JPH0727275U - 三相短絡スイッチを有する巻線形電動機 - Google Patents

三相短絡スイッチを有する巻線形電動機

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JPH0727275U
JPH0727275U JP5749293U JP5749293U JPH0727275U JP H0727275 U JPH0727275 U JP H0727275U JP 5749293 U JP5749293 U JP 5749293U JP 5749293 U JP5749293 U JP 5749293U JP H0727275 U JPH0727275 U JP H0727275U
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JP
Japan
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contact
shaped body
tooth
switch
phase short
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JP5749293U
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Inventor
秀一 吉田
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Meidensha Corp
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Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触部の開きを防止し接触を確実にした三相
短絡スイッチを有する巻線形電動機を得る。 【構成】 メス歯形状体32を接触部32Bと広い有底
部32Cとの一体形状とし、このメス歯形状体に挿入さ
れるオス歯形状体31の接触部分31Aをテーパ状に形
成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、巻線形電動機にあって始動時に接続される三相短絡スイッチの構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
大形の誘導電動機にあっては、始動に際し始動電流の抑制やゆるやかな始動を 行なうため、巻線形回転子を構成し、この巻線にスイッチやスリップリングを介 して外部抵抗器を接続するものがある。この場合、速度の上昇による定常運転状 態では、回転子巻線と外部抵抗器とをつなぐ上記スイッチを作動させて巻線を短 絡させかご形電動機としての作動を行なっている。
【0003】 このために、上記スイッチは、投入状態では回転子巻線に外部抵抗器をつなぎ 、切離し状態では回転子巻線を短絡する役目がある。図2はこの三相短絡スイッ チ付近の構造を示しており、回転子のシャフト1の端にはスリップリング2が嵌 め合わされ、このスリップリング2はブラシ(図示省略)を介して外部抵抗器( 図示省略)に接続されている。 スリップリング2の本体側端にはスイッチ3の固定接触子31が備えられてい る。 また、この固定接触子31と対向してシャフト1には、スイッチ3の移動接触 子32が備えられている。この移動接触子32は、シャフト1に沿って移動可能 に備えられ、移動はスイッチマシン4をレバー5にてシャフト1に沿って動かす ことにより行なわれ、移動による切離しと同時にこのスイッチシン4とレバー5 にて巻線の短絡が行なわれる。
【0004】 図3は、固定接触子31であるオス歯形状体を示しており、図3(a)は正面 からみた図、図3(b)は側面からみた図であって、わん曲したコ字状体を形成 する。図3(c)は接触部分31A(d)は接触部分先端の平面である。
【0005】 また、図4は移動接触子32であるメス歯形状体を示すものであり、図2に示 すスイッチシン4と一体にシャフト1上を移動するようになっている。すなわち 、リング32A上にあって図3に示す固定接触子31とはめ合う接触部32Bを 有しており、この接触部32Bはわん曲させた板ばねを固定接触子31の接触部 分31Aを両側から挾む間隔をもって固定することにより形成してある。図4で は一相分の移動接触子32を示してあるが、全部で三相分の接触子が必要である 。
【0006】 図5は固定接触子31と移動接触子32とが嵌まり合った状態を示し、接触部 分31Aに接触部32Bが圧接した状態を示している。これが、始動時の三相短 絡スイッチ3の接続状態である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述のスイッチ3の移動接触子32であるメス歯形状体は、ばね材である銅合 金を用い、接触部32Bと接触部分32Aとの間に一定長さのしめしろを持たせ ている。 ところが、図6に示すように現状ではオス歯形状体の挿入時メス歯形状体は、 固定下部を支点として接触部32Bが開いて拡がり、この結果線接触となって接 触部分が加熱されひいては焼損事故につながってしまう。
【0008】 接触部32Bの開きを防止するためメス歯形状体の剛性を極端に強くすること も考えられるが、引抜き力が増大することにより、オス歯形状体の剛性も上げる 必要が生じ、この結果支持部分の剛性を向上させねばならず、集電子部分だけで も異常な大きさとなってしまう。
【0009】 このため、図7に示すように接触部32Bの開きを防止すべくバックアップ用 板6を取付けることが考えられるが、部品の合せ作業等の増大を招き得策でない 。 また、メス歯形状体の両側の接触部32Bをつなげて一体形とすることにより 、オス歯形状体の挿入時の歯先の開き量は少なくなるが、皆無にできず上述と同 様接触面積が減少する。
【0010】 本考案は、上述の問題に鑑み、バックアップ用板を設けることなくまた接触部 を単につなげるだけでなく接触部の開きを防止し接触を確実にした三相短絡スイ ッチを有する巻線形電動機の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成する本考案は、回転子巻線の短絡環側に接続されシャフトに 沿って移動し得る移動接触子と、この移動接触子と加圧接触し得ると共に上記シ ャフトに備えたスリップリング側に接続された固定接触子と、を有する三相短絡 スイッチを有する巻線形電動機において、上記移動接触子及び固定接触子のいず れかよりなるオス歯形状体をテーパ状に形成し、このオス歯形状体が挿入される メス歯形状体を上記オス歯形状体が挿入される狭い接触部と広い有底部との一体 形状とし、たことを特徴とする。
【0012】
【作用】
オス歯形状体をテーパ状としつつメス歯形状体を広い有底部分としたことによ り、メス歯形状体に開くような力が作用しても接触部32Bが一体につながりし かも広い有底部分により力の逃げが生じて復旧が容易となり、しかもテーパにて 接触が確実となる。
【0013】
【実施例】
ここで、図1を参照して本考案の実施例を説明する。なお、図1にて図2〜図 7と同一部分には同符号を付す。 図1(a)は移動接触子32の接触部32B、図1(b)は固定接触子31の 接触部分31Aを示す。 移動接触子32であるメス歯形状体は、一体形状を有しており、接触部32B どおしはテーパ状のオス歯形状体と密に接触するようテーパ状となっており、こ の接触部32Bどおしはつながれて有底部32Cが形成される。この有底部32 Cはテーパ状の接触部32Bより幅広で変形に対して復旧しやすいようになって いる。 他方、固定接触子31の接触部分31Aはテーパ状に形成されており、メス歯 形状体と密に接触するようになっている。 図1(c)は固定接触子31と移動接触子32との接合状態を示している。
【0014】 上述の説明では有底部32Cを八字形状に形成したのであるが、この形状に限 らず矩形等の拡がった形状でも良い。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、一体形構造のメス歯形状体とオス歯形状 体とのテーパ形状を採用することにより、接触面積の増大と比較的少ない引抜き 力(差込み力)でスイッチングが可能となる。 また、このことによりスイッチの接触面積が大巾に増大しスイッチの過熱防止 が出来る。しかもメス歯形状体が一体構造にしたためスイッチの接触面圧が大き くなり確実な通電が出来る。また、スイッチON時のメス歯根元応力が低減され 根元切損などの事故がなくなる。スイッチON−OFF時の操作力が小さくてす み操作装置が小形軽量化出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の構成図。
【図2】電動機のスリップリング付近の構成図。
【図3】オス歯形状体の構成図。
【図4】メス歯形状体の構成図。
【図5】スイッチ接触状態図。
【図6】従来の欠点の説明図。
【図7】従来例の構成図。
【符号の説明】
1 シャフト 2 スイップリング 3 スイッチ 4 スイッチシン 5 レバー 6 バックアップ用板 31 固定接触子(オス歯形状体) 31A 接触部分 32 移動接触子(メス歯形状体) 32A リング 32B 接触部 32C 有底部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子巻線の短絡環側に接続されシャフ
    トに沿って移動し得る移動接触子と、 この移動接触子と加圧接触し得ると共に上記シャフトに
    備えたスリップリング側に接続された固定接触子と、 を有する三相短絡スイッチを有する巻線形電動機におい
    て、 上記移動接触子及び固定接触子のいずれかよりなるオス
    歯形状体をテーパ状に形成し、 このオス歯形状体が挿入されるメス歯形状体を上記オス
    歯形状体が挿入される狭い接触部と広い有底部との一体
    形状とし、 たことを特徴とする三相短絡スイッチを有する巻線形電
    動機。
JP5749293U 1993-10-25 1993-10-25 三相短絡スイッチを有する巻線形電動機 Withdrawn JPH0727275U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111527679A (zh) * 2018-02-21 2020-08-11 宝马股份公司 转子以及用于制造转子的方法

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Effective date: 19980305