JPH0727124Y2 - 分解鋸 - Google Patents
分解鋸Info
- Publication number
- JPH0727124Y2 JPH0727124Y2 JP40705690U JP40705690U JPH0727124Y2 JP H0727124 Y2 JPH0727124 Y2 JP H0727124Y2 JP 40705690 U JP40705690 U JP 40705690U JP 40705690 U JP40705690 U JP 40705690U JP H0727124 Y2 JPH0727124 Y2 JP H0727124Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw
- support shaft
- plate
- holding plate
- disassembling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本孝案は鋸を鋸身と鋸柄に分解す
ることができる分解鋸に関するものである。
ることができる分解鋸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋸柄に一対の挟持板を装着し、そ
の挟持板の間に鋸首を挿入してから挟持板を貫通するボ
ルトを締めつけることにより鋸首を挟持板で強く挟持す
ることができるようにした分解鋸は多数知られている。
の挟持板の間に鋸首を挿入してから挟持板を貫通するボ
ルトを締めつけることにより鋸首を挟持板で強く挟持す
ることができるようにした分解鋸は多数知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の分解鋸で
は、ボルトあるいはナツトの締めつけが不十分である
と、使用中に鋸身がぐらついて不安定になり使用しにく
い。従ってボルトあるいはナツトはスパナーを使って強
く締めなければならないので、分解鋸と一緒にスパナー
を携行しなければならないという不便がある。また、ス
パナーを使うときにボルトあるいはナツトを何回も回さ
なければならないので、急いでいるときには大変面倒で
あり、十分に締めないまま使用して余計な手間がかかる
などの問題がある。本考案は上記従来の分解鋸の不具合
を解決するために考案されたもので、その目的とすると
ころは挟持板間に挿入した鋸首をスパナーを用いないで
且つ一動作で一瞬に挟持板で強く挟持させることができ
るようにした分解鋸を提供しようとするものである。
は、ボルトあるいはナツトの締めつけが不十分である
と、使用中に鋸身がぐらついて不安定になり使用しにく
い。従ってボルトあるいはナツトはスパナーを使って強
く締めなければならないので、分解鋸と一緒にスパナー
を携行しなければならないという不便がある。また、ス
パナーを使うときにボルトあるいはナツトを何回も回さ
なければならないので、急いでいるときには大変面倒で
あり、十分に締めないまま使用して余計な手間がかかる
などの問題がある。本考案は上記従来の分解鋸の不具合
を解決するために考案されたもので、その目的とすると
ころは挟持板間に挿入した鋸首をスパナーを用いないで
且つ一動作で一瞬に挟持板で強く挟持させることができ
るようにした分解鋸を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、鋸柄に装着した一対の挟持板に支持軸が貫
通され、支持軸にその軸心方向の動きを規制されて支持
されて回動できる細長い押さえ板が回動されて鋸身の長
手方向に向けられたとき押さえ板の前端部内面が乗り上
げられる凸部が一方の挟持板の前端部に突設されている
構成である。なお、押さえ板の支持軸心方向への動きを
規制するために支持軸の両端に頭を設けるか、あるいは
支持軸の一端に頭を設け他端を押さえ板に固着するか、
あるいは支持軸の一端に頭を設け他端を他方の挟持板に
固着する。
するために、鋸柄に装着した一対の挟持板に支持軸が貫
通され、支持軸にその軸心方向の動きを規制されて支持
されて回動できる細長い押さえ板が回動されて鋸身の長
手方向に向けられたとき押さえ板の前端部内面が乗り上
げられる凸部が一方の挟持板の前端部に突設されている
構成である。なお、押さえ板の支持軸心方向への動きを
規制するために支持軸の両端に頭を設けるか、あるいは
支持軸の一端に頭を設け他端を押さえ板に固着するか、
あるいは支持軸の一端に頭を設け他端を他方の挟持板に
固着する。
【0005】
【作用】一対の挟持板の間に鋸首を挿入した後に、押さ
え板を支持軸心回りに回動して鋸身の長手方向に向けて
いくと、押さえ板の前端部が挟持板の凸部に無理やりに
乗り上げられるため、挟持板は鋸首を強く挟持するよう
になる。分解するときは押さえ板を逆方向に回せば、押
さえ板の前端部が凸部から外れて挟持板の挟持作用が解
除される。
え板を支持軸心回りに回動して鋸身の長手方向に向けて
いくと、押さえ板の前端部が挟持板の凸部に無理やりに
乗り上げられるため、挟持板は鋸首を強く挟持するよう
になる。分解するときは押さえ板を逆方向に回せば、押
さえ板の前端部が凸部から外れて挟持板の挟持作用が解
除される。
【0006】
【実施例】以下本孝案の実施例を図面について説明す
る。鋸身1の鋸首2には後端から長手方向に溝3が切り
込まれるとともに位置決め穴4,4があけられている。
5,6は向かい合わせて鋸柄に装着される一対の挟持板
であつて、支持軸穴8,9がそれぞれあけられている。
一方の挟持板5の内面には溝3に嵌合することができる
溝用凸部10が突設され、前端部には挿入された鋸首2
の位置決め穴4,4が嵌合することができる突子11,
11が突設されている。他方の挟持板6には突子11,
11と対応する覗き穴12,12があけられ、外側面の
前端部には裾が緩やかな傾斜で頂きが平らな凸部13が
幅方向に突設されている。支持軸穴8,9に嵌合する支
持軸14の両端には頭15,16が設けられており、他
方の挟持板6と頭15との間で押さえ板17が回動自在
に枢支されている。押さえ板17は細長くて後端部の一
側に下向きの摘み18が設けられ、他側に上向きの摘み
19が設けられている。摘み18あるいは19を摘むな
どして押さえ板17を鋸身1の長手方向に向けると、押
さえ板17の先端部が凸部13に乗り上げられるように
なつている。なお、上記実施例では位置決め穴と位置決
め突子と覗き穴をそれぞれ2個ずつ設けたが、1個ずつ
でもよい。即ち鋸首2に図2で鎖線で示すように中心線
上に位置決め穴20を1個設け、それに対応して挟持板
5には1個の位置決め突子を、挟持板6には1個の覗き
穴を設けるようにしてもよい。また、支持軸14の一端
が図8に示すように押さえ板17に固着されているか、
あるいは図9に示すように挟持板5に固着されていても
よい。
る。鋸身1の鋸首2には後端から長手方向に溝3が切り
込まれるとともに位置決め穴4,4があけられている。
5,6は向かい合わせて鋸柄に装着される一対の挟持板
であつて、支持軸穴8,9がそれぞれあけられている。
一方の挟持板5の内面には溝3に嵌合することができる
溝用凸部10が突設され、前端部には挿入された鋸首2
の位置決め穴4,4が嵌合することができる突子11,
11が突設されている。他方の挟持板6には突子11,
11と対応する覗き穴12,12があけられ、外側面の
前端部には裾が緩やかな傾斜で頂きが平らな凸部13が
幅方向に突設されている。支持軸穴8,9に嵌合する支
持軸14の両端には頭15,16が設けられており、他
方の挟持板6と頭15との間で押さえ板17が回動自在
に枢支されている。押さえ板17は細長くて後端部の一
側に下向きの摘み18が設けられ、他側に上向きの摘み
19が設けられている。摘み18あるいは19を摘むな
どして押さえ板17を鋸身1の長手方向に向けると、押
さえ板17の先端部が凸部13に乗り上げられるように
なつている。なお、上記実施例では位置決め穴と位置決
め突子と覗き穴をそれぞれ2個ずつ設けたが、1個ずつ
でもよい。即ち鋸首2に図2で鎖線で示すように中心線
上に位置決め穴20を1個設け、それに対応して挟持板
5には1個の位置決め突子を、挟持板6には1個の覗き
穴を設けるようにしてもよい。また、支持軸14の一端
が図8に示すように押さえ板17に固着されているか、
あるいは図9に示すように挟持板5に固着されていても
よい。
【0007】
【考案の効果】鋸に着いている押さえ板をほんの少し動
かすだけの手間で鋸を確実に締めつけたり緩めたりする
ことができる。
かすだけの手間で鋸を確実に締めつけたり緩めたりする
ことができる。
【図1】本考案の分解鋸の斜視図である。
【図2】鋸の鋸首部分を示す平面図である。
【図3】鋸首を差し込む前の挟持板部の断面図である。
【図4】鋸首が挟持された挟持板部の断面図である。
【図5】押さえ板の斜視図である。
【図6】一方の挟持板の斜視図である。
【図7】他方の挟持板の斜視図である。
【図8】他の実施例の側面図である。
【図9】更なる他の実施例の側面図である。
2 鋸首 5 一方の挟持板 6 他方の挟持板 7 鋸柄 13 凸部 14 支持軸 17 押さえ板
Claims (4)
- 【請求項1】 鋸柄に装着した一対の挟持板に支持軸が
貫通され、支持軸にその軸心方向の動きを規制されて支
持されて回動できる細長い押さえ板が回動されて鋸の長
手方向に向けられたとき押さえ板の前端部内面が乗り上
げられる凸部が一方の挟持板の前端部に突設されている
ことを特徴とする分解鋸。 - 【請求項2】 支持軸の両端に頭が設けられていること
を特徴とする請求項1の分解鋸。 - 【請求項3】 支持軸の一端に頭が設けられ、他端が押
さえ板に固着されていることを特徴とする請求項1の分
解鋸。 - 【請求項4】 支持軸の一端に頭が設けられ、他端が一
方の挟持板に固着されていることを特徴とする請求項1
の分解鋸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40705690U JPH0727124Y2 (ja) | 1990-12-31 | 1990-12-31 | 分解鋸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40705690U JPH0727124Y2 (ja) | 1990-12-31 | 1990-12-31 | 分解鋸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717502U JPH0717502U (ja) | 1995-03-28 |
JPH0727124Y2 true JPH0727124Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=18516683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40705690U Expired - Lifetime JPH0727124Y2 (ja) | 1990-12-31 | 1990-12-31 | 分解鋸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727124Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-31 JP JP40705690U patent/JPH0727124Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0717502U (ja) | 1995-03-28 |