JPH07269454A - 内燃機関点火装置を監視するための方法及び装置 - Google Patents
内燃機関点火装置を監視するための方法及び装置Info
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- JPH07269454A JPH07269454A JP7085957A JP8595795A JPH07269454A JP H07269454 A JPH07269454 A JP H07269454A JP 7085957 A JP7085957 A JP 7085957A JP 8595795 A JP8595795 A JP 8595795A JP H07269454 A JPH07269454 A JP H07269454A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P17/00—Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P3/00—Other installations
- F02P3/02—Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
- F02P3/04—Layout of circuits
- F02P3/055—Layout of circuits with protective means to prevent damage to the circuit, e.g. semiconductor devices or the ignition coil
- F02P3/0552—Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices
- F02P3/0554—Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices using digital techniques
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高電圧の測定を必要とせず、また2次電流回
路において点火エネルギーが低減される電流負荷を必要
としないように、外部点火方式の内燃機関点火装置の2
次電流回路を安価に監視する方法を提供する。 【構成】 1次電流回路が閉成しているとき、それぞれ
の点火出力段トランジスタT1、T2のベース・エミッ
タ電圧VBE1、VBE2を測定して記憶し、少なくとも2つ
の連続した測定値VBE1、VBE2から、比較値Dを形成
し、この比較値Dを限界値Gと比較し、前記比較により
誤差信号Fを取り出す。
路において点火エネルギーが低減される電流負荷を必要
としないように、外部点火方式の内燃機関点火装置の2
次電流回路を安価に監視する方法を提供する。 【構成】 1次電流回路が閉成しているとき、それぞれ
の点火出力段トランジスタT1、T2のベース・エミッ
タ電圧VBE1、VBE2を測定して記憶し、少なくとも2つ
の連続した測定値VBE1、VBE2から、比較値Dを形成
し、この比較値Dを限界値Gと比較し、前記比較により
誤差信号Fを取り出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも2つの1次
電流回路を有しており、前記1次電流回路が、それぞれ
1つの点火出力段トランジスタを用いて閉成されたり開
放される、外部点火方式の内燃機関点火装置の2次電流
回路を監視するための方法に関する。また本発明は、上
述の方法を実施するための装置に関する。
電流回路を有しており、前記1次電流回路が、それぞれ
1つの点火出力段トランジスタを用いて閉成されたり開
放される、外部点火方式の内燃機関点火装置の2次電流
回路を監視するための方法に関する。また本発明は、上
述の方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外部点火方式の内燃機関のための電気点
火装置は一般に、個々のシリンダ内の燃料空気混合気の
点火用点火火花のためのエネルギー蓄積器として、1つ
の又は複数の点火コイルを用いる。点火をトリガする前
の特定のドエルタイムの期間に、対応する点火コイルの
1次巻線を上昇する電流が流れ、このときエネルギー
が、該1次巻線に蓄積される。1次電流の遮断により蓄
積されたエネルギーが点火コイルの2次巻線を介し点火
プラグに流れ、そこで点火火花が形成される。
火装置は一般に、個々のシリンダ内の燃料空気混合気の
点火用点火火花のためのエネルギー蓄積器として、1つ
の又は複数の点火コイルを用いる。点火をトリガする前
の特定のドエルタイムの期間に、対応する点火コイルの
1次巻線を上昇する電流が流れ、このときエネルギー
が、該1次巻線に蓄積される。1次電流の遮断により蓄
積されたエネルギーが点火コイルの2次巻線を介し点火
プラグに流れ、そこで点火火花が形成される。
【0003】点火コイルの2次電流回路に遮断が生じた
場合、つまり高圧によって橋絡されないと、過電圧のた
めに保護回路を用いて点火出力段トランジスタが導通制
御された後、点火コイルに蓄積されたエネルギーは、1
次電流回路の開放後点火出力段トランジスタにおいて熱
に変換される。簡単な機関又は点火制御装置の2次電流
回路の監視は従来非常にコストがかかり、従って実現し
なかった。点火出力段トランジスタの過熱を避けるため
に、また故障の場合には出力段の損傷を避けるために、
点火出力段の熱放射は十分すぎる位に大きく選定され
る。
場合、つまり高圧によって橋絡されないと、過電圧のた
めに保護回路を用いて点火出力段トランジスタが導通制
御された後、点火コイルに蓄積されたエネルギーは、1
次電流回路の開放後点火出力段トランジスタにおいて熱
に変換される。簡単な機関又は点火制御装置の2次電流
回路の監視は従来非常にコストがかかり、従って実現し
なかった。点火出力段トランジスタの過熱を避けるため
に、また故障の場合には出力段の損傷を避けるために、
点火出力段の熱放射は十分すぎる位に大きく選定され
る。
【0004】2次電流回路の遮断は、点火コイルの1次
側での電流測定又は電圧測定によって検知できないが、
2次側では(非常に小さい電流、過度に高まった電圧)
検知することができる。しかしながらこのような測定
は、高い電圧が生じるのでコストがかかる。
側での電流測定又は電圧測定によって検知できないが、
2次側では(非常に小さい電流、過度に高まった電圧)
検知することができる。しかしながらこのような測定
は、高い電圧が生じるのでコストがかかる。
【0005】ヨーロッパ特許出願公開第470277号
公報から、内燃機関のための点火装置が公知である。こ
の装置では、点火コイルとアースとの間にセンサが配置
されており、このセンサを用いて2次電流の持続時間と
振幅とを測定し、点火制御装置のマイクロプロセッサに
おいて、2次電流回路の望ましくない遮断が検知され
る。
公報から、内燃機関のための点火装置が公知である。こ
の装置では、点火コイルとアースとの間にセンサが配置
されており、このセンサを用いて2次電流の持続時間と
振幅とを測定し、点火制御装置のマイクロプロセッサに
おいて、2次電流回路の望ましくない遮断が検知され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高電
圧の測定を必要とせず、また2次電流回路において点火
エネルギーが低減される電流負荷を必要としない、外部
点火方式の内燃機関点火装置の遮断に対して2次電流回
路を監視する方法を提供することである。
圧の測定を必要とせず、また2次電流回路において点火
エネルギーが低減される電流負荷を必要としない、外部
点火方式の内燃機関点火装置の遮断に対して2次電流回
路を監視する方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、1次電流回
路が閉成しているとき、それぞれの点火出力段トランジ
スタのベース・エミッタ電圧を測定して記憶し、少なく
とも2つの連続した測定値から、比較値を形成し、この
比較値を限界値と比較し、前記比較により誤差信号Fを
送出することにより解決される。
路が閉成しているとき、それぞれの点火出力段トランジ
スタのベース・エミッタ電圧を測定して記憶し、少なく
とも2つの連続した測定値から、比較値を形成し、この
比較値を限界値と比較し、前記比較により誤差信号Fを
送出することにより解決される。
【0008】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき図を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
【0009】本発明の方法は、以下に基づく。2次電流
回路の遮断の際、ドエルタイムの間に点火コイルの1次
巻線に蓄積されたエネルギーは、1次電流回路の開放
後、過電圧が生じるために従来の保護回路を用いて再び
導通される点火出力段トランジスタにおいて、熱に変換
される。この構成により、このトランジスタの温度に依
存するベース・エミッタ電圧VBEは低くなる。
回路の遮断の際、ドエルタイムの間に点火コイルの1次
巻線に蓄積されたエネルギーは、1次電流回路の開放
後、過電圧が生じるために従来の保護回路を用いて再び
導通される点火出力段トランジスタにおいて、熱に変換
される。この構成により、このトランジスタの温度に依
存するベース・エミッタ電圧VBEは低くなる。
【0010】図1は、典型的点火出力段トランジスタに
ついて温度をパラメータとし、コレクタ電流ICを横軸
にとり、縦軸にベース・エミッタ電圧VBEをとった線図
を示す。この線図では、コレクタ電流ICの値は100
mAで始まっているが、ICがもっと小さな値の後でも
VBE=f(IC)の傾向を知ることができる。
ついて温度をパラメータとし、コレクタ電流ICを横軸
にとり、縦軸にベース・エミッタ電圧VBEをとった線図
を示す。この線図では、コレクタ電流ICの値は100
mAで始まっているが、ICがもっと小さな値の後でも
VBE=f(IC)の傾向を知ることができる。
【0011】1次電流回路のスイッチインの際、典型的
点火出力段トランジスタのコレクタ電流ICが、例えば
約2msの時間内に目標値8Aに上昇する。図1では、
仮定された温度が25℃でコレクタ電流ICが約100
mAのとき、ベース・エミッタ電圧VBEは、約1.25
Vに上昇し、(或いは動作温度が85℃では1.0V)
125℃では0.8Vに上昇する。
点火出力段トランジスタのコレクタ電流ICが、例えば
約2msの時間内に目標値8Aに上昇する。図1では、
仮定された温度が25℃でコレクタ電流ICが約100
mAのとき、ベース・エミッタ電圧VBEは、約1.25
Vに上昇し、(或いは動作温度が85℃では1.0V)
125℃では0.8Vに上昇する。
【0012】ベース・エミッタ電圧VBEは、(仮定され
た動作温度が)85℃の場合約10μsの時間内に、図
1から補間によって取り出された値約0.95Vに上昇
する。25℃では約1.2V、これに対し125℃では
約0.7Vであろう。コレクタ電流ICは、10μsの
時間内に約40mAに上昇する。VBE85℃/VBE12
5℃の比は、コレクタ電流ICが小さいほど大きい。従
って、コレクタ電流ICが小さいとき、ベース・エミッ
タ電圧の測定を行うことが好ましい。
た動作温度が)85℃の場合約10μsの時間内に、図
1から補間によって取り出された値約0.95Vに上昇
する。25℃では約1.2V、これに対し125℃では
約0.7Vであろう。コレクタ電流ICは、10μsの
時間内に約40mAに上昇する。VBE85℃/VBE12
5℃の比は、コレクタ電流ICが小さいほど大きい。従
って、コレクタ電流ICが小さいとき、ベース・エミッ
タ電圧の測定を行うことが好ましい。
【0013】電圧VBEは、簡単に測定することができ
る。個々のトランジスタの製品のばらつきを回避するた
めに、個々のトランジスタのベース・エミッタ電圧の絶
対値ではなく、比較値(商、差)が、少なくとも2つの
トランジスタの測定値から形成され評価される。
る。個々のトランジスタの製品のばらつきを回避するた
めに、個々のトランジスタのベース・エミッタ電圧の絶
対値ではなく、比較値(商、差)が、少なくとも2つの
トランジスタの測定値から形成され評価される。
【0014】そのような比較値が、点火出力段トランジ
スタの過熱が始まることにより、所定の前もって与えら
れた限界値を下回ると、それは2次電流回路の遮断のマ
ークになる。これにより、警報信号がトリガされるが、
また、より大きな損傷を回避するために当該シリンダ又
は内燃機関全体をスイッチオフすることもできる。
スタの過熱が始まることにより、所定の前もって与えら
れた限界値を下回ると、それは2次電流回路の遮断のマ
ークになる。これにより、警報信号がトリガされるが、
また、より大きな損傷を回避するために当該シリンダ又
は内燃機関全体をスイッチオフすることもできる。
【0015】限界値は前もって与えられるが、正常な点
火出力段トランジスタでは、(例えば最初の動作の際
に)求められた比較値から、例えば前もって与えられた
係数を乗算することによって限界値を適応させて求める
こともできる。
火出力段トランジスタでは、(例えば最初の動作の際
に)求められた比較値から、例えば前もって与えられた
係数を乗算することによって限界値を適応させて求める
こともできる。
【0016】図2は、点火装置の回路略図を示す。図2
で示す、図示されていない外部点火方式の内燃機関のた
めのマイクロプロセッサ制御による点火装置STの回路
略図を用いて、本発明の方法を詳細に説明する。このよ
うな点火装置は2つの点火回路を有している。それぞれ
の点火回路は、点火出力段トランジスタT1、T2、1
次巻線P1、P2と2次巻線S1、S2とから構成され
ている点火コイルSP1、SP2、及び少なくとも1つ
の点火プラグZ1、Z2から成る。
で示す、図示されていない外部点火方式の内燃機関のた
めのマイクロプロセッサ制御による点火装置STの回路
略図を用いて、本発明の方法を詳細に説明する。このよ
うな点火装置は2つの点火回路を有している。それぞれ
の点火回路は、点火出力段トランジスタT1、T2、1
次巻線P1、P2と2次巻線S1、S2とから構成され
ている点火コイルSP1、SP2、及び少なくとも1つ
の点火プラグZ1、Z2から成る。
【0017】それぞれの点火回路の1次電流回路は、図
示されていない電圧源のプラス極VBから、1次巻線P
1、P2と点火出力段トランジスタT1、T2のコレク
タ・エミッタ区間C1−E1、C2−E2とを介して、
電圧源のマイナス極に達する。
示されていない電圧源のプラス極VBから、1次巻線P
1、P2と点火出力段トランジスタT1、T2のコレク
タ・エミッタ区間C1−E1、C2−E2とを介して、
電圧源のマイナス極に達する。
【0018】それぞれの点火回路の2次電流回路は、マ
イナス極から2次巻線S1、S2と点火プラグZ1、Z
2とを介して、マイナス極に戻る。
イナス極から2次巻線S1、S2と点火プラグZ1、Z
2とを介して、マイナス極に戻る。
【0019】点火回路は、1つのマイクロプロセッサμ
Pを含んでいる(機関又は点火)制御装置STによって
制御される。前記マイクロプロセッサは、種々の図示さ
れていない入力信号から点火回路のためのドエル角及び
点火角を求め、相応する制御信号を点火出力段トランジ
スタT1、T2のベース端子B1、B2に供給する。
Pを含んでいる(機関又は点火)制御装置STによって
制御される。前記マイクロプロセッサは、種々の図示さ
れていない入力信号から点火回路のためのドエル角及び
点火角を求め、相応する制御信号を点火出力段トランジ
スタT1、T2のベース端子B1、B2に供給する。
【0020】ダイオードD1、D2と相互に減結合され
たベース端子は、制御装置STの測定入力側Mに接続さ
れている。この測定入力側Mと制御装置STの誤差出力
端子Fとの間に示されている素子は、本実施例では、通
常マイクロプロセッサμPの中に存在し使用されない素
子から成る。この場合、次の直列回路が用いられる。こ
の直列回路は、測定入力側Mに印加されるアナログのベ
ース・エミッタ電圧VBE1、VBE2を特定の時間に測定
し、ディジタル値に変換し、必要な場合には増幅するこ
ともある測定回路MSと、ここでは2つの記憶場所を有
するFIFO(FIRTST IN;FIRSTOU
T)メモリ又はメモリレジスタとして簡略化して記載さ
れているメモリ領域FIFOと、減算素子の出力側に、
FIFOメモリに記憶される2つの値の差の値に相当す
る大きさ、つまり比較値Dを送出する減算素子SUB
と、この比較値Dを前もって与えられた限界値Gと比較
し、比較値Dが前もって与えられたような限界値を上回
るか又は下回ると、出力信号つまり誤差信号Fを送出す
る比較器Kとから成る。
たベース端子は、制御装置STの測定入力側Mに接続さ
れている。この測定入力側Mと制御装置STの誤差出力
端子Fとの間に示されている素子は、本実施例では、通
常マイクロプロセッサμPの中に存在し使用されない素
子から成る。この場合、次の直列回路が用いられる。こ
の直列回路は、測定入力側Mに印加されるアナログのベ
ース・エミッタ電圧VBE1、VBE2を特定の時間に測定
し、ディジタル値に変換し、必要な場合には増幅するこ
ともある測定回路MSと、ここでは2つの記憶場所を有
するFIFO(FIRTST IN;FIRSTOU
T)メモリ又はメモリレジスタとして簡略化して記載さ
れているメモリ領域FIFOと、減算素子の出力側に、
FIFOメモリに記憶される2つの値の差の値に相当す
る大きさ、つまり比較値Dを送出する減算素子SUB
と、この比較値Dを前もって与えられた限界値Gと比較
し、比較値Dが前もって与えられたような限界値を上回
るか又は下回ると、出力信号つまり誤差信号Fを送出す
る比較器Kとから成る。
【0021】2次電流回路を監視するための方法及び装
置は、次のように作動する:プログラム又は回路によっ
て決まる約10μsの活動遅延後に、制御装置STの測
定入力側Mに印加される点火出力段トランジスタT1又
はT2のベース・エミッタ電圧VBE1又はVBE2の値を測
定するために、2つの点火出力段トランジスタT1、T
2のための交互に周期的に生じる制御信号st1、st
2の一方がそれぞれ始まると(ドエル角)、測定回路M
Sが活性化される。85℃の動作温度で活動遅延後に到
達したコレクタ電流ICが約40mAのとき、前記ベー
ス・エミッタ電圧の値は既に上述のように、約0.95
Vである。
置は、次のように作動する:プログラム又は回路によっ
て決まる約10μsの活動遅延後に、制御装置STの測
定入力側Mに印加される点火出力段トランジスタT1又
はT2のベース・エミッタ電圧VBE1又はVBE2の値を測
定するために、2つの点火出力段トランジスタT1、T
2のための交互に周期的に生じる制御信号st1、st
2の一方がそれぞれ始まると(ドエル角)、測定回路M
Sが活性化される。85℃の動作温度で活動遅延後に到
達したコレクタ電流ICが約40mAのとき、前記ベー
ス・エミッタ電圧の値は既に上述のように、約0.95
Vである。
【0022】ベース・エミッタ電圧の検出の際プログラ
ムによって決まる遅延が生じない場合、こうした電圧が
測定時点で所定の値に達成するように、そのような遅延
を設けておくべきである。
ムによって決まる遅延が生じない場合、こうした電圧が
測定時点で所定の値に達成するように、そのような遅延
を設けておくべきである。
【0023】検出された値(例えばVBE1)が測定さ
れ、ディジタル化され、さらにメモリFIFOを有する
2つの記憶場所の1つの中の記憶場所1に記憶される。
第2の制御信号を用いて、ベース・エミッタ電圧VBE2
が検出され、測定され、ディジタル化され、記憶される
(同様に記憶場所1)。その際、前に記憶されたVBE1
は、記憶場所2に記憶場所が1つだけシフトされる。そ
の結果、2つの値がメモリに記憶される。
れ、ディジタル化され、さらにメモリFIFOを有する
2つの記憶場所の1つの中の記憶場所1に記憶される。
第2の制御信号を用いて、ベース・エミッタ電圧VBE2
が検出され、測定され、ディジタル化され、記憶される
(同様に記憶場所1)。その際、前に記憶されたVBE1
は、記憶場所2に記憶場所が1つだけシフトされる。そ
の結果、2つの値がメモリに記憶される。
【0024】2つの記憶場所は減算素子SUBの入力側
とそれぞれ接続されており、メモリFIFOに記憶され
た2つの値の差VBE1−VBE2の値に相応する比較値Dを
形成し、減算素子の出力側に前記比較値Dを送出する。
第2の制御信号の後で、新たな値VBE1*が記憶場所1に
記憶され、値VBE2が記憶場所2にシフトされ、古い値
VBE1はメモリからシフトして出される(削除され
る)。さらに減算素子SUBで差VBE2−VBE1*が形成
され、相応する比較値Dが送出され、以下同様に作動す
る。
とそれぞれ接続されており、メモリFIFOに記憶され
た2つの値の差VBE1−VBE2の値に相応する比較値Dを
形成し、減算素子の出力側に前記比較値Dを送出する。
第2の制御信号の後で、新たな値VBE1*が記憶場所1に
記憶され、値VBE2が記憶場所2にシフトされ、古い値
VBE1はメモリからシフトして出される(削除され
る)。さらに減算素子SUBで差VBE2−VBE1*が形成
され、相応する比較値Dが送出され、以下同様に作動す
る。
【0025】減算素子SUBの出力側で生じる比較値D
が、次に続く比較器Kにおいて、前もって与えられる、
あるいは適応させて求められる、例えば0.3Vの固定
された限界値Gと比較される。比較値Dの値が限界値G
を上回ると、前記比較器Kが出力信号(誤差信号)を送
出する。この誤差信号が送出されるのは、例えば、点火
出力段トランジスタT1が約135℃の温度に達したと
き、もう一方の点火出力段トランジスタT2は85℃の
動作温度であるときとか、又はその逆の動作温度をとる
ときである。
が、次に続く比較器Kにおいて、前もって与えられる、
あるいは適応させて求められる、例えば0.3Vの固定
された限界値Gと比較される。比較値Dの値が限界値G
を上回ると、前記比較器Kが出力信号(誤差信号)を送
出する。この誤差信号が送出されるのは、例えば、点火
出力段トランジスタT1が約135℃の温度に達したと
き、もう一方の点火出力段トランジスタT2は85℃の
動作温度であるときとか、又はその逆の動作温度をとる
ときである。
【0026】差の代わりに例えば2つの測定値の商を形
成することもできる。その商は例えばウィンドウ形比較
器において、それぞれの比較値を上回っているかあるい
は下回っているか比較することができる。
成することもできる。その商は例えばウィンドウ形比較
器において、それぞれの比較値を上回っているかあるい
は下回っているか比較することができる。
【0027】誤差信号Fは、警告信号のみをトリガし
て、当該シリンダ(点火及び燃料噴射)の大きな損傷を
回避するか又は内燃機関全体をスイッチオフするために
も用いられる。
て、当該シリンダ(点火及び燃料噴射)の大きな損傷を
回避するか又は内燃機関全体をスイッチオフするために
も用いられる。
【図1】温度をパラメータとして、コレクタ電流と点火
出力段トランジスタのベース・エミッタ電圧の関係を示
す線図である。
出力段トランジスタのベース・エミッタ電圧の関係を示
す線図である。
【図2】点火装置の回路略図を示す。
IC コレクタ電流 VBE1、VBE2 ベース・エミッタ電圧 T1、T2 点火出力段トランジスタ P1、P2 1次巻線 S1、S2 2次巻線 SP1、SP2 点火コイル Z1、Z2 点火プラグ μP マイクロプロセッサ C1−E1、C2−E2 コレクタ・エミッタ区間 VB 電圧源のプラス極 ST 制御装置 B1、B2 ベース端子 D1、D2 ダイオード M 測定入力側 F 誤差出力端子 MS 測定回路 メモリ FIFO D 比較値 SUB 減算素子 G 限界値 K 比較器 st1、st2 制御信号
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも2つの1次電流回路を有して
おり、前記1次電流回路が、それぞれ1つの点火出力段
トランジスタ(T1、T2)を用いて閉成されたり開放
される、外部点火方式の内燃機関点火装置の2次電流回
路を監視するための方法において、 1次電流回路が閉成しているとき、それぞれの点火出力
段トランジスタ(T1、T2)のベース・エミッタ電圧
(VBE1、VBE2)を測定して記憶し、 少なくとも2つの連続した測定値(VBE1、VBE2)か
ら、比較値Dを形成し、この比較値Dを限界値Gと比較
し、 前記比較により誤差信号Fを送出することを特徴とす
る、内燃機関点火装置の2次電流回路を監視するための
方法。 - 【請求項2】 点火出力段トランジスタのコレクタ電流
(IC1、IC2)が所定の値よりも小さい間、又はその値
に達すると直ちに、それぞれの点火出力段トランジスタ
(T1、T2)のベース・エミッタ電圧(VBE1、
VBE2)の測定を行うことを特徴とする、請求項1に記
載の内燃機関点火装置の2次電流回路を監視するための
方法。 - 【請求項3】 それぞれの点火出力段トランジスタ(T
1、T2)のベース・エミッタ電圧(VBE1、VBE2)の
測定を、前記トランジスタのための制御信号(st1、
st2)の開始と共に行うことを特徴とする、請求項1
に記載の内燃機関点火装置の2次電流回路を監視するた
めの方法。 - 【請求項4】 点火出力段トランジスタ(T1、T2)
をそれぞれ有する少なくとも2つの1次電流回路を有し
ており、点火出力段トランジスタ(T1、T2)が、機
関又は点火制御装置(ST)によって導通又は非導通に
制御される、請求項1に記載の内燃機関点火装置の2次
電流回路を監視するための方法を実施する装置におい
て、 点火出力段トランジスタ(T1、T2)のそれぞれのベ
ース端子(B1、B2)が、点火制御装置(ST)の測
定入力側(M)に接続されており、 点火制御装置(ST)が、点火出力段トランジスタ(T
1、T2)のベース・エミッタ電圧(VBE1、VBE2)の
値を連続して測定するための測定回路(MS)と、少な
くとも2つの連続した測定値(VBE1、VBE2)をその都
度記憶するためのメモリ(FIFO)、記憶された2つ
の測定値(VBE1、VBE2)から比較値(D)を形成する
ための比較回路(SUB)と、比較値(D)を前もって
与えられる限界値(G)と比較するための少なくとも1つ
の比較器(K)とを有しており、 比較値(D)が限界値(G)を上回るか又は下回ると、
前記比較器(K)が出力側で誤差信号(F)を送出する
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法を実施する装
置。 - 【請求項5】 点火出力段トランジスタ(T1、T2)
のベース端子(B1、B2)が相互に減結合されている
(D1、D2)ことを特徴とする、請求項4に記載の方
法を実施する装置。 - 【請求項6】 機関又は点火制御装置(ST)がマイク
ロプロセッサによって制御されている(μP)ことを特
徴とする、請求項4に記載の方法を実施する装置。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
DE94104420.8 | 1994-03-18 | ||
EP94104420A EP0672827A1 (de) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung der Zündeinrichtung einer Brennkraftmaschine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07269454A true JPH07269454A (ja) | 1995-10-17 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP7085957A Withdrawn JPH07269454A (ja) | 1994-03-18 | 1995-03-20 | 内燃機関点火装置を監視するための方法及び装置 |
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EP (1) | EP0672827A1 (ja) |
JP (1) | JPH07269454A (ja) |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |