JPH07271880A - 有価証券集中処理システム及び方法 - Google Patents

有価証券集中処理システム及び方法

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JPH07271880A
JPH07271880A JP6061493A JP6149394A JPH07271880A JP H07271880 A JPH07271880 A JP H07271880A JP 6061493 A JP6061493 A JP 6061493A JP 6149394 A JP6149394 A JP 6149394A JP H07271880 A JPH07271880 A JP H07271880A
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JP
Japan
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bill
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image
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JP6061493A
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English (en)
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Kiyohiro Miidokoro
清宏 三井所
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Original Assignee
RECOGNITION JAPAN Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手形入庫処理等において、手形現物を取り扱
う機会を減少させると共に、手形入庫エントリー等が容
易且つ効率よく行うことができ、後日の照会業務等も手
形の現物をその都度取り扱うことなく行うことのできる
手形処理システムを提供する。 【構成】 処理すべき有価証券毎に特定番号を付与し、
当該特定番号の付与された有価証券より当該有価証券特
定情報を抽出して前記特定番号と共に当該有価証券に記
録し、記録後に当該有価証券のイメージ情報を読み込ん
で記憶し、以後有価証券現物を取り扱うことなく前記読
み取り有価証券イメージを前記表示手段に表示して該表
示情報を目視確認することにより当該有価証券の確認及
び処理必要事項入力を可能とすると共に、処理結果を自
動記録可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有価証券を受け入れて処
理する有価証券集中処理システム及び方法に関し、例え
ば約束手形処理に適した有価証券集中処理システム及び
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の約束手形の入庫処理は以下の手順
により行われていた。 (1)各銀行窓口に持ち込まれた約束手形の現物を目視
確認しながら手形種類、例えば、代手か、商手か、ある
いは担手か等を調べ、手形取り立て番号を付与して所定
位置にハンコを押して又はオートスタンプによりあるい
は記入して表示する。これは、不渡り時における処理方
法が異なるためである。 (2)各銀行窓口に持ち込まれた約束手形を計算センタ
ー等の集中処理部門に持ち込む。 (3)約束手形の現物を見ながら手形取り立て番号、支
払期日、金額、銀行・支店コード、支払人名、他の特記
事項等を入力するエントリー処理を行う。 (4)続いて異なる操作者により約束手形の現物を見な
がら手形取り立て番号、支払期日、金額、銀行・支店コ
ード、支払人名、他の特記事項等を入力するベリファイ
エントリー処理を行う。 (5)そしてその後MICRエンコード処理を別途行
う。 (6)約束手形の取り立て区分別・日別に分別 (7)各種帳票出力 (8)約束手形現物を分類結果に従ったファイルに格納 また、このようにして入庫処理された約束手形について
の紹介があった場合には、上記ファイルより約束手形現
物を抜き出し、必要な事項を確認して再び元のファイル
に戻していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上述したような約束手形処理においては、計算センター
等の集中処理部門に持ち込まれた約束手形の現物を、エ
ントリー処理時に1枚づつその表示を目視確認しつつ各
種入力を行わなければならない。更にベリファイエント
リー処理時にも同様であった。
【0004】通常このエントリー処理は多数のキー入力
者を揃え、短い時間で一斉に行い、難読なる支払人名、
銀行・支店名にたいしてその都度現物を管理者に問い合
わせし、あるいは辞書による確認を行い、その後入力の
終了した約束手形を他の場所に移動し、全く異なるキー
入力者が全く同じ入力を行い、両入力が一致した場合に
操作入力が正しいとして入力情報を有効とする処理が取
られており、約束手形の現物を多くの人間が取り扱わな
ければ成らず、処理途中での約束手形の紛失の危険性が
あると共に、保安上も問題があった。更に、裏書き等が
ある場合には手形を別途取り出してきて裏返したりして
確認しなければならず、面倒なものであった。
【0005】更に、手形照会等がある毎に約束手形の現
物をファイルより取り出してこなければならず、取り出
すまでに多大の労力を必要とすると共に、やはり上述同
様の処理途中での約束手形の紛失の危険性があると共
に、保安上も問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、有価証券現物
を取り扱う機会を減少させると共に、有価証券記載事項
のエントリー等を容易とすることを目的とし、また、後
日の照会業務等も有価証券の現物をその都度取り扱うこ
となく行うことを目的とする。係る目的を達成する一手
段として以下の構成を備える。
【0007】即ち、処理対象の有価証券より記載情報を
読み取る情報読み取り手段と、有価証券の所定箇所に処
理情報を永久可視表示する記録手段と、前記有価証券よ
り有価証券イメージを読み取るイメージ読み取り手段
と、前記イメージ読み取り手段での読み取りイメージ情
報及び前記情報読み取り手段での読み取り有価証券特定
情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
有価証券読み取りイメージ情報を必要に応じて前記有価
証券特定情報と共に表示する表示手段と、有価証券処理
情報を操作入力する操作入力手段と、前記操作入力手段
で操作入力した前記有価証券処理情報を当該有価証券に
付与された特定番号に対応付けて前記記憶手段に記憶さ
せる処理情報記憶制御手段と、前記記憶手段に記憶させ
た前記有価証券処理情報及び前記有価証券特定情報より
対応する有価証券への記録情報を選択して当該有価証券
の所定位置に永久可視表示する処理情報記録手段とを備
える。
【0008】
【作用】以上の構成において、処理すべき有価証券毎に
特定番号を付与し、当該特定番号の付与された有価証券
より当該有価証券特定情報を抽出して必要な有価証券特
定情報を前記特定番号と共に当該有価証券に可視表示
し、永久可視表示後に当該有価証券のイメージ情報を読
み込んで記憶し、以後有価証券現物を取り扱うことなく
前記特定番号に対応付けて記憶された有価証券イメージ
を前記表示手段に表示して該表示情報を目視確認するこ
とにより当該有価証券の確認及び処理必要事項入力を可
能とすると共に、手形の補助自行欄への有価証券決済期
日及び金額、必要な場合には交換所、金融機関コードを
MICR自動印字する工程を含む処理必要事項を前記処
理情報記録手段より自動永久可視表示する上記各工程を
実行することを特徴とする。
【0009】これにより、有価証券の現物の取り扱いを
大幅に減少させることができ、処理途中での有価証券の
紛失を防ぐことができると共に、各種有価証券イメージ
を適時表示することができ、各種入力処理を容易且つ高
速化することができる。また、有価証券の現物取り扱い
機会を減らせるため、保安上も大きなメリットがある。
更に、裏書き等がある場合にも手形を別途取り出してき
て裏返したりして確認する必要がなく、処理効率を上げ
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。以下の説明は有価証券の処理として
約束手形の処理を行う場合を例として行う。図1は本発
明に係る一実施例の有価証券処理システムのハードウエ
ア構成例を示す図であり、図中、10は内蔵するメモリ
11に格納された後述する制御手順等に従い本実施例シ
ステム全体の制御を司る制御装置、100は有価証券、
例えば約束手形を搬送しつつ約束手形に記載されている
MICRデータ/OCRデータ/バーコードデータ/マ
ークデータ/約束手形イメージの読み込み処理、所定文
字データの印字/バーコード印字/MICR印字処理、
及び所定のソート処理が一括して可能な手形処理装置で
あり、手形処理装置としては、例えばレコグニション・
インターナショナル・Inc.製の『TRACE 40
0』又は同『TRACE 600』等を用いることがで
きる。
【0011】200はディスク装置を内蔵したファイル
サーバ、210及び230はイメージコントロールプロ
セッサ、220はトランスポートコントロールプロセッ
サ、300はディスク装置を内蔵したデータサーバであ
り、プリンタ310が接続されている。また410,4
20,430,440はイメージデータターミナルであ
り、ファイルサーバ200又はデータサーバ300及び
集団光ディスク320よりの手形イメージを表示すると
共に該表示を確認して各種のキー操作入力が可能なイメ
ージデータターミナルである。イメージデータターミナ
ルは図1では4台のみ示しているが、実際には多数のイ
メージデータターミナルが接続されており、その数には
原則として制限は無い。
【0012】図1に示す手形処理装置100の有する機
能を図2に示す。即ち、手形処理装置は、MICR/O
CR/バーコード/マーク読み取り装置110、インク
ジェットプリンタ120、スタンプエンドーサ130、
イメージリーダ150、MICRエンコーダ140、ソ
ータ160の各機能が具備されており、他に必要に応じ
てマイクロフィルマー等の機能も働かすことが可能であ
る。
【0013】そして、一回のパスでMICR/OCR/
バーコード/マーク読み取り装置110による読み取り
及びイメージリーダ150によるイメージ読み取りと同
時に、インクジェットプリンタ120による最大片面3
行、両面6行の印刷、スタンプエンドーサ130による
表面又は裏面へのスタンピング、マイクロフィルム化
(縮小率50:1)、MICRエンコーダ140による
MICR印字、ソータ160によるソーティングを行う
ことが可能である。
【0014】MICR/OCR/バーコード/マーク読
み取り装置110による読み取りは、例えばフィードス
ピード150インチ/秒、読み取り速度700枚/分
で、MICRを(読み取り文字はE13B又はCMC−
7)1行、OCRを(読み取り文字はOCR−A、OC
R−B、12F、407、1403、E13Bの中よ
り)2行、他にOMR(読み取り文字はIBM又はファ
ーリントン)、白黒バーコード(読み取り仕様はJA
N、NW−7、2of5、CODE39)又は蛍光バー
コードであり、イメージリーダ140による読み取りは
解像度100/150/200dpi、圧縮方式MH、
MR、MMR(CCITT基準)のいずれかで行なうこ
とができる。
【0015】以上の構成を備える本実施例のシステムを
用いた銀行業務における約束手形入庫処理を、図3のフ
ローチヤートを参照して以下に説明する。なお、約束手
形においては、自由に使用できる領域として図4に矢印
A及びBに示す2つの領域がある。従って、本実施例に
おいてもこの2つの領域を有効に使用して以下の入庫処
理を行う。
【0016】本実施例においては手形の到着管理と入庫
処理のスケジュール化を図るため、先ず窓口に約束手形
が持ち込まれると、各支店毎に勘定系オンラインによる
バッチ番号の自動採番を行い、店送付書・依頼人入金口
座指定票を営業店ターミナルから入力して認証印字を行
う。そして、これらはまとめられ、添票と共に集計セン
ター(事務処理センター)に送られてくる。なお、店
別、取立手形の枚数、金額集計データは各店で入力して
オンラインで事務処理センターに送られる。
【0017】このため、先ずステップS1でこの各支店
より送られてくる約束手形のバッチ枚数の確認や手形要
件チェック等の受け付け・到着処理を行う。そして集計
結果が集計リストとして出力される。この集計はIDT
410の操作部等より行うことができ、集計入力結果は
例えばデータサーバ装置300に蓄えられ、プリンタ3
10より集計リストを印刷する。
【0018】続いて、手形の現物は手形処理装置100
に運ばれ、1パス目のフィード及びステップS2〜ステ
ップS6に示す処理が実行される。即ち、手形処理装置
100は、ステップS2の手形のクリアバンドに予め印
字されているMICRデータ(図4に示す手形サンプル
の下欄)や他にも手形右上欄の矢印Cで示す手形整理番
号、あるいは金額等を読み込み、ファイルサーバ200
に格納する。そしてステップS3でこの手形に特有の特
定番号(IDナンバー)を割り当てて当該手形の特定番
号(例えば手形取立番号)として付与する。ステップS
4では、委託銀行名と支店名を特定し、これを手形現物
に印刷する自動採番プレ印刷処理を実行する。具体的に
は、図4に矢印Bで示すエリア(手形右上余白部分)
に、手形種別(代手か、商手か、担手か等)、委託銀行
名及び支店名、特定番号(仕向分のみ)を、インクジェ
ットプリンタ120により、又はスタンプエンドーサ1
30で永久可視表示する。なお、本実施例ではインクジ
ェットプリンタ120で銀行名以外の特定番号(例えば
手形取立番号)を印刷出力すると共に支店名をカタカナ
で印刷し、スタンプエンドーサ130で銀行名のスタン
ピングを行っている。
【0019】また、続いてステップS5で図4に矢印A
で示すエリアの所定位置にMICR文字で特定番号を印
字する。又、蛍光バーコードを印刷する際は、裏面に印
刷を行い、MICR印字は上記エリアには行わない。そ
してステップS6で手形現物のイメージを読み取り、フ
ァイルサーバ200に格納する。ここで、特定番号印刷
後にイメージを読み込むのは、このイメージを表示した
時に特定番号を確認可能とするためである。これらの一
連の手形情報は全てステップS3で付与された特定番号
に関連付けて記憶される。
【0020】これらのステップS2〜ステップS6の処
理は手形毎の処理であり、手形処理装置100にセツト
される手形を全て処理するまで繰り返して実行され、各
手形毎の情報は各手形毎に付与された特定番号に従って
ファイルサーバ200内に格納される。そして全ての手
形に対する以上の処理が終了すると1パス目の手形処理
装置100に対する読み込み、印刷処理が終了する。
【0021】続いてステップS7では以上の処理で読み
込んだ手形のMICRデータとファイルサーバ200の
ディスク装置に登録されている依頼人ファイル、支払人
ファイル、支払い場所等の各種ファイルを参照してMI
CRデータに対応するデータが登録されているか否かを
検索し、登録されている場合には登録内容を読み出して
きて先に付与した特定番号と関連付けておくMICRデ
ータ検証処理を、読み込んだ全ての手形について行う。
【0022】続いてステップS8で各IDTの操作者が
ファイルサーバ200に記憶していた手形イメージを特
定番号に従って読み出し、必要データを入力するデータ
エントリー処理を実行する。従来は手形現物を順次1枚
づつ搬送しながら必要事項を読んで入力していたが、本
実施例ではここで手形現物を取り扱う必要がなくなる。
即ち、このエントリー操作においては、予め読み込んで
おいた手形イメージをIDTの表示画面に表示させ、こ
の表示を確認しながら必要事項をエントリーする。この
際にも、読み込んだ手形イメージには上記特定番号が記
録されており、当該表示されている手形のエントリーミ
スを減少させることができる。
【0023】なおこの際、必要に応じて表示位置の変更
及び一部拡大を行うことが可能に構成されており、読み
にくい手形の下部の部分等も極めて容易に読み取ること
が可能であり、エントリーの正確性の向上が図れる。即
ち、各種の手形においてはそれぞれの情報の記載場所が
規格化されており、予めエントリーすべき事項の記載領
域を切り出してきて拡大表示、又は、表示位置を移す等
して、エントリーの最もやり易い位置に表示することに
より、手形現物では手形の下部に表示されていて見難い
ような場合にもこれを容易に目視確認することができ
る。このように、表示位置をずらして、又は拡大して所
定位置に表示等させることにより、エントリー操作がし
易く成り、操作入力に要する時間も短縮することができ
る。
【0024】また、一度に手形の表面と裏面を表示させ
ることも可能であり、手形裏面を見る必要がある場合の
特殊入力が必要な場合等にも適切に対応でき、入力ミス
や入力忘れを大幅に減少させることができる。更に、I
DTの表示画面を大きくすることにより、上記手形イメ
ージを更に見易いものとでき、且つ表裏イメージを一度
に表示させるような場合においても手形イメージを読み
易く表示できる。また、手形イメージと同一画面に入力
結果を表示位置をずらして表示させることにより、入力
結果の確認も容易に行える。
【0025】また、ここで手形現物を取り扱う必要が無
いため、エントリー機に手形フィード機構やホッパ、ス
タッカ等が不要であり、装置も小型化できる。更にフィ
ードの際に手形現物を傷つけるような虞れもない。ここ
では、手形及びMICR表示によりエントリー項目が異
なり、例えば仕向MICR印字分手形としては特定番
号、期日、金額、上述したファイルに未登録の支払い人
名カナ等をエントリーし、仕向MICR非印字分手形と
しては特定番号、期日、金額、銀行・支店名又はコー
ド、支払人名カナ等をエントリーし、被仕向MICR印
字分手形として特定番号、期日、金額等をエントリー
し、被仕向MICR非印字分手形として特定番号、期
日、金額、銀行・支店名又はコード等をエントリーす
る。そしてエントリー結果を特定番号と対応付けてファ
イルサーバ200に格納する。
【0026】なお、本実施例装置では、顧客の要望に応
じてチェックライターによる金額表示欄の読み取り及び
解析、手形整理番号の読み取り及び解析を行うことが可
能に構成されており、OCR・手書き文字認識機能を働
かし、手形整理番号、期日、金額等を解析して解析結果
をIDTの表示画面に表示し、この表示でよければ確認
入力を行うのみでエントリーを省略してもよい。
【0027】なお、以上のエントリー処理において、上
述した様に各店より、店別、取立手形の枚数、金額集計
データがオンラインで事務処理センターに送られて来て
いる時には、このエントリー処理においては送付書、入
金口座指示票による計数は行う必要がなく、この場合に
は依頼人の確認を行えばよい。以上のエントリー処理が
終了すると、次にステップS9のIDTによるベリファ
イ処理に移行する。このベリファイ処理は、先のステッ
プS8である手形のエントリーを行った操作者とは全く
別の操作者により手形に対する同一事項の入力作業を行
い、両者の入力結果が全く一致した時に入力を有効とす
る作業であり、データ入力を確実且つ迅速に実行する方
法として広く採用されている。そして、先の入力結果と
異なる入力が行われた場合にはその旨が報知され、入力
誤りを補正する。
【0028】本実施例においては、以上の様にエントリ
ー処理及びベリファイ処理をIDTの表示を確認しなが
ら行うため、手形現物のハンドリングの廃止によるエン
トリー処理のスピードアップ化、手形現物のハンドリン
グを無くしたことによるリスク管理の向上、手形エント
リー速度向上によるオペレータ要員の減少効果等が得ら
れる。
【0029】このベリファイ処理が終了するとステップ
S10以下の処理に進み、再び手形現物を手形処理装置
100にセツトして2パス目の操作に入る。先ずステッ
プS10で、手形処理装置100は、制御部10の制御
でファイルサーバ200に特定番号と対応付けて格納さ
れているエントリーの入力結果を読み出してきて、手形
に記載された特定番号と対応付けて新たにMICR印字
する事項をMICR印字(先のステップS5で印字でき
なかった必要事項含む決済期日、金額等のMICR印
字)をする。なお、本実施例においては、このMICR
印字(MICRパワーエンコード)において、補助自行
欄IIに期日のみ、あるいは期日及び期日一連番号(蛍光
バーコードを特定番号とした場合)を印字し、非印字手
形に交換所コード、銀行コードを印字する。即ち、以上
の処理の終了によるMICR印字においては、取立番号
又は期日一連番号等よりなる特定番号、期日、交換所コ
ード、銀行コード、金額が印字されていることになる。
【0030】以上のMICRパワーエンコードを行うこ
とにより、従来の如くの手形現物を目視確認しながら1
枚ずつMICRエンコーダでフィードしながら印字して
いたのに比し、大幅に作業時間を短縮できる。
【0031】そしてステップS11で、エントリー処理
等で入力された手形の支払い期日等に基づいた手形取立
区分別・日別ソート処理を行なう。各手形は、例えば以
下の様に区分してソートする。 ・当所当月日別ソート、 ・当所翌月日別ソート、 ・他所当月日別ソート、 ・他所翌月日別ソート、 ・個別当月日別ソート、 ・個別翌月日別ソート、 ・月別ソート(取立区分混在)、 ・年別ソート(取立区分混在)、 ・他一括ソート。
【0032】以上のソートにおいては、例えば手形は1
パス目では例えば各ポケットに以下に示す区分でソート
される。ポケット0−期近、ポケット1,2−当所当
月、ポケット3,4−当所翌月、ポケット5,6−他所
当月、ポケット7,8−他所翌月、ポケット9,10−
個別当月、ポケット11,12−個別翌月、ポケット1
3−月別1、ポケット14−月別2、ポケット15−月
別3、ポケット16−月別4、ポケット17−月別5、
ポケット18−月別6、ポケット19−月別7、ポケッ
ト20−月別8、ポケット21−月別9、ポケット22
−月別10、ポケット23−月別11、ポケット24−
月別12、ポケット25−年別1、ポケット26−年別
2、ポケット27−一括。
【0033】このソートによりポケット13〜27の、
月別ソート(取立区分混在)、年別ソート(取立区分混
在)、他一括ソートについてはこのソート結果に従って
スカイファイルに格納できる状態となる。次に、2パス
目のソートとして、残りのポケット(1〜12)の、当
所、他所、個別の当月及び翌月分については再度日別ソ
ートを行なうリソート処理を行い日別に分けておく。
【0034】続いてステップS12でデータサーバ装置
300は、入庫確定TRデータ処理を実行し、ファイル
サーバ200の各種ファイルと入庫TRファイルを参照
して入庫確定TRファイルを更新する。そしてステップ
S13で作成した入庫確定TRファイルをもとに、手形
格納アドレスリストや手形受付明細等の各種帳票を出力
する。即ち、手形格納・抜き出しアドレス採用による組
戻しのスピードアップを維持するために、手形格納ファ
イル(スカイファイル)のトレーのアドレス化を行な
う。
【0035】例えばスカイファイルのアドレスに9桁の
アドレスを割り当てた場合には、 aa・・・・・・・スカイファイル番号、 bb・・・・・・・段番号、 c・・・・・・・・ケース番号、 dddd・・・・・ケース内シーケンス番号、 の如くにアドレスを割り当てる。
【0036】続いてステップS14で先に読み込まれた
イメージ情報と先にステップS11でソーティングされ
た手形現物の期日を目視確認する。そしてステップS1
5に示す様に手形現物を上述した如くの手形格納アドレ
スリストに従ってスカイファイルに格納すると共に、デ
ータサーバ装置300は手形データを特定情報にリンク
させてデータファイルに記憶させる。
【0037】なお、手形のうち期近手形はスカイファイ
ルに格納せずに後述する出庫処理に移行し、手形交換所
に持参等されることになる。以上の処理により、各窓口
より集められた約束手形の入庫処理が終了する。そし
て、先に更新した入庫TRファイルはデータサーバ装置
300で所定のチェックが行われて今までの在庫マスタ
ーファイル(在庫MF)に組み込まれて在庫MFが更新
される。本実施例では、各手形毎に独自の特定番号を付
与し、以後この特定番号に従って手形現物を管理し、且
つ手形イメージを読み込んでこれを特定番号に対応付け
てIDTに表示する様にしたため、エントリー処理及び
ベリファイ処理で手形現物を取り扱うことを無くすこと
ができ、手形の紛失が防げると共に上述した各種効果が
達成できる。
【0038】更に、エントリー等に際しても、読み取り
イメージの一部を拡大することができ、エントリー処理
等をより容易に行うことができる。しかも、手形の表と
共に裏側のイメージも読み込むため、手形裏書きの内容
等も手形を裏返す等の面倒な作業なしに行える。更に、
MICR印字も高速で且つ一括して行えるため、従来は
ベリファイ処理におけるベリファイ・エンコーダ・ター
ミナルが廃止でき、この面でもベリファイオペレーショ
ン時間が短縮でき、リスク管理の向上が図れる。且つ、
手形の取立区分、期日大分け時に同時にMICR印字を
行うため、実質上はこのMICRエンコードに要する時
間を無視することもでき、処理効率の向上は大きなもの
がある。
【0039】次にこのようにして入庫処理の終了した手
形に付いて支店等よりの手形照会等があった場合の処理
を図5のフローチヤートを参照して以下に説明する。本
実施例ではこの手形照会処理においても大きな効果を達
成できる。即ち、従来は手形照会があるとスカイファイ
ルより手形現物を捜し出してきてこの手形を目視確認
し、必要に応じて複写等して照会先にファクシミリ送信
等していた。これに対して本実施例では、先の入庫処理
で各手形に特定番号を付し、データサーバ装置300に
この特定番号に対応付けて手形イメージを記憶している
ため、非常に簡単な操作でこの手形照会に答えることが
できる。
【0040】先ずステップS21で照会のあった手形の
特定番号を入力する、あるいは手形期日、銀行名、支店
名等を入力して手形に付与された特定番号を検索して検
索した特定番号を入力する照会エントリー処理を実行す
る。この照会エントリーを受けたデータサーバ装置30
0は、ステップS22で在庫MFを参照して特定番号で
特定される手形イメージを読み出してきてIDTの表示
画面に表示する。
【0041】従って操作者はステップS23で表示画面
を見て手形の記載事項等を確認することが可能となり、
照会処理に答えることが可能となる。そしてステップS
24に示す様に、必要に応じて表示した手形イメージを
プリンタ310等よりプリントアウトして直ちにファク
シミリ装置にセツトしてファクシミリ送信できる。な
お、データサーバ装置300等の構成装置のいずれかに
ファクシミリ通信機能があり、直接公衆回線や専用回線
に接続可能である場合には、IDTよりの指示に従って
表示した手形イメージを直接回線を介して照会元に送る
ことができる。本実施例システムでは、手形イメージは
直接回線を介して照会元にファクシミリ送信可能に構成
されている。
【0042】以上の様に制御することにより、非常に容
易に手形照会に対応することができる。約束手形は、先
のスカイファイルでの格納が終了した後、区分期日が変
更になる毎に期日別保管替が行われる。即ち、月が変わ
る時に期近の月別手形を再度手形処理装置100により
ソートして日別に分けられてスカイファイルに再格納さ
れる月別手形より日別手形への取立区分別、日別ソー
ト、保管替が行われる。同様に年別手形より取立区分混
在の月別手形への保管替が、一括手形より年別手形へと
期日別保管替が行われる。
【0043】なお、この時同時にソート結果に基づく保
管替データとデータサーバ装置の在庫MFを参照しての
保管アドレスファイル更新、及び在庫MFの更新も行わ
れ、新たに更新された在庫MFが登録される。更に、残
高精査表の作成も同時に行われ、先の保管替データと在
庫MFよりデータサーバ装置300よりの在庫精査表の
プリンタ310等よりの出力が行われる。なおこの保管
替の時には、更新されたスカイファイルの手形格納アド
レスリストがデータサーバ装置300のプリンタ310
等より出力され、このアドレスに従って保管替される手
形がスカイファイルに格納されることになる。
【0044】なお、単独での精査を行うような場合に
は、手形現物をスカイファイルより取り出してきて手形
処理装置100でMICR読み取りを行い、この読み取
りデータと在庫MFより在庫精査表を作成し、再度手形
をスカイファイルの同一アドレスに格納すればよい。そ
して、日別ソートされた手形が期近になった時には、フ
ァイルより取り出されて集められ、出庫処理に移行す
る。次に手形の出庫処理を図6のフローチヤートを参照
して説明する。
【0045】期近となった手形はスカイファイルより取
り出され、出庫処理が行われる。先ずステップS31で
集められた手形に対する手形処理装置100を用いての
仕向先ソート処理を実行する。即ち、他所集手は銀行別
に異なるポケットに分別され、個別手形は銀行の各支店
毎に異なるポケットに分別される。なお、当所手形は略
300枚程度毎に分別ソートされ、300枚バッチが作
成される。
【0046】そしてステップS32でデータサーバ装置
300の在庫MF等も参照して出庫TRファイルを作成
し、この出庫TRファイル等より出庫関連帳票を作成し
てデータサーバ装置300を介してプリンタ310等よ
り印刷出力する。この帳票には、送達状、宛名ラベル、
郵便物配送票等が含まれる。続くステップS33で作成
した出庫TRファイルより自動入金MT(磁気テープ)
を作成してオンラインホストに送る。以上で手形発送準
備が終了したためステップS34で手形の受け渡し、発
送処理を実行して出庫処理を終了する。
【0047】以上に説明した様に本実施例によれば、他
所取立手形の仕向先ソートが実行できると共に当所手形
の300枚バッチが作成できる。これと同時に各手形毎
に付与された特定番号に従って各種のファイル作成、更
新が行われるため、仕向先宛名ラベルが自動作成でき、
且つ自動入金MTも自動作成でき、その省力化効果は非
常に大きなものがある。
【0048】次に組戻し処理要求がきた場合の本実施例
の組戻し処理を図7のフローチャートを参照して以下に
説明する。先ずステップS41でデータエントリー処理
を行い、組戻し依頼書等に基づき特定番号、支店番号、
期日、金額等の必要事項を例えばIDTより操作入力す
る。続いてステップS42でエントリー結果よりデータ
サーバ装置のデータファイル(在庫MF等)を検索し、
組戻し手形の格納ファイル位置を調べて抜き出しアドレ
スリストを作成してプリンタ310等より出力する。な
お、上述した検索は、例えば特定番号のみで可能であ
る。
【0049】続いてステップS43で抜き出しアドレス
リストを確認しながらスカイファイルより組戻し手形を
抜き取る。そしてステップS44で抜き取り手形を手形
処理装置100にセツトして分類ソートを行い、店別、
依頼人別のソートを行う。なおこれと同時に、先のエン
トリー結果等を参照して組戻しデータファイルを作成
し、組戻しリスト、出庫リスト等の組戻し関連帳票を作
成してプリンタ310等より印刷出力する。また、組戻
しデータファイルを参照して在庫MFの更新も行う。そ
してステップS46でソートした組戻し手形の発送を行
ない、処理を終了する。
【0050】以上の説明における在庫MFに付いてまと
めて述べると、先ず入庫データ、イメージの登録から在
庫MFが作成され、以後、組戻・出庫済の表示の登録、
決済手形のレコードの削除、決済手形イメージの削除が
行われ、順次更新されることになる。以上説明した様に
本実施例によれば、入庫処理において各手形毎に固有の
特定番号を付与し、以後の手形管理にこの特定番号を利
用することにより、手形の一元管理が可能となる。且
つ、入庫処理においてこの特定番号を記録後に手形イメ
ージを読み込んで登録することにより、手形現物のハン
ドリングを大幅に減少させることが可能となり、且つI
DTに手形イメージを表示して各種入力/照会確認を行
えるため、処理効率が向上し、オペレータの負担を大幅
に減少させることができる。且つ処理速度も大幅に上げ
ることが可能となった。特にエントリー/ベリファイ処
理における手形現物のハンドリング及びMICR印字等
を不要としたことにより、大幅な処理効率アップが実現
した。
【0051】なお、以上の説明は約束手形に対する処理
を例として説明したものであるが、本実施例システムは
以上の約束手形に限定されるものではない。処理対象が
例えば小切手の場合には、図4に示す約束手形下部のク
リアバンド先端部分の矢印Aに示す補助自行欄2がな
く、この補助自行欄2への直接印刷は行えない。このた
め、上述の印刷処理中の補助自行欄2への印刷出力にか
え、当該処理小切手中の補助自行欄2への印刷の前に当
該小切手を所定の袋に入れ、この袋に入れた状態で約束
手形と同様の補助自行欄2への印刷出力処理を実行し、
袋に入れた状態での補助自行欄2部分としての読み取
り、及びその後の管理処理を可能にすればよい。他の処
理については上述した約束手形と同様の処理で足りる。
そして、制御装置11の制御下のファイル上に記憶させ
たイメージ情報としては実際の小切手に印刷出力されて
いるものとして取り扱えばよい。
【0052】なお、以上の処理における袋への挿入作業
を省略しようとする場合には、この補助自行欄2に相当
する部分にMICR印字をすることができないことよ
り、これに代えて例えば小切手裏面(又は表面)に蛍光
バーコード等により同様情報を印刷してもよい。これに
より面倒な袋入れ作業や、袋に挿入した状態でのその後
の処理が改善される。
【0053】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、有価
証券を処理する際に、各有価証券毎に固有の特定番号を
付与し、以後の手形管理にこの特定番号を利用すること
により、手形の一元管理が可能と成る。また、処理の結
果、当該有価証券に記録すべき事項の記録も一括して且
つ自動的に行うことができ、個々の入出力端末毎に記録
機構を備えるのに比し大幅に簡略化することができる。
【0054】また、特定番号を有価証券に記録後に有価
証券イメージを読み込んで登録することにより、イメー
ジを含めた一元管理の確実性がよくなり、手形現物のハ
ンドリングを大幅に減少させることが可能となる。且つ
特定番号に従ってIDTに表示された手形イメージを確
認しての各種入力/照会確認を行えるため、処理効率が
向上し、オペレータの負担を大幅に減少させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の手形集中処理システム
の構成例を示す図である。
【図2】図1に示す手形処理装置の機能構成図である。
【図3】本実施例の手形入庫処理を示すフローチャート
である。
【図4】約束手形の処理で自由に印字等できる領域を説
明するための図である。
【図5】本実施例の手形照会処理を示すフローチヤート
である。
【図6】本実施例における出庫処理を示すフローチヤー
トである。
【図7】本実施例における組戻し処理を示すフローチヤ
ートである。
【符号の説明】
10 制御装置 11 メモリ 100 手形処理装置 110 MICR/OCR/バーコード/マーク読み
取り装置 120 インクジェットプリンタ 130 スタンプエンドーサ 140 MICRエンコーダ 150 イメージリーダ 160 ソータ 200 ファイルサーバ 300 データサーバ装置 310 プリンタ 320 集団光ディスク装置 410,420,430,440 IDT(イメージ
データターミナル)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象の有価証券より記載情報を読み
    取る情報読み取り手段と、 前記処理対象の有価証券毎に特有の処理番号である特定
    番号を付与する特定情報付与手段と、 少なくとも前記特定情報付与手段で付与した特定番号及
    び前記情報読み取り手段での読み取り情報により特定さ
    れる有価証券特定情報とを当該処理対象の有価証券の所
    定箇所に記録する特定情報記録手段と、 前記処理対象の有価証券より前記特定情報記録手段での
    記録情報を含む有価証券イメージを読み取るイメージ読
    み取り手段と、 前記イメージ読み取り手段での読み取りイメージ情報及
    び前記情報読み取り手段での読み取り有価証券特定情報
    を前記特定情報付与手段で付与した特定番号に対応付け
    て記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された有価証券読み取りイメージ情
    報を表示可能な表示手段と、 前記表示手段での表示情報を確認して有価証券処理情報
    を操作入力する操作入力手段と、 前記操作入力手段で操作入力した前記有価証券処理情報
    を当該有価証券に付与された特定番号に対応付けて前記
    記憶手段に記憶させる処理情報記憶制御手段と、 前記記憶手段に記憶させた前記有価証券処理情報及び前
    記有価証券特定番号より対応する有価証券への記録情報
    を選択して当該有価証券の所定位置に記録する処理情報
    記録手段とを備え、 処理すべき有価証券毎に特定番号を付与し、当該特定番
    号の付与された有価証券より当該有価証券特定情報を抽
    出して前記特定番号と共に当該有価証券に記録し、記録
    後に当該有価証券のイメージ情報を読み込んで記憶し、
    以後有価証券現物を取り扱うことなく前記読み取り有価
    証券イメージを前記表示手段に表示して該表示情報を目
    視確認することにより当該有価証券の確認及び処理必要
    事項入力を可能とすると共に、処理結果を自動記録可能
    とすることを特徴とする有価証券集中処理システム。
  2. 【請求項2】 前記有価証券を手形とし、前記特定情報
    記録手段は前記手形の補助自行欄に特定情報を書き込
    み、前記操作入力手段は前記表示手段に表示されている
    手形読み取りイメージを目視確認して少なくとも決済期
    日及び金額を入力し、必要に応じて委託金融機関・支店
    コード、支払人名を入力することを特徴とする請求項1
    記載の有価証券集中処理システム。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れた有価証券イメージを表示する際に、一部イメージを
    切り出し表示可能とし、必要に応じて一部イメージを変
    倍表示可能とすることを特徴とする請求項1又は請求項
    2のいずれかに記載の有価証券集中処理システム。
  4. 【請求項4】 前記特定情報記録手段は、前記特定番号
    を有価証券の処理に係る金融機関名、支店名特定情報を
    永久可視表示し、 前記処理情報記録手段は、手形の補助自行欄に手形決済
    期日及び金額、必要な場合には交換所、金融機関コード
    をMICR自動印字する工程を含むことを特徴とする請
    求項2に記載の有価証券集中処理システム。
  5. 【請求項5】 更に前記処理情報記録手段での記録終了
    有価証券を決済期日に従ってソートするソート手段を備
    えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか
    に記載の有価証券集中処理システム。
  6. 【請求項6】 前記ソート手段は決済期日に従ってソー
    ト処理を行うことを特徴とする請求項5記載の有価証券
    集中処理システム。
  7. 【請求項7】 前記ソート手段でのソート結果に従って
    前記有価証券現物を所定ファイルにファイリングする際
    のファイリングアドレスリストを出力するファイリング
    リスト出力手段を備えることを特徴とする請求項6記載
    の有価証券集中処理システム。
  8. 【請求項8】 前記処理済の有価証券現物を所定ファイ
    ルにファイリングする際のファイリングアドレスリスト
    を出力するファイリングリスト出力手段を備え、該ファ
    イリングリスト出力手段での出力ファイリングリストに
    従って前記所定ファイルに有価証券をファイリング可能
    とすることを特徴とする請求項6記載の有価証券集中処
    理システム。
  9. 【請求項9】 更に、前記所定ファイルに格納された有
    価証券を取り出した時あるいは新たな有価証券を格納す
    る時に前記記憶手段への有価証券毎の特定番号に対応付
    けて記憶されている有価証券情報を削除あるいは特定番
    号に対応付けた有価証券情報を追加記憶する更新手段を
    備えることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれ
    かに記載の有価証券集中処理システム。
  10. 【請求項10】 処理対象の有価証券より記載情報を読
    み取る情報読み取り手段と、有価証券の所定箇所に処理
    情報を永久可視表示する記録手段と、前記有価証券より
    有価証券イメージを読み取るイメージ読み取り手段と、
    前記イメージ読み取り手段での読み取りイメージ情報及
    び前記情報読み取り手段での読み取り有価証券特定情報
    を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された有価
    証券読み取りイメージ情報を必要に応じて前記有価証券
    特定情報と共に表示する表示手段と、有価証券処理情報
    を操作入力する操作入力手段と、前記操作入力手段で操
    作入力した前記有価証券処理情報を当該有価証券に付与
    された特定番号に対応付けて前記記憶手段に記憶させる
    処理情報記憶制御手段と、前記記憶手段に記憶させた前
    記有価証券処理情報及び前記有価証券特定情報より対応
    する有価証券への記録情報を選択して当該有価証券の所
    定位置に永久可視表示する処理情報記録手段とを備える
    有価証券集中処理システムにおける有価証券集中処理方
    法であって、 処理すべき有価証券毎に特定番号を付与し、当該特定番
    号の付与された有価証券より当該有価証券特定情報を抽
    出して必要な有価証券特定情報を前記特定番号と共に当
    該有価証券に可視表示し、永久可視表示後に当該有価証
    券のイメージ情報を読み込んで記憶し、以後有価証券現
    物を取り扱うことなく前記特定番号に対応付けて記憶さ
    れた有価証券イメージを前記表示手段に表示して該表示
    情報を目視確認することにより当該有価証券の確認及び
    処理必要事項入力を可能とすると共に、手形の補助自行
    欄への有価証券決済期日及び金額、必要な場合には交換
    所、金融機関コードをMICR自動印字する工程を含む
    処理必要事項を前記処理情報記録手段より自動永久可視
    表示する上記各工程を実行することを特徴とする有価証
    券集中処理方法。
  11. 【請求項11】 前記有価証券を手形とし、前記有価証
    券特定情報には自動採番を含む委託金融機関名、支店名
    を含み、前記特定情報記録手段は前記手形の所定欄に自
    動採番を含む委託金融機関名、支店名を含む情報を可視
    記録し、前記処理必要事項は前記手形読み取りイメージ
    を目視確認して入力される少なくとも決済期日及び金
    額、必要な金融機関・支店コード、支払人名を含み、該
    処理必要事項の入力された有価証券情報を当該有価証券
    のイメージ情報と共に前記特定番号と対応付けて在庫マ
    スターファイルに登録し、登録情報を元に有価証券情報
    及びイメージを表示出力させて前記在庫有価証券を照会
    可能とすることを特徴とする請求項10記載の有価証券
    集中処理方法。
  12. 【請求項12】 在庫有価証券を当該有価証券の決済期
    日等に対応して送出した場合には前記在庫マスターファ
    イルより削除し、新たな有価証券の入庫があった場合に
    は当該入庫有価証券の情報を前記在庫マスターファイル
    に登録して在庫有価証券のみを前記在庫ファイルに登録
    する様に制御することを特徴とする請求項11記載の有
    価証券集中処理方法。
  13. 【請求項13】 前記在庫ファイルへの登録有価証券現
    物を決済期日に従って所定ファイルに格納して管理し、
    該所定ファイルに前記有価証券現物を格納する際の格納
    アドレスリストを作成し、前記所定ファイルへの格納有
    価証券の格納位置の変更又は前記所定ファイルへの新た
    な登録/削除の必要が生じる毎に、前記所定ファイル格
    納アドレスリストを更新し、在庫ファイルへの登録有価
    証券の格納位置を把握可能に処理することを特徴とする
    請求項12記載の有価証券集中処理方法。
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