JPH072698A - 全身的炎症応答症候群の病的結果を治療するための薬剤組成物 - Google Patents

全身的炎症応答症候群の病的結果を治療するための薬剤組成物

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JPH072698A
JPH072698A JP6128871A JP12887194A JPH072698A JP H072698 A JPH072698 A JP H072698A JP 6128871 A JP6128871 A JP 6128871A JP 12887194 A JP12887194 A JP 12887194A JP H072698 A JPH072698 A JP H072698A
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JP
Japan
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inos
canavanine
dexamethasone
inflammatory agent
pharmaceutical composition
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JP6128871A
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David Michael Teale
マイケル ティール デイヴィット
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    • A61K31/56Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
    • A61K31/57Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms, e.g. pregnane or progesterone
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 敗血症に関連する全身的炎症を治療するため
の薬剤組成物、その製法及びその使用 【構成】 構成性酸化窒素シンターゼよりも誘導性酸化
窒素シンターゼを優先的に抑制するiNOSの優先的抑
制剤及び消炎剤を含有する、全身性炎症応答症候群の病
的結果を治療処置するための薬剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、敗血症ショック及び関
連症状の病的結果の治療のための組成物に関する。
【0002】最も広い意味で、これは、全身的炎症応答
症候群(systemic inflamatory
response syndrom:SIRS)の病的
結果の処置のための組成物に関する。本発明は、SIR
Sの病的結果の処置におけるこの組成物の使用及び、S
IRSを伴なう病的結果の処置のための医薬品の製造に
おけるこの組成物の使用にも関する。より詳細には、本
発明は、構成性酸化窒素シンターゼ(cNOS)よりも
誘導性酸化窒素シンターゼ(iNOS)を優先的に抑制
する優先的抑制剤(以後、iNOSの優先的抑制剤と称
する)及び消炎剤より成る組成物に関するか又は、iN
OSの優先的抑制剤及び消炎剤をSIRSの病的結果の
処置剤として、同時に、別々に又は連続的に適用するこ
とに関する。SIRSの病的結果の1例は、低血圧症で
ある。
【0003】
【従来の技術】SIRSを起こさせる損傷には、外傷、
火傷、アレルギー反応、血液量減退症、サイトカイン治
療(citokine therapy)、鈍外傷、膵
臓炎及び感染が包含される。SIRSが感染の結果であ
る場合には、これは、敗血症と称される。SIRSに関
連する生理学的変化には、38℃より高い又は35.5
℃より低い体温、心膊の増加、頻呼吸及び白血球数の変
動が包含される。SIRSを有する動物は、屡々低血圧
症になる。例えば敗血症は、屡々、R,Bone(De
finition for Sepsis and o
rgan failure and guidetin
e for the use of innovati
ve therapies in sepsis.Ch
est 1992;101,1644−1655)によ
り定義されているような重症敗血症、組織機能障害、低
灌流性不全又は敗血症性低血圧症と関連して敗血症をも
たらす。
【0004】酸化窒素の過剰生産は、iNOSにより起
こされることが確認されており、他方、cNOSは、正
常の血圧調整に役立っていると考えられている。酸化窒
素の過剰生産は、SIRSの病理に、例えばSIRSと
関連する低血圧症に関与していると信じられている。
【0005】iNOSの優先的抑制剤を同定するテスト
は、国際特許出願(WO)92/16666号明細書中
に記載されている。
【0006】コルチコステロイドのような消炎剤は、敗
血症性ショック例えばSIRSと関連する血圧症の治療
に有効であると考えられていた。
【0007】デキサメサゾンを用いる感染前治療(pr
e−infection treatment)は引続
く病的状態例えば動物が引続きLPS(リポポリサッカ
ライド)に露呈される際の低血圧症を妨げることが明ら
かにされている。しかしながら、コルチコステロイドで
の感染後治療(post−infection tre
atment)が敗血症の治療で有効であるとの見解
は、近年変っており、重い敗血症及び敗血症性ショック
を有する患者の治療にはコルチコイド療法を包含すべき
ではないというのが一般的意見である。それというの
も、これは、死亡率を低めないからである。
【0008】1980年代前期に、食品及び薬品局(t
he Food an DrugAdministra
tion)(USA)は、敗血症ショックにおけるコル
チコステロイドに関する指針を検討し、ソル−メドロー
ル(Solu−Medrol;メチルプレドニソロンナ
トリウムサクシネート)の挿入からの敗血症ショックを
除くことの必要性が指針として決定された。それという
のも、敗血症性ショックにおける有用性の確実な証拠が
存在しないと思われたからである。
【0009】1984年に、敗血症ショックにおけるコ
ルチコステロイドの使用の有用性があるか否かが論議さ
れた。C.L.スプルング(Sprung)等によりな
された試験が、The New England Jo
urnal of Medicine 1984、Vo
l.311、NO.18.1137に報告されており、
コルチコステロイドの2種の用量とそのプラセボとの作
用効果を、敗血症ショックを有する59患者で比較し
て、3群で、死亡率の差異は認められなかった。
【0010】The New England Jou
rnal of Medicine1987 Vol.
317、No.11、653−658に、R.C.Bo
ne等は、次のように記載している:「要するに、重い
敗血症及び敗血症性ショックを有する患者における、予
測的なランダム化されたプラセボー対照ダブル盲検マル
チセンター検査で、早期適用による実質的有用性を示す
従来の報告とは対照的に、コルチコステロイドの高投与
量の使用による有用性は示されなかった。敗血症又は敗
血症性ショックを有する患者を早期に確認し、診断の2
時間以内に処置をした。ショック予防、ショック除去又
は14日以内の死亡率に関する改良は認められなかた。
更に、記載事項に腎臓不全を有し、メチルプレドニソロ
ンを適用されていた患者は、ショック消失の割合が低下
し、著るしく死亡率が増大した。2つの患者群の間で2
次感染の徴候は差がなかったが、2次感染に帰因する死
亡率は、ステロイド群で著るしく増加した。これらのこ
とが、重い敗血症及び敗血症性ショックに伴なう高用量
のコルチコステロイドの使用に対する強力な論議を生ぜ
しめた。」ザ・ベテランズ・アドミニストレーション・
システミック・セプシス・コオペラティブ・ステデイ・
グループ(The Veterans Adminis
tration Systemic Sepsis C
ooperative Study Group)も、
マルチセンター・ランダム化二重盲検プラセボー対照検
査を行ない、「全身性の敗血症を有する患者の処置で
は、(敗血症の)早期であろうと後期であろうと、グル
ココルチコイド治療をすべきではない。それというの
も、それは生存率を改良しないからである」と結論を出
している(TheNew England Journ
al of Medicine 1987、Vol.3
17.No.11、659−653)。
【0011】ところで、致死量のLPSを静脈内接種さ
れた動物を、iNOSの優先的抑制剤と消炎剤との組成
物で治療処置(後挿入)する場合に、消炎剤を有しない
iNOSの優先的抑制剤を用いる治療処置と比べて、生
存率の改良があることを発見した。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、i
NOSの優先的抑制剤及び消炎剤より成る薬剤組成物を
提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】好適なiNOSの優先的
抑制剤には、L−カナバニン、アミノグアニジン及びN
6−(ヒドラジノイミノメチル)リジンが包含される。
【0014】消炎剤の例には、次のものが包含される:
コルチコステロイド例えばメチルプレドニゾロン、デキ
サメサゾン、ベタメタゾン、プレドニゾロン、ハイドロ
コルチゾン、トリアミシノロン、メプレドニソン及びパ
ラメタゾン;NSAIDS例えばアスピリン、アミノピ
リン、アザプロパゾン、ベンオキサプロフェン、フエノ
プロフェン、イブプロフェン、インドメタシン及びナプ
ロキセン;酵素5−リポキシゲナーゼの抑制剤(例え
ば、欧州特許出願第0351194号、同第03753
68号、同第0375404号、同第0375452
号、同第037547号、同第381375号、同第0
385662号、同第0385663号、同第0385
679号、同第0385680号に記載のもの);5−
リポキシゲナーゼ活性化プロティン拮抗剤、ロイコトリ
エン拮抗剤及びブラディキニン拮抗剤。
【0015】有利な1態様において、本発明は、iNO
Sの優先的抑制剤及びコルチコステロイドより成る薬剤
組成物を提供する。
【0016】より有利な態様において、本発明は、iN
OSの優先的抑制剤とデキサメサゾン又はメチルプレド
ニゾロンとより成る薬剤組成物を提供する。
【0017】もう1つの態様において、本発明は、消炎
剤及びL−カナバニン、アミノグアニジン又はN6
(ヒドラジノイミノメチル)リジンより成る薬剤組成物
を提供する。より有利にはこの薬剤組成物は、デキサメ
サゾン又はメチルプレドニゾロン及びL−カナバニン、
アミノグアニジン又はN6−(ヒドラジノイミノメチ
ル)リジンより成る。
【0018】最も有利には、この薬剤組成物は、デキサ
メサゾンとL−カナバニンとより成る。
【0019】本発明の薬剤組成物は、有効量の成分と薬
剤学的に認容性の担持剤との混合により製造される。例
えば、非経腸組成物における担持剤は、滅菌水であって
よい。有利には、この組成物は、静脈内、皮下、筋肉
内、脈管内又は注入を包含する非経腸適用に好適な形で
ある。この組成物は、慣用法で、慣用の賦形剤を用いて
製造することができる。
【0020】水中の1%溶液として構成され、凍結乾燥
された、及び0.9%塩化ナトリウム水溶液の添加によ
り所望の濃度にされうる組成物の特別な例は次のもので
ある: デキサメサゾン 148mg L−カナバニン 740mg 慣用法で薬剤を製造する場合に、iNOSの優先的抑制
剤及び消炎剤を混合することができることは、評価され
る。別々の薬剤組成物を製造することもでき、この際に
は、1方はiNOSの優先的抑制剤を、他方は消炎剤を
含有する。
【0021】従って、本発明のもう1つの態様は、SI
RSの病的結果の治療処置のための薬剤組成物の製法を
提供することであり、これは、iNOSの優先的抑制
剤、消炎剤及び薬剤学的に認容性の担持剤を混合するこ
とより成る。
【0022】SIRSに関連する低血圧症に羅病してい
る動物に適用される消炎剤の用量は、通例0.3mg/
kg~1〜30mg/kg~1の範囲であり、iNOSの優
先的抑制剤の用量は通例、0.1mg/kg~1〜200
mg/kg~1の範囲である。消炎剤の用量は1〜10m
g/kg~1が有利である。この用量は、もちろん、iN
OSの優先的抑制剤及び消炎剤の種類、病状の種類及び
重さ及び適用法に応じて、医薬品の公知原理に従って変
動する。
【0023】有効成分は、連続的に、又は別々に、並び
に同時に適用することができる。従って、本発明は、S
IRSの病的結果の治療処置において、iNOSの優先
的抑制剤及び消炎剤を、同時に使用、別々に使用又は連
続的に使用するための複合製剤として含有する製品をも
提供する。当業者は、SIRSと関連する低血圧症の治
療処置のための各々の有効成分の適当な用量を選択する
ことができる。
【0024】有利な1態様では、本発明は、重い敗血症
及び敗血症性ショックの病的結果の治療処置に関する。
【0025】本発明のもう1つの態様は、SIRSの病
的結果の治療処置において、iNOSの優先的抑制剤及
び消炎剤を使用することである。
【0026】本発明の有利な1態様は、重い敗血症及び
敗血症性ショックの病的結果の治療処置おけるiNOS
の優先的抑制剤及びコルチコステロイドの使用である。
【0027】本発明は、SIRS及びそれに関連する病
気の治療的処置におけるiNOSの優先的抑制剤及びメ
チルプレドニゾロン又はデキサメサゾンの使用にも関す
る。
【0028】本発明のもう1つの態様で、SIRSの病
的結果の治療処理におけるL−カナバニン、アミノグア
ニジン又はN6−(ヒドラジノイミノメチル)リジン及
びコルチコステロイドの使用が提供される。
【0029】有利に、iNOSの優先的抑制剤は、L−
カナバニン、アミノグアニジン又はN6−(ヒドラジノ
イミノメチル)リジンであり、消炎剤は、メチルプレド
ニゾロン又はデキサメサゾンである。
【0030】最も有用なiNOSの優先的抑制剤は、L
−カナバニンであり、消炎剤はデキサメサゾンである。
【0031】本発明は、SIRSの病的結果の治療的処
理のための医薬品の製造におけるiNOSの優先的抑制
剤及び消炎剤の使用も提供する。
【0032】本発明は、有効量のiNOSの優先的抑制
剤及び有効量の消炎剤をそれを必要とする患者に適用す
ることより成る、SIRSの病的結果の処置法にも関す
る。
【0033】有利に、本発明は、SIRSに関連してい
る低血圧症の処置に関する。
【0034】最も有利には、本発明は、重い敗血症及び
敗血症性ショックに関連している低血圧症の治療に関す
る。
【0035】
【実施例】次に、iNOSの優先的抑制剤と消炎剤との
組成物を用いるSIRSの治療的処置における利点を説
明している次の実施例により、本発明を説明する。
【0036】例 1 エンドトキセミアのラットモデルにおいて、デキサメサ
ゾン、L−カナバニン又はこれら2種の組み合せ物の生
体内作用を試験した。雄のオールダーレイ・パーク・ラ
ット(Alderley Park rats;120
〜130g)に、静脈から、0の時点で予め測定された
LPS(リポポリサッカライド)のLD90(シグマE
・コリー0.111:34)60mg/kgで攻撃し、
引続き静脈から3〜3.5時間後に、デキサメサゾン
(3mg/kg)、L−カナバニン(30mg/kg又
は100mg/kg)又は2種の組み合せ物(デキサメ
サゾン3mg/kg+L−カナバニン30mg/kg又
はデキサメサゾン3mg/kg+L−カナバニン100
mg/kg)を適用した。対照動物には、LPS適用後
3〜4時間に食塩を、又はLPS適用前90分にデキサ
メサゾン3mg/kgを適用した。生存を72時間観察
時間に渡りモニターした。
【0037】食塩適用対照動物の11%及びデキサメサ
ゾン前処理された動物の100%が72時間の観察時間
生存した。LSP攻撃の3〜3.5時間後にデキサメサ
ゾン3mg/kg、L−カナバニン30mg/kg又は
L−カナバニン100mg/kgを投与したこれら動物
における生存率は、それぞれ43%(27/62)、1
7%(4/24)及び5%(1/21)であった。これ
と対照的に、LPS攻撃の3〜3.5時間後に、デキサ
メサゾンとL−カナバニンとの組み合せ物を適用した動
物では、生存率における著るしい改良を示した。即ち、
デキサメサゾン3mg+L−カナバニン30mg/kg
群で71%(17/24)の生存率(デキサメサゾン単
独に比べてP<0.05及びL−カナバニン単独に比べ
てP<0.001)及びデキサメサゾン3mg/kg+
L−カナバニン100mg/kg群で、94%(19/
20)の生存率(デキサメサゾン又はL−カナバニン単
独と比較してP<0.001)を示した。
【0038】 適用剤 生存率 対 照 11%(6/54) デキサメサゾン(−90分) (3mg/kg) 100%(60/60) デキサメサゾン (3mg/kg) 43%(27/62) L−カナバニン (30mg/kg) 17%(4/24) L−カナバニン (100mg/kg) 5%(1/21) デキサメサゾン+ L−カナバニン (3mg/kg+30mg/kg) 71%(17/34) デキサメサゾン+ L−カナバニン (3mg/kg+100mg/kg) 95%(19/20)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31:565) (A61K 31/195 31:565)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 iNOSの優先的抑制剤及び消炎剤を含
    有することを特徴とする薬剤組成物。
  2. 【請求項2】 消炎剤はコルチコステロイドである、請
    求項1に記載の薬剤組成物。
  3. 【請求項3】 消炎剤は、デキサメサゾン又はメチルプ
    レドニゾロンである、請求項1に記載の薬剤組成物。
  4. 【請求項4】 iNOSの優先的抑制剤は、L−カナバ
    ニン、アミノグアニジン又はN6−(ヒドラジノイミノ
    メチル)リジンである、請求項1から3のいずれかに記
    載の薬剤組成物。
  5. 【請求項5】 iNOSの優先的抑制剤は、L−カナバ
    ニンである、請求項1から3のいずれかに記載の薬剤組
    成物。
  6. 【請求項6】 iNOSの優先的抑制剤及び抗炎症剤
    を、薬剤学的に認容性の担持剤と一緒に混合することを
    特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の薬剤組
    成物の製法。
  7. 【請求項7】 SIRSと関連している低血圧症の治療
    処理に使用するための、請求項1から5のいずれかに記
    載の薬剤組成物。
JP6128871A 1993-06-14 1994-06-10 全身的炎症応答症候群の病的結果を治療するための薬剤組成物 Pending JPH072698A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
GB939312204A GB9312204D0 (en) 1993-06-14 1993-06-14 Therapeutic composition
GB9312204.2 1993-06-14

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Publication Number Publication Date
JPH072698A true JPH072698A (ja) 1995-01-06

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ID=10737119

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JP6128871A Pending JPH072698A (ja) 1993-06-14 1994-06-10 全身的炎症応答症候群の病的結果を治療するための薬剤組成物

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EP (1) EP0630649A1 (ja)
JP (1) JPH072698A (ja)
CA (1) CA2124912A1 (ja)
GB (1) GB9312204D0 (ja)

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