
図1と異なる構成は、パワーオンリセット回路29と、
第1の低電圧検出回路24とパワーオンリセット回路2
9からの信号が入力するAND回路30を付加させた点
である。本実施例の多重伝送装置31では、パワーオン
リセット回路29は、電源回路19と接続され、電源オ
ン時に、電源電圧がある設定電圧になった時点から一定
時間TW経過後にリセットを解除するものである。すな
わち、電源のたち上げ時には、電源電圧が不安定な状態
にあるため、多重伝送装置が誤動作する恐れがある。こ
れを解除するため本実施例では、電源オン時には、電源
電圧がある設定電圧になっても、上記電源電圧が安定す
るまでの時間経過した後にリセットを解除するように、
パワーオンリセット回路29を設ける。
【0024】上記パワーオンリセット回路29は、取り
込んだ電源電圧の電圧値が設定電圧、例えばVRより高
くなったかどうか検出し、電源電圧>VRになると、内
部のタイマ機能によりカウントした一定時間TW経過後
に、“H”レベルの信号(リセット解除信号)をアンド
回路30に出力する。なお、パワーオンリセット回路2
9に設定される設定電圧は、電源のたち上げが認識でき
るものであれば良いので、VRに限るものではなく、任
意に設定されるものである。
【0025】AND回路30は、第1の低電圧検出回路
24とパワーオンリセット回路29から入力する信号の
論理積をとり、その演算結果を出力ポート23とAND
回路28に出力している。本実施例では、電源が立ち上
がって電源電圧>VRになると(図5(a)参照)、第1の
低電圧検出回路19は、“H”レベルの検出信号をアン
ド回路30に出力する。この時、パワーオンリセット回
路29も、電源電圧>VRを検出するが、すぐにはリセ
ット解除信号を出力することなく、図5(b)に示すよう
に、一定時間TW経過後に、“H”レベルのリセット解
除信号をアンド回路30に出力する。アンド回路30で
は、第1の低電圧検出回路19とパワーオンリセット回
路29の検出出力に基づく論理演算が行われ、TW時間
経過前にはリセット信号を出力し、上記TW時間経過後
にリセット解除信号を出力する。これにより、出力ポー
ト23は、電源の立ち上げからTW時間経過後にリセッ
トが解除されることとなる。
【0026】従って、本実施例では、電源電圧が不安定
な状態にある電源のたち上げ時から一定時間経過後に、
出力ポートのリセットを解除するので、出力ポートの出
力は、これによって正常な状態になり、多重伝送装置の
誤動作が防止される。図6は、本発明に係る多重伝送装
置の構成を示す第3実施例のブロック図である。図6に
おいて、図1と異なる点は、登録された全ての多重伝送
装置から返送されるACK信号の管理を行うACK管理
機能や受信データに基づく負荷制御及び通信制御回路1
2への送信要求等の制御機能を有するCPUコア32を
通信制御回路12とともにリセットする構成にした点で
ある。
【0027】すなわち、多重伝送装置33では、電源電
圧>VLの場合には、正常動作が可能であるが、VL≧電
源電圧の場合には、CPUコア32も、通信制御回路1
2と同様に誤動作の恐れがある。そこで、本実施例で
は、AND回路28の論理演算結果を、通信制御回路1
2とCPUコア32に出力するように構成する。これに
より、本実施例の多重伝送装置33では、電源電圧がV
L以下になると、出力ポート23は、リセットされずに
動作状態が保持させるが、通信制御回路12及びCPU
コア32は、第2の低電圧検出回路25からアンド回路
28を介して入力するリセット信号によって、初期状態
にリセットされる。また、電源電圧がVR以下になる
と、上記通信制御回路12とCPUコア32とともに、
出力ポート23もリセットされる。
【0028】従って、本実施例では、第1の低電圧検出
回路及び第2の低電圧検出回路のいずれの検出出力によ
っても、通信制御回路とCPUコアをリセットすること
ができ、これにより多重伝送装置の誤動作を防止でき、
データ伝送の通信性を向上させることができる。なお、
上記実施例において、伝送路のトポロジーは、バス型、
リング型又はスター型等、いずれのものにも適用が可能
である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、他の
多重伝送装置と共通の伝送路を介して接続され、該伝送
路に伝送されるフレームの受信制御を行う通信制御手段
と、該通信制御手段で受信したフレーム内のデータを出
力するポート手段とを有し、電源手段から供給される電
源電圧によって動作して、前記他の多重伝送装置との間
でデータ通信を行う多重伝送装置において、前記電源電
圧のうちの第1の電圧を検出し、該検出結果に応じて、
前記ポート手段及び通信制御手段を初期状態に設定する
第1の状態設定手段と、前記電源電圧のうちの第2の電
圧を検出し、該検出結果に応じて、前記ポート手段の動
作状態を保持させるとともに、前記通信制御手段を初期
状態に設定する第2の状態設定手段とを備えたので、比
較的小さな電源電圧の変動に対しては、ポート出力を保
持させて、システム設計を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多重伝送装置の構成を示す第1実
施例のブロック図である。
【図2】多重伝送装置間で伝送されるデータフレームの
フォーマットの一例と、受信データと出力ポートの関係
の一例を示す図である。
【図3】電源電圧の変動に対応した各回路の出力を示す
波形図である。
【図4】本発明に係る多重伝送装置の構成を示す第2実
施例のブロック図である。
【図5】電源電圧の変動に対応したパワーオンリセット
回路の出力を示す波形図である。
【図6】本発明に係る多重伝送装置の構成を示す第3実
施例のブロック図である。
【図7】従来の多重伝送装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】図7の従来例における低電圧検出回路の検出出
力を示す波形図である。
【符号の説明】
10,21,31,33,35 多重伝送装置 11 バスインターフェース回路 12 通信制御回路 14 出力回路 15 負荷 19 電源回路 20,24,25 低電圧検出回路 23 出力ポート 28,30 アンド回路 29 パワーオンリセット回路 MB バス(伝送路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 裕 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 坂本 裕昭 広島県安芸郡府中町新地3−1 マツダ株 式会社内 (72)発明者 信時 宜和 広島県安芸郡府中町新地3−1 マツダ株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の多重伝送装置と共通の伝送路を介し
    て接続され、該伝送路に伝送されるフレームの受信制御
    を行う通信制御手段と、該通信制御手段で受信したフレ
    ーム内のデータを出力するポート手段とを有し、電源手
    段から供給される電源電圧によって動作して、前記他の
    多重伝送装置との間でデータ通信を行う多重伝送装置に
    おいて、 前記電源電圧のうちの第1の電圧を検出し、該検出結果
    に応じて、前記ポート手段及び通信制御手段を初期状態
    に設定する第1の状態設定手段と、 前記電源電圧のうちの第2の電圧を検出し、該検出結果
    に応じて、前記ポート手段の動作状態を保持させるとと
    もに、前記通信制御手段を初期状態に設定する第2の状
    態設定手段とを備えたことを特徴とする多重伝送装置。
  2. 【請求項2】 他の多重伝送装置と共通の伝送路を介し
    て接続され、該伝送路に伝送されるフレームの受信制御
    を行う通信制御手段と、該通信制御手段で受信したフレ
    ーム内のデータを出力するポート手段とを有し、電源手
    段から供給される電源電圧によって動作して、前記他の
    多重伝送装置との間でデータ通信を行う多重伝送装置に
    おいて、 前記電源電圧のうちの第1の電圧を検出し、該検出結果
    に応じて、前記ポート手段及び通信制御手段を初期状態
    に設定する第1の状態設定手段と、 前記電源電圧のうちの第2の電圧を検出し、該検出結果
    に応じて、前記ポート手段の動作状態を保持させるとと
    もに、前記通信制御手段を初期状態に設定する第2の状
    態設定手段と、 前記電源手段の立ち上がりを検出し、該検出結果に応じ
    て、前記第2の状態設定手段による状態設定の動作を遅
    延させる遅延手段を備えたことを特徴とする多重伝送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の状態設定手段は、前記電源電
    圧が、前記ポート手段及び通信制御手段が正常動作でき
    ない第1の電圧以下であることを検出し、前記第2の状
    態設定手段は、前記電源電圧が、前記通信制御手段が正
    常動作できず、かつ、前記第1の電圧より高い電圧値の
    第2の電圧以下であることを検出することを特徴とする
    請求項1又は2記載の多重伝送装置。
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