JPH0727002Y2 - 真空掃除機の塵だめ部 - Google Patents
真空掃除機の塵だめ部Info
- Publication number
- JPH0727002Y2 JPH0727002Y2 JP994590U JP994590U JPH0727002Y2 JP H0727002 Y2 JPH0727002 Y2 JP H0727002Y2 JP 994590 U JP994590 U JP 994590U JP 994590 U JP994590 U JP 994590U JP H0727002 Y2 JPH0727002 Y2 JP H0727002Y2
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- JP
- Japan
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- bag
- dust
- outside
- dust collecting
- vacuum cleaner
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- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、真空掃除機の塵をためる部分に係るもので、
紙パック式集塵袋のごとき特殊の袋を使用せず、通気性
及び通液性のない通常のポリ袋や紙袋を集塵袋として使
用できるものである。
紙パック式集塵袋のごとき特殊の袋を使用せず、通気性
及び通液性のない通常のポリ袋や紙袋を集塵袋として使
用できるものである。
[従来の技術] 従来の真空掃除機には集塵袋の無いものか、通気性の集
塵袋を使用するものがあった。
塵袋を使用するものがあった。
[考案が解決しようとする課題] 従来の真空掃除機のうち、集塵袋のないものは塵だめ部
にたまった塵を別の容器や袋に入れ替えて廃棄する必要
があり、その際ほこりや汚物がこぼれるので作業性が悪
く、塵だめ部の掃除も十分にできないので非衛生であっ
た。
にたまった塵を別の容器や袋に入れ替えて廃棄する必要
があり、その際ほこりや汚物がこぼれるので作業性が悪
く、塵だめ部の掃除も十分にできないので非衛生であっ
た。
そのため紙製の集塵袋(紙パック)を使用するものが多
く用いられているが、通気性の袋をフイルター代わりに
使用しているため、液体や液体をふくんだものは吸入で
きず、また特殊な集塵袋を必要とし、一般にある紙袋や
ビニール袋は使用できなかった。
く用いられているが、通気性の袋をフイルター代わりに
使用しているため、液体や液体をふくんだものは吸入で
きず、また特殊な集塵袋を必要とし、一般にある紙袋や
ビニール袋は使用できなかった。
仮に前者の集塵袋のない型式のものに通気性や通液性の
ない集塵袋を入れた場合は、集塵袋は吸引圧によって吸
いちぢめられ、袋としての作用をしなくなる。
ない集塵袋を入れた場合は、集塵袋は吸引圧によって吸
いちぢめられ、袋としての作用をしなくなる。
それで、集塵袋の内部に支え等をいれて、集塵袋を拡げ
たとすれば、たまった塵を捨てる際に支えを外さねばな
らず、塵がこぼれたりして効果が半減する。
たとすれば、たまった塵を捨てる際に支えを外さねばな
らず、塵がこぼれたりして効果が半減する。
[課題を解決するための手段] 上記の問題点を解決するために、本考案においては通気
性、通液性のない集塵袋を、塵だめ部にいれて集塵袋を
拡げる手段に、集塵袋の内側と外側の圧力差により集塵
袋の外部から吸引して、拡げる方法をとった。
性、通液性のない集塵袋を、塵だめ部にいれて集塵袋を
拡げる手段に、集塵袋の内側と外側の圧力差により集塵
袋の外部から吸引して、拡げる方法をとった。
[作用] 主としてフイルターの圧力損失による、集塵袋6の内部
と外部の圧力差により、集塵袋は外から吸い拡げられ
る、これはゴム風船を口で吸って、口の中に膨らませる
のと同様の原理である。第5図において集塵袋6の内部
と外部の間には吸引抵抗部12として、フイルターもしく
は狭窄部或いは屈曲部を設けて圧力差を生じさせる、こ
れにより、集塵袋の内部は圧力勾配の上流側(圧力が高
い)となり集塵袋の外部は下流側(圧力が低い)とな
る。
と外部の圧力差により、集塵袋は外から吸い拡げられ
る、これはゴム風船を口で吸って、口の中に膨らませる
のと同様の原理である。第5図において集塵袋6の内部
と外部の間には吸引抵抗部12として、フイルターもしく
は狭窄部或いは屈曲部を設けて圧力差を生じさせる、こ
れにより、集塵袋の内部は圧力勾配の上流側(圧力が高
い)となり集塵袋の外部は下流側(圧力が低い)とな
る。
[実施例] 第1図において、外凾1は、蓋4により開閉自在かつ気
密性に作られ、蓋4に吸入口7が設けられ、吸入口は集
塵袋6の内部に通じている。
密性に作られ、蓋4に吸入口7が設けられ、吸入口は集
塵袋6の内部に通じている。
袋受け2は集塵袋が不定形に広がるのを防ぎ、且つ集塵
袋の開口部9が、フイルター5に密着し脱落しないよう
に保持するためのものである。
袋の開口部9が、フイルター5に密着し脱落しないよう
に保持するためのものである。
そして本考案の作用をさせるために、袋受け2には小孔
又は網目もしくはスリット状の通気孔11を有する。
又は網目もしくはスリット状の通気孔11を有する。
集塵袋の開口部9すなわち袋受け2のの開口部には密着
してフイルター5が着脱自在に設けられ、外凾1の一部
に排気口8があり、吸引装置10に接続される。
してフイルター5が着脱自在に設けられ、外凾1の一部
に排気口8があり、吸引装置10に接続される。
つぎに本考案の使用方法をのべると、蓋4とフイルター
5を取り、袋受け2の内部に集塵袋6として、一般にあ
るビニール袋や紙袋を入れ、袋の開口部をすこし外側に
折り曲げフイルターと蓋を被せて閉じ、吸込口7にホー
ス及びブラシ等を、排気口8に吸引装置10を夫々接続し
運転させると、塵や液体等を吸い取り集塵袋6の内部に
たまる。
5を取り、袋受け2の内部に集塵袋6として、一般にあ
るビニール袋や紙袋を入れ、袋の開口部をすこし外側に
折り曲げフイルターと蓋を被せて閉じ、吸込口7にホー
ス及びブラシ等を、排気口8に吸引装置10を夫々接続し
運転させると、塵や液体等を吸い取り集塵袋6の内部に
たまる。
この際集塵袋の外側は前述のごとく主としてフイルター
部の圧力損失により、内側より低圧になっており、集塵
袋6は袋受け2の内壁に沿って広がる。
部の圧力損失により、内側より低圧になっており、集塵
袋6は袋受け2の内壁に沿って広がる。
吸引装置を止めれば、集塵袋の内外の圧力差がなくなる
ので、集塵袋は取り出しやすくなる。
ので、集塵袋は取り出しやすくなる。
なおフイルターは通常第1図の位置に配設されるが、本
考案の作用を実施するには、第4図に示すごとく、フイ
ルターのかわりに袋おさえ13を設け、吸引抵抗部12とし
て狭窄部或いは屈曲部などを設けてもよい。
考案の作用を実施するには、第4図に示すごとく、フイ
ルターのかわりに袋おさえ13を設け、吸引抵抗部12とし
て狭窄部或いは屈曲部などを設けてもよい。
また排気口8は蓋4の一部に設けてもよい。
上記実施例の集塵袋6に代え、第6図に示すごとく集塵
袋の開口部付近に通気性を付与し、吸引抵抗部12とすれ
ば、従来の紙パック用真空掃除機に使用しても上記実施
例と同様の効果を得ることができる。
袋の開口部付近に通気性を付与し、吸引抵抗部12とすれ
ば、従来の紙パック用真空掃除機に使用しても上記実施
例と同様の効果を得ることができる。
[考案の効果] このようにして集塵袋6に通気性や通液性のないものを
使用でき、袋受け2の効果により寸法的にも融通がきく
ので、特殊な袋でなく通常のポリ袋や空き袋を使用でき
るので、コストダウンや廃物利用ができる。
使用でき、袋受け2の効果により寸法的にも融通がきく
ので、特殊な袋でなく通常のポリ袋や空き袋を使用でき
るので、コストダウンや廃物利用ができる。
また通気性の袋は透明度が無いので、袋にはいったもの
は外部から見ることは出来ないが、本考案によるとき
は、透明の集塵袋も使用できるので誤って必要なものを
吸入したときにも、容易に点検することができる。
は外部から見ることは出来ないが、本考案によるとき
は、透明の集塵袋も使用できるので誤って必要なものを
吸入したときにも、容易に点検することができる。
その他、本考案の応用面をつぎに述べると (イ) 本考案の全体若しくは一部を透明にしておけ
ば、掃除をしながら塵の状態を見ることができる。
ば、掃除をしながら塵の状態を見ることができる。
(ロ) 吸引装置10に通常の真空掃除機を利用し本考案
をアダプター的にする。
をアダプター的にする。
(ハ) 吸引装置と本考案を一体にする。
(ニ) パイプラインの一部に本考案を利用する。
(ホ) 本考案のフイルターを目の粗いものにして付加
した真空掃除機のフイルターを2次フイルターにする。
した真空掃除機のフイルターを2次フイルターにする。
(ヘ) 袋詰めに利用する。
(ト) ドラム缶やごみ箱等を、外凾1の代わりに利用
する。
する。
第1図は本考案の断面図、第2図は袋受け2の斜視図、
第3図は使用時の状態を示す斜視図、第4図は他の実施
例を示す断面図、第5図は原理図、第6図は吸引抵抗部
を付した集塵袋の正面図である。 1……外凾、2……袋受け、3……袋受けの開口部 4……蓋、5……フイルター、6……集塵袋 7……吸入口、8……排気口、9……集塵袋の開口部 10……吸引装置、11……袋受けの通気孔、12……吸引抵
抗部、13……袋おさえ。
第3図は使用時の状態を示す斜視図、第4図は他の実施
例を示す断面図、第5図は原理図、第6図は吸引抵抗部
を付した集塵袋の正面図である。 1……外凾、2……袋受け、3……袋受けの開口部 4……蓋、5……フイルター、6……集塵袋 7……吸入口、8……排気口、9……集塵袋の開口部 10……吸引装置、11……袋受けの通気孔、12……吸引抵
抗部、13……袋おさえ。
Claims (3)
- 【請求項1】外凾1の内部に袋受け2を設け、袋受けの
開口部3と蓋4の間にフイルター5を設け、外凾の外部
から、集塵袋6の内部に通ずる吸入口7と、外凾の内部
から外部に通ずる排気口8を有する真空掃除機の塵だめ
部。 - 【請求項2】外凾1の内部に袋受け2を設け、袋受けの
開口部3と排気口8の間に、袋押さえ13と吸引抵抗部12
を設け、外箱の内部から外部に通ずる排気口8を有する
真空掃除機の塵だめ部。 - 【請求項3】非通気性、若しくは通気性の少ない袋の開
口部付近に通気性を付与し、吸引抵抗部12とした請求項
2記載の真空掃除機の塵だめ部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP994590U JPH0727002Y2 (ja) | 1990-02-03 | 1990-02-03 | 真空掃除機の塵だめ部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP994590U JPH0727002Y2 (ja) | 1990-02-03 | 1990-02-03 | 真空掃除機の塵だめ部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03103056U JPH03103056U (ja) | 1991-10-25 |
JPH0727002Y2 true JPH0727002Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31513531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP994590U Expired - Fee Related JPH0727002Y2 (ja) | 1990-02-03 | 1990-02-03 | 真空掃除機の塵だめ部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727002Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020025713A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | 三立機器株式会社 | 不快生物駆除用掃除機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7416733B2 (ja) * | 2021-01-29 | 2024-01-17 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 電気掃除機 |
-
1990
- 1990-02-03 JP JP994590U patent/JPH0727002Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020025713A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | 三立機器株式会社 | 不快生物駆除用掃除機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03103056U (ja) | 1991-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |