JPH0727076Y2 - データキャリア - Google Patents

データキャリア

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JPH0727076Y2
JPH0727076Y2 JP1989089561U JP8956189U JPH0727076Y2 JP H0727076 Y2 JPH0727076 Y2 JP H0727076Y2 JP 1989089561 U JP1989089561 U JP 1989089561U JP 8956189 U JP8956189 U JP 8956189U JP H0727076 Y2 JPH0727076 Y2 JP H0727076Y2
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JP
Japan
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data carrier
case
tool holder
data
recess
Prior art date
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JP1989089561U
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English (en)
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JPH0329250U (ja
Inventor
弘幸 中野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は工作機の工具や工場における部品,製品の管理
又は物流システム等のデータ伝送装置に用いられるデー
タキャリアに関するものである。
〔従来の技術〕
従来工作機の工具の管理や工場における組立搬送ライン
での部品,製品の識別等を機械化するためには、工具,
部品,製品等の種々の部品を識別して管理するシステム
が必要となる。そこで特開昭63−221950号や特開平1−
151832号のように識別対象物にメモリを有するデータキ
ャリアを設け、外部からデータ伝送によってデータキャ
リアのメモリに必要な情報を書込んでおき、必要に応じ
てその情報を読出すようにした物品識別システムが提案
されている。
そしてこのような識別システムにおいて、データを保持
するデータキャリアは例えばツールシャンク等の工具ホ
ルダに埋設して取付けられる。第6図はこのような従来
のデータキャリア1の一例を示す断面図、第7,8図は工
具ホルダにこのデータキャリアを取付けた状態を示す図
である。これらの図に示すように、データキャリア1は
ケース2内に環状の窪みを有するコア3とその内部に取
付けられたコイル4を有しており、コイル4を用いたデ
ータ伝送によってプリント基板5上の電子回路部6のメ
モリに必要なデータが保持される。そしてデータキャリ
ア1の空隙部はエポキシ樹脂等の充填樹脂7が充填され
ており、工具ホルダ8に埋設して接着剤9a等で取付けら
れる。又緩衝効果を高めるために第8図に示すように緩
衝効果がある接着剤9bを用いて取付けられる場合もあ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
したるにこのような従来にデータキャリアの取付方法で
は、接着剤を用いているためデータキャリアを工具ホル
ダから取出すことが困難であった。データキャリアは電
池の交換が必要であり、電池を用いないデータキャリア
についてもメモリであるE2PROMが寿命となればデータキ
ャリア自体を交換するため工具ホルダより取出す必要が
ある。しかし従来のデータキャリアの取付方法では、接
着剤を用いているためデータキャリアの着脱が困難であ
るという欠点があった。又工具ホルダの金属とデータキ
ャリアケースとの熱膨脹係数の違いから温度変化等によ
って接着層に亀裂が入ったり劣化し易く、データキャリ
アが脱落する恐れがあるという欠点もあった。
本考案はこのような従来のデータキャリアの取付方法の
問題点に鑑みてなされたものであって、データキャリア
を工具ホルダ等に確実に保持し容易に着脱できるように
することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はケースの上面内壁にコイル部を有し、書込み又
は読出しをする制御ユニットとの間で電磁結合によりデ
ータ通信を行うデータキャリアであって、ケースの下方
にケースと一体に形成され、ケースの外周に沿って突出
する複数の弾性片を有し、各弾性片はその先端の面に夫
々窪みを有することを特徴とするものである。
〔作用〕
このような特徴を有する本考案によれば、データキャリ
アのケースに一体に形成された複数の弾性片を有してお
り、データキャリアを取付部材の窪みに挿入する。こう
すれば緩衝効果を有するため、接着剤を用いることなく
データキャリアを取付けることができることとなる。又
このデータキャリアを取付部材の窪みから取出す際に
は、データキャリアの弾性片に形成されている各窪みを
夫々中心方向に向けて力を加える。こうすれば弾性片が
中心向きに収縮するため、データキャリアが容易に取出
せることとなる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例によるデータキャリアの斜視
図、第2図はその縦断面図である。これらの図に示すよ
うにデータキャリア10は円筒形の上ケース11及び下ケー
ス12から構成される。上ケース11内には従来のデータキ
ャリアと同様に円筒形で環状の窪みを有するコア3内に
コイル4が設けられ、上ケース11の内面に固定されてい
る。又下ケース12は円筒形のケースであり、その底面部
にプリント基板5を保持しておりその上面には上ケース
11が接続される。そして下ケース12はその下方から外側
にケースの外周に沿って4つの弾性片12a〜12dを突出さ
せた構造を有している。この弾性片12a〜12dの上面は上
ケース11の上面よりわずかに低くすると共に、夫々円弧
状の窪み13a〜13dを設ける。その下方にはプリント基板
5上に電子回路部6が実装される。データキャリア10は
このコイル4を介して得られるデータやコマンドを識別
して電子回路部6内のメモリに書込むと共に、メモリか
ら読出されたデータをコイル4を介して図示しないリー
ドライトヘッド側に送出するものである。
さて第3図に示すように、例えばツールシャンク等の工
具ホルダ14にデータキャリアの下ケース12の四方の弾性
片12a〜12dに対応した形状の窪み15が設けられ、データ
キャリア10が埋設して取付けられる。第4図はこうして
データキャリアを窪み15内に取付けた状態を示す図であ
る。こうしてデータキャリア10を第3図に示す窪み15内
に挿入することにより、弾性片12a〜12dがわずかに内側
に湾曲して第4図に示すように所定の位置に固定され
る。こうすれば接着剤を用いることなく極めて容易にデ
ータキャリア10を取付けることができる。又データキャ
リア10をこの工具ホルダ14から取出す際には、窪み13a
〜13dに中心向きの力を加えてデータキャリア10を引き
出す。こうすれば容易にデータキャリア10を取出すこと
ができる。又弾性片12a〜12dと下ケース12とは一体に形
成されているため、弾性片をラジアル方向に湾曲させて
も応力によって弾性片が脱落したり損傷を受ける恐れが
ない。
又本実施例では上ケースと下ケースとを分離している
が、第5図に示すようにデータキャリアのケースを分離
することなくケース16の下方に外向きに弾性片17a〜17d
を一体に形成してもよい。この場合にもツールシャンク
等の工具ホルダへのデータキャリアの装着が確実とな
り、又弾性片の上面に窪み18a〜18dを設けておくことに
よってデーキャリアの着脱を容易に行うことができる。
〔考案の効果〕
このような特徴を有する本考案によれば、接着剤を用い
ることなくデータキャリアを工具ホルダ等に固定するこ
とができ、作業性が向上するだけでなく装着や取外しが
極めて容易に行える。又ケースの弾性片がデータキャリ
アのコイルやコアを有する面の反対側より突出するよう
に構成されているため、着脱時の応力がコアにかからず
信頼性を高くすることができる。又工具ホルダ等に衝撃
が加わっても弾性片の部分で衝撃が吸収されるためデー
タキャリア内に伝わり難く、緩衝的効果を得ることも可
能となる。更に遠心力等によってデータキャリアが飛び
出すことがなくなるという効果も得られる。又データキ
ャリアを窪みから取出す際には、各弾性片の窪みに中心
向きの力を加えることによって、容易に取出すことがで
きる。このようにデータキャリアの着脱が容易に行える
という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるデータキャリアの斜視
図、第2図はその縦断面図、第3図はこのデータキャリ
アが取付けられる工具ホルダの断面図、第4図はこの工
具ホルダの取付位置にデータキャリアを取付けた状態を
示す図、第5図は本考案の他の実施例によるデータキャ
リアの縦断面図、第6図は従来のデータキャリアの縦断
面図、第7図及び第8図は従来のデータキャリアを工具
ホルダに取付けた状態を示す断面図である。 10……データキャリア、11……上ケース、12……下ケー
ス、12a〜12d,17a〜17d……弾性片、13a〜13d,18a〜18d
……窪み、16……ケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースの上面内壁にコイル部を有し、書込
    み又は読出しをする制御ユニットとの間で電磁結合によ
    りデータ通信を行うデータキャリアにおいて、 前記ケースの下方にケースと一体に形成され、前記ケー
    スの外周に沿って突出する複数の弾性片を有し、各弾性
    片はその先端の面に夫々窪みを有することを特徴とする
    データキャリア。
JP1989089561U 1989-07-28 1989-07-28 データキャリア Expired - Lifetime JPH0727076Y2 (ja)

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JP1989089561U JPH0727076Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 データキャリア

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Publication Number Publication Date
JPH0329250U JPH0329250U (ja) 1991-03-22
JPH0727076Y2 true JPH0727076Y2 (ja) 1995-06-21

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ID=31639135

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JP1989089561U Expired - Lifetime JPH0727076Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 データキャリア

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JPH0329250U (ja) 1991-03-22

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