JPH07272785A - 電気接続装置 - Google Patents

電気接続装置

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JPH07272785A
JPH07272785A JP6153094A JP6153094A JPH07272785A JP H07272785 A JPH07272785 A JP H07272785A JP 6153094 A JP6153094 A JP 6153094A JP 6153094 A JP6153094 A JP 6153094A JP H07272785 A JPH07272785 A JP H07272785A
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cord
blade
screw
outlet
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Motoyuki Koda
基幸 香田
Mikio Hirai
幹男 平井
Yoshimitsu Tsukawaki
義光 塚脇
Yutaka Kato
豊 加藤
Kenji Koto
健二 古藤
Keimei Osawa
啓明 大沢
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 栓刃をカバーを被せる前にボディに簡単且つ
確実に固定する。 【構成】 ボディ1に設けた栓刃収納部2に被係止部3
を設ける。栓刃収納部2に栓刃4を収納すると共に栓刃
4に設けた圧入係止部5を被係止部3に圧入係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラグやコードコネク
ターやコンセント等の電気接続装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プラグへの栓刃の固定、あるいは
コードコネクターへの端子板の固定に当たっては、いず
れもボディとカバーで栓刃又は端子板を挟み込みにより
取付けていた。また、実公平5ー5666号公報や、特
公平5ー9909号公報等に示されたコンセントやコネ
クターには端子板等の導電金具をねじ止めで止めるもの
が開示してある。しかして、ボディとカバーで栓刃又は
端子板を挟み込みにより取付けるものにおいては、カバ
ーを被せるまで栓刃又は端子板が固定されず、コード結
線が非常に困難になるという問題があり、また、ねじ止
めによるものはねじ締め作業が必要で導電金具の取付け
が面倒となるという問題があった。
【0003】また、コードコネクターやコンセントにプ
ラグを差し込んだ際に確実に接続しているかどうかが確
認しにくく、中途半端な挿入状態で不確実な接続がなさ
れる可能性があった。また、プラグ6のコード挿通用凹
部15にコードを挿通して接続する際、太い電線の場合
には図49のクロスハッチングで示すノックアウト部9
0を切断して径の大きいコードに対応するようにしてい
るが、いったんノックアウト部90を切断してしまうと
径の小さいコードには使用が不可能となるとう問題があ
った。図48中17はコードグリップ、19はねじ具、
20はナット、16は太い電線の場合のコード支持部で
ある。
【0004】また、実公平5ー5666号公報や、特公
平5ー9909号公報等に示されたコードコネクター7
においては、例えば、図49のように刃受けばね29を
略U字状に形成し、組立ねじを挿通されるねじ具挿入孔
32を設けたボス部33をプラグ差込み口9側に近づけ
て配置し、刃受けばね29全体をねじ具挿入孔32を設
けたボス部33よりもプラグ差込み口9側から離れた位
置に配置していた。このため、プラグ差込み口9側の端
部に衝撃が加わるとねじ具挿入孔32付近が(つまり図
50でイで示す部分が)破損しやすいという問題があっ
た。また、この刃受けばね29の取付けに当たっても、
挟み込みによるものであって、カバーを取付けるまで安
定しないという問題があった。
【0005】また、実公平5ー5666号公報や、特公
平5ー9909号公報等に示されたプラグやコードコネ
クターにおいて両側面に対称に突起を設けて指で掴んで
差込んだり、引き抜いたりする際の指の滑り止めとして
いるが、これは単なる滑り止めの機能しかなく、抜き差
し時における方向性を確認するための機能はなかった、
このため、暗い所で抜き差しをするとプラグやコードコ
ネクターの表裏が判りずらく、抜き差しに時間がかかっ
た。
【0006】また、従来にあっては、結線に当たり、端
子ねじを外すと座金もはずれてしまって、結線作業が面
倒になるという問題があった。また、舞台用照明器具の
極配置はプラグ差込み口が広いため、フロアコンセント
として使用されると内部にほこり等がたまり、短絡等の
可能性があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その主な目的
とするところは、栓刃又は端子をカバーを被せる前にボ
ディに簡単且つ確実に固定できるようにすることにあ
る。また、別の目的とするところは、プラグをコードコ
ネクターやコンセントに差し込んだ際に、接続が確実に
行われていることが、確認できるようにすることにあ
り、また、別の目的とするところは、径の異なるコード
を簡単且つ確実にコードグリップで保持できるようにす
ることにあり、また、別の目的とするところは、コード
グリップによるコードの支持が確実にできるようにする
ことにあり、また、別の目的とするところは、ねじ具挿
入孔を設けたボス部をプラグ差込み口から離して配置し
ても刃受けばねを取付けることができて、ねじ具挿入孔
部分が破損しないようにすることにあり、また、刃受け
ばねを簡単且つ確実に固定できるようにすることにあ
り、更に、別の目的とするところは、プラグやコードコ
ネクターの抜き差し時に指の滑りを防止して確実に掴む
ことができると共に接続の方向性が確認できるようにす
ることにあり、また、別の目的とするところは、コンセ
ント施設時に充電側と接地側との極性を間違えても感電
するおそれがないようにすることにあり、また、別の目
的とするところは、端子ねじに結線するに当たり、簡単
に結線ができるようにすることにあり、また、別の目的
とするところは、床用コンセントとして用いる場合には
蓋を外してごみがたまらないようにできるとともに壁用
コンセントとして用いる場合には蓋を付けて裏面側から
電線等が入り込まないようにできるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明の電気接続
装置は、ボディ1に設けた栓刃収納部2に被係止部3を
設け、栓刃収納部2に栓刃4を収納すると共に栓刃4に
設けた圧入係止部5を被係止部3に圧入係止して成るこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、コードコネクター7やコンセント8
に設けた凹形状をしたプラグ差込み口9に差込むための
断面凹形状をした差込み部10をプラグ6外部に突出
し、該断面凹形状をした差込み部10が溝を介して両側
に対向する両側壁部11と該両側壁部11間を連設する
連設壁部12とで断面凹形状に形成され、両側壁部11
と連設壁部12とにそれぞれ栓刃4を沿設し、連設壁部
12の外面部の略中央部よりプラグ6側の位置にプラグ
差込み口9の内壁部に形成したクリック係止用突部13
を乗り越えて係止されるためのクリック用突起部14を
突設することも好ましい。
【0010】また、コードコネクター7のボディ1に設
けた端子板収納部24に被係止部3を設け、端子板収納
部24に端子板26を収納すると共に端子板26に設け
た圧入係止部5を被係止部3に圧入係止することも好ま
しい。また、プラグ6から外部に突出した断面凹形状を
した差込み部10が差し込まれる凹形状をしたプラグ差
込み口9をコードコネクター7に形成し、該プラグ差込
み口9の一内壁部の中央部に位置決め用中央突部27を
突設し、プラグ差込み口9の位置決め用中央突部27と
対向する内壁部に、プラグ6の差込み部10をプラグ差
込み口9に差し込んだ際に差込み部10に突設したクリ
ック用突起部14が乗り越えるためのクリック係止用突
部13を突設することも好ましい。
【0011】また、コードコネクター7において、一端
部に接点28を備え且つ他端部に取付け部30を有する
刃受けばね29にボディ1に設けたカバー21とボディ
1とを結合する組立ねじ31が挿通されるねじ具挿入孔
32を設けたボス部33の側部に沿って屈曲し且つプラ
グ6の栓刃4が弾接される栓刃弾接部34を設け、刃受
けばね29の取付け部30をボディ1のボス部33より
もプラグ差込み口9側に近い位置に取付け、刃受けばね
29に設けた接点をボディ1のボス部33よりもプラグ
差込み口9側から離れた位置に取付けることも好まし
い。
【0012】また、コードコネクター7の刃受けばね2
9の取付け部30に係止突部37を設け、刃受けばね2
9の取付け部30をボディ1の取付け部はめ込み用凹部
38にはめ込むと共に係止突部37を取付け部はめ込み
用凹部38の側壁部に圧接することも好ましい。また、
プラグ6やコードコネクター7のボディ1の端部にコー
ド挿通用凹部15を形成し、該コード挿通用凹部15の
底にコード支持部16を設け、コード挿通用凹部15を
跨ぐようにコードグリップ17を架け渡し、コードグリ
ップ17を貫通したねじ具19をボディ1のねじ挿入孔
18に挿通し、該ねじ具19に螺合するナット20をね
じ挿入孔18のコードグリップ17と反対側の大径孔部
18aに配置し、ボディ1とカバー21とに囲まれた部
分にコードグリップ17を上下移動可能とするとともに
ねじ具19が突出可能な隙間22を形成することも好ま
しい。
【0013】また、プラグ6やコードコネクター7のボ
ディ1の端部にコード挿通用凹部15を形成し、該コー
ド挿通用凹部15の底にコード支持部16を設け、コー
ド挿通用凹部15を跨ぐようにコードグリップ17を架
け渡し、ボディ1のねじ挿入孔18に挿通したねじ具1
9をコードグリップ17に設けた雌ねじ部17aに螺合
し、ボディ1とカバー21とに囲まれた部分にコードグ
リップ17を上下移動可能とする隙間22を形成するこ
とも好ましい。
【0014】また、プラグ6やコードコネクター7のボ
ディ1にカバー21を取付けて構成した外殻体39の両
側面部にそれぞれ突起40を設け、該突起40を両側面
部で非対称とすることも好ましい。また、プラグ6が接
続されるコンセント8において、プラグ6の栓刃4をコ
ンセント8に差し込んだ際に栓刃4により押圧される一
対の刃受けばね71を設け、該一対の刃受けばね71に
それぞれ栓刃4により押圧された際にコンセント8内に
配置した端子板41の接点41aに接する接点69を設
けることも好ましい。
【0015】また、ボディ1に端子板41をはめ込み、
端子板41の接続部41bに対向する面に対して座金4
2を配置して端子ねじ43により座金42を端子板41
の接続部41bに締め付けるものにおいて、ボディ1に
端子ねじ43による移動方向にのみ座金42を移動可能
に収納する座金収納部44を設けることも好ましい。ま
た、コンセント8に両面に貫通する貫通孔部45を設
け、該貫通孔部45の一方の開口部をプラグ差込み口9
とすると共に他方の開口部を着脱自在な蓋47で遮蔽す
ることも好ましい。
【0016】
【作用】しかして、上記のような構成の本発明によれ
ば、プラグ6のボディ1に設けた栓刃収納部2に被係止
部3を設け、栓刃収納部2に栓刃4を収納すると共に栓
刃4に設けた圧入係止部5を被係止部3に圧入係止した
り、コードコネクター7のボディ1に設けた端子板41
収納部24に被係止部3を設け、端子板41収納部24
に端子板41を収納すると共に端子板41に設けた圧入
係止部5を被係止部3に圧入係止するこで、栓刃や端子
板41を圧入係止という簡単な構成でボディ1に固定で
きて、カバー21をボディ1に取付ける前に栓刃4や端
子板41を簡単且つ確実にボディ1に固定できることに
なる。
【0017】また、コードコネクター7やコンセント8
に設けた凹形状をしたプラグ差込み口9に差込むための
断面凹形状をした差込み部10をプラグ6外部に突出
し、該断面凹形状をした差込み部10が溝を介して両側
に対向する両側壁部11と該両側壁部11間を連設する
連設壁部12とで断面凹形状に形成され、両側壁部11
と連設壁部12とにそれぞれ栓刃4を沿設し、連設壁部
12の外面部の略中央部よりプラグ6側の位置にプラグ
差込み口9の内壁部に形成したクリック係止用突部13
を乗り越えて係止されるためのクリック用突起部14を
突設することで、プラグ6から外部に突出した断面凹形
状をした差込み部10を差し込む際に、確実な接続が行
われているかどうかがクリック感によって確認できるこ
とになる。
【0018】また、コードコネクター7において、一端
部に接点28を備え且つ他端部に取付け部30を有する
刃受けばね29にボディ1に設けたカバー21とボディ
1とを結合する組立ねじ31を挿通されるねじ具挿入孔
32を設けたボス部33の側部に沿って屈曲し且つプラ
グ6の栓刃が弾接される栓刃弾接部34を設け、刃受け
ばね29の取付け部30をボディ1のボス部33よりも
プラグ差込み口9側に近い位置に取付け、刃受けばね2
9に設けた接点28をボディ1のボス部33よりもプラ
グ差込み口9側から離れた位置に取付けることで、ねじ
具挿入孔32をプラグ差込み口9から離すことができ
て、プラグ差込み口9部分に衝撃が加わってもねじ具挿
入孔32部分が破損しないようにしている。
【0019】また、刃受けばね29の取付け部30に係
止突部37を設け、刃受けばね29の取付け部30をボ
ディ1の取付け部はめ込み用凹部38にはめ込むと共に
係止突部37を取付け部はめ込み用凹部38の側壁部に
圧接することで、刃受けばね29を簡単且つ確実にボデ
ィ1に固定できるものである。また、プラグ6やコード
コネクター7のボディ1の端部にコード挿通用凹部15
を形成し、該コード挿通用凹部15の底にコード支持部
16を設け、コード挿通用凹部15を跨ぐようにコード
グリップ17を架け渡し、コードグリップ17を貫通し
たねじ具19をボディ1のねじ挿入孔18に挿通し、該
ねじ具19に螺合するナット20をねじ挿入孔18のコ
ードグリップ17と反対側の大径孔部18aに配置し、
ボディ1とカバー21とに囲まれた部分にコードグリッ
プ17を上下移動可能とするとともにねじ具19が突出
可能な隙間22を形成したり、あるいは、ボディ1の端
部にコード挿通用凹部15を形成し、該コード挿通用凹
部15の底にコード支持部16を設け、コード挿通用凹
部15を跨ぐようにコードグリップ17を架け渡し、ボ
ディ1のねじ挿入孔18に挿通したねじ具19をコード
グリップ17に設けた雌ねじ部17aに螺合し、ボディ
1とカバー21とに囲まれた部分にコードグリップ17
を上下移動可能とする隙間22を形成することで、コー
ド挿通用凹部15にコードKを挿入してコード支持部1
6とコードグリップ17とによりコードKを挟んでねじ
具19により締め付ける際、コードKの径の大小はコー
ドグリップ17の隙間22内における移動量を変化させ
て調整できるものである。
【0020】また、プラグ6やコードコネクター7のボ
ディ1にカバー21を取付けて構成した外殻体39の両
側面部にそれぞれ突起40を設け、該突起40を両側面
部で非対称とすることで、抜き差し時における指の滑り
止めの役目をするだけでなく、差込み時におけるプラグ
6やコードコネクター7の表裏が判ることになる。ま
た、プラグ6が接続されるコンセント8において、プラ
グ6の栓刃4をコンセント8に差し込んだ際に栓刃4に
より押圧される一対の刃受けばね71を設け、該一対の
刃受けばね71にそれぞれ栓刃4により押圧された際に
コンセント8内に配置した端子板41の接点41aに接
する接点69を設けることで、コンセント8施設時に充
電側と接地側との極性を間違えても感電しないようにで
きる。
【0021】また、ボディ1に端子板41をはめ込み、
端子板41の接続部41bに対向する面に対して座金4
2を配置して端子ねじ43により座金42を端子板41
の接続部41bに締め付けるものにおいて、ボディ1に
端子ねじ43による移動方向にのみ座金42を移動可能
に収納する座金収納部44を設けることで、端子ねじ4
3を外すことなく緩めただけの状態で屋内配線用ビニル
被覆電線を座金42と端子板41の接続部41bとの間
に介在し、その後端子ねじ43を締め付けることによる
結線、あるいは端子ねじ43を外すことなく緩めただけ
の状態で電線を座金42と端子板41の接続部との間に
おいて端子ねじ43に巻き付け、その後端子ねじ43を
締め付けることによる結線、あるいは、端子ねじ43を
外すと共に座金42は座金収納部44に収納したままの
状態でねじ挿入孔を有する圧着端子を座金42と端子板
41の接続部との間に差込み、その後端子ねじ43を接
続部の孔、圧着端子のねじ挿入孔を通して座金42に螺
合して結線するという種々の結線が可能となる。
【0022】また、コンセント8に両面に貫通する貫通
孔部45を設け、該貫通孔部45の一方の開口部をプラ
グ差込み口9とすると共に他方の開口部を着脱自在な蓋
47で遮蔽するものにおいては、床用コンセント8とし
て用いる場合には蓋47を外してごみがたまらないよう
にし、壁用コンセント8として用いる場合には蓋47を
付けて裏面側から電線等が入り込まないようにするもの
である。
【0023】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。図1乃至図14には本発明の電気接続装
置としてのプラグ6の例が示してある。1はボディであ
り、内部を仕切り壁で仕切って3つの栓刃収納部2とコ
ード挿通用凹部15とが設けてある。各栓刃収納部2に
は側壁から内部に向かって被係止部3となる突リブが突
設してある。プラグ6には栓刃4は3つ取付けられる
が、そのうちの一つは接地極用の栓刃となるものであ
り、実施例では中央部に配置される。該栓刃4はいずれ
も端部を折り返してあって、該折り返し部分に圧入係止
部5となる切欠部が形成してある。該圧入係止部5とな
る切欠部は、図1、図7に示すように入口側が広くなっ
た案内部5aとなり、更に中程の最も巾狭となった巾狭
部5bを有し、奥が広くなった巾広部5cとなった構成
となっている。そして、各栓刃4はそれぞれ栓刃収納部
2に差し込まれて収納されるが、この場合、圧入係止部
5を被係止部3に圧入係止することで栓刃4をボディ1
に取付けるものである。この場合、圧入係止部5を構成
する切欠は案内部5aにより案内されながら突リブより
なる被係止部3に巾狭部5bが弾性的に圧接しつつ圧入
されることになる。このようにしてボディ1に栓刃3を
圧入固定することで、カバー21をボディ1に被せて組
立ねじ31により固定される前でも、栓刃3が固定状態
に保持されることになり、したがって、コード挿通用凹
部15に挿通して取り付けるコードの電線を栓刃4にね
じ50により取付ける作業が栓刃3のがたつきや外れが
ない状態で簡単且つ確実に行えることになる。
【0024】コード挿通用凹部15は図1、図4に示す
ようにボディ1の栓刃収納部2と反対側の端部に設けて
ある。このコード挿入用凹部15は本発明においては、
図13に示すように、底部に先端が鋸刃状をしたコード
支持部16が設けてあり、また、コード挿通用凹部15
を跨ぐようにコードグリップ17を架け渡してある。コ
ードグリップ17の孔にはねじ具19が上方から挿入し
てあり、該ねじ具19はボディ1に設けたねじ挿入孔1
8に挿通してある。ねじ挿入孔18はコードグリップ1
7と反対側が大径孔部18aとなっており、ねじ具19
に螺合するナット20がこの大径孔部18aに配置して
ある。ここで、ボディ1とカバー21とに囲まれた部分
にコードグリップ17を上下移動可能とするとともにね
じ具19が突出可能な隙間22が形成してある。つま
り、最小径のコードKをコード挿通用凹部15に通して
コードグリップ17で挟持する場合にはねじ具19を締
めると図13(a)に示すようにコードグリップ17が
ボディ1に当たり且つナット20が大径孔部18aの孔
底に当たった状態で締結される。この場合ねじ具19は
ねじ挿入孔18の下端開口付近に位置するがボディ1よ
りも外部に突出しない長さとなっている。次に、コード
Kの径が大きくなるとその分コードグリップ17がボデ
ィ1上面からはなれ、最大径のコードKをコード挿通用
凹部15に通してコードグリップ17で挟持する場合に
は図13(b)に示すようにコードグリップ17がカバ
ー21に接する程度まで上昇した状態でコードKを挟持
する。この状態ではねじ具19の先端は大径孔部18a
の孔底に当たった状態のナット20付近に位置すること
になる。つまり、ボディ1とカバー21とに囲まれた部
分にコードグリップ17を上下移動可能とするとともに
ねじ具19が突出可能な隙間22を設けることで、図1
3(a)の状態から図13(b)の状態までの径の異な
るコードKに対応できるものである。
【0025】図14には他の実施例が示してあり、この
実施例においては、コード挿通用凹部15を跨ぐように
架け渡したコードグリップ17にはカウンターシンク加
工により雌ねじ部17aが形成してある。しかして、こ
の実施例においては、ボディ1に設けたねじ挿入孔18
に挿入したねじ具19をコードグリップ17の雌ねじ部
17aに螺合するようになっている。そして、ボディ1
とカバー21とに囲まれた部分にコードグリップ17を
上下移動可能とする隙間22が形成してある。また、該
隙間22にはねじ具19が突出している。しかして、こ
の実施例においては、最小径のコードKをコード挿通用
凹部15に通してコードグリップ17で挟持する場合に
はねじ具19を締めると図14(a)に示すようにコー
ドグリップ17がボディ1に当たり且つナット20が大
径孔部18aの孔底に当たった状態で締結される。次
に、コードAの径が大きくなるとその分コードグリップ
17がボディ1上面からはなれ、最大径のコードKをコ
ード挿通用凹部15に通してコードグリップ17で挟持
する場合が図1(b)の状態であり、この状態でははね
じ具19の先端はコードグリップ17の雌ねじ部17a
の近くに位置している。このように、本実施例でもボデ
ィ1とカバー21とに囲まれた部分にコードグリップ1
7を上下移動可能とする隙間22を設けることで、図1
4(a)の状態から図14(b)の状態までの径の異な
るコードKに対応できるものである。
【0026】ボディ1とカバー21とには外部に向けて
突出部10a、10bが突出してあり、ボディ1とカバ
ー2とを合わせた状態で組立ねじ31により固定した際
に突出部10a、10bが合わさって、該突出部10
a、10bにより断面凹形状をした差込み部10が形成
される。この断面凹形状をした差込み部10は凹状の溝
を介して両側に両側壁部11が対向して設けてあり、更
に該両側壁部11の一端間は連設壁部12により連設し
てあって断面凹形状に形成してある。両側壁部11と連
設壁部12とにそれぞれ栓刃4の先端部が沿設してあ
り、この栓刃4のうち連設壁部12に沿設した栓刃4が
接地極用の栓刃4となっている。差込み部10の連設壁
部12の外面部の略中央部よりプラグ6側にずれた位置
にクリック用突起部14が突設してある。また、差込み
部10の連設壁部12の突出基部付近には更に位置決め
突部55が突設してある。
【0027】図15乃至図31には本発明の電気接続装
置としてのコードコネクター7が示してある。1はボデ
ィであり、内部を仕切り壁で仕切って3つの端子板収納
部24とコード挿通用凹部15とが設けてある。各端子
板収納部24には側壁から内部に向かって被係止部3と
なる突リブが突設してある。端子板26は3つ取付けら
れるが、そのうちの一つは接地極用の端子板となるもの
であり、実施例では中央部に配置される。該端子板26
は略コ字状に折り返してあり、コ字状の側片に圧入係止
部5となる切欠部が形成してある。該圧入係止部5とな
る切欠部は、前述のプラグのボディ1に圧入固定する栓
刃4に設ける圧入係止部5となる切欠部と同じ構成をし
ている。そして、各端子板26はそれぞれ端子板収納部
24に差し込まれて収納されるが、この場合、圧入係止
部5を被係止部3に圧入係止することで端子板26をボ
ディ1に取付けるものである。この場合、圧入係止部5
を構成する切欠部は案内部5aにより案内されながら突
リブよりなる被係止部3に巾狭部5bが弾性的に圧接し
ながら圧入されることになる。このようにしてボディ1
に端子板26を圧入固定することで、カバー21をボデ
ィ1に被せて組立ねじ31により固定される前でも、端
子板26が固定状態に保持されることになり、したがっ
て、コード挿通用凹部15に挿通して取り付けるコード
の電線を端子板26にねじ50により取付ける作業が端
子板26のがたつきや外れがない状態で簡単且つ確実に
行えることになる。
【0028】また、コードコネクター7には、プラグ6
から外部に突出した断面凹形状をした差込み部10が差
し込まれる凹形状をしたプラグ差込み口9が形成してあ
る。このプラグ差込み口9の一内壁部の中央部には位置
決め用中央突部27が突設してあり、プラグ差込み口9
の位置決め用中央突部27と対向する内壁部に、プラグ
6の差込み部10をプラグ差込み口9に差し込んだ際に
差込み部10に突設したクリック用突起部14が乗り越
えるためのクリック係止用突部13が突設してある。プ
ラグ差込み口9の位置決め用中央突部27を挟んだ両側
壁には両側に位置する端子板26に設けた接点58が位
置し、さらに図18、図19、図28に示すように、こ
の接点58よりも内側に刃受けばね29が配置してあ
る。また、プラグ差込み口9の位置決め用中央突部27
を突設した方の内壁の位置決め用中央突部27よりも奥
側には接地極用端子板26から一体に連出した接触ばね
片57が位置している。
【0029】刃受けばね29は略J字状をしており、一
端部に端子板26の接点58に対向する接点28が設け
てあり、他端部には直板状の取付け部30を設けてあ
り、更に、刃受けばね29にねじ具挿入孔32を設けた
ボス部33の側部に沿って屈曲し且つプラグ6の栓刃が
弾接されるための栓刃弾接部34が設けてある。このボ
ス部33とプラグ差込み口9との間のボディ1部分に取
付け部はめ込み用凹部38が設けてある。刃受けばね2
9の取付け部30には係止突部37が突設してあり、刃
受けばね29の取付け部30をボディ1の取付け部はめ
込み用凹部38にはめ込むと共に係止突部37を取付け
部はめ込み用凹部38の側壁部に圧接することで、刃受
けばね29を簡単且つ確実にボディ1に固定してある。
このように、ボス部33とプラグ差込み口9との間のボ
ディ1部分に取付け部はめ込み用凹部38を設ける分だ
け、必然的にボス部33は図18に示すようにプラグ差
込み口9から離れて配置されることになり、この結果、
プラグ差込み口9部分に衝撃が加わってもねじ具挿入孔
32を設けたボス部33部分が破損しにくいようになっ
ている。
【0030】しかして、プラグ6から外部に突出した断
面凹形状をした差込み部10をコードコネクター7のプ
ラグ差込み口9に差し込んだ際、図28のように、差込
み部10の両側に沿設した一対の栓刃4がそれぞれ刃受
けばね29の栓刃弾接部34に弾接して各接点28が端
子板26の接点58に接触する。この場合、一対の刃受
けばね29にそれぞれ栓刃4により押圧された際にコー
ドコネクター7内に配置した端子板26の接点58に接
する接点28を設けることで、極性を間違って接続して
も抜き差しする際に負荷に影響を与えないようにできる
ものである。また、この時、中央に位置する接地極用栓
刃4は図31に示すように、接地極用端子板から一体に
連出した接触ばね片57に弾接するものである。
【0031】ここで、プラグ6から外部に突出した断面
凹形状をした差込み部10をコードコネクター7のプラ
グ差込み口9に差し込んだ際、差込み部10に突設した
クリック用突起部14が図31(a)、(b)、(c)
の順序でクリック係止用突部13を乗り越えることで、
差込み時にクリック感が得られるようになっている。そ
して、クリック係止用突部13を完全に乗り越えた状態
が栓刃4が確実に刃受けばね29に弾接して接点28が
接点58に確実に接触し且つ接地極用栓刃4が接触ばね
片57に確実に弾接した状態であり、したがって、前記
差込み時にクリック感を得ることで確実にプラグ6が接
続されたことが理解される。
【0032】ところで、プラグ6から外部に突出した断
面凹形状をした差込み部10をコードコネクター7や後
述のコンセントのプラグ差込み口9に差し込んだ際、図
31(c)や図11(c)のように差込み部10の連設
壁部12の突出基部付近に設けた位置決め突部55が差
込み部10を押し上げて、位置決め用中央突部27に差
込み部10の凹溝部分がぴったりとはめ込まれるように
位置決めがなされるものである。この時、上記クリック
感を得るためのクリック用突起部14が図12のように
はめ込み状態でボディ1(図12ではコンセント8のボ
ディ1が示してある)に圧接するように設定してある
と、クリック感を得るためのクリック用突起部14も位
置決め突部55と同じ位置決めの役目を兼用することに
なる。
【0033】コードコネクター7のボディ1に設けたコ
ード挿通用凹部15にはプラグ6の場合と同様に底部に
先端が鋸刃状をしたコード支持部16が設けてあり、ま
た、コード挿通用凹部15を跨ぐようにコードグリップ
17を架け渡してある。コードグリップ17の孔にはね
じ具19が上方から挿入してあり、該ねじ具19はボデ
ィ1に設けたねじ挿入孔18に挿通してある。ねじ挿入
孔18はコードグリップ17と反対側が大径孔部18a
となっており、ねじ具19に螺合するナット20がこの
大径孔部18aに配置してある。ここで、ボディ1とカ
バー21とに囲まれた部分にコードグリップ17を上下
移動可能とするとともにねじ具19が突出可能な隙間2
2が形成してある。したがって、図13に示すプラグ6
の場合と同様に径の異なるコードKに対応できるように
なっている。ここで、コードコネクター7におけるコー
ドグリップ17とねじ具19の関係を図14のようにし
てもよいものである。
【0034】プラグ6やコードコネクター7のボディ1
にカバー21を取付けて構成した外殻体39の両側面部
にそれぞれ突起40を設けてあり、該突起40によりプ
ラグ6やコードコネクター7を指で摘んで抜き差しする
際に指が滑らないようにしてある。ここで、図29、図
30においては外殻体39の両側面部に設けた突起40
は非対称となっている。このように、外殻体39の両側
面部に設けた突起40を非対称とすることで、抜き差し
時における指の滑り止めの役目をするだけでなく、差込
み時における方向性が判るものである。
【0035】次に、プラグ6が差し込まれるコンセント
8につき図32乃至図47に基づいて説明する。コンセ
ント8の外殻はボディ1にカバー21を被せて組立ねじ
31により固定して構成してある。ボディ1には端子板
41の接続部41bをはめ込むための接続部はめ込み部
61が3つ(一側部に2個、他側部に1個合計3個)設
けてあり、各接続部はめ込み部61にそれぞれ3つの端
子板41の接続部41bがはめ込んである。ボディ1に
は各接続部はめ込み部61よりも内側にそれぞれ支持板
受け部62が設けてあって、支持板63がはめ込んであ
る。そして、ボディ1には各接続部はめ込み部61と支
持板受け部62との間にそれぞれ座金収納部44が設け
てあり、この座金収納部44内に座金42が収納してあ
る。ここで、接続部41bの孔64には端子ねじ43が
挿入してあって座金42のねじ孔65に螺合してあり、
座金42は座金収納部44内において端子ねじ43によ
る移動方向にのみ移動自在となっている。そして、この
ように、ボディ1に端子ねじ43による移動方向にのみ
座金42を移動可能に収納する座金収納部44を設ける
ことで、端子ねじ43を外すことなく緩めただけの状態
で屋内配線用ビニル被覆電線を座金42と端子板41の
接続部41bとの間に介在し、その後端子ねじ43を締
め付けることによる結線が可能であり、また、端子ねじ
43を外すことなく緩めただけの状態で電線を座金42
と端子板41の接続部との間において端子ねじ43に巻
き付け、その後端子ねじ43を締め付けることによる結
線も可能であり、また、端子ねじ43を外すと共に座金
42は座金収納部44に収納したままの状態でねじ挿入
孔を有する圧着端子91を座金42と端子板41の接続
部との間に差込み、その後端子ねじ43を接続部の孔、
圧着端子91のねじ挿入孔を通して座金42に螺合して
結線するという種々の結線が可能となるものである(図
35、図38参照)。
【0036】コンセント8には図36、図39、図4
3、図44、図45等に示すように、表裏両面に貫通す
る貫通孔部45が設けてある。この貫通孔部45の一方
の開口部がプラグ差込み口9となっている。このプラグ
差込み口9の一内壁部の中央部には位置決め用中央突部
27が突設してあり、プラグ差込み口9の位置決め用中
央突部27と対向する内壁部に、プラグ6の差込み部1
0をプラグ差込み口9に差し込んだ際に差込み部10に
突設したクリック用突起部14が乗り越えるためのクリ
ック係止用突部13が突設してある。プラグ差込み口9
の位置決め用中央突部27を挟んだ両側壁には両側に位
置する端子板41に設けた接点41aが位置し、さらに
この接点41aよりも内側に刃受けばね71が配置して
ある。また、プラグ差込み口9の位置決め用中央突部2
7を突設した内壁の位置決め用中央突部27よりも奥側
には接地極用端子板41から一体に連出した接触ばね片
70が位置している。
【0037】刃受けばね71は略U字状をしており、一
端部に端子板41の接点41aに対向する接点69が設
けてあり、他端部の取付け部をボディ1に取付けてあ
る。また、ボディ1には取付け金具80が取付けてあ
る。しかして、プラグ6から外部に突出した断面凹形状
をした差込み部10をコンセント8のプラグ差込み口9
に差し込んだ際、図44のように差込み部10の両側に
沿設した一対の栓刃4がそれぞれ刃受けばね71に弾接
して各接点69が端子板41の接点41aに接触する。
この場合、一対の刃受けばね71にそれぞれ栓刃により
押圧された際にコンセント8内に配置した端子板41の
接点41aに接する接点69を設けることで、コンセン
ト8施設時に充電側と接地側との極性を間違えても感電
しないようにできるものである。また、この時、中央に
位置する接地極用栓刃4は図12に示すように、接地極
用端子板41から一体に連出した接触ばね片70に弾接
するものである。
【0038】ここで、プラグ6から外部に突出した断面
凹形状をした差込み部10をコンセント8のプラグ差込
み口9に差し込んだ際、差込み部10に突設したクリッ
ク用突起部14が図12(a)、(b)、(c)の順序
でクリック係止用突部13を乗り越えることで、差込み
時にクリック感が得られるようになっている。そして、
クリック係止用突部13を完全に乗り越えた状態が栓刃
4が確実に刃受けばね71に弾接して接点69が接点4
1aに確実に接触し且つ接地極用栓刃4が接触ばね片7
0に確実に弾接した状態であり、したがって、前記差込
み時にクリック感を得ることで確実にプラグ6が接続さ
れたことが理解される。
【0039】この実施例においても、プラグ6から外部
に突出した断面凹形状をした差込み部10をコンセント
8のプラグ差込み口9に差し込んだ際、差込み部10の
連設壁部12の突出基部付近に設けた位置決め突部55
が差込み部10を押し上げて、位置決め用中央突部27
に差込み部10の凹溝部分がぴったりとはめ込まれるよ
うに位置決めがなされるものである。この時、上記クリ
ック感を得るためのクリック用突起部14が図12
(c)のようにはめ込み状態でコンセント8のボディ1
に圧接するように設定してあると、クリック感を得るた
めのクリック用突起部14も位置決め突部55と同じ位
置決めの役目を兼用することになる。コンセント8に設
けた貫通孔部45の他方の開口部には着脱自在な蓋47
が着脱自在に取付けてある。裏板47はドライバーなど
でこじることで取り外しが容易にできるように、塩化ビ
ニルなどの変形性を有する合成樹脂製の板を用いる。図
46には裏蓋47の取付け構造の一例が示してある。す
なわち貫通孔部45の他方の開口部には対向する内面と
コーナ部分とに受け突部75が突設してあり、中央部の
受け突部75とコーナ部の受けつ突部75との間で且つ
受け突部75よりも開口端側において係止突起部76が
設けてあり、この係止突起部76は開口端側程突出長さ
が短い略断面三角形をしている。裏蓋47は係止突起部
76の傾斜面をカイドとして係止突起部76を乗り越え
て係止突起部76と受け突部75との間にはめ込まれる
ことで取付けられる。ここで、中央の受け突部75に対
応した裏蓋47の側縁部を受け突部75よりも狭いエリ
アで切欠して切欠部77を形成してあり、裏蓋47を取
り外す場合にはこの切欠部77にマイナスドライバーな
どを差し込んでこじることで取り外すことができるもの
である。
【0040】また、図48には裏蓋47の取付け構造の
他例が示してある。この実施例においては、貫通孔部4
5の他方の開口部には該開口部の内面のうち対向する2
対の内面中央部を除く部分に受け突部75が突設してあ
り、対向する2対の内面の中央部にはそれぞれ係止突起
部76が設けてある。ここで、対向する2対の係止突起
部76のうち一対の係止突起部76のうちの1の係止突
起部76は開口部の開口端側程突出長さが短い断面三角
形の挿入側係止突起部76aとなっており、他の1の一
対の係止突起部76の開口端と反対側の面は上記断面三
角形をした係止突起部76側ほど開口端側に位置するよ
うに傾斜した傾斜面80となっている。更に、傾斜面8
0を設けた係止突起部76と同じ開口部内面に設けた受
け突部75のうち挿入側係止突起部76aと離れる方に
位置する係止突起部76には開口端と反対側に一段後退
させた受け面81を設けてあり、受け面81の挿入側係
止突起部76aと反対側の端部に案内用傾斜面部82が
設けてある。そして、この実施例においては、図47
(d)の矢印方向から裏蓋47を2点鎖線のようにして
挿入して係止突起部76と受け突部75との間にはめ込
まれることで取付けられる。この場合、断面三角形の挿
入側係止突起部76a、傾斜面80、案内用傾斜面部8
2に案内されて裏蓋47が取付けられるものである。
【0041】上記のようにコンセント8に表裏両面に貫
通する貫通孔部45を設け、この貫通孔部45の一方の
開口部をプラグ差込み口9とすると共に他方の開口部を
着脱自在な蓋47で遮蔽することで、コンセント8をフ
ロアコンセント(すなわち床用コンセント)として用い
る場合には蓋47を外して使用するものであり、このよ
うにフロアコンセントとして用いる場合に蓋47を外す
ことで、例えば舞台照明用配線器具のように極配置の関
係でプラグ差込み口9が巾広いものであっても、貫通孔
であるから内部にほこり等が溜まらないようにできるも
のである。一方、壁への埋め込みコンセントとして使用
する場合には、貫通孔部45の他方の開口部に蓋47を
取付けて遮蔽する。このようにすることで、通常の貫通
孔部となっていないコンセントと同様に裏面側から貫通
孔部45に電線等が入り込まないようにできることにな
る。
【0042】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、ボディに設けた栓刃収納部に被係止
部を設け、栓刃収納部に栓刃を収納すると共に栓刃に設
けた圧入係止部を被係止部に圧入係止してプラグを構成
してあるので、栓刃を圧入係止という簡単な構成でボデ
ィに固定できて、コード結線時にカバーを取付けていな
い状態でも栓刃が外れることがなく、組立性(結線性)
が向上するものである。また、この場合、栓刃がはずれ
ないので、栓刃を紛失するおそれもないものである。
【0043】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の発明の効果に加えて、コードコネクターや
コンセントに設けた凹形状をしたプラグ差込み口に差込
むための断面凹形状をした差込み部をプラグ外部に突出
し、該断面凹形状をした差込み部が溝を介して両側に対
向する両側壁部と該両側壁部間を連設する連設壁部とで
断面凹形状に形成され、両側壁部と連設壁部とにそれぞ
れ栓刃を沿設し、連設壁部の外面部の略中央部よりプラ
グ側の位置にプラグ差込み口の内壁部に形成したクリッ
ク係止用突部を乗り越えて係止されるためのクリック用
突起部を突設してあるので、クリック用突起部を利用し
てプラグ挿入時にクリック感が得られて、確実にプラグ
が接続されていることが確認できるものである。
【0044】また、請求項3記載の発明にあっては、ボ
ディに設けた端子板収納部に被係止部を設け、端子板収
納部に端子板を収納すると共に端子板に設けた圧入係止
部を被係止部に圧入係止してコードコネクターを構成し
てあるので、端子板を圧入係止という簡単な構成でボデ
ィに固定できて、コード結線時にカバーを取付けていな
い状態でも端子板が外れることがなく、組立性(結線
性)が向上するものである。また、この場合、端子板が
はずれないので、端子板を紛失するおそれもないもので
ある。
【0045】また、請求項4記載の発明にあっては、請
求項3記載の発明の効果に加えて、プラグから外部に突
出した断面凹形状をした差込み部が差し込まれる凹形状
をしたプラグ差込み口をコードコネクターに形成し、該
プラグ差込み口の一内壁部の中央部に位置決め用中央突
部を突設し、プラグ差込み口の位置決め用中央突部と対
向する内壁部に、プラグの差込み部をプラグ差込み口に
差し込んだ際に差込み部に突設したクリック用突起部が
乗り越えるためのクリック係止用突部を突設してあるの
で、コードコネクターにプラグを挿入した際に、クリッ
ク用突起部の存在によりクリック感が得られ、この結
果、確実に挿入されていることが確認できるものであ
る。
【0046】また、請求項5記載の発明にあっては、請
求項3記載の発明の効果に加えて、一端部に接点を備え
且つ他端部に取付け部を有する刃受けばねに、ボディに
設けたカバーとボディとを結合する組立ねじが挿通され
るねじ具挿入孔を設けたボス部の側部に沿って屈曲し且
つプラグの栓刃が弾接される栓刃弾接部を設け、刃受け
ばねの取付け部をボディのボス部よりもプラグ差込み口
側に近い位置に取付け、刃受けばねに設けた接点をボデ
ィのボス部よりもプラグ差込み口側から離れた位置に取
付けてあるので、ねじ具挿入孔をプラグ差込み口から離
すことができ、この結果、プラグ差込み口部分に衝撃が
加わってもねじ具挿入孔部分が破損しないものである。
【0047】また、請求項6記載の発明にあっては、請
求項3記載の発明の効果に加えて、刃受けばねの取付け
部に係止突部を設け、刃受けばねの取付け部をボディの
取付け部はめ込み用凹部にはめ込むと共に係止突部を取
付け部はめ込み用凹部の側壁部に圧接してあるので、刃
受けばねを簡単且つ確実にボディに固定できるものであ
る。
【0048】また、請求項7記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項3記載の発明の効果に加えて、ボディ
の端部にコード挿通用凹部を形成し、該コード挿通用凹
部の底にコード支持部を設け、コード挿通用凹部を跨ぐ
ようにコードグリップを架け渡し、コードグリップを貫
通したねじ具をボディのねじ挿入孔に挿通し、該ねじ具
に螺合するナットをねじ挿入孔のコードグリップと反対
側の大径孔部に配置し、ボディとカバーとに囲まれた部
分にコードグリップを上下移動可能とするとともにねじ
具が突出可能な隙間を形成してあるので、コード挿通用
凹部にコードを挿入してコード支持部とコードグリップ
とによりコードを挟んでねじ具により締め付ける際、コ
ードの径の大小はコードグリップの隙間内における移動
量を変化させて調整できるものである。
【0049】また、請求項8記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項3記載の発明の効果に加えて、ボディ
の端部にコード挿通用凹部を形成し、該コード挿通用凹
部の底にコード支持部を設け、凹部を跨ぐようにコード
グリップを架け渡し、ボディのねじ挿入孔に挿通したね
じ具をコードグリップに設けた雌ねじ部に螺合し、ボデ
ィとカバーとに囲まれた部分にコードグリップを上下移
動可能とする隙間を形成してあるので、コード挿通用凹
部にコードを挿入してコード支持部とコードグリップと
によりコードを挟んでねじ具により締め付ける際、コー
ドの径の大小はコードグリップの隙間内における移動量
を変化させて調整できるものである。
【0050】また、請求項9記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項3記載の発明の効果に加えて、ボディ
にカバーを取付けて構成した外殻体の両側面部にそれぞ
れ突起を設け、該突起を両側面部で非対称としてあるの
で、抜き差し時における指の滑り止めの役目をするだけ
でなく、差込み時におけるプラグやコードコネクターの
表裏が判り、正確に差し込むことができるものである。
【0051】また、請求項10記載のコンセントにおい
ては、請求項1記載のプラグが接続されるコンセントに
おいて、プラグの栓刃をコンセントに差し込んだ際に栓
刃により押圧される一対の刃受けばねを設け、該一対の
刃受けばねにそれぞれ栓刃により押圧された際にコンセ
ント内に配置した端子板の接点に接する接点を設けてあ
るので、コンセント施設時に充電側と接地側との極性を
間違えても感電しないようにできるものである。
【0052】また、請求項11記載の発明においては、
請求項10記載の発明の効果に加えて、ボディに端子板
をはめ込み、端子板の接続部に対向する面に対して座金
を配置して端子ねじにより座金を端子板の接続部に締め
付けるものにおいて、ボディに端子ねじによる移動方向
にのみ座金を移動可能に収納する座金収納部を設けてあ
るので、端子ねじを外すことなく緩めただけの状態で屋
内配線用ビニル被覆電線を座金と端子板の接続部との間
に介在し、その後端子ねじを締め付けることによる結
線、あるいは端子ねじを外すことなく緩めただけの状態
で電線を座金と端子板の接続部との間において端子ねじ
に巻き付け、その後端子ねじを締め付けることによる結
線、あるいは、端子ねじを外すと共に座金は座金収納部
に収納したままの状態でねじ挿入孔を有する圧着端子を
座金と端子板の接続部との間に差込み、その後端子ねじ
を接続部の孔、圧着端子のねじ挿入孔を通して座金に螺
合して結線するという種々の結線が可能となるものであ
る。
【0053】また、請求項12記載の発明においては、
請求項10記載の発明の効果に加えて、コンセントに両
面に貫通する貫通孔部を設け、該貫通孔部の一方の開口
部をプラグ差込み口とすると共に他方の開口部を着脱自
在な蓋で遮蔽してあるので、床用コンセントとして用い
る場合には蓋を外してごみがたまらないようにし、壁用
コンセントとして用いる場合には蓋を付けて裏面側から
電線等が入り込まないようにできて、両方の使用に対応
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上のカバーを外した状態の斜視図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】同上のカバーを外した状態の平面図である。
【図5】同上の正面図である。
【図6】同上のコード挿通用凹部部分の半断面図であ
る。
【図7】同上の突出部及び栓刃の圧入係止部分の断面図
である。
【図8】同上の突出部の半断面図である。
【図9】コードグリップ部分が示された断面図である。
【図10】同上のねじ具によるコードグリップの取付け
部分が示された断面図である。
【図11】同上のクリック用突起部部分の平面図であ
る。
【図12】(a)(b)(c)は同上のプラグのコンセ
ントへの差込み順序を示す説明図である。
【図13】(a)はコードの径が最小の場合の取付けを
示す断面図であり、(b)はコードの径が最大の場合の
取付けを示す断面図である。
【図14】他の実施例を示し、(a)はコードの径が最
小の場合の取付けを示す断面図であり、(b)はコード
の径が最大の場合の取付けを示す断面図である。
【図15】コードコネクターを示す分解斜視図である。
【図16】同上のカバーを外した状態の斜視図である。
【図17】同上の斜視図である。
【図18】同上のカバーを外した状態の平面図である。
【図19】同上のコード等の接続を示すカバーを外した
状態の平面図である。
【図20】同上の正面図である。
【図21】同上のコード挿通用凹部部分の半断面図であ
る。
【図22】同上の側断面図である。
【図23】同上の他の部分で切断した側断面図である。
【図24】同上の側面図である。
【図25】同上の平面図である。
【図26】同上のコードの挿入部分及び端子板の圧入係
止部分を示す断面図である。
【図27】同上の他の部分で切断した断面図である。
【図28】同上のコードコネクターにプラグを接続した
状態のコードコネクターのカバーを外した状態の平面図
である。
【図29】同上のコードコネクターにプラグを接続する
前の状態の斜視図である。
【図30】同上のコードコネクターにプラグを接続した
状態の斜視図である。
【図31】(a)(b)(c)はコードコネクターへの
プラグの差込み順序を示す説明図である。
【図32】コンセントの分解斜視図である。
【図33】同上のカバーを外した状態の斜視図である。
【図34】同上のカバーを一部破断した状態の底面図で
ある。
【図35】同上の正面図である。
【図36】同上の一部破断した正面図である。
【図37】同上の平面図である。
【図38】同上の側面断面図である。
【図39】同上の他の部分で切断した側面断面図であ
る。
【図40】同上の底面図である。
【図41】同上のカバーを外した状態の底面図である。
【図42】同上のコンセントにプラグを挿入する前の状
態の斜視図である。
【図43】同上のコンセントにプラグを挿入する前の断
面図である。
【図44】同上のコンセントにプラグを挿入した状態の
断面図である。
【図45】(a)はカバーへの裏蓋を取付けた状態の斜
視図であり、(b)は裏蓋を取り外した状態のカバーの
斜視図である。
【図46】(a)(b)(c)(d)はカバーへの裏蓋
の取付けを示す平面図、側面断面図、背面図、正面断面
図である。
【図47】(a)(b)(c)(d)はカバーへの裏蓋
の取付けの他例を示す平面図、側面断面図、背面図、正
面断面図である。
【図48】従来例のコードグリップの取付けを示す断面
図である。
【図49】従来の刃受けばの取付けを示すカバーを外し
た状態の平面図である。
【図50】従来のねじ挿入孔付近の破損を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ボディ 2 栓刃収納部 3 被係止部 4 栓刃 5 圧入係止部 6 プラグ 7 コードコネクター 8 コンセント 9 プラグ差込み口 10 差込み部 11 側壁部 12 連設壁部 13 クリック係止用突部 14 クリック用突起部 15 コード挿通用凹部 16 コード支持部 17 コードグリップ 17a 雌ねじ部 18 ねじ挿入孔 18a 大径孔部 19 ねじ具 20 ナット 21 カバー 22 隙間 24 端子板収納部 26 端子板 27 位置決め用中央突部 28 接点 29 刃受けばね 30 取付け部 31 組立ねじ 32 ねじ具挿入孔 33 ボス部 34 栓刃弾接部 37 係止突部 38 取付け部はめ込み用凹部 39 外殻体 40 突起 41 端子板 41a 接点 41b 接続部 42 座金 43 端子ねじ 44 座金収納部 45 貫通孔部 47 蓋
フロントページの続き (72)発明者 加藤 豊 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 古藤 健二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大沢 啓明 三重県安芸郡美里村字五百野1285番地 株 式会社葉山電器製作所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディに設けた栓刃収納部に被係止部を
    設け、栓刃収納部に栓刃を収納すると共に栓刃に設けた
    圧入係止部を被係止部に圧入係止して成ることを特徴と
    するプラグ。
  2. 【請求項2】 コードコネクターやコンセントに設けた
    凹形状をしたプラグ差込み口に差込むための断面凹形状
    をした差込み部をプラグ外部に突出し、該断面凹形状を
    した差込み部が溝を介して両側に対向する両側壁部と該
    両側壁部間を連設する連設壁部とで断面凹形状に形成さ
    れ、両側壁部と連設壁部とにそれぞれ栓刃を沿設し、連
    設壁部の外面部の略中央部よりプラグ側の位置にプラグ
    差込み口の内壁部に形成したクリック係止用突部を乗り
    越えて係止されるためのクリック用突起部を突設して成
    ることを特徴とする請求項1記載のプラグ。
  3. 【請求項3】 ボディに設けた端子板収納部に被係止部
    を設け、端子板収納部に端子板を収納すると共に端子板
    に設けた圧入係止部を被係止部に圧入係止して成ること
    を特徴とするコードコネクター。
  4. 【請求項4】 プラグから外部に突出した断面凹形状を
    した差込み部が差し込まれる凹形状をしたプラグ差込み
    口をコードコネクターに形成し、該プラグ差込み口の一
    内壁部の中央部に位置決め用中央突部を突設し、プラグ
    差込み口の位置決め用中央突部と対向する内壁部に、プ
    ラグの差込み部をプラグ差込み口に差し込んだ際に差込
    み部に突設したクリック用突起部が乗り越えるためのク
    リック係止用突部を突設して成ることを特徴とする請求
    項3記載のコードコネクター。
  5. 【請求項5】 一端部に接点を備え且つ他端部に取付け
    部を有する刃受けばねにボディに設けたカバーとボディ
    とを結合する組立ねじが挿通されるねじ具挿入孔を設け
    たボス部の側部に沿って屈曲し且つプラグの栓刃が弾接
    される栓刃弾接部を設け、刃受けばねの取付け部をボデ
    ィのボス部よりもプラグ差込み口側に近い位置に取付
    け、刃受けばねに設けた接点をボディのボス部よりもプ
    ラグ差込み口側から離れた位置に取付けて成ることを特
    徴とする請求項3記載のコードコネクター。
  6. 【請求項6】 刃受けばねの取付け部に係止突部を設
    け、刃受けばねの取付け部をボディの取付け部はめ込み
    用凹部にはめ込むと共に係止突部を取付け部はめ込み用
    凹部の側壁部に圧接して成ることを特徴とする請求項5
    記載のコードコネクター。
  7. 【請求項7】 ボディの端部にコード挿通用凹部を形成
    し、該コード挿通用凹部の底にコード支持部を設け、コ
    ード挿通用凹部を跨ぐようにコードグリップを架け渡
    し、コードグリップを貫通したねじ具をボディのねじ挿
    入孔に挿通し、該ねじ具に螺合するナットをねじ挿入孔
    のコードグリップと反対側の大径孔部に配置し、ボディ
    とカバーとに囲まれた部分にコードグリップを上下移動
    可能とするとともにねじ具が突出可能な隙間を形成して
    成ることを特徴とする請求項1または請求項3記載の電
    気接続装置。
  8. 【請求項8】 ボディの端部にコード挿通用凹部を形成
    し、該コード挿通用凹部の底にコード支持部を設け、コ
    ード挿通用凹部を跨ぐようにコードグリップを架け渡
    し、ボディのねじ挿入孔に挿通したねじ具をコードグリ
    ップに設けた雌ねじ部に螺合し、ボディとカバーとに囲
    まれた部分にコードグリップを上下移動可能とする隙間
    を形成して成ることを特徴とする請求項1または請求項
    3記載の電気接続装置。
  9. 【請求項9】 ボディにカバーを取付けて構成した外殻
    体の両側面部にそれぞれ突起を設け、該突起を両側面部
    で非対称として成ることを特徴とする請求項1または請
    求項3記載の電気接続装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のプラグが接続されるコ
    ンセントにおいて、プラグの栓刃をコンセントに差し込
    んだ際に栓刃により押圧される一対の刃受けばねを設
    け、該一対の刃受けばねにそれぞれ栓刃により押圧され
    た際にコンセント内に配置した端子板の接点に接する接
    点を設けて成ることを特徴とするコンセント。
  11. 【請求項11】 ボディに端子板をはめ込み、端子板の
    接続部に対向する面に対して座金を配置して端子ねじに
    より座金を端子板の接続部に締め付けるものにおいて、
    ボディに端子ねじによる移動方向にのみ座金を移動可能
    に収納する座金収納部を設けて成ることを特徴とする請
    求項10記載のコンセント。
  12. 【請求項12】 コンセントに両面に貫通する貫通孔部
    を設け、該貫通孔部の一方の開口部をプラグ差込み口と
    すると共に他方の開口部を着脱自在な蓋で遮蔽して成る
    ことを特徴とする請求項10記載のコンセント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006179309A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Matsushita Electric Works Ltd コネクタ
CN113300156A (zh) * 2020-02-24 2021-08-24 江苏航天大为科技股份有限公司 一种线缆接头的安装结构及其安装方法

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